JP5524684B2 - 電動車両管理システム - Google Patents

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本発明は、収納装置及び電動車両管理システムに関し、特に、貸出時と異なった駐車場に返却可能な電動車両の貸出及び返却に係る収納装置及び電動車両管理システムに関する。
一般的な自転車や自動車等の車両を貸し出す車両貸出サービスがある。このサービスは、車両を所有せずに必要なときだけ利用可能なことから、駐車場の確保等の管理の面でも、コストの面でもメリットがあり、数多くの利用者に利用されている。
この車両貸出サービスの中には、貸し出した駐車施設と異なった駐車施設に車両を返却可能な乗捨て型(循環型)の車両貸出サービスもある。この乗捨て型の車両貸出サービスは、利用者が車両をレンタルして目的地まで移動後に、そのまま目的地付近の駐車施設で返却することができるというものである。従って、利用者は、レンタルした駐車施設まで戻ってわざわざ返却するという労力を軽減し、時間を節約することが可能となる点で非常に有益である。
そのような乗捨て型の車両貸出サービスを提供する従来技術として、特許文献1が開示するところのレンタルサイクルシステムと、特許文献2が開示するところのレンタル交通手段配置システムが提案されている。
これら特許文献1,2に開示される従来技術は、利用者が任意の駐車施設で、一般的な自転車や自動車等の車両をレンタル及び返却可能に構成されている。
特開2002−15370 特開2004−30525
しかしながら、上記特許文献1,2で提供される乗り捨て型の車両貸出サービスは、上記の通り、車両として通常の自転車や自動車をレンタルするものであって、これは利用者のニーズに完全に応えているとはいえないものである。すなわち、通常の自転車をレンタルする場合は、その移動範囲の小ささから、結局レンタルした駐車施設に返却することがほとんどであり、レンタルした駐車施設と異なる駐車施設に返却可能な乗り捨て型サービスを十分に利用しきれないという問題がある。また、自動車をレンタルする場合は、そのレンタルの前提として自動車免許が必要であり、免許を持っていない主婦や子供等が買い物等に気軽に利用できないという問題がある。
本発明は、上記問題点に鑑みてなされたものであり、運転免許証等の資格が不要であり、かつ通常の自転車と比べて行動可能範囲に優れた電動アシスト付き自転車等の電動車両について、上記の乗り捨て型の車両貸出サービスを提供可能な収納装置及び電動車両管理システムを提供することを目的とする。
かかる目的を達成するため、本発明は、電力により駆動が補助される電動車両の貸出及び返却が任意の複数箇所の駐車施設において可能な循環型の車両貸出サービスに利用され、複数箇所の駐車施設にそれぞれ設置され、電動車両の鍵と、電動車両に取り付けて駆動補助のための電力を電動車両へ供給するバッテリとを収納する収納装置と、駐車施設に駐車する電動車両を管理する車両管理事業者により操作される車両管理事業者端末と、収納装置とネットワークを介して接続され電動車両の利用状況を管理し、駐車施設に所定数以上の電動車両が駐車されていると判断した場合には、駐車施設から所定数以下の電動車両が駐車されている駐車施設への電動車両の搬送を指示する旨の搬送指示情報を車両管理事業者端末へ送信する電動車両管理サーバとを有して構成され、電動車両が複数箇所の駐車施設において貸出及び返却される循環型の電動車両管理システムであって、収納装置は、収納するバッテリに対して充電を行い、バッテリの充電率を計測し、計測した充電率に係る情報を電動車両管理サーバへ送信し、電動車両管理サーバは、充電率に係る情報を受信すると、受信した充電率に係る情報をデータベースで管理し、充電率が所定値に達したものを充電完了と認識し、充電完了と認識したバッテリの数が所定数以下である場合、搬送指示情報を車両管理事業者端末へ送信することを特徴とする。
また、本発明における電動車両管理システムによれば、収納装置は、収納可能な個数のバッテリが既に収納されている場合、鍵のみの返却を指示することを特徴とする。
また、本発明における電動車両管理システムによれば、収納装置は、電動車両の鍵のみを収納する鍵収納部と、電動車両の鍵に加えて電動車両のバッテリを収納しバッテリの充電を行う充電収納部と、返却される電動車両の車種情報を取得する車種情報取得部と、電動車両を返却する利用者に対して電動車両の鍵の返却を指示する返却指示部とを有し、返却指示部は、車種情報取得部により取得された車種情報に基づいて、車種用のバッテリの充電が可能な充電収納部に空きがあるか否かを判断し、空きがあると判断した場合には、空きのある充電収納部へ電動車両の鍵及びバッテリの返却を指示し、空きがないと判断した場合には、鍵収納部へ鍵のみの返却を指示することを特徴とする。
また、本発明における電動車両管理システムによれば、鍵収納部は、返却された鍵の電動車両を特定して鍵を収納する鍵特定収納部と、返却された鍵の電動車両を特定せずに鍵を収納する鍵返却収納部とを有して構成され、返却指示部は、充電収納部に空きがないと判断した場合、鍵特定収納部に空きがあるか否か判断し、空きがあると判断した場合には、鍵特定収納部への返却を指示し、空きがないと判断した場合には、鍵返却収納部への返却を指示することを特徴とする。
また、本発明における電動車両管理システムによれば、電動車両管理サーバは、収納装置におけるバッテリの収納可能数が所定数以下であると判断した場合、搬送指示情報を車両管理事業者端末へ送信することを特徴とする。
また、本発明における電動車両管理システムによれば、電動車両管理サーバは、収納装置における電動車両の鍵の収納可能数が所定数以下であると判断した場合、搬送指示情報を車両管理事業者端末へ送信することを特徴とする。
また、本発明における電動車両管理システムによれば、利用者が操作する利用者端末をさらに有し、利用者端末は、電動車両の利用状況を電動車両管理サーバに問い合わせ、電動車両管理サーバは、問い合わせを受信すると、電動車両の利用状況を示す情報を利用者端末へ送信することを特徴とする。
また、本発明における電動車両管理システムによれば、利用者が操作する利用者端末をさらに有し、電動車両管理サーバは、電動車両の返却予定時期に係る情報をデータベースで管理し、電動車両が返却予定時期を経過してもまだ返却されていないことを認識したときには、返却予定時期を経過した旨を、電動車両を未返却の利用者の利用者端末へ通知することを特徴とする。
なお、以上の構成要素の任意の組合せや、本発明の構成要素や表現を方法、装置、システム、コンピュータプログラム、コンピュータプログラムを格納した記録媒体などの間で相互に置換したものもまた、本発明の態様として有効である。
本発明は、複数箇所の駐車施設にそれぞれ設置される収納装置であって、電動車両の鍵と、電動車両に取り付けて駆動補助のための電力を電動車両へ供給するバッテリとを収納するので、電力により駆動が補助される電動車両の貸出及び返却が任意の複数箇所の駐車施設において可能な循環型の車両貸出サービスを提供することが可能となる。
本発明の実施の形態における電動車両管理システムの構成を示す図である。 本発明の実施の形態における電動車両管理システムにおいて貸し出される電動車両の外観を示す図である。 本発明の実施の形態における収納装置の外観を示す図である。 本発明の実施の形態における収納装置の構成を示すブロック図である。 本発明の実施の形態における車両管理サーバの構成を示すブロック図である。 本発明の実施の形態における車両管理事業者端末の構成を示すブロック図である。 本発明の実施の形態における利用者端末の構成を示すブロック図である。 本発明の実施の形態において、電動車両貸出時における電動車両管理システムによる動作の流れを示すシーケンスチャートである。 本発明の実施の形態において、電動車両返却時における電動車両管理システムによる動作の流れを示すシーケンスチャートである。 本発明の実施の形態における電動車両の搬送指示をするときの電動車両管理システムによる動作の流れを示すシーケンスチャートである。 本発明の実施の形態において、利用者が電動車両の利用状況を問い合わせるときの電動車両管理システムによる動作の流れを示すシーケンスチャートである。 本発明の実施の形態において、利用者が返却予定時期を経過してもなお電動車両を利用しているときの電動車両管理システムによる動作の流れを示すシーケンスチャートである。 本発明の実施の形態における履歴情報を蓄積して構成するデータベースの一例を示す図である。 本発明の実施の形態における充電収納部の収納状況を管理するデータベースの一例を示す図である。 本発明の実施の形態における収納装置の各収納部の収納数を管理するデータベースの一例を示す図である。
<構成>
(電動車両管理システムの全体構成)
図1は、本発明の実施の形態における電動車両管理システムの構成を示す図である。
図に示すように、電動車両管理システムは、各駐車施設に設置され電動車両の鍵及びバッテリを収納するとともに当該バッテリの充電を行う収納装置10と、これら各駐車施設の収納装置10の利用状況を監視することで電動車両の利用状況を管理する車両管理サーバ20と、各駐車施設における電動車両の数の調整を行う車両管理事業者により操作される車両管理事業者端末30と、本実施の形態における電動車両管理システムによる車両貸出サービスを利用する利用者が操作する利用者端末40と、これら収納装置10、車両管理サーバ20、車両管理事業者端末30及び利用者端末40とを接続するネットワーク1とを有して構成される。
(電動車両50の構成)
図2は、本発明の実施の形態における電動車両管理システムにおいて貸し出される電動車両50の外観を示す図である。
図に示すように、電動車両50は、自機の駆動用電力を供給するバッテリ61が装着されるバッテリ装着部51と、鍵62,63により施錠されることにより自機の動作をロックするロック機構52,53とを有して構成される。その他、通常の電動車両が有する構成については、ここでは、その説明を省略する。
利用者が電動車両50を使用する際には、バッテリ装着部51にバッテリ61が装着され、電動車両50を駆動させるため又は駆動を補助するために電力を供給する。
利用者が電動車両50を返却する際には、このバッテリ61はバッテリ装着部51から取り外され、後述する収納装置10の充電収納部内に収納され、充電用端子に接続されて充電される。
前述の通り、ロック機構52は、鍵62により施錠解錠可能に構成されている。
鍵62をロック機構52から抜脱してロック機構52を施錠すると、バッテリ装着部51からバッテリ61の取り外しをロックすることができ、バッテリ61の盗難を防止することが可能となっている。
また、本実施の形態では、上記ロック機構52を施錠すると、バッテリ61の取り外しをロックすることに加えて、電動車両50の前輪又は後輪の動作もロック可能に構成されている。
また、ロック機構53は、鍵63により施錠解錠可能に構成されている。
鍵63をロック機構53から抜脱してロック機構53を施錠すると、例えば、電動車両50の前輪又は後輪の動作をロック等することができ、電動車両50の盗難を防止することが可能となっている。
(収納装置10の構成)
図3は、本発明の実施の形態における収納装置10の外観を示す図である。また、図4は、その収納装置10の構成を示すブロック図である。以下、これら図を用いて、収納装置10の構成について説明する。
この収納装置10は、電動車両50の各駐車施設に設置され、当該駐車施設に駐車される電動車両50のバッテリ61及び鍵62,63を収納するとともに、バッテリ61の充電を行う。
図に示すように、収納装置10は、バッテリ61及び鍵62,63を収納するとともに、その収納されるバッテリ61の充電を行う充電収納部11と、バッテリ61は収納せずに鍵62,63のみを収納し、当該鍵62,63の返却を確認可能な鍵確認収納部12と、バッテリ61は収納せずに鍵62,63のみを収納し、当該鍵62,63の返却の確認機能を備えない鍵返却収納部13と、収納装置10全体の動作を制御し、バッテリ61及び鍵62,63を返却すべき各収納部11〜13を特定し、その特定した収納部11〜13への返却を利用者に対して指示する制御部14と、電動車両50を貸し出す又は返却する利用者の情報及びその電動車両50の車種情報を取得する情報取得部15と、入力キー等により構成され、ユーザが収納装置10に各種情報を入力するための情報入力部16と、それら取得又は入力される各種情報を蓄積する情報蓄積部17と、それら情報蓄積部17に蓄積された情報及びネットワーク1を介して受信した情報等を表示するディスプレイ等により構成される表示部18と、ネットワーク1に接続され、そのネットワーク1を介して車両管理サーバ20と通信を行う通信部19とを有して構成される。
充電収納部11は、電動車両50の1台ごとにボックス及び扉が設けられたロッカー型の収納手段であり、開扉すると、その内部には、バッテリ61へ電力を供給し充電させる充電ユニット11aと、その充電ユニット11aとバッテリ61とを接続する充電端子11bと、収納時に鍵62,63を保持する鍵保持部11cとが設けられている。
この充電ユニット11aは、充電端子11bにバッテリ61が接続された/取り外されたことを確認することができるとともに、接続されているバッテリ61がどのくらい充電されているか(充電率)を検出可能に構成されている。つまり、制御部14がこの充電端子11bにバッテリ61が接続されたことを検出すると、その充電収納部11は使用中(収納中)であると判断する。それら充電収納部11が使用中か否かを示す情報と充電率に係る情報は、所定時期ごとに収納装置10から車両管理サーバ20へ送信され、後述する車両管理サーバ20のデータベースで管理される。
また、鍵保持部11cは、鍵62,63を現在保持しているか否かを検出可能に構成されている。例えば、鍵保持部11cには、鍵62,63の一部が挿入可能な開口が設けられており、その開口に鍵62,63を挿入すると、その開口奥の検出部位に挿入された鍵62,63の端部が接触し、これにより、制御部14が鍵62,63の保持を検出するように構成されてもよい。
この充電収納部11は、電動車両50の車種により形状等が異なるバッテリ61のタイプに応じて、複数種類設けられている。
鍵確認収納部12も充電収納部11と同様、電動車両50の1台ごとにボックス及び扉が設けられたロッカー型の収納手段であり、開扉すると、その内部には、収納時に鍵62,63を保持する鍵保持部12aが設けられている。一方で、バッテリ61の収納手段は設けられていない。
その鍵保持部12aは、充電収納部11の鍵保持部11cと同様の構成を有し、鍵62,63の保持を検出可能に構成されている。
鍵返却収納部13は、充電収納部11及び鍵確認収納部12とは異なり、鍵62,63を投入するための小口の投入口13aが設けられた郵便ポスト型の収納手段であって、一旦その投入口13aから箱型の内部に投入された鍵62,63は、簡単に取り出せないように構成されている。鍵確認収納部12と同様に、バッテリ61の収納手段は設けられていない。また、内部には、鍵62,63の保持手段も設けられておらず、鍵返却収納部13内へ投入された鍵62,63は、保持されることなく、単に箱型の内部に収納される。
その鍵返却収納部13には通常施錠される扉が設けられており、車両管理事業者が、鍵を用いてその扉を開扉し、鍵62,63を回収する。
制御部14は、CPU及びメモリ等により構成され、収納装置10全体を制御する。
制御部14は、前述の充電収納部11内の充電端子11bにバッテリ61が接続されたことを検出すると、充電ユニット11aを起動させ、その接続されたバッテリ61へ電力を供給させて充電させる。
また、制御部14は、その充電端子11bにバッテリ61が接続されたこと及び前述の鍵保持部11c,12aにより鍵62,63が保持されたことを検出すると、その充電収納部11に対応した車種の電動車両50が返却されたことを検出する。
情報取得部15は、電動車両50の利用者の情報と、その利用者に貸し出され又は返却される電動車両50の情報を取得する。
例えば、情報取得部15が赤外線通信機能を備えている場合、利用者は、自身のICカードや携帯端末を情報取得部15にかざすことで、それらICカード等に記録されている利用者の識別情報(ID)や個人情報、又は貸し出された電動車両50の識別情報(ID)等を情報取得部15に送信する。情報取得部15は、それら各情報を受信して取得し、情報蓄積部17に蓄積する。
情報入力部16は、入力キーやタッチパネル等の情報入力デバイスである。
利用者は、当該情報入力部16を用いて、レンタルを希望する電動車両50の車種の選択等を行う。
情報蓄積部17は、メモリやハードディスク等の情報記録媒体により構成される。
情報蓄積部17は、上記情報取得部15により取得された情報、上記情報入力部16により入力された情報、及び制御部14により検出された電動車両50の利用状況に係る情報等の蓄積を行う。
表示部18は、ディスプレイ等の表示デバイスである。
当該表示部18は、利用者が、どの収納部11〜13を使用すべきか等の表示を行う。
この表示部18は、上記情報入力部16と一体にタッチパネルを構成するようにしてもよい。
通信部19は、上記情報蓄積部17により蓄積された各種情報(電動車両50の貸出時又は返却時の履歴情報)をネットワーク1を介して車両管理サーバ20へ送信する。
(車両管理サーバ20の構成)
車両管理サーバ20は、例えば、ワークステーション等の情報処理装置である。
車両管理サーバ20は、各駐車施設に設置されている複数の収納装置10から各駐車施設における電動車両50の貸出又は返却の履歴情報を収集し、電動車両50の利用状況を把握する。そして、車両管理サーバ20は、車両管理事業者端末30又は利用者端末40からの問い合わせに応じて、その電動車両50の利用状況に係る情報を送信し提供する。
図5は、車両管理サーバ20の構成を示すブロック図である。
図に示すように、車両管理サーバ20は、CPU及びメモリ等により構成され、車両管理サーバ20全体の動作を制御する制御部21と、上記複数の収納装置10から受信した履歴情報を蓄積する情報蓄積部22と、ネットワーク1に接続され、収納装置10及び車両管理事業者端末30と通信を行う通信部23とを有して構成される。
情報蓄積部22は、前述のように、電動車両50の貸出時又は返却時の履歴情報が蓄積され、データベースを構成している。車両管理事業者は、車両管理事業者端末30を用いて当該データベースを検索することにより、各駐車施設における電動車両50の利用状況を把握することができ、適切なタイミングで電動車両50の各駐車施設間における搬送を行うことができる。また、利用者は、利用者端末40を用いてやはり当該データベースを検索することにより、電動車両50の利用状況を把握でき、適切なタイミングで駐車施設を訪れ、電動車両50をレンタルすることができる。
また、情報蓄積部22には、利用者の認証用の情報(ID等)が蓄積されており、当該情報は、車両管理サーバ20が収納装置10から受信した後述の利用者情報との照合に用いられる。
通信部23は、上記履歴情報を収納装置10から受信すると、情報蓄積部22に蓄積して、各駐車施設における電動車両50の利用状況を管理する。
(車両管理事業者端末30の構成)
車両管理事業者端末30は、電動車両50の貸出サービスを提供する車両管理事業者により操作される情報処理装置であって、例えば、携帯電話機、PHS、PDA又はノートブック/デスクトップ型のPC等である。
車両管理事業者は、車両管理事業者端末30を操作して、各駐車施設における電動車両50の利用状況を車両管理サーバ20に問い合わせて、その状況を把握する。そして、駐車台数が過剰であって、駐車スペースが不足している駐車施設から利用可能な電動車両50が不足している駐車施設へ電動車両50の搬送を搬送用の車両を用いて行う。
図6は、車両管理事業者端末30の構成を示すブロック図である。
図に示すように、車両管理事業者端末30は、車両管理事業者端末30全体の動作を制御する制御部31と、各種情報を蓄積する情報蓄積部32と、ネットワーク1に接続され、そのネットワーク1を介して車両管理サーバ20と通信を行う通信部33と、入力キー等により構成され、ユーザが車両管理事業者端末30を操作するための操作部34と、情報蓄積部32に蓄積された情報及びネットワーク1を介して受信した情報等を表示するディスプレイ等により構成される表示部35とを有して構成される。
(利用者端末40の構成)
利用者端末40は、電動車両50の貸出サービスの利用者により操作される情報処理装置であって、例えば、携帯電話機、PHS、PDA又はノートブック/デスクトップ型のPC等である。
利用者は、利用者端末40を操作して、各駐車施設における電動車両50の利用状況を車両管理サーバ20に問い合わせて、その状況を把握する。そして、利用可能な電動車両50が駐車されている駐車施設を訪れて電動車両50をレンタルする。
図7は、利用者端末40の構成を示すブロック図である。
図に示すように、利用者端末40は、利用者端末40全体の動作を制御する制御部41と、各種情報を蓄積する情報蓄積部42と、ネットワーク1に接続され、そのネットワーク1を介して車両管理サーバ20と通信を行う通信部43と、入力キー等により構成され、ユーザが利用者端末40を操作するための操作部44と、情報蓄積部42に蓄積された情報及びネットワーク1を介して受信した情報等を表示するディスプレイ等により構成される表示部45とを有して構成される。
(認証用媒体Mの構成)
また、利用者が電動車両50をレンタル及び返却するとき、収納装置10は、その利用者が携帯する認証用媒体Mにより、その利用者の認証を行う。
この認証用媒体Mは、例えば、利用者の個人情報(氏名、住所、性別、利用者端末40のアドレス等)、当該貸出サービスの利用に係る利用者のID(以下、これらをまとめて利用者情報という)を記録した一般的な非接触型のICカード状の媒体である。
<動作>
(1)電動車両50貸出時における動作
図8は、本発明の実施の形態において、電動車両50貸出時における電動車両管理システムによる動作の流れを示すシーケンスチャートである。以下、本図に沿って、利用者が電動車両50をレンタルするときの電動車両管理システムの動作について説明する。
利用者は、駐車施設の1つを訪れて、その駐車施設に駐車されている電動車両50をレンタルする。このとき、利用者は、その駐車施設に設置されている収納装置10から所定距離内に近づき、認証用媒体Mをかざす。
すると、収納装置10の情報取得部15は、その認証用媒体Mから送信される利用者情報を受信して読み取る(ステップS101)。
次に、収納装置10は、その読み取った利用者情報を車両管理サーバ20へ送信し、当該利用者の認証を要求する(ステップS102)。
車両管理サーバ20は、その利用者情報を収納装置10から受信すると、その受信した利用者情報と、予め情報蓄積部22に蓄積されている利用者のID及び個人情報等とを照合し、当該利用者の認証を行う(ステップS103)。
そして、車両管理サーバ20は、その認証結果の情報を収納装置10へ送信する(ステップS104)。
収納装置10は、その利用者の認証結果の情報を車両管理サーバ20から受信すると、当該利用者の認証の結果が成功であるか否か判断する(ステップS105)。
認証が失敗であると判断した場合には(ステップS105/No)、そのまま動作を終了する。
一方、認証が成功であると判断した場合には(ステップS105/Yes)、そのまま電動車両50の貸出の動作が続行する。
続いて、利用者は、収納装置10の情報入力部16を用いて、自身がレンタルを希望する車種を指定する(ステップS106)。
すると、収納装置10の制御部14は、充電収納部11におけるバッテリ61の収納・充電状況を確認し、上記情報入力部16により指定された車種の電動車両50のバッテリ61が十分に充電されているか否かを判断する(ステップS107)。
ここで、レンタルを希望している車種について、十分に充電が行われている電動車両50が当該駐車施設に駐車されていない場合には(ステップS107/No)、表示部18はレンタル不可である旨を表示して動作を終了する。
一方、レンタルを希望している車種について、十分に充電が行われている電動車両50が当該駐車施設に駐車されている場合には(ステップS107/Yes)、該当する車種において十分に充電済みのバッテリ61及びその鍵62,63が収納されている充電収納部11の扉を開扉する(ステップS108)。
そして、利用者がその充電収納部11からバッテリ61及び鍵62,63を取り出すと、制御部14は、当該取り出されたことを検出して、対応する電動車両50が、上記認証した利用者によりレンタルされた旨の履歴情報を情報蓄積部17に書き込む(ステップS109)。
利用者は、その取り出したバッテリ61を該当する電動車両50に取り付け、同様に取り出した鍵62,63を用いて電動車両50のロック機構52,53を解錠して、電動車両50を利用する。
次に、収納装置10の通信部19は、上記情報蓄積部17に蓄積された履歴情報をネットワーク1を介して車両管理サーバ20へ送信する(ステップS110)。
このとき送信される履歴情報には、例えば、レンタルされた電動車両50の識別情報(ID)、車種情報、レンタルした利用者の識別情報(ID)、レンタルされた日時、返却予定の日時、レンタルされた駐車施設、返却予定の駐車施設等が含まれる。
車両管理サーバ20は、その履歴情報を受信すると、自機の情報蓄積部22に蓄積する(ステップS111)。
なお、上記収納装置10が車両管理サーバ20へ履歴情報を送信するタイミングとしては、履歴情報が蓄積されてから直後又は所定時間後に送信するようにしてもよいし、所定時間ごとに複数の履歴情報をまとめて送信するようにしてもよい。
以上で、電動車両管理システムは、電動車両50貸出時における動作を終了する。
(2)電動車両50返却時における動作
図9は、本発明の実施の形態において、電動車両50返却時における電動車両管理システムによる動作の流れを示すシーケンスチャートである。以下、本図に沿って、利用者が、レンタルした電動車両50を返却するときの電動車両管理システムの動作について説明する。
まず、利用者は、レンタルした電動車両50を返却するため、任意の駐車施設を訪れる。そこで、利用者は、その駐車施設に設置されている収納装置10から所定距離内に近づき、認証用媒体Mをかざす。
すると、収納装置10の情報取得部15は、その認証用媒体Mから送信される利用者情報を受信して読み取る(ステップS201)。
収納装置10の制御部14は、その読み取った利用情報を車両管理サーバ20へ送信し、その利用者による電動車両50の貸出サービスの利用状況を問い合わせる(ステップS202)。
車両管理サーバ20は、その問い合わせを受信すると、その問い合わせとともに受信した利用者の識別情報に基づいて、情報蓄積部22に蓄積されている履歴情報を検索し、該当する利用者による利用状況を示す情報を抽出し、その抽出した情報を問い合わせを受けた収納装置10へ送信する(ステップS203)。
この利用状況を示す情報には、例えば、該当する利用者の個人情報、現在の電動車両50のレンタルの有無、レンタルした電動車両50の識別情報及び車種、レンタル時期、返却予定時期等が含まれる。
収納装置10は、その利用者による利用状況を示す情報を車両管理サーバ20から受信すると、制御部14は、その内容を検出して、その利用者が電動車両管理システムによる車両貸出サービスを利用していることを認識するとともに、その利用者が返却する車両がバッテリ61を使用する電動車両50であるか否か判断する(ステップS204)。
ここで、バッテリ61を使用する電動車両50であると判断された場合には(ステップS204/Yes)、制御部14は、その返却される電動車両50の車種を認識する。
そして、制御部14は、充電収納部11の利用状況を検出し、その車種のバッテリ61等が収納可能な充電収納部11があるか否かについて判断する(ステップS205)。
ここで、バッテリ61等が収納可能な充電収納部11がある、すなわち充電収納部11に空きがあると判断された場合(ステップS205/Yes)、表示部18は、その該当する充電収納部11の位置を画面上に表示して、利用者に対してその充電収納部11へのバッテリ61等の返却・収納を促す(ステップS206)。
そして、制御部14は、その該当する充電収納部11の扉の開扉指示を行い、開扉させる(ステップS207)。
利用者がその開扉した充電収納部11にバッテリ61及び鍵62,63を収納して、閉扉すると、充電収納部11が、その収納されたバッテリ61の充電を開始するとともに、制御部14は、そのバッテリ61等の収納、すなわち電動車両50の返却を認識し、その旨の履歴情報を情報蓄積部17に書き込む(ステップS212)。
このとき書き込まれる履歴情報には、例えば、返却された電動車両50の識別情報、車種情報、返却した利用者の識別情報、返却された時刻、返却された駐車施設等が含まれる。
次に、収納装置10の通信部19は、上記情報蓄積部17に蓄積された履歴情報をネットワーク1を介して車両管理サーバ20へ送信する(ステップS213)。
車両管理サーバ20は、その履歴情報を受信すると、自機の情報蓄積部22に蓄積する(ステップS214)。
なお、上記収納装置10が車両管理サーバ20へ履歴情報を送信するタイミングとしては、履歴情報が蓄積されてから所定時間後に送信するようにしてもよいし、所定時間ごとに複数の履歴情報をまとめて送信するようにしてもよい。
一方、利用者が返却する車両が、バッテリ61を必要としない車両であるか(ステップS204/No)、又はバッテリ61を使用する電動車両50ではあるが、その車種のバッテリ61を収納可能な充電収納部11に空きがないと判断された場合には(ステップS205/No)、制御部14は、鍵62,63のみを収納可能な鍵確認収納部12に空きがあるか否かを判断する(ステップS208)。
ここで、鍵確認収納部12に空きがあると判断された場合には(ステップS208/Yes)、表示部18は、その該当する鍵確認収納部12の位置を画面上に表示して、利用者に対してその鍵確認収納部12への鍵62,63の返却・収納を促すとともに、バッテリ61は電動車両50のバッテリ装着部51に装着したままにしておくことを表示する(ステップS209)。
そして、制御部14は、その該当する鍵確認収納部12の扉の開扉指示を行い、開扉させる(ステップS210)。
利用者がその開扉した鍵確認収納部12に鍵62,63を収納して、閉扉すると、制御部14は、その鍵62,63の収納、すなわち電動車両50の返却を認識し、その旨の履歴情報を情報蓄積部17に書き込む(ステップS212)。
このとき書き込まれる履歴情報には、例えば、返却された電動車両50の識別情報、車種情報、返却した利用者の識別情報、返却された時刻、返却された駐車施設等が含まれる。
そして、前述と同様に、収納装置10は、履歴情報を車両管理サーバ20へ送信し、車両管理サーバ20は、その履歴情報の蓄積を行う(ステップS213,S214)。
一方、鍵確認収納部12にも空きがないと判断された場合には(ステップS208/No)、表示部18は、鍵返却収納部13の位置を画面上に表示して、利用者に対してその鍵返却収納部13への鍵62,63の返却・収納を促すとともに、バッテリ61は電動車両50のバッテリ装着部51に装着したままにしておくことを表示する(ステップS211)。このとき、バッテリ61を電動車両50に装着したままであっても、鍵62を抜脱しているので、ロック機構52によりバッテリ61の取り外しがロックされ、盗難のおそれがない。
次に、制御部14は、電動車両50が返却された旨の履歴情報を情報蓄積部17に書き込む(ステップS212)。
このとき書き込まれる履歴情報には、例えば、返却された電動車両50の識別情報、車種情報、返却した利用者の識別情報、返却された時刻、返却された駐車施設等が含まれる。
そして、前述と同様に、収納装置10は、履歴情報を車両管理サーバ20へ送信し、車両管理サーバ20は、その履歴情報の蓄積を行う(ステップS213,S214)。
以上で、電動車両管理システムは、電動車両50貸出時における動作を終了する。
以上説明したように、本実施の形態によれば、収納装置10は、返却する電動車両50の車種に対応した充電収納部11に空きがあれば、その充電収納部11へバッテリ61等の返却を促すよう表示部18上に表示し、空きがなければ、車種によらずに返却可能な鍵確認収納部12へ返却を促すよう表示する。さらに、鍵確認収納部12にも空きがない場合には、郵便ポスト型の鍵返却収納部13へ返却を促すよう表示する。
従って、本発明によれば、利用者は、電動車両50を返却する際、その電動車両50の車種用の充電収納部11に空きがない場合であっても、空きが出るまで待ったり、車両管理事業者等に連絡を取ったりすることなく、無駄な時間や手間をかけずにそのまま電動車両50を返却することが可能となる。
(3)電動車両50の搬送指示動作
前述のように、利用者が電動車両50を返却する際に、ある車種のバッテリ61が充電・収納可能な充電収納部11が全て使用中(充電・収納中)である場合には、鍵確認収納部12に鍵62,63を返却することになり、その鍵確認収納部12が全て使用中(収納中)である場合には、鍵返却収納部13に返却することになる。
この場合、鍵確認収納部12及び鍵返却収納部13は、バッテリ61の充電機能を有しないため、未充電のバッテリ61がそのまま放置され、電動車両50の利用効率が低下するおそれがある。
従って、駐車施設1箇所に所定数以上、同車種の電動車両50が駐車されている場合には、その過剰に駐車されている電動車両50を、当該車種の電動車両50が不足している、すなわち充電収納部11の空きがある他の駐車施設へ搬送する必要がある。
図10は、本発明の実施の形態における電動車両50の搬送指示をするときの電動車両管理システムによる動作の流れを示すシーケンスチャートである。
以下、本図に沿って、車両管理事業者に対して電動車両50の搬送を指示するときの電動車両管理システムの動作について説明する。
前述の通り、車両管理サーバ20は、利用者による電動車両50のレンタル時及び返却時の履歴情報を蓄積している。車両管理サーバ20は、これら履歴情報に基づいて、各駐車施設における収納装置10の利用状況を、後述するデータベースで管理している。
車両管理サーバ20は、いずれかの車種に対応した充電収納部11が全て使用中であることを確認した場合には(ステップS301/Yes)、その車種の電動車両50の搬送を指示する旨の情報を車両管理事業者端末30へ送信する(ステップS302)。
車両管理事業者は、車両管理事業者端末30を操作して上記搬送を指示する旨の情報を表示させて内容を確認する。そして、車両管理事業者は、ある車種について、過剰に電動車両50が駐車されている駐車施設から、不足している駐車施設へ電動車両50の搬送作業を行う。このようにして、駐車施設間における電動車両50の駐車台数のバラつきを効率的に是正することができる。
前述の通り、本実施の形態では、車両管理サーバ20は、ある車種に対応する充電収納部11に空きがない場合に、その事実に係る情報を迅速に車両管理事業者端末30へ送信するので、車両管理事業者は、各駐車施設における電動車両50の駐車台数を迅速に調整することができ、質の高い内容の車両貸出サービスを利用者に対して提供することが可能となる。
以上説明した実施の形態では、車両管理サーバ20は、ある車種に対応した充電収納部11に空きがなくなったときに、その旨を車両管理事業者端末30に対して通知するものであるが、その通知するタイミングは上記の例に限定されない。例えば、以下のようなタイミングで通知するようにしてもよい。
・ある車種に対応した充電収納部11の空きの残りの数が所定数以下となったとき
・充電収納部11において充電が完了したある車種のバッテリ61の数が所定数以下であるとき
・鍵確認収納部12の空きがなくなったとき、又は空きの残りの数が所定数以下となったとき
・収納装置10の鍵返却収納部13にその収納された鍵62,63の全重量を計量可能な計量器を設けておき、その収納重量(=収納された鍵の数)が所定重量以上となったとき
(4)電動車両50の利用状況の確認動作
利用者は、本実施の形態における電動車両管理システムによる車両貸出サービスの利用を予定しているときに、自身の利用予定の駐車施設において利用可能な電動車両50の車種を問い合わせることができる。
図11は、本発明の実施の形態において、利用者が電動車両50の利用状況を問い合わせるときの電動車両管理システムによる動作の流れを示すシーケンスチャートである。以下、本図に沿って、その利用状況の問い合わせ時の電動車両管理システムの動作について説明する。
利用者は、本実施の形態における電動車両管理システムが提供する車両貸出サービスを利用するとき、自身が利用を希望する車両のレンタルが可能か否かについてそのサービス提供側に問い合わせるとき、まず、利用者端末40を用いて、自身が利用するときの条件を入力し(ステップS401)、その入力した利用条件の情報を車両管理サーバ20へ送信する(ステップS402)。
この利用条件の情報としては、例えば、レンタルする駐車施設、レンタルを予定している時期、又はレンタルを希望している車種等がある。
車両管理サーバ20は、上記の利用条件の情報を利用者端末40から受信すると、データベースを検索して、当該利用条件で利用可能、すなわちバッテリ61の充電が完了している電動車両50があるか否かを確認する(ステップS403)。
そして、車両管理サーバ20は、その検索結果を回答情報として利用者端末40へ送信する(ステップS404)。
利用者端末40は、その回答情報を受信すると、表示部45上に表示する(ステップS405)。
利用者は、その画面上の回答情報を確認し、利用可能であれば、その駐車施設を予定時刻に訪れ、電動車両50をレンタルする。
以上説明したように、本実施の形態によれば、利用者は、車両貸出サービスの利用を予定しているとき、その利用条件における利用状況を前もって把握することができ、駐車施設へ無駄足を運ぶことを未然に防止することができる。
(5)電動車両50の返却予定時期を経過したときの通知動作
図12は、本発明の実施の形態において、利用者が返却予定時期を経過してもなお電動車両50を利用しているときの電動車両管理システムによる動作の流れを示すシーケンスチャートである。以下、本図に沿って、その電動車両50未返却のときの電動車両管理システムの動作について説明する。
まず、車両管理サーバ20は、データベースを参照して、そのデータベースで管理されている電動車両50の返却予定時期と、現在時刻とを比較し、さらに電動車両50が既に返却されているか否かを確認し、返却予定時期を経過した未返却の電動車両50があるか否かを判断する(ステップS501)。
全て返却予定時期までに返却されていると判断した場合には(ステップS501/No)、そのまま動作を終了する。
一方、返却予定時期を経過しているのにもかかわらず、未返却の電動車両50があると判断した場合には(ステップS501/Yes)、車両管理サーバ20は、データベースを参照し、当該未返却の電動車両50をレンタルしている利用者の利用者端末40のアドレスを検索し、その利用者端末40に対し電動車両50の返却予定時期を経過している旨を通知する(ステップS502)。
利用者端末40は、その通知を受信すると、その通知内容を表示部45上に表示する(ステップS503)。
利用者は、当該表示内容を確認して、その後、電動車両50を返却するため駐車施設を訪れる。
以上説明したように、利用者が返却を忘れたり、返却予定時期を誤認したりして、電動車両50を返却しないまま返却予定時期を経過している場合であっても、車両管理サーバ20は、返却予定時期を経過している旨の通知を利用者端末40へ送信するので、利用者は速やかに電動車両50を返却することができ、駐車施設において電動車両50が不足することを未然に防止することが可能となる。
<データベース>
次に、車両管理サーバ20が、収納装置10から受信した履歴情報に基づいて構成するデータベースの内容について説明する。
(1)履歴情報に基づくデータベース
前述の通り、収納装置10は、電動車両50のレンタル又は返却されたとき、その旨の履歴情報を生成して車両管理サーバ20へ送信し、車両管理サーバ20は、その履歴情報を情報蓄積部12に蓄積して、データベースを構成する。
図13は、上記のように履歴情報を蓄積して構成するデータベースの一例を示す図である。
図に示すように、当該データベースは、レンタルされた電動車両50の車両IDと、その車種と、それをレンタルした利用者のIDと、貸し出された駐車施設及び時期と、返却された駐車施設及び時期と、現在の充電状況とが互いに対応付けられて構成されている。
図の例では、ID0021の利用者が、車種が1002P、IDが210005の電動車両50を12時2分に高円寺駅前の駐車施設でレンタルし、16時48分に中野駅南口の駐車施設に返却した履歴が示されている。加えて、この電動車両50のバッテリ61は、現在充電中であり、その充電率は52%であることが示されている。
(2)充電収納部11の収納状況のデータベース
また、車両管理サーバ20は、上記履歴情報に基づいて、収納装置10の充電収納部11の収納状況を管理するデータベースを構成し、情報蓄積部12に蓄積する。
図14は、その充電収納部11の収納状況を管理するデータベースの一例を示す図である。
図に示すように、当該データベースは、各充電収納部11にバッテリ61が収納されているか否か、その充電率は何%か、そのバッテリ61は現在利用可能であるか否か等の項目により構成されている。
図の例では、ある収納装置10における充電収納部11(A1〜A5の5つ)の充電率等が示されている。また、バッテリ61の利用が可能であるとする充電率は任意に設定可能である。例えば、充電率85%以上の場合にバッテリ61の利用が可能であると設定したときには、図の例では、A1,A4,A5の3つの充電収納部11に収納されているバッテリ61が使用可能であるとしてデータベースで管理される。
(3)電動車両50が利用可能か否かを管理するデータベース
また、車両管理サーバ20は、上記履歴情報に基づいて、各駐車施設に設置されている収納装置10における各収納部11〜13における収納数を管理するデータベースを構成し、情報蓄積部12に蓄積する。
図15は、その収納装置10の各収納部11〜13の収納数を管理するデータベースの一例を示す図である。
図に示すように、当該データベースは、充電収納部11、鍵確認収納部12及び鍵返却収納部13の収納可能数(全収納数)と、そのうち現在収納されている数と、充電収納部11に関しては充電の完了した数とが管理されている。
図の例では、ある収納装置10における充電収納部11(A,B,Cはそれぞれ対応する車種が異なる)の収納数及び充電完了数と、鍵確認収納部12の収納数と、鍵返却収納部13の収納数とが示されている。
例えば、Aの充電収納部11は5つのうち4つ収納されており、その収納されている全ての充電が完了していることが示されている。一方、Bの充電収納部11は空きがなく、電動車両50の搬送が必要である。
<まとめ>
以上説明したように、本実施の形態によれば、収納装置10は、複数箇所の駐車施設にそれぞれ設置され、電動車両50の鍵62,63とバッテリ61とを収納するとともに、収納時にはバッテリ61への充電を行うので、電力により駆動が補助される電動車両50の貸出及び返却が任意の複数箇所の駐車施設において可能な循環型の車両貸出サービスを無人で容易に提供することが可能となる。
つまり、利用者は、各駐車施設に設置された収納装置10の鍵62,63又はバッテリ61の収納可能数を気にすることなく、どの駐車施設においても電動車両50を借りられ、どの駐車施設においても返却が可能であり、利用者にとって利便性が非常に優れている。
また、車両管理事業者にとっても、利用後の電動車両50全てを、その貸し出された駐車施設にわざわざ戻す手間が省け、労力を大幅に軽減させることが可能となる。
また、本実施の形態によれば、収納装置10は、電動車両50の返却時に、その返却される電動車両50の車種を特定し、その車種に対応した充電収納部11への返却を促す旨の表示を行う。その車種に対応した充電収納部11に空きがない場合には、鍵62,63のみを収納し、その収納された鍵62,63から電動車両50を特定可能な鍵確認収納部12への返却を促す旨の表示を行う。さらに、鍵確認収納部12の空きもない場合には、鍵返却収納部13への返却を促す表示を行う。
従って、利用者は、返却するバッテリ61の型に対応した充電収納部11に空きがない場合であっても、空くまで待ったり、他の駐車施設を訪れたりというような無駄な時間や手間を要することなく、そのまま簡単に返却することが可能となる。
また、本実施の形態によれば、車両管理サーバ20は、各駐車施設に設置された収納装置10から貸出及び返却の履歴情報を受信してデータベースに管理し、充電収納部11の空きがなくなった収納装置10を検出すると、当該駐車施設から他の駐車施設へ電動車両50を搬送することを促す旨を車両管理事業者端末30へ通知する。
従って、特定の駐車施設に特定の車種の電動車両50が集中して過剰に駐車され、充電収納部11が不足する事態を未然に防ぐことが可能となる。
また、本実施の形態によれば、利用者は、利用者端末40を用いて、希望する駐車施設において希望の車種の電動車両50の利用が可能か否かを車両管理サーバ20に対して問い合わせると、車両管理サーバ20からその電動車両50の利用状況を示す回答情報を取得し、画面上に表示する。
従って、利用者は、希望の電動車両50の利用が可能か否かを前もって知ることができ、駐車施設へ無駄足を運ぶことを未然に防止することが可能となる。
また、上記の電動車両管理システムを構成する収納装置10、車両管理サーバ20、車両管理事業者端末30及び利用者端末40は、主にCPUとメモリにロードされたプログラムによって実現される。ただし、それ以外の任意のハードウェアおよびソフトウェアの組合せによってこの装置またはサーバを構成することも可能であり、その設計自由度の高さは当業者には容易に理解されるところである。
また、上記の収納装置10、車両管理サーバ20、車両管理事業者端末30及び利用者端末40をソフトウェアモジュール群として構成する場合、このプログラムは、光記録媒体、磁気記録媒体、光磁気記録媒体、または半導体等の記録媒体に記録され、上記の記録媒体からロードされるようにしてもよいし、所定のネットワークを介して接続されている外部機器からロードされるようにしてもよい。
なお、上記の実施例は本発明の好適な実施の一例であり、本発明の実施例は、これに限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々変形して実施することが可能となる。
本実施の形態では、一例として、電動車両50を電動アシスト自転車として説明したが、その他、電動自動車等のバッテリを用いる移動手段であってもよい。
また、本実施の形態における電動車両管理システムを、バッテリが不要な通常の自転車を貸出にも利用することができる。この場合、鍵のみを各収納部11〜13に返却することになる。
また、本実施の形態によれば、認証用媒体Mを、一例としてICカードとしたが、利用者が操作する利用者端末40等の各種端末に内蔵される態様でもよいし、その他の態様及び形状であってもよく、本実施の形態における態様に限定されないものとする。
また、本実施の形態によれば、収納装置10は、表示部18に表示することにより、各収納部11〜13への返却を促すが、他の情報出力手段を用いて返却を促すことができる。例えば、収納装置10に音声出力手段を設け、音声アナウンスにより返却を促すようにしてもよい。
また、利用者は、認証媒体Mを携帯していない場合であったり、会員登録なしで一時的に利用したりする場合にも、本実施の形態における車両貸出サービスを利用することができる。
これらの場合、利用者は、電動車両50をレンタルする際に、自身の個人情報等を収納装置10の情報入力部16を用いて入力すると、収納装置10は、所定の情報記録手段又は印刷手段等により識別情報(バーコード、二次元バーコード、識別番号等)が記録された媒体(紙媒体、電子記録媒体等)を認証媒体Mの代わりに発行する。このとき、収納装置10は、上記の実施の形態と同様に、履歴情報の生成、蓄積及び送信を行う。
そして、返却時には、利用者は、その発行された記録媒体を情報取得部15にかざす等してその記録媒体に記録されている情報を読み込ませ、収納装置10は、上記の実施の形態と同様に、履歴情報の生成、蓄積及び送信を行う。
1 ネットワーク
10 収納装置
11 充電保持部
11a 充電ユニット
11b 充電端子
11c,12a 鍵保持部
12 鍵確認収納部
13 鍵返却収納部
14,21,31,41 制御部
15 情報取得部
16 情報入力部
17,22,32,42 情報蓄積部
18,35,45 表示部
19,23,33,43 通信部
20 車両管理サーバ
30 車両管理事業者端末
34,44 操作部
40 利用者端末
50 電動車両
51 バッテリ装着部
52,53 ロック機構
61 バッテリ
62,63 鍵
M 認証媒体

Claims (8)

  1. 電力により駆動が補助される電動車両の貸出及び返却が任意の複数箇所の駐車施設において可能な循環型の車両貸出サービスに利用され、前記複数箇所の駐車施設にそれぞれ設置され、前記電動車両の鍵と、該電動車両に取り付けて前記駆動補助のための電力を該電動車両へ供給するバッテリとを収納する収納装置と、
    前記駐車施設に駐車する電動車両を管理する車両管理事業者により操作される車両管理事業者端末と、
    前記収納装置とネットワークを介して接続され前記電動車両の利用状況を管理し、前記駐車施設に所定数以上の電動車両が駐車されていると判断した場合には、該駐車施設から所定数以下の電動車両が駐車されている駐車施設への電動車両の搬送を指示する旨の搬送指示情報を前記車両管理事業者端末へ送信する電動車両管理サーバとを有して構成され、前記電動車両が前記複数箇所の駐車施設において貸出及び返却される循環型の電動車両管理システムであって、
    前記収納装置は、前記収納するバッテリに対して充電を行い、該バッテリの充電率を計測し、該計測した充電率に係る情報を前記電動車両管理サーバへ送信し、
    前記電動車両管理サーバは、前記充電率に係る情報を受信すると、該受信した充電率に係る情報をデータベースで管理し、該充電率が所定値に達したものを充電完了と認識し、該充電完了と認識したバッテリの数が所定数以下である場合、前記搬送指示情報を前記車両管理事業者端末へ送信することを特徴とする電動車両管理システム。
  2. 前記収納装置は、収納可能な個数の前記バッテリが既に収納されている場合、前記鍵のみの返却を指示することを特徴とする請求項1記載の電動車両管理システム
  3. 前記収納装置は、
    前記電動車両の鍵のみを収納する鍵収納部と、
    前記電動車両の鍵に加えて前記電動車両のバッテリを収納し該バッテリの充電を行う充電収納部と、
    前記返却される電動車両の車種情報を取得する車種情報取得部と、
    前記電動車両を返却する利用者に対して該電動車両の鍵の返却を指示する返却指示部とを有し、
    前記返却指示部は、前記車種情報取得部により取得された車種情報に基づいて、該車種用のバッテリの充電が可能な前記充電収納部に空きがあるか否かを判断し、該空きがあると判断した場合には、該空きのある充電収納部へ該電動車両の鍵及びバッテリの返却を指示し、該空きがないと判断した場合には、前記鍵収納部へ鍵のみの返却を指示することを特徴とする請求項1又は2記載の電動車両管理システム。
  4. 前記鍵収納部は、前記返却された鍵の電動車両を特定して該鍵を収納する鍵特定収納部と、前記返却された鍵の電動車両を特定せずに該鍵を収納する鍵返却収納部とを有して構成され、
    前記返却指示部は、前記充電収納部に空きがないと判断した場合、前記鍵特定収納部に空きがあるか否か判断し、該空きがあると判断した場合には、前記鍵特定収納部への返却を指示し、該空きがないと判断した場合には、前記鍵返却収納部への返却を指示することを特徴とする請求項3記載の電動車両管理システム
  5. 前記電動車両管理サーバは、前記収納装置における前記バッテリの収納可能数が所定数以下であると判断した場合、前記搬送指示情報を前記車両管理事業者端末へ送信することを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載の電動車両管理システム。
  6. 前記電動車両管理サーバは、前記収納装置における前記電動車両の鍵の収納可能数が所定数以下であると判断した場合、前記搬送指示情報を前記車両管理事業者端末へ送信することを特徴とする請求項1から5のいずれか1項に記載の電動車両管理システム。
  7. 前記利用者が操作する利用者端末をさらに有し、
    前記利用者端末は、前記電動車両の利用状況を前記電動車両管理サーバに問い合わせ、
    前記電動車両管理サーバは、前記問い合わせを受信すると、前記電動車両の利用状況を示す情報を前記利用者端末へ送信することを特徴とする請求項1から6のいずれか1項に記載の電動車両管理システム。
  8. 前記利用者が操作する利用者端末をさらに有し、
    前記電動車両管理サーバは、前記電動車両の返却予定時期に係る情報をデータベースで管理し、前記電動車両が前記返却予定時期を経過してもまだ返却されていないことを認識したときには、該返却予定時期を経過した旨を、前記電動車両を未返却の利用者の前記利用者端末へ通知することを特徴とする請求項1から7のいずれか1項に記載の電動車両管理システム。
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