JP2002042234A - レンタルシステム及びその課金方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ソフトの貸し出しまたは返却といったユーザ
の煩わしさを解消するレンタルシステム及びその課金方
法を提供する。 【解決手段】 本発明は、インターネット１００を介し
てユーザ端末１とレンタルサーバ２とが接続され、当該
レンタルサーバ２は、ビデオソフト、音楽ソフト、ゲー
ムソフト等の複数のソフト及び各ユーザ情報を蓄積して
いる。ユーザ端末１は、レンタルサーバ２にアクセス
し、通信回線を介してソフトをダウンロードにより貸し
出され、その貸し出し料金をクレジットカードあるいは
銀行口座からの自動引き落としといった方法により徴収
される。また、返却も同様に通信回線を介して行い、そ
の際に返却予定日を超過している場合には、延滞料金の
回収も貸し出し料金と同様に行う。従って、ユーザがレ
ンタル店にソフトを借りに行く、あるいは、返却しに行
くといった煩わしさを解消することができる。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】本発明は、レンタルシステム
及びその課金方法に関し、特にビデオソフト、音楽ソフ
ト、ゲームソフト等のレンタル業務に適用されるレンタ
ルシステム及びその課金方法に関する。

【０００２】

【従来の技術】従来のレンタルシステムとして、例え
ば、ビデオソフト等のレンタル業務においては、まず、
初回入会時に各ユーザ毎に異なる会員番号を発行し、そ
の会員番号をバーコード化した情報をカードに形成した
会員カードと入会金とを引き換えに発行する。ユーザ
は、この発行されたカードをビデオソフト等の貸し出し
時に毎回提示することにより、正当な会員であることが
認証され、各種ソフトをレンタルするものである。

【０００３】

【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来例に示されるレンタルシステムにおいては、ビデオソ
フトを物理媒体であるビデオテープにより貸し出すもの
であるため、貸し出し期間が満了した際には、当該ビデ
オテープを返却しなければならず、レンタル店舗に出向
かなければならないという問題があった。この問題は、
ビデオソフトに限らず、音楽ソフトの場合は、ＣＤある
いはカセットテープ、レコード等、またゲームソフトの
場合は、専用ゲームカートリッジといった記憶媒体にと
って変わるが、依然として上記問題点を抱えるものであ
った。

【０００４】本発明は、上記問題点に鑑みて成されたも
のであり、返却するといったユーザの煩わしさを解消す
るレンタルシステム及びその課金方法を提供することを
目的とする。

【０００５】より詳細に、本発明の第１の目的は、ビデ
オソフト等の貸し出し、返却といった処理を通信回線を
介して行うことのできるレンタルシステム及びその課金
方法を提供することにある。

【０００６】また、本発明の第２の目的は、ソフト検索
時または貸し出す前の段階で、ソフト内容を簡略的に確
認した上で貸し出し可能なレンタルシステム及びその課
金方法を提供することにある。

【０００７】

【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に、請求項１記載の発明は、複数のユーザ端末と、複数
のソフトを蓄積したデータベースを備えるレンタルサー
バと、が通信回線を介して接続されてなるレンタルシス
テムであって、複数のユーザ端末とレンタルサーバ間で
のソフトの貸し出し時または返却時に生じる料金を、該
ソフトを貸し出したユーザ端末に対して課金することを
特徴とする。

【０００８】請求項２記載の発明は、請求項１記載の発
明において、データベースは、複数のソフトと共に複数
のユーザ端末毎の少なくとも会員番号及びパスワードを
ユーザ情報として蓄積し、レンタルサーバは、ユーザ端
末からの接続要求時に、該ユーザ端末に対して会員番号
及びパスワードを問い合わせ、ユーザ端末から送信され
る会員番号及びパスワードとデータベースに蓄積される
ユーザ情報との照合結果に基づいてユーザ認証を行うこ
とを特徴とする。

【０００９】請求項３記載の発明は、請求項２記載の発
明において、ユーザ端末は、レンタルサーバに所望のソ
フトの貸し出し要求を送信し、レンタルサーバは、ユー
ザ端末からの貸し出し要求に該当するソフトをデータベ
ースから検索し、該ユーザ端末に貸し出すダウンロード
の実行を依頼し、ダウンロード終了後、ソフトの貸し出
し料金をユーザ端末に対して課金することを特徴とす
る。

【００１０】請求項４記載の発明は、請求項２または３
記載の発明において、ユーザ端末は、ダウンロードされ
たソフトをレンタルサーバに返却するアップロードを実
行し、レンタルサーバは、アップロードが返却指定期間
内に行われたか否かを判定し、該返却指定期間を超過し
ている場合に、ソフトの延滞料金をユーザ端末に対して
課金することを特徴とする。

【００１１】請求項５記載の発明は、請求項１から４の
いずれか１項に記載の発明において、データベースに蓄
積される複数のソフトは、マスターデータとして記憶さ
れ、ユーザ端末にダウンロードされるソフトは、該マス
ターデータのコピーデータであることを特徴とする。

【００１２】請求項６記載の発明は、請求項３から５の
いずれか１項に記載の発明において、レンタルサーバ
は、ダウンロード時に、貸し出されるソフトのダウンロ
ードＮｏ．を発行し、ユーザ端末は、貸し出されたソフ
トを返却するアップロードを実行する際に、ダウンロー
ドＮｏ．を返却することを特徴とする。

【００１３】請求項７記載の発明は、請求項６記載の発
明において、レンタルサーバは、返却されたダウンロー
ドＮｏ．によりユーザ端末に貸し出されたソフトの返却
が返却指定期間内に行われたか否かを判定することを特
徴とする。

【００１４】請求項８記載の発明は、請求項６または７
記載の発明において、ユーザ端末は、ダウンロードＮ
ｏ．を返却すると同時に、貸し出されたソフトを削除す
ることを特徴とする。

【００１５】請求項９記載の発明は、請求項１から８の
いずれか１項に記載の発明において、ユーザ端末は、レ
ンタルサーバに対して、データベースに登録される複数
のソフトから所望のソフトを検索する検索データを送信
し、レンタルサーバは、検索データに基づいてデータベ
ースに蓄積される複数のソフトから該当するソフトを検
索し、その検索結果をユーザ端末に送信することを特徴
とする。

【００１６】請求項１０記載の発明は、請求項９記載の
発明において、ユーザ端末は、レンタルサーバから送信
される検索結果から貸し出し希望のソフトを選択し、貸
し出し要求として送信することを特徴とする。

【００１７】請求項１１記載の発明は、請求項９記載の
発明において、ユーザ端末は、レンタルサーバから送信
される検索結果のソフトの視聴データを、レンタルサー
バを介してデータベースからダウンロードして表示する
ことを特徴とする。

【００１８】請求項１２記載の発明は、請求項１１記載
の発明において、ユーザ端末は、視聴データを確認した
後、貸し出し希望のソフトを選択し、貸し出し要求とし
て送信することを特徴とする。

【００１９】請求項１３記載の発明は、請求項１から１
２のいずれか１項に記載の発明において、レンタルサー
バは、貸し出し時または返却時のシステム利用明細をユ
ーザ端末に対して電子メールで通知することを特徴とす
る。

【００２０】請求項１４記載の発明は、複数のユーザ端
末と、複数のソフトを蓄積したデータベースを備えるレ
ンタルサーバと、が通信回線を介して接続されてなるレ
ンタルシステムの課金方法であって、複数のユーザ端末
とレンタルサーバ間でのソフトの貸し出し時または返却
時に生じる料金を、該ソフトを貸し出したユーザ端末に
対して課金することを特徴とする。

【００２１】請求項１５記載の発明は、請求項１４記載
の発明において、データベースは、複数のソフトと共に
複数のユーザ端末毎の少なくとも会員番号及びパスワー
ドをユーザ情報として蓄積し、レンタルサーバは、ユー
ザ端末からの接続要求時に、該ユーザ端末に対して会員
番号及びパスワードを問い合わせステップと、ユーザ端
末から送信される会員番号及びパスワードとデータベー
スに蓄積されるユーザ情報との照合結果に基づいてユー
ザ認証を行う認証ステップと、を有することを特徴とす
る。

【００２２】請求項１６記載の発明は、請求項１５記載
の発明において、ユーザ端末は、レンタルサーバに所望
のソフトの貸し出し要求を送信する貸し出し要求送信ス
テップを有し、レンタルサーバは、ユーザ端末からの貸
し出し要求に該当するソフトをデータベースから検索
し、該ユーザ端末に貸し出すダウンロードの実行を依頼
するダウンロード依頼ステップと、ダウンロード終了
後、ソフトの貸し出し料金をユーザ端末に対して課金す
る課金ステップと、を有することを特徴とする。

【００２３】請求項１７記載の発明は、請求項１５また
は１６記載の発明において、ユーザ端末は、ダウンロー
ドされたソフトをレンタルサーバに返却するアップロー
ドを行う返却ステップを有し、レンタルサーバは、アッ
プロードが返却指定期間内に行われたか否かを判定する
判定ステップを有し、返却指定期間を超過している場合
に、ソフトの延滞料金をユーザ端末に対して課金ステッ
プによる課金を行うことを特徴とする。

【００２４】請求項１８記載の発明は、請求項１５から
１７のいずれか１項に記載の発明において、データベー
スに蓄積される複数のソフトは、マスターデータとして
記憶され、ユーザ端末にダウンロードされるソフトは、
該マスターデータのコピーデータであることを特徴とす
る。

【００２５】請求項１９記載の発明は、請求項１５から
１８のいずれか１項に記載の発明において、レンタルサ
ーバは、ダウンロード時に、貸し出されるソフトのダウ
ンロードＮｏ．を発行するダウンロードＮｏ．発行ステ
ップを有し、ユーザ端末は、返却ステップにより貸し出
されたソフトをアップロードする際に、ダウンロードＮ
ｏ．を返却することを特徴とする。

【００２６】請求項２０記載の発明は、請求項１９記載
の発明において、判定ステップは、返却されたダウンロ
ードＮｏ．によりユーザ端末に貸し出されたソフトの返
却が返却指定期間内に行われたか否かを判定することを
特徴とする。

【００２７】請求項２１記載の発明は、請求項１９また
は２０記載の発明において、ユーザ端末は、返却ステッ
プによりダウンロードＮｏ．を返却すると同時に、貸し
出されたソフトを削除する削除ステップを有することを
特徴とする。

【００２８】請求項２２記載の発明は、請求項１６から
２１のいずれか１項に記載の発明において、ユーザ端末
は、レンタルサーバに対して、データベースに登録され
る複数のソフトから所望のソフトを検索する検索データ
を送信する検索データ送信ステップを有し、レンタルサ
ーバは、検索データに基づいてデータベースに蓄積され
る複数のソフトから該当するソフトを検索する検索ステ
ップと、検索ステップによる検索結果をユーザ端末に送
信する検索結果送信ステップを有することを特徴とす
る。

【００２９】請求項２３記載の発明は、請求項２２記載
の発明において、ユーザ端末は、検索結果送信ステップ
により送信された検索結果から貸し出し希望のソフトを
選択し、貸し出し要求ステップによる貸し出し要求を送
信することを特徴とする。

【００３０】請求項２４記載の発明は、請求項２２記載
の発明において、ユーザ端末は、レンタルサーバから送
信される検索結果のソフトの視聴データを、レンタルサ
ーバを介してデータベースからダウンロードして表示す
る表示ステップを有することを特徴とする。

【００３１】請求項２５記載の発明は、請求項２４記載
の発明において、ユーザ端末は、表示ステップにより視
聴データを確認した後、貸し出し希望のソフトを選択
し、貸し出し要求ステップによる貸し出し要求を送信す
ることを特徴とする。

【００３２】請求項２６記載の発明は、請求項１６から
２５のいずれか１項に記載の発明において、レンタルサ
ーバは、貸し出し時または返却時のシステム利用明細を
ユーザ端末に対して電子メールで通知する通知ステップ
を有することを特徴とする。

【００３３】請求項２７記載の発明は、請求項１６から
２６のいずれか１項に記載の発明において、レンタルサ
ーバは、新たなユーザ端末からのアクセスに対し、新規
会員の登録を行う新規会員登録ステップを有することを
特徴とする。

【００３４】請求項２８記載の発明は、請求項２７記載
の発明において、課金ステップは、新規会員登録ステッ
プにより登録されたユーザ端末の新規会員登録料金を該
ユーザ端末に課金することを特徴とする。

【００３５】〈作用〉本発明は、ビデオソフト、音楽ソ
フト、ゲームソフト等のデータを通信回線を介してダウ
ンロードすることにより貸し出し、その貸し出し料金を
クレジットカードあるいは銀行口座からの自動引き落と
しといった方法により回収し、また、返却処理も同様に
通信回線を介して行い、その際に返却予定日を超過して
いる場合には、延滞料金の回収も貸し出し料金と同様に
行う。

【００３６】

【発明の実施の形態】次に、添付図面を参照しながら本
発明の実施形態であるレンタルシステム及びその課金方
法を詳細に説明する。図１から図１７を参照すると、本
発明に係るレンタルシステム及びその課金方法の実施の
形態が示されている。

【００３７】図１は、本発明の実施形態であるレンタル
システムの概略構成を示すブロック図である。図１にお
いて、本発明の実施形態であるレンタルシステムは、ユ
ーザ端末１とレンタルサーバ２とが、インターネット１
００を介して接続され、レンタルサーバ２には、レンタ
ルする複数の各種ソフトやシステムを利用するユーザの
顧客情報を蓄積するデータベース２１が設けられてい
る。

【００３８】ユーザ端末１は、ユーザにより使用される
端末装置であり、例えば、通信機能を備えるパーソナル
コンピュータ等により構成される。また、ビデオソフト
のレンタル専用に通信機能を備えるビデオデッキ等も可
能であるが、ダウンロードしたデータを記憶するのに十
分な容量を備えるメモリが必須となる。さらに、音楽ソ
フトをレンタルする際には、ユーザが所有する携帯電話
機のメモリに記憶することも可能であり、ダウンロード
したデータをメモリに記憶された携帯電話機を再生機器
等に接続することで視聴することも可能である。

【００３９】レンタルサーバ２は、インターネット１０
０を介してユーザ端末１から送信されるデータの送受信
を行うと共に、別途設けられたデータベース２１へ新規
レンタル会員の顧客情報の書き込み、ユーザ認証処理時
の顧客情報の読み出し、あるいは、ユーザ認証完了時の
該ユーザの貸し出し状況の問い合わせ等を行う。

【００４０】データベース２１は、各種ソフトを蓄積し
ていると共に、各ユーザ毎の顧客情報及び該顧客情報毎
の貸し出し状況データを管理している。このデータベー
ス２１は、レンタルサーバ２からのユーザ認証依頼や貸
し出し状況の問い合わせに対して、ユーザ認証処理や貸
し出し状況データをレンタルサーバ２に送信する。

【００４１】また、データベース２１は、レンタルサー
バ２から検索データが送信された場合、蓄積されている
各種ソフトから当該検索データに該当するものを検索
し、レンタルサーバ２に検索結果として通知する。

【００４２】図２は、本発明の実施形態であるレンタル
システムの新規会員登録、ソフト検索、貸し出しの処理
例を示すシーケンス図であり、図３から図１３には、各
処理におけるユーザ端末の表示例が示されている。

【００４３】まず、会員でないユーザが会員登録処理を
行う際には、インターネット１００を介してレンタルサ
ーバ２により提供される新規会員登録画面にアクセスす
る（ステップＳ１）。

【００４４】レンタルサーバ２は、ユーザ端末１に対し
て新規会員登録画面を送信し、新たに会員登録を希望す
るユーザの個人情報を問い合わせる（ステップＳ２）。

【００４５】図３は、ユーザ端末に送信される新規会員
登録画面の第１の表示例である。ユーザは、個人情報と
して、氏名、住所、電話、クレジットカード種別、クレ
ジットカード番号、銀行口座番号、といった情報を入力
してから、画面右下の送信ボタンをクリックすることに
より、レンタルサーバ２に対して個人情報を送信する
（ステップＳ３）。

【００４６】なお、図３において、クレジットカードに
よる支払い方法と銀行口座から自動引き落とし方法とが
示されているが、これらのいずれかはユーザが選択可能
なものであり、また、指定口座に対して振り込むといっ
た方法を選択することも可能である。

【００４７】ステップＳ３において、レンタルサーバ２
は、ユーザ端末１から送信された個人情報を登録するた
め、個人情報の登録依頼をデータベース２１に対して送
信する（ステップＳ４）。

【００４８】データベース２１は、レンタルサーバ２か
ら送信された個人情報の登録が終了すると、当該レンタ
ルサーバ２に対して個人情報の登録完了を通知する（ス
テップＳ５）。

【００４９】レンタルサーバ２は、データベース２１か
ら個人情報の登録完了を通知されると、ユーザ端末１に
対して各ユーザ毎に異なる会員番号を発行し、当該発行
された会員番号を送信すると共に、顧客認証処理時に用
いられるパスワードの登録を依頼する（ステップＳ
６）。

【００５０】図４は、ユーザ端末に送信される新規会員
登録画面の第２の表示例である。ユーザが確認する画面
上には、レンタルサーバ２により発行された会員番号
と、顧客認証時に用いられる当該会員番号に関連付けら
れたパスワードを登録する画面が表示されている。な
お、図４において、パスワードを４桁と指定している
が、必ずしも４桁とする必要はなく、また、数字、文
字、記号等を組み合わせたものでも登録することが可能
である。

【００５１】ユーザは、図４に示されるパスワードの登
録欄に所望の４桁の数字等を入力した後、送信をクリッ
クすることでレンタルサーバ２に対してパスワードの登
録を依頼する（ステップＳ７）。

【００５２】レンタルサーバ２は、パスワードの登録依
頼を受信すると、先に発行した会員番号に関連付けて上
記個人情報と共に管理するため、会員番号とパスワード
とをデータベース２１に登録する（ステップＳ８）。

【００５３】データベース２１は、先に登録された個人
情報と共に、ステップＳ８において送信された会員番号
及びパスワードの登録が完了すると、レンタルサーバ２
に対して登録完了を通知する（ステップＳ９）。

【００５４】レンタルサーバ２は、データベース２１か
ら会員番号及びパスワードの登録完了を通知されると、
ユーザ端末１に対して新規会員登録が完了したことを通
知する（ステップＳ１０）。

【００５５】図５は、ユーザ端末に送信される新規会員
登録画面の第３の表示例である。図５に示されるよう
に、パスワードの登録が完了したことが通知されると共
に、顧客認証処理時に会員番号とパスワードとが利用さ
れることを通知する。

【００５６】この時点で、新規会員登録が終了している
ので、ユーザは、画面に表示される「検索」、「新作情
報」、「貸し出し」のいずれかを選択することにより、
それぞれのページへジャンプすることができる。

【００５７】ここで、ユーザが「検索」をクリックした
場合の動作例を図２を参照しながら説明する。まず、ユ
ーザ端末１は、図５に示される「検索」をクリックする
ことにより、検索画面へアクセスする（ステップＳ１
１）。

【００５８】レンタルサーバ２は、ユーザ端末１からの
検索画面へのアクセス要求を受信すると、当該ユーザ端
末１を利用するユーザの会員番号及びパスワードを問い
合わせる（ステップＳ１２）。

【００５９】ユーザ端末１は、レンタルサーバ２からの
会員番号及びパスワードの問い合わせに対し、新規会員
登録時に発行された会員番号並びにユーザ自ら登録した
パスワードをレンタルサーバ２に対して送信する（ステ
ップＳ１３）。

【００６０】レンタルサーバ２は、ステップＳ１３にお
いて、ユーザ端末１から送信される会員番号とパスワー
ドに基づいてデータベース２１に対し、顧客の認証処理
を依頼する（ステップＳ１４）。

【００６１】データベース２１は、レンタルサーバ２に
て受信された会員番号とパスワードとに基づく顧客認証
処理を実行し、認証が完了した際には、その旨をレンタ
ルサーバ２に送信し（ステップＳ１５）、正当なユーザ
であることを認証する。

【００６２】レンタルサーバ２は、データベース２１か
ら顧客の認証完了の通知を受信すると、ユーザ端末１に
対して検索画面を送信する（ステップＳ１６）。

【００６３】図６は、ユーザ端末に送信される検索画面
の第１の表示例である。図６において、ユーザは、「ジ
ャンル別検索」、「タイトル別検索」、「俳優／女優別
検索」等からいずれかを選択して、検索処理を実行す
る。

【００６４】例えば、「ジャンル別検索」を選択した場
合、ユーザは、洋画、邦画、アクション、ＳＦ、コメデ
ィー、ホラー、ラブストリー、パロディー、ノンフィク
ション、といったジャンルを検索データとして指定する
ことで、レンタルサーバ２側で任意の分類されて蓄積管
理されているデータベース２１に問い合わせ、当該検索
データに基づく検索結果が表示される。この検索データ
は、必ずしも１つしか指定することができないものでな
く、複数のジャンルを組み合わせて検索することも可能
である。

【００６５】また、「タイトル別検索」を選択した場
合、ユーザは、図６の下方に設けられる空欄に、所望の
ビデオのタイトルを直接入力し、送信をクリックするこ
とにより、同一検索または前方一致検索を行うことがで
きる。また、タイトルの一部しか分からない場合でも、
それに基づいて検索処理を実行することができる。

【００６６】さらに、「俳優／女優別検索」を選択した
場合、ユーザは、タイトル別検索の場合と同様に、図６
の下方に設けられる空欄に、所望の俳優あるいは女優の
名前を直接入力し、送信をクリックすることにより、同
一検索または前方一致検索を行うことができ、名前の一
部からでも検索処理を実行することができる。

【００６７】ユーザは、上述される方法により、ユーザ
端末１から希望の検索データをレンタルサーバ２に送信
し（ステップＳ１７）、レンタルサーバ２からデータベ
ース２１に対して、当該検索データに基づく検索を依頼
する（ステップＳ１８）。

【００６８】データベース２１は、上記検索データに基
づく蓄積されているデータの検索処理を実行し、該当す
るデータのみを検索結果としてレンタルサーバ２へ送信
する（ステップＳ１９）。

【００６９】レンタルサーバ２は、データベース２１か
ら送信された検索結果をユーザ端末１に送信する（ステ
ップＳ２０）。

【００７０】図７は、ユーザ端末に送信される検索画面
の第２の表示例である。図７において、ユーザが希望す
る検索データに基づいて検索されたデータは、検索結果
が３件である場合、「１．タイトル、ビデオ番号、視聴
ボタン」といような形式で３件分の表示が行われる。

【００７１】ここで、ビデオ番号は、ユーザが貸し出し
処理を行う際に用いられる各ビデオソフト毎に設けられ
る固有の識別番号である。この番号を指定することで、
レンタルサーバ２からデータベース２１に蓄積されてい
るデータを指定する際の鍵とすることができる。

【００７２】また、ユーザは、各ビデオ番号の隣り設け
られる「視聴」ボタンをクリックすることで、各件毎に
２〜３分程度の予告編を視聴することができる。このこ
とにより、ユーザは、予告編を視聴した上で借りたいビ
デオを選定することが可能となり、従来のように内容が
分かりにくい状態で貸し出し処理を行うといった問題を
解消することができる。

【００７３】ユーザは、図７の画面にて所望のビデオソ
フトとして、どのようなものがあるかを確認した後、貸
し出しをクリックすることにより、貸し出し画面へジャ
ンプすることができる。また、図７の画面に表示される
「新作情報」ボタンは、毎月更新される新作ビデオソフ
トの情報を閲覧するためのものであり、この新作情報に
限らず、例えば、毎月の特集やサービス特典の紹介ペー
ジへアクセスするためのボタンを設けることも可能であ
る。

【００７４】レンタルサーバ２からの検索結果を確認し
たユーザは、画面上の「貸し出し」をクリックすること
により、貸し出し処理へと以降する。

【００７５】図８は、ユーザ端末に送信される貸し出し
画面の第１の表示例である。図８において、ユーザは、
貸し出しを希望するビデオのビデオ番号を入力した後、
送信をクリックすることにより、レンタルサーバ２に対
して貸し出し希望データを送信する（ステップＳ２
１）。

【００７６】レンタルサーバ２は、送信された貸し出し
希望データに基づいて、ユーザが希望するビデオのタイ
トル名、貸し出し期間、貸し出し料金、１日当りの延滞
料金、といった貸し出し情報をデータベース２１から読
み出す（ステップＳ２２）。

【００７７】ステップＳ２２において、データベース２
１から読み出された貸し出し情報は、レンタルサーバ２
からユーザ端末１に送信する（ステップＳ２３）。

【００７８】図９は、ユーザ端末に送信される貸し出し
画面の第２の表示例である。図９において、ユーザ端末
に送信される貸し出し情報として、データベース２１か
ら読み出された情報と同様に、タイトル名「○○○の△
×□○」、貸し出し期間「６／３０〜７／７」、料金
「￥３８０」、延滞料金「￥１００／１日」とが表示さ
れている。ユーザは、自分が貸し出しを希望したビデオ
ソフトのデータである場合には、「ダウンロードを希望
しますか？」の問い合わせに対して、ＯＫをクリックす
ることにより、貸し出し希望のビデオソフトのダウンロ
ード処理依頼をレンタルサーバ２を介してデータベース
２１に送信する（ステップＳ２４）。

【００７９】データベース２１は、レンタルサーバ２を
介してユーザ端末１から送信されるダウンロード依頼に
対し、ユーザにより指定されたビデオ番号のデータをユ
ーザ端末１に送信する（ステップＳ２５）。なお、デー
タベース２１に蓄積されているビデオソフトは、マスタ
ーデータを蓄積するものであり、ダウンロード処理を実
行する場合には、当該マスターデータのコピーをダウン
ロードするものである。

【００８０】レンタルサーバ２は、データベース２１か
らのダウンロード処理の実行時に、ユーザ端末１に対し
て、現在ダウンロード中である旨と貸し出されるビデオ
ソフトのダウンロードＮｏ．を通知する（ステップＳ２
６）。

【００８１】図１０は、ユーザ端末に送信される貸し出
し画面の第３の表示例である。図１０には、ユーザが貸
し出しを希望したビデオソフトが現在ダウンロード中で
あることを示すメッセージと共に、貸し出されるビデオ
ソフトのダウンロードＮｏ．「１２３４５６」が表示さ
れている。また、ユーザによりダウンロードの終了の目
安を視認するための表示が設けられている。さらに、ダ
ウンロードを希望したものの、途中で処理を中断したい
場合には、キャンセルをクリックすることにより、貸し
出し処理を中断することができる。

【００８２】データベース２１は、ユーザ端末１に対し
てのダウンロード処理が終了すると、その旨をレンタル
サーバ２に送信する（ステップＳ２７）。

【００８３】レンタルサーバ２は、データベース２１か
らダウンロード処理の終了を通知されると、ユーザ端末
１に対して貸し出し明細を通知する（ステップＳ２
８）。

【００８４】図１１は、ユーザ端末に送信される貸し出
し画面の第４の表示例である。図１１には、貸し出しダ
ウンロード処理が終了した旨、貸し出し期間や返却日の
お知らせ、ダウンロードしたビデオソフトのタイトル
名、ダウンロードＮｏ．、カード引き落としあるいは銀
行口座からの引き落とし日、といった情報が表示されて
いる。以上の貸し出し処理で終了する場合には、終了を
クリックし、新作情報や他の情報を閲覧したい場合に
は、他のボタンをクリックすることにより、それぞれの
ページへジャンプする。

【００８５】図１２は、ユーザの個人認証画面の第１の
表示例である。図１２において、ユーザは、貸し出しや
返却の処理を行う際には、まず、ユーザの個人認証を行
う必要がある。従って、ユーザ端末１からレンタルサー
バ２に貸し出し画面や返却画面へのアクセス処理を実行
する際には、アクセス要求に対して図１２に示されるよ
うな個人認証画面が送信される。

【００８６】図１２には、ユーザの会員番号並びにパス
ワードの入力画面が表示され、それぞれ入力を完了した
後、認証をクリックすることによりレンタルサーバ２を
介してデータベース２１に蓄積される個人情報との認証
処理が実行される。

【００８７】図１３は、ユーザの個人認証画面の第２の
表示例である。図１３において、データベース２１によ
る認証結果において、ユーザが正当であることを認証さ
れると、認証が完了した旨を通知すると共に、以後の処
理として、「検索」、「貸し出し」、「返却」をクリッ
クすることにより、それぞれの処理画面へとジャンプす
る。

【００８８】図１４は、本発明の実施形態であるレンタ
ルシステムの返却処理例を示すシーケンス図であり、図
１５から図１７には、返却処理におけるユーザ端末１の
表示画面が示されている。

【００８９】まず、返却処理を行う際には、ユーザ端末
１からインターネット１００を介してレンタルサーバ２
の返却画面にアクセスする（ステップＳ３１）。

【００９０】レンタルサーバ２は、ユーザ端末１からの
アクセス要求に対して、図１２に示されるような個人認
証画面を送信し、ユーザの会員番号並びにパスワードを
問い合わせる（ステップＳ３２）。

【００９１】ユーザ端末１は、レンタルサーバ２からの
会員番号及びパスワードの問い合わせに対し、新規会員
登録時に発行された会員番号並びにユーザ自ら登録した
パスワードをレンタルサーバ２に対して送信する（ステ
ップＳ３３）。

【００９２】レンタルサーバ２は、ステップＳ３３にお
いて、ユーザ端末１から送信される会員番号とパスワー
ドに基づいてデータベース２１に対し、顧客の認証処理
を依頼する（ステップＳ３４）。

【００９３】データベース２１は、レンタルサーバ２に
て受信された会員番号とパスワードとに基づく顧客認証
処理を実行し、認証が完了した際には、その旨をレンタ
ルサーバ２に送信し（ステップＳ３５）、正当なユーザ
であることを認証する。

【００９４】レンタルサーバ２は、データベース２１か
ら顧客認証完了の通知を受信すると、ユーザ端末１に対
して返却画面を送信する（ステップＳ３６）。

【００９５】図１５は、ユーザ端末に送信される返却画
面の第１の表示例である。図１５において、返却画面に
は、貸し出されたビデオソフトをダウンロードした際に
発行されたダウンロードＮｏ．の入力欄が設けられ、ユ
ーザは、当該ダウンロードＮｏ．を入力した後、送信を
クリックすることにより、このダウンロードＮｏ．をレ
ンタルサーバ２に送信する（ステップＳ３７）。

【００９６】レンタルサーバ２は、ユーザ端末１から送
信されたダウンロードＮｏ．に基づくユーザの貸し出し
状況をデータベースに確認する（ステップＳ３８）。

【００９７】データベース２１は、レンタルサーバ２１
からのダウンロードＮｏ．に基づいて、ユーザの現在の
貸し出し状況を確認した後、現在の貸し出し状況とし
て、貸し出されているビデオソフトのタイトル名、貸し
出し期間等をレンタルサーバ２に送信する（ステップＳ
３９）。

【００９８】レンタルサーバ２は、データベース２１か
ら送信される貸し出し状況の返却予定日と、現在の日付
から延滞料金が存在するか否かを判定し、延滞している
場合には、その延滞料金を算出する（ステップＳ４
０）。

【００９９】レンタルサーバ２は、ステップＳ４０にお
いて、延滞料金を算出された場合は、当該延滞料金の情
報を含んだ返却情報をユーザ端末１に対して送信する
（ステップＳ４１）。

【０１００】図１６は、ユーザ端末に送信される返却画
面の第２の表示例である。図１６においては、ユーザが
返却しようとするビデオソフトのタイトル名「○○○の
△×□○」、返却日「７／８」、延滞料金「￥１００」
といった返却情報が表示され、この内容に誤りがなけれ
ば、返却アップロードを実行するために、ＯＫをクリッ
クし、レンタルサーバ２に対してダウンロードしたビデ
オソフトのアップロード処理を行う（ステップＳ４
２）。

【０１０１】なお、ここでのアップロード処理は、貸し
出しダウンロード時にマスターデータのコピーがダウン
ロードされているので、データベース２１に対してアッ
プロードする必要はなく、コピーデータが返却されたか
否かの判定をレンタルサーバ２にて行うようにする。

【０１０２】レンタルサーバ２は、ユーザ端末１から返
却アップロードされたデータに誤りがないか確認した後
（ステップＳ４３）、ユーザ端末１に対して返却明細を
通知する（ステップＳ４４）。

【０１０３】なお、上述されるソフトの返却処理におい
て、ユーザ端末１は、レンタルサーバ２に対して、貸し
出されたソフトのダウンロードＮｏ．を送信すると同時
に、当該ユーザ端末１内に保持されている貸し出された
ソフトのデータを削除するようにしてもよい。このこと
により、一旦ダウンロードされたソフトを後日再生する
ことが不可能となり、不正に視聴されるといったことを
効果的に防止することができる。

【０１０４】図１７は、ユーザ端末に送信される返却画
面の第３の表示例である。図１７においては、返却アッ
プロードが完了した旨を通知すると共に、返却内容とし
てビデオソフトのタイトル名、返却日、延滞料金、さら
に、カード引き落としあるいは銀行口座からの自動引き
落とし日が表示されている。ユーザは、この画面によ
り、返却が完了したことを確認することができる。

【０１０５】また、本発明の実施形態であるレンタルシ
ステムにおいて、ユーザに貸し出された状態で返却が滞
っている場合、例えば、返却予定日から２〜３日のもの
に関しては電子メールで返却督促を通知し、返却予定日
から１週間経過のものに関しては電話で返却督促を行
い、返却予定日から１ヶ月経過のものに関してはデータ
が購入されたものとみなして延滞料金にソフトの購入料
金を加算した料金を課金するようにすることで、返却延
滞者に対応することも可能である。

【０１０６】なお、上述される実施形態は、本発明の好
適な実施形態であり、本発明の要旨を逸脱しない範囲内
において種々変形して実施することが可能である。例え
ば、上述される実施形態においては、本発明をレンタル
ビデオ業務に当てはめた場合を説明するものであるが、
特にレンタルビデオ業務に限定されるものでなく、音楽
ソフトやゲームソフトのレンタルに関しても同様の処理
を可能とするものである。

【０１０７】さらに、各種ソフトをダウンロードする際
に、カプセル化（暗号化）したソフトのデータをダウン
ロードし、当該データを実行する際に必要となる暗号解
除キー（電子チケット）を上述される実施形態のダウン
ロードＮｏ．として、あるいは別途発行することによ
り、返却時には、ダウンロードしたデータそのもの（コ
ピーデータ）をアップロードすることなく、単に電子チ
ケットだけをレンタルサーバに返却するといった構成も
可能である。この場合、データベースには、発行される
電子チケットと貸し出したユーザの個人情報およびダウ
ンロードＮｏ．とを対応させて管理する必要がある。こ
のことにより、一旦電子チケットを返却した後、ユーザ
端末１内に保持されているソフトを視聴しようとした場
合でも、カプセル化されているので視聴することができ
ず、効果的に不正な視聴を防止することができると共
に、不正コピーを未然に防止することができる。

【０１０８】

【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
のレンタルシステム及びその方法によれば、ユーザがレ
ンタル店にソフトを借りに行く、あるいは、返却しに行
くといった煩わしさを解消することができる。

【０１０９】また、本発明のレンタルシステム及びその
方法によれば、通信回線を介してソフトを借りる場合、
ビデオソフトの場合には予告編の視聴、音楽ソフトの場
合には一部を視聴、ゲームソフトの場合にはデモ画面を
視聴することができるので、ソフトの内容を簡略的に確
認した上で借りることが可能となる。

【０１１０】さらに、本発明のレンタルシステム及びそ
の方法によれば、実際の店舗を必要としないので、電子
仮想店舗として経営することができ、設備投資に掛かる
必要経費を大幅に削減することができる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の実施形態であるレンタルシステムの概
略を示すシステム構成図である。

【図２】新規会員登録、検索、及び貸し出しの処理例を
示すシーケンス図である。

【図３】新規会員登録画面の第１の表示例である。

【図４】新規会員登録画面の第２の表示例である。

【図５】新規会員登録画面の第３の表示例である。

【図６】検索画面の第１の表示例である。

【図７】検索画面の第２の表示例である。

【図８】貸し出し画面の第１の表示例である。

【図９】貸し出し画面の第２の表示例である。

【図１０】貸し出し画面の第３の表示例である。

【図１１】貸し出し画面の第４の表示例である。

【図１２】個人認証画面の第１の表示例である。

【図１３】個人認証画面の第２の表示例である。

【図１４】返却時の処理例を示すシーケンス図である。

【図１５】返却画面の第１の表示例である。

【図１６】返却画面の第２の表示例である。

【図１７】返却画面の第３の表示例である。

【符号の説明】

１ ユーザ端末 ２ レンタルサーバ ２１ データベース １００ インターネット

───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.⁷ 識別記号 ＦＩ テーマコート゛(参考） Ｇ０６Ｆ 17/60 ３４２ Ｇ０６Ｆ 17/60 ３４２

Claims (28)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 複数のユーザ端末と、複数のソフトを蓄
   積したデータベースを備えるレンタルサーバと、が通信
   回線を介して接続されてなるレンタルシステムであっ
   て、 前記複数のユーザ端末と前記レンタルサーバ間でのソフ
   トの貸し出し時または返却時に生じる料金を、該ソフト
   を貸し出したユーザ端末に対して課金することを特徴と
   するレンタルシステム。
2. 【請求項２】 前記データベースは、 前記複数のソフトと共に前記複数のユーザ端末毎の少な
   くとも会員番号及びパスワードをユーザ情報として蓄積
   し、 前記レンタルサーバは、 前記ユーザ端末からの接続要求時に、該ユーザ端末に対
   して会員番号及びパスワードを問い合わせ、 前記ユーザ端末から送信される会員番号及びパスワード
   と前記データベースに蓄積されるユーザ情報との照合結
   果に基づいてユーザ認証を行うことを特徴とする請求項
   １記載のレンタルシステム。
3. 【請求項３】 前記ユーザ端末は、 前記レンタルサーバに所望のソフトの貸し出し要求を送
   信し、 前記レンタルサーバは、 前記ユーザ端末からの貸し出し要求に該当するソフトを
   前記データベースから検索し、該ユーザ端末に貸し出す
   ダウンロードの実行を依頼し、 前記ダウンロード終了後、前記ソフトの貸し出し料金を
   前記ユーザ端末に対して課金することを特徴とする請求
   項２記載のレンタルシステム。
4. 【請求項４】 前記ユーザ端末は、 前記ダウンロードされたソフトを前記レンタルサーバに
   返却するアップロードを実行し、 前記レンタルサーバは、 前記アップロードが返却指定期間内に行われたか否かを
   判定し、該返却指定期間を超過している場合に、前記ソ
   フトの延滞料金を前記ユーザ端末に対して課金すること
   を特徴とする請求項２または３記載のレンタルシステ
   ム。
5. 【請求項５】 前記データベースに蓄積される複数のソ
   フトは、マスターデータとして記憶され、前記ユーザ端
   末にダウンロードされるソフトは、該マスターデータの
   コピーデータであることを特徴とする請求項１から４の
   いずれか１項に記載のレンタルシステム。
6. 【請求項６】 前記レンタルサーバは、 前記ダウンロード時に、前記貸し出されるソフトのダウ
   ンロードＮｏ．を発行し、 前記ユーザ端末は、 前記貸し出されたソフトを返却するアップロードを実行
   する際に、前記ダウンロードＮｏ．を返却することを特
   徴とする請求項３から５のいずれか１項に記載のレンタ
   ルシステム。
7. 【請求項７】 前記レンタルサーバは、 前記返却されたダウンロードＮｏ．により前記ユーザ端
   末に貸し出されたソフトの返却が返却指定期間内に行わ
   れたか否かを判定することを特徴とする請求項６記載の
   レンタルシステム。
8. 【請求項８】 前記ユーザ端末は、 前記ダウンロードＮｏ．を返却すると同時に、前記貸し
   出されたソフトを削除することを特徴とする請求項６ま
   たは７記載のレンタルシステム。
9. 【請求項９】 前記ユーザ端末は、 前記レンタルサーバに対して、前記データベースに登録
   される複数のソフトから所望のソフトを検索する検索デ
   ータを送信し、 前記レンタルサーバは、 前記検索データに基づいて前記データベースに蓄積され
   る前記複数のソフトから該当するソフトを検索し、その
   検索結果を前記ユーザ端末に送信することを特徴とする
   請求項１から８のいずれか１項に記載のレンタルシステ
   ム。
10. 【請求項１０】 前記ユーザ端末は、 前記レンタルサーバから送信される検索結果から貸し出
    し希望のソフトを選択し、前記貸し出し要求として送信
    することを特徴とする請求項９記載のレンタルシステ
    ム。
11. 【請求項１１】 前記ユーザ端末は、 前記レンタルサーバから送信される検索結果のソフトの
    視聴データを、前記レンタルサーバを介して前記データ
    ベースからダウンロードして表示することを特徴とする
    請求項９記載のレンタルシステム。
12. 【請求項１２】 前記ユーザ端末は、 前記視聴データを確認した後、貸し出し希望のソフトを
    選択し、前記貸し出し要求として送信することを特徴と
    する請求項１１記載のレンタルシステム。
13. 【請求項１３】 前記レンタルサーバは、 前記貸し出し時または前記返却時のシステム利用明細を
    前記ユーザ端末に対して電子メールで通知することを特
    徴とする請求項１から１２のいずれか１項に記載のレン
    タルシステム。
14. 【請求項１４】 複数のユーザ端末と、複数のソフトを
    蓄積したデータベースを備えるレンタルサーバと、が通
    信回線を介して接続されてなるレンタルシステムの課金
    方法であって、 前記複数のユーザ端末と前記レンタルサーバ間でのソフ
    トの貸し出し時または返却時に生じる料金を、該ソフト
    を貸し出したユーザ端末に対して課金することを特徴と
    するレンタルシステムの課金方法。
15. 【請求項１５】 前記データベースは、 前記複数のソフトと共に前記複数のユーザ端末毎の少な
    くとも会員番号及びパスワードをユーザ情報として蓄積
    し、 前記レンタルサーバは、 前記ユーザ端末からの接続要求時に、該ユーザ端末に対
    して会員番号及びパスワードを問い合わせステップと、 前記ユーザ端末から送信される会員番号及びパスワード
    と前記データベースに蓄積されるユーザ情報との照合結
    果に基づいてユーザ認証を行う認証ステップと、 を有することを特徴とする請求項１４記載のレンタルシ
    ステムの課金方法。
16. 【請求項１６】 前記ユーザ端末は、 前記レンタルサーバに所望のソフトの貸し出し要求を送
    信する貸し出し要求送信ステップを有し、 前記レンタルサーバは、 前記ユーザ端末からの貸し出し要求に該当するソフトを
    前記データベースから検索し、該ユーザ端末に貸し出す
    ダウンロードの実行を依頼するダウンロード依頼ステッ
    プと、 前記ダウンロード終了後、前記ソフトの貸し出し料金を
    前記ユーザ端末に対して課金する課金ステップと、 を有することを特徴とする請求項１５記載のレンタルシ
    ステムの課金方法。
17. 【請求項１７】 前記ユーザ端末は、 前記ダウンロードされたソフトを前記レンタルサーバに
    返却するアップロードを行う返却ステップを有し、 前記レンタルサーバは、 前記アップロードが返却指定期間内に行われたか否かを
    判定する判定ステップを有し、 前記返却指定期間を超過している場合に、前記ソフトの
    延滞料金を前記ユーザ端末に対して前記課金ステップに
    よる課金を行うことを特徴とする請求項１５または１６
    記載のレンタルシステムの課金方法。
18. 【請求項１８】 前記データベースに蓄積される複数の
    ソフトは、マスターデータとして記憶され、前記ユーザ
    端末にダウンロードされるソフトは、該マスターデータ
    のコピーデータであることを特徴とする請求項１５から
    １７のいずれか１項に記載のレンタルシステムの課金方
    法。
19. 【請求項１９】 前記レンタルサーバは、 前記ダウンロード時に、前記貸し出されるソフトのダウ
    ンロードＮｏ．を発行するダウンロードＮｏ．発行ステ
    ップを有し、 前記ユーザ端末は、 前記返却ステップにより前記貸し出されたソフトをアッ
    プロードする際に、前記ダウンロードＮｏ．を返却する
    ことを特徴とする請求項１５から１８のいずれか１項に
    記載のレンタルシステムの課金方法。
20. 【請求項２０】 前記判定ステップは、 前記返却されたダウンロードＮｏ．により前記ユーザ端
    末に貸し出されたソフトの返却が返却指定期間内に行わ
    れたか否かを判定することを特徴とする請求項１９記載
    のレンタルシステムの課金方法。
21. 【請求項２１】 前記ユーザ端末は、 前記返却ステップにより前記ダウンロードＮｏ．を返却
    すると同時に、前記貸し出されたソフトを削除する削除
    ステップを有することを特徴とする請求項１９または２
    ０記載のレンタルシステムの課金方法。
22. 【請求項２２】 前記ユーザ端末は、 前記レンタルサーバに対して、前記データベースに登録
    される複数のソフトから所望のソフトを検索する検索デ
    ータを送信する検索データ送信ステップを有し、 前記レンタルサーバは、 前記検索データに基づいて前記データベースに蓄積され
    る前記複数のソフトから該当するソフトを検索する検索
    ステップと、 前記検索ステップによる検索結果を前記ユーザ端末に送
    信する検索結果送信ステップを有することを特徴とする
    請求項１６から２１のいずれか１項に記載のレンタルシ
    ステムの課金方法。
23. 【請求項２３】 前記ユーザ端末は、 前記検索結果送信ステップにより送信された前記検索結
    果から貸し出し希望のソフトを選択し、前記貸し出し要
    求ステップによる貸し出し要求を送信することを特徴と
    する請求項２２記載のレンタルシステムの課金方法。
24. 【請求項２４】 前記ユーザ端末は、 前記レンタルサーバから送信される検索結果のソフトの
    視聴データを、前記レンタルサーバを介して前記データ
    ベースからダウンロードして表示する表示ステップを有
    することを特徴とする請求項２２記載のレンタルシステ
    ムの課金方法。
25. 【請求項２５】 前記ユーザ端末は、 前記表示ステップにより前記視聴データを確認した後、
    貸し出し希望のソフトを選択し、前記貸し出し要求ステ
    ップによる貸し出し要求を送信することを特徴とする請
    求項２４記載のレンタルシステムの課金方法。
26. 【請求項２６】 前記レンタルサーバは、 前記貸し出し時または前記返却時のシステム利用明細を
    前記ユーザ端末に対して電子メールで通知する通知ステ
    ップを有することを特徴とする請求項１６から２５のい
    ずれか１項に記載のレンタルシステムの課金方法。
27. 【請求項２７】 前記レンタルサーバは、 新たなユーザ端末からのアクセスに対し、新規会員の登
    録を行う新規会員登録ステップを有することを特徴とす
    る請求項１６から２６のいずれか１項に記載のレンタル
    システムの課金方法。
28. 【請求項２８】 前記課金ステップは、 前記新規会員登録ステップにより登録された前記ユーザ
    端末の新規会員登録料金を該ユーザ端末に課金すること
    を特徴とする請求項２７記載のレンタルシステムの課金
    方法。