JP5524743B2 - ケーブル牽引式車両搬送装置 - Google Patents
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Description
被検車両の走行面より低く、被検車両の前輪の外側又は内側に位置し、搬送方向に水平に延びる台車用通路内に設けられた走行レールと、
前記走行面より下方に位置し、前記走行レールに沿って移動可能な移動台車と、
該移動台車に設けられ、被検車両の前輪を自走可能位置と搬送可能位置との間で移載可能な前輪移載装置と、
移動台車をケーブルにより牽引して前記走行レールに沿って移動させるケーブル牽引装置と、を備え、
前記台車用通路は、被検車両の両側面より外側に1対設けられ、
前記走行レールは、前記各台車用通路内にそれぞれ設けられ、
前記移動台車は、前記各走行レールに沿ってそれぞれ独立に設けられ、
前記前輪移載装置は、前記各移動台車にそれぞれ設けられ、前記台車用通路上部と被検車両の前輪の前後位置との間で水平移動可能であり、かつ該前後位置において被検車両の前輪を持ち上げ可能な1対の前輪リフト装置であり、
前記ケーブル牽引装置は、被検車両の両側面より外側にそれぞれ設けられ、前記移動台車に固定されその走行範囲の前方と後方との間でエンドレスに巻きつけられた1対のケーブルと、該各ケーブルをそれぞれ牽引駆動する1対の駆動装置と、該各駆動装置を同期させる同期装置とからなる、ことを特徴とするケーブル牽引式車両搬送装置が提供される。
前記移動台車は、主レールに沿って案内する主輪と、1対の補助レールの間に位置し上向き及び下向きの荷重を支持する補助輪とを有しており、
前記同期装置は、前記移動台車の一方に設けたレーザ光照射源と、他方に設けたレーザ検出素子と、該レーザ検出素子の出力信号により前記1対の駆動装置をそれぞれ制御する速度制御装置とからなる。
前記リフト機構とリフト駆動装置は、被検車両に対して所定の位置において協同して作動する。
1対の拡縮ロッドは、被検車両の前輪の前後に設定され、その両端から被検車両の幅方向に伸縮するロッドを有し、
昇降装置は、1対のリンク機構を対称に作動させて、昇降フレームの水平を維持したまま昇降させるようになっている。
被検車両の走行面より低く、被検車両の前輪の外側又は内側に位置し、搬送方向に水平に延びる台車用通路内に設けられた走行レールと、
前記走行面より下方に位置し、前記走行レールに沿って移動可能な移動台車と、
該移動台車に設けられ、被検車両の前輪を自走可能位置と搬送可能位置との間で移載可能な前輪移載装置と、
移動台車をケーブルにより牽引して前記走行レールに沿って移動させるケーブル牽引装置と、を備え、
前記前輪移載装置は、移動台車の上に被検車両の前輪の前後に設定された1対の拡縮ロッドからなり、
該拡縮ロッドは、その両端から被検車両の幅方向に伸縮する円柱状ロッドを有し、
該円柱状ロッドの先端部に、自由回転可能に軸方向に間隔を隔てて取り付けられた複数の転がり軸受を有する、ことを特徴とするケーブル牽引式車両搬送装置が提供される。
なお、後述する図11,12の第4実施形態では、前輪を持ち上げていないが、この場合も「リフト量=ゼロ」として、前輪を持ち上げる場合に含めるものとする。
以下、本発明のケーブル牽引式車両搬送装置を単に「搬送装置」と略称する。
また図1(B)に示すように、走行面11の両側に、走行面11より低い1対の台車用通路13が設けられている。台車用通路13は、被検車両1の走行面11より低く、被検車両1の前輪1aの外側に位置し、搬送方向に水平に延びる底面を有する。
走行面11と台車用通路13の底面との段差は、移動台車14の上部が走行面11より上方に突出しない高さに設定されている。
この図に示すように、各前輪リフト装置16は、鉛直軸16aを中心に揺動する1対の水平フォーク16bと、これを被検車両1の前輪1aに対して反対方向に揺動駆動する1対の駆動シリンダ16cとを備える。駆動シリンダ16cは好ましくは油圧シリンダであり、各移動台車14に設けられた油圧ユニット(図示せず)により作動が制御される。
また、「支持位置」において、各水平フォーク16bの旋回位置により、図に示すように大型車両と小型車両のタイヤ位置に合わせて1対の水平フォーク16bの相対位置(挟み幅)を変化させ、小型車両及び大型車両の前輪1aを1対の水平フォーク16bで支持できるようになっている。
また被検車両1に対して所定の位置で停止し、水平フォーク16bを旋回させて支持位置(被検車両1の前輪1aの前後)に位置決めし、リフトシリンダ17で、水平フォーク16b及び駆動シリンダ16cを上昇させることで、被検車両1の前輪1aを持ち上げることができる。
この例において、各走行レール12は、互いに平行な主レール12aと1対の補助レール12b,12cからなる。補助レール12bは主レール12aの外側下部に位置し、補助レール12cは補助レール12bの上部に対向して位置する。また、補助レール12bを支持するために、台車用通路13の外側にコの字状の反力壁13aが設けられている。
図3において、移動台車14は、主輪15aと補助輪15bとを有する。主輪15aと補助輪15bはこの例では同軸であるが、別軸であってもよい。また、主輪15aと補助輪15bは、支持する荷重に応じて複数設けるのがよい。
一方、被検車両1の前輪1aを水平フォーク16bで支持する際には、移動台車14に図で左回りのモーメントMが作用する。このモーメントMは、補助レール12cによる補助輪15bの支持力で支持される。従って、被検車両1の前輪1aを持ち上げて走行する際には、主輪15aで下向きの荷重を支持しながら、主輪15aと補助輪15bで、主レール12aと補助レール12cに沿って移動台車14を案内するようになっている。
また、ケーブル牽引装置18は、各台車用通路13内にそれぞれ設けられた1対のケーブル駆動輪18a、1対のケーブル従動輪18b、及び複数の案内プーリ18cからなる。
なお、ケーブル牽引装置18には、ケーブルの張力を適切な値に調節するテンショナー(図示せず)が設けられている。
1対のケーブル駆動輪18aは、移動台車14の走行範囲の前方に設置されている。
1対のケーブル従動輪18bは、移動台車14の走行範囲に後方に設置されている。
複数の案内プーリ18cは、ケーブル駆動輪18aとケーブル従動輪18bの間でケーブル19を被検車両1の両側面より外側を通して走行方向に案内する。
速度制御装置22は、同期させる別の方式として、各前輪リフト装置16の駆動シリンダ16cの左右の圧力差を検出し、1対の駆動装置20の速度を同期させることも出来る。
また、一対の駆動装置20の速度を同期させる別の方法として、2つの駆動軸または、従動軸を被検車両の走行に干渉しない位置において連結する(図示せず)ことも出来る。
この図において、2は水平X線発生装置、3はコリメータ、4は水平X線検出器、5は垂直X線発生装置、6はコリメータ、7は垂直X線検出器である。
従って、この構成により水平方向の検査において移動台車14及び前輪リフト装置16が被検車両1の陰にならない。また垂直方向に対しては前輪リフト装置16が地上にあり、かつ被検車両1の両側面より外側に位置しているので垂直のX線をさえぎる構造物がない。また、ケーブル19は、移動台車14の台車本体14aに、水平および垂直のX線を遮らない位置に固定されている。
これにより、X線の垂直照射と水平照射において、陰になるのは前輪リフト装置16の水平フォーク16bだけになり、被検車両1のほぼ100%が検査可能となる。
図7(B)に示すように、この例では、上述した同期装置21はなく、その代わりに、被検車両1の前方かつ上方において1対の移動台車14を機械的に連結する門型フレーム24が設けられている。
その他の構成は、第1実施形態と同様である。
また、左右の移動台車14が、門型フレーム24で一体化されており、走行時の左右の同期が容易である。
従って、門型フレーム24により、1対の移動台車14を同期して走行レール12に沿って移動させることができる。
また、図7の構成の場合、図5に示した移動台車14の補助レール12b,12cと補助輪15bを省略することができる。
すなわち、図7の構成(第2実施形態)によっても、図6に示したように、水平方向の検査において移動台車14及び前輪リフト装置16が被検車両1の陰にならない。また垂直方向に対しては前輪リフト装置16が地上にあり、かつ被検車両1の両側面より外側に位置しているので垂直のX線をさえぎる構造物がない。これにより、X線の垂直照射と水平照射において、陰になるのは前輪リフト装置16の水平フォーク16bだけになり、被検車両1のほぼ100%が検査可能となる。
前輪移載装置16は、この例では1対の前輪リフト装置26である。各前輪リフト装置26は、各移動台車14にそれぞれ設けられた動力源のないリフト機構28と、台車用通路13に固定して設けられたリフト駆動装置30とからなる。
リフト機構28とリフト駆動装置30は、被検車両1に対して所定の位置において協同して作動し、上述した前輪リフト装置16と同様に、台車用通路13の上部と被検車両1の前輪1aの前後位置との間で水平移動可能であり、かつ前輪1aの前後位置において被検車両1の前輪1aを持ち上げ可能に構成されている。
水平フォーク28aは水平な支持板であり、その一端(図で左端)が鉛直軸27に固定されている。
鉛直軸27は、移動台車14に設けられた軸受により回転可能かつ軸方向に上下動可能に支持されている。また、鉛直軸27は、その上端に矩形断面の回転係合部27a、中間部に円周溝27bと鉛直溝27cを有する。
高さロック装置29aは、円周溝27bに嵌合する爪、この爪を円周溝27bに向けて付勢する圧縮ばね、爪を円周溝27bから引き離す空圧シリンダからなる。
回転ロック装置29bは、鉛直溝27cに嵌合する爪、この爪を鉛直溝27cに向けて付勢する圧縮ばね、爪を鉛直溝27cから引き離す空圧シリンダからなる。
この構成と作用は、上述した図3と同様である。
初めに、水平フォーク28aが被検車両1の前輪1aを支持した状態で、移動台車14により被検車両1が搬送されているものとする。
移動台車14が所定の車両開放位置で停止すると、移動台車14の外側からサーボモータ31c、送りねじ36bにより、昇降板37、38及びクイックカップラ34を移動台車14に向けて移動し、クイックカップラ34が移動台車14に連結される。
この状態において、サーボモータ31b、送りねじ36aにより昇降板38を上昇して水平フォーク28aを支え、電磁弁33、クイックカップラ34を介して高さロック装置29a及び回転ロック装置29bに圧縮空気を供給すると、それぞれの爪を円周溝27bと鉛直溝27cから引き離してロックを外し、鉛直軸27は自由に回転及び上下動可能となる。
この状態で、昇降板38を下降させ水平フォーク28aを下げて走行面11に被検車両1の前輪1aを降ろす。次いで、空圧シリンダ32で昇降板37を下降し、軸回しカップ39を鉛直軸27の回転係合部27aに係合させ、サーボモータ31aで鉛直軸27を回転させて、水平フォーク28aを揺動させて図9に破線で示すように、移動台車14の上部に畳み込む。
この状態で、クイックカップラ34を移動台車14から後退させると、高さロック装置29a及び回転ロック装置29bへの圧縮空気の供給が無くなり、高さロック装置29a及び回転ロック装置29bにより軸が固定される。
移動台車14は所定の車両開放位置で停止すると、移動台車14の外側からサーボモータ31c、送りねじ36bにより、昇降板37、38及びクイックカップラ34を移動台車14に向けて移動し、クイックカップラ34が移動台車14に連結される。
この状態で、空圧シリンダ32で昇降板37を下降し、軸回しカップ39を鉛直軸27の回転係合部27aに係合させ、サーボモータ31aで鉛直軸27を回転させて、水平フォーク28aを揺動させて図9に実線で示すように、停止している被検車両1の前輪1aの前後に1対の水平フォーク28aを旋回させる。
次いで、昇降板38を上昇させ、水平フォーク28aを上げて走行面11から被検車両1の前輪1aを持上げる。
この状態で、クイックカップラ34を移動台車14から後退させると、高さロック装置29a及び回転ロック装置29bへの圧縮空気の供給が無くなり、高さロック装置29a及び回転ロック装置29bにより軸が固定される。
また図10(B)に示すように、走行面11の中央に、走行面11より低い台車用通路13が設けられている。台車用通路13は、被検車両1の走行面11より低く、被検車両1の前輪1aの内側に位置し、搬送方向に水平に延びる底面を有する。
走行面11と台車用通路13の底面との段差は、移動台車14の上部が走行面11より上方に突出しない高さに設定されている。
この例において、移動台車14は、複数の主輪15aを備えた水平部材である。移動台車14の下部には、集電装置40が取り付けられ、移動台車14の走行中に外部から電力を受電できるようになっている。
さらに、移動台車14の下部に、ケーブル19が取り付けられ、ケーブル牽引装置(図示せず)により、移動台車14をケーブル19により牽引して走行レール12に沿って移動させるようになっている。
昇降装置41は、1対のリンク機構41a、送りねじ41b、及び駆動モータ41cからなり、駆動モータ41cにより送りねじ41bを回転駆動し、1対のリンク機構41aを対称に作動させて、昇降フレーム42の水平を維持したまま昇降させるようになっている。
昇降フレーム42は、水平部材であり、その上に1対の拡縮ロッド43が水平移動装置43b(モータ駆動)により搬送方向に水平移動可能に保持されている。
1対の拡縮ロッド43は、この例ではモータシリンダであり、その両端からロッド43aが車両1の幅方向に伸縮するようになっている。1対の拡縮ロッド43の位置は、被検車両1の前輪1aの前後に設定されている。
また被検車両1に対して所定の位置で停止し、昇降フレーム42を上昇させ、1対の拡縮ロッド43のロッド43aを伸ばし、さらに、昇降フレーム42を上昇させることで、被検車両1の前輪1aを持ち上げることができる。
なお、X線の垂直方向照射において、移動台車14の影ができるが、移動台車14がコンパクトになっていることから、その影響範囲は小さい。
また図11(B)に示すように、走行面11の中央に、走行面11より低い台車用通路13が設けられている。台車用通路13は、被検車両1の走行面11より低く、被検車両1の前輪1aの内側に位置し、搬送方向に水平に延びる底面を有する。
走行面11と台車用通路13の底面との段差は、この例では、移動台車14の下部に取り付けたケーブル19と集電装置40が収納できる高さに設定されている。
さらに、移動台車14の下部に、ケーブル19が取り付けられ、ケーブル牽引装置(図示せず)により、移動台車14をケーブル19により牽引して移動させるようになっている。
なおこの図で上述した走行レール12は省略しているが、これを設けることが好ましい。
1対の拡縮ロッド44は、移動台車14の上に水平移動装置44bにより搬送方向に水平移動可能に保持され、1対の拡縮ロッド44の前後位置は、被検車両1の前輪1aの前後に設定されている。
1対の拡縮ロッド44は、この例ではモータシリンダであり、その両端から円柱状ロッド44aが車両1の幅方向に伸縮するようになっている。
図12(A)に示すように、円柱状ロッド44aの先端部には、複数の転がり軸受45が、自由に回転するように軸方向に間隔を隔てて取り付けられている。
また被検車両1に対して所定の位置で停止し、1対の拡縮ロッド44の円柱状ロッド44aを伸ばすことで、転がり軸受45により、被検車両1の前輪1aを直接押すことができる。この場合、前輪1aは、自由に回転する。
なお、X線の垂直方向照射において、移動台車14の影ができるが、移動台車14がコンパクトになっていることから、その影響範囲は小さい。
また、ケーブル牽引装置18は、単一のケーブル駆動輪18a及び単一のケーブル従動輪18bからなる。
単一のケーブル駆動輪18aは、移動台車14の走行範囲の前方に水平に設置されている。
単一のケーブル従動輪18bは、移動台車14の走行範囲に後方に水平に設置されている。
その他の構成は、図4,5の構成と同一である。
X線検査装置は、順に直線上に配置された進入ヤード、X線検査トンネル、及び退出ヤードからなり、X線検査トンネルにおいて、図6に示すように、X線の垂直照射と水平照射を行うようになっている。
このX線検査装置において、車両運転手は、建屋の進入ヤードに入り、所定の場所で被検車両1を停止させ下車する。次いで、本発明の搬送装置10により、被検車両1の前輪1aを持ち上げ、入口遮蔽扉が開いた後、X線検査トンネル内を自動走行し、X線検査トンネル内に入り、退出ヤードに向かって自動走行し、その走行中にX線発生装置からX線が照射され、被検車両1をX線検査する。
2 水平X線発生装置、3 コリメータ、4 水平X線検出器、
5 垂直X線発生装置、6 コリメータ、7 垂直X線検出器、
10 ケーブル牽引式車両搬送装置(搬送装置)、
11 走行面、11a 走行部、
12 走行レール、12a 主レール、12b,12c 補助レール、
13 台車用通路、13a 反力壁、14 移動台車、14a 台車本体、
15a 主輪、15b 補助輪、16 前輪移載装置(前輪リフト装置)、
16a 鉛直軸、16b 水平フォーク、16c 駆動シリンダ、
17 リフトシリンダ、18 ケーブル牽引装置、
18a ケーブル駆動輪、18b ケーブル従動輪、18c 案内プーリ、
19 ケーブル、20 駆動装置、21 同期装置、
21a レーザ光照射源、21b レーザ検出素子、
22 速度制御装置、23a 入側遮蔽扉、23b 出側遮蔽扉、
24 門型フレーム、26 前輪リフト装置、27 鉛直軸、
27a 回転係合部、27b 円周溝、27c 鉛直溝、
28 リフト機構、28a 水平フォーク、
29a 高さロック装置、29b 回転ロック装置、
30 リフト駆動装置、31a,31b,31c サーボモータ、
32 空圧シリンダ、33 電磁弁、34 クイックカップラ、
35a,35b ガイド、35c スライド、
36a,36b 送りねじ、37、38 昇降板、
39 軸回しカップ、40 集電装置、
41 昇降装置、42 昇降フレーム、43 拡縮ロッド、
43a ロッド、43b 水平移動装置、44 拡縮ロッド、
44a 円柱状ロッド、44b 水平移動装置、45 転がり軸受
Claims (9)
- 被検車両を搬送しながら被検車両をX線検査するための車両搬送装置であって、
被検車両の走行面より低く、被検車両の前輪の外側又は内側に位置し、搬送方向に水平に延びる台車用通路内に設けられた走行レールと、
前記走行面より下方に位置し、前記走行レールに沿って移動可能な移動台車と、
該移動台車に設けられ、被検車両の前輪を自走可能位置と搬送可能位置との間で移載可能な前輪移載装置と、
移動台車をケーブルにより牽引して前記走行レールに沿って移動させるケーブル牽引装置と、を備え、
前記台車用通路は、被検車両の両側面より外側に1対設けられ、
前記走行レールは、前記各台車用通路内にそれぞれ設けられ、
前記移動台車は、前記各走行レールに沿ってそれぞれ独立に設けられ、
前記前輪移載装置は、前記各移動台車にそれぞれ設けられ、前記台車用通路上部と被検車両の前輪の前後位置との間で水平移動可能であり、かつ該前後位置において被検車両の前輪を持ち上げ可能な1対の前輪リフト装置であり、
前記ケーブル牽引装置は、被検車両の両側面より外側にそれぞれ設けられ、前記移動台車に固定されその走行範囲の前方と後方との間でエンドレスに巻きつけられた1対のケーブルと、該各ケーブルをそれぞれ牽引駆動する1対の駆動装置と、該各駆動装置を同期させる同期装置とからなる、ことを特徴とするケーブル牽引式車両搬送装置。 - 前記ケーブル牽引装置は、前記各台車用通路内にそれぞれ設けられ、前記移動台車の走行範囲の前方に設置された1対のケーブル駆動輪と、前記走行範囲に後方に設置された1対のケーブル従動輪と、前記ケーブル駆動輪とケーブル従動輪の間で前記ケーブルを被検車両の両側面より外側を通して走行方向に案内する複数の案内プーリとからなる、ことを特徴とする請求項1に記載のケーブル牽引式車両搬送装置。
- 前記走行レールは、互いに平行な主レールと1対の補助レールとからなり、1対の補助レールは、主レールの外側において上下に対向して位置しており、
前記移動台車は、主レールに沿って案内する主輪と、1対の補助レールの間に位置し上向き及び下向きの荷重を支持する補助輪とを有しており、
前記同期装置は、前記移動台車の一方に設けたレーザ光照射源と、他方に設けたレーザ検出素子と、該レーザ検出素子の出力信号により前記1対の駆動装置をそれぞれ制御する速度制御装置とからなる、ことを特徴とする請求項1に記載のケーブル牽引式車両搬送装置。 - 前記同期装置は、前輪リフト装置の駆動シリンダの左右の圧力差の信号により前記1対の駆動装置をそれぞれ制御する速度制御装置からなる、ことを特徴とする請求項1に記載のケーブル牽引式車両搬送装置。
- 前記同期装置は、被検車両の前方かつ上方において1対の前記移動台車を機械的に連結する門型フレームである、ことを特徴とする請求項1に記載のケーブル牽引式車両搬送装置。
- 前記前輪リフト装置は、鉛直軸を中心に水平に揺動可能な1対の水平フォークと、該水平フォークを被検車両の前輪に対して反対方向に揺動駆動する1対の駆動シリンダと、前記水平フォーク及び駆動シリンダを一体的に昇降するリフトシリンダとを備える、ことを特徴とする請求項1に記載のケーブル牽引式車両搬送装置。
- 前記前輪リフト装置は、各移動台車にそれぞれ設けられた動力源のないリフト機構と、台車用通路に固定して設けられたリフト駆動装置とからなり、
前記リフト機構とリフト駆動装置は、被検車両に対して所定の位置において協同して作動する、ことを特徴とする請求項1に記載のケーブル牽引式車両搬送装置。 - 前記前輪移載装置は、移動台車の上に設けられた昇降装置、昇降フレーム、及び1対の拡縮ロッドからなり、
1対の拡縮ロッドは、被検車両の前輪の前後に設定され、その両端から被検車両の幅方向に伸縮するロッドを有し、
昇降装置は、1対のリンク機構を対称に作動させて、昇降フレームの水平を維持したまま昇降させるようになっている、ことを特徴とする請求項1に記載のケーブル牽引式車両搬送装置。 - 被検車両を搬送しながら被検車両をX線検査するための車両搬送装置であって、
被検車両の走行面より低く、被検車両の前輪の外側又は内側に位置し、搬送方向に水平に延びる台車用通路内に設けられた走行レールと、
前記走行面より下方に位置し、前記走行レールに沿って移動可能な移動台車と、
該移動台車に設けられ、被検車両の前輪を自走可能位置と搬送可能位置との間で移載可能な前輪移載装置と、
移動台車をケーブルにより牽引して前記走行レールに沿って移動させるケーブル牽引装置と、を備え、
前記前輪移載装置は、移動台車の上に被検車両の前輪の前後に設定された1対の拡縮ロッドからなり、
該拡縮ロッドは、その両端から被検車両の幅方向に伸縮する円柱状ロッドを有し、
該円柱状ロッドの先端部に、自由回転可能に軸方向に間隔を隔てて取り付けられた複数の転がり軸受を有する、ことを特徴とするケーブル牽引式車両搬送装置。
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