JP2004240664A - 電子メール装置 - Google Patents

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JP2004240664A JP2003028593A JP2003028593A JP2004240664A JP 2004240664 A JP2004240664 A JP 2004240664A JP 2003028593 A JP2003028593 A JP 2003028593A JP 2003028593 A JP2003028593 A JP 2003028593A JP 2004240664 A JP2004240664 A JP 2004240664A
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茂樹 弘岡
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Abstract

【課題】本発明は、ユーザが効率よくメールを確認することができる電子メール装置を提供する。
【解決手段】電子メール装置100は、LCDユニット101と、通信モジュール104と、CPU107と、RAM108と、記憶装置109と、ROM110とを備え、未読メールを仕分け対象とせず、且つ受信箱に存在する既読メールのみを仕分け設定表示画面400において予め設定された仕分け条件に基づいて仕分けするので、受信箱に存在する未読メールが仕分けられることなく、既読後に仕分けられる。
【選択図】 図5

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、電子メール装置に関し、特に、受信した電子メールのフォルダへの仕分けを自動で行う電子メール装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の電子メール装置では、例えば、受信した電子メールのフォルダへの仕分けは、電子メール受信時にすべての電子メールに対して行われていた(特許文献1参照)。また、ユーザが指定したタイミングに、仕分けされていないすべての電子メールに対して行われていた(特許文献2参照)。
【0003】
【特許文献1】
特開平10−4428号公報
【特許文献2】
特開平7−78186号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来例においては、受信した電子メールが自動的に複数のフォルダに仕分けされてしまう場合があり、各フォルダに仕分けされた未読又は未開封の電子メールを順に確認しなければならないという問題点があった。
【0005】
また、受信した電子メールが複数のフォルダに仕分けされると一覧表示できなくなるために、優先的に読みたい電子メールの選択に手間がかかり、ユーザが効率よくメールを確認しずらくなっているという問題点があった。
【0006】
本発明は、上記問題点に鑑みて成されたものであり、ユーザが効率よくメールを確認することができる電子メール装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、請求項1記載の電子メール装置は、電子メールを受信する受信手段と、前記受信した電子メールの仕分け条件を設定する設定手段と、前記設定された仕分け条件に一致する電子メールを格納するためのフォルダを指定する指定手段と、前記受信した電子メールが前記設定された仕分け条件に一致する場合は、当該受信した電子メールを前記指定されたフォルダに仕分けする仕分け手段と、前記受信した電子メールが未読か否かを判別する判別手段と、前記判別の結果、前記電子メールが未読である場合は、当該電子メールに対して前記仕分け手段による仕分けを行わないように制御する制御手段とを有することを特徴とする。
【0008】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して詳細に説明する。
【0009】
(第1の実施形態)
図1は、本発明の第1の実施形態に係る電子メール装置の内部構成を示すブロック図である。
【0010】
図1において、本電子メール装置100は、インターネット等に接続して電子メール(以下、単に「メール」という。)の送受信を行うものであり、LCD(Liquid Crystal Display)ユニット101と、LED(Light Emitting Diode)102と、スイッチ103と、通信モジュール104と、デバイスドライバ105と、システムバス106と、CPU(Central Processing Unit)107と、RAM(Random Access Memory)108と、記憶装置109と、ROM(Read Only Memory)110とを備える。
【0011】
LCDユニット101は、ユーザが入力を行うためのデジタイザ101Aと、画面表示を行うためのLCD101Bとを備える。デジタイザ101AとLCD101Bとは、表示画面上においてユーザが入力操作を行うために重なって一体となっている。
【0012】
LED102は、電源状態やエラーの発生をユーザに通知するためのLEDである。スイッチ103は、画面表示のON/OFF切り替えやリセット用などのスイッチ類である。通信モジュール104は、不図示のインターネットやネットワーク上のメールサーバ等の外部装置と通信するための通信モジュールである。本通信モジュール104が有線通信機能だけでなく、無線通信機能をも備えていており、無線を介してインターネットに接続されてもよい。
【0013】
デバイスドライバ105は、各デバイスを制御するASIC(Application Specific Integrated Circuit)などのデバイスドライバである。システムバス106は、信号のやり取りを行うシステムバスである。CPU107は演算及び制御を司る中央演算装置であり、後述するフローチャートに記載された処理を実行する。RAM108は作業領域として使用される主記憶装置である。記憶装置109は、電子メール装置100が受信したメールを仕分けして格納するフォルダを有し、メールの保存領域として使用される記憶装置である。ROM110は、後述するプログラムやフォントデータなどを格納するROMである。
【0014】
図2は、図1の電子メール装置におけるメインルーチンの概略を示すフローチャートである。
【0015】
図2において、まず、電子メール装置100本体の初期化処理を行う(ステップS201)。その後、処理の終了が指示されたか否かを判別し(ステップS202)、処理の終了が指示されたときは(ステップS202でYES)、電子メール装置100の終了処理を行って(ステップS204)、本処理を終了する。
【0016】
一方、ステップS202の判別の結果、処理の終了以外が指示されたときは(ステップS202でNO)、後述する通常処理(ステップS203)を行い、ステップS202へ戻る。
【0017】
図3は、図2における通常処理の概略を示すフローチャートである。本処理は、図2におけるステップS203の通常処理に対応するものである。
【0018】
図3において、まず、ユーザが処理を選択し(ステップS301)、どの処理が選択されたかを判別する(ステップS302)。ユーザが選択した処理がメールの受信処理であるときは、後述するメールの受信処理を行い(ステップS303)、メール仕分け処理であるときは、後述するメール仕分け処理を行い(ステップS304)、開いたメールを閉じる処理であるときは、後述するメールを閉じる処理を行い(ステップS305)、その他の処理であるときは、選択に応じたその他の処理を行って(ステップS306)、本処理を終了する。
【0019】
図4は、図1の電子メール装置におけるメールの仕分け設定表示画面の概略図である。
【0020】
図4において、LCD101Bに表示される仕分け設定表示画面400には、仕分けをいつ行うかを設定する領域410と、仕分け対象のメールを設定する領域420と、未読メールを仕分けの対象とするか否かを設定する領域430と、仕分けの条件と仕分け先のフォルダを設定する領域440と、表示中の設定を有効とする「OK」ボタン450と、表示中の設定を無効とし、以前の設定を有効とする「キャンセル」ボタン460とが含まれる。
【0021】
領域410には、仕分けの開始をユーザが仕分けを指示した時とする設定値411と、仕分けの開始をメール受信時とする設定値412と、仕分けの開始を電源OFF時とする設定値413とが含まれる。これらはラジオボタンとして知られる択一的な選択肢として構成されている。図4の状態においては、ユーザが仕分けを指示した時に仕分けが行われる。
【0022】
領域420には、仕分けの対象を受信箱に入っているメールすべてとする設定値421と、仕分けの対象を受信箱中で一度も解析及び仕分けが行われていないメール(未処理のメール)のみとする設定値422とが含まれる。これらはラジオボタンとして知られる択一的な選択肢として構成されている。図4の状態においては、受信箱に入っているメールすべてに対して仕分けが行われる。なお、受信箱とは、受信したメールがすべて一時的に格納されるフォルダの名称である。
【0023】
領域430は、トグル動作するボタンとなっており、該ボタンの動作に応じて未読メールを仕分けの対象とするか否かが切り換わる。図4の状態においては、未読メールを仕分けの対象としない設定になっている。なお、ここで受信したメールが未読であるか否かは、RFC(Request for Comments)822記載の拡張ヘッダフィールドを受信したメールに追加し、受信時に該ヘッダフィールド中に未読であることを記述して該メールを「開いた」時点で既読であることを記述することにより判断するものとする。
【0024】
領域440には、仕分けの条件となるキーワードが含まれる領域を設定する部品441と、該キーワードを入力する領域442と、該キーワードによって仕分けされたメールを格納するフォルダ名を入力する領域443と、該フォルダを選択により決定するために、選択可能なフォルダ一覧を表示するためのボタン444とが含まれる。ここで設定された仕分け条件は、記憶装置109に保持され、電源を切っても失われないものとする。
【0025】
図5は、図1の電子メール装置におけるメール仕分け処理の概略を示すフローチャートである。本処理は、図3におけるステップS304のメール仕分け処理に対応するものである。
【0026】
図5において、まず、図4における領域430で設定された条件に応じて未読メールを仕分けの対象とするか否かを判別する(ステップS501)。この判別の結果、未読メールを仕分けの対象とするときは(ステップS501でYES)、図4における領域420で設定された仕分けの対象となるメールを検索し(ステップS502)、受信箱に仕分け対象のメールがまだ存在するか否かを判別する(ステップS503)。この判別の結果、仕分け対象となるメールが受信箱に存在しないときは(ステップS503でNO)、本処理をそのまま終了する一方、仕分け対象となるメールが受信箱に存在するときは(ステップS503でYES)、ステップS504へ進む。
【0027】
ステップS504では、仕分け対象となるメール(の差出人や題名や本文など)を解析し、該メールが図4における領域440で設定された仕分け条件に一致しているか否かを判別する。この判別の結果、メールが仕分け条件に一致していた場合は(ステップS504でYES)、該メールを領域440で設定された仕分け先のフォルダに仕分けして格納し(ステップS505)、ステップS502へ戻る一方、メールが仕分け条件に一致していないときは(ステップS504でNO)、何もせずにステップS502へ戻る。
【0028】
ステップS501の判別の結果、未読メールを仕分けの対象としないときは(ステップS501でNO)、領域420で設定された仕分けの対象となるメールを検索し(ステップS506)、受信箱に仕分け対象のメールがまだ存在するか否かを判別する(ステップS506)。この判別の結果、仕分け対象となるメールが受信箱に存在しないときは(ステップS507でNO)、本処理をそのまま終了する一方、仕分け対象となるメールが受信箱に存在するときは(ステップS507でYES)、ステップS508へ進む。
【0029】
ステップS508では、仕分け対象となるメールを解析して該メールが未読であるか否かを判別し、未読であるときは(ステップS508でYES)ステップS506に戻る一方、該メールが既読であるときは(ステップS508でNO)、該メールが領域440で設定された仕分け条件に一致しているか否かを判別する(ステップS509)。この判別の結果、メールが仕分け条件に一致していた場合は(ステップS509でYES)、該メールを領域440で設定された仕分け先のフォルダに仕分けして格納し(ステップS510)、ステップS506へ戻る一方、仕分け条件に一致していないときは(ステップS509でNO)、何もせずにステップS506へ戻る。本処理により、受信したメールのうちの未読メールが仕分けされることがなくなる。
【0030】
図6は、図1の電子メール装置におけるメール受信処理の概略を示すフローチャートである。本処理は、図3におけるステップS303のメール受信処理に対応するものである。
【0031】
図6において、まず、外部にあるメールサーバ(不図示)へ接続し、ユーザ認証を行う(ステップS601)。次に、メールサーバ上から受信すべきメールの最初のメール番号を取得し(ステップS602)、受信すべきメール番号が得られたか否か、すなわち受信すべきメールがまだメールサーバ上にあるか否かを判別する(ステップS603)。この判別の結果、受信すべきメールがまだメールサーバ上にあった場合は(ステップS603でYES)、該メールを受信して記憶装置109の受信箱に格納し(ステップS604)、受信するメールを次の受信すべきメールとして(ステップS605)、ステップS603に戻る。
【0032】
ステップS603の判別の結果、受信すべきメールがメールサーバ上になかった場合は(ステップS603でNO)、メールサーバとの接続を解除する(ステップS606)。次に、領域410における設定値412によりメール受信時にメールの仕分けを行う設定となっているか否かを判別し(ステップS607)、メール受信時にメールの仕分けを行う設定であるときは(ステップS607でYES)、メールの仕分け処理を行う(ステップS608)一方、メール受信時にメールの仕分けを行わない設定であるときは(ステップS608でNO)、何も行わずに本処理を終了する。
【0033】
本処理により、メール受信時に予めメールの仕分け設定表示画面上で設定された仕分け条件に応じて効率よくメールを仕分けることができる。
【0034】
図7は、図1の電子メール装置におけるメールを閉じる処理の概略を示すフローチャートである。本処理は、図3におけるステップS305のメールを閉じる処理に対応するものである。
【0035】
本実施の形態では、受信したメールが選択された後に、該メールを「開く」ことによりメールの本文を見ることが可能となることとし、開いたメールをユーザが意図的に「閉じる」か、該メールを「削除する」か、あるいは「他のメールを開く」ことにより閉じられることとする。
【0036】
図7において、まず、画面表示及びメニューなどを、メールを開いた状態から閉じた状態に変更し(ステップS701)、該メールを削除するために「閉じる」か否かを判別する(ステップS702)。この判別の結果、メールを削除するために「閉じる」のであれば(ステップS702でYES)、何もせずに処理を終了する。一方、該メールを削除するために「閉じる」のでなければ(ステップS702でNO)、該メールが、予め設定された仕分け条件に一致しているか否かを判別し(ステップS703)、一致していれば(ステップS703でYES)、該メールを予め設定された仕分け先のフォルダに仕分けして格納し(ステップS704)、本処理を終了する一方、一致していなければ(ステップS703でNO)、何もせずに本処理を終了する。本処理により、メールを閉じると同時に該メールを仕分けすることができる。
【0037】
上記第1の実施形態によれば、未読メールを仕分け対象とせず(ステップS501でNO)、且つ受信箱に存在する既読メールのみを仕分け設定表示画面400において予め設定された仕分け条件に基づいて仕分けするので(ステップS506〜S510)、受信箱に存在する未読メールが仕分けられることなく、既読後に仕分けられる。これにより、ユーザが効率よくメールを確認することができる。
【0038】
(第2の実施形態)
本第2の実施形態は、その基本的な構成(図1〜図3)が上記第1の実施形態と同じであり、図1〜図3と対応する要素には同一の符号を付してそれらの説明は省略する。以下に、上記第1の実施形態と異なる点のみを説明する。
【0039】
図8は、本発明の第2の実施形態に係る電子メール装置におけるメールの仕分け設定表示画面の概略図である。
【0040】
図8において、LCD101Bに表示される仕分け設定表示画面800には、仕分けをいつ行うかを設定する領域810と、仕分け対象のメールを設定する領域820と、未開封メールを仕分けの対象とするか否かを設定する領域830と、仕分けの条件と仕分け先のフォルダを設定する領域840と、表示中の設定を有効とする「OK」ボタン850と、表示中の設定を無効とし、以前の設定を有効とする「キャンセル」ボタン860とが含まれる。
【0041】
領域810には、仕分けの開始をユーザが仕分けを指示した時とする設定値811と、仕分けの開始をメール送信時とする設定値812と、仕分けの開始を電源OFF時とする設定値813とが含まれる。これらはラジオボタンとして知られる択一的な選択肢として構成されている。図8の状態においては、ユーザが仕分けを指示した時に仕分けが行われる。
【0042】
領域820には、仕分けの対象を送信箱に入っているメールすべてとする設定値821と、仕分け対象を送信箱中で一度も解析及び仕分けが行われていないメール(未処理のメール)のみとする設定値822とが含まれる。これらはラジオボタンとして知られる択一的な選択肢として構成されている。図8の状態においては、送信箱に入っているメールすべてに対して仕分けが行われる。なお、送信箱とは、送信した送信済みメール及び作成済みで送信待ちのメールがすべて一時的に格納されるフォルダの名称である。
【0043】
領域830は、トグル動作するボタンとなっており、該ボタンの動作に応じて未開封メールを仕分けの対象とするか否かが切り換わる。図8の状態においては、未開封メールを仕分けの対象としない設定になっている。なお、ここで送信したメールが送信相手によって開封されたか否かは、RFC(Request for Comments)2298記載の技術を利用し、開封された場合には相手から開封通知のメールが届くものとする。
【0044】
領域840には、仕分けの条件となるキーワードが含まれる領域を設定する部品841と、該キーワードを入力する領域842と、該キーワードによって仕分けされたメールを格納するフォルダ名を入力する領域843と、該フォルダを選択により決定するために、選択可能なフォルダ一覧を表示するためのボタン844とが含まれる。ここで設定された仕分け条件は、記憶装置109に保持され、電源を切っても失われないものとする。
【0045】
図9は、本発明の第2の実施形態に係る電子メール装置のメール仕分け処理の概略を示すフローチャートである。本処理は、図3におけるステップS304のメール仕分け処理に対応するものである。
【0046】
図9において、まず、図8における領域830で設定された条件に応じて未開封メールを仕分けの対象とするか否かを判別する(ステップS901)。この判別の結果、未開封メールを仕分けの対象とするときは(ステップS901でYES)、図8における領域820で設定された仕分け対象となるメールが送信箱にまだ存在するか否かを判別する(ステップS902)。この判別の結果、仕分け対象となるメールが送信箱に存在しないときは(ステップS902でNO)、本処理をそのまま終了する一方、仕分け対象となるメールが送信箱に存在するときは(ステップS902でYES)、該メールを解析して送信済みか否かを判別する(ステップS903)。
【0047】
ステップS903の判別の結果、メールが送信済みでないときは(ステップS903でNO)、ステップS902へ戻る一方、該メールが送信済みであるときは(ステップS903でYES)、ステップS904へ進む。
【0048】
ステップS904では、該メールが領域840で設定された仕分け条件に一致しているか否かを判別する(ステップS904)。この判別の結果、メールが仕分け条件に一致していた場合は(ステップS904でYES)、該メールを領域840で設定された仕分け先のフォルダに仕分けして格納し(ステップS905)、ステップS902へ戻る一方、メールが仕分け条件に一致していなければ(ステップS905でNO)、何もせずにステップS902に戻る。
【0049】
ステップS901の判別の結果、未開封メールを仕分けの対象としないときは(ステップS901でNO)、領域820で設定された仕分けの対象となるメールが送信箱にまだ存在するか否かを判別する(ステップS906)。この判別の結果、仕分け対象となるメールが送信箱に存在しないときは(ステップS906でNO)、本処理をそのまま終了する一方、仕分け対象となるメールが送信箱に存在するときは(ステップS906でYES)、該メールを解析して送信済みか否かを判別する(ステップS907)。
【0050】
ステップS907の判別の結果、メールが送信済みでないときは(ステップS907でNO)、ステップS906に戻る一方、該メールが送信済みであるときは(ステップS907でYES)、該メールが開封済みであるか否かを判別する(ステップS908)。この判別の結果、メールが未開封であるときは(ステップS908でNO)、ステップS906に戻る一方、メールが開封済みであるときは(ステップS908でYES)、該メールが領域840で設定された仕分け条件に一致しているか否かを判別する(ステップS909)。
【0051】
ステップS909の判別の結果、メールが仕分け条件に一致していた場合は(ステップS909でYES)、該メールを領域840で設定された仕分け先のフォルダに仕分けして格納し(ステップS910)、ステップS906に戻る一方、メールが仕分け条件に一致していないときは(ステップS909でNO)、何もせずにステップS906に戻る。本処理により、受信したメールのうちの未開封メールを複数のフォルダに仕分けすることなく、ユーザが効率よく未開封メールの内容確認を行うことができる。
【0052】
図10は、本発明の第2の実施形態に係る電子メール装置のメール受信処理の概略を示すフローチャートである。本処理は、図3におけるステップS303のメール受信処理に対応するものである。
【0053】
図10において、まず、外部にあるメールサーバ(不図示)へ接続し、ユーザ認証を行う(ステップS1001)。次に、メールサーバ上の受信すべきメールの最初のメール番号を取得して(ステップS1002)、受信すべきメール番号が得られたか否か、すなわち受信すべきメールがまだメールサーバ上にあるか否かを判別する(ステップS1003)。この判別の結果、受信すべきメールがまだメールサーバ上にあった場合は(ステップS1003でYES)、該メールを受信し、記憶領域109の受信箱に格納して(ステップS1004)、受信したメールが、先に送信したメールが開封されたことを通知する開封確認メールか否かを判別する(ステップS1005)。
【0054】
ステップS1005の判別の結果、受信したメールが開封確認メールであれば(ステップS1005でYES)、該開封確認メールに対応するメールが送信箱に存在するか否かを判別し(ステップS1006)、存在すれば(ステップS1006でYES)、該メールの仕分け処理を行う(ステップS1007)。一方、メールが存在しなければ(ステップS1006でNO)、受信するメールを次の受信すべきメールとして(ステップS1008)、ステップS1003に戻る。
【0055】
ステップS1005の判別の結果、受信したメールが開封確認メールでなければ(ステップS1005でNO)、ステップS1008へ移行する。
【0056】
ステップS1003の判別の結果、受信すべきメールがメールサーバ上になかった場合は(ステップS1003でNO)、該メールサーバとの接続を解除して(ステップS1009)、本処理を終了する。
【0057】
上記第2の実施の形態によれば、未開封メールを仕分け対象とせず(ステップS901でNO)、且つ送信箱に存在する送信済みで開封済みのメールのみを仕分け設定表示画面800において予め設定された仕分け条件に基づいて仕分けするので(ステップS906〜S910)、送信箱に存在する未送信で未開封のメールが仕分けられることがなくなる。これにより、ユーザが効率よくメール送信を行うことができる。
【0058】
(第3の実施形態)
本第3の実施形態は、その基本的な構成(図1〜図3)が上記第1の実施形態と同じであり、図1〜図3と対応する要素には同一の符号を付してそれらの説明は省略する。以下に、上記第1の実施形態と異なる点のみを説明する。
【0059】
図11は、本発明の第3の実施形態に係る電子メール装置におけるメールの仕分け設定表示画面の概略図である。
【0060】
図11において、LCD101Bに表示される仕分け設定表示画面1100には、仕分けをいつ行うかを設定する領域1110と、仕分け対象のメールを設定する領域1120と、未読メールを仕分けの対象とするか否かを設定する領域1130と、仕分けの条件と仕分け先のフォルダを設定する領域1140と、表示中の設定を有効とする「OK」ボタン1150と、表示中の設定を無効とし、以前の設定を有効とする「キャンセル」ボタン1160とが含まれる。
【0061】
領域1110には、仕分けの開始をユーザが仕分けを指示した時とする設定値1111と、仕分けの開始をメール受信時とする設定値1112と、仕分けの開始を電源OFF時とする設定値1113とが含まれる。これらはラジオボタンとして知られる択一的な選択肢として構成されている。図11の状態においては、ユーザが仕分けを指示した時に仕分けが行われる。
【0062】
領域1120には、仕分けの対象を受信箱に入っているメールすべてとする設定値1121と、仕分けの対象を受信箱中で一度も解析及び仕分けが行われていないメール(未処理のメール)のみとする設定値1122とが含まれる。これらはラジオボタンとして知られる択一的な選択肢として構成されている。図11の状態においては、受信箱に入っているメールすべてに対して仕分けが行われる。なお、受信箱とは、受信したメールがすべて一時的に格納されるフォルダの名称である。
【0063】
領域1130は、トグル動作するボタンとなっており、該ボタンの動作に応じて未読メールを仕分けの対象とするか否かが切り換わる。図11の状態においては、未読メールを仕分けの対象としない設定になっている。
【0064】
領域1140には、仕分けしたメールを格納するフォルダ名を入力する領域1141と、該フォルダを選択により決定するために、選択可能なフォルダ一覧を表示するためのボタン1142と、該フォルダに仕分ける際の条件となるキーワードが含まれる領域を設定する部品1143と、仕分けの条件となるキーワードを入力する領域1144と、該キーワードによる仕分けの優先度1145とが含まれる。仕分けの優先度は、受信したメールが複数の仕分け条件に一致していた場合の優先順位を決定するために設定される。図11の状態においては、本仕分け条件の優先順位を5番目とする設定になっている。優先順位は、本実施の形態に限られず、多数設定してもよい。ここで設定された仕分け条件は、記憶装置109に保持され、電源を切っても失われないものとする。
【0065】
図12は、本発明の第3の実施形態に係る電子メール装置のメール仕分け処理の概略を示すフローチャートである。本処理は、図3におけるステップS304のメール仕分け処理に対応するものである。
【0066】
図12において、まず、未読メールを仕分けの対象とするか否かを判別する(ステップS1201)。この判別の結果、未読メールを仕分けの対象とするときは(ステップS1201でYES)、図11における領域1120で設定された仕分けの対象となるメールが受信箱にまだ存在するか否かを検索し(ステップS1202)、その結果を判別して(ステップS1203)、仕分けの対象となるメールが受信箱に存在しなければ(ステップS1203でNO)、本処理をそのまま終了する。
【0067】
ステップS1203の判別の結果、仕分けの対象となるメールが受信箱に存在した場合は(ステップS1203でYES)、記憶装置109より優先順位が最高(例えば、優先順位1番目)の仕分け条件を取得しにいき(ステップS1204)、仕分け条件が得られたか否かを判別する(ステップS1205)。この判別の結果、仕分け条件が得られなかったと判断した場合は(ステップS1205でNO)、ステップS1203に戻る一方、仕分け条件が得られたと判断した場合は(ステップS1205でYES)、該メールが領域1140で設定された当該取得した仕分け条件に一致しているか否かを判別する(ステップS1206)。この判別の結果、メールが仕分け条件に一致していた場合は(ステップS1206でYES)、該メールを領域1140で設定された仕分け先のフォルダに仕分けして格納し(ステップS1207)、ステップS1203に戻る一方、メールが仕分け条件に一致していなければ(ステップS1206でNO)、優先順位が次の仕分け条件(現在の仕分け条件の優先順位が1番目ならば、優先順位が2番目の仕分け条件)を記憶装置109より取得しにいく処理を実行して(ステップS1208)、ステップS1205に戻る。
【0068】
ステップS1201の判別の結果、未読メールを仕分けの対象としないときは(ステップS1201でNO)、領域1120で設定された仕分けの対象となるメールが受信箱にまだ存在するか否かを検索し(ステップS1209)、その結果を判別して(ステップS1210)、仕分けの対象となるメールが受信箱に存在しなければ(ステップS1210でNO)、本処理をそのまま終了する。
【0069】
ステップS1210の判別の結果、仕分けの対象となるメールが受信箱に存在した場合は(ステップS1210でYES)、該メールが未読であるか否かを判別する(ステップS1211)。この判別の結果、メールが未読であれば(ステップS1211でYES)、ステップS1209に戻る一方、既読であれば(ステップS1211でNO)、記憶装置109より優先順位が最高(例えば、優先順位1番目)の仕分け条件を取得しにいき(ステップS1212)、該仕分け条件が得られたか否かを判別する(ステップS1213)。
【0070】
ステップS1213の判別の結果、仕分け条件が得られなかった場合は(ステップS1213でNO)、ステップS1209に戻る一方、仕分け条件が得られた場合は(ステップS1213でYES)、該メールが領域1140で設定された仕分け条件に一致しているか否かを判別する(ステップS1214)。この判別の結果、メールが仕分け条件に一致していた場合は(ステップS1214でYES)、該メールを領域1140で設定された仕分け先のフォルダに仕分けして格納し(ステップS1215)、ステップS1209に戻る一方、メールが仕分け条件に一致していなければ(ステップS1214でNO)、優先順位が次の仕分け条件(現在の仕分け条件の優先順位が1番目ならば、優先順位が2番目の仕分け条件)を記憶装置109より取得しにいく処理を実行して(ステップS1216)、ステップS1213に戻る。
【0071】
上記第3の実施形態によれば、未開封メールを仕分け対象とせず(ステップS1201でNO)、且つ受信箱に存在する既読メールのみを仕分け設定表示画面800により予め設定された優先順位に基づく仕分け条件に応じて仕分けするので(ステップS1209〜S1216)、複数の仕分け条件に一致する未読メールが仕分けられることなく、既読後に仕分けられる。これにより、受信したメールを的確に仕分け、ユーザが効率よくメールを確認することができる。
【0072】
上記第1〜第2の実施形態における電子メール装置が有する各機能を1つの電子メール装置が備えていてもよい。
【0073】
上記第1〜第3の実施形態における電子メール装置では、フォルダ毎に仕分けの条件を設定可能としてもよい。
【0074】
本発明は、上述した実施形態の機能を実現するソフトウェアのプログラム(図2〜図3,図5〜図7、図9〜図10,図12のフローチャートに対応するプログラム)を、コンピュータ又はCPUに供給し、そのコンピュータ又はCPUが該供給されたプログラムを読み出して実行することによっても本発明の目的が達成されることは云うまでもない。この場合、上記プログラムは、該プログラムを記憶した記憶媒体から直接、又はインターネット、商用ネットワーク、若しくはローカルエリアネットワーク等に接続された不図示の他のコンピュータやデータベース等からダウンロードすることにより供給される。
【0075】
また、上記プログラムは、上述した実施形態の機能をコンピュータで実現することができればよく、その形態は、オブジェクトコード、インタプリタにより実行されるプログラム、OSに供給されるスクリプトデータ等の形態を有するものでもよい。
【0076】
更に、上述した実施形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムを記憶した記憶媒体をコンピュータに供給し、そのコンピュータ又はCPUが該記憶媒体に格納されたプログラムを読み出して実行することによっても、本発明の目的が達成されることは云うまでもない。
【0077】
上述した実施形態では、プログラムはROM110に格納されているが、これに限定する必要はなく、プログラムを供給する記憶媒体としては、例えば、RAM、NV−RAM、ハードディスク、フレキシブルディスク、光ディスク、光磁気ディスク、MO、CD−ROM、CD−R、CD−RW、DVD−ROM、DVD−RAM、DVD−RW、DVD+RW、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、他のROM等の上記プログラムを記憶できるものであればよい。
【0078】
本発明の実施態様の例を以下に列挙する。
【0079】
〔実施態様1〕 電子メールを受信する受信手段と、前記受信した電子メールの仕分け条件を設定する設定手段と、前記設定された仕分け条件に一致する電子メールを格納するためのフォルダを指定する指定手段と、前記受信した電子メールが前記設定された仕分け条件に一致する場合は、当該受信した電子メールを前記指定されたフォルダに仕分けする仕分け手段と、前記受信した電子メールが未読か否かを判別する判別手段と、前記判別の結果、前記電子メールが未読である場合は、未読の電子メールに対して前記仕分け手段による仕分けを行わないように制御する制御手段とを有することを特徴とする電子メール装置。
【0080】
〔実施態様2〕 前記設定手段は、前記未読の電子メールに対して前記仕分けを行うか否かを切り換える切換手段を有する実施態様1記載の電子メール装置。
【0081】
〔実施態様3〕 前記制御手段は、前記仕分けをユーザの指示に応じて行うことを特徴とする実施態様1又は2記載の電子メール装置。
【0082】
〔実施態様4〕 前記制御手段は、前記電子メールの仕分けを行う際に、仕分けされていない全ての電子メールに対して前記仕分けを行うことを特徴とする実施態様1乃至3のいずれか1項に記載の電子メール装置。
【0083】
〔実施態様5〕 前記制御手段は、前記電子メールの仕分けを行う際に、前記仕分けが一度も行われていない電子メールに対して前記仕分けを行うことを特徴とする実施態様1乃至3のいずれか1項に記載の電子メール装置。
【0084】
〔実施態様6〕 電子メールを受信する受信手段と、前記受信した電子メールの仕分け条件を設定する設定手段と、前記設定された仕分け条件に一致する電子メールを格納するためのフォルダを指定する指定手段と、前記受信した電子メールが前記設定された仕分け条件に一致する場合は、当該受信した電子メールを前記指定されたフォルダに仕分けする仕分け手段と、前記受信した電子メールを開いて削除せずに閉じた際に、当該電子メールに対して前記仕分け手段による仕分けを行うように制御する制御手段とを有することを特徴とする電子メール装置。
【0085】
〔実施態様7〕 電子メールを送信する送信手段と、前記送信した電子メールの仕分け条件を設定する設定手段と、前記設定された仕分け条件に一致する電子メールを格納するためのフォルダを指定する指定手段と、前記送信した電子メールを特定のフォルダに格納する格納手段と、前記送信した電子メールが前記設定された仕分け条件に一致する場合は、当該送信した電子メールを前記指定されたフォルダに仕分けする仕分け手段と、前記送信した電子メールが開封されたか否かを判別する判別手段と、前記判別の結果、前記電子メールが開封されていない場合は、未開封の電子メールに対して前記手段による仕分けを行わないように制御する制御手段とを有することを特徴とする電子メール装置。
【0086】
〔実施態様8〕 前記設定手段は、前記未開封の電子メールに対して前記仕分けを行うか否かを切り換える切換手段を有することを特徴とする実施態様7記載の電子メール装置。
【0087】
〔実施態様9〕 前記制御手段は、前記仕分けをユーザの指示に応じて行うことを特徴とする実施態様7又は8記載の電子メール装置。
【0088】
〔実施態様10〕 電子メールを送信する送信手段と、電子メールを受信する受信手段と、前記送信した電子メールの仕分け条件を設定する設定手段と、前記設定された仕分け条件に一致する電子メールを格納するためのフォルダを指定する指定手段と、前記送信した電子メールを特定のフォルダに格納する格納手段と、前記送信した電子メールが前記設定された仕分け条件に一致する場合は、当該送信した電子メールを前記指定されたフォルダに仕分けする仕分け手段と、前記送信した電子メールの開封通知を受信した際に、当該電子メールに対して前記仕分け手段による仕分けを行うように制御する制御手段とを有することを特徴とする電子メール装置。
【0089】
〔実施態様11〕 電子メールを受信する受信工程と、前記受信した電子メールの仕分け条件を設定する設定工程と、前記設定された仕分け条件に一致する電子メールを格納するためのフォルダを指定する指定工程と、前記受信した電子メールが前記設定された仕分け条件に一致する場合は、当該受信した電子メールを前記指定されたフォルダに仕分けする仕分け工程と、前記受信した電子メールが未読か否かを判別する判別工程と、前記判別の結果、前記電子メールが未読である場合は、未読の電子メールに対して前記仕分け工程による仕分けを行わないように制御する制御工程とを有することを特徴とする電子メール装置の制御方法。
【0090】
〔実施態様12〕 電子メールを受信する受信工程と、前記受信した電子メールの仕分け条件を設定する設定工程と、前記設定された仕分け条件に一致する電子メールを格納するためのフォルダを指定する指定工程と、前記受信した電子メールが前記設定された仕分け条件に一致する場合は、当該受信した電子メールを前記指定されたフォルダに仕分けする仕分け工程と、前記受信した電子メールを開いて削除せずに閉じた際に、当該電子メールに対して前記仕分け工程による仕分けを行うように制御する制御工程とを有することを特徴とする電子メール装置の制御方法。
【0091】
〔実施態様13〕 電子メールを送信する送信工程と、前記送信した電子メールの仕分け条件を設定する設定工程と、前記設定された仕分け条件に一致する電子メールを格納するためのフォルダを指定する指定工程と、前記送信した電子メールを特定のフォルダに格納する格納工程と、前記送信した電子メールが前記設定された仕分け条件に一致する場合は、当該送信した電子メールを前記指定されたフォルダに仕分けする仕分け工程と、前記送信した電子メールが開封されたか否かを判別する判別工程と、前記判別の結果、前記電子メールが開封されていない場合は、未開封の電子メールに対して前記仕分け工程による仕分けを行わないように制御する制御工程とを有することを特徴とする電子メール装置の制御方法。
【0092】
〔実施態様14〕 電子メールを送信する送信工程と、電子メールを受信する受信工程と、前記送信した電子メールの仕分け条件を設定する設定工程と、前記設定された仕分け条件に一致する電子メールを格納するためのフォルダを指定する指定工程と、前記送信した電子メールを特定のフォルダに格納する格納工程と、前記送信した電子メールが前記設定された仕分け条件に一致する場合は、当該送信した電子メールを前記指定されたフォルダに仕分けする仕分け工程と、前記送信した電子メールの開封通知を受信した際に、当該電子メールに対して前記仕分け工程による仕分けを行うように制御する制御工程とを有することを特徴とする電子メール装置の制御方法。
【0093】
〔実施態様15〕 電子メール装置の制御方法をコンピュータに実行させるプログラムにおいて、前記プログラムは、電子メールを受信する受信ステップと、前記受信した電子メールの仕分け条件を設定する設定ステップと、前記設定された仕分け条件に一致する電子メールを格納するためのフォルダを指定する指定ステップと、前記受信した電子メールが前記設定された仕分け条件に一致する場合は、当該受信した電子メールを前記指定されたフォルダに仕分けする仕分けステップと、前記受信した電子メールが未読か否かを判別する判別ステップと、前記判別の結果、前記電子メールが未読である場合は、未読の電子メールに対して前記仕分けステップでの仕分けを行わないように制御する制御ステップとを有することを特徴とするプログラム。
【0094】
〔実施態様16〕 電子メール装置の制御方法をコンピュータに実行させるプログラムにおいて、前記プログラムは、電子メールを受信する受信ステップと、前記受信した電子メールの仕分け条件を設定する設定ステップと、前記設定された仕分け条件に一致する電子メールを格納するためのフォルダを指定する指定ステップと、前記受信した電子メールが前記設定された仕分け条件に一致する場合は、当該受信した電子メールを前記指定されたフォルダに仕分けする仕分けステップと、前記受信した電子メールを開いて削除せずに閉じた際に、当該電子メールに対して前記仕分けステップでの仕分けを行うように制御する制御ステップとを有することを特徴とするプログラム。
【0095】
〔実施態様17〕 電子メール装置の制御方法をコンピュータに実行させるプログラムにおいて、前記プログラムは、電子メールを送信する送信ステップと、前記送信した電子メールの仕分け条件を設定する設定ステップと、前記設定された仕分け条件に一致する電子メールを格納するためのフォルダを指定する指定ステップと、前記送信した電子メールを特定のフォルダに格納する格納ステップと、前記送信した電子メールが前記設定された仕分け条件に一致する場合は、当該送信した電子メールを前記指定されたフォルダに仕分けする仕分けステップと、前記送信した電子メールが開封されたか否かを判別する判別ステップと、前記判別の結果、前記電子メールが開封されていない場合は、未開封の電子メールに対して前記仕分けステップでの仕分けを行わないように制御する制御ステップとを有することを特徴とするプログラム。
【0096】
〔実施態様18〕 電子メール装置の制御方法をコンピュータに実行させるプログラムにおいて、前記プログラムは、電子メールを送信する送信ステップと、電子メールを受信する受信ステップと、前記送信した電子メールの仕分け条件を設定する設定ステップと、前記設定された仕分け条件に一致する電子メールを格納するためのフォルダを指定する指定ステップと、前記送信した電子メールを特定のフォルダに格納する格納ステップと、前記送信した電子メールが前記設定された仕分け条件に一致する場合は、当該送信した電子メールを前記指定されたフォルダに仕分けする仕分けステップと、前記送信した電子メールの開封通知を受信した際に、当該電子メールに対して前記仕分けステップでの仕分けを行うように制御する制御ステップとを有することを特徴とするプログラム。
【0097】
【発明の効果】
以上詳細に説明したように、本発明によれば、受信した電子メールが未読である場合は、当該電子メールに対して仕分けを行わないので、未読又は未開封の電子メールが仕分けされることなく、ユーザが効率よくメールを確認することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態に係る電子メール装置の内部構成の一例を示すブロック図である。
【図2】図1の電子メール装置におけるメインルーチンの概略を示すフローチャートである。
【図3】図2における通常処理の概略を示すフローチャートである。
【図4】図1の電子メール装置におけるメールの仕分け設定表示画面の概略図である。
【図5】図1の電子メール装置におけるメール仕分け処理の概略を示すフローチャートである。
【図6】図1の電子メール装置におけるメール受信処理の概略を示すフローチャートである。
【図7】図1の電子メール装置におけるメールを閉じる処理の概略を示すフローチャートである。
【図8】本発明の第2の実施形態に係る電子メール装置におけるメールの仕分け設定表示画面の概略図である。
【図9】本発明の第2の実施形態に係る電子メール装置のメール仕分け処理の概略を示すフローチャートである。
【図10】本発明の第2の実施形態に係る電子メール装置のメール受信処理の概略を示すフローチャートである。
【図11】本発明の第3の実施形態に係る電子メール装置におけるメールの仕分け設定表示画面の概略図である。
【図12】本発明の第3の実施形態に係る電子メール装置のメール仕分け処理の概略を示すフローチャートである。
【符号の説明】
100 電子メール装置
101A デジタイザ
101B LCD
101 LCDユニット
102 LED
104 通信モジュール
105 デバイスドライバ
106 システムバス
107 CPU
108 RAM
109 記憶装置
110 ROM

Claims (1)

  1. 電子メールを受信する受信手段と、
    前記受信した電子メールの仕分け条件を設定する設定手段と、
    前記設定された仕分け条件に一致する電子メールを格納するためのフォルダを指定する指定手段と、
    前記受信した電子メールが前記設定された仕分け条件に一致する場合は、当該受信した電子メールを前記指定されたフォルダに仕分けする仕分け手段と、
    前記受信した電子メールが未読か否かを判別する判別手段と、
    前記判別の結果、前記電子メールが未読である場合は、当該電子メールに対して前記仕分け手段による仕分けを行わないように制御する制御手段とを有することを特徴とする電子メール装置。
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