JP3912154B2 - 電子メール装置およびメール処理プログラム - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、電子メールにより個人との繋がりを管理するための電子メール装置およびメール処理プログラムに関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に、パーソナルコンピュータ(Personal Computer)、携帯端末(Personal Digital Assistants)、携帯電話(Personal Handy Phone)など、電子メール機能を備えた通信端末装置では、知人,友人のメールアドレスをアドレス帳に登録している。
【0003】
そして、メールを作成送信するときには、このアドレス帳に登録された希望の宛先人のメールアドレスを読み出し、これをメールの宛先として設定している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
このように、アドレス帳に知人,友人のメールアドレスを登録しておくことで、メールの宛先設定を容易に行うことができるが、アドレス帳に登録された各知人や友人との間で常に繋がりを保っておくことは容易ではなく、特に用事の無いときにはメールなどによる連絡も一切行わないため、まめなメールのやり取りを好むユーザは別にして、一般的には、次第に疎遠になる相手が増えてしまう現状にある。
【0005】
すなわち、誰がいつ頃を最後にして連絡していないか、あるいは連絡されてないかなど、過去の送信履歴や受信履歴などを辿って確認しないと知ることはできず、多数の知人や友人とやり取りがある場合には、とてもその履歴を確認するなど、面倒な作業を行うことはできない問題がある。
【0006】
本発明は、前記のような問題に鑑みなされたもので、ユーザが意識することなく、各知人や友人と疎遠になるを防止することが可能になる電子メール装置およびメール処理プログラムを提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
すなわち、本発明の請求項1に係る電子メール装置は、特定の個人について最後に連絡した時間を記憶する時間データ記憶手段と、前記特定の個人に関する電子メールアドレスを宛先または差出人とした電子メールを最後に送受信した時間を前記時間データ記憶手段に記憶させる最終時間記憶制御手段と、前記時間データ記憶手段に記憶された時間から一定期間経過したか否かを判定する期間経過判定手段と、この期間経過判定手段により一定期間経過が判定された場合に、当該メールアドレスを宛先として前記特定の個人にメールを出すためのメッセージを表示するメッセージ表示手段と、前記最後に送受信した電子メールの本文からキーワード情報を抽出するキーワード抽出手段と、前記メッセージ表示手段が前記特定の個人に電子メールを出すためのメッセージを表示する際に、前記抽出手段で抽出されたキーワードを基にインターネット上の情報を検索し、その検索結果を参考情報として出力する情報検索手段とを備えたことを特徴とする。
【0008】
このような、本発明の請求項1に係る電子メール装置では、時間データ記憶手段に記憶された特定の個人について最後に連絡した時間から一定期間が経過したと判定された場合には、当該特定の個人のメールアドレスを宛先として該特定の個人へメールを出すためのメッセージが表示されるので、一定期間ご無沙汰している人物へのメールによる連絡がユーザに促されることになる。
【0014】
しかも、期間経過判定手段により送受信メールの最後の時間から一定期間経過したと判定された場合には、その最後の送受信メールの本文からキーワード情報が抽出され、この抽出されたキーワードを基にインターネット上の情報が検索され、その検索結果が参考情報として、前記特定の個人へメールを出すためのメッセージと共に表示出力されるので、一定期間ご無沙汰している人物へのメールによる連絡が最後のメール内容と関連するインターネット情報を伴いユーザに促されることになる。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。
【0016】
図1は、本発明の実施形態に係るメール機能を備えた携帯電子機器10の電子回路の構成を示すブロック図である。
【0017】
この携帯電子機器10は、CPU(central processing unit)11を備えている。
【0018】
このCPU11は、EEP−ROMやフラッシュメモリによって構成される記憶装置12に予め記憶された全体の動作を司るシステムプログラムや各種の機能を司る携帯機器制御プログラム、あるいはROMカードなどの外部記録媒体13から記憶装置12に読み込まれた携帯機器制御プログラム、あるいは通信ネットワークN上の外部のコンピュータ端末から通信・通話装置14を介して記憶装置12に読み込まれた携帯機器制御プログラムに従い、RAM15を作業用メモリとして回路各部の動作を制御する。
【0019】
この記憶装置12に記憶されたCPU11の制御プログラムは、PHS(personal handy-phone system)などの通信・通話装置14により通信・通話入力された信号、あるいはキーユニット16から操作入力された信号などに従い起動されるもので、電子メールの送受信処理プログラム、電話の発着信処理プログラム、スケジュール管理処理プログラム、電子メールや電話による最終連絡日時のチェック処理プログラム、ブラウザ処理プログラムなどが含まれる。
【0020】
そして、前記CPU11による回路各部の動作制御に伴い当該CPU11に入出力される各種のデータは、RAM15内に一時記憶されて保存される。
【0021】
このRAM15には、知人,友人の氏名/メールアドレス/電話番号/…などが登録されるアドレス帳メモリ15aをはじめ、送信メールデータメモリ、受信メールデータメモリ、通話音声データメモリ、スケジュール管理メモリ、HP(ホームページ)ダウンロードメモリなどの各種のデータメモリが用意される。
【0022】
このように、CPU11には、記憶装置12、通信・通話装置14、RAM15、キーユニット16が接続される他に、液晶表示部17が接続される。
【0023】
図2は前記携帯電子機器10のRAM15に用意されるアドレス帳メモリ15aを示す図である。
【0024】
このアドレス帳メモリ15には、知人,友人の氏名/メールアドレス/電話番号と共に、当該友人,知人に対する最終の送受信メールから抽出された固有名詞・URLからなる最終メール抄録データ、および当該最終の送受信メールや電話そしてスケジュール上での該当人物の登場の有無に基づく最終連絡日時データが記憶される。
【0025】
次に、前記構成の携帯電子機器10の動作について説明する。
【0026】
図3は前記携帯電子機器10におけるメール送受信処理を示すフローチャートである。
【0027】
キーユニット16の操作に基づき、メール処理プログラムが起動され、通信・通話装置14を介して、メールデータの作成・送信(ステップS1)、またはメールデータの受信・読み出し(ステップS2)が実行されると、メール送信の場合には当該送信メールデータの宛先に対応するメールアドレスがRAM15内のアドレス帳メモリ15aに登録されているか否か判断され、また、メール受信の場合には当該受信メールデータの差出人に対応するメールアドレスが同RAM15内のアドレス帳メモリ15aに登録されているか否か判断される(ステップS3)。
【0028】
ここで、前記送信メールの宛先または受信メールの差出人としてのメールアドレスが前記アドレス帳メモリ15a内の知人・友人のメールアドレスとして登録されていると判断された場合には、当該メール文書の中から固有名詞とURLアドレスが抽出される(ステップS3→S4)。
【0029】
図4は前記携帯電子機器10のメール送受信処理に伴う受信メール表示画面G1を示す図である。
【0030】
例えば図4に示すような受信メールが読み出されて、その差出人である「村上」さんのメールアドレスがアドレス帳メモリ15a(図2参照)に登録されている場合には、この受信メール文書の中の固有名詞として「村上」「熱海」が抽出され、当該「村上」さんに関係する最終メール抄録としてアドレス帳メモリ15a内に対応付けられて更新記憶される(ステップS5)。
【0031】
すると、これと共に、前記メールデータの受信日時が当該「村上」さんに関係する最終連絡日時として同アドレス帳メモリ15a内に対応付けられて更新記憶される(ステップS6)。
【0032】
このように、アドレス帳メモリ15aに予め登録されている知人・友人との間で電子メールを送受信した場合には、そのメール内容の抄録が作成されて更新保存されると共に、そのメール日時が最終の連絡日時として更新保存される。
【0033】
図5は前記携帯電子機器10における電話発着信処理を示すフローチャートである。
【0034】
キーユニット16の操作に基づき、電話処理プログラムが起動され、通信・通話装置14を介して、電話の発信・通話(ステップA1)、または電話の着信・通話(ステップA2)が行われると、電話発信の場合には当該電話の発信先に対応する電話番号がRAM15内のアドレス帳メモリ15aに登録されているか否か判断され、また、電話着信の場合には当該電話の発信元に対応する電話番号(発信者番号)が同RAM15内のアドレス帳メモリ15aに登録されているか否か判断される(ステップA3)。
【0035】
ここで、前記電話の発信先または電話の発信元としての電話番号が前記アドレス帳メモリ15a内の知人・友人の電話番号として登録されていると判断された場合には、当該発信電話または着信電話の日時がその相手の電話番号に対応する最終連絡日時として同アドレス帳メモリ15a内に対応付けられて更新記憶される(ステップA4)。
【0036】
このように、アドレス帳メモリ15aに予め登録されている知人・友人との間で電話による通話を行った場合には、その通話日時が最終の連絡日時として更新保存される。
【0037】
図6は前記携帯電子機器10におけるスケジュール管理処理を示すフローチャートである。
【0038】
図7は前記携帯電子機器10のスケジュール管理処理に伴い表示されるスケジュール設定画面G2を示す図である。
【0039】
キーユニット16の操作に基づき、スケジュール管理処理プログラムが起動され、例えば図7に示すように、スケジュール設定画面G2が表示された状態で、スケジュールの日時・内容が入力されると共に(ステップB1)、「参加者」の項目に対する入力の指定がされると(ステップB2)、アドレス帳メモリ15aに登録されている知人・友人の一覧が表示される(ステップB3)。
【0040】
このアドレス帳の一覧画面が表示された状態で、このアドレス一覧の中に所望の参加者氏名がある場合に、キャンセル操作がされることなく、当該参加者の選択とその指定がなされると(ステップB4→B5)、このスケジュールの参加者として選択指定された人物に対応するアドレス帳メモリ15aの最終連絡日時が、現在日時または当該スケジュール上の日時に更新されて記憶される(ステップB6)。
【0041】
なお、前記アドレス一覧の中に所望の参加者氏名がない場合に、キャンセル操作された場合には(ステップB4)、キーユニット16による手入力によって当該スケジュールの参加者氏名が設定される(ステップB7)。
【0042】
このように、アドレス帳メモリ15aに予め登録されている知人・友人が、スケジュールの設定に伴いその参加者として選択された場合には、その設定日時あるいはスケジュール日時がその人物の最終連絡日時として更新保存される。
【0043】
図8は前記携帯電子機器10において所定期間連絡のない人物への連絡をユーザに促すための連絡チェック処理(その1)を示すフローチャートである。
【0044】
図9は前記携帯電子機器10の連絡チェック処理(その1)に伴い表示される連絡要求メッセージ画面G3を示す図である。
【0045】
例えば毎日の決まった時間に、あるいは前記電子メールの送受信処理、電話の発着信処理、スケジュールの設定処理が実行される都度、アドレス帳メモリ15aに記憶された各知人・友人の最終連絡日時が読み出され(ステップC1)、現在日時から1ヶ月以上前となる最終連絡日時の人物があるか、つまり最終連絡日時から1ヶ月を経過したアドレス帳上の人物の有無が判断される(ステップC2)。
【0046】
ここで、最終連絡日時から1ヶ月を経過したアドレス帳上の人物が存在すると判断された場合には、ブラウザが起動され通信・通話装置14を介してホームページ(HP)検索サイトがアクセスされ、その人物に対応する最終メール抄録に記憶されている固有名詞やURLアドレスからなるキーワードに従い、インターネット(通信ネットワークN)上のHP検索が実行されその結果が表示される(ステップC2→C3)。
【0047】
すると、図9に示すように、前記最終連絡日時から1ヶ月以上経過した人物の最終メール抄録をキーワードとして検索されたHP情報と共に、該当人物(メールアドレス)に対するメールの送信をユーザに促す連絡要求メッセージ画面G3が出力表示される(ステップC4)。
【0048】
この図9に示した連絡要求メッセージ画面G3では、アドレス帳メモリ15a(図2参照)内にある「村上」さんの最終連絡日時から1ヶ月が経過したと判断された場合に、その最終メール抄録にある「熱海」をキーワードとしたHP情報が検索され、この最終メールに関連する「熱海」のホームページ情報を参考情報として表示すると共に「村上」さんへのメール送信を促すメッセージが出力される。
【0049】
これにより、電子メールや電話、スケジュールに基づく最終連絡日時から1ヶ月を経過したアドレス帳(15a)上の知人・友人に対しては、その人物の最終のメール内容をキーワードとしたインターネット検索情報を伴い当該人物への連絡がユーザに促されるので、ユーザはその検索情報を共通の話題としてメールなどによって連絡を取り、疎遠となるを防ぐことができる。
【0050】
図10は前記携帯電子機器10において所定期間連絡のない人物への連絡をユーザに促すための連絡チェック処理(その2)を示すフローチャートである。
【0051】
例えば毎日決まった時間に、あるいは前記電子メールの送受信処理、電話の発着信処理、スケジュールの設定処理が実行される都度、アドレス帳メモリ15aに記憶された各知人・友人の最終連絡日時が読み出され(ステップD1)、現在日時から1ヶ月以上前となる最終連絡日時の人物があるか、つまり最終連絡日時から1ヶ月を経過したアドレス帳上の人物の有無が判断される(ステップD2)。
【0052】
ここで、最終連絡日時から1ヶ月を経過したアドレス帳上の人物が存在すると判断された場合には、該当人物のアドレス帳データに対応付けてご無沙汰していることを意味するフラグがセットされる(ステップD3)。
【0053】
図11は前記携帯電子機器10におけるブラウザ処理を示すフローチャートである。
【0054】
キーユニット16の操作に基づき、ブラウザ処理プログラムが起動され、アクセスしたいURLアドレスとして、アドレス帳メモリ15a内の最終メール抄録として登録されているURLが指定された場合には(ステップE1)、この指定されたURLを最終メール抄録として有する人物のアドレス帳データに対応付けられて前記ご無沙汰を意味するフラグがセットされているか否か判断される(ステップE2)。
【0055】
ここで、フラグがセットされていると判断された場合には、当該フラグセットされたアドレス帳データの人物の氏名が読み出されて表示されると共に、指定されたURLアドレスに従ったインターネット検索情報を基に、同人物(メールアドレス)に対しての連絡をユーザに促す連絡要求メッセージ(例えば「ご無沙汰した○○さんにも連絡したら?!」)が表示される(ステップE2→E3)。
【0056】
すると、前記指定されたURLに従い、通信・通話装置14を介してインターネット(N)に対するHP検索表示処理が実行される(ステップE4)。
【0057】
これにより、1ヶ月以上互いに連絡をしていないアドレス帳上の人物を対象に、その最終メールの内容に含まれるURLアドレスが、インターネット検索を行うに際して指定された場合には、この指定されたURLによりアクセスされるHP情報を基に、該当人物への連絡を促すメッセージが出力されるので、ユーザは所望のインターネット検索のついでに、その検索情報を共通の話題としてご無沙汰している相手に連絡を取ることができ、意識することなく疎遠となるのを防止できるようになる。
【0058】
図12は前記携帯電子機器10におけるメール作成処理を示すフローチャートである。
【0059】
キーユニット16の操作に基づき、メール処理プログラムが起動され、メール作成画面においてメール文書が作成されると(ステップF1)、この作成されたメール文書から固有名詞が抽出され、前記フラグがセットされているアドレス帳データの人物に対応する最終メール抄録の内容と比較される(ステップF2)。
【0060】
ここで、作成されたメール文書内の固有名詞と共通する内容が前記フラグセットされたアドレス帳データの人物に対応する最終メール抄録内に存在すると判断された場合には、当該フラグセットされた人物の氏名が読み出されて表示されると共に、その人物との最終メールに共通性をもって今回作成されたメールを基に、同人物(メールアドレス)に対しての連絡をユーザに促す連絡要求メッセージ(例えば「ご無沙汰した○○さんにも連絡したら?!」)が表示される(ステップF3→F4)。
【0061】
すると、前記作成されたメール文書に基づき、メール送信などの各種の指示に応じたメール処理が実行される(ステップF5)。
【0062】
これにより、1ヶ月以上互いに連絡をしていないアドレス帳上の人物を対象に、その最終メールに含まれる内容が、他の新たなメール文書の作成に際して当該メール文書内の固有名詞と共通性がある場合には、この作成されたメールを基に、該当人物への連絡を促すメッセージが出力されるので、ユーザは通常のメール作成操作のついでに、そのメールの内容を共通の話題として相手に連絡を取ることができ、意識することなく疎遠となるのを防止できるようになる。
【0063】
したがって、前記構成の携帯電子機器10によれば、アドレス帳メモリ15aにおいて、複数の知人・友人のメールアドレス,電話番号に対応付けて、当該各個人に対する最終の送受信メールの内容から抽出された固有名詞およびURLを最終メール抄録として更新登録すると共に、メール,電話,スケジュール設定に基づく最終の連絡日時を更新登録し、最終連絡日時から一ヶ月が経過した人物がいる場合には、当該人物の最終メール抄録に登録されている固有名詞やURLを基に検索したインターネット情報を提供し、当該人物へのメールや電話による連絡をユーザにメッセージ表示して促すようにしたので、ユーザはその検索情報を共通の話題として連絡を取り、該当人物と疎遠となるを未然に回避できるようになる。
【0064】
また、ブラウザ処理によってURLを指定してインターネットアクセスを行う場合やメールの作成を行う場合に、指定されたURLやメール内容から抽出された固有名詞が、アドレス帳メモリ15aにおいてその最終連絡日時から一ヶ月以上経過している人物の最終メール抄録として登録されている場合には、当該ご無沙汰している人物に対し、今回のインターネット検索やメール作成のついでに、これを話題としたメールや電話による連絡を、ユーザにメッセージ表示して促すようにしたので、ユーザは特に意識することなく、ご無沙汰している相手と連絡を取ることができ、疎遠となるのを防止できるようになる。
【0065】
なお、前記実施形態において記載した携帯電子機器10による各処理の手法、すなわち、図3のフローチャートに示す電子メールの送受信に伴う最終メール抄録および最終連絡日時の更新登録処理、図5のフローチャートに示す電話の発着信処理に伴う最終連絡日時の更新登録処理、図6のフローチャートに示すスケジュールデータの参加者設定に伴う最終連絡日時の更新登録処、図8のフローチャートに示す最終連絡日時から一ヶ月経過した人物への連絡を促す連絡チェック処理(その1)、図10のフローチャートに示す最終連絡日時から一ヶ月経過した人物へフラグセットする連絡チェック処理(その2)、図11のフローチャートに示すURLアクセスに伴い該URLが関係するフラグ付き人物への連絡要求メッセージを表示するブラウザ処理、図12のフローチャートに示すメール作成に伴い該メール内容が関係するフラグ付き人物への連絡要求メッセージを表示するメール作成処理等の各手法は、何れもコンピュータに実行させることができるプログラムとして、メモリカード(ROMカード、RAMカード等)、磁気ディスク(フロッピディスク、ハードディスク等)、光ディスク(CD−ROM、DVD等)、半導体メモリ等の外部記録媒体13に格納して配布することができる。そして、通信ネットワーク(インターネット)Nとの通信機能を備えた種々のコンピュータ端末は、この外部記録媒体13に記憶されたプログラムを記憶装置12に読み込み、この読み込んだプログラムによって動作が制御されることにより、前記実施形態において説明したアドレス帳メモリ15aを基にした一定期間未連絡の人物への連絡をユーザに促すメッセージ出力機能を実現し、前述した手法による同様の処理を実行することができる。
【0066】
また、前記各手法を実現するためのプログラムのデータは、プログラムコードの形態として通信ネットワーク(インターネット)N上を伝送させることができ、この通信ネットワーク(インターネット)Nに接続されたコンピュータ端末から前記のプログラムデータを取り込み、前述したメッセージ出力機能を実現することもできる。
【0067】
なお、本願発明は、前記各実施形態に限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で種々に変形することが可能である。さらに、前記各実施形態には種々の段階の発明が含まれており、開示される複数の構成要件における適宜な組み合わせにより種々の発明が抽出され得る。例えば、各実施形態に示される全構成要件から幾つかの構成要件が削除されたり、幾つかの構成要件が組み合わされても、発明が解決しようとする課題の欄で述べた課題が解決でき、発明の効果の欄で述べられている効果が得られる場合には、この構成要件が削除されたり組み合わされた構成が発明として抽出され得るものである。
【0068】
【発明の効果】
以上のように、本発明の請求項1に係る電子メール装置によれば、時間データ記憶手段に記憶された特定の個人について最後に連絡した時間から一定期間が経過したと判定された場合には、当該特定の個人のメールアドレスを宛先として該特定の個人へメールを出すためのメッセージが表示されるので、一定期間ご無沙汰している人物へのメールによる連絡がユーザに促されるようになる。
【0071】
しかも、期間経過判定手段により送受信メールの最後の時間から一定期間経過したと判定された場合には、その最後の送受信メールの本文からキーワード情報が抽出され、この抽出されたキーワードを基にインターネット上の情報が検索され、その検索結果が参考情報として、前記特定の個人へメールを出すためのメッセージと共に表示出力されるので、一定期間ご無沙汰している人物へのメールによる連絡が最後のメール内容と関連するインターネット情報を伴いユーザに促されることになる。
【0072】
よって、ユーザが意識することなく、各知人や友人と疎遠になるを未然に防止することが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係るメール機能を備えた携帯電子機器10の電子回路の構成を示すブロック図。
【図2】前記携帯電子機器10のRAM15に用意されるアドレス帳メモリ15aを示す図。
【図3】前記携帯電子機器10におけるメール送受信処理を示すフローチャート。
【図4】前記携帯電子機器10のメール送受信処理に伴う受信メール表示画面G1を示す図。
【図5】前記携帯電子機器10における電話発着信処理を示すフローチャート。
【図6】前記携帯電子機器10におけるスケジュール管理処理を示すフローチャート。
【図7】前記携帯電子機器10のスケジュール管理処理に伴い表示されるスケジュール設定画面G2を示す図。
【図8】前記携帯電子機器10において所定期間連絡のない人物への連絡をユーザに促すための連絡チェック処理(その1)を示すフローチャート。
【図9】前記携帯電子機器10の連絡チェック処理(その1)に伴い表示される連絡要求メッセージ画面G3を示す図。
【図10】前記携帯電子機器10において所定期間連絡のない人物への連絡をユーザに促すための連絡チェック処理(その2)を示すフローチャート。
【図11】前記携帯電子機器10におけるブラウザ処理を示すフローチャート。
【図12】前記携帯電子機器10におけるメール作成処理を示すフローチャート。
【符号の説明】
10 …携帯電子機器
11 …CPU
12 …記憶装置
13 …ROMカード(外部記録媒体)
14 …通信・通話装置
15 …RAM
15a…アドレス帳メモリ
16 …キーユニット
17 …表示装置
G1…受信メール表示画面
G2…スケジュール設定画面
G3…連絡要求メッセージ画面

Claims (2)

  1. 特定の個人について最後に連絡した時間を記憶する時間データ記憶手段と、
    前記特定の個人に関する電子メールアドレスを宛先または差出人とした電子メールを最後に送受信した時間を前記時間データ記憶手段に記憶させる最終時間記憶制御手段と、
    前記時間データ記憶手段に記憶された時間から一定期間経過したか否かを判定する期間経過判定手段と、
    この期間経過判定手段により一定期間経過が判定された場合に、当該メールアドレスを宛先として前記特定の個人にメールを出すためのメッセージを表示するメッセージ表示手段と
    前記最後に送受信した電子メールの本文からキーワード情報を抽出するキーワード抽出手段と、
    前記メッセージ表示手段が前記特定の個人に電子メールを出すためのメッセージを表示する際に、前記抽出手段で抽出されたキーワードを基にインターネット上の情報を検索し、その検索結果を参考情報として出力する情報検索手段と、
    を備えたことを特徴とする電子メール装置。
  2. 電子メール装置のコンピュータを制御するためのメール処理プログラムであって、
    前記コンピュータを、
    特定の個人について最後に連絡した時間を記憶する時間データ記憶手段、
    前記特定の個人に関する電子メールアドレスを宛先または差出人とした電子メールを最後に送受信した時間を前記時間データ記憶手段に記憶させる最終時間記憶制御手段、
    前記時間データ記憶手段に記憶された時間から一定期間経過したか否かを判定する期間経過判定手段、
    この期間経過判定手段により一定期間経過が判定された場合に、当該メールアドレスを宛先として前記特定の個人にメールを出すためのメッセージを表示するメッセージ表示手段
    前記最後に送受信した電子メールの本文からキーワード情報を抽出するキーワード抽出手段、
    前記メッセージ表示手段が前記特定の個人に電子メールを出すためのメッセージを表示する際に、前記抽出手段で抽出されたキーワードを基にインターネット上の情報を検索し、その検索結果を参考情報として出力する情報検索手段、
    として機能させるようにしたコンピュータ読み込み可能なメール処理プログラム。
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