JP5526862B2 - 基板吸着方法および基板吸着装置 - Google Patents
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Description
本発明の第1実施形態に係る基板吸着装置および基板吸着方法について、図1〜図7を参照しながら説明する。
第1実施形態に係る基板吸着装置10は、図1に模式的に示すように、ホットプレート101と、管路131〜135,141〜145と、バルブVx1〜Vx5,Vy1〜Vy5と、制御部180と、吸引装置190と、を主に備えている。
次に、本発明の第1実施形態に係る基板吸着方法について、図4〜図7を参照しながら説明する。
制御部180は、図4に示すバルブ開閉制御テーブル181を参照し、ステップS11で特定された基板11の種別に応じて、開く対象のバルブVを特定する(ステップS12)。
制御部180は、バルブVに制御信号を伝送して、ステップS12で特定された開く対象のバルブVを開き、他のバルブVを閉じる(ステップS13)。
制御部180は、吸引装置190を起動して、吸引動作を開始する(ステップS14)。開いたバルブVに接続された管路131〜135,141〜145を介して、管路131〜135,141〜145に接続された吸着穴110,120から基板11が吸引され、ホットプレート101上に吸着される。また、ホットプレート101は、予めヒータによって加熱されており、基板に塗布された薬液が乾燥される。
制御部180は、「終了条件を満たす」と判別した場合、全バルブVを閉じ、管路131〜135,141〜145内の負圧を解放することによって基板11の吸着を解除する(ステップS16)。
吸着を解除された基板11は、例えばロボットアーム等によって搬出され、基板吸引吸着動作が終了する。
上述の工程は、新たな基板が搬入されることにより繰り返し行われる。
薬液を乾燥させるため、前工程において薬液を塗布された基板A11が、ロボットアームなどにより搬入されて、ホットプレート101上の規定の位置に載置される。ホットプレート101は、予めヒータによって加熱されていることが好ましい。なお、ホットプレート101の平面上に基板A11を載置する時間および温度は、塗布された薬液に応じて適宜決定される。
第1実施形態に係る基板吸着装置および基板吸着方法においては、制御部180は基板の種別とバルブ開閉制御テーブル181とに基づいてバルブの開閉を制御する。そのため、ユーザは予めバルブ開閉制御テーブル181を制御部180に記憶させる必要がある。これに対し、本発明の第2実施形態に係る基板吸着装置および基板吸着方法では、バルブ開閉制御テーブルを必要とせず、どのような面付けの有効領域を有する基板が搬入されても、制御部によって自動的に開閉するバルブが特定される。以下に、本発明の第2実施形態に係る基板吸着装置20および基板吸着方法について、図8〜図12を参照しながら説明する。
第1実施形態との違いは、図8〜図10に示すように、撮像装置(検出装置)として、基板12に対向配置されたCCDカメラ270をさらに備えている点である。CCDカメラ270は移動装置271に接続されている。また、制御部180は、移動装置271とCCDカメラ270に接続され、移動装置271を制御してCCDカメラ270を基板12に対し相対的に移動させながら、CCDカメラ270に適宜、基板12のスキャン画像を撮像させる。
制御部180は、ステップS21におけるスキャン画像に基づいて、基板12に形成されたスクライブマークMを抽出する(ステップS22)。
制御部180は、ステップS22で抽出されたスクライブマークMに最も近い吸着穴のライン(列および行)を特定する(ステップS23)。
制御部180は、ステップS23で特定した列および行の吸着穴に接続されたバルブVを開き、他のバルブVを閉じる(ステップS24)。
制御部180は、吸引装置190を起動して、吸引動作を開始する(ステップS25)。開いたバルブVに接続された管路131〜135,141〜145を介して、管路131〜135,141〜145に接続された吸着穴110,120から基板12が吸引され、ホットプレート101上に吸着される。また、ホットプレート101は、予めヒータによって加熱されており、基板に塗布された薬液が乾燥される。
制御部180は、「終了条件を満たす」と判別した場合、全バルブVを閉じ、管路131〜135,141〜145内の負圧を解放することによって基板12の吸着を解除する(ステップS27)。
吸着を解除された基板12は、例えばロボットアーム等によって搬出され、基板吸引吸着動作が終了する。
上述の工程は、新たな基板が搬入されることにより繰り返し行われる。
本発明に係る基板吸着装置および基板吸着方法は、例えば、ボトムエミッション型の有機EL表示装置の製造に適用することができる。有機EL表示装置は、大型のマザー基板に形成された複数の有機EL表示装置をそれぞれ切り出すことによって製造される。以下、有機EL表示装置および有機EL表示装置の製造方法について、図13〜図16を参照しながら説明する。
有機EL表示装置600は、図13に示されるように、ガラス基板610aと、画素電極(陽極)620と、バンク630と、有機EL発光層640と、正孔注入層690と、層間絶縁膜650と、上部電極(陰極)660と、封止ガラス670と、を有する。
次に、有機EL表示装置600の製造方法について説明する。なお、本実施形態においては、4つの有機EL表示装置が形成されるマザー基板(ガラス基板)610を、第1実施形態に係る基板吸着装置10および基板吸着方法により吸着する場合を例に挙げて説明する。
次に、図14(b)に示すように、ガラス基板610の上に、ゲート層710を覆うように絶縁層720を設け、絶縁層720の上に半導体層761を設け、半導体層761の上には絶縁膜層731を設けることで、3層デポジションを行う。
次に、図14(d)に示すように、半導体層761をエッチング処理して、半導体膜760を形成する。そして、半導体膜760の上にソース・ドレイン740を設ける。
Claims (12)
- ステージに設けられた吸着穴から、有効領域を有する基板を吸引し、前記ステージに前記基板を吸着する方法であって、
少なくとも一つの前記吸着穴を含む吸着穴群が複数形成された前記ステージの前記吸着穴群毎に、前記吸着穴からの吸引動作を互いに独立して制御することにより、前記有効領域を避けて前記吸着穴から前記基板を吸引し、前記ステージに前記基板を吸着する吸引工程を備え、
前記基板は、予め形成された位置決めマークを有し、
前記ステージに載置された基板の位置決めマークを検出する工程をさらに備え、
前記吸引工程では、前記位置決めマークの位置と、予め設定された前記吸着穴群の位置と、の比較に基づいて、前記基板を吸引する前記吸着穴群を特定し、前記特定された吸着穴群の前記吸着穴から前記基板を吸引する、
ことを特徴とする基板吸着方法。 - 前記吸着穴は、前記ステージにマトリクス状に配置され、前記マトリクス状に配置された吸着穴の行および列毎に前記吸着穴群を形成している、
ことを特徴とする請求項1に記載の基板吸着方法。 - 前記吸引工程では、前記位置決めマークの位置と最も近い前記吸着穴群を特定し、前記特定された吸着穴群の前記吸着穴から前記基板を吸引し、他の前記吸着穴群の前記吸着穴からは前記基板を吸引しない、
ことを特徴とする請求項1又は2に記載の基板吸着方法。 - 前記基板を吸引するための吸引手段と前記吸着穴とを前記吸着穴群毎に接続する管路に、独立して開閉可能なバルブが配置されており、
前記吸引工程では、前記バルブの開閉を個別に制御することにより、前記吸引穴群毎に、前記吸着穴からの吸引動作を互いに独立して制御する、ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の基板吸着方法。 - 前記ステージの平面と前記基板との接触面で、前記基板を加熱する工程をさらに備える、ことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の基板吸着方法。
- 前記基板は、複数の有機EL表示装置が形成されるマザー基板である、ことを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の基板吸着方法。
- 有効領域を有する基板を吸着する装置であって、
少なくとも一つの吸着穴を含む吸着穴群が複数形成されたステージと、
前記基板の有効領域を避けて前記基板を吸引するように、前記吸着穴群毎に前記吸着穴からの吸引動作を互いに独立して制御する制御手段と、
を備え、
前記基板は、予め形成された位置決めマークを有し、
前記ステージに載置された基板の前記位置決めマークを検出する検出手段をさらに備え、
前記制御手段は、前記検出手段によって検出された前記位置決めマークの位置と、予め設定された前記吸着穴群の位置と、の比較に基づいて、前記有効領域を避けて前記基板を吸引するように、前記基板を吸引する前記吸着穴群を特定し、前記特定された吸着穴群の前記吸着穴から前記基板を吸引する、
ことを特徴とする基板吸着装置。 - 前記吸着穴が、前記ステージにマトリクス状に配置され、
前記マトリクス状に配置された吸着穴の行および列毎に前記吸着穴群を形成している、ことを特徴とする請求項7に記載の基板吸着装置。 - 前記制御手段は、前記位置決めマークの位置と最も近い前記吸着穴群の前記吸着穴から前記基板を吸引し、他の前記吸着穴群の前記吸着穴からは吸引しない、
ことを特徴とする請求項7又は8に記載の基板吸着装置。 - 前記吸着穴と前記吸着穴から前記基板を吸引するための吸引手段とを前記吸着穴群毎に接続する管路と、前記管路に設置され、独立して開閉可能なバルブと、を備え、
前記制御手段は、前記バルブの開閉を個別に制御することにより、前記吸着穴群毎に前記吸着穴からの吸引動作を互いに独立して制御する、ことを特徴とする請求項7乃至9のいずれか1項に記載の基板吸着装置。 - 前記ステージは、前記ステージと前記基板との接触面を加熱するヒータを備える、ことを特徴とする請求項7乃至10のいずれか1項に記載の基板吸着装置。
- 前記基板は、複数の有機EL表示装置が形成されるマザー基板である、ことを特徴とする請求項7乃至11のいずれか1項に記載の基板吸着装置。
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