JP5528920B2 - 通信端末 - Google Patents

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本発明は、電子メールの返信時の表示制御に関する。
通信端末が受信済みの電子メール(以下、「受信メール」という。)の内容を表示する際に、その受信メールに関連する別の情報を併せて表示する技術が、例えば特許文献1〜3に開示されている。特許文献1,2は、縦長表示状態から横長表示状態に切り替えられた場合に、表示画面を2つの表示領域に分割して、受信メールの内容と添付ファイルに基づく画像とを同時に表示すること(特許文献1)や、受信メールの内容と別のアプリケーションプログラムに応じた画面とを同時に表示すること(特許文献2)を開示している。特許文献3は、レバー操作部のレバーの位置に応じて、受信メールの送信元に返信される電子メール(以下、「返信メール」という。)の作成中に、受信メール及び返信メールの内容を分割表示することを開示している。
特開2008−192034号公報 特開2008−17373号公報 特開2007−318423号公報
ところで、通信端末が返信メールを作成する際に、ユーザにとっては受信メールの内容を参照したい場合とそうでない場合との両方があると考えられる。このようなユーザの要望に応じた態様で通信端末が画面表示をすることができれば、ユーザにとっては便利である。
そこで、本発明の目的は、受信メールの送信元に対する返信メールが作成されるときに、必要に応じて返信メールの内容とは別に受信メールの内容を表示することである。
上述した課題を解決するため、本発明の通信端末は、表示部と、受信メールに含まれる情報が所定の表示条件を満たすか否かを判定する判定部と、受信メールの送信元に対する返信メールが作成されるときに、当該返信メールの内容を前記表示部に表示させる表示制御部であって、当該受信メールについて前記表示条件を満たすと前記判定部が判定した場合には、当該返信メールの内容とは別に当該受信メールの内容を表示させ、前記表示条件を満たさないと前記判定部が判定した場合には、当該内容を表示させない表示制御部と、前記返信メールの作成中において、前記表示条件を満たす場合には、前記表示部に内容が表示される受信メール又は返信メールに関するデータを検索する検索部とを備え、前記表示制御部は、前記返信メールの作成中において、当該返信メールの内容とは別に前記受信メールの内容を表示させているときには、前記検索部が検索したデータの内容を前記表示部に表示させることを特徴とする
また、本発明の通信端末は、表示部と、受信メールに含まれる情報が所定の表示条件を満たすか否かを判定する判定部と、受信メールの送信元に対する返信メールが作成されるときに、当該返信メールの内容を前記表示部に表示させる表示制御部であって、当該受信メールについて前記表示条件を満たすと前記判定部が判定した場合には、当該返信メールの内容とは別に当該受信メールの内容を表示させ、前記表示条件を満たさないと前記判定部が判定した場合には、当該内容を表示させない表示制御部と、返信メールの内容とは別に受信メールの内容が表示されているときに、当該内容を表示させないことを指示する操作を受け付ける受付部と、前記受付部が前記操作を受け付けた回数又は頻度が閾値以上になった場合に、前記表示条件を満たすと前記判定部が判定しにくくなるように当該表示条件を変更する条件変更部とを備え、前記表示制御部は、前記受付部が前記操作を受け付けると、前記受信メールの内容を表示させないようにすることを特徴とす
また、本発明の通信端末は、表示部と、受信メールに含まれる情報が所定の表示条件を満たすか否かを判定する判定部と、受信メールの送信元に対する返信メールが作成されるときに、当該返信メールの内容を前記表示部に表示させる表示制御部であって、当該受信メールについて前記表示条件を満たすと前記判定部が判定した場合には、当該返信メールの内容とは別に当該受信メールの内容を表示させ、前記表示条件を満たさないと前記判定部が判定した場合には、当該内容を表示させない表示制御部と、返信メールの内容とは別に受信メールの内容が表示されていないときに、当該内容を表示させることを指示する操作を受け付ける受付部と、前記受付部が前記操作を受け付けた回数又は頻度が閾値以上になった場合に、前記表示条件を満たすと前記判定部が判定しやすくなるように当該表示条件を変更する条件変更部とを備え、前記表示制御部は、前記受付部が前記操作を受け付けると、前記返信メールの内容とは別に前記受信メールの内容を表示させることを特徴とする。
また、本発明の通信端末は、表示部と、受信メールに含まれる情報が所定の表示条件を満たすか否かを判定する判定部と、受信メールの送信元に対する返信メールが作成されるときに、当該返信メールの内容を前記表示部に表示させる表示制御部であって、当該受信メールについて前記表示条件を満たすと前記判定部が判定した場合には、当該返信メールの内容とは別に当該受信メールの内容を表示させ、前記表示条件を満たさないと前記判定部が判定した場合には、当該内容を表示させない表示制御部と、自端末に電力供給する電池の残量を特定する残量特定部とを備え、前記表示制御部は、前記残量特定部が特定した残量が閾値以下である場合には、前記受信メールの内容を表示させないようにすることを特徴とする。
また、本発明の通信端末は、表示部と、受信メールの送信元ごとに、所定期間内に自端末が当該送信元との間で送受信した電子メールの数が閾値以上であることを示す表示条件を満たすか否かを判定する判定部と、受信メールの送信元に対する返信メールが作成されるときに、当該返信メールの内容を前記表示部に表示させる表示制御部であって、当該受信メールについて前記表示条件を満たすと前記判定部が判定した場合には、当該返信メールの内容とは別に当該受信メールの内容を表示させ、前記表示条件を満たさないと前記判定部が判定した場合には、当該内容を表示させない表示制御部とを備えることを特徴とする。
また、本発明の通信端末は、表示部と、受信メールの送信元に対する返信メールの作成中に、当該返信メールに含まれる情報又は当該返信メールの作成状況が所定の表示条件を満たすか否かを判定する判定部と、返信メールが作成されるときに、その内容を前記表示部に表示させる表示制御部であって、前記表示条件を満たすと前記判定部が判定した場合には、当該返信メールの内容とは別に前記受信メールの内容を表示させ、前記表示条件を満たさないと前記判定部が判定した場合には、当該内容を表示させない表示制御部と、前記返信メールの作成中において、前記表示条件を満たす場合には、前記表示部に内容が表示される受信メール又は返信メールに関するデータを検索する検索部とを備え、前記表示制御部は、前記返信メールの作成中において、当該返信メールの内容とは別に前記受信メールの内容を表示させているときには、前記検索部が検索したデータの内容を前記表示部に表示させることを特徴とする。
また、本発明の通信端末は、表示部と、受信メールの送信元に対する返信メールの作成中に、当該返信メールに含まれる情報又は当該返信メールの作成状況が所定の表示条件を満たすか否かを判定する判定部と、返信メールが作成されるときに、その内容を前記表示部に表示させる表示制御部であって、前記表示条件を満たすと前記判定部が判定した場合には、当該返信メールの内容とは別に前記受信メールの内容を表示させ、前記表示条件を満たさないと前記判定部が判定した場合には、当該内容を表示させない表示制御部と、返信メールの内容とは別に受信メールの内容が表示されているときに、当該内容を表示させないことを指示する操作を受け付ける受付部と、前記受付部が前記操作を受け付けた回数又は頻度が閾値以上になった場合に、前記表示条件を満たすと前記判定部が判定しにくくなるように当該表示条件を変更する条件変更部とを備え、前記表示制御部は、前記受付部が前記操作を受け付けると、前記受信メールの内容を表示させないようにすることを特徴とする。
また、本発明の通信端末は、表示部と、受信メールの送信元に対する返信メールの作成中に、当該返信メールに含まれる情報又は当該返信メールの作成状況が所定の表示条件を満たすか否かを判定する判定部と、返信メールが作成されるときに、その内容を前記表示部に表示させる表示制御部であって、前記表示条件を満たすと前記判定部が判定した場合には、当該返信メールの内容とは別に前記受信メールの内容を表示させ、前記表示条件を満たさないと前記判定部が判定した場合には、当該内容を表示させない表示制御部と、返信メールの内容とは別に受信メールの内容が表示されていないときに、当該内容を表示させることを指示する操作を受け付ける受付部と、前記受付部が前記操作を受け付けた回数又は頻度が閾値以上になった場合に、前記表示条件を満たすと前記判定部が判定しやすくなるように当該表示条件を変更する条件変更部とを備え、前記表示制御部は、前記受付部が前記操作を受け付けると、前記返信メールの内容とは別に前記受信メールの内容を表示させることを特徴とする。
また、本発明の通信端末は、表示部と、受信メールの送信元に対する返信メールの作成中に、当該返信メールに含まれる情報又は当該返信メールの作成状況が所定の表示条件を満たすか否かを判定する判定部と、返信メールが作成されるときに、その内容を前記表示部に表示させる表示制御部であって、前記表示条件を満たすと前記判定部が判定した場合には、当該返信メールの内容とは別に前記受信メールの内容を表示させ、前記表示条件を満たさないと前記判定部が判定した場合には、当該内容を表示させない表示制御部と、自端末に電力供給する電池の残量を特定する残量特定部とを備え、前記表示制御部は、前記残量特定部が特定した残量が閾値以下である場合には、前記受信メールの内容を表示させないようにすることを特徴とする。
本発明のプログラムは、表示部を有する通信端末のコンピュータに、受信メールに含まれる情報が所定の表示条件を満たすか否かを判定する判定ステップと、受信メールの送信元に対する返信メールが作成されるときに、当該返信メールの内容を前記表示部に表示させる表示制御ステップであって、当該受信メールについて前記表示条件を満たすと前記判定ステップで判定した場合には、当該返信メールの内容とは別に当該受信メールの内容を表示させ、前記表示条件を満たさないと前記判定ステップで判定した場合には、当該内容を表示させない表示制御ステップとを実行させるためのものである。
本発明の別のプログラムは、表示部を有する通信端末のコンピュータに、受信メールの送信元ごとに、所定期間内に自端末が当該送信元との間で送受信した電子メールの数が閾値以上であることを示す表示条件を満たすか否かを判定する判定ステップと、受信メールの送信元に対する返信メールが作成されるときに、当該返信メールの内容を前記表示部に表示させる表示制御ステップであって、当該受信メールについて前記表示条件を満たすと前記判定ステップで判定した場合には、当該返信メールの内容とは別に当該受信メールの内容を表示させ、前記表示条件を満たさないと前記判定ステップで判定した場合には、当該内容を表示させない表示制御ステップとを実行させるためのものである。
本発明の別のプログラムは、表示部を有する通信端末のコンピュータに、受信メールの送信元に対する返信メールの作成中に、当該返信メールに含まれる情報又は当該返信メールの作成状況が所定の表示条件を満たすか否かを判定する判定ステップと、返信メールが作成されるときに、その内容を前記表示部に表示させる表示制御ステップであって、前記表示条件を満たすと前記判定ステップで判定した場合には、当該返信メールの内容とは別に前記受信メールの内容を表示させ、前記表示条件を満たさないと前記判定ステップで判定した場合には、当該内容を表示させない表示制御ステップを実行させるためのものである。
本発明によれば、受信メールの送信元に対する返信メールが作成されるときに、必要に応じて返信メールの内容とは別に受信メールの内容を表示することができる。
通信端末の外観を示す正面図 通信端末の構成を示すブロック図 受信メール画面の一例を示す図 第2形態のときのメール返信画面の一例を示す図 第1形態のときのメール返信画面の一例を示す図 制御部が実現する機能構成を示す機能ブロック図 制御部が実行する動作の手順を示すフローチャート 制御部が実現する機能構成を示す機能ブロック図 制御部が実行する動作の手順を示すフローチャート メール返信画面の一例を示す図 制御部が実現する機能構成を示す機能ブロック図 メール返信画面の一例を示す図
以下、図面を参照しつつ本発明の実施形態について説明する。
[第1実施形態]
まず、本発明の第1実施形態について説明する。
図1は、通信端末10の外観を示す正面図である。
通信端末10は、折り畳み式の携帯電話端末であり、その構成は第1ユニット100と第2ユニット200とに大別される。通信端末10において、第1ユニット100は、第2ユニット200に対する相対的な姿勢が変化し得るように構成されている。図1(a),(b)は、それぞれ、通信端末10が折り畳まれていないときの外観を表す。このとき、第2ユニット200が正面に有している表示部14の矩形の表示領域と、第1ユニット100が正面に有している操作部12の操作子群とがそれぞれ外部に露出する。
なお、以下の説明において、通信端末10の正面を図示の姿勢で見たときの図中上下方向を「縦」とし、図中左右方向を「横」として各方向を表すことがある。
図1(a)は、通信端末10が第1形態のときの外観を表すものである。第1形態のとき、表示部14の表示領域の長辺はユーザから見て縦に延びており、短辺はユーザから見て横に延びている。図1(b)は、通信端末10が第2形態のときの外観を表す。第2形態のとき、表示部14の表示領域の短辺がユーザから見て縦に延びており、長辺がユーザから見て横に延びている。通信端末10は第1又は第2形態のいずれかの形態となるが、ユーザが第1ユニット100に対する第2ユニット200の姿勢を相対的に変化させることで、各形態を相互に変更可能である。
図2は、通信端末10の構成を示すブロック図である。図2に示すように、通信端末10は、制御部11と、操作部12と、通信部13と、表示部14と、記憶部15とを備える。
制御部11は、CPU(Central Processing Unit)を含む演算装置やメモリを備える制御装置であり、メモリや記憶部15に記憶されたプログラムを実行することにより、通信端末10の動作を制御する。操作部12は、テンキーなどの操作子群を備え、ユーザによる操作子の操作を受け付けて、その操作に応じた操作信号を制御部11に出力する。通信部13は、無線通信回路やアンテナを備え、移動通信網やインターネット、ゲートウェイなどを含む通信網に接続するためのインタフェースである。通信部13は、例えば電子メールを送信又は受信する。表示部14は、例えば液晶駆動回路や液晶ディスプレイを備えるとともに、通信端末10の正面に表示領域を有している。表示部14は、表示領域に画像を表示して、各種の画面表示を行う。記憶部15は、例えばEEPROM(Electronically Erasable and Programmable ROM)を備え、メーラ151を記憶するとともに、条件記憶部152を有している。また、記憶部15は、受信メールや送信メールなど、通信端末10が既に送受信した電子メールを記憶する。
メーラ151は、電子メールの作成や送受信など、電子メールに関する制御を実行する際に、制御部11により実行されるアプリケーションプログラムである。条件記憶部152は、受信メールの送信元に対する返信メールを作成される際に、制御部11によりその記憶内容が参照されて表示制御が実行される。条件記憶部152は、具体的には、返信メール作成時の画面表示に関する所定の条件(以下、「表示条件」という。)に関する情報を記憶する。条件記憶部152が記憶する内容については後述する。
次に、制御部11がメーラ151を実行して、表示部14に表示する画面について説明する。
図3は、受信メールの内容が表示されたときの表示部14の表示画面(以下、「受信メール画面」という。)の一例を示す図である。図3(a)は、通信端末10が第1形態のときの表示画面を表し、図3(b)は、通信端末10が第2形態のときの表示画面を表す。図3(a),(b)に示すように、各形態で受信メール画面において表示される情報は互いに共通するが、例えば第2形態の方が第1形態の場合に比べて1行当たりの文字数が多いなど、その表示態様が互いに異なる。
なお、受信メール画面や後述する各表示画面において、「From」の欄に示される例えば「○山△子」という名称(例えば、氏名)は、受信メールの送信元の名称を表す。また、「Sub」の欄に示される「明日の予定」という文字列は、受信メールの表題(タイトル)を表す。また、これら各欄の図中下側の所定領域の内容が、受信メールの本文に相当する。受信メールの本文には、所定のコード体系に従う文字コードによって表される文字のほか、いわゆる絵文字や画像データが表す画像などが含まれることがある。
続いて、通信端末10が返信メールを作成する際に、表示部14に表示する画面(以下、「メール返信画面」という。)について説明する。返信メールは、受信メールの送信元に対して送信される電子メールであるが、例えば表示部14に受信メールの内容が表示されているときに、ユーザが返信メールの作成を指示する操作部12の操作を行うことで作成を開始することのできる電子メールである。また、返信メールでは、受信メールの送信元以外の送信先が併せて指定されてもよい。
図4は、通信端末10が第2形態のときのメール返信画面の一例を示す図である。図4は、図3に示す受信メール画面に対応するメール返信画面を示す図である。
なお、メール返信画面において、「To」の欄に示される名称(例えば、氏名)は、返信メールの送信先の名称を表す。返信メールの送信先は、換言すると、受信メールの送信元である。
図4に示すように、第2形態のときに通信端末10は、表示部14の表示領域を、第1表示領域141と第2表示領域142とに横方向に2分割する。そして、通信端末10は、第1表示領域141に作成中の返信メールの内容を表示し、それとは別に、第2表示領域142に受信メールの内容を表示する。この場合、ユーザは、第2表示領域142の受信メールの内容を参照しつつ、返信メールを作成することが可能となる。
図5は、通信端末10が第1形態のときのメール返信画面の一例を示す図である。図5は、図3に示す受信メール画面に対応するメール返信画面を示す図である。
通信端末10が第1形態である場合に、メール返信画面において返信メールの内容とは別に受信メールの内容を表示するときには、(図5(a)の表示態様)と、表示しない場合(図5(b)の表示態様)との両方があり得る。通信端末10がいずれの表示態様とするかは、条件記憶部152に記憶された表示条件を満たすか否かにより決まる。通信端末10が表示条件を満たさないと判定した場合には、受信メールの内容を表示させない。一方、通信端末10が表示条件を満たすと判定した場合に、図示せぬ電池の電池残量が閾値以上であると判定したときには、受信メールの内容を表示させる。
受信メールの内容を表示させる場合、通信端末10は、表示部14の表示領域を第1表示領域141と、第2表示領域142とに縦方向に2分割する。そして、通信端末10は、第1表示領域141に作成中の返信メールの内容を表示し、第2表示領域142にその返信メールの基となった受信メールの内容を表示する。
図5(a)に示すように、受信メールの内容がメール返信画面において表示されない場合、ユーザは受信メールの内容を返信メールの作成中に参照することができない。一方で、返信メールの内容が表示される領域が、図5(b)に示すように受信メールの内容が表示される場合に比べて大きい。よって、例えば絵文字を選択するための別画面(ウィンドウ)がメール返信画面において表示された場合であっても、返信メールの内容の表示に十分な領域が確保される。このように、メール返信画面に受信メールが表示されないことも、ユーザにとって返信メールの作成をしやすい表示態様になり得る。一方、受信メールの内容が表示される場合は、ユーザは受信メールの内容を参照することができるので、その内容を参照しつつ、返信メールを作成することができるという利点がある。
図6は、制御部11が実現する機能構成を示す機能ブロック図である。
制御部11はメーラ151を含むプログラムを実行することにより、判定部111、残量特定部112、表示制御部113及び受付部114に相当する各機能を実現する。
判定部111は、条件記憶部152に記憶された表示条件を満たすか否かを判定する。例えば、判定部111は、或る受信メールが指定され、その受信メールの送信元に対する返信メールの作成を指示する操作部12の操作が行われたことを契機に、表示条件を満たすか否かを判定する。
残量特定部112は、通信端末10に電力供給する図示せぬ電池の電池残量を特定する。電池の電圧はその電池残量に対応した大きさとなるから、例えば、残量特定部112はその電圧値から電池残量を特定する。
表示制御部113は、通信部13により送受信された電子メールの内容を表示部14に表示させる。また、表示制御部113は、通信端末10が第2形態の場合には、メール返信画面を表示させるときに、以下の機能を実現する。
表示制御部113は、返信メールが作成されるときに、所定の表示条件を満たすと判定部111が判定した場合には、メール返信画面において返信メールの内容とは別にその受信メールの内容を表示させる(つまり、図5(b)の表示態様)。ただし、表示制御部113は、残量特定部112により特定された電池残量が閾値以下である場合には、その内容を表示させない。表示制御部113は、表示条件を満たさないと判定部111が判定した場合には、メール返信画面において返信メールの内容を表示させるが、それとは別に受信メールの内容を表示させないようにする(つまり、図5(a)の表示態様)。
なお、この実施形態において、メール返信画面において内容が表示される受信メールは、返信メールとは別の電子メールである。よって、返信メールで受信メールの内容が引用される場合、それはメール返信画面において表示される受信メールの内容には該当しない。
受付部114は、メール返信画面において受信メールの内容が表示されているときには、その内容を表示させないことを指示する操作を受け付ける。ここで受付部114が受け付ける操作は、具体的には、通信端末10を第2形態から第1形態に変更する操作である。この操作を受け付けたことを契機として、表示制御部113は、メール返信画面の表示中において受信メールの内容を表示させないようにする。また、受付部114は、メール返信画面において受信メールの内容が表示されていないときには、その内容を表示させることを指示する操作を受け付ける。ここで受付部114が受け付ける操作は、具体的には、通信端末10を第1形態から第2形態に変更する操作である。この操作を受け付けたことを契機として、表示制御部113は、メール返信画面において受信メールの内容を表示させる。
次に、条件記憶部152について説明する。条件記憶部152に記憶される表示条件は、具体的には以下のとおりである。表示条件は、下記の(構成例A)〜(構成例C)の3つに大別される。
(構成例A)「受信メールに含まれる情報」
構成例Aでは、判定部111は、通信部13が受信した受信メールに含まれる情報が表示条件を満たすか否かを判定する。受信メールに含まれる情報は、例えば、受信メールの表題や本文の内容(文字や画像などの入力内容)や、受信メールの送信元、添付ファイルの内容やその有無、受信メールの受信時刻などである。要するに、受信メールに含まれる情報は、受信メールを構成するデータによって特定可能な情報であればよい。
つまり、構成例Aでは、条件記憶部152に記憶される表示条件は、受信メールに含まれる情報の観点からの受信メールの参照の必要性に基づいて決められている。
次に、構成例Aの表示条件の具体例を説明する。
例えば、以下の(A−1),(A−2)の項で説明するように、送信元の通信端末のユーザの入力操作に応じて受信メールに含められる内容を、表示条件とすることができる。具体的には以下のとおりである。
(A−1)文字の量
電子メールの本文に含まれる文字の量(ここでは、文字数)が閾値(例えば、20文字)以上であることを表示条件としてもよい。この場合、判定部111は、受信メールの本文に含まれる文字数を計数する。そして、判定部111は、計数した文字数が閾値以上である場合には表示条件を満たすと判定し、計数した文字数が閾値未満である場合には表示条件を満たさないと判定する。
本構成例の場合、表示制御部113は、受信メールの本文の文字(例えば、文字コードにより表される文字)の量が比較的多い場合にのみ、メール返信画面において受信メールの内容を表示する。受信メールの本文の文字の量が多い場合、例えば図3に示すように受信メールに確認事項や質問事項が含まれている可能性がある。つまり、本文の文字の量が少ない場合に比べて、重要度の高い用件が含まれる可能性が高いと考えられる。受信メールの本文の文字の量が多い場合、ユーザにしてみれば返信メールの作成に慎重を要する場合もあるから、受信メールの内容を確認できた方がユーザにとって便利であると考えられる。一方、メール本文の文字の量が少ない場合、その内容を記憶することはユーザにとって比較的容易であるし、受信メールの内容を参照する必要性は低いと考えられる。
なお、本構成例において、受信メールの表題の文字の量も加味するようにしてもよい。また、本構成例においては、文字コードによって表される文字のほか、かかる文字コードコード以外のコードによって表される文字(例えば、絵文字)が含まれてもよい。
(A−2)特定の文字又は文字列の有無
電子メールの表題又は本文に、あらかじめ決められた特定の文字又は文字列(以下、「特定語」という。)が含まれていることを表示条件としてもよい。この特定語には、例えば「?」(クエスチョンマーク)がある。この場合、判定部111は、受信メールの表題又は本文に特定語が含まれているか否かを判定する。そして、判定部111は、「?」が含まれていれば表示条件を満たすと判定し、「?」が含まれていなければ表示条件を満たさないと判定する。
本構成例の場合、表示制御部113は、受信メールの表題又は本文に「?」が含まれている場合にのみ、メール返信画面において受信メールの内容を表示する。例えば、受信メールに「?」が含まれている場合、文章が疑問形であるがゆえ、図3に示すように確認事項や質問事項が含まれている可能性がある。また、受信メールに「?」が含まれている場合は、「?」が含まれていない場合に比べて、送信元のユーザが返信メールの送信を期待している可能性が高いと考えられる。よって、通信端末10のユーザにとっては、返信メールを作成する際に受信メールの内容を確認できた方が便利であると考えられる。
なお、本構成例に適用可能な特定語は、例えば「日」や「時」など特定の時期を示す語句であってもよい。この場合、電子メールの遣り取りで時期に関する打ち合わせをしている可能性があり、送信元のユーザが電子メールの返信を期待している可能性が高いと考えられる。つまり、この構成例で適用可能な特定語は、例えば、重要度の高い要件を含む電子メールに用いられる頻度が高い語句や、送信元のユーザが返信を期待している可能性が高い電子メールに用いられる語句など、所定の条件を満たす語句に決められるとよい。また、この特定語は、通信端末10の設計段階で決められてもよいし、ユーザが事前に指定することにより決められてもよい。
また、本構成例において、判定部111は、受信メールの本文についてのみ特定語に基づく判定をしてもよい。また、本構成例の文字列は、上記の文字コードによって表される文字のほか、文字コードコード以外のコードによって表される絵文字などが含まれてもよい。
また、以下の(A−3)の項などで説明するように、送信元の通信端末のユーザの入力操作に応じて受信メールに含められる内容以外に、受信メールに設定された内容や受信メールの属性を表示条件とすることもできる。具体的には以下のとおりである。
(A−3)送信元
例えば、受信メールの送信元を表示条件としてもよい。この送信元は、例えばユーザにとって会社の上司など、ユーザによりあらかじめ決められた特定の送信元である。
本構成例の場合、表示制御部113は、受信メールの送信元が特定の送信元である場合にのみ、メール返信画面において受信メールの内容を表示する。例えば、ユーザにしてみれば、電子メールの送信先によってその返信内容に気を配る場合があり、その送信先によって受信メールを参照したい場合とでない場合との両方があると考えられる。
また、判定部111は、受信メールのデータサイズが閾値以上である場合に表示条件を満たすと判定してもよい。受信メールのデータサイズは、受信メールに含まれる文字量の指標となり得るからである。また、判定部111は、受信メールに画像などのファイルが添付された場合に表示条件を満たすと判定してもよい。この場合、表示制御部113は、メール返信画面において受信メールの添付ファイルの内容を表示させると、ユーザはそれを見ながら返信メールを作成することができる。
(構成例B)「通信端末10と送信元との間で、所定期間内に送受信した電子メールの数」
構成例Bでは、判定部111は、受信メールの送信元ごとに、その送信元と通信端末10との間で所定期間内に送受信した電子メールの数(つまり、電子メールの遣り取りの頻度)が閾値以上であることを表示条件とする。例えば、判定部111は、1日以内に3回以上の電子メールの往復があった場合に、表示条件を満たすと判定する。この場合の往復については、例えば、通信端末10が受信した受信メール及びそれに応じて返信した返信メールを一組とし、これの一組の存在を1往復の電子メールの遣り取りがあったとみなしてよい。
このように、自通信端末10と送信元との間で電子メールの遣り取りが多い場合、ユーザにしてみればその遣り取りの経緯を確認したい場合があると考えられる。よって、ユーザにとってはメール返信画面で受信メールの内容を参照できれば便利であると考えられる。
(構成例C)返信メールに含まれる情報又はその返信メールの作成状況
(C−1)返信メールに含まれる情報
構成例C−1では、判定部111は、返信メールの作成中に、その返信メールに含まれる情報が表示条件を満たすか否かを判定する。返信メールに含まれる情報は、上述したような受信メールの場合と同様であり、例えば、返信メールの表題や本文を示す情報や、返信メールの送信元を示す情報、添付ファイルの内容やその有無などである。要するに、返信メールに含まれる情報は、返信メールを構成するデータであればよい。
次に、構成例C−1の表示条件の具体例を説明する。
例えば、通信端末10のユーザの入力操作に応じて返信メールの本文や表題に含められる内容を表示条件とすることができる。具体的には以下のとおりである。
例えば、返信メールの本文に含まれる文字の量(例えば、文字数)が閾値(例えば、20文字)以上であることを表示条件としてよい。この構成例は、「(A−1)文字の量」の項で説明した構成と同様の知見に基づくものである。具体的には、判定部111は、返信メールの本文に含まれる文字数を計数する。そして、判定部111は、計数した文字数が閾値以上である場合には、表示条件を満たすと判定する。本構成例の場合、表示制御部113は、返信メールの本文の文字数が多い場合にのみ、メール返信画面において受信メールの内容を表示させる。例えば、返信メールの本文の文字数が多い場合、受信メールに対して適切な回答になっているかなどの確認のために、ユーザが受信メールの内容を参照したい場合があると考えられる。
なお、本構成例において、返信メールの表題の文字の量も加味するようにしてもよい。また、「(A−2)特定の文字又は文字列の有無」の項で説明した内容を受信メールから返信メールに変更して、本構成例に適用してもよい。
また、通信端末10のユーザの入力操作に応じて受信メールに含められる内容以外に、返信メールに設定された内容や返信メールの属性を表示条件とすることができる。具体的には以下のとおりである。
「(A−3)送信元」の項で説明した構成で、返信メールの送信元を返信メールの送信先に変更して、本構成例に適用してもよい。また、判定部111は、返信メールのデータサイズが閾値以上である場合に表示条件を満たすと判定してもよい。返信メールのデータサイズは、返信メールに含まれる文字量の指標となり得るからである。
(C−2)「返信メールの作成状況」
構成例C−2では、判定部111は、返信メールの作成中に、その返信メールの作成状況が表示条件を満たすか否かを判定する。例えば、判定部111は、返信メールの作成を開始してからの経過時間を表示条件とする。この場合、判定部111は、返信メールの作成を開始してから(例えば、メール返信画面の表示を開始したときから)、所定時間(例えば、1分)が経過したときに、表示条件を満たしたと判定する。
本構成例の場合、表示制御部113は、返信メールの作成を開始してから或る程度長い時間が経過した場合にのみ、メール返信画面において受信メールの内容を表示する。例えば、ユーザにしてみれば、返信メールの作成に時間を要している場合には、その内容にユーザが迷っている場合もあり、受信メールが表示された方が便利であると考えられる。
この知見に基づき、判定部111が、返信メールの作成状況として、最後に操作部12の操作が行われてから所定時間が経過したことを表示条件とするようにしてもよい。この場合、判定部111は、返信メールの作成中に或る入力操作があってから、所定時間(例えば、30秒)が経過すると、表示条件を満たしたと判定する。また、文字などの入力内容を消去する操作が閾値以上の回数又は頻度で行われることを表示条件としてもよい。
なお、通信端末10は返信メールの作成状況に応じた動作をするから、本構成例では、返信メールの作成時における通信端末10の動作の内容を表示条件としている、と換言することもできる。
以上が、表示条件に関する説明である。
次に、通信端末10の動作を説明する。
図7は、通信端末10の制御部11が実行する動作の手順を示すフローチャートである。以下においては、図3に示す受信メールに対する返信メール作成時の動作を説明し、図3〜5を適宜参照する。
制御部11は、通信端末10の形態に応じて、図3(a),(b)のいずれかに示す表示態様で受信メール画面を表示部14に表示させる。そして、制御部11は、返信メールを作成することを指示する操作部12の操作が行われたと判定すると(ステップS1;YES)、ステップS2の処理に進む。
次に、制御部11は、通信端末10が第1形態であるか否かを判定する(ステップS2)。ここで、制御部11は、通信端末10が図1(a)に示すような第1形態である場合、ステップS2の処理で「YES」と判定して、ステップS3に進む。
次に、制御部11は、表示条件を満たしているか否かを判定する(ステップS3)。ここでの表示条件は、上記構成例(A)〜(C)のいずれによるものでもあってもよいし、各構成例を複数組み合わせたものであってもよい。ここで、制御部11は、表示条件を満たさないと判定すると(ステップS3;NO)、受信メールを表示しない態様でメール返信画面を表示する(ステップS4)。つまり、制御部11は、図5(a)に示すように、受信メールの内容を表示させないで、メール返信画面を表示部14に表示させる。
ところで、制御部11は、ステップS2の処理で第1形態でない、つまり第2形態であると判定すると(ステップS2;NO)、受信メールを表示する態様でメール返信画面を表示部14に表示させる(ステップS5)。つまり、制御部11は、図4に示すように、受信メールの内容及び作成中の返信メールの内容を含むメール返信画面を、表示部14に表示させる。
また、制御部11は、ステップS3の処理で表示条件を満たすと判定すると(ステップS3;YES)、ステップS6の処理に進む。そして、制御部11は、電池残量が閾値以上であるか否かを判定する(ステップS6)。ここで、制御部11は、電池残量が閾値以上であると判定すると(ステップS6;YES)、受信メール及び返信メールの内容を表示する態様でメール返信画面を表示部14に表示させる(ステップS5)。つまり、制御部11は、図5(b)に示す態様でメール返信画面を表示部14に表示させる。
一方、制御部11は、電池残量が閾値未満であると判定すると(ステップS6;NO)、受信メールの内容を表示させないでメール返信画面を表示部14に表示させる(ステップS4)。このようにしているのは、通信端末10における受信メールの表示に関する制御を省略することで、通信端末10の電力消費を抑えるためである。
なお、上記構成例Cの表示条件を用いる場合には、制御部11は返信メールの作成中において定期的に上記処理ステップを実行するとよい。また、制御部11は、通信端末10の形態が変化させられた場合にも、上記処理ステップを実行するとよい。
以上のようにして、制御部11はメール返信画面を表示させると、返信メールを作成するための処理を実行する。例えば、制御部11は、操作部12の操作内容に応じて返信メールを編集するとともに、その編集内容を反映させるように表示部14の内容を更新する。そして、制御部11は、操作部12が操作されて返信メールの送信が指示されると、通信部13によって送信先(つまり、受信メールの送信元)宛てに返信メールを送信する。
以上説明したように、通信端末10は、表示条件に基づいて、メール返信画面において受信メールの内容を表示させるか否かを判定する。通信端末10が受信メールを表示させない場合は、例えば受信メールの内容をユーザが参照することを望んでいないと考えられる場合である。この場合、ユーザにとって不便をかけることなく、通信端末10は、表示部14の表示領域全体を使って返信メールの内容を表示させることができる。一方、通信端末10が受信メールを表示させる場合は、例えば受信メールの内容をユーザが参照することを望んでいると考えられる場合である。この場合、通信端末10は、表示部14の表示領域の一部を使って受信メールの内容を表示する。
以上の構成により、通信端末10によれば、受信メールの送信元に電子メールが返信される場合に、その返信メールの作成中に、必要に応じて受信メールの内容を表示することできる。
[第2実施形態]
次に、本発明の第2実施形態について説明する。
この実施形態の通信端末10は、メール返信画面において受信メールの内容を表示させる際に、さらに受信メールに関連したデータの内容を表示させる点で、第1実施形態の構成と相違する。通信端末10のハードウェア構成や、表示条件の内容は上述の第1実施形態のものと共通する。ただし、この実施形態では、記憶部15には、地図を表す地図データがあらかじめ記憶されている。以下の説明において、第1実施形態の構成と同一のものについては同じ符号を付して表し、その説明を適宜省略する。
図8は、制御部11が実現する機能構成を示す機能ブロック図である。
制御部11はメーラ151を含むプログラムを実行することにより、判定部111、残量特定部112、表示制御部113、受付部114及び抽出部115及び検索部116に相当する各機能を実現する。
なお、判定部111、残量特定部112及び受付部114が実現する機能は、上述の第1実施形態と同じであり、その説明を省略する。
抽出部115は、受信メールの本文に含まれるキーワードを抽出する。抽出部115は、例えば受信メールの本文に対して形態素解析を施す。そして、抽出部115は、形態素解析の結果から名詞に分類されるキーワードを抽出する。
検索部116は、抽出部115が抽出したキーワードを含むデータを検索する。例えば、検索部116は、抽出部115により地名が検索された場合には、記憶部15に記憶された地図データからその地名の場所を検索する。また、検索部116は、抽出部115により人名が検索された場合には、例えば通信部13を介して所定の検索エンジンにアクセスし、このキーワードを用いて検索することにより、その人名に関するデータ(例えば、Webデータ)を検索する。
表示制御部113は、判定部111が表示条件を満たすと判定した場合には、表示部14の表示領域を、第1表示領域141と、第2表示領域142と、第3表示領域143との3つに分割する(図10参照)。そして、表示制御部113は、返信メールの作成中には、第3表示領域143に、検索部116が検索したデータの内容を表示させる。
なお、表示制御部113が第1表示領域141及び第2表示領域142に表示させる内容は上述した第1実施形態と同じである。また、判定部111が表示条件を満たすと判定した場合に表示制御部113が実現する機能も、第1実施形態と同じである。
図9は、通信端末10の制御部11が実行する動作の手順を示すフローチャートである。
なお、図7と同一の処理ステップについては同一の符号を付して表し、その説明を省略する。また、以下の説明では、図3に示す受信メール対する返信メールを作成する場合の動作について説明する。
制御部11は、ステップS2の処理で第1形態でないと判定するか(ステップS2;NO)、又はステップS6の処理で電池残量が閾値以上であると判定すると(ステップS6;YES)、ステップS51の処理に進む。そして、制御部11は、受信メールからキーワードを抽出する(ステップS51)。ここでは、制御部11は、受信メールから地名として「○△駅」というキーワードを抽出する。
次に、制御部11は、ステップS51の処理で抽出したキーワードを用いてデータを検索する(ステップS52)。そして、制御部11は、メール返信画面において、返信メール及び受信メールとともに、ステップS52の処理で検索したデータ(以下、「検索データ」という。)の内容を表示部14に表示させる(ステップS53)。
図10は、ステップS53の処理により表示されるメール返信画面を示す図である。
制御部11は、「○△駅」というキーワードを抽出したから、それに関する検索データの内容として、地図データの内容を第3表示領域143に表示させる。図10に示すように、ここでは地図データが表す地図のうち、「○△駅」付近の地図が表示される。また、制御部11は、抽出したキーワードであってデータの内容が表示されているキーワードに目印を付けて、第2表示領域142に受信メールの内容を表示させる。これにより、ユーザは、どのキーワードに関する検索データの内容が表示されているかを直ちに把握することができる。
なお、この実施形態では、抽出されるキーワードが1つのみの場合について説明したが、複数あってもよいのはもちろんである。この場合、制御部11はキーワードごとにデータの検索を行い、その内容を第3表示領域143に表示させる。このとき、例えば、ユーザが操作部12を操作してカーソルCuでいずれかのキーワードを選択し、制御部11は選択されたキーワードに対応する検索データの内容を表示させる。
なお、検索部116が検索するデータの内容は、上記以外のものであってもよい。
例えば、記憶部15が国語辞典や英和辞典などの、語句とその語句に関連する文字列とを対応付けた辞書を表す辞書データを記憶する。そして、検索部116は、抽出したキーワードに対応付けられた文字列を辞書データから検索してもよい。この場合、表示制御部113は、第3表示領域143にキーワードの意味や翻訳結果を表示させることができる。
このように、検索部116は、通信部13によってデータ検索をしてもよいし、記憶部15に記憶されているデータなど、自端末の内蔵データを検索してもよい。
また、通信端末10がいわゆるスケジュール機能を有している場合、以下の構成としてもよい。スケジュール機能においては、その送信元のユーザに関するスケジュールが登録されていることがある。よって、検索部116は、受信メールの送信元に関するスケジュールをスケジュール機能から検索する。そして、表示制御部113は、検索されたスケジュールの内容を表示させる。また、抽出部115が日時を表すキーワードを抽出した場合、検索部116はその日時のスケジュールを検索してもよい。
また、検索部116は、送信元の通信履歴や、いわゆる電話帳機能に登録されたその送信元に関するデータを検索してもよい。この場合、検索部116は、抽出部115により抽出されたキーワードではない検索データの内容を表示させていることになる。つまり、制御部11が実現する機能のうち、抽出部115に相当する機能が省略されてもよい。要するに、検索部116は、受信メールの内容に関するデータを検索すればよい。
この第2実施形態の通信端末10によれば、上述の第1実施形態と同等の作用効果を奏する。また、この実施形態の通信端末10は受信メールに関する検索データの内容を表示することで、表示部14の表示領域を効果的に利用し、ユーザに対して受信メールに関する別の情報を提供することができる。
[変形例]
本発明は、上述した実施形態と異なる形態で実施することが可能である。本発明は、例えば、以下のような形態で実施することも可能である。また、以下に示す変形例は、各々を適宜に組み合わせてもよい。
[変形例1]
上述した各実施形態において、表示制御部113は、判定部111が表示条件を満たすと判定した場合に、所定期間内(例えば、2週間)に同一の送信元と自通信端末10との間で送受信した受信メール及び返信メールの内容を一覧表示させてもよい。表示制御部113は、例えば、受信メール及び返信メールの内容をその受信時刻及び送信時刻順に並べて、それらを一覧表示する。
図11は、この変形例のメール返信画面の一例を示す図である。図11において、矩形の二点鎖線の領域が表示部14の表示領域に相当する。表示領域からはみ出している部分の内容は、ユーザによる操作部12のスクロール操作などによって表示領域で表示される。この変形例によれば、通信端末10は、例えば返信メール作成のきっかけとなった受信メールの内容に限らず、同一の送信元との電子メールの一連の遣り取りの履歴を表示する。よって、ユーザにしてみれば、電子メールの遣り取りの流れを容易に確認することができる。
[変形例2]
上述した各実施形態において、制御部11は、通信端末10の利用状況に基づいて閾値を変更する構成を有していてもよい。以下、第1実施形態の構成を変形した場合を説明する。
図12は、制御部11が実現する機能構成を示す機能ブロック図である。制御部11はメーラ151を含むプログラムを実行することにより、判定部111、残量特定部112、表示制御部113、受付部114及び閾値変更部117に相当する各機能を実現する。
なお、判定部111、残量特定部112及び受付部114が実現する機能は、上述の第1実施形態と同じであり、その説明を省略する。
通信端末10は、第2形態のときには、必ず受信メールをメール返信画面において表示する。これに対し、閾値変更部117は、メール返信画面において受信メールの内容が表示されているときに、通信端末10を第1形態に変更する操作を受付部114が受け付けた回数を計数する。そして、この回数が閾値に達すると、閾値変更部117は、表示条件を満たしにくくなるように条件記憶部152の表示条件を書き換える。このようにしているのは、受信メールが表示されている状態で、ユーザが敢えて第1形態に切り換えているのは、受信メールの内容を参照しなくてよいと考えられるからである。よって、閾値変更部117は、例えば第1実施形態の構成例(A−1)では、表示条件の閾値を大きくし、構成例(B)では、所定期間内に送受信した電子メールの数に関する閾値を大きくするなどして表示条件を変更する。また、閾値変更部117は、メール返信画面において受信メールの表示自体がなくなるように表示条件を変更してもよい。
また、本発明を以下のようにしてもよい。
閾値変更部117は、通信端末10が第1形態であり、メール返信画面において受信メールの内容を表示させないときに、受付部114が第2形態に変更する操作を受け付けた回数を計数する。そして、この回数が閾値に達すると、閾値変更部117は、表示条件を満たしやすくなるように条件記憶部152の表示条件を書き換える。この構成では、このようにユーザが受信メールの内容を参照することを望む機会が多いと考えられる場合には、閾値変更部117は、表示条件を満たしやすくなるように条件記憶部152の表示条件を書き換えることになる。例えば、値変更部117は、例えば第1実施形態の構成例(A−1)では、表示条件の閾値を小さくし、構成例(B)では、所定期間内に送受信した電子メールの数に関する閾値を小さくする。
なお、閾値変更部117は、受付部114が通信端末10の形態を変更する操作を受け付けた回数が閾値以上になった場合に代えて、その操作を受け付けた頻度が閾値以上になった場合に表示条件を変更してもよい。また、本変形例の構成は、第2実施形態の構成の通信端末10にも適用可能である。
[変形例3]
上述した第2実施形態において、抽出部115は、受信メールからキーワードを抽出していたが、返信メールからキーワードを抽出してもよい。この場合、検索部116は、返信メールから抽出されたキーワードに関するデータ(コンテンツ)を検索することになる。もちろん、抽出部115は、受信メール及び返信メールの双方からキーワードを抽出してもよい。
[変形例4]
上述した各実施形態において、残量特定部112の機能を省略してもよい。この場合、判定部111の判定結果のみで、メール返信画面における受信メールの表示の有無が決まる。
また、上述した各実施形態において、通信端末10が第2形態のときは、メール返信画面において必ず受信メールの内容を参照していたが、第1形態と同じように表示条件に基づく表示制御を行ってもよい。また、形態の切り換えは実施形態の態様に限らず、例えば折り畳み式の携帯電話端末であれば、第2ユニット200の第1ユニット100に対する開閉方向を異ならせることで、第1形態と第2形態とが切り換え可能なものであってもよい。また、通信端末10はスライド型の携帯電話端末など、折り畳み方式のものに限定されない。また、本発明の通信端末は、表示部の表示領域に対して2以上の表示方向で画面表示できるものに限らない。
[変形例5]
本発明の電子メールは、送信元と送信先との間で遣り取りされるメッセージと、送信先又は送信元を表すアドレス情報とを少なくとも含む構造のデータであればよい。よって、本発明の電子メールは、例えばSMS(Short Message Service)によって送受信されるデータなども含む概念のものである。
[変形例6]
上述した各実施形態では、本発明の通信端末を携帯電話端末に適用した場合を説明したが、本発明は、その他の通信端末に適用することも可能である。本発明は、例えば、スマートフォンやPDA(Personal Digital Assistance)などの電子メールの送受信が可能な通信端末に適用することができる。この場合に、例えば操作部12や表示部14、記憶部15に相当する構成を、適宜外部構成としても本発明を特定し得る。
また、上述した各通信端末の制御部11が実現する各機能は、複数のプログラムの組み合わせによって実現され、又は、複数のハードウェア資源の協働によって実現され得る。
10…通信端末、11…制御部、111…判定部、112…残量特定部、113…表示制御部、114…受付部、115…抽出部、116…検索部、117…閾値変更部、12…操作部、13…通信部、14…表示部、15…記憶部、151…メーラ、152…条件記憶部。

Claims (9)

  1. 表示部と、
    受信メールに含まれる情報が所定の表示条件を満たすか否かを判定する判定部と、
    受信メールの送信元に対する返信メールが作成されるときに、当該返信メールの内容を前記表示部に表示させる表示制御部であって、
    当該受信メールについて前記表示条件を満たすと前記判定部が判定した場合には、当該返信メールの内容とは別に当該受信メールの内容を表示させ、前記表示条件を満たさないと前記判定部が判定した場合には、当該内容を表示させない表示制御部と
    前記返信メールの作成中において、前記表示条件を満たす場合には、前記表示部に内容が表示される受信メール又は返信メールに関するデータを検索する検索部と
    を備え
    前記表示制御部は、
    前記返信メールの作成中において、当該返信メールの内容とは別に前記受信メールの内容を表示させているときには、前記検索部が検索したデータの内容を前記表示部に表示させる
    ことを特徴とする通信端末。
  2. 表示部と、
    受信メールに含まれる情報が所定の表示条件を満たすか否かを判定する判定部と、
    受信メールの送信元に対する返信メールが作成されるときに、当該返信メールの内容を前記表示部に表示させる表示制御部であって、
    当該受信メールについて前記表示条件を満たすと前記判定部が判定した場合には、当該返信メールの内容とは別に当該受信メールの内容を表示させ、前記表示条件を満たさないと前記判定部が判定した場合には、当該内容を表示させない表示制御部と、
    返信メールの内容とは別に受信メールの内容が表示されているときに、当該内容を表示させないことを指示する操作を受け付ける受付部と、
    前記受付部が前記操作を受け付けた回数又は頻度が閾値以上になった場合に、前記表示条件を満たすと前記判定部が判定しにくくなるように当該表示条件を変更する条件変更部と
    を備え、
    前記表示制御部は、前記受付部が前記操作を受け付けると、前記受信メールの内容を表示させないようにする
    ことを特徴とする通信端末。
  3. 表示部と、
    受信メールに含まれる情報が所定の表示条件を満たすか否かを判定する判定部と、
    受信メールの送信元に対する返信メールが作成されるときに、当該返信メールの内容を前記表示部に表示させる表示制御部であって、
    当該受信メールについて前記表示条件を満たすと前記判定部が判定した場合には、当該返信メールの内容とは別に当該受信メールの内容を表示させ、前記表示条件を満たさないと前記判定部が判定した場合には、当該内容を表示させない表示制御部と、
    返信メールの内容とは別に受信メールの内容が表示されていないときに、当該内容を表示させることを指示する操作を受け付ける受付部と、
    前記受付部が前記操作を受け付けた回数又は頻度が閾値以上になった場合に、前記表示条件を満たすと前記判定部が判定しやすくなるように当該表示条件を変更する条件変更部と
    を備え、
    前記表示制御部は、前記受付部が前記操作を受け付けると、前記返信メールの内容とは別に前記受信メールの内容を表示させる
    ことを特徴とする通信端末。
  4. 表示部と、
    受信メールに含まれる情報が所定の表示条件を満たすか否かを判定する判定部と、
    受信メールの送信元に対する返信メールが作成されるときに、当該返信メールの内容を前記表示部に表示させる表示制御部であって、
    当該受信メールについて前記表示条件を満たすと前記判定部が判定した場合には、当該返信メールの内容とは別に当該受信メールの内容を表示させ、前記表示条件を満たさないと前記判定部が判定した場合には、当該内容を表示させない表示制御部と、
    自端末に電力供給する電池の残量を特定する残量特定部
    を備え、
    前記表示制御部は、前記残量特定部が特定した残量が閾値以下である場合には、前記受信メールの内容を表示させないようにする
    ことを特徴とする通信端末。
  5. 示部と、
    受信メールの送信元ごとに、所定期間内に自端末が当該送信元との間で送受信した電子メールの数が閾値以上であることを示す表示条件を満たすか否かを判定する判定部と、
    受信メールの送信元に対する返信メールが作成されるときに、当該返信メールの内容を前記表示部に表示させる表示制御部であって、
    当該受信メールについて前記表示条件を満たすと前記判定部が判定した場合には、当該返信メールの内容とは別に当該受信メールの内容を表示させ、前記表示条件を満たさないと前記判定部が判定した場合には、当該内容を表示させない表示制御部と
    を備えることを特徴とする通信端末。
  6. 示部と、
    受信メールの送信元に対する返信メールの作成中に、当該返信メールに含まれる情報又は当該返信メールの作成状況が所定の表示条件を満たすか否かを判定する判定部と、
    返信メールが作成されるときに、その内容を前記表示部に表示させる表示制御部であって、
    前記表示条件を満たすと前記判定部が判定した場合には、当該返信メールの内容とは別に前記受信メールの内容を表示させ、前記表示条件を満たさないと前記判定部が判定した場合には、当該内容を表示させない表示制御部と
    前記返信メールの作成中において、前記表示条件を満たす場合には、前記表示部に内容が表示される受信メール又は返信メールに関するデータを検索する検索部と
    を備え
    前記表示制御部は、
    前記返信メールの作成中において、当該返信メールの内容とは別に前記受信メールの内容を表示させているときには、前記検索部が検索したデータの内容を前記表示部に表示させる
    ことを特徴とする通信端末。
  7. 表示部と、
    受信メールの送信元に対する返信メールの作成中に、当該返信メールに含まれる情報又は当該返信メールの作成状況が所定の表示条件を満たすか否かを判定する判定部と、
    返信メールが作成されるときに、その内容を前記表示部に表示させる表示制御部であって、
    前記表示条件を満たすと前記判定部が判定した場合には、当該返信メールの内容とは別に前記受信メールの内容を表示させ、前記表示条件を満たさないと前記判定部が判定した場合には、当該内容を表示させない表示制御部と、
    返信メールの内容とは別に受信メールの内容が表示されているときに、当該内容を表示させないことを指示する操作を受け付ける受付部と、
    前記受付部が前記操作を受け付けた回数又は頻度が閾値以上になった場合に、前記表示条件を満たすと前記判定部が判定しにくくなるように当該表示条件を変更する条件変更部と
    を備え、
    前記表示制御部は、前記受付部が前記操作を受け付けると、前記受信メールの内容を表示させないようにする
    ことを特徴とする通信端末。
  8. 表示部と、
    受信メールの送信元に対する返信メールの作成中に、当該返信メールに含まれる情報又は当該返信メールの作成状況が所定の表示条件を満たすか否かを判定する判定部と、
    返信メールが作成されるときに、その内容を前記表示部に表示させる表示制御部であって、
    前記表示条件を満たすと前記判定部が判定した場合には、当該返信メールの内容とは別に前記受信メールの内容を表示させ、前記表示条件を満たさないと前記判定部が判定した場合には、当該内容を表示させない表示制御部と、
    返信メールの内容とは別に受信メールの内容が表示されていないときに、当該内容を表示させることを指示する操作を受け付ける受付部と、
    前記受付部が前記操作を受け付けた回数又は頻度が閾値以上になった場合に、前記表示条件を満たすと前記判定部が判定しやすくなるように当該表示条件を変更する条件変更部と
    を備え、
    前記表示制御部は、前記受付部が前記操作を受け付けると、前記返信メールの内容とは別に前記受信メールの内容を表示させる
    ことを特徴とする通信端末。
  9. 表示部と、
    受信メールの送信元に対する返信メールの作成中に、当該返信メールに含まれる情報又は当該返信メールの作成状況が所定の表示条件を満たすか否かを判定する判定部と、
    返信メールが作成されるときに、その内容を前記表示部に表示させる表示制御部であって、
    前記表示条件を満たすと前記判定部が判定した場合には、当該返信メールの内容とは別に前記受信メールの内容を表示させ、前記表示条件を満たさないと前記判定部が判定した場合には、当該内容を表示させない表示制御部と、
    自端末に電力供給する電池の残量を特定する残量特定部
    を備え、
    前記表示制御部は、前記残量特定部が特定した残量が閾値以下である場合には、前記受信メールの内容を表示させないようにする
    ことを特徴とする通信端末。
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