JP4236976B2 - 情報通信端末及び情報通知方法 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えば電子メール等の情報を送受信可能な情報通信端末、例えばユーザにとって有益な情報を通知する情報通知方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年は、インターネットの発達に伴い、電子メールによるコミュニケーションが活発になっている。電子メールは、連絡手段としての価値を大幅に高めており、パーソナルコンピュータのみならず、携帯電話端末においても送受信可能となされている。最近の携帯電話端末のユーザの中には、音声通話よりも電子メールによるコミュニケーションを好む人も多くなっている。
【0003】
また、電子メールは、上述したユーザ間のコミュニケーションに用いられる場合の他に、例えば、広告やその他の様々な情報を配信するための手段や、ユーザのスケジュール管理を行うための手段にも用いられている。なお、ユーザのスケジュール管理に電子メールを活用する例としては、電子メールを送受信可能な電子メール送受信システム上で、ある通信端末から何らかの予定項目の情報を含んだ電子メールが情報管理装置(例えばスケジュール管理サーバ)に送られた場合、当該情報管理装置は、その電子メールを解析し、予め用意された返信メールに、上記電子メールの差出人情報、及び、予め記憶しているスケジュールデータの予定項目を反映した受信人の意思情報を付加し、その返信メールを差出人宛に自動返信するようになされた技術が開示されている(例えば特許文献1参照)。
【0004】
【特許文献1】
特開平10−269283号公報(第2図)
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、従来の電子メールは、現状ではユーザ間のコミュニケーションやスケジュール管理、広告等の情報配信にしか用いられていない。また、広告等により配信される情報は、ユーザにとって必ずしも有益な情報とは言い難いのが実状である。したがって、例えばユーザにとって有益な情報を提供することなど、ユーザの利便性を高めることのできる新たな用途の開発が期待されている。
【0006】
一方で、電子メールの新たな活用法を考える際に、従来より存在している電子メール送受信システムを変更するようなことはコスト的な面などから好ましくない。したがって、既存の電子メール送受信システムを変更することなく、上記電子メールの新たな用途を開発することが望ましい。
【0007】
本発明は、このような課題に鑑みてなされたものであり、既存の電子メール送受信システムを変更することなく、ユーザの利便性を高める新たな用途を実現可能とする、情報通信端末及び情報通知方法を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明は、複数のキーワードがぞれぞれ複数の種類別に用意されたキーワード辞書と、キーワードの各種類とそれらキーワードの各種類にそれぞれ対応した関連情報の種類との対応関係を示す対応表辞書とを備え、相手先を特定した送信を目的とするテキストデータから、キーワード辞書を参照してキーワードを抽出するとともにそのキーワードの種類を抽出し、その抽出したキーワードの種類により、対応表辞書を参照して、そのキーワードの種類に対応した関連情報の種類を求める。次に、複数の情報がそれぞれ複数の種類別に格納された内部の情報格納部と、所定のネットワーク網上にそれぞれ複数の種類別に設けられた情報格納装置との少なくとも何れかを、関連情報の種類に応じて参照し、その参照先から、抽出キーワードに対応した情報を検索して、その検索結果の情報を関連情報として取得する。そして、その取得した関連情報を用いてメッセージを生成し、そのメッセージを利用者に認識可能に通知する。
【0009】
本発明によれば、相手先を特定した送信を目的とするテキストデータから、複数のキーワードがぞれぞれ複数の種類別に用意されたキーワード辞書を参照してキーワードを抽出するとともにそのキーワードの種類を抽出し、その抽出したキーワードの種類により、キーワードの各種類とそれらキーワードの各種類にそれぞれ対応した関連情報の種類との対応関係を示す対応表辞書を参照して、そのキーワードの種類に対応した関連情報の種類を求め、次に、複数の情報がそれぞれ複数の種類別に格納された内部の情報格納部と、所定のネットワーク網上にそれぞれ複数の種類別に設けられた情報格納装置との少なくとも何れかを、関連情報の種類に応じて参照し、その参照先から、抽出キーワードに対応した情報を検索して、その検索結果の情報を関連情報として取得し、そして、その取得した関連情報を用いてメッセージを生成し、そのメッセージを利用者に通知することにより、電子メール送信時のユーザの利便性を高めている。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の好ましい実施の形態について、図面を参照しながら説明する。
【0011】
図1には、本発明の情報通信端末の一例である携帯電話端末1の概略的な内部構成を示す。なお、図1は、当該携帯電話端末1が携帯電話網30を介して接続可能な他の携帯電話端末33、メールサーバ34、インターネット31、そのインターネット31に接続された情報提供サイト32等も同時に示している。
【0012】
本実施の形態の携帯電話端末1は、主要な構成要素として、送受信部18、表示部11、操作部13、時計14、スピーカ16、マイクロホン(マイク)17、LED(発光ダイオード)12、メモリ15、制御・処理部10などを有している。
【0013】
上記送受信部18は、携帯電話網30の基地局との間で信号電波の送受信を行う。表示部11は、例えば液晶ディスプレイからなり、例えば電話番号や待ち受け画像、電子メールの文章、各種の選択メニューなどの表示を行う。操作部13は、テンキーや電源オン/オフボタン、ジョグダイヤル等からなり、電話番号入力や電子メール文章の入力、各種メニューの選択等の際に、ユーザにより操作され、そのユーザ操作に応じた操作入力信号を出力する。時計14は、年,月,日,時,分,秒の時間情報を発生する。スピーカ16は、主に通話音声を出力する。マイクロホン17は、通話時の音声を電気信号に変換する。LED12は、例えば着信を発光によりユーザへ知らせるために設けられている。メモリ15は、後述するように、電話帳やアドレス帳のデータ、仮名漢字変換用の辞書、キーワード辞書,応答辞書などの各種辞書のデータ、ユーザの個人情報、スケジュール(予定表)情報、着信や発信の履歴データ、メールアプリケーションや情報通知アプリケーション等の各種のアプリケーションプログラムを格納している。なお、メモリ15内の各種辞書やデータ、アプリケーションは、書き換えや追加、更新(インターネットを介した書き換えや追加、更新も含む)が可能となされている。制御・処理部10は、各構成要素の動作を制御したりアプリケーションプログラムを実行するためのCPU21と、送受信部18を介して送受信される信号の拡散,逆拡散、誤り訂正等の処理を行う信号処理部22とを有している。
【0014】
本実施の形態の携帯電話端末1は、例えば電子メールが作成されて送信される際に、その電子メール文章の内容を自動的に分析し、その分析により得られた文章の内容に関連した、ユーザにとって例えば有益な情報を取得(以下、関連情報と呼ぶ)し、その関連情報に対応した応答メッセージをユーザへ通知する機能(以下、情報通知機能と呼ぶ)を備えている。
【0015】
[電子メールの分析と応答メッセージ]
ここで、上記電子メール文章の内容分析方法としては、例えば、携帯電話端末1のメモリ15内に予め用意されている辞書を参照して、電子メールの文章中から当該辞書に登録されている語句を抽出する方法、メモリ15内に記録されている電話帳やアドレス帳、予定表等を参照して、電子メールの文章中からそれら電話帳に登録されている電話番号や名前、アドレス帳に登録されている住所や電子メールアドレス、予定表に登録されている日時、場所等を抽出する方法、メモリ15内に記録されているユーザの個人情報を参照して、電子メールの文章中からそれら個人情報(名前、住所、好きな食べ物等)を抽出する方法などが考えられる。なお、上記電子メール文章の内容分析の際に、例えば、ユーザの操作や電子メールの内容、通話時間、当該携帯電話端末1の使用時間等に応じて、参照される辞書等を変更したり、新たに辞書の内容を増やしたりすることも可能である。以下の説明において、電子メール文章の分析時に抽出される語句や電話番号,名前,アドレス、個人情報等を、まとめてキーワードと呼ぶことにする。
【0016】
上記関連情報の取得方法としては、例えば、本実施の形態の携帯電話端末1のメモリ15内に予め用意されている情報の中から取得する方法や、インターネット31を経由して取得する方法などが考えられる。インターネット31を経由する場合、関連情報は、例えば各種の情報提供サイト32から取得する。情報提供サイト32の一例としては、天気情報の提供サイト、交通情報の提供サイト、占い情報の提供サイト、各種の商品情報の提供サイト、ユーザのスケジュールを保存する予定情報管理サイトなど様々なサイトを挙げることができる。
【0017】
上記取得された関連情報から上記応答メッセージを生成する際には、例えば、メモリ15内に予め用意されている応答辞書を参照し、その応答辞書内の複数の応答メッセージの中から、上記関連情報に対応した応答メッセージを選択する。
【0018】
上記応答メッセージをユーザへ通知する際の通知方法としては、例えば携帯電話端末1の表示部11の画面上に応答メッセージ(応答文)を表示するような方法や、上記スピーカ16から音声により応答メッセージを流す方法、画面上に表示されたキャラクタやアバタが吹き出しセリフや音声により応答メッセージを通知する方法などが考えられる。なお、キャラクタが応答メッセージを通知する場合には、その応答メッセージの内容に応じてキャラクタを動かしたり、表情を変化させたり、別のキャラクタに変更するようにしても良い。このようなキャラクタの制御は、例えば上記応答メッセージを作成する際に使用される応答辞書の内容を変えることでも間接的に実現可能である。
【0019】
図2には、電子メール文章の分析時に抽出されるキーワードと、そのキーワードに応じて取得される関連情報の種類との関係を示す。この図2において、電子メール文章から抽出されたキーワードが例えば日時、場所、目的、スケジュール登録済みの各種の語句である場合、取得される関連情報は、スケジュールに関する情報となる。また、キーワードが日時や場所である場合、取得される関連情報は、天気や交通に関する情報となる。キーワードが例えば名前やメールアドレスである場合、取得される関連情報は、個人に関する情報となる。なお、上記キーワードに応じて取得される関連情報には、優先順位を付けておくことも可能である。すなわち優先順位に応じた関連情報の取得の一例として、今日が休日である場合に、上記キーワードとして日時や場所が抽出されたとすると、関連情報として天気や交通の情報を取得するようにし、また、今日が平日である場合、キーワードとして日時や場所が抽出されたとすると、関連情報としてスケジュールの情報を取得することにするなどが考えられる。
【0020】
また、取得された関連情報が例えばスケジュールに関する情報である場合、上記応答メッセージは、例えばユーザに対してスケジュールがどのようになっているのかを通知するためのメッセージ(例えば「2月14日には予定が入っています。」などの文)を挙げることができる。関連情報が例えば天気に関する情報である場合、上記応答メッセージは、例えば電子メール文章に記載されていた日付と場所の明日の天気予報を通知するためのメッセージ(例えば、「明日、お台場は雨が降る(降水確率80%)でしょう。」などの文)を挙げることができる。関連情報が例えば交通に関する情報である場合、上記応答メッセージは、例えばユーザに対して最寄り駅からの乗り換え時間や経路を通知するためのメッセージ(例えば、「家からお台場まで、電車で一時間です。」などの文)を挙げることができる。関連情報が例えば個人に関する情報である場合、上記応答メッセージは、例えばユーザの誕生日や送信頻度、時間等を通知するためのメッセージ(例えば、「Aさんの誕生日は来週です。」などの文)を挙げることができる。
【0021】
また、上記抽出されたキーワードや応答メッセージ、電子メールの内容や送信相手先の情報は、履歴としてメモリ15内に蓄積することも可能である。そして、応答メッセージを作成する際には、その履歴情報により応答メッセージを変更したりすることも可能である。例えば、Aさん宛ての電子メールの送信履歴を蓄積している場合、応答メッセージとして「今日はAさんへメールをn回送ったよ。」などの文を作成するなどが考えられる。
【0022】
上記応答メッセージをユーザに通知するタイミングの決め方として、例えば、ユーザが作成した電子メールの文章に使用語句や日付、スケジュール等の間違いがあり、当該電子メールを送信する前にユーザに知らせる必要が有る場合には、その電子メールの作成中や作成完了後、或いは、電子メールの作成完了後にその電子メールの送信指示をユーザが行った時などが考えられる。すなわち、電子メールの文章の間違い等の場合には、電子メールの送信が行われる前に上記応答メッセージによりユーザへ通知する。また、上記文章の間違い等のように電子メールを送信する前にユーザに知らせるべきもの以外のときには、電子メールの送信がなされた後に応答メッセージをユーザへ通知する。
【0023】
[具体例]
以下、具体例として、電子メール文章内に予定表に関連するキーワードが含まれている場合において、本実施の形態の携帯電話端末1が、当該予定表に関連するキーワードを抽出し、その抽出されたキーワードに応じた関連情報をメモリ15から取得し、その関連情報の応答メッセージを作成して表示部11の画面上に表示する例を挙げて、上記情報通知機能を説明する。
【0024】
図3には、本発明にかかる情報通知アプリケーションを実行する際のCPU21の内部処理と、当該CPU21が参照するメモリ15内の辞書等を示す。また、図4には、メモリ15内に登録されている予定表の一例を示し、図5〜図7には、本実施の形態の携帯電話端末1の表示部11の画面50上に表示される応答メッセージの例を示す。なお、図5〜図7は、本実施の形態の携帯電話端末1の画面50とその近辺のみの外観を示している。
【0025】
図3のメールデータ40は、例えば図5の画面50内のメールウィンドウ51に表示されているように「13日にお会いできますか?」という内容の電子メールのデータであるとする。
【0026】
この電子メールが作成され、例えばユーザにより操作部13から当該電子メールの送信指示の入力がなされた時、CPU21の機能制御部45は、キーワード抽出部23を動作させる。このとき、キーワード抽出部23は、メモリ15内に予め用意されているキーワード辞書26を参照し、上記電子メールからキーワードを抽出する。このときのキーワード辞書26には、一般的な語句の他に、予定表に含まれる予定項目である日付、時間、場所、目的等や、電子メールのアドレス帳、個人情報等のキーワードが登録されている。また、この例の場合の電子メールには、予定表に関連するキーワード(日付、時間、場所、目的等)の少なくとも何れかが含まれている。このため、当該キーワード抽出部23では、上記電子メールから上記予定表に関連するキーワードを抽出することになる。なお、この例の場合のキーワード抽出部23は、上記電子メールの中から、例えば日付である「13日」をキーワードとして抽出したとする。
【0027】
次に、上記キーワード抽出部23にて抽出されたキーワードの情報は、予定表検索部24と応答メッセージ作成部25、及び機能制御部45へ送られる。
【0028】
上記予定表検索部24は、上記キーワードを受け取ると、メモリ15内に記憶されている予定表27を参照し、当該キーワードに対応した予定が既に登録されているかを検索する。そして、予定表検索部24は、その検索結果の情報を、応答メッセージ作成部25と機能制御部45へ送る。
【0029】
応答メッセージ作成部25は、上記予定表検索部24から送られてきた検索結果と上記キーワード抽出部23から送られてきたキーワードを用いて、メモリ15内に予め用意されている応答辞書を参照し、応答メッセージを作成する。この例の場合、予定表には、図4に示すようなデータが登録されているため、上記キーワードとして抽出された「13日」には「15:30(15時30分)〜17:30(17時30分)まで定例会議」の予定が入っていることになる。したがって、この場合の応答メッセージ作成部25は、応答辞書28に用意されている情報と上記キーワード抽出部23から送られてきたキーワードとを用いて、「13日は15:30〜17:30定例会議が予定に入っています。」のような応答メッセージを作成する。そして、この応答メッセージ作成部25から出力された応答メッセージ41は、図5の画面50のウィンドウ53内に、予定表にかかる部分である「15:30〜17:30定例会議」にユーザへの通知性を高めるための下線54を伴った状態で表示されることになる。またこの時、画面50内のウィンドウ51上には、上記抽出されたキーワードにかかる部分である「13日」に下線52を伴った状態で、電子メールの文章が表示される。なお、応答メッセージは、日時等の無い、例えば「予定が重複しています。」のようなものでも良い。一方、上記抽出されたキーワードと予定表27にある予定の日時等が重なっていない場合、応答メッセージ作成部25は、応答辞書28に用意されている情報から「予定は重複していません。」等の応答メッセージを作成しても良い。
【0030】
上記応答メッセージ41が図5のように画面50上に表示された後、機能制御部45は、選択要求メッセージ作成部44に対して、上記電子メールを送信するか否かをユーザに問うための選択要求メッセージを作成させる。この例の場合、上記選択要求メッセージは、例えば、「そのまま送信しますか?」の文と「YES」,「NO」の選択用アイコンの情報とからなる。そして、図6の画面50に示すように、選択要求メッセージ42のうち上記「そのまま送信しますか?」の文はウィンドウ56内に表示され、「YES」,「NO」の選択用アイコン57,58は例えばウィンドウ56の下部に表示される。本実施の形態の場合、図6の画面50内には、応答メッセージ41のウィンドウ55も同時に表示される。また、この図6の画面50が表示されている時に、機能制御部45は、操作部13からのユーザ操作入力信号により、上記「YES」,「NO」の選択用アイコン57,58の何れが選択されたかを見ており、「YES」の選択用アイコン57が選ばれたときには図1の信号処理部22に対して上記メールデータ40の送信指示を送り、一方、「NO」の選択用アイコン58が選ばれたときには上記メールデータ40の送信を停止させる。なお、上記「NO」の選択用アイコン58が選ばれた時には、メールアプリケーションのモードを、メール編集モードに戻しても良い。
【0031】
さらに、機能制御部45は、上記選択要求メッセージ作成部44に対して、上記抽出されたキーワードを予定表に書き込むか否かをユーザに問うための選択要求メッセージを作成させても良い。この場合の選択要求メッセージは、例えば、「13日に新たに予定を入れますか?」の文と「YES」,「NO」の選択用アイコンの情報とからなる。そして、図7の画面50に示すように、当該選択要求メッセージ42のうち上記「13日に新たに予定を入れますか?」の文はウィンドウ60内に表示され、「YES」,「NO」の選択用アイコン57,58は例えばウィンドウ60の下部に表示される。なお、本実施の形態の場合、図7の画面50内には、上記抽出されたキーワードである13日近辺の予定表のウィンドウ59も同時に表示される。また、この図7の画面50が表示されている時に、機能制御部45は、操作部13からのユーザ操作入力信号により、上記「YES」,「NO」の選択用アイコン57,58の何れが選択されたかを見ており、「YES」の選択用アイコン57が選ばれたときには上記抽出されたキーワードの情報を予定表27に追加し、「NO」の選択用アイコン58が選ばれたときには特に何もしない。上記「YES」の選択用アイコン57が選ばれた時には、予定表27のアプリケーションを起動させて、ユーザが予定表を任意に編集するための編集画面を表示させても良い。
【0032】
なお、例えば電子メールの内容が予定表27と重複していない場合や、電子メールの内容が予定表に関係していない場合のように、電子メールを送信する前に応答メッセージをユーザに通知する必要がないとき、或いは、応答メッセージとしてユーザに通知すべき情報が電子メールの送信後であっても特に問題ない情報である場合、上記機能制御部45は、上記図5や図6の画面50の表示等を行わずに、そのまま電子メールを送信させても良い。この場合、機能制御部45は、電子メールを送信した後に、応答メッセージ作成部25から応答メッセージを出力させる。
【0033】
また、上述した例では電子メールの文章の内容が予定表に関連していた例を挙げているが、例えば、電子メールの文章が予定表に関連しない内容である場合、上記キーワード抽出部23から抽出されたキーワードは、それら予定表以外の関連情報の検索部へ送られることになる。すなわち一例として、電子メールから抽出されたキーワードが個人情報に関連するものである場合、そのキーワードは図示しない個人情報検索部に送られ、当該個人情報検索部は、メモリ15に記憶されている個人情報を参照し、その検索結果を応答メッセージ作成部25へ送ることになる。そして、このときの応答メッセージ作成部25は、上記個人情報の検索結果に応じた応答メッセージを作成して出力することになる。
【0034】
[CPUのフローチャート]
図8には、上述した情報通知アプリケーションをCPU21が実行する際の処理をフローチャートにて表す。なお、図8は、本実施の形態の情報通知機能の一例として、電子メールから予定表にかかるキーワードを抽出した場合の流れを示している。
【0035】
図8において、ステップS1にて電子メールの本文のデータ(メールデータ40)が入力されると、CPU21は、ステップS2にて、前述したようにして応答メッセージを作成する。次に、CPU21は、ステップS3にて、電子メールの送信前にユーザに関連情報を通知する必要があるか否か判定する。ステップS3にて通知の必要がないと判定(NO)したとき、CPU21は、ステップS12にてその電子メールを送信させ、次にステップS13にて応答メッセージを画面上に表示させた後、ステップS8の処理に進む。一方、ステップS3にて通知が必要であると判定(YES)したとき、CPU21はステップS4へ処理を進める。
【0036】
ステップS4に進むと、CPU21は、応答メッセージを画面上に表示させ、次に、ステップS5にて電子メールを送信するか否かをユーザに問うための選択要求メッセージを画面上に表示させ、その後、ステップS6にて、ユーザから電子メール送信のOK指示の入力がなされたか否か判定する。このステップS6にて、電子メール送信不可(NO)の指示がユーザによりなされたと判定したとき、CPU21は、ステップS14にてメールアプリケーションにより電子メールの再編集を可能とし、電子メールの再編集が完了したならばステップS1へ戻る。一方、ステップS6にて電子メール送信可(YES)の指示がユーザによりなされたと判定したとき、CPU21は、ステップS7にて電子メールを送信させる。
【0037】
そして、CPU21は、ステップS8にて、抽出されたキーワードが予定表に登録されていない情報であり、新規に予定表へ追加できる情報であるか否かを判定する。このステップS8にて新規に予定表へ追加する必要がない情報であると判定(NO)した場合、CPU21は処理を終了し、新規に予定表へ追加できる情報であると判定した場合(YES)はステップS9へ処理を進める。
【0038】
ステップS9に進むと、CPU21は、前述したように予定表に追加するか否かをユーザに問うための選択要求メッセージを作成して画面上に表示させた後、ステップS10にてユーザから追加入力の指示がなされたか否か判定する。そして、CPU21は、ステップS10にて、追加入力しない旨の指示がユーザよりなされたと判定(NO)した場合は処理を終了し、一方、追加入力する旨の指示がユーザよりなされたと判定(YES)した場合はステップS11にてそのキーワードにかかる情報を予定表に追加した後、処理を終了する。
【0039】
なお、この図8のフローチャートの各判定処理は、ユーザにより何れの処理に進むか予め設定されていても良い。
【0040】
[各部の動作シーケンス]
次に、図9〜図12を用いて、本実施の形態の携帯電話端末が情報通知機能を実現する場合の動作シーケンス(タイムフローチャート)を示す。なお、図9〜図12は、本実施の形態の情報通知機能の一例として、電子メールから予定表にかかるキーワードを抽出した場合の動作シーケンスを示している。
【0041】
図9は、電子メールの送信前に応答メッセージを表示する場合の動作シーケンスを示している。
【0042】
図9において、CPU21でメールアプリケーションが起動しており、ステップS20にて、ユーザが操作部13を操作することで電子メールの文章が入力され、さらにステップS21にて、ユーザにより電子メールの送信指示操作がなされると、メールアプリケーションは、ステップS22にてその電子メールの本文を、CPU21上で動作する情報通知アプリケーション(情報通知機能を実行するアプリケーション)へ渡す。情報通知アプリケーションは、上記電子メールの本文を受け取ると、ステップS23にて、前述のように応答メッセージを作成し、ステップS24にてその応答メッセージを表示部11の画面上に表示させる。また、情報通知アプリケーションは、ステップS25にて、前述のように電子メールを送信するか否かの選択要求メッセージを表示部11の画面上に表示させる。そして、ステップS26にて、ユーザにより操作部13から電子メールの送信の指示入力がなされると、情報通知アプリケーションは、ステップS27にて、信号処理部22に電子メールの送信指示を行い、さらにステップS28にて送受信部18から電子メールを送信させる。これにより、電子メールは、携帯電話網30のメールサーバ34へ送られる。なお、当該電子メールが携帯電話端末33宛てのものである場合、その電子メールは、上記携帯電話端末33からの要求に応じて上記メールサーバ34から読み出されることになる。
【0043】
図10は、電子メールの送信後に応答メッセージを表示する場合の動作シーケンスを示している。なお、図10のステップS20〜S23までの流れは図9のステップS20〜S23と同じであり、ここではその説明を省略する。
【0044】
図10において、情報通知アプリケーションは、ステップS23にて応答メッセージを作成すると、ステップS30にて、信号処理部22に電子メールの送信指示を行い、さらにステップS32にて送受信部18から電子メールを送信させる。また、上記電子メールの送信後、情報通知アプリケーションは、ステップS31にて、応答メッセージを表示部11の画面上に表示させる。
【0045】
図11は、電子メールの送信前に応答メッセージを表示し、また、必要に応じて予定表への追加を行う場合の動作シーケンスを示している。なお、図11のステップS20〜S28までの流れは、図9のステップS20〜S28と同じであり、ここではその説明を省略する。
【0046】
図11において、情報通知アプリケーションは、ステップS28にて電子メールの送信が完了したとき、ステップS35にて前述したように、抽出したキーワードの情報を予定表へ追加するか否かの選択要求メッセージを表示部11の画面上に表示させる。そして、ステップS37にて、ユーザにより操作部13から予定表への追加の指示入力がなされると、情報通知アプリケーションは、ステップS38にて、そのキーワードの情報を予定表へ追加入力する。
【0047】
図12は、電子メールの送信後に応答メッセージを表示し、また、必要に応じて予定表への追加を行う場合の動作シーケンスを示している。なお、図12のステップS20〜S32での流れは、図10のステップS20〜S32と同じであり、また、図12のステップS35〜ステップS38までの流れは、図11のステップS35〜ステップS38までの流れと同じである。
【0048】
すなわちこの図12の動作シーケンスでは、応答メッセージが電子メールの送信後に表示され、さらにその後、抽出したキーワードの情報を予定表へ追加するか否かの選択要求メッセージの表示を行い、ユーザから予定表への追加の指示入力がなされたときには、キーワードの情報を予定表へ追加入力する。
【0049】
[まとめ]
以上説明したように、本発明実施の形態の携帯電話端末1によれば、電子メール本文からキーワードを抽出し、そのキーワードに関連する例えばユーザに有益な情報(関連情報)を取得し、その関連情報を応答メッセージによりユーザへ通知することにより、既存の電子メール送受信システムを変更することなく、ユーザの利便性を高めた新たな用途が実現可能となる。すなわち、本実施の形態の携帯電話端末1によれば、予定表の予定項目に関連するような情報が含まれている電子メールを送信しようとした場合に、ユーザはメモリ15内の予定表を開くことなく、その予定が重なっているか否か等を直ぐに知ることができる。また、本実施の形態の携帯電話端末1によれば、ユーザは、予定項目を入力する等の操作を自ら行う必要がなくなり、当該電子メールに含まれている予定項目を予定表に追加することなどが可能となるため、ユーザによる予定管理の労力を減らすことができる。また、天気予報の情報や交通情報などが関連情報として参照された場合、ユーザが例えばインターネット31を経由した情報提供サイト32への接続操作等を行わなくても、応答メッセージによりそれら天気予報や交通情報を得ることができるため、ユーザは、例えば電子メールに記載された日時についての予定などを立てるのが容易になる。さらに、本実施の形態において、応答メッセージをキャラクタが通知する場合、当該携帯電話端末1内にあたかもキャラクタがいるように感じられるので、エンタテインメント性が向上する。また、本実施の形態の携帯電話端末1によれば、電子メールの送受信量、内容や端末動作履歴などを保持し、応答辞書を更新する(キャラクタが成長する)ことで、ユーザの独自の特徴が蓄積され、ユーザの行動に対して、より適当な応答メッセージが得られるようになる。
【0050】
なお、上述した実施の形態の説明は、本発明の一例である。このため、本発明は上述した実施の形態に限定されることなく、本発明に係る技術的思想を逸脱しない範囲であれば、設計等に応じて種々の変更が可能であることはもちろんである。
【0051】
本実施の形態では、携帯電話端末を例に挙げているが、本発明は携帯電話端末に限定されず、少なくとも電子メールを送信可能なものであれば、如何なる電子機器にも適用可能である。
【0052】
また、本発明において、キーワードが抽出されるデータは、電子メールに限定されず、例えば、TCP/IP(Transmission Control Protocol/Internet Protocol)を使用したメッセージ送受信サービスなど、テキストベースのシステムであれば、いずれのものにも適用できる。さらに、本発明は、例えば音声認識により音声から変換されたテキストデータなどにも適用可能である。
【0053】
その他、本発明は、ハードウェア、ソフトウェアの何れに適用可能である。
【0054】
【発明の効果】
本発明においては、相手先を特定した送信を目的とするテキストデータから、複数のキーワードがぞれぞれ複数の種類別に用意されたキーワード辞書を参照してキーワードを抽出するとともにそのキーワードの種類を抽出し、その抽出したキーワードの種類により、キーワードの各種類とそれらキーワードの各種類にそれぞれ対応した関連情報の種類との対応関係を示す対応表辞書を参照して、そのキーワードの種類に対応した関連情報の種類を求め、次に、複数の情報がそれぞれ複数の種類別に格納された内部の情報格納部と、所定のネットワーク網上にそれぞれ複数の種類別に設けられた情報格納装置との少なくとも何れかを、関連情報の種類に応じて参照し、その参照先から、抽出キーワードに対応した情報を検索して、その検索結果の情報を関連情報として取得し、そして、その取得した関連情報を用いてメッセージを生成し、そのメッセージを利用者に通知することにより、例えば電子メールについてユーザの利便性を高める新たな用途を実現可能となり、またこれは情報通信端末の内部処理により実現可能であるため、既存の電子メール送受信システムを変更する必要はない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明実施の形態の携帯電話端末の概略的な内部構成、及び、携帯電話網に接続可能なシステムの概略構成を示すブロック図である。
【図2】電子メール文章の分析時に抽出されるキーワードと、そのキーワードに応じて取得される関連情報の種類との関係を表にして示した図である。
【図3】情報通知機能を実行する際のCPUの内部処理と、当該CPUが参照するメモリ内の辞書等の関係説明に用いるブロック図である。
【図4】メモリ内に登録されている予定表の一例を示す図である。
【図5】携帯電話端末の表示部の画面上に表示される応答メッセージの一例を示す図である。
【図6】電子メールの送信の可否を問う選択画面の一例を示す図である。
【図7】予定項目の追加の可否を問う選択画面の一例を示す図である。
【図8】情報通知機能をCPUが実行する際の処理をフローチャートである。
【図9】電子メールの送信前に応答メッセージを表示する場合の動作シーケンスを示すタイムフローチャートである。
【図10】電子メールの送信後に応答メッセージを表示する場合の動作シーケンスを示すタイムフローチャートである。
【図11】電子メールの送信前に応答メッセージを表示し、新たな予定項目の追加の可否を問う選択画面を表示する場合の動作シーケンスを示すタイムフローチャートである。
【図12】電子メールの送信後に応答メッセージを表示し、新たな予定項目の追加の可否を問う選択画面を表示する場合の動作シーケンスを示すタイムフローチャートである。
【符号の説明】
1…携帯電話端末、10…制御・処理部、11…表示部、12…LED、13…操作部、14…時計、15…メモリ、16…スピーカ、17…マイクロホン、18…送受信部、21…CPU、22…信号処理部、23…キーワード抽出部、24…予定表検索部、25…応答メッセージ作成部、26…キーワード辞書、27…予定表、28…応答辞書、30…携帯電話網、31…インターネット、32…情報提供サイト、33…他の携帯電話端末、34…メールサーバ、40…メールデータ、41…応答メッセージ、42…選択要求メッセージ、44…選択要求メッセージ作成部、45…機能制御部

Claims (10)

  1. 複数のキーワードがぞれぞれ複数の種類別に用意されたキーワード辞書と、
    上記キーワードの各種類と、それらキーワードの各種類にそれぞれ対応した関連情報の種類との対応関係を示す対応表辞書と、
    相手先を特定した送信を目的とするテキストデータから、上記キーワード辞書を参照して、キーワードを抽出するとともにそのキーワードの種類を抽出するキーワード抽出部と、
    上記キーワード抽出部が抽出したキーワードの種類により、上記対応表辞書を参照して、そのキーワードの種類に対応した関連情報の種類を求める分析部と、
    複数の情報がそれぞれ複数の種類別に格納された内部の情報格納部と、所定のネットワーク網上にそれぞれ複数の種類別に設けられた情報格納装置との少なくとも何れかを、上記分析部が求めた上記関連情報の種類に応じて参照し、その参照先から、上記キーワード抽出部が抽出したキーワードに対応した情報を検索して、その検索結果の情報を上記関連情報として取得する関連情報取得部と、
    上記関連情報取得部が取得した関連情報を用いてメッセージを生成するメッセージ生成部と、
    上記メッセージ生成部が生成したメッセージを利用者に認識可能に通知する通知部と
    を有する情報通信端末。
  2. 上記内部の情報格納部若しくは上記ネットワーク網上の情報格納装置には、少なくとも利用者の予定情報が登録された予定表が、上記複数の種類のうちの一つの種類として用意されており、
    上記キーワード辞書には、上記キーワードの種類のうちの一つとしての予定表と、その予定表に含まれる複数の予定項目に対応した複数のキーワード用意されており、
    上記対応表辞書は、上記キーワードの種類の一つである予定表と、その予定表に対応した関連情報の種類との対応関係が含まれており、
    上記キーワード抽出部は、当該キーワード辞書を参照して、上記テキストデータから、上記予定表を表すキーワードの種類と、その予定表内の予定項目に対応したキーワードを抽出し、
    上記分析部は、上記キーワード抽出部が抽出した上記予定表を表すキーワードの種類により上記対応表辞書を参照することで、上記関連情報の種類として予定表を求め、
    上記関連情報取得部は、上記内部の情報格納部若しくは上記ネットワーク網上の情報格納装置に格納されている上記予定表から、上記抽出されたキーワードに対応した予定情報を上記関連情報として取得し、
    上記メッセージ生成部は、上記取得された予定情報を含むメッセージを生成する請求項1記載の情報通信端末。
  3. 上記内部の情報格納部若しくは上記ネットワーク網上の情報格納装置には、天気情報と交通情報と利用者の個人情報を有する各種類の少なくとも何れかが、上記複数の種類のうちの一つとして用意されており、
    上記キーワード辞書には、上記天気情報と交通情報と利用者の個人情報の少なくとも何れかの情報が上記キーワードとして用意され、上記天気情報と交通情報と利用者の個人情報の少なくとも何れかの種類が上記キーワードの種類として用意されており、
    上記対応表辞書には、上記天気情報と交通情報と利用者の個人情報の少なくとも何れかのキーワードの種類と、当該キーワードの種類に対応した関連情報の種類との対応関係が含まれ、
    上記キーワード抽出部は、上記キーワード辞書を参照して、上記テキストデータから、上記天気情報と交通情報と利用者の個人情報の少なくとも何れかのキーワードの種類と、そのキーワードの種類に対応したキーワードとを抽出し、
    上記分析部は、上記キーワード抽出部が抽出したキーワードの種類により上記対応表辞書を参照することで、上記天気情報と交通情報と利用者の個人情報の少なくとも何れかの キーワードの種類に対応した上記関連情報の種類を求め、
    上記関連情報取得部は、上記内部の情報格納部若しくはネットワーク網上の情報格納装置から、上記抽出されたキーワードに対応する関連情報の種類に応じた関連情報として上記天気情報と交通情報と利用者の個人情報の少なくとも何れかを取得し、
    上記メッセージ生成部は、上記取得された情報を含むメッセージを生成する請求項1又は請求項2記載の情報通信端末。
  4. 上記作成されたメッセージの内容に応じて、上記テキストデータを相手先へ送信する前若しくは後に当該メッセージを利用者へ通知するか否かを決定する通知制御部を有する請求項1記載の情報通信端末。
  5. 少なくとも送信された上記テキストデータの送信相手先を含む送信の履歴情報を蓄積する履歴蓄積部を有し、
    上記メッセージ生成部は、上記履歴蓄積部に蓄積された履歴情報に応じて上記メッセージを変更する請求項1記載の情報通信端末。
  6. 相手先を特定した送信を目的とするテキストデータから、キーワード抽出部が、複数のキーワードがぞれぞれ複数の種類別に用意されたキーワード辞書を参照してキーワードを抽出するとともにそのキーワードの種類を抽出するキーワード抽出ステップと、
    上記キーワード抽出部が上記キーワード抽出ステップにて抽出したキーワードの種類により、分析部が、上記キーワードの各種類とそれらキーワードの各種類にそれぞれ対応した関連情報の種類との対応関係を示す対応表辞書を参照して、そのキーワードの種類に対応した関連情報の種類を求める分析ステップと、
    関連情報取得部が、複数の情報がそれぞれ複数の種類別に格納された内部の情報格納部と、所定のネットワーク網上にそれぞれ複数の種類別に設けられた情報格納装置との少なくとも何れかを、上記分析部が分析ステップで求めた上記関連情報の種類に応じて参照し、その参照先から、上記キーワード抽出部が上記キーワード抽出ステップで抽出したキーワードに対応した情報を検索して、その検索結果の情報を上記関連情報として取得する関連情報取得ステップと、
    上記関連情報取得部が上記関連情報取得ステップにて取得した関連情報を用いて、メッセージ生成部がメッセージを生成するメッセージ生成部と、
    上記メッセージ生成部が上記メッセージ生成ステップにて生成したメッセージを、通知部が利用者に認識可能に通知する通知ステップと
    を有する情報通知方法。
  7. 上記内部の情報格納部若しくは上記ネットワーク網上の情報格納装置には、少なくとも利用者の予定情報が登録された予定表が、上記複数の種類のうちの一つの種類として用意されており、
    上記キーワード辞書には、上記キーワードの種類のうちの一つとしての予定表と、その予定表に含まれる複数の予定項目に対応した複数のキーワード用意されており、
    上記対応表辞書には、上記キーワードの種類の一つである予定表と、その予定表に対応した関連情報の種類との対応関係が含まれ、
    上記キーワード抽出ステップでは、上記キーワード抽出部が、上記キーワード辞書を参照して、上記テキストデータから、上記予定表を表すキーワードの種類と、その予定表内の予定項目に対応したキーワードを抽出し、
    上記分析ステップでは、上記分析部が、上記キーワード抽出ステップで抽出された上記予定表を表すキーワードの種類により上記対応表辞書を参照することで、上記関連情報の種類として予定表を求め、
    上記関連情報取得ステップでは、上記関連情報取得部が、上記内部の情報格納部若しくは上記ネットワーク網上の情報格納装置に格納されている上記予定表から、上記抽出されたキーワードに対応した予定情報を上記関連情報として取得し、
    上記メッセージ生成ステップでは、上記メッセージ生成部が、上記取得された予定情報を含むメッセージを生成する請求項6記載の情報通知方法。
  8. 上記内部の情報格納部若しくは上記ネットワーク網上の情報格納装置には、天気情報と交通情報と利用者の個人情報を有する各種類の少なくとも何れかが、上記複数の種類のうちの一つとして用意されており、
    上記キーワード辞書には、上記天気情報と交通情報と利用者の個人情報の少なくとも何れかの情報が上記キーワードとして用意され、上記天気情報と交通情報と利用者の個人情報の少なくとも何れかの種類が上記キーワードの種類として用意されており、
    上記対応表辞書には、上記天気情報と交通情報と利用者の個人情報の少なくとも何れかのキーワードの種類と、当該キーワードの種類に対応した関連情報の種類との対応関係が含まれ、
    上記キーワード抽出ステップでは、上記キーワード抽出部が、上記キーワード辞書を参照して、上記テキストデータから、上記天気情報と交通情報と利用者の個人情報の少なくとも何れかのキーワードの種類と、そのキーワードの種類に対応したキーワードとを抽出し、
    上記分析ステップでは、上記分析部が、上記キーワード抽出部が抽出したキーワードの種類により上記対応表辞書を参照することで、上記天気情報と交通情報と利用者の個人情報の少なくとも何れかのキーワードの種類に対応した上記関連情報の種類を求め、
    上記関連情報取得ステップでは、上記関連情報取得部が、上記内部の情報格納部若しくはネットワーク網上の情報格納装置から、上記抽出されたキーワードに対応する関連情報の種類に応じた関連情報として上記天気情報と交通情報と利用者の個人情報の少なくとも何れかを取得し、
    上記メッセージ生成ステップでは、上記メッセージ生成部が、上記取得された情報を含むメッセージを生成する請求項6又は請求項7記載の情報通知方法。
  9. 上記作成されたメッセージの内容に応じて、通知制御部が、上記テキストデータを相手先へ送信する前若しくは後に当該メッセージを利用者へ通知するか否かを決定する通知制御ステップを有する請求項6記載の情報通知方法。
  10. 少なくとも送信された上記テキストデータの送信相手先を含む送信の履歴情報を、履歴蓄積部が蓄積するステップを有し、
    上記メッセージ生成ステップでは、上記メッセージ生成部が、上記履歴蓄積部に蓄積された履歴情報に応じて上記メッセージを変更する請求項6記載の情報通知方法。
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