JP5527921B2 - 苦味を隠蔽した経口固形組成物 - Google Patents

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Description

本発明は、苦味を呈する薬物の苦味を隠蔽した経口固形組成物に関する。
患者が苦味を呈する薬物を服用するとき、散剤や顆粒剤は、そのままでは服用することはできないため、口中での不快な味を隠蔽する必要がある。そのような方法としては、アスパルテーム等の高甘度の甘味料を添加する方法(特許文献1)、包接化合物で包接する方法(特許文献2)及び胃溶性高分子、腸溶性高分子、水不溶性高分子、ワックス類等で被覆を施す方法(特許文献3及び4)がすでに提案されている。薬物がイブプロフェン、無水カフェイン、マレイン酸クロルフェニラミン、ジクロフェナクナトリウム、または、アリルイソプロピルアセチル尿素の場合には、薬物と水膨潤性物質(低置換度ヒドロキシプロピルセルロース、カルメロースカルシウム、または、クロスカルメロースナトリウム)を組成物中30重量%以上含有するものを水又は含水アルコールで湿式造粒して得られる経口用製剤が、薬物の溶出を低下させずに、不快な味を有する薬物の味を隠蔽することができることが明らかにされている(特許文献5、6)。
しかし、高甘度の甘味料を添加する方法では、薬物の特性によっては、苦味を隠蔽することが不可能なことがあった。さらに、包接による方法では、薬物が包接化合物から再放出されずに生物学的利用能が低下することもあった。被覆による方法では、苦味等の強弱に応じて、被覆剤の量を増すことで隠蔽することは可能であるが、被覆剤特有の服用時のザラつき感が生じ、更に被覆剤により薬物の溶出が低下してしまうこともあるだけでなく、被覆剤のコストだけでなくコーティングという工程が高コストであることも欠点であった。水膨潤性物質を用いる方法は、イブプロフェン、無水カフェイン、マレイン酸クロルフェニラミン、ジクロフェナクナトリウム、または、アリルイソプロピルアセチル尿素以外の薬物への適合性と有効性は示されていない。
特開平2−56416号公報 特開平3−236316号公報 特開昭57−58631号公報 特開平3−130214号公報 特開平9−208458号公報 特開2004−189758号公報
したがって、本発明の目的は、上記問題点が無く、苦味を呈する薬物の苦味を防止することができ、かつ簡易な製造方法で安価に製造できる経口固形製剤を提供することにある。
本発明者らは、薬物の苦味を防ぐ方法を種々検討した結果、苦味を呈する薬物と親水性高分子を含有する組成物を水の存在下に造粒し、次いで水分量7.5質量%以下になるまで乾燥することにより得られた固形組成物は、薬物の苦味を呈しないことを見出し、本発明を完成した。
すなわち、本発明は、(A)苦味を呈する薬物及び(B)親水性高分子を含有する組成物を水の存在下に造粒し、次いで水分量7.5質量%以下になるまで乾燥することにより得られる経口固形製剤である。
また、本発明は、(B)親水性高分子に水を加え含水親水性高分子とし、これを(A)苦味を呈する薬物と混合し、造粒し、次いで水分量7.5質量%以下になるまで乾燥することにより得られる経口固形製剤である。
本発明の経口固形組成物は、服用時の薬物の苦味を防止することができる。
以下、本発明について詳細に説明する。本発明において苦味を呈する薬物とは、服用したときに舌のうえで苦味を感じる薬物のことであり、具体例としては、生薬エキス(シャクヤク、カンゾウ、ケイヒ、タイソウ、ショウキョウ、カノコソウ、トケイソウ、チョウトウコウ、ホップ、人参等のエキス)、漢方エキス(葛根湯、駆風解毒湯、響声破笛丸料、小柴胡湯、小青竜湯、酸棗仁湯、十味敗毒湯等のエキス)、生物由来エキス(アカメガシワ、アセンヤク、ウワウルシ、エイジュツ、エンゴサク、オウバク、オウレン、カシュウ、キキョウ、酵母、イチョウ葉、アロエ、ウイキョウ、ウコン、ウヤク、ガジュツ、カンキョウ等のエキス)、ビタミンB1群(チアミン、硝酸チアミン、ビスベンチアミン、オクトチアミン、ベンフォチアミン、ジベンゾイルチアミン、チアミンジスルフィド、ビスイブチアミン、塩酸ジセチアミン)、ビタミンB2群(フラビンアデニンジヌクレオチドナトリウム、リボフラビン、リン酸リボフラビンナトリウム、酪酸リボフラビン等) 、ビタミンB6群(ピリドキシン、ピリドキソール、ピリドキサミンおよびこれらの塩酸あるいはリン酸塩)、ビタミンB12群(コバラミン、シアノコバラミン、メチルコバラミン、アデノシルコバラミン、ヒドロキソコバラミン)、アミノ酸類(グリシン、アラニン、バリン、ロイシン、イソロイシン、セリン、トレオニン、フェニルアラニン、チロシン、トリプトファン、シスチン、メチオニン、プロリン、ヒドロキシプロリン、アスパラギン酸、アスパラギン、グルタミン酸、グルタミン、アルギニン、ヒスチジン、リジン、γ-アミノ酪酸、ピロリドンカルボン酸、ε-アミノカプロン酸、加水分解エラスチン、加水分解コラーゲン、水溶性コラーゲン、カゼイン、グルタチオン、小麦ペプチド、大豆ペプチド)、消化管用薬(塩酸ロペラミド、シメチジン、塩酸ピレンゼピン)、抗ヒスタミン薬(ジフェンヒドラミン、塩酸プロメタジン)、解熱鎮痛薬(アスピリン、アセトアミノフェン、エテンザミド、イソプロピルアンチピリン)、鎮咳去痰薬(塩酸エフェドリン、塩酸メチルエフェドリン、リン酸コデイン、リン酸ジヒドロコデイン、臭化水素酸デキストロメトルファン、テオフィリン、グアイフェネシン)等が挙げられる。
本発明において、苦味を呈する薬物は、苦味を呈する薬物と含水親水性高分子物質を合わせた質量全体に対して、1〜99質量%含有させることが好ましく、2〜95%質量%含有させることがさらに好ましい。
本発明では、まず、(A)苦味を呈する薬物及び(B)親水性高分子を含有する組成物を水の存在下に造粒するか、又は、
(B)親水性高分子に水を加え含水親水性高分子とし、これを(A)苦味を呈する薬物と混合し、造粒するが、後者の方法が好ましい。
本発明において用いる親水性高分子は、親水基を分子内に含有し、親水性高分子自体と同量以上の質量の水を保持することができ、水を保持した状態で固形または半固形の状態であるが、水には溶解せずに不溶性であり、親水性高分子自体が不快な味を呈しないことが必要である。このような親水性高分子としては、低置換度ヒドロキシプロピルセルロース、結晶セルロース、クロスカルメロースナトリウム、クロスポピドン、カルボキシメチルセルロースカルシウム、カルボキシメチルセルロースナトリウム、カルボキシメチルセルロース等を挙げることができ、これらは1種又は2種以上を混合して用いてもよい。これらの中でも好ましい親水性高分子としては、低置換度ヒドロキシプロピルセルロース、カルボキシメチルセルロースカルシウム、カルボキシメチルセルロースナトリウム、クロスカルメロースナトリウム、結晶セルロースから選ばれる1種又は2種以上を挙げることができる。さらに特に好ましい親水性高分子としては、低置換度ヒドロキシプロピルセルロースを挙げることができ、これを親水性高分子全体の50質量%以上使用することが望ましく、特に65質量%以上使用することが好ましい。
親水性高分子として低置換度ヒドロキシプロピルセルロースを用いる場合は、優れた形状および粒子径の経口固形組成物に加工しやすいという製造性の面からヒドロキシプロポキシ基が5.0〜16.0質量%であるものが好ましく、さらに7.0〜13.0質量%、特に7.0〜9.9質量%であるものが好ましい。このような低置換度ヒドロキシプロピルセルロースとしては、信越化学(株)製、LH−31(ヒドロキシプロポキシ基10.0〜12.9質量%)、LH−32(ヒドロキシプロポキシ基7.0〜9.9質量%)が挙げられる。さらに、低置換度ヒドロキシプロピルセルロースの平均粒径はおよそ60μm以下が好ましく、45μm以下がより好ましく、25μm以下がさらに好ましい。
親水性高分子物質は、苦味を呈する薬物の種類によってことなるが、通常、苦味を呈する薬物の1質量部に対し、親水性高分子物質を0.05質量部以上含有させることが好ましく、0.1重量部以上がさらに好ましく、0.3重量部以上が特に好ましい。
本発明において含水親水性高分子物質とは、水を親水性高分子に保持させたものであり、固形あるいは半固形の性状である。含水親水性高分子物質の水と親水性高分子の比率は、親水性高分子の種類や苦味を呈する薬物の種類や添加量によって適時変化するが、おおよそ、水:親水性高分子=1〜10:1の範囲にあることが好ましく、2〜5:1であることがさらに好ましい。
含水親水性高分子物質において、親水性高分子に保持させる水は、水だけでもよいが、少量のアルコールを添加したものでも良い。アルコールを添加する場合は、アルコールは質量比で保持させた水の全質量の50質量%以下であることが好ましく、25質量%以下がさらに好ましく、15質量%以下が最も好ましい。また、アルコールとしては、通常、エチルアルコールを使用する。親水性高分子に保持させる水の温度は、2〜40℃の範囲であることが好ましく、5〜30℃の範囲であることがさらに好ましい。
本発明の経口固形組成物には、苦味を呈する薬物と含水親水性高分子物質の他に他の薬理活性成分や通常に医薬品や食品に使用される成分を適宜その目的に応じて配合しても良い。例えば、薬理活性成分としては、解熱鎮痛消炎薬、催眠鎮静薬、眠気防止剤、鎮暈薬、小児鎮痛薬、健胃薬、制酸薬、消化薬、強心薬、不整脈用薬、降圧薬、血管拡張薬、利尿薬、抗潰瘍薬、整腸薬、骨粗鬆症治療薬、鎮咳去痰薬、抗喘息薬、抗菌剤、頻尿改善剤、滋養強壮剤、ビタミン剤などに用いる薬理活性成分が挙げられる。また、医薬品や食品に使用される成分としては、賦形剤(希釈剤)、結合剤、崩壊剤、甘味剤、着香剤・香料、着色剤等が挙げられる。例えば、賦形剤としては、乳糖、精製白糖、ブドウ糖、トレハロース等の糖類、D−マンニトール、ソルビトール、キシリトール、エリスリトール等の糖アルコール等が挙げられる。結合剤としては、ヒドロキシプロピルセルロース、ヒプロメロース、メチルセルロース、ポリビニルピロリドン、デキストリン、アルファー化デンプン等が挙げられる。崩壊剤としては、トウモロコシデンプン、バレイショデンプン、コメデンプン、コムギデンプン等のデンプン類等が挙げられる。甘味料としては、サッカリンナトリウム、アスパルテーム、アセスルファムカリウム、スクラロース、カンゾウ抽出物、ステビア抽出物、ラカンカ抽出物が挙げられる。着香剤・香料としては、オレンジやレモン等の柑橘系香料やコーヒー系香料、ミルク系香料やペパーミント油、スペアミント油、スパイス油などの植物精油等が挙げられる。着色剤としては二酸化チタン、天然の食用色素、食品、薬品の用途に適する染料等が挙げられる。
本発明の経口固形組成物は、苦味を呈する薬物と含水親水性高分子物質の均一な混合物から水分を除去することにより調製することができる。その際、乾燥減量による測定、例えば50℃10分間の乾燥減量で、7.5%以下となるまで水分を除去することが好ましく、5%以下がさらに好ましく、2%以下まで水分を除去することが特に好ましい。水分を除去する方法としては、箱形乾燥機又は流動層造粒乾燥機を用いて加熱乾燥や減圧乾燥により水分を除去する方法が挙げられる。
苦味を呈する薬物と含水親水性高分子物質の均一な混合物は、親水性高分子に水を添加して含水親水性高分子物質を調製した後、苦味を呈する薬物をさらに添加して均一に混合して調製してもよいし、また、苦味を呈する薬物と親水性高分子を均一に混合したのち、さらに徐々に水を添加して均一に混合して調製してもよい。このうち、前者の方法が好ましい。苦味を呈する薬物と親水性高分子を単に混合した組成物、又は苦味を呈する薬物と親水性高分子を乾式造粒したものは苦味をマスクする十分な効果は得られない。
また、苦味を呈する薬物と含水親水性高分子物質の均一な混合物は、攪拌造粒、流動層造粒、押し出し造粒等の通常に医薬品や食品などの分野で使用される湿式造粒法で調製すればよいが、攪拌造粒法及び押し出し造粒法を組み合せると簡単に調製することができ、好ましい。たとえば、苦味を呈する薬物と親水性高分子そして必要に応じて他の添加物を加え、攪拌型混合機、例えばバーチカルグラニュレーター(パウレック(株)製)等の混合機で混合後、精製水を親水性高分子の1倍から10倍程度を徐々に加え練合し、苦味を呈する薬物と含水親水性高分子物質の均一な混合物とする。この混合物を押し出し造粒機、例えばファインリューザー(不二パウダル(株)製)押し出し造粒機にて造粒し湿潤顆粒状組成物として、苦味を呈する薬物と含水親水性高分子物質の均一な混合物を製することもできる。さらに、この混合物は、篩を用いて目的の粒度の顆粒とすることもでき、マルメライザー(不二パウダル(株)製)を用いて球形処理を施して湿潤顆粒状組成物とすることもできる。
上記の苦味を呈する薬物と含水親水性高分子物質の均一な混合物から水分を除去し、最後に篩を用いて目的の粒度の顆粒とする。本発明においては、顆粒の粒度は、散剤や細粒剤そして顆粒剤の何れでもよく、得られた乾燥顆粒剤に、更に服用感や薬物の安定性等を考慮して糖類や高分子等でコーティングを行なっても良い。本発明において、乾燥して得られた顆粒の平均粒径は、粒子径を篩分け法で測定した場合、25μm以上であることが好ましく、さらに50〜1500μmが好ましく、100〜1000μmが特に好ましい。本発明で顆粒の粒子径は、押し出し造粒器のスクリーン径を変化させることにより容易に調製することができる。
このようにして製造された経口固形組成物は、顆粒状の形状を有し、苦味を呈する薬物の苦味が抑制され、さらに流動性が良好なため、経口固形組成物の顆粒をそのままで散剤、細粒剤、顆粒剤等として使用できるが、硬カプセルやソフトカプセルに充填してカプセル剤として使用してもよく、固形組成物の顆粒を打錠して錠剤として使用しても良い。さらに、これらのカプセル剤や錠剤を糖類や高分子等でコーティングを行なっても良い。これらの製剤を調製するにあたっては、通常医薬品や食品に使用される製剤添加物、例えば、安定剤、安定化剤、界面活性剤、可塑剤、滑沢化剤、滑沢剤、還元剤、甘味剤、稀釈剤、吸着剤、矯味剤、結合剤、抗酸化剤、光沢化剤、コーティング剤、香料、剤皮、充填剤、消泡剤、清涼化剤、咀嚼剤、着色剤、着香剤、糖衣剤、発泡剤、賦形剤、崩壊剤、崩壊補助剤、崩壊延長剤、芳香剤、防湿剤、防腐剤、保存剤、流動化剤、帯電防止剤、増量剤、調味料、酸味料、甘味料、着色料・発色剤、着香料、強化剤、膨張剤、防腐剤、保存料・防かび剤、酸化防止剤・漂白剤、増粘安定剤、苦味料、酵素、光沢剤、製造用剤等を適時配合しても良い。そして、このようにして製造された本発明の経口固形組成物およびそれを含有する製剤は、薬物の苦味が防止され、服用しやすいものである。
次に、実施例及び比較例を示し、本発明をさらに具体的に説明するが、本発明はこれらに限定されるものではない。
実施例1
カンゾウエキス末(日本粉末薬品(株)製)100g(原生薬換算700g)、および、含水親水性高分子物質3118g[低置換度ヒドロキシプロピルセルロース((ヒドロキシプロポキシ基10.0〜12.9質量%)LHPC:LH−31:信越化学(株)製)800gと精製水2318g]からなる混合物をバーチカルグラニュレーターVG−10(パウレック(株))で均一に混合後、ツインドームグランTDG−80(不二パウダル(株)製)0.8mmスクリーンで押し出し造粒し、マルメライザー(不二パウダル(株)製)を用いて球形処理を施した。次に、流動層乾燥装置FLO−5A/2(フロイント産業(株)製)にて乾燥し、平均粒径約0.65mmの顆粒剤を製し、四方アルミヒートシールにて一包あたりの質量が300mgになるように分包した。この顆粒剤の乾燥減量は50℃10分で1.2%であった。
比較例1
カンゾウエキス末(日本粉末薬品(株)製)10g、および、低置換度ヒドロキシプロピルセルロース(LHPC:LH−31:信越化学(株)製)80gを均一に混合し、四方アルミヒートシールにて一包あたりの質量が300mgになるように分包した。
実施例2
葛根湯乾燥エキス末(日本粉末薬品(株)製)357.1g(原生薬換算3.571kg)、および、含水親水性高分子物質1755g(低置換度ヒドロキシプロピルセルロース(LHPC:LH−31:信越化学(株)製)200g、カルメロースカルシウム(五徳薬品(株)製)300gと精製水1255g)からなる混合物をバーチカルグラニュレーターVG−10(パウレック(株))で均一に混合後、ツインドームグランTDG−80(不二パウダル(株)製)0.6mmスクリーンで押し出し造粒した。次に、流動層乾燥装置FLO−5A/2(フロイント産業(株)製)にて乾燥し、平均粒径約0.5mmの顆粒剤を製し、四方アルミヒートシールにて一包あたりの質量が2gになるように分包した。この顆粒剤の乾燥減量は50℃10分で1.5%であった。
比較例2
葛根湯乾燥エキス末(日本粉末薬品(株)製)50g、低置換度ヒドロキシプロピルセルロース(LHPC:LH−31:信越化学(株)製)28g、および、カルメロースカルシウム(五徳薬品(株)製)42gを均一に混合し、四方アルミヒートシールにて一包あたりの質量が2gになるように分包した。
実施例3
ウワウルシ乾燥エキス(松浦薬業(株)製)250g(原生薬換算2kg)、および、含水親水性高分子物質1235g[低置換度ヒドロキシプロピルセルロース LHPC:LH−32、信越化学(株)製(ヒドロキシプロポキシ基7.0〜9.9質量%)280g、カルメロースカルシウム(五徳薬品(株)製)70gと精製水885g]からなる混合物をバーチカルグラニュレーターVG−10(パウレック(株))で均一に混合後、ツインドームグランTDG−80(不二パウダル(株)製)0.6mmスクリーンで押し出し造粒した。次に、流動層乾燥装置FLO−5A/2(フロイント産業(株)製)にて乾燥し、平均粒径約0.5mmの顆粒剤を製し、四方アルミヒートシールにて一包あたりの質量が1gになるように分包した。この顆粒剤の乾燥減量は50℃10分で0.9%であった。
比較例3
ウワウルシ乾燥エキス(松浦薬業(株)) 50g、低置換度ヒドロキシプロピルセルロース(LHPC:LH−32:信越化学(株)製)56g、および、カルメロースカルシウム(五徳薬品(株))14gを均一に混合し、四方アルミヒートシールにて一包あたりの質量が2gになるように分包した。
実施例4
ビスベンチアミン(田辺製薬(株)製)100g、塩酸ピリドキシン(第一ファインケミカル(株)製)100g、リボフラビン(三菱ウェルファーマ(株)製)12g、シアノコバラミン(DSMニュートリッション ジャパン(株)製)1.5g、ビタミンEコハク酸エステルカルシウム(エーザイ(株)製)103.58g、ニコチン酸アミド(DSMニュートリッション ジャパン(株)製)60g、および、含水親水性高分子物質2032.92g(低置換度ヒドロキシプロピルセルロース(LHPC:LH−31:信越化学(株)製)522.92gと精製水1510g)からなる混合物をバーチカルグラニュレーターVG−10(パウレック(株))で均一に混合後、ツインドームグランTDG−80(不二パウダル(株)製)0.5mmスクリーンで押し出し造粒した。次に、流動層乾燥装置FLO−5A/2(フロイント産業(株)製)にて乾燥し、平均粒径約0.4mmの顆粒剤を製し、四方アルミヒートシールにて一包あたりの質量が300mgになるように分包した。この顆粒剤の乾燥減量は50℃10分で0.6%であった。
比較例4
ビスベンチアミン(田辺製薬(株)製)10g、塩酸ピリドキシン(第一ファインケミカル(株)製)10g、リボフラビン(三菱ウェルファーマ(株)製)1.2g、シアノコバラミン(DSMニュートリッション ジャパン(株)製)0.15g、ビタミンEコハク酸エステルカルシウム(エーザイ(株)製)10.358g、ニコチン酸アミド(DSMニュートリッション ジャパン(株)製)6g、および、低置換度ヒドロキシプロピルセルロース(LHPC:LH−31:信越化学(株)製)52.292gを均一に混合し、四方アルミヒートシールにて一包あたりの質量が300mgになるように分包した。
実施例5
L−バリン(味の素(株)製)60g、L−ロイシン(協和醗酵(株)製)90g、L−イソロイシン(協和醗酵(株)製)60g、L-グルタミン(味の素(株)製)120g、L−アルギニン(味の素(株)製)120g、塩酸L−リジン(協和醗酵(株)製)120gおよび、含水親水性高分子物質1705g(低置換度ヒドロキシプロピルセルロース(LHPC:LH−31:信越化学(株)製)430gと精製水1275g)からなる混合物をバーチカルグラニュレーターVG−10(パウレック(株))で均一に混合後、ツインドームグランTDG−80(不二パウダル(株)製)0.8mmスクリーンで押し出し造粒し、マルメライザー(不二パウダル(株)製)を用いて球形処理を施した。次に、流動層乾燥装置FLO−5A/2(フロイント産業(株)製)にて乾燥し、平均粒径約0.6mmの顆粒剤を製し、四方アルミヒートシールにて一包あたりの質量が1gになるように分包した。この顆粒剤の乾燥減量は50℃10分で0.9%であった。
比較例5
L−バリン(味の素(株)製)6g、L−ロイシン(協和醗酵(株)製)9g、L−イソロイシン(協和醗酵(株)製)6g、L-グルタミン(味の素(株)製)12g、L−アルギニン(味の素(株)製)12g、塩酸L−リジン(協和醗酵(株)製)12gおよび、低置換度ヒドロキシプロピルセルロース(LHPC:LH−31:信越化学(株)製)43gを均一に混合し、四方アルミヒートシールにて一包あたりの質量が1gになるように分包した。
実施例6
塩酸ロペラミド(ISFI製)10g、および、含水親水性高分子物質5000g(低置換度ヒドロキシプロピルセルロース(LHPC:LH−32:信越化学(株)製)990gと精製水4010g)からなる混合物をバーチカルグラニュレーターVG−10(パウレック(株))で均一に混合後、ツインドームグランTDG−80(不二パウダル(株)製)0.2mmスクリーンで押し出し造粒した。次に、流動層乾燥装置FLO−5A/2(フロイント産業(株)製)にて乾燥し、平均粒径約0.15mmの細粒剤を製し、四方アルミヒートシールにて一包あたりの質量が500mgになるように分包した。この顆粒剤の乾燥減量は50℃10分で0.5%であった。
比較例6
塩酸ロペラミド(ISFI製)1g、および、低置換度ヒドロキシプロピルセルロース(LHPC:LH−32:信越化学(株)製)99gを均一に混合し、四方アルミヒートシールにて一包あたりの質量が500mgになるように分包した。
実施例7
塩酸ジフェンヒドラミン(金剛化学(株)製)50g、および、含水親水性高分子物質3955g(低置換度ヒドロキシプロピルセルロース(LHPC:LH−31:信越化学(株)製)950gと精製水3005g)からなる混合物をバーチカルグラニュレーターVG−10(パウレック(株))で均一に混合後、ツインドームグランTDG−80(不二パウダル(株)製)0.6mmスクリーンで押し出し造粒した。次に、流動層乾燥装置FLO−5A/2(フロイント産業(株)製)にて乾燥し、平均粒径約0.5mmの顆粒剤を製し、四方アルミヒートシールにて一包あたりの質量が1gになるように分包した。この顆粒剤の乾燥減量は50℃10分で0.8%であった。
比較例7
塩酸ジフェンヒドラミン(金剛化学(株)製)5g、および、低置換度ヒドロキシプロピルセルロース(LHPC:LH−31:信越化学(株)製)95gを均一に混合し、四方アルミヒートシールにて一包あたりの質量が1gになるように分包した。
実施例8
アセトアミノフェン(山本化学工業(株)製)225g、エテンザミド(静岡カフェイン工業所(株)製)285g、含水親水性高分子物質1470g(低置換度ヒドロキシプロピルセルロース(LHPC:LH−31:信越化学(株)製)390g、精製水864g、日本薬局方エタノール(ワコーケミカル(株)製)216g)からなる混合物をバーチカルグラニュレーターVG−10(パウレック(株))で均一に混合後、ツインドームグランTDG−80(不二パウダル(株)製)0.6mmスクリーンで押し出し造粒した。次に、流動層乾燥装置FLO−5A/2(フロイント産業(株)製)にて乾燥し、平均粒径約0.5mmの顆粒剤を製し、四方アルミヒートシールにて一包あたりの質量が1.2gになるように分包した。この顆粒剤の乾燥減量は50℃10分で0.4%であった。
比較例8
アセトアミノフェン(山本化学工業(株)製)22.5g、エテンザミド(静岡カフェイン工業所(株)製)28.5g、および、低置換度ヒドロキシプロピルセルロース(LHPC:LH−31:信越化学(株)製)39gを均一に混合し、四方アルミヒートシールにて一包あたりの質量が1.2gになるように分包した。
実施例9
臭化水素酸デキストロメトルファン(ワタナベケミカル(株)製)40g、テオフィリン(白鳥製薬(株))200g、塩化リゾチーム(エーザイ(株))40g、含水親水性高分子物質2790g(低置換度ヒドロキシプロピルセルロース(LHPC:LH−31:信越化学(株)製)720g、精製水2070g)からなる混合物をバーチカルグラニュレーターVG−10(パウレック(株))で均一に混合後、ツインドームグランTDG−80(不二パウダル(株)製)0.4mmスクリーンで押し出し造粒した。次に、流動層乾燥装置FLO−5A/2(フロイント産業(株)製)にて乾燥し、平均粒径約0.3mmの顆粒剤を製し、四方アルミヒートシールにて一包あたりの質量が500mgになるように分包した。この顆粒剤の乾燥減量は50℃10分で0.9%であった。
比較例9
臭化水素酸デキストロメトルファン(ワタナベケミカル(株)製)4g、テオフィリン(白鳥製薬(株))20g、塩化リゾチーム(エーザイ(株))4g、および、低置換度ヒドロキシプロピルセルロース(LHPC:LH−31:信越化学(株)製)72gを均一に混合し、四方アルミヒートシールにて一包あたりの質量が500mgになるように分包した。
試験例1:
被験者10名を用い官能試験を行った結果を下記に示す。服用方法は実施例1〜9及び比較例1〜9の製剤それぞれ1包を10秒間口に含んだのち、吐き出し、服用感を比較した。評価は、5段階に分け、苦味(非常に強い苦み:5点、やや強い苦み:4点、苦い:3点、やや苦い:2点、苦くない:1点)について、評価を行った。この結果を表1に示す。
Figure 0005527921
上記表から、本発明の製剤は、いずれも苦味が比較製剤より非常に抑制され、服用感に優れていることがわかる。
本発明の苦味を呈する薬物と含水親水性高分子物質から水分を除去した経口固形組成物は、服用時の薬物の苦味を防止することができる。この経口固形組成物は、顆粒状の形状を有し、流動性が良好なため、経口固形組成物の顆粒をそのままで散剤、細粒剤、顆粒剤等とすることができるだけでなく、カプセル剤や錠剤としても加工しやすく、医薬品、食品などに広く適用できるものである。さらに、本発明の経口固形組成物は、苦味をマスクしながら、服用後わずかなラグタイムで直ちに薬物を放出するため、多くの即放性製剤に適用できる。従って、本発明の経口固形組成物は、服用しやすいため、多くの患者が長期間に渡り服用でき、様々な薬物の効果を着実に発揮することのできる製剤である。

Claims (5)

  1. (B)親水性高分子としてヒドロキシプロポキシ基が7.0〜13.0質量%である低置換度ヒドロキシプロピルセルロースを用い、該親水性高分子に水を、水:親水性高分子=1〜10:1の範囲で加え含水親水性高分子とし、これを(A)苦味を呈する薬物と混合し、造粒し、次いで水分量7.5質量%以下になるまで乾燥することにより得られる経口固形製剤。
  2. (A)苦味を呈する薬物1質量部に対し、(B)親水性高分子を0.05質量部以上含有する請求項1記載の経口固形製剤。
  3. 低置換度ヒドロキシプロピルセルロースの平均粒径が60μm以下である請求項1又は2記載の経口固形製剤。
  4. 顆粒剤、細粒剤、カプセル剤又は錠剤である請求項1〜3の何れか1項記載の経口固形製剤。
  5. 乾燥して得られた顆粒の平均粒径が25μm以上である請求項1〜の何れか1項記載の経口固形製剤。
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