JP2002189957A

JP2002189957A - ソフトレンタル方式

Info

Publication number: JP2002189957A
Application number: JP2000387585A
Authority: JP
Inventors: Tadashi Sawajima; 忠澤島
Original assignee: NEC Fielding Ltd
Current assignee: NEC Fielding Ltd
Priority date: 2000-12-20
Filing date: 2000-12-20
Publication date: 2002-07-05

Abstract

(57)【要約】【課題】レンタル店に出かけること無くレンタルソフト
を入手でき、かつレンタルソフトを返却でき、ソフト不
正使用の防止を図る。【解決手段】レンタルソフトサーバ１はレンタルソフト
の情報処理を行う。ユーザ端末２はレンタルしたいソフ
トの入力処理および表示処理を行う。クレジット会社サ
ーバ３はクレジットカードの決済処理を行う。ネットワ
ーク１０はレンタルソフトサーバ１、ユーザ端末２、ク
レジット会社サーバ３を接続する。視聴専用プログラム
４はレンタルソフトの視聴を行う。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】本発明はソフトレンタル方式
に関し、特に画像データ、音楽データ、コンピュータプ
ログラムのようなソフトをネットワークを経由してユー
ザにレンタルするソフトレンタル方式に関する。

【０００２】

【従来の技術】近年、映画や人気ドラマのビデオ、音楽
ＣＤ等の多種多様なソフトが、購入するよりも低価格で
レンタルすることができるので、この種のビジネスが好
況である。

【０００３】従来のソフトレンタル方式は、レンタルビ
デオをデータ化したとしても、このデータを記録するた
めの記憶媒体を持参してレンタル店まで出向き、店で記
録して貰う必要があるため、ユーザ側からすればレンタ
ル時にディスク状記憶媒体を持参し店舗に出向くことに
は面倒さがある。

【０００４】一方、貸し出す側（店舗側）からすれば全
国各地に店舗の設置が必要となり、経費が増加する割に
は、既設のレンタルビデオ店との顕著な相違は見あたら
ない。

【０００５】また、貸し出し期限を記憶媒体の管理トラ
ックに書き込むことにより貸し出し期限を管理してい
が、この方法ではデータを別の記憶媒体にコピーしてし
まうと、管理情報にもとづく管理ができなくなり、その
結果管理を行っていないのと同様になり、データの不正
使用に対する対策が不十分と言う面がある。

【０００６】このような技術の一例として、特開平６−
３４９１９６号公報記載の「ディジタル情報記録再生装
置」が知られている。

【０００７】この公報では、オーディオやビデオソフト
を電波もしくは回線を介して販売やレンタルするシステ
ムに対して、記録する情報の種類、記録日時等を制御情
報として記録し、再生時に制御情報により再生するかど
うかの判断を行い、レンタル期間等を容易に管理する技
術が記載されている。

【０００８】

【発明が解決しようとする課題】上述した従来のソフト
レンタル方式は、レンタルビデオをデータ化したとして
も、このデータを記録するための記憶媒体を持参してレ
ンタル店まで出向き記録して貰う必要があるため、ユー
ザ側からすれば記憶媒体を持参し店舗に出向くことには
面倒さがあるという欠点を有している。

【０００９】一方、貸し出す側（店舗側）からすれば全
国各地に店舗の設置が必要となり、経費が増加するとい
う欠点を有している。

【００１０】また、貸し出し期限を記憶媒体の管理トラ
ックに書き込むことにより貸し出し期限を管理してい
が、この方法ではデータを別の記憶媒体にコピーしてし
まうと、管理情報にもとづく管理ができなくなり、その
結果管理を行っていないのと同様になり、データの不正
使用に対する対策が不十分という欠点を有している。

【００１１】本発明の目的は、レンタル店に出かけるこ
と無くレンタルソフトを入手でき、かつレンタルソフト
を返却でき、ソフトの不正使用の防止が図れるソフトレ
ンタル方式を提供することにある。

【００１２】

【課題を解決するための手段】本発明のソフトレンタル
方式は、映画、音楽用のレンタルソフトの情報処理を行
うレンタルソフトサーバと、レンタルしたい前記レンタ
ルソフトを視聴専用プログラムにより視聴し、前記レン
タルソフトの入力処理及び表示処理を行うユーザ端末
と、前記レンタルソフトの決済処理をクレジットカード
により行うクレジット会社サーバと、前記レンタルソフ
トサーバ、前記ユーザ端末及び前記クレジット会社サー
バを接続するネットワークとを備えたことを特徴として
いる。

【００１３】前記レンタルソフトサーバは、前記ユーザ
端末にタイトル集を表示させ、前記ユーザ端末から送信
されたタイトル選択情報やレンタル期間の情報にもとづ
き、前記レンタルソフト自体の空きデータエリアにレン
タル期間、レンタル期間延長処理時に使用するダウンロ
ード用のＩＤデータを書き込み、前記ユーザ端末に送信
する機能を有することを特徴としている。

【００１４】前記ユーザ端末は、前記レンタルソフトサ
ーバから送信されたタイトル集を表示し、この表示され
たタイトル集から希望のレンタルソフトを選択し、希望
するレンタル期間を指定し、前記レンタルソフトサーバ
に送信し、前記レンタルソフトサーバからダウンロード
されてきたデータを再生することを特徴としている。

【００１５】前記クレジット会社サーバは、前記ユーザ
端末から前記レンタルソフトサーバを経由して送られて
きたクレジットカード番号やパスワードが正確であれば
ユーザに請求処理を行うと共に、前記レンタルソフトサ
ーバにクレジット処理が正常に終わったことを通知する
ことを特徴としている。

【００１６】前記ユーザ端末が有する視聴専用プログラ
ムは、前記レンタルソフトサーバからダウンロードされ
てきたデータを再生し、再生時にレンタル期間が終了し
ていれば前記ダウンロードＩＤを使用することにより、
レンタル期間の延長或いは前記レンタルソフト削除のい
ずれかをユーザに選択させて処理を行うことを特徴とし
ている。

【００１７】前記視聴専用プログラムは、レンタル期間
が終了しているにも拘らずユーザがこの視聴専用プログ
ラムを使用して視聴を行うと、レンタル期間が過ぎてい
てこのままでは視聴できないことを前記ユーザ端末に表
示し通知すると共に、レンタル期間の延長を行うかレン
タルソフトを削除していいかの確認を行い、前記レンタ
ルソフトを削除しても良い場合は、前記ユーザ端末に削
除許可の確認を行い、削除許可を受けた後、前記レンタ
ルソフトの削除を行うことを特徴としている。

【００１８】前記ユーザ端末は、レンタル期間の延長を
希望するときは、前記ネットワークを経由して前記レン
タルソフトサーバに接続し、前記ダウンロードＩＤと延
長期間を入力し、前記レンタルソフトサーバは、前記ダ
ウンロードＩＤと延長期間から延長料金を算出し、前記
ユーザ端末に表示し、この表示された延長期間や延長料
金の内容を確認し、正しければクレジット会社の番号、
パスワード、クレジットオンライン決済に必要な情報を
入力し、この入力された情報は、前記ユーザ端末から前
記レンタルソフトサーバを経由して前記クレジット会社
サーバに送信され、前記クレジット会社サーバは情報が
正確であればクレジット決済処理を行うと共に、決済処
理が正しく行われたことを前記レンタルソフトサーバに
通知し、前記レンタルソフトサーバが、正常にクレジッ
ト処理が行われたことを確認すると、延長用パスワード
を前記ユーザ端末に表示し、この延長用パスワードを前
記ユーザ端末から入力することで延長処理を行い、前記
視聴専用プログラムはレンタルソフトに書き込まれてい
るレンタル期間を更新することを特徴としている。

【００１９】また、前記レンタルソフトは、画像デー
タ、音楽データ、コンピュータ用プログラムであること
を特徴としている。

【００２０】

【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。

【００２１】図１は本発明のソフトレンタル方式の一つ
の実施の形態を示すブロック図である。

【００２２】図１に示す本実施の形態は、レンタルソフ
トの情報処理を行うレンタルソフトサーバ１と、レンタ
ルしたいソフトの入力処理および表示処理を行うユーザ
端末２と、クレジットカードの決済処理を行うクレジッ
ト会社サーバ３と、それらを接続するネットワーク１０
と、ユーザ端末２が含むソフトの視聴専用プログラム４
とから構成されている。

【００２３】次に、図１を参照して本実施の形態の動作
をより詳細に説明する。

【００２４】情報伝達のための情報処理装置であるレン
タルソフトサーバ１は、ユーザ端末２にタイトル集を表
示させ、またユーザ端末２から送信されたタイトル選択
情報やレンタル期間の情報にもとづき、レンタルソフト
自体の空きデータエリアにレンタル期間、レンタル期間
延長処理時に使用するダウンロードＩＤのデータを書き
込み、ユーザ端末２に送信する機能を有する。

【００２５】ユーザ端末２はパーソナルコンピュータ等
の情報処理装置であり、レンタルソフトサーバ１から送
信されたタイトル集を表示し、また表示されたタイトル
集から希望レンタルソフトをユーザに選択させ、ユーザ
が希望するレンタル期間をレンタルソフトサーバ１に送
信し、或いはレンタルソフトサーバ１からダウンロード
されてきたデータを再生する機能を持つ。

【００２６】レンタルソフトを利用したいユーザは、ユ
ーザ端末２を通してネットワーク１０経由でレンタルソ
フトサーバ１に接続する。接続されたレンタルソフトサ
ーバ１は、初期タイトル情報とともに入力画面や選択画
面をユーザ端末２に送信する。ユーザは、ユーザ端末２
に表示された画面の内容にもとづき、タイトル選択情報
をユーザ端末２に入力する。

【００２７】また、クレジットの決済処理を行う情報処
理装置であるクレジット会社サーバ３は、ユーザ端末２
からレンタルソフトサーバ１を経由して、クレジット会
社サーバ３に送られたクレジット番号やパスワードが正
確であれば、ユーザに請求処理を行う手順を取ると共
に、レンタルソフトサーバ１にクレジット処理が正常に
終わったことを通知する。

【００２８】ユーザ端末２内の視聴専用プログラム４
は、レンタルソフトサーバ１からダウンロードされてき
たデータを再生する機能を持つ。再生時にレンタル期間
が終了していればダウンロードＩＤを使用することによ
り、レンタル期間の延長或いはレンタルソフト削除のい
ずれかをユーザに選択させて処理を行う。

【００２９】ネットワーク１０は、インターネットのよ
うな情報伝送網であり、これを介してレンタルソフトサ
ーバ１、ユーザ端末２、クレジット会社サーバ３の間を
接続し、情報の交換やレンタルソフトのダウンロードを
行う。

【００３０】次に、レンタルソフトとして、レンタルビ
デオの動画をディジタルデータにする場合を説明する。
レンタルソフトを視聴したいユーザは、ユーザ端末２を
使用してネットワーク１０を経由し、レンタルソフトサ
ーバ１に接続する。接続が終わったことを確認したレン
タルソフトサーバ１は、現在貸し出し可能なレンタルソ
フトの一覧からユーザが希望する物を選択するのに必要
な例えば洋画やコメディ等の分類情報を示すジャンルと
初期タイトル情報を入力し選択する画面をユーザ端末２
に送信する。

【００３１】図２はジャンル、タイトルの表示画面の一
例を示す図である。

【００３２】図２を参照して、ユーザは、ユーザ端末２
に表示されているレンタルソフトサーバ１から送信され
てきたジャンル、初期タイトル情報をもとに、画面の手
順に沿って入力や選択を行い、レンタルしたいソフトの
絞り込み情報としてのジャンル、タイトル選択情報を入
力してレンタルソフトサーバ１に送信する。レンタルソ
フトサーバ１は、ユーザ端末２から送信されてきたジャ
ンル、タイトル選択情報をもとに、現在レンタル可能な
ソフトウエアから該当するソフトウエアを選択し、選択
されたソフトウエアの集まりを示すタイトル集をユーザ
端末２に送信する。レンタルソフトサーバ１から送信さ
れてきたタイトル集を表示したユーザ端末２は、レンタ
ル可能なソフトウエアを入力する画面を出力し、ユーザ
に入力を促す。

【００３３】図３はジャンル、タイトル、レンタル期間
の表示画面の一例を示す図である。

【００３４】図３を参照して、ユーザは、レンタルした
いソフトウエアのジャンル、タイトルをユーザ端末２に
選択して入力することで、レンタルソフトサーバ１に送
信する。レンタルソフトサーバ１は転送されてきたレン
タルソフトのジャンル、タイトルから標準的な期間のレ
ンタル料金を算出して、ユーザ端末２に送信する。ユー
ザ端末２に表示されたレンタルソフトのジャンル、タイ
トルと標準的な期間から、ユーザは希望するレンタル期
間をユーザ端末２に入力し、レンタルソフトサーバ１に
送信する。

【００３５】図４はクレジット情報入力の表示画面の一
例を示す図である。

【００３６】図４を参照して、レンタルソフトサーバ１
は、レンタルソフトのジャンル、タイトルとレンタル期
間、レンタル料金の情報をユーザ端末２に返送すると共
に、銀行と商店やデパートなどが提携して行う信用販売
制度であるクレジット処理に必要な項目であるクレジッ
トカード会社名、利用者名、クレジット会社のカード番
号とパスワードの入力をユーザに促すために、ユーザ端
末２に入力欄の画面を送信する。ユーザ端末２は送られ
てきたクレジットの入力欄を表示する。

【００３７】ユーザは入力欄に決済を行うため、ユーザ
端末２の画面にクレジット会社のカード番号とクレジッ
トカードの番号と一致したパスワード等、クレジットオ
ンライン決済に必要な情報を入力する。このユーザ端末
２に入力されたクレジット会社のカード番号とパスワー
ドの情報は、ユーザ端末２からレンタルソフトサーバ１
に送信される。レンタルソフトサーバ１は、ユーザ端末
２から送信されてきたクレジット会社のカード番号とパ
スワード、クレジット金額であるレンタル料金を、決済
のためにクレジット会社サーバ３に転送する。クレジッ
ト会社サーバ３は、レンタルソフトサーバ１から送信さ
れてきた顧客のクレジット会社のカード番号、クレジッ
ト会社のカード番号と一致したパスワードが正しけれ
ば、クレジット金額を決済する。

【００３８】その後、レンタルソフトサーバ１に送信さ
れ、このレンタルソフトサーバ１からクレジット会社サ
ーバ３に送信される。情報が正確であればクレジット会
社サーバ３は決済処理を行うと共に、クレジット決済終
了情報をレンタルソフトサーバ１に通知する。

【００３９】クレジット会社サーバ３からクレジット決
済終了情報の通知を受けたレンタルソフトサーバ１は、
決済終了とダウンロード開始の情報をユーザ端末２に通
知する。クレジット会社サーバ３は、クレジット決済が
終わったことを示すクレジット決済終了情報をレンタル
ソフトサーバ１に送信する。送信されたクレジット決済
終了情報を確認したレンタルソフトサーバ１は、レンタ
ルソフト内にレンタル期間と、一回一回のダウンロード
毎にダウンロードデータに付与するダウンロードＩＤを
書き込み、ユーザ端末２にダウンロードを行う。

【００４０】ユーザはこのユーザ端末２に表示されたレ
ンタルソフトのジャンル、タイトル、レンタル期間、ク
レジット決済終了情報の確認行い、正しければユーザ端
末２に確認完了の入力を行う。ユーザ端末２は確認完了
入力されたことダウンロード開始の指示をレンタルソフ
トサーバ１に送る。

【００４１】ダウンロード開始の指示をユーザ端末２か
ら受けたレンタルソフトサーバ１は、レンタルの開始日
および終了の日時情報、ダウンロードＩＤを書き込んだ
レンタルソフトをユーザ端末２へ送信（ダウンロード）
する。ユーザ端末２にダウンロードが終わった段階でユ
ーザは、ユーザ端末２内の視聴専用プログラム４を用い
てソフトを視聴する。視聴専用プログラム４は、期限を
越えてユーザが視聴しようとした場合に警告を発し、ダ
ウンロードＩＤを用い視聴期間の延長処理を行うか、延
長処理を行わないならばダウンロードされたソフトの削
除処理を行う。

【００４２】レンタルソフトサーバ１からユーザ端末２
へのダウンロード（送信）が終了すると、ユーザはその
データをもとにしてユーザ端末２内の視聴専用プログラ
ム４を用いてレンタル期間中にレンタルソフトの視聴を
行う。

【００４３】レンタル期間が終了しているにもかかわら
ず、ユーザが視聴専用プログラム４を使用して視聴を行
うと、視聴専用プログラム４はレンタル期間が過ぎてい
てこのままでは視聴できないことをユーザ端末２に表示
し、ユーザに通知すると共にレンタル期間の延長を行う
か、レンタルソフトを削除していいかの確認をユーザに
対し行う。

【００４４】ユーザは、レンタルソフトを削除しても良
い場合は、ユーザ端末２に削除確認完了入力を行い、削
除許可の確認完了を視聴専用プログラム４に対して行
う。削除許可を受けた視聴専用プログラム４は、レンタ
ルソフトの削除を行う。

【００４５】ユーザがレンタル期間の延長を希望すると
きは、ユーザ端末２を用いてネットワーク１０を経由し
てレンタルソフトサーバ１に接続し、ダウンロードＩＤ
と延長期間を入力する。レンタルソフトサーバ１は、ダ
ウンロードＩＤと延長期間から延長料金を算出し、ユー
ザ端末２の画面に表示する。

【００４６】ユーザは、ユーザ端末２に表示された延長
期間や延長料金の内容を確認し、正しければクレジット
会社のカード番号、パスワード等、クレジットオンライ
ン決済に必要な情報をユーザ端末２に入力する。このユ
ーザ端末２に入力された情報は、ユーザ端末２からレン
タルソフトサーバ１を経由してクレジット会社サーバ３
に送られる。情報が正確であればクレジット会社サーバ
３はクレジット決済処理を行うと共に、決済処理が正し
く行われたことをクレジット会社サーバ３からレンタル
ソフトサーバ１に通知する。

【００４７】レンタルソフトサーバ１が、正常にクレジ
ット処理が行われたことをクレジット会社サーバ３から
送信された内容で確認すると、延長用パスワードをユー
ザ端末２に表示する。ユーザは、この延長用パスワード
をユーザ端末２から入力することで延長処理が行われ、
視聴専用プログラム４はレンタルソフトに書き込まれて
いるレンタル期間を更新する。

【００４８】また、ユーザがユーザ端末２の時刻を変更
してレンタル期間外に視聴するのを防ぐため、視聴専用
プログラム４は視聴が行われる度にレンタルソフト内に
視聴開始日時を追加記録し、次回の視聴時にこの記録さ
れた時間と現在のユーザ端末２の時刻を比較する。記録
された時間よりも現在のユーザ端末２の時刻が以前のと
きは、不正使用を警告して不正使用を防止する。

【００４９】なお、レンタル期間をデータ自身に書き込
むことにより、ユーザが視聴を行うときにデータが他の
記憶媒体にコピーされていても管理情報が引き継がれて
いるので、視聴専用プログラム４が不正使用をチェック
できるため、不正使用を防止できることになる。

【００５０】上述の通り、従来ではソフトウエアの一つ
であるビデオテープのレンタルは、テープ媒体をレンタ
ルビデオ店に借りに行き、視聴が終われば返すシステム
に対して、テープ媒体のアナログデータをディジタルデ
ータに置き換え、ダウンロードＩＤとレンタル期間をデ
ータ内に書き込み、このデータをネットワーク１０より
ダウンロードすることでユーザ端末２内の視聴専用プロ
グラム４を用い、レンタル期間の間、視聴可能なソフト
ウエアをレンタルすることができる。

【００５１】また、レンタル期間を終了していたとき
は、レンタル業者は視聴専用プログラムが保持する該当
データの消去機能により消去させることができるので、
レンタルソフトの不正継続使用を防止させることができ
る。

【００５２】

【発明の効果】以上説明したように、本発明のソフトレ
ンタル方式は、レンタル行為を端末およびサーバを対象
に行うことができるので、ユーザはレンタル店に出かけ
ること無くレンタルソフトを入手でき、かつレンタルソ
フトを返却することができるという効果を有している。

【００５３】また、レンタル業者は全国に店舗を設置す
る必要がないので、店員を新たに配置しなくても済むと
いう効果を有している。

【００５４】さらに、ビデオテープでレンタルしている
現状では在庫本数以上貸し出すことはできないが、レン
タルソフトをデータにしたことにより在庫数と云う上限
が無くなるので、レンタル希望のユーザは在庫不足によ
り待つ必要が無くなるという効果を有している。

【００５５】さらにまた、レンタルソフトの中に有効期
間を書き込んでいるので、ソフトの不正使用の防止が図
れるという効果を有している。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明のソフトレンタル方式の一つの実施の形
態を示すブロック図である。

【図２】ジャンル、タイトルの表示画面の一例を示す図
である。

【図３】ジャンル、タイトル、レンタル期間の表示画面
の一例を示す図である。

【図４】クレジット情報入力の表示画面の一例を示す図
である。

【符号の説明】

１レンタルソフトサーバ２ユーザ端末３クレジット会社サーバ４視聴専用プログラム１０ネットワーク

Claims

【特許請求の範囲】

【請求項１】映画、音楽用のレンタルソフトの情報処
理を行うレンタルソフトサーバと、レンタルしたい前記
レンタルソフトを視聴専用プログラムにより視聴し、前
記レンタルソフトの入力処理及び表示処理を行うユーザ
端末と、前記レンタルソフトの決済処理をクレジットカ
ードにより行うクレジット会社サーバと、前記レンタル
ソフトサーバ、前記ユーザ端末及び前記クレジット会社
サーバを接続するネットワークとを備えたことを特徴と
するソフトレンタル方式。
【請求項２】前記レンタルソフトサーバは、前記ユー
ザ端末にタイトル集を表示させ、前記ユーザ端末から送
信されたタイトル選択情報やレンタル期間の情報にもと
づき、前記レンタルソフト自体の空きデータエリアにレ
ンタル期間、レンタル期間延長処理時に使用するダウン
ロード用のＩＤデータを書き込み、前記ユーザ端末に送
信する機能を有することを特徴とする請求項１記載のソ
フトレンタル方式。
【請求項３】前記ユーザ端末は、前記レンタルソフト
サーバから送信されたタイトル集を表示し、この表示さ
れたタイトル集から希望のレンタルソフトを選択し、希
望するレンタル期間を指定し、前記レンタルソフトサー
バに送信し、前記レンタルソフトサーバからダウンロー
ドされてきたデータを再生することを特徴とする請求項
１又は請求項２記載のソフトレンタル方式。
【請求項４】前記クレジット会社サーバは、前記ユー
ザ端末から前記レンタルソフトサーバを経由して送られ
てきたクレジットカード番号やパスワードが正確であれ
ばユーザに請求処理を行うと共に、前記レンタルソフト
サーバにクレジット処理が正常に終わったことを通知す
ることを特徴とする請求項１、２又は３記載のソフトレ
ンタル方式。
【請求項５】前記ユーザ端末が有する視聴専用プログ
ラムは、前記レンタルソフトサーバからダウンロードさ
れてきたデータを再生し、再生時にレンタル期間が終了
していれば前記ダウンロードＩＤを使用することによ
り、レンタル期間の延長或いは前記レンタルソフト削除
のいずれかをユーザに選択させて処理を行うことを特徴
とする請求項１、２、３又は４記載のソフトレンタル方
式。
【請求項６】前記視聴専用プログラムは、レンタル期
間が終了しているにも拘らずユーザがこの視聴専用プロ
グラムを使用して視聴を行うと、レンタル期間が過ぎて
いてこのままでは視聴できないことを前記ユーザ端末に
表示し通知すると共に、レンタル期間の延長を行うかレ
ンタルソフトを削除していいかの確認を行い、前記レン
タルソフトを削除しても良い場合は、前記ユーザ端末に
削除許可の確認を行い、削除許可を受けた後、前記レン
タルソフトの削除を行うことを特徴とする請求項５記載
のソフトレンタル方式。
【請求項７】前記ユーザ端末は、レンタル期間の延長
を希望するときは、前記ネットワークを経由して前記レ
ンタルソフトサーバに接続し、前記ダウンロードＩＤと
延長期間を入力し、前記レンタルソフトサーバは、前記
ダウンロードＩＤと延長期間から延長料金を算出し、前
記ユーザ端末に表示し、この表示された延長期間や延長
料金の内容を確認し、正しければクレジット会社の番
号、パスワード、クレジットオンライン決済に必要な情
報を入力し、この入力された情報は、前記ユーザ端末か
ら前記レンタルソフトサーバを経由して前記クレジット
会社サーバに送信され、前記クレジット会社サーバは情
報が正確であればクレジット決済処理を行うと共に、決
済処理が正しく行われたことを前記レンタルソフトサー
バに通知し、前記レンタルソフトサーバが、正常にクレ
ジット処理が行われたことを確認すると、延長用パスワ
ードを前記ユーザ端末に表示し、この延長用パスワード
を前記ユーザ端末から入力することで延長処理を行い、
前記視聴専用プログラムはレンタルソフトに書き込まれ
ているレンタル期間を更新することを特徴とする請求項
２又は請求項４記載のソフトレンタル方式。
【請求項８】前記レンタルソフトは、画像データ、音
楽データ、コンピュータ用プログラムであることを特徴
とする請求項１、２、３、４、５，６又は７記載のソフ
トレンタル方式。