JP5529387B2 - 複合管およびその製造方法 - Google Patents

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Description

本発明は、複合管およびその製造方法に関する。
給水給湯などに用いられる架橋ポリエチレンやポリブテンなどの可撓性樹脂管において、断熱性が必要とされる場合には、樹脂管の外側にポリオレフィン系の発泡体を被覆して使用されている。しかしながら、施工前に樹脂管とポリオレフィン系の発泡体とが一体となっている複合管においては、施工時の引き摺りなどによる発泡体外面への傷付き、破れが生じやすく、また、継手を接続する際には発泡体のみを継手挿入分だけ切断する必要があり、施工に手間がかかると言うだけではなく、切断時に内側の樹脂管まで傷を付けるという問題がある。
そこで、ポリプロピレン70〜95質量%とゴム成分5〜30質量%とから成る混合樹脂100質量部に対し、気泡核剤0.1〜5質量部が配合されている樹脂組成物の発泡体で管体の外周が被覆されている複合管であって、前記発泡体の発泡倍率が2〜8倍であり、かつ連続気泡率が20〜60%であることを特徴とする複合管が既に提案されている(特許文献1)。
しかし、この複合管の場合、十分に軟質化されておらず、継手への接続時に発泡樹脂保護層の管端部分を管軸方向に裏返しに折り曲げて管本体の端部を露出させようとしたとき、引き裂き抵抗が大きく、作業性が悪い。また、表面での破泡が多いなど外観の点で問題がある。
特開2005-214228号公報
本発明は、上記事情に鑑みて、十分な断熱性能を備えていることは勿論のこと、発泡樹脂保護層が柔らかく、継手への接続作業が容易でかつ発泡樹脂保護層の外観形状に優れた複合管およびその製造方法を提供することを目的としている。
上記目的を達成するために、本発明にかかる複合管は、管本体と、管本体の周囲を囲繞する発泡樹脂保護層とを備える複合管であって、前記発泡樹脂保護層が、ポリプロピレンと、ゴム成分とを含み、ゴム成分がエチレン−プロピレン−ジエン共重合体またはスチレンブタジエン共重合体であり、ポリプロピレンの配合量が30〜60重量%である熱可塑性エラストマーを主成分とする樹脂組成物を押出発泡成形してなり、発泡倍率1.5〜3.0倍であることを特徴とすることを特徴としている。
一方、本発明にかかる複合管の製造方法は、管本体の周囲に管本体の周囲を囲繞する発泡樹脂保護層を形成する複合管の製造方法において、ポリプロピレンと、ゴム成分とを含み、ゴム成分がエチレン−プロピレン−ジエン共重合体またはスチレンブタジエン共重合体であり、ポリプロピレンの配合量が30〜60重量%である上記熱可塑性エラストマーを主成分とする樹脂組成物に熱可塑性エラストマー100重量部に対して発泡剤を1.0〜10重量部の割合で添加した発泡性組成物を管本体の周囲を囲繞するように押出成形して発泡させて得ることを特徴としている。
本発明の複合管は、上記のように、発泡樹脂保護層を構成する樹脂組成物中のポリプロピレンの配合量が、30〜60重量%に限定されるが、その理由は、ポリプロピレンの配合量が30重量%未満では、耐熱性能に問題があり、60重量%を超えると、発泡樹脂保護層の柔軟性が乏しくなるためである。
また、発泡倍率は、1.5〜3.0倍に限定されるが、発泡倍率が1.5倍未満であると、断熱性能が十分ではなく、3.0倍を超えると、表面での破泡があり、外観不良を招くためである。
また、上記熱可塑性エラストマーは、ポリプロピレン以外に、ゴム成分、オイル等を含む。
ゴム成分としては、特に限定されないが、エチレン・プロピレン・ジエン共重合体ゴム、エチレンプロピレンゴム、ポリイソブチレン、シス1,4ポリブタジエン、ブチルゴム、スチレンブチレンゴム、水素添加スチレンブチレンゴム、スチレン−エチレンブチレン−オレフィン結晶共重合体、オレフィン結晶−エチレンブチレン−オレフィン結晶共重合体、スチレンブタジエン共重合体、スチレン−ブタジエン−スチレンブロック共重合体、スチレン・イソプレン・スチレンブロック共重合体、スチレン−エチレン−ブチレン−スチレンブロック共重合体等が挙げられ、エチレン・プロピレン・ジエン共重合体ゴム、スチレン系熱可塑性エラストマーが好適に用いられる。
オイルとしては、特に限定されないが、鉱油等が挙げられる。。
本発明において、熱可塑性エラストマーとしては、特に限定されないが、180℃溶融状態での高温張力が40mN以上かつ破断時伸びが100%以上のものを用いることが好ましい。すなわち、180℃溶融状態での高温張力が40mN未満の熱可塑性エラストマーを用いた場合、十分な発泡倍率が得られないという問題が出る恐れがあり、破断時伸びが100%未満の熱可塑性エラストマーを用いた場合、十分な発泡倍率が得られず、破泡するという問題が出る恐れがある。
上記樹脂組成物は、上記熱可塑性エラストマー以外に、必要に応じて溶融張力調整や目やに防止のための加工助剤を添加することが好ましい。
溶融張力調整用の加工助剤としては、特に限定されないが、ポリテトラフルオロエチレンが好ましい。
溶融張力調整用の加工助剤として、ポリテトラフルオロエチレンを用いた場合、その添加量は、特に限定されないが、熱可塑性エラストマー100重量部に対し、ポリテトラフルオロエチレンを1〜5重量部とするが好ましい。
すなわち、ポリテトラフルオロエチレンの添加割合が、熱可塑性エラストマー100重量部に対し、1重量部未満では、樹脂が押出機から押し出され、引き取られる際に張力不足で破断する恐れがあり、5重量部を超えると、熱可塑性エラストマーの特徴である柔軟性が失われる恐れがある。
また、目やに防止用の加工助剤としては、特に限定されないが、エチレン・酢酸ビニル共重合体が好ましい。
目やに防止用の加工助剤として、エチレン・酢酸ビニル共重合体を用いた場合、その添加量は、特に限定されないが、熱可塑性エラストマー100重量部に対し、エチレン・酢酸ビニル共重合体を5〜15重量部とすることが好ましい。
すなわち、エチレン・酢酸ビニル共重合体の添加割合が、熱可塑性エラストマー100重量部に対し、5.0重量部未満では、目やにが多量に発生し、生産性が低下する恐れがあり、15重量部を超えると、熱可塑性エラストマーの特徴である耐熱性が失われる恐れがある。
さらに、上記樹脂組成物には、本発明の目的を阻害しない範囲で、顔料、無機充填材等の添加物を必要に応じて添加するようにしても構わない。
本発明の複合管において、管本体としては、特に限定されないが、ステンレス鋼管、銅管のような金属管や、架橋ポリエチレン管、ポリブテン管のような樹脂管、樹脂と金属との複合管が挙げられるが、架橋ポリエチレン管、ポリブテン管のような樹脂管が好ましい。
また、本発明の複合管においては、発泡樹脂保護層の上に非発泡樹脂層を備えていることが好ましい。
上記非発泡樹脂層は、発泡樹脂保護層の保護および表面平滑性を得るために設けられ、この目的を達成できれば、できるだけ厚さを薄くする方が好ましく、配管径や樹脂の種類によっても異なるが、コスト的なものを考慮すると0.2mm程度の厚さとすることが好ましい。
非発泡樹脂層を構成する樹脂としては、発泡樹脂保護層を構成する樹脂と相溶性があれば特に限定されないが、例えば、ポリエチレン、ポリプロピレン、熱可塑性樹脂エラストマー等が挙げられる。
本発明の複合管の製造方法において、樹脂組成物に添加される発泡剤の添加量は、熱可塑性エラストマー100重量部に対して発泡剤を1.0〜10重量部に限定されるが、その理由は、発泡剤が1.0重量部未満であれば、1.5倍以上の発泡倍率のものが得られず、10重量部を超えると、発泡倍率が3倍を超えてしまい、外観不良あるいは表面の強度不足により破れが生じやすくなるためである。
本発明の複合管の製造方法において使用される発泡剤としては、特に限定されず、たとえば、アゾジカルボンアミド、ヒドラゾジカルボンアミド、アゾジカルボン酸バリウム塩、ニトロソグアニジン、p,p, −オキシビスベンゼンスルホニルセミカルバジド、ベンゼンスルホニルヒドラジド、N,N, −ジニトロソペンタメチレンテトラミン、トルエンスルホニルヒドラジド、4,4−オキシビス(ベンゼンスルホニルヒドラジド)、アゾビスイソブチロニトリル、炭酸水素ナトリウム等の熱分解型、熱膨張型発泡粒子等が挙げられ、これらの発泡剤が併用されても構わないが、少なくとも熱膨張型発泡粒子を使用することが好ましく、炭酸水素ナトリウムと熱膨張型発泡粒子との組み合わせがより好ましい。
なお、熱膨張型発泡粒子とは、特開2006−45532号公報に記載されているような、ラジカル重合性モノマーをエタン、エチレン、プパン、プロペン、n−ブタン、iso−ブタン、ブテン、iso−ブテン、n−ペンタン、iso−ペンタン、n−へキサン、ヘプタン、石油エーテル、n−オクタン、iso−オクタンなどの低分子量炭化水素;CCl3F、CCl22、CClF3、CClF2−CCl2F等のクロロフルオロカーボン;テトラメチルシラン、トリメチルエチルシラン、トリメチルイソプロピルシラン、トリメチル−n−プロピルシランなどのテトラアルキルシランなどの揮発性膨張剤の存在下懸濁重合させて得られる粒子であって、たとえば、松本油脂社製商品名マイクロスフェアーF等の市販品等が使用できる。
また、発泡樹脂保護層の上に非発泡樹脂層を設ける場合、発泡樹脂保護層を構成する樹脂組成物が固化する前に非発泡樹脂層を形成する樹脂組成物を発泡樹脂保護層を構成する樹脂組成物上に押出成形することが好ましい。
すなわち、発泡樹脂保護層と非発泡樹脂層は、熱接着していることが施工性、外観の点から好ましい。
本発明にかかる複合管は、以上のように、管本体と、管本体の周囲を囲繞する発泡樹脂保護層とを備える複合管であって、前記発泡樹脂保護層が、ポリプロピレンと、ゴム成分とを含み、ゴム成分がエチレン−プロピレン−ジエン共重合体またはスチレンブタジエン共重合体であり、ポリプロピレンの配合量が30〜60重量%である熱可塑性エラストマーを主成分とする樹脂組成物を押出発泡成形してなり、発泡倍率1.5〜3.0倍であるので、断熱性に優れるとともに、軟質で、継手への接続時に発泡樹脂保護層を切り取らずに、管端部の発泡樹脂保護層を簡単折り返して管本体の管端部を簡単に露出させて継手に接続できるようになる。また、外観が良好で、表面強度に優れたものとなる。
また、熱可塑性エラストマーとして、180℃溶融状態での高温張力が40mN以上かつ破断時伸びが100%以上のものを用いれば、効果的に発泡させることができ、原材料コストを低減できる。
樹脂組成物中に、ポリテトラフルオロエチレンを、熱可塑性エラストマー100重量部に対し1〜5重量部の割合で添加すれば、外観がより向上する。
樹脂組成物中に、エチレン・酢酸ビニル共重合体を熱可塑性エラストマー100重量部に対し5〜15重量部の割合で添加すれば、外観がより向上する。
本発明にかかる複合管の製造方法は、発泡樹脂保護層を、ポリプロピレンと、ゴム成分とを含み、ゴム成分がエチレン−プロピレン−ジエン共重合体またはスチレンブタジエン共重合体であり、ポリプロピレンの配合量が30〜60重量%である上記熱可塑性エラストマーを主成分とする樹脂組成物に熱可塑性エラストマー100重量部に対して発泡剤を1.0〜10重量部の割合で添加した発泡性組成物を管本体の周囲を囲繞するように押出成形して発泡させて得るようにしたので、本発明の複合管を容易に得られる。
また、発泡剤として、熱膨張性発泡粒子を用いるようにすれば、より表面形状に優れ、所定の発泡倍率にすることができる。
以下に、本発明を、その実施の形態をあらわす図面を参照しつつ詳しく説明する。
図1は、本発明の複合管の製造方法に用いる製造装置の1例をあらわしている。
すなわち、図1に示すように、この複合管の製造装置は、第1押出機1、第1水槽2、第2押出機3、第2水槽4、巻き取り機5を備えている。
第1押出機1は、架橋ポリエチレンを管状体6aにして連続的に押し出すようになっている。
第1水槽2は、第1押出機1から連続的に押し出される管状体6aを冷却して管本体となる架橋ポリエチレン管6bとするようになっている。
第2押出機3は、ポリプロピレンを30〜60重量%含有し180℃溶融状態での高温張力が40mN以上かつ破断時伸びが100%以上である熱可塑性エラストマーを主成分とするとともに、熱可塑性エラストマー100重量部に対し、ポリテトラフルオロエチレンを1〜5重量部、エチレン・酢酸ビニル共重合体を5〜15重量部それぞれ含む樹脂組成物に、熱可塑性エラストマー100重量部に対して発泡剤を1.0〜10重量部の割合で添加した発泡性組成物を連続的に送り出される架橋ポリエチレン管6bの周囲に連続的に管状にして押し出し発泡させて図2に示す断面形状の発泡樹脂保護層7aを形成するようになっている。
第2水槽4は、発泡樹脂保護層7aを冷却固化させて本発明の複合管7bを得るようになっている。
巻き取り機5は、上記のようにして連続的に成形される複合管7bをコイル状に巻き取るようになっている。
図3は、本発明の複合管の製造方法に用いる製造装置の他の例をあらわしている。
図3に示すように、この製造装置は、第2押出機3の下流側に第3押出機8を隣接して設け、第2押出機3から管状にして押出成形された未硬化状態の発泡性組成物層の上に非発泡樹脂層となる樹脂組成物を第3押出機8から管状にして押出成形するようにした以外は、上記製造装置と同様になっている。
すなわち、この製造装置によれば、図4に示すように、発泡樹脂保護層7aの表面が非発泡樹脂層7cによって被覆された複合管7dを得ることができる。
つぎに、本発明の具体的な実施例を比較例と対比させて説明するが、本発明は以下の実施例に限定されるものではない。
(実施例1)
図1に示す第1押出機1から外径17.0mm、内径12.8mmの架橋ポリエチレン管6aの周囲に第2押出機3からポリプロピレン50重量%、エチレン・プロピレン・ジエン共重合体ゴム40重量%、オイル(鉱油)10重量%からなる熱可塑性エラストマー(三菱化学社製 商品名サーモラン、180℃溶融状態での高温張力が45mN、破断時伸びが200%)100重量部に対し、発泡剤として炭酸水素ナトリウム0.5重量部、熱膨張型発泡粒子(松本油脂社製商品名マイクロスフェアーF、平均粒径25μm)6.0重量部、加工助剤としてポリテトラフルオロエチレン(三菱レーヨン社製商品名マタプレンA−3000)2.5重量部、エチレン・酢酸ビニル共重合体(東ソー社製商品名ウルトラセン)15.0重量部を加えてなる発泡性樹脂組成物を金型クリアランス1.0mm、押出量30.0kg/hrで押出して架橋ポリエチレン管6aの周囲に発泡樹脂保護層7aを備えた呼び径20の複合管7bを得た。
(実施例2)
熱膨張型発泡粒子の配合量を4.0重量部、エチレン・酢酸ビニル共重合体の配合量を10.0重量部とし、押出量を37.5kg/hrとした以外は、実施例1と同様にして複合管7bを得た。
(実施例3)
熱可塑性エラストマーとして、ポリプロピレン30重量%、エチレン・プロピレン・ジエン共重合体ゴム60重量%、オイル10重量%からなる熱可塑性エラストマー(住友化学社製 商品名住友TPE、180℃溶融状態での高温張力が50mN、破断時伸びが110%)を用いた以外は、実施例2と同様にして複合管7bを得た。
(実施例4)
ポリテトラフルオロエチレンの配合量を1.5重量部とするとともに、押出量を55.0kg/hrとした以外は、実施例2と同様にして複合管7bを得た。
(実施例5)
炭酸水素ナトリウムの配合量を1.0重量部、熱膨張型発泡粒子の配合量を0.4重量部、ポリテトラフルオロエチレンの配合量を1.0重量部、エチレン・酢酸ビニル共重合体の配合量を1.0重量部とするとともに、金型クリアランスを1.5mm、押出量を10.0kg/hrした以外は、実施例1と同様にして複合管7bを得た。
(実施例6)
ポリテトラフルオロエチレンの配合量を1.0重量部とするとともに、押出量を34.0kg/hrとした以外は、実施例2と同様にして複合管7bを得た。
(比較例1)
熱膨張型発泡粒子の配合量を0重量部、ポリテトラフルオロエチレンの配合量を1.5重量部、エチレン・酢酸ビニル共重合体の配合量を0重量部とするとともに、金型クリアランスを1.5mm、押出量を40.0kg/hrした以外は、実施例1と同様にして複合管7bを得た。
(比較例2)
熱膨張型発泡粒子の配合量を12.0重量部、ポリテトラフルオロエチレンの配合量を1.3重量部、エチレン・酢酸ビニル共重合体の配合量を25.0重量部とするとともに、押出量を30.0kg/hrした以外は、実施例1と同様にして複合管7bを得た。
(比較例3)
熱膨張型発泡粒子の配合量を2.0重量部、ポリテトラフルオロエチレンの配合量を6.0重量部、エチレン・酢酸ビニル共重合体の配合量を1.0重量部とするとともに、金型クリアランスを1.5mm、押出量を50.0kg/hrした以外は、実施例1と同様にして複合管7bを得た。
(比較例4)
炭酸水素ナトリウムの配合量を1.0重量部、熱膨張型発泡粒子の配合量を0重量部、ポリテトラフルオロエチレンの配合量を1.0重量部、エチレン・酢酸ビニル共重合体の配合量を0重量部とするとともに、金型クリアランスを1.5mm、押出量を33.0kg/hrした以外は、実施例1と同様にして複合管7bを得た。
なお、熱可塑性エラストマーの溶融状態での張力および破断時伸びは、高温雰囲気での引張試験方法を用いて、以下の条件で測定した。
(測定条件)
測定温度 :180℃
試料断面積:16mm2
引張速度 :4m/min
上記実施例1〜6、比較例1〜4で得られた複合管7bの発泡樹脂保護層の発泡倍率、断熱性能、施工性(破れ性)、外観を調べ、その結果を表1に示した。
なお、発泡倍率は、液浸法にて発泡体の比重を測定し、発泡前の比重との比を計算し、発泡倍率とした。
断熱性能は、5℃に調整された室内にて、管路に45℃の温水を流し、十分に温度を安定させたのち、管路を遮断し、管路内の水温の経時的な変化を測定し、現行品(積水化学工業社製商品名エスロペックスCV)より優れている場合○、同等の場合△、劣っている場合×とした。
施工性は、実際に現場施工されることを想定し、引きずりによる破れを目視にて確認し、現行品(積水化学工業社製商品名エスロペックスCV、架橋ポリエチレン管の周囲を熱可塑性エラストマー保護層で囲繞した構造のもの)より優れている場合○、同等の場合△、劣っている場合×とした。
外観は、目視にて表面の滑らかさを確認し、現行品(積水化学工業社製商品名エスロペックスCV)より優れている場合○、同等の場合△、劣っている場合×とした。
Figure 0005529387
上記表1から、ポリプロピレンを30〜60重量%含有する熱可塑性エラストマーを主成分とする樹脂組成物を発泡倍率1.5〜3.0倍で発泡させた発泡樹脂保護層を設ければ、断熱性能、施工性、外観に優れたものとすることがよくわかる。
(実施例7)
図1に示す第1押出機1から外径17.0mm、内径12.8mmの架橋ポリエチレン管6aの周囲に第2押出機3からポリプロピレン50重量%、エチレン・プロピレン・ジエン共重合体ゴム40重量%、オイル(鉱油)10重量%からなる熱可塑性エラストマー(三菱化学社製 商品名サーモラン、180℃溶融状態での高温張力が42mN、破断時伸びが120%)100重量部に対し、発泡剤として炭酸水素ナトリウム0.5重量部、熱膨張型発泡粒子(松本油脂社製商品名マイクロスフェアーF、平均粒径25μm)4.0重量部、加工助剤としてポリテトラフルオロエチレン(三菱レーヨン社製商品名マタプレンA−3000)1.5重量部、エチレン・酢酸ビニル共重合体(東ソー社製商品名ウルトラセン)10.0重量部を加えてなる発泡性樹脂組成物を金型クリアランス1.0mm、押出量30.0kg/hrで押出して架橋ポリエチレン管6aの周囲には発泡樹脂保護層7aを備えた複合管7bを得た。
(実施例8)
熱可塑性エラストマーとして、ポリプロピレン55重量%、エチレン・プロピレン・ジエン共重合体ゴム35重量%、オイル(鉱油)10重量%からなる熱可塑性エラストマー(三菱化学社製 商品名サーモラン、180℃溶融状態での高温張力が55mN、破断時伸びが160%)を用いた以外は、実施例6と同様にして複合管7bを得た。
(実施例9)
熱可塑性エラストマーとして、ポリプロピレン55重量%、エチレン・プロピレン・ジエン共重合体ゴム35重量%、オイル(鉱油)10重量%からなる熱可塑性エラストマー(三菱化学社製 商品名サーモラン、180℃溶融状態での高温張力が63mN、破断時伸びが105%)を用いた以外は、実施例6と同様にして複合管7bを得た。
(比較例5)
熱可塑性エラストマーとして、ポリプロピレン75重量%、エチレン・プロピレン・ジエン共重合体ゴム15重量%、オイル(鉱油)10重量%からなる熱可塑性エラストマー(三菱化学社製 商品名サーモラン、180℃溶融状態での高温張力が74mN、破断時伸びが40%)を用いた以外は、実施例6と同様にして複合管7bを得た。
(比較例6)
熱可塑性エラストマーとして、ポリプロピレン10重量%、エチレン・プロピレン・ジエン共重合体ゴム80重量%、オイル(鉱油)10重量%からなる熱可塑性エラストマー(三菱化学社製 商品名サーモラン、180℃溶融状態での高温張力が15mN、破断時伸びが190%)を用いた以外は、実施例6と同様にして複合管7bを得た。
上記実施例7〜9、比較例5,6で得られた複合管7bの発泡樹脂保護層7aの発泡倍率を調べ、表2に示した。
Figure 0005529387
上記表2から、熱可塑性エラストマーとして、180℃溶融状態での高温張力が40mN以上かつ破断時伸びが100%以上であるものを用いるようにすれば、2倍以上の発泡倍率の発泡樹脂保護層が安定して得られることがよくわかる。
(実施例10)
図1に示す第1押出機1から外径17.0mm、内径12.8mmの架橋ポリエチレン管6aの周囲に第2押出機3からポリプロピレン45重量%、スチレン・ブタジエン共重合体(三菱化学社製 商品名ラバロン)45重量%、オイル(鉱油)10重量%からなる熱可塑性エラストマー(180℃溶融状態での高温張力が55mN、破断時伸びが160%)100重量部に対し、発泡剤として炭酸水素ナトリウム0.5重量部、熱膨張型発泡粒子(松本油脂社製商品名マイクロスフェアーF、平均粒径25μm)6.0重量部、加工助剤としてポリテトラフルオロエチレン(三菱レーヨン社製商品名マタプレンA−3000)2.5重量部、エチレン・酢酸ビニル共重合体(東ソー社製商品名ウルトラセン)15重量部を加えてなる発泡性樹脂組成物を金型クリアランス1.0mm、押出量30.0kg/hrで押出して架橋ポリエチレン管6aの周囲に発泡樹脂保護層7aを備えた呼び径20の複合管7bを得た。
(実施例11)
熱膨張型発泡粒子の配合量を4.0重量部、エチレン・酢酸ビニル共重合体の配合量を10.0重量部とし、押出量を37.5kg/hrとした以外は、実施例10と同様にして複合管7bを得た。
(実施例12)
熱可塑性エラストマーとして、ポリプロピレン50重量%、スチレン・ブタジエン共重合体40重量%、オイル10重量%からなる熱可塑性エラストマー(180℃溶融状態での高温張力が48mN、破断時伸びが180%)を用いた以外は、実施例10と同様にして複合管7bを得た。
(実施例13)
熱膨張型発泡粒子の配合量を4.0重量部、エチレン・酢酸ビニル共重合体の配合量を10.0重量部とし、押出量を37.5kg/hrとした以外は、実施例12と同様にして複合管7bを得た。
(実施例14)
熱可塑性エラストマーとして、ポリプロピレン52重量%、スチレン・ブタジエン共重合体38重量%、オイル10重量%からなる熱可塑性エラストマー(180℃溶融状態での高温張力が43mN、破断時伸びが210%)を用いた以外は、実施例10と同様にして複合管7bを得た。
(実施例15)
熱膨張型発泡粒子の配合量を4.0重量部、エチレン・酢酸ビニル共重合体の配合量を10.0重量部とし、押出量を37.5kg/hrとした以外は、実施例14と同様にして複合管7bを得た。
(比較例7)
熱可塑性エラストマーとして、ポリプロピレン5重量%、スチレン・ブタジエン共重合体85重量%、オイル10重量%からなる熱可塑性エラストマー(180℃溶融状態での高温張力が85mN、破断時伸びが50%)を用いた以外は、実施例10と同様にして複合管7bを得た。
(比較例8)
熱可塑性エラストマーとして、ポリプロピレン7重量%、スチレン・ブタジエン共重合体83重量%、オイル10重量%からなる熱可塑性エラストマー(180℃溶融状態での高温張力が84mN、破断時伸びが55%)を用いた以外は、実施例10と同様にして複合管7bを得た。
(比較例9)
熱可塑性エラストマーとして、ポリプロピレン65重量%、スチレン・ブタジエン共重合体25重量%、オイル10重量%からなる熱可塑性エラストマー(180℃溶融状態での高温張力が10mN、破断時伸びが250%)を用いた以外は、実施例10と同様にして複合管7bを得た。
(比較例10)
熱可塑性エラストマーとして、ポリプロピレン75重量%、スチレン・ブタジエン共重合体15重量%、オイル10重量%からなる熱可塑性エラストマー(を用いた以外は、実施例10と同様にして複合管7bを得た。
上記実施例10〜15、比較例7〜10で得られた複合管7bの発泡樹脂保護層の発泡倍率、断熱性能、施工性(破れ性)、外観を上記と同様にして調べ、その結果を表3に示した。
Figure 0005529387
上記表3から、熱可塑性エラストマーとして、180℃溶融状態での高温張力が40mN以上かつ破断時伸びが100%以上であるものを用いるようにすれば、2倍以上の発泡倍率の発泡樹脂保護層が安定して得られることがよくわかる。
(実施例16)
図3に示す第2押出機3から実施例4と同様の発泡性樹脂組成物を実施例4と同条件で管状に押し出したのち、得られる発泡性樹脂組成物層の上に、ポリプロピレン50重量%、エチレン・プロピレン・ジエン共重合体ゴム40重量%、オイル(鉱油)10重量%からなる熱可塑性エラストマー(三菱化学社製 商品名サーモラン、180℃溶融状態での高温張力が45mN、破断時伸びが200%)を第3押出機8から、非発泡樹脂層7cとなる上記熱可塑性エラストマーを0.2mm厚さとなるように押出して架橋ポリエチレン管6aの周囲に発泡樹脂保護層7a及び0.2mmの厚さの非発泡樹脂層7cを備えた呼び径20の複合管7dを得た。
(実施例17)
図3に示す第2押出機3から実施例6と同様の発泡性樹脂組成物を実施例6と同条件で管状に押し出したのち、得られる発泡性樹脂組成物層の上に、ポリプロピレン50重量%、エチレン・プロピレン・ジエン共重合体ゴム40重量%、オイル(鉱油)10重量%からなる熱可塑性エラストマー(三菱化学社製 商品名サーモラン、180℃溶融状態での高温張力が45mN、破断時伸びが200%)を第3押出機8から、非発泡樹脂層7cとなる上記熱可塑性エラストマーを0.2mm厚さとなるように押出して架橋ポリエチレン管6aの周囲に発泡樹脂保護層7a及び0.2mmの厚さの非発泡樹脂層7cを備えた呼び径20の複合管7dを得た。
上記実施例16及び実施例17で得られた複合管7dの発泡樹脂保護層の発泡倍率、断熱性能、施工性(破れ性)、外観を上記と同様にして調べ、その結果を実施例4及び実施例6と対比させて表4に示した。
Figure 0005529387
上記表4から、発泡樹脂保護層の表面に非発泡樹脂層を設けるようにすれば、断熱性能だけでなく、施工性及び外観も向上することがよくわかる。
本発明の複合管の製造方法に用いる製造装置の1例をあらわす概略説明図である。 図1の製造装置で得られる複合管の断面図である。 本発明の複合管の製造方法に用いる製造装置の他の例をあらわす概略説明図である。 図3の製造装置で得られる複合管の断面図である。
符号の説明
6b 架橋ポリエチレン管(管本体)
7a 発泡樹脂保護層
7b 複合管
7c 非発泡樹脂層
7d 複合管

Claims (6)

  1. 管本体と、管本体の周囲を囲繞する発泡樹脂保護層とを備え、
    記発泡樹脂保護層が、ポリプロピレンと、ゴム成分とを含み、
    ゴム成分がエチレン−プロピレン−ジエン共重合体またはスチレンブタジエン共重合体であり、
    前記ポリプロピレンの配合量が30〜60重量%である熱可塑性エラストマーを主成分とする樹脂組成物を押出発泡成形してなる複合管であって、
    前記熱可塑性エラストマーが、180℃溶融状態での高温張力が40mN以上かつ破断時伸びが100%以上であるとともに、発泡樹脂保護層の発泡倍率が1.5〜3.0倍であることを特徴とする複合管。
  2. 樹脂組成物が、熱可塑性エラストマー100重量部に対し、ポリテトラフルオロエチレンを1〜5重量部含む請求項1に記載の複合管。
  3. 樹脂組成物が熱可塑性エラストマー100重量部に対し、エチレン・酢酸ビニル共重合体を5〜15重量部含む請求項に記載の複合管。
  4. 発泡樹脂保護層の上に非発泡樹脂層を備えている請求項1〜請求項のいずれかに記載の複合管。
  5. 管本体の周囲に管本体の周囲を囲繞する発泡樹脂保護層を形成する複合管の製造方法において、
    発泡樹脂保護層を、ポリプロピレンを30〜60重量%含有し、180℃溶融状態での高温張力が40mN以上かつ破断時伸びが100%以上である熱可塑性エラストマーを主成分とする樹脂組成物に熱可塑性エラストマー100重量部に対して発泡剤を1.0〜10重量部の割合で添加した発泡性組成物を管本体の周囲を囲繞するように押出成形して1.5〜3.0倍に発泡させて得ることを特徴とする複合管の製造方法。
  6. 発泡剤が、少なくとも熱膨張型発泡粒子を含む請求項に記載の複合管の製造方法。
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