JP2006209494A - 通信装置及び通信方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】 簡単な操作で短時間で気兼ねなくメッセージを入力することができる通信装置及び通信方法を提供する。
【解決手段】 他人ではなくユーザ自身が予め作成した発信メールのうちの少なくとも差出人、及びメッセージの一部を冒頭文として宛先ごとに切り出してデータベースに登録しておき、そのデータベースから冒頭文を読み出して利用するという簡単な操作で短時間で気兼ねなく宛先やメッセージの入力ができる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、通信装置及び通信方法に関し、特にEメールの送受信が可能な通信装置及び通信方法に関する。
携帯電話や携帯端末等の通信装置は、その掌サイズによるキー配置の制限により、コンピュータのようなQWERTYキーボードを実現するのは難しく、テンキーにより英数字やかな文字をアサインする形式が多い。
このため、携帯電話や携帯端末においての文字入力は満足できるものではなく、入力操作に慣れるには訓練が必要となる。
また、入力操作に慣れた場合であっても、QWERTYキーボード入力のような入力速度は望めない。
携帯電話や携帯端末等を用いたEメールは、業務だけでなく私用においても、その相手やシチュエーションにより、書き出しがある程度決まってくる場合が多い。
つまり、メッセージの本題に入る前にある程度決まった形式の冒頭文の入力を行うこととなるが、携帯電話や携帯端末では、上述の理由によりその入力が負荷となっていた。すなわち、選択する操作や相手による使い分け、状況の変化による冒頭文の編集や追加などが発生することになる。
このため、正式にEメールを書きたい場合でも、用件のみの記載となったり、文そのものが単語の羅列のようなものになる場合が多い。特に業務において、平素はコンピュータを用いて正式なメールを発信しており、必要により携帯電話や携帯端末で業務用のメールを発信したい場合、ユーザに負担がかかるという問題(仕事用/個人用ともに多くのEメール発信を行う機会の多く、携帯電話や携帯端末の文字入力に多くの文字入力を行うことへの不満を感じているユーザーが多い点)がある。
つまり、携帯電話や携帯端末にある挨拶文リストのようなお仕着せの文ではなく、ユーザの個性が見える、通常のEメールで使用している冒頭文が登録するという意識した操作を行うことなく、差出人に応じて自動選択および挿入してくれる機能があれば、Eメール発信において非常に有効な手段となる。
そこで、予め冒頭文を登録しておき、ユーザが選択することが開示されている。
例えば、受信したメール本文の一部である文字列データを、付加情報とともに定型文として記憶することによって、受信メールの内容を簡単に返信メールに引用するメール装置及び記憶媒体が挙げられる(例えば、特許文献1参照)。
また、送信先と発信先との関係に応じて適切な挨拶文や署名等のデータを自動的に選択して挿入できるようにしたデータ送信装置及び記憶媒体が挙げられる(例えば、特許文献2参照)。
特開2001−325190号公報 特開平11−85641号公報
しかしながら、上述した従来技術のうち前者は、文字列バッファにある程度の量のデータが蓄積されるまでは利用することができないという問題がある。また、データが充分に蓄積したとしても新規にメールを作成する際、ユーザによっては他人が作成したメッセージを真似るという嫌悪感にさいなまれるという問題がある。
また、後者は、予め格納されている種々の挨拶文を相手、時刻、季節等に応じて組み合わせるためきめ細かい挨拶文を作成することはできるが、携帯電話や携帯端末においては、挨拶文はシンプルであり、手紙文のようにきめ細かく長く作成する必要性は低い。
そこで、本発明の目的は、簡単な操作で短時間で気兼ねなくメッセージを入力することができる通信装置及び通信方法を提供することにある。
上記課題を解決するため、請求項1記載の発明は、Eメール送受信機能を有する通信装置において、発信メールのうちの少なくとも差出人、及びメッセージの一部を冒頭文として宛先ごとに切り出す制御手段と、前記制御手段により切り出された冒頭文を登録するデータベースとを備えたことを特徴とする。
請求項1記載の発明によれば、ユーザが過去に発信した発信メールのうちの少なくとも差出人、及びメッセージの一部を宛先ごとに切り出すことにより、ユーザ自身のメール過去のメールを流用することになるので、同一の差出人への二回目以降のメールの作成を気兼ねなく行うことができ、作成時間の短縮が図れる。
請求項2記載の発明は、請求項1記載の発明において、前記データベースは、1つの宛先に対して、前記冒頭文の登録が複数可能であり、前記制御手段は、前記冒頭文の頻度のカウントおよび発信日時により優先度を付加することを特徴とする。
請求項2記載の発明によれば、1つの宛先に対して冒頭文の登録が複数可能であることにより、同一の差出人への二回目以降のメールの作成時に状況に応じたメールを作成することができる。制御手段が冒頭文の頻度のカウントおよび発信日時により優先度を付加することにより、メールの作成能率が向上する。
請求項3記載の発明は、請求項1または2記載の発明において、ユーザが新規にメールを作成すると、前記制御手段は、宛先に応じて前記データベースに登録された優先度順に冒頭文が前記メールのメッセージに自動挿入することを特徴とする。
請求項3記載の発明によれば、ユーザが新規にメールを作成すると、宛先に応じてデータベースに登録された優先度順に冒頭文がメールのメッセージに自動挿入されるので、メールの作成能率が向上する。
請求項4記載の発明は、請求項3記載の発明において、前記制御手段は、前記自動挿入された冒頭文が適切でない場合、ユーザに優先度順に提示して切り替えることを特徴とする。
請求項4記載の発明によれば、自動挿入された冒頭文が適切でない場合、ユーザに優先度順に提示して切り替えることにより、適切な冒頭文を選択することができるので、メールの作成能率が向上する。
請求項5記載の発明は、請求項3記載の発明において、前記制御手段は、新規に作成されたメールに選択された冒頭文の頻度を更に前記データベースに追加することを特徴とする。
請求項5記載の発明によれば、新規に作成されたメールに選択された冒頭文の頻度をデータベースに追加することにより、メールを作成する際の参考資料が増加するので、メールの作成能率が向上する。
請求項6記載の発明は、Eメール送受信を行う通信方法において、発信メールのうちの少なくとも差出人、及びメッセージの一部を冒頭文として宛先ごとに切り出し、切り出された冒頭文をデータベースに登録することを特徴とする。
請求項6記載の発明によれば、ユーザが過去に発信した発信メールのうちの少なくとも差出人、及びメッセージの一部を宛先ごとに切り出すことにより、ユーザ自身のメール過去のメールを流用することになるので、同一の差出人への二回目以降のメールの作成を気兼ねなく行うことができ、作成時間の短縮が図れる。
請求項7記載の発明は、請求項6記載の発明において、1つの宛先に対して、前記データベースに前記冒頭文を複数登録し、前記冒頭文の頻度のカウントおよび発信日時により優先度を付加することを特徴とする。
請求項7記載の発明によれば、1つの宛先に対して冒頭文の登録が複数可能であることにより、同一の差出人への二回目以降のメールの作成時に状況に応じたメールを作成することができる。制御手段が冒頭文の頻度のカウントおよび発信日時により優先度を付加することにより、メールの作成能率が向上する。
請求項8記載の発明は、請求項6記載の発明において、ユーザが新規にメールを作成すると、宛先に応じて前記データベースに登録された優先度順に冒頭文を前記メールのメッセージに自動挿入することを特徴とする。
請求項8記載の発明によれば、ユーザが新規にメールを作成すると、宛先に応じてデータベースに登録された優先度順に冒頭文がメールのメッセージに自動挿入されるので、メールの作成能率が向上する。
請求項9記載の発明は、請求項8記載の発明において、前記自動挿入された冒頭文が適切でない場合、ユーザに優先度順に提示して切り替えることを特徴とする。
請求項9記載の発明によれば、、自動挿入された冒頭文が適切でない場合、ユーザに優先度順に提示して切り替えることにより、適切な冒頭文を選択することができるので、メールの作成能率が向上する。
請求項10記載の発明は、請求項8記載の発明において、新規に作成されたメールに選択された冒頭文の頻度を更に前記データベースに追加することを特徴とする。
請求項10記載の発明によれば、新規に作成されたメールに選択された冒頭文の頻度をデータベースに追加することにより、メールを作成する際の参考資料が増加するので、メールの作成能率が向上する。
本発明によれば、他人ではなくユーザ自身が予め作成した発信メールのうちの少なくとも差出人、及びメッセージの一部を冒頭文として宛先ごとに切り出してデータベースに登録しておき、そのデータベースから冒頭文を読み出して利用するという簡単な操作で短時間で気兼ねなく宛先やメッセージの入力ができる。
〔発明の特徴〕
本発明は、Eメール送受信機能を持つ装置、特に携帯電話や携帯端末において、発信済みのメールの冒頭文を宛先毎に自動的に整理・管理しておき、新たにメール作成をする場合、指定した宛先が以前発信した相手であった場合、メール本文(メッセージ)作成において、自動的に以前使用した冒頭文を自動挿入する機能を提供するものである。
本実施形態の通信装置は、Eメール送受信機能を有する通信装置であって、発信メールのうちの少なくとも差出人、及びメッセージの一部を冒頭文として宛先ごとに切り出す制御手段と、制御手段により切り出された冒頭文を登録するデータベースとを備えたことを特徴とする。
制御手段としては、マイクロコンピュータが挙げられ、データベースとしては磁気記録媒体、光磁気記録媒体、光記録媒体、半導体記録媒体等が挙げられる。
本実施形態の通信装置は、上記構成に加え、データベースは、1つの宛先に対して、冒頭文の登録が複数可能であり、制御手段は、冒頭文の頻度のカウントおよび発信日時により優先度を付加するように構成してもよく、ユーザが新規にメールを作成すると、制御手段は、宛先に応じてデータベースに登録された優先度順に冒頭文がメールのメッセージに自動挿入するように構成してもよく、制御手段は、自動挿入された冒頭文が適切でない場合、ユーザに優先度順に提示して切り替えるように構成してもよく、制御手段は、新規に作成されたメールに選択された冒頭文の頻度を更にデータベースに追加するように構成してもよい。
また、本実施形態の通信方法は、Eメール送受信を行う通信方法であって、発信メールのうちの少なくとも差出人、及びメッセージの一部を冒頭文として宛先ごとに切り出し、切り出された冒頭文をデータベースに登録することを特徴とする。
本実施形態の通信方法は、上記構成に加え、1つの宛先に対して、データベースに冒頭文を複数登録し、冒頭文の頻度のカウントおよび発信日時により優先度を付加するように構成してもよく、ユーザが新規にメールを作成すると、宛先に応じてデータベースに登録された優先度順に冒頭文をメールのメッセージに自動挿入するように構成してもよく、自動挿入された冒頭文が適切でない場合、ユーザに優先度順に提示して切り替えるように構成してもよく、新規に作成されたメールに選択された冒頭文の頻度を更にデータベースに追加するように構成してもよい。
本実施形態の通信装置は、発信済みのメールの冒頭文を宛先ごと、使用の頻度及び使用日付で優先度をつけて自動登録を行い、新規メール作成時に、自動的に上述の自動登録した冒頭文データベースから、宛先より優先度の一番高い冒頭文を選択し自動的にメール本文(メッセージ)に挿入することを可能にする。
図1は本実施形態の通信装置のブロック図である。
図1において、本実施形態の通信装置101内の冒頭文登録データベース105には発信メール(発信済みのメールを「発信メール」と呼ぶ)107のメール本文冒頭文が宛先(発信宛先)ごとに自動登録されている。 冒頭文登録データベース105には1つの宛先に対して複数の冒頭文が登録可能であり、冒頭文ごとに使用頻度による優先度が付加されている。
同じ頻度の冒頭文が複数ある場合には、使用日時が新しい方が優先度が高くなる。この冒頭文登録データベース105への冒頭文の登録は、ユーザ自身により新規にメールが作成されて発信される度に自動更新される。
冒頭文の自動切り出し方法であるが、例えば、メール本文先頭より3行目(少なくとも、宛先とメッセージの一部を含む)を見て、次の改行マークまたは複数のスペースがある個所までとして行う。
ユーザーがキー110を操作すると、キーイベント処理部109がキーイベントをプロセッサ102に通知する。キーイベント処理部109からの通知を受けたプロセッサ102は、本発明の通信方法を含むプログラム103に基づき、ユーザーがメール作成を指示していると判断すると、メール作成アプリケーションを起動し、ユーザーにアドレス帳106から宛先を選択させる。
プロセッサ102の処理がメール本文作成に移行すると、ユーザーが選択した宛先をもとに冒頭文登録データベース105から宛先に合致するもっとも優先度の高い冒頭文をメール本文の冒頭に自動挿入する。
異なる冒頭文をユーザーが希望したいとしてキー110により指示すると、冒頭文登録データベース105より優先度の高い順番に冒頭文が提示され、ユーザーの選択操作により変更することができる。
これらの操作は、ユーザが画像表示回路111を通して映像表示部112にて表示される映像を見ながら行う。
なお、冒頭文登録データベース105、アドレス帳106、発信メール107はメモリ104に登録されている。
また、これらの機能を実現するソフトウェアは、それ以外の装置を制御するプログラムとともに、プログラム103に格納されている。
また、メール送受信機能は、回線接続部108により実現する。
〔構成〕
図1に示した通信装置は、本発明の機能を実現するソフトウェアおよび装置を制御するために必要な全ての処理を含むソフトウェアが格納されているプロセッサ102と、プログラム103のソフトウェアに従って装置の制御を行うプロセッサ102と、冒頭文登録データベース105と、アドレス帳106と、発信メール107のデータおよびプログラム処理に必要な作業エリアのメモリ104と、Eメールの送受信機能を実現する回線接続部108と、キー処理を行うキーイベント処理部109と、ユーザーが操作入力するためのキー110と、ユーザーキー操作に従って受信メール一覧などを表示する処理を行う画像表示回路111と、実際に映像として映し出す映像表示部112とを含む。
図2は図1に示した通信装置に用いられる冒頭文登録データベース105の一例である。
冒頭文登録データベース105(201)は、図2を参照すると、管理番号202と、宛先Eメールアドレス203と、優先度204と、頻度205と、最新日時206と、冒頭文207とで構成される。
冒頭文207は、宛先Eメールアドレス203ごとにまとめて表示されており、頻度205は同じ冒頭文が使用された回数を示し、最新日時206はその冒頭文が使用された最新の日時を示す。冒頭文207は、例えば、業務用の場合には、得意先(もしくは業者)、顧客名(業者名)、ユーザ名、「いつもお世話になっております。/定例会のお知らせです。」等の挨拶文や連絡文が挙げられ、私用の場合には、友人名、ユーザ名(省略有り)、「元気?」等の挨拶文や連絡文が挙げられる。通常、これらの文言は改行マークで区切られている。
優先度204は、冒頭文の選択順序を同じ宛先Eメールアドレスごとに示したもので、頻度の高いものほど優先的に、同じ頻度の場合は最新日時が新しいものほど優先している。
本実施例の通信装置は、プログラム103に含まれる本発明を実現するための処理ソフトウェアの部分を除き、それ以外のプログラムおよび各装置または部品は既知の技術で構成されている。
〔実施例の動作の説明〕
次に、図1〜図6を参照して、本実施例の通信装置の機能について詳細に説明する。
図3、4は図1に示した通信装置における発信メールからの冒頭文の自動登録を示すフローチャートである。図5、6は図1に示した通信装置におけるメール作成時の冒頭文の自動挿入を示すフローチャートである。
最初に、発信したメールから冒頭文を取り出し、冒頭文登録データベース201(もしくは105)に登録するまでのフローを図3、4を参照して説明する。尚、図3にはステップ301〜308が記載され、図4にはステップ309〜317が記載されている。
このフローは、メールが発信された際に随時行われる。
以下の処理は、プロセッサ102(図1参照)により行われる。
まず、カウンタnにおいて、初期値1をセットし(ステップ301)、次に発信メールから冒頭文をToStrに切り出し(ステップ302)、更に発信メールの宛先EメールアドレスをToAddrに取り出す(ステップ303)。
プロセッサ102(図1参照)は、ここから冒頭文登録データベースの既登録データを調べる。
まず管理番号202=nの場所にある宛先Eメールアドレス203をAddrに取り出し(ステップ304)、このAddrとステップ303で取り出した発信メールの宛先EメールアドレスToAddrとを比較する(ステップ305)。
ToAddrとAddrとが一致しない場合(ステップ305/NO)、カウンタnをカウントアップし(ステップ306)、まだ登録されている宛先Eメールアドレスがあるか否かを判断する(ステップ307)。
登録されている宛先Eメールアドレスと一致する宛先Eメールアドレスがある場合(ステップ307/YES)、ステップ304に戻って繰り返し、一致する宛先Eメールアドレスがなかった場合(ステップ307/NO)、冒頭文登録データベース201への新規登録(即ち、ToAddrの宛先Eメールアドレス203への登録)を行い、優先度204を1に設定し、頻度205を1に設定し、最新日時206に参照中の発信メールの発信日時を登録し、冒頭文207にステップ302で切り出した冒頭文ToStrを登録する(ステップ308)。
ステップ305で発信Eメールアドレスと宛先Eメールアドレスとが一致した場合は、冒頭文207に一致する冒頭文があるか否かの確認を行う。
まず、カウンタmに1をセットし(ステップ309)、管理番号nにおける冒頭文207のm番目の冒頭文をStrに取り出し(ステップ310)、このStrとステップ302で切り出した冒頭文ToStrとを比較する(ステップ311)。
ToStrとStrとが一致しない場合(ステップ311/NO)、カウンタmをカウントアップし(ステップ312)、まだ登録されている冒頭文がデータベース内にあるか否かを判断する(ステップ313)。
まだ登録されている冒頭文と一致する冒頭文がデータベース内にある場合(ステップ313/YES)、ステップ310に戻って繰り返す。まだ登録されている冒頭文と一致する冒頭文がなかった場合(ステップ313/NO)、冒頭文登録データベースの管理番号nにステップ302で切り出した冒頭文ToStrを追加登録し、更に、頻度205を1に設定し、最新日時206に参照中の発信メールの発信日時を登録し(ステップ314)、同じ管理番号nの中の頻度205を更新する(ステップ315)。
ステップ310で管理番号nの中のm番目の冒頭文207のStrがステップ302で切り出した冒頭文ToStrと一致した場合には、頻度205をカウントアップし、最新日時206に参照中の発信メールの発信日時を登録し(ステップ316)、頻度205および最新日時206から、管理番号nの中の優先度204を更新する(ステップ317)。
なお、ステップ302における発信メール本文からの切り出し方法であるが、特に規定はしない。
一例として、先頭から3行目をポイントして次の改行または複数スペースまでを冒頭文として取り出すような方法が考えられる。
また、優先度設定ルールであるが、同じ管理番号内で「頻度205の高いものから順番に優先度をつける」というルールと、「頻度205が同じ場合には最新日時206が新しいものを優先する」というルールとに基づく。
2番目に、新規メール作成時に、指定した宛先を元に冒頭文登録データベース201(もしくは105)に登録された冒頭文が作成のメールの先頭に自動挿入されるフローを図5、6にて説明する。尚、ステップ401〜407は図5に記載され、ステップ408〜417は図6に記載されている。
説明の簡略化上、メール作成においては、まず宛先を選択し、次にメール本文の作成状態に遷移するとする。説明は、宛先を選択し、メール本文の作成状態になった点より行う。
まず、設定された宛先EメールアドレスをToAddrに取り出し(ステップ401)、次にカウンタpに初期値1をセットし(ステップ402)、更にカウンタnに初期値1をセットする(ステップ403)。
最初に冒頭文登録データベース201にToAddrと一致する登録済の宛先Eメールアドレス203が存在するか否かを調べる。
管理番号nの冒頭文登録データベースの宛先EメールアドレスをAddrに取り出し(ステップ404)、このAddrとステップ401で取り出した作成中の送信宛先EメールアドレスToAddrとを比較する(ステップ405)。
ToAddrとAddrとが一致しない場合(ステップ405/NO)、カウンタnをカウントアップし(ステップ406)、まだ登録されている宛先Eメールアドレスが冒頭文登録データベース201(図2参照)内にある場合(ステップ407/YES)、ステップ404に戻って繰り返す。
冒頭文登録データベース105内に一致する宛先Eメールアドレスがなかった場合には、この宛先ToAddrが初めて発信するEメールアドレスであったとして、冒頭文登録データベース201からの冒頭文選択と挿入とは行わない。
ToAddrとAddrとが一致した場合(ステップ405/YES)、管理番号nに登録の冒頭文の優先度pの冒頭文の取り出しと登録とを行う。
まず、カウンタmに初期値1をセットし(ステップ408)、管理番号nのm番目登録の冒頭文207の場所の優先度204をOrderに取り出す(ステップ409)。 Orderが優先度pであるか否かを判断する(ステップ410)。
Orderが優先度pである場合(ステップ410/YES)、m番目の冒頭文207をStrに取り出し(ステップ411)、メール作成画面の挿入冒頭文候補として表示する(ステップ412)。
Orderが優先度pでない場合(ステップ410/NO)、カウントアップし(ステップ413)、ステップ409に戻って繰り返す。
次に、プロセッサ102はユーザーに冒頭文の決定判断を求める。
まず、映像表示部112(図1参照)に候補表示している優先度pの冒頭文でOKか否かの確認を求める(ステップ414)。
ユーザが冒頭文でOKである場合(ステップ414/YES)、メール本文に候補表示している優先度pの冒頭文Strを挿入し(ステップ415)、本処理を終了してメール作成に移る。
ユーザが冒頭文でOKでない場合(ステップ414/NO)、カウンタpをカウントアップし(ステップ416)、まだ登録の冒頭文があるか否かの判断を行う(ステップ417)。
まだ登録の冒頭文がある場合(ステップ417/YES)、優先度pの冒頭文を探すためにステップ408に戻る。
ステップ417で、もう登録の冒頭文がないと分かった場合(ステップ417/NO)には、冒頭文の選択と挿入とを終了する。
なお、この新規作成のメールが発信された時点で、図3、4に基づき冒頭文登録データベース201の更新が行われる。
〔効果の説明〕
第1の効果は、個人が日常的に使用しているEメールの冒頭文を発信者ごとに分類して自動登録し、頻度や使用日時により、もっともよく使用する順番に優先度づけをしている点である。この結果、簡単な操作で短時間で気兼ねなく宛先やメッセージの入力ができる。
第2の効果は、上記第1の効果で優先度した冒頭文を、新規メール作成において発信先に合わせて、メール本文に自動挿入し、変更したい場合にも優先度順に提示され、容易に変更が可能な点である。
本発明は、Eメールの送受信可能な携帯電話や携帯端末に利用が可能である。
本実施形態の通信装置のブロック図である。 図1に示した通信装置に用いられる冒頭文登録データベース105の一例である。 図1に示した通信装置における発信メールからの冒頭文の自動登録を示すフローチャートの前半部である。 図1に示した通信装置における発信メールからの冒頭文の自動登録を示すフローチャートの後半部である。 図1に示した通信装置におけるメール作成時の冒頭文の自動挿入を示すフローチャートの前半部である。 図1に示した通信装置におけるメール作成時の冒頭文の自動挿入を示すフローチャートの後半部である。
符号の説明
101 通信装置
102 プロセッサ(制御手段)
103 プログラム
104 メモリ
105(201) 冒頭文登録データベース
106 アドレス帳
107 発信メール
108 回線接続部
109 キーイベント処理部
110 キー
111 画像表示回路
112 映像表示部

Claims (10)

  1. Eメール送受信機能を有する通信装置において、
    発信メールのうちの少なくとも差出人、及びメッセージの一部を冒頭文として宛先ごとに切り出す制御手段と、
    前記制御手段により切り出された冒頭文を登録するデータベースとを備えたことを特徴とする通信装置。
  2. 前記データベースは、1つの宛先に対して、前記冒頭文の登録が複数可能であり、
    前記制御手段は、前記冒頭文の頻度のカウントおよび発信日時により優先度を付加することを特徴とする請求項1記載の通信装置。
  3. ユーザが新規にメールを作成すると、前記制御手段は、宛先に応じて前記データベースに登録された優先度順に冒頭文が前記メールのメッセージに自動挿入することを特徴とする請求項1または2記載の通信装置。
  4. 前記制御手段は、前記自動挿入された冒頭文が適切でない場合、ユーザに優先度順に提示して切り替えることを特徴とする請求項3記載の通信装置。
  5. 前記制御手段は、新規に作成されたメールに選択された冒頭文の頻度を更に前記データベースに追加することを特徴とする請求項3記載の通信装置。
  6. Eメール送受信を行う通信方法において、
    発信メールのうちの少なくとも差出人、及びメッセージの一部を冒頭文として宛先ごとに切り出し、切り出された冒頭文をデータベースに登録することを特徴とする通信方法。
  7. 1つの宛先に対して、前記データベースに前記冒頭文を複数登録し、前記冒頭文の頻度のカウントおよび発信日時により優先度を付加することを特徴とする請求項6記載の通信方法。
  8. ユーザが新規にメールを作成すると、宛先に応じて前記データベースに登録された優先度順に冒頭文を前記メールのメッセージに自動挿入することを特徴とする請求項6または2記載の通信方法。
  9. 前記自動挿入された冒頭文が適切でない場合、ユーザに優先度順に提示して切り替えることを特徴とする請求項8記載の通信方法。
  10. 新規に作成されたメールに選択された冒頭文の頻度を更に前記データベースに追加することを特徴とする請求項8記載の通信方法。
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