JP2002366461A - サーバ装置、ログ情報管理システムおよびログ情報管理方法 - Google Patents

サーバ装置、ログ情報管理システムおよびログ情報管理方法

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JP2002366461A
JP2002366461A JP2001175680A JP2001175680A JP2002366461A JP 2002366461 A JP2002366461 A JP 2002366461A JP 2001175680 A JP2001175680 A JP 2001175680A JP 2001175680 A JP2001175680 A JP 2001175680A JP 2002366461 A JP2002366461 A JP 2002366461A
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information
log
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JP2001175680A
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Hideaki Nishino
秀明 西野
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Original Assignee
Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 番号情報からWebページなどオブジェクト
の格納場所を示す情報に変換するサービスにおいてもち
いられ、変換回数などの動作実績についての情報をも秘
匿性高く管理できるようにする。 【解決手段】 受信部11Rにより、利用者の携帯電話
端末などからのWebページアクセス用番号情報を受信
し、この受信した番号情報に対応するURLをハードデ
ィスク42の変換データベースから検索し、検索の結果
得られたURLを送信部11Sを通じて要求元に返信す
る。このとき、検索に関するログ情報を生成し、これを
暗号化してハードディスク52のログファイルに格納す
る。ログファイルへのアクセス権は、特定の者にだけ設
定され、他人にログデータの改ざんや消去が行なわれな
いようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、例えば、インタ
ーネットなどの通信ネットワークを通じてコンテンツ提
供サーバに簡単にアクセスできるようにするサービスを
提供するサーバ装置、このサーバ装置のログ情報を管理
するためのログ情報管理システムおよびログ情報管理方
法に関する。
【0002】
【従来の技術】インターネットに接続されたWWW(W
orld Wide Web)サーバ(以下、Webサ
ーバという。)にマルチメディアコンテンツであるいわ
ゆるWebページを格納し、このWebページをインタ
ーネットを通じて不特定多数の人に閲覧してもらうよう
にすることが広く行なわれている。
【0003】具体的には、Webページを通じて、各種
物品や各種ソフトウエアなどの販売を行なうようにした
り、また、店舗や企業の宣伝を行なうようにしたり、ま
た、企業や各種団体、あるいは、個人などが自分の有す
る情報を多数の人に提供したりするなどのことが行なわ
れている。
【0004】そして、目的とするWebページを閲覧す
るためには、パーソナルコンピュータや携帯電話端末な
どのインターネットに接続可能な通信機器において、W
ebページ閲覧用のソフトウエアであるブラウザを起動
し、目的とするWebページが格納されているWebサ
ーバにアクセスすることにより、その目的とするWeb
ページを閲覧するようにする。
【0005】この場合、目的とするWebページの格納
先をいわゆる検索エンジンを用いて検索して、その目的
とするWebページを閲覧することが可能である。しか
し、目的とするWebページのURL(Uniform
Resource Locator)が、例えば雑誌
などに掲載されるなどして予め分かっている場合には、
そのURLを用いて目的とするWebページに直接にア
クセスすることも可能である。
【0006】このURLは、例えば、http://w
ww.xxxxx.co.jp/…というように、多数
のアルファベットや記号などからなるものであり、これ
をいちいち使用者がパーソナルコンピュータのキーボー
ドや携帯電話端末のテンキーなどを用いて入力するのは
面倒であり、しばしば入力間違いも発生する。
【0007】このため、URLに対して1桁以上の数字
のみからなる番号情報を対応付けて、この対応付けた番
号情報によって目的とするWebページにアクセスでき
るようにするいわゆるインターネットナンバサービスの
提供が行なわれるようになってきている。このサービス
は、番号情報とURLとを1対1に対応させた変換テー
ブルを有する変換サーバをインターネット上に設けるこ
とにより実現される。
【0008】変換サーバは、利用者のパーソナルコンピ
ュータや携帯電話端末から番号情報が送信されてきたと
きには、その番号情報に対応するURLを変換テーブル
から検索し、その結果得られたURLを要求元のパーソ
ナルコンピュータや携帯電話端末に返信する。
【0009】これにより、利用者のパーソナルコンピュ
ータや携帯電話端末は、URLに対応付けられている番
号情報を入力するだけで目的とするWebページのUR
Lを得ることができるので、URLをいちいち入力する
ことなく、返信されてきたURLを用いて目的とするW
ebページにアクセスし、これを閲覧することができる
ようにされている。特に、携帯電話端末の利用者にとっ
ては、URLを入力することなく、電話番号と同じよう
に番号情報の入力のみによって目的するWebページに
アクセスすることができるので、非常に便利である。
【0010】一方、上述の変換サーバを運営する事業者
は、例えば、URLを有する店舗や企業に対してURL
に対応させる番号情報を有料にて貸与することにより利
益が得られる。また、自己のURLに対して対応付ける
番号情報の貸与を受ける店舗や企業側にとっては、電話
番号と同様に番号入力だけで自己のWebページにアク
セスすることができるようにされるので、自己のWeb
ページへのアクセス件数の増加が期待でき、Webペー
ジの利用を促進させる有効な手段として用いられるよう
になってきている。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前述したよ
うに、インターネット上に変換サーバを設け、この変換
サーバにより番号情報をURLに変換するようにするサ
ービスにおいては、番号情報の貸与にビジネスの主眼が
おかれており、番号情報をURLに変換することにより
利益を得る仕組みにはなっていない。
【0012】例えば、自己のURLを有する企業Aと企
業Bとに、それぞれ10桁の異なる番号情報を貸与した
場合、所定期間内において、企業Aに貸与した番号情報
からのURLへの変換回数が数百回であったのに対し、
企業Bに貸与した番号情報からのURLへの変換回数が
数万回であった場合には、変換サーバは企業Bのために
動作していた場合の方が多いと言える。
【0013】しかし、番号情報からURLへの変換回数
は、番号情報の貸与に対する課金には何ら影響を及ぼさ
ない。このため、企業Aにとって番号情報の貸与を受け
ることによりよりかかる課金が割高になる場合があると
考えられる。また、変換サーバを運営する事業者におい
ても、変換サーバの動作に応じて利益を得られないこと
は不利益となる場合もあると考えられる。
【0014】さらに、番号情報からULRに変換する変
換サーバ自体を貸し出すなどして、変換サーバを複数箇
所に設置するようにすることも考えられる。このような
場合であっても、変換サーバを貸し出すようにした事業
者が、単に変化サーバの貸し出し量を徴収できるだけで
なく、番号情報からURLへの変換回数に応じて、場番
号情報を貸与したものに対して課金を行なうようにした
い場合もある。
【0015】しかしながら、番号情報からのURLへの
変換回数をも考慮した課金を行なう場合には、実際の正
確な変換回数に応じて適正に課金処理を行なえなけれ
ば、変換サーバを運営する事業者の利益が害される場合
があるばかりでなく、番号情報の貸与を受けた者が不利
益を被る場合もあると考えられる。つまり、URLが対
応付けられる番号情報毎に、URLの変換回数を単にカ
ウントしてもこれが簡単に改ざんなどされたのでは適正
な処理は行なえない。
【0016】以上のことにかんがみ、この発明は、番号
情報からWebページなどオブジェクトの格納場所を示
す情報に変換するサービスにおいて用いられ、番号情報
から所定の情報への変換回数などの動作実績についての
情報を秘匿性高く管理して利用できるようにするサーバ
装置、このサーバ装置を用いて形成するログ情報管理シ
ステム、および、ログ情報管理方法を提供することを目
的とする。
【0017】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、請求項1に記載の発明のサーバ装置は、通信ネット
ワークに接続され、利用者の通信端末装置から送信され
てくる番号情報を受信し、受信した前記番号情報に対応
するオブジェクトの格納場所を示す情報を要求元の前記
通信端末装置に送信するサーバ装置であって、番号情報
と、オブジェクトの格納場所を示す情報とを対応付けた
多数の情報を記憶する変換テーブル記憶手段と、前記通
信ネットワークを通じて送信されてくる利用者の前記通
信端末装置からの番号情報を受信する受信手段と、前記
受信手段を通じて受信した前記番号情報に対応する前記
オブジェクトの格納場所を示す情報を前記変換テーブル
記憶手段に記憶されているデータから検索する検索手段
と、前記検索手段により検索された前記オブジェクトの
格納場所を示す情報を要求元の前記通信端末装置に送信
する送信手段と、前記検索手段により検索を行なった場
合に、少なくとも前記番号情報を有するログ情報を形成
するログ情報形成手段と、前記ログ情報形成手段により
形成された前記ログ情報を予め決められた特定の者しか
アクセスできないようにして記憶保持するログ情報記憶
手段とを備えることを特徴とする。
【0018】この請求項1に記載の発明のサーバ装置に
よれば、通信ネットワークを通じて送信されてくる利用
者の通信端末装置からの番号情報が受信手段により受信
されると、信された番号情報に基づいて、検索手段によ
り変換テーブル記憶手段に記憶されているデータが参照
され、当該番号情報に対応する情報が検索される。
【0019】検索の結果、受信された番号情報に対応す
る情報であるURLなどのオブジェクトの格納場所を示
す情報が見つかった場合には、その情報が送信手段によ
り番号情報の送信元の通信端末装置に返信される。ま
た、受信した番号情報に応じて検索を行なった場合にお
ける少なくとも受信した番号情報を有するログ情報が、
ログ情報形成手段により形成され、これが特定の者しか
アクセスできないようにされるログ情報記憶手段に格納
される。
【0020】これにより、番号情報からオブジェクトの
格納場所を示す情報への変換処理におけるログ情報(履
歴情報)が、特定の者にしか利用できないようにされて
記録保持することができるようにされる。そして、この
ログ情報を用いて、番号情報毎にオブジェクトの格納場
所を示す情報への変換回数を求めることが可能になるな
ど、番号情報から格納場所を示す情報への変換回数など
の動作実績に応じた課金体系の導入を実現することがで
きる。
【0021】しかも、ログ情報は、特定の者にしかアク
セスすることができないようにされるので、ログ情報が
改ざんされる心配も無く、ログ情報の適正な管理および
利用を行なうことができるようにされる。
【0022】また、請求項2に記載の発明のサーバ装置
は、請求項1に記載のサーバ装置であって、前記ログ情
報形成手段により形成された前記ログ情報を暗号化する
暗号化手段を備え、前記ログ情報記憶手段には、前記暗
号化手段により暗号化された前記ログ情報が記憶される
ことを特徴とする。
【0023】この請求項2に記載の発明のサーバ装置に
よれば、ログ情報は、暗号化手段により暗号化されてロ
グ情報記憶手段に記憶される。これにより、ログ情報記
憶手段に記憶されたログ情報は、特定の者にしかアクセ
スできないようにされるとともに、その特定の者により
アクセスされ、ログ情報記憶手段から読み出されても、
暗号解読をしなければ利用することはできないようにさ
れる。したがって、ログ情報についての秘匿性、信頼性
を高く保つことができるようにされる。
【0024】また、請求項3に記載の発明のサーバ装置
は、請求項1または請求項2に記載のサーバ装置であっ
て、前記ログ情報記憶手段に記憶保持されているログ情
報の引き出し要求を受け付ける引き出し要求受付手段
と、前記引き出し要求受付手段を通じて、前記ログ情報
の引き出し要求を受け付けたときに、前記ログ情報記憶
手段へのアクセス権を確認するアクセス権確認手段と、
前記アクセス権確認手段において、前記ログ情報記憶手
段へのアクセス権があることが確認された場合に、前記
ログ情報記憶手段に記憶されている前記ログ情報を読み
出す読み出し手段と、前記読み出し手段により、前記ロ
グ情報記憶手段から読み出された前記ログ情報を出力す
る出力手段とを備えることを特徴とするサーバ装置。
【0025】この請求項3に記載の発明のサーバ装置に
よれば、引き出し要求受付手段により、引き出し要求を
受け付けると、アクセス権確認手段によりログ情報記憶
手段にアクセス可能なアクセス権を備えた特定の者から
の引き出し要求か否かが確認される。そして、アクセス
権を備えた特定の者からの引き出し要求であることが確
認された場合には、ログ情報記憶手段から読み出し手段
によりログ情報が読み出され、これが出力手段を通じて
引き出し要求元に出力するようにされる。
【0026】この場合、引き出し要求受付手段は、通信
ネットワークを通じて送信されてくる引き出し要求を受
信する受信手段や、引き出し要求入力を受け付けるキー
ボードなどの情報入力手段の両方を含むものである。ま
た、出力手段は、ログ情報を通信ネットワークに送出す
る送信手段や、所定の記録媒体にログ情報を書き込む書
き込み手段(記録装置)などを含むものである。
【0027】これにより、ログ情報記憶手段に蓄積され
たログ情報を収集し、これを集計して利用することがで
きるようにされる。しかも、サーバ装置が複数ある場合
にも、それら複数のサーバ装置から秘匿性高く、ログ情
報を収集することができるので、信頼性の高い集計結果
を得るようにすることができる。
【0028】
【発明の実施の形態】次に、この発明によるサーバ装
置、ログ情報管理システム、および、ログ情報管理方法
の一実施の形態について説明する。
【0029】[通信ネットワークシステムの概要]図1
は、この発明によるサーバ装置が適用されたインターネ
ットナンバ変換サーバ(以下、単に変換サーバと言
う。)が接続された通信ネットワークシステムを説明す
るための図である。
【0030】図1に示すように、この実施の形態におい
て、通信ネットワークであるインターネット2には、複
数の変換サーバ1a、1b、1c、1dが接続されてお
り、そのうちの1つである変換サーバ1aを、他の変換
サーバ1b、1c、1dを統括するメイン変換サーバと
して用いるようにしている。そして、これらの変換サー
バ1a、1b、1c、1dによって、この発明によるロ
グ情報管理システムを形成する。このログ情報管理シス
テムは、この発明によるログ情報管理方法が適用された
ものである。
【0031】また、インターネット2は、種々のWeb
サーバ3a、3b、3c、…などが接続され、図1に示
すように、携帯電話端末7やパーソナルコンピュータ
(図1においてはPCと記載。)等を用いることによ
り、Webサーバ3a、3b、3c、…に格納されてい
るWebページなどのマルチメディアコンテンツや各種
のデジタルコンテンツを利用することができるようにさ
れる。
【0032】例えば、図1において、携帯電話端末7を
用いて目的とするWebページを閲覧する場合には、携
帯電話端末7の使用者は、携帯電話端末7の操作キー7
2を通じて目的とするWebページのURLを入力し、
携帯電話端末7のインターネット接続キーを押下する
と、インターネットへの接続要求が、近隣の基地局6、
電話網4を通じてプロバイダ5に送信される。
【0033】プロバイダ5は、利用者の端末とインター
ネットとを接続するサービスを提供するものであり、携
帯電話端末の場合には、主に電話会社がその機能を提供
するようにしている。そして、プロバイダ5は、要求元
の携帯電話端末7をインターネットに接続し、プロバイ
ダ5を通じて、目的とするWebページが格納されてい
るWebサーバにアクセスして、目的とするWebペー
ジを閲覧することができるようにされる。
【0034】また、パーソナルコンピュータ9を用いて
目的とするWebページを閲覧する場合には、PSTN
(Public Switched Telephon
eNetwork)局8を通じて契約関係にあるISP
(Internet Service Provide
r)との間に通信回線を接続する。
【0035】この後、パーソナルコンピュータ9の使用
者は、パーソナルコンピュータ9のキーボードを通じて
目的とするWebページのURLを入力し、ISPを通
じて目的とするWebページが格納されているWebサ
ーバに接続して、目的とするWebページを閲覧するこ
とができるようにされる。
【0036】このように、電話網4に接続可能な携帯電
話端末7やパーソナルコンピュータ9等の種々の通信端
末装置や通信機能を備えた情報処理端末装置は、電話会
社が提供するプロバイダ機能や、ISPを通じてインタ
ーネットに接続することができるようにされ、URLを
用いて、目的とするWebページを閲覧することができ
るようにされている。もちろん、目的のWebページに
アクセスして、楽曲データなどのコンテンツをダウンロ
ードしたり、また、電子メールを送信したり受信したり
することもできるようにされている。
【0037】そして、この実施の形態の通信ネットワー
クシステムにおいては、インターネット2上に設けた変
換サーバ1a、1b、1c、1dの機能により、携帯電
話端末7やパーソナルコンピュータ9の使用者は、これ
ら変換サーバ1a、1b、1c、1dのいずれかにアク
セスする。
【0038】そして、携帯電話端末7やパーソナルコン
ピュータ9を通じて、変換サーバに対して、URLが対
応付けられるようにされた1桁以上の番号情報を送信
し、変換サーバから番号情報に対応付けられているUR
Lの提供を受け、このURLを用いることによって目的
とするWebページにアクセスすることができるように
している。つまり、URLを直接入力することなく、目
的とするWebページにアクセスすることができるよう
にしている。
【0039】すなわち、詳しくは後述もするように、変
換サーバ1a、1b、1c、1dのそれぞれは、アルフ
ァベットや記号を含まず、1桁以上の数字のみからなる
番号情報とURLとを対応付けた多数のデータからなる
変換テーブルである変換データベースを有するものであ
る。変換サーバ1a、1b、1c、1dを運営する事業
者は、URLを対応付ける番号情報をWebページを設
けている店舗や企業に有料で貸与することにより利益を
得て、貸与した番号情報からURLへの変換サービスを
提供する。
【0040】なお、URLを対応付ける番号情報の貸与
を受けた店舗や企業は、雑誌や広告などの活字媒体によ
り、あるいは、ラジオ放送やテレビ放送を通じてURL
を対応付けた番号情報を一般利用者に提供する。つま
り、従来提供していたURLに替えて、URLを対応付
けた番号情報を各種のメディアを通じて提供する。
【0041】これにより、前述もしたように、携帯電話
端末7やパーソナルコンピュータ9の使用者は、入力に
手間のかかるURLの入力を行なうことなく、URLを
対応付けた番号情報を入力するだけで、目的とするWe
bページへのアクセスが容易に行なえる。また、URL
を対応付けた番号情報の貸与を受けた店舗や企業にとっ
ては、自己のWebページへのアクセスの増大を見込め
ることになる。
【0042】[変換サーバについて]次に、インターネ
ット2上に設けられるこの実施の形態の変換サーバ1
a、1b、1c、1dについて具体的に説明する。この
実施の形態において、変換サーバ1a、1b、1c、1
dのそれぞれは、同様に構成されたものである。このた
め、この実施の形態において、変換サーバ1a、1b、
1c、1dのそれぞれは、図2に示す変換サーバ1と同
様の構成を有するものとして説明する。
【0043】図2に示すように、この実施の形態の変換
サーバ1は、送受信部11、ログ用送受信部12、制御
部20、キーインターフェース(以下、キーI/Fと略
称する。)31、キー操作部32、外部インターフェー
ス(以下、外部I/Fと略称する。)33、外部入出力
端子34、変換データベース読み出し/書き込み部4
1、変換データベース42、ログファイル読み出し/書
き込み部51、ログファイル52、作業ファイル読み出
し/書き込み部61、作業ファイル62を備えたもので
ある。
【0044】送受信部11は、一般利用者との間の通信
を行なう部分であり、主に利用者からのURLを対応付
けた番号情報を受信する受信部11Rと、主に利用者へ
のURLを返信する送信部11Sとを備えている。ま
た、ログ用送受信部12は、後述もするように、ログ情
報を管理する特定の者、この実施の形態においては、メ
イン変換サーバ1aとの間の通信を行なう部分であり、
メイン変換サーバ1aからのログ引き出し要求を受信す
るログ用受信部12Rと、要求元であるメインサーバ1
aにログ情報を送信するログ用送信部12Sとを備えて
いる。
【0045】制御部20は、この実施の形態の各部を制
御したり、また、データを処理したりするものであり、
図2に示すように、CPU(Central Proc
essing Unit)21、ROM(Read O
nly Memory)22、RAM(Random
Access Memory)23が、CPUバス24
を通じて接続されることにより形成されたマイクロコン
ピュータである。
【0046】キー操作部32は、操作者からの操作入力
を受け付けるものである。キー操作部32は、キーI/
F31を通じて制御部20に接続されており、このキー
操作部32、キーI/F31を通じて、動作指示を制御
部20に与えたり、変換データベースに格納する番号情
報やURLを変換サーバ1に入力したりすることができ
るようにされている。
【0047】外部入出力端子34は、各種の外部機器と
を接続するものである。この外部入出力端子34には、
例えば、光ディスクドライバや光磁気ディスクドライバ
などの記録媒体ドライブ装置などが接続され、これらの
装置と図2に示した変換サーバ1との間において、デー
タの送受を行なうことができるようにされている。
【0048】また、制御部20には、図2に示すよう
に、変換データベース読み出し/書き込み部41を通じ
て、主に変換データベース(変換データテーブル)が形
成されるハードディスク42されていると共に、ログデ
ータ読み出し/書き込み部51を通じて、主にログデー
タファイが形成されるハードディスク52が接続されて
いる。さらに、制御部20には、作業ファイル読み出し
/書き込み部61を通じて、主に作業ファイルが形成さ
れるハードディスク62が接続されている。
【0049】図3は、図2に示した変換サーバ1のハー
ドディスク42に形成される変換データベースについて
説明するための図である。前述もしたように、変換サー
バ1を運営する事業者は、Webページを有する店舗や
企業に対して、そのWebページのURLを対応付ける
番号情報(インターネットナンバ)を有料で貸与する。
【0050】そして、変換サーバ1のハードディスク4
2の変換データベースには、図3に示すように、貸与し
た番号情報と貸与先の者(貸与先の店舗や企業)のWe
bページのURLとを対応付けたデータが格納され蓄積
される。ハードディスク42の変換データベースに格納
される番号情報やURLは、例えば、前述もしたよう
に、変換サーバ1のキー操作部31を通じて入力された
ものである。
【0051】なお、例えば、複数のパーソナルコンピュ
ータなどを用いて入力され、記録可能な光ディスクなど
の記録された番号情報とURLとを対応付けたデータ
を、外部入出力端子34を通じて接続された光ディスク
ドライバから供給を受けて、これをハードディスク42
の変換データベースに一括格納するようにすることも可
能である。
【0052】そして、前述もしたように、Webページ
の格納場所を示すURLに対応付けられたインターネッ
トナンバと呼ばれる番号情報(Webページアクセス用
の番号情報)は、例えば、雑誌や広告などにWebペー
ジアクセス用の番号情報として掲載され、携帯電話端末
やパーソナルコンピュータの使用者などの一般ユーザに
提供される。
【0053】この提供された番号情報を用いて、例え
ば、図1に示した携帯電話端末7を通じて目的とするW
ebページにアクセスする場合には、後述もするよう
に、携帯電話端末7の使用者は、キー操作部72を通じ
てWebページアクセス用の番号情報を入力し、インタ
ーネット接続キーを押下操作する。
【0054】携帯電話端末7は、入力された情報が数字
であり、かつ、インターネット接続キーが押下された場
合には、予め決められた所定の変換サーバ1のURLを
自動生成して送出し、プロバイダ5を通じて予め決めら
れた所定の変換サーバ1にアクセスし、使用者により入
力された番号情報と自機の識別IDを送信する。この場
合、識別IDは、IPアドレス、自機に割り当てられた
加入者電話番号や自機の製造番号等、各携帯電話端末を
個別に識別可能なものである。
【0055】変換サーバ1においては、携帯電話端末7
から番号情報等が送信されてくると、これを受信部11
Rが受信し、受信した情報を制御部20に供給する。制
御部20は、読み出し/書き込み部41を通じてハード
ディスク42に形成されている変換データベースを参照
し、受信した番号情報に対応付けられたURLを検索す
る。
【0056】この検索の結果、受信した番号情報に対応
付けられたURLが見つかったときには、そのURLが
読み出し/書き込み部41により読み出され、これが送
信部11Sを通じて要求元の携帯電話端末7に返信され
る。そして、携帯電話端末7は、返信されてきたURL
を用いて、目的とするWebページが格納されているW
ebサーバに自動的にアクセスするようにして、目的と
するWebページの閲覧ができるようにされる。
【0057】また、検索サーバ1において、受信した番
号情報に対応するURLが見つからなかった場合には、
検索サーバ1の制御部20は、対応するURLが見つか
らないことを通知するメッセージを生成し、これを要求
元の携帯電話端末7に返信する。これにより、入力され
た番号情報に対応するURLが見つからなかった場合に
は、これが通知されるので、携帯電話端末7側において
は、Webページアクセス用の番号情報を入力しなおす
などの対応を迅速にとることができるようにされる。
【0058】さらに、変換サーバ1の制御部20は、上
述のように、受信したWebページアクセス用の番号情
報をURLに変換するために変換データベース内のデー
タの検索処理を行なった場合には、検索処理におけるロ
グ情報を形成し、これを読み出し/書き込み部51を通
じてハードディスク52に形成されたログファイルに書
き込む。この場合、この実施の形態において、制御部2
0は、ハードディスク52のログファイルに書き込むロ
グ情報に対して、予め決められた方式の暗号化処理を施
し、暗号化したログ情報をハードディスク52のログフ
ァイルに書き込むようにしている。
【0059】図4は、ハードディスク52のログファイ
ルに蓄積されるログ情報を説明するための図である。図
4に示すように、この実施の形態において、ハードディ
スク52のログファイルに書き込まれるログ情報は、
(1)要求元端末ID(番号情報を送信してきた要求元の
端末の識別情報)と、(2)送信されて来たWebページ
アクセス用の番号情報と、(3)検索の結果得られたUR
Lと、(4)番号情報を受信した時刻であるアクセス時刻
と、(5)検索結果を示す情報とからなるものである。
【0060】そして、この実施の形態において、変換サ
ーバ1のハードディスク52へのアクセスは、アクセス
権を設定することによって、特定の者しか行なえないよ
うにしている。このようにすることによって、ハードデ
ィスク52に蓄積されたログ情報が不正に改ざんされた
り、ログ情報が不正に消去されたり、また、不正に読み
出されてり利用されるなどのことができないようにして
いる。この実施の形態において、アクセス権の管理は、
制御部20によって行なうようにしている。
【0061】変換サーバ1のログファイルへのアクセス
が可能とされる特定の者は、変換サーバの提供元の事業
者であり、この実施の形態においては、メイン変換サー
バ1aを運営する事業者である。したがって、変換サー
バを借り受けて、この借り受けた変換サーバを管理し
て、番号情報をURLに変換するサービスを行なってい
る個々の事業者であっても、その借り受けた変換サーバ
のログファイルにアクセスすることはできないようにさ
れ、ログ情報の改ざん、消去、読み出しなどはできない
ようにされる。
【0062】また、前述したように、ログ情報は所定の
方式で暗号化処理されてログファイルに格納されるの
で、ログ情報が読み出されて参照されても、そのログ情
報を利用することはできないようにされている。つま
り、ログ情報は、秘匿性、信頼性とも高く保ってハード
ディスク52のログファイルに記憶保持することができ
るようにされる。
【0063】そして、この実施の形態においては、例え
ば、毎日所定の時刻に、あるいは、1週間に1度、1ヶ
月に1度などのように所定のタイミングで、メイン変換
サーバ1aが、各変換サーバにログ引き出し要求を送信
し、各変換サーバに蓄積されたログ情報を収集するよう
にしている。
【0064】この場合、メイン変換サーバ1aからのロ
グ引き出し要求は、変化サーバ1が有するログ用送受信
部12のログ用受信部12Rにより受信される。ログ用
受信部12Rにより受信された情報は制御部20に供給
される。制御部20は、ログ用受信部12Rからの情報
を分析し、これがログ引き出し要求であると判断した場
合には、ログ用受信部12Rからの情報に含まれるアク
セス権を示す情報を抽出し、ログファイルへのアクセス
権を有するメイン変換サーバ1aからの要求であるか否
かを判別する。
【0065】そして、メイン変換ファイル1aからのロ
グ引き出し要求であると判断したときには、制御部20
は、読み出し/書き込み部51を通じて、ハードディス
ク52に蓄積されたログ情報を読み出し、これをログ用
送信部12Sを通じて、要求元のメイン変換サーバ1a
に送信する。ログ情報には、前述もしたように、暗号化
処理が施されているので、読み出されたログ情報が、不
正に取得された場合であっても、これが悪用されること
が無いようにされる。なお、ログ情報のメイン変換サー
バ1aへの送信時において、さらに暗号化を行なうよう
にしてもよい。
【0066】このように、変換サーバ1の制御部20
は、番号情報からURLを検索する検索手段、ログ情報
形成手段、ログ情報を暗号化する暗号化手段、アクセス
権確認手段などの各機能を実現するものである。
【0067】なお、前述したように、メイン変換サーバ
1aも図2に示した構成を有するものであり、このメイ
ン変換サーバ1aの場合には、ログ用送受信部12のロ
グ用送信部12Sを通じてログ引き出し要求を送信し、
また、ログ用送受信部12のログ用受信部12Rを通じ
て、他の変換サーバからのログ情報を受信する。
【0068】そして、メイン変換サーバ1aにおいて
は、ログ用受信部12Rを通じて受信したログ情報は、
例えば、ハードディスク62の作業ファイルに格納し、
制御部20によって暗号解読されて集計処理されること
になる。この集計処理は、例えば、貸与した番号情報毎
のURLへの変換回数、貸与した番号情報毎、時間帯毎
のURLへの変換回数、要求元端末毎の利用回数など種
々の集計が行なうようにされる。このように、メイン変
換サーバ1aの制御部20は、暗号解読手段、ログ情報
を集計処理する集計処理手段などの機能を実現すること
ができるものである。
【0069】これにより、Webページアクセス用の番
号情報のURLへの変換回数に応じて、Webページア
クセス用の番号情報の貸与先に貸与基本料金に加えて、
従量性の課金を行なうようにしたり、また、単に課金を
従量性で行なうようにしたりするなどのことができる。
つまり、番号情報によるWebページへの簡易アクセス
を提供して、Webページへのアクセスを増やすように
するいわゆるクリック保証型のサービス(ビジネス)を
行なうことが可能となる。
【0070】また、Webページアクセス用の番号情報
の利用状態を明確にすることができるので、Webペー
ジアクセス用の番号情報の有効性を確認することもでき
る。また、ログ情報は、各変換サーバにおいては、改ざ
んされたり、消去されたりすることがないので、確実に
正確なログ情報を収集して集計を取ることができるよう
にされる。また、ログ情報は、暗号化されて送受される
ので、ログ情報が第三者に漏れて悪用されることもな
い。
【0071】また、各変換サーバは、図2を用いて説明
したように、一般使用者の端末との間で通信を行なう場
合と、ログ情報の収集を行なう場合とで、異なる送受信
部11、12を使い分けるようにしている。これによ
り、ログファイルへの不正なアクセスを効率的に防止す
ることができるようにしている。
【0072】なお、メイン変換サーバ1aは、変換サー
バからのログ情報を全部正常に受信したときには、その
変換サーバに対してログ情報の消去(クリア)要求を送
信し、変換サーバのログ情報のクリアを行なうこともで
きるようにされる。各変換サーバにおいては、前述のよ
うにアクセス権の確認が取れた場合に、ログ情報の消去
要求に応じて、ハードディスク42のログファイルの不
要となったログ情報を消去することができるようにして
いる。
【0073】また、この実施の形態においては、前述の
ように、メイン変換サーバ1aが、通信ネットワークを
通じてログ情報を収集し、管理する場合を例にして説明
したが、これに限るものではない。例えば、サービスマ
ンが、各変換サーバが設置されている場所に出向き、ハ
ードディスク52のログファイルに蓄積されているログ
情報を外部入出力端子34を通じて光ディスクや光磁気
ディスクにコピーした後に、ログファイルのログ情報を
消去するなどしてもよい。
【0074】つまり、人手によって、外部記録媒体を用
い、ログ情報を収集するようにしてもよい。このように
して収集したログ情報は、メイン変換サーバ1aの外部
入出力端子34を通じて作業ファイルに蓄積するように
され、前述したように、暗号解読して集計処理すること
ができるようにされる。
【0075】[番号情報を用いたWebページへのアク
セス]次に、図1に示した通信ネットワークシステムに
おいて、携帯電話端末7を通じ、Webページアクセス
用の番号情報を用いて目的とするWebページにアクセ
スする場合の携帯電話端末7、および、携帯電話端末7
がアクセスする所定の変換サーバの動作について説明す
る。
【0076】図5は、Webページアクセス用の番号情
報から目的とするWebページにアクセスする場合の携
帯電話端末7のLCD71に表示される情報の遷移を説
明するための図である。いわゆる待ち受け時において
は、図5Aに示すように、現在日付、現在曜日、現在時
刻が表示された初期画面(待ち受け画面)が表示されて
いる。
【0077】この初期画面が表示されているときに、キ
ー操作部72のテンキーを通じて、Webページアクセ
ス用の番号情報の入力を開始すると、携帯電話端末7の
LCD72には、図5Bに示すように、番号情報入力画
面となる。そして、Webページアクセス用の番号情報
(図5Bにおいては、「1234512345」の10
桁の番号情報)を入力し終えた後、携帯電話端末7のキ
ー操作部72に設けられているインターネット接続キー
を押下操作すると、携帯電話端末7においては、図5C
に示すように、所定の変換サーバにアクセスするための
URLを自動生成し、これを用いて所定の変換サーバに
アクセスする。
【0078】そして、変換サーバに端末識別IDや番号
情報等などからなる情報を送信し、この情報が変換サー
バに受信されて、その受信された番号情報に対応するU
RLが検索されて返信されてくる。返信されてきたUR
Lは、携帯電話端末7に受信され、図5Cの場合と同様
にして携帯電話端末7のLCDに表示される。携帯電話
端末7は、図5Cに示したように、受信してLCD71
に表示したURLを用いて、そのURLが示すWebペ
ージに自動的にアクセスする。
【0079】これにより、携帯電話端末7のLCD71
には、図5Dに示すようにアクセスしたWebページが
表示され、これを使用者が利用することができるように
される。この図5Dは、物品の販売店である○○堂のホ
ームページが携帯電話端末7のLCD71に表示された
場合の例である。
【0080】ここでホームページは、複数のWebペー
ジにリンク可能な場合に、その先頭となるWebページ
である。この図5Dの例の場合には、「売れ筋ベスト1
0」、「お買い得品ベスト10」、「お知らせ」などの
各Webページにリンクすることができるようにされて
いる。
【0081】このように、携帯電話端末7の使用者は、
URLを入力することなく、Webページアクセス用の
番号情報を用いることによって、HTTP(Hyper
Text Transfer Protocol)を利
用して、簡単かつ迅速に目的とするWebページにアク
セスすることができる。
【0082】[Webページアクセス時の携帯電話端末
7の動作]次に、前述したWebページアクセス用の番
号情報を用いたWebページのアクセス時においての携
帯電話端末7の動作と、所定の変換サーバの動作とのそ
れぞれについて、フローチャートを参照しながら説明す
る。
【0083】図6は、Webページアクセス用の番号情
報を用いて、目的とするWebページにアクセスする場
合の携帯電話端末7の動作を説明するためのフローチャ
ートであり、携帯電話端末7の主に制御部によって実行
される処理である。
【0084】携帯電話端末7の使用者は、例えば、雑誌
などに掲載されているWebページアクセス用の番号情
報(インターネットナンバ)を携帯電話端末7のキー操
作部72のテンキーを用いて入力するので、携帯電話端
末7はこれを受け付ける(ステップS101)。
【0085】そして、携帯電話端末7は、使用者により
インターネット接続キーが押下操作されるまで待ち状態
となり(ステップS102)、インターネット接続キー
が押下操作されたと判断した場合であって、入力された
情報が数字のみからなるものであるときには、携帯電話
端末7においては、予め決められた所定の変換サーバに
アクセスするためのURLを自動生成する(ステップS
103)。このステップS103において生成されたU
RLを用いて、所定の変換サーバにアクセスし、携帯電
話端末7の端末ID、入力を受け付けたWebページア
クセス用の番号情報を当該所定の変換サーバに送信する
(ステップS104)。
【0086】そして、アクセス先の変換サーバから返信
されてくるURLの検索結果を受信し(ステップS10
5)、受信した検索結果が、URLを含むものか否か、
すなわち、URLが検索できたか否かを判断する(ステ
ップS106)。ステップS106の判断処理におい
て、URLが検索できたと判断したときには、携帯電話
端末7は、受信したURLを用いて目的とするWebペ
ージにアクセスし(ステップS107)、その目的とす
るWebページをLCD71に表示して利用可能にする
(ステップS108)。
【0087】この後、携帯電話端末7においては、所定
の終了操作が行なわれたか否かを判断し(ステップS1
09)、所定の終了操作が行なわれていないと判断した
ときには、ステップS108の処理を繰り返し、アクセ
スしているWebページの利用を引き続き可能にする。
また、ステップS109の判断処理において、所定の終
了処理が行なわれたと判断したときには、この図6に示
す処理を終了し、例えば、他のWebページアクセス用
の番号の入力を受け付けることができるようにされる。
【0088】また、ステップS106において、入力し
た番号情報に応じたURLが見つからず、URLは送信
されてきていないと判断したときには、例えば、変換サ
ーバから送信されてきたエアーメッセージを表示するな
どのエラー処理を行ない(ステップS110)、確認入
力を受け付けた後に(ステップS111)、この図6に
示す処理を終了し、例えば、他のWebページアクセス
用の番号の入力を受け付けることができるようにされ
る。
【0089】[Webページアクセス時の変換サーバ7
の動作]図7は、Webページアクセス用の番号情報が
送信されて来た場合の変換サーバの動作を説明するため
のフローチャートである。携帯電話端末7にアクセスさ
れる変換サーバは、図2に示した構成を有するものであ
る。このため、ここでも、携帯電話端末7にアクセスさ
れる変換サーバは、図2に示した変換サーバ1であるも
のとして説明する。図7に示す処理は、変換サーバ1の
主に制御部20において実行されるものである。
【0090】変換サーバ1の制御部20は、受信部11
Rにより受信された情報を監視し、Webページアクセ
ス用の番号情報を受信したか否かを判断する(ステップ
S201)。そして、Webページアクセス用の番号情
報を受信するまで待ち状態となる。
【0091】ステップS201の判断処理において、W
ebページアクセス用の番号情報を受信したと判断した
ときには、制御部20は、ハードディスク42に形成さ
れている変換データベースを参照し、受信した番号情報
に対応付けられたURLを検索する(ステップS20
2)。
【0092】そして、受信した番号情報に対応するUR
Lが見つかったか否かを判断する(ステップS20
3)。ステップS203の判断処理において、検索の結
果、送信されて来た番号情報に対応するURLが見つか
ったと判断したときには、その見つかったURLを送信
部11Sを通じて要求元の携帯電話端末7に送信(返
信)する(ステップS204)。
【0093】ステップS203の判断処理において、検
索の結果、送信されて来た番号情報に対応するURLが
見つからなかったと判断したときには、当該番号情報に
対応付けられたURLが見つからない旨を通知するメッ
セージを形成し、これを送信部11Sを通じて要求元の
携帯電話端末7に送信(返信)する(ステップS20
5)。
【0094】ステップS204、または、ステップS2
05の処理の後、検索サーバ1の制御部20は、要求元
端末ID、Webページアクセス用の番号情報、URL
が見つかった時にはそのURL、および、検索結果など
からなるログ情報を生成する(ステップS206)。そ
して、制御部20は、ステップS206において形成し
たログ情報に所定の暗号化処理を施し、これをハードデ
ィスク52のログファイルに追加記録し(ステップS2
07)、ステップS201からの処理を繰り返す。
【0095】このように、この実施の形態の通信ネット
ワークシステムにおいては、携帯電話端末7などの通信
端末の使用者は、URLをいちいち入力することなく、
電話をかける場合と同じ用にして、雑誌などを通じて提
供されるWebページアクセス用の番号情報(インター
ネットナンバ)を用いることによって、簡単に目的とす
るWebページにアクセスし、これを利用することがで
きるようにされる。
【0096】一方、変換サーバ1として説明した変換サ
ーバ1a、1b、1c、1dにおいては、送信されて来
たWebページアクセス用の番号情報に対応するURL
を検索し、見つけ出したURLを要求元に返信するが、
このときのログ情報を作成すると共に、暗号化してハー
ドディスクのログファイルに蓄積することができるよう
にされる。このログファイルのログ情報は、暗号化され
ていると共に、特定の者にしかアクセスできないように
されるので、秘匿性高くログ情報を管理することができ
る。
【0097】このように、変換サーバ1a、1b、1
c、1dのそれぞれは、プロキシサーバのように、どの
送信元IPアドレスの端末が、番号情報からURLへの
変換結果において、どのWebページをアクセスしたか
を確実に把握し、これを適正に蓄積することができるよ
うにしている。
【0098】そして、この実施の形態の場合には、特定
の者であるメイン変換サーバ1aが、各変換サーバ1
b、1c、1dに蓄積されたログ情報を収集し、これを
集計することができるようにされる。そして、前述もし
たように、Webページアクセス用の番号情報の貸与先
に対して、その有効性を示し、貸与した番号情報からU
RLへの変換回数に応じた課金を行なうようにするなど
のことができるようにされる。
【0099】[ログ情報管理システムについて]次に、
この発明によるログ情報管理システム、ログ情報管理方
法が適用されて形成されたこの実施の形態のログ情報管
理システムについて説明する。この実施の形態のログ情
報管理システムは、メイン変換サーバ1aと、他の変換
サーバ1b、1c、1dとにより形成される。そして、
前述もしたように、特定の者であるメイン変換サーバ1
aが、他の変換サーバ1b、1c、1dに蓄積されてい
るログ情報を収集し、収集したログ情報を利用できるよ
うにするものである。
【0100】[メイン変換サーバのログ収集処理につい
て]まず、各変換サーバのログファイルへのアクセス権
を有する特定の者であるメイン変換サーバ1aが、他の
変換サーバ1b、1c、1dに蓄積されているログ情報
を収集する場合の動作について説明する。図8は、メイ
ン変換サーバ1aが、他の変換サーバからログ情報を収
集する場合の処理を説明するためのフローチャートであ
る。
【0101】この実施の形態のメイン変換サーバ1a
は、他の変換サーバ1b、1c、1dからログ情報を収
集する場合、メイン変換サーバ1aの制御部20は、ロ
グ用送受信部12を制御して、目的とする最初の変換サ
ーバとの間に通信回線を接続し(ステップS301)、
暗号化したアクセス権を含むログ情報引き出し要求を生
成し、これをログ用送信部12Sを通じて目的とする変
換サーバに送信する(ステップS302)。
【0102】この場合、メイン変換サーバ1aは、各変
換サーバ1b、1c、1dのログファイルへのアクセス
権を有する特定の者であるので、ログ情報の引き出し要
求を受信した変換サーバにおいては、アクセス権確認
後、ログファイルからログ情報を読み出して、メイン変
換サーバ1aに送信してくる。
【0103】メイン変換サーバ1aのログ用受信部12
Rは、目的とする変換サーバから送信されてくるログ情
報を受信して、この受信したログ情報を制御部20、読
み出し/書き込み部61を通じて、ハードディスク62
の作業ファイルに格納する(ステップS303)。
【0104】そして、メイン変換サーバ1aの制御部2
0は、目的とする変換サーバからのログ情報の受信が終
了したか否かを判断し(ステップS304)、終了して
いないと判断したときには、ステップS303からの処
理を繰り返し、目的とする変換サーバからのログ情報の
受信、格納を続行する。
【0105】ステップS304の判断処理において、目
的とする変換サーバからのログ情報のすべての受信が終
了したと判断したときには、メイン変換ファイル1aの
制御部20は、ログ用送受信部部12を制御して、ログ
情報の収集をし終えたその変換サーバとの間の通信回線
を開放する(ステップS305)。
【0106】そして、メイン変換サーバ1aの制御部2
0は、目的とするすべての変換サーバからのログ情報の
収集を終えたか否かを判断する(ステップS306)。
ステップS306の判断処理において、すべての変換サ
ーバからのログ情報の収集を終えていないと判断したと
きには、制御部20は、次に目的とする変換サーバとの
間に通信回線を接続し(ステップS307)、ステップ
S302からの処理を行なって、新たに通信回線を接続
した変換サーバからのログ情報の収集を行なう。
【0107】このようにして順次、メイン変換サーバ1
aが管理する複数の変換サーバ1b、1c、1dからの
ログ情報の収集を行ない、ステップS306の判断処理
において、すべての変換サーバからのログ情報の収集を
終えたと判断したときには、メイン変換サーバ1aの制
御部20は、ハードディスク62の作業ファイルに格納
した各変換サーバからのログ情報に施されている暗号化
を解読し(ステップS308)、暗号解読したログ情報
を用いて目的とする各種集計処理を行ない(ステップS
309)、集計結果を得た後に、この図8に示す処理を
終了する。
【0108】[各変換サーバにおけるログ情報の送信処
理]次に、メイン変換サーバ1aからのログ情報の引き
出し要求に応じて、自己が蓄積しているログ情報をメイ
ン変換サーバ1aに送信する各変換サーバ1b、1c、
1dの処理について説明する。図9は、ログ情報をメイ
ン変換ファイルに提供する各変換サーバ1b、1c、1
dにおいて行なわれる処理を説明するための図である。
【0109】各変換サーバの制御部20は、ログ用受信
部12Rからの情報を監視し、ログ引き出し要求が送信
されてくるのを待つ(ステップS401)。ステップS
401の判断処理において、ログ引き出し要求を受信し
たと判断した時には、制御部20は、ログ用受信部12
Rを通じて受信したログ引き出し要求からこれに含まれ
るアクセス権情報を抽出し(ステップS402)、抽出
したアクセス権情報に施されている暗号化処理を解読す
る(ステップS403)。
【0110】そして、暗号解読したアクセス権情報を確
認し(ステップS404)、ログファイルへのアクセス
が許可されたものか否かを判断する(ステップS40
5)。ステップS405の判断処理において、受信した
ログ情報引き出し要求は、ログファイルへのアクセス権
を有するメイン変換サーバ1aからのものであると判断
したときには、制御部20は、ハードディスク62のロ
グファイルに蓄積されているログ情報を読み出し/書き
込み部61を通じて読み出し、これをログ用送信部12
Sを通じて要求元のメイン変換サーバ1aに送信し(ス
テップS406)、この図9に示す処理を終了する。
【0111】また、ステップS405の判断処理におい
て、受信したログ情報引き出し要求は、ログファイルへ
のアクセス権を有さないものからのものであると判断し
たときには、ステップS406の処理を行なうことな
く、この図9に示す処理を終了する。
【0112】このように、メイン変換サーバ1aは、自
機から積極的に他の変換サーバのログ情報を収集し、集
計するなどして利用することができる。また、各変換サ
ーバにおいては、アクセス権を有するものしか、ログフ
ァイルに対して処理を行なうようにすることができない
ので、ログ情報を改ざんなどされることがないようにし
て保持することができる。
【0113】また、ログファイルに蓄積されるログ情報
は、暗号化されて蓄積されるので、例えば、ログ情報の
伝送過程において、ログ情報が漏れるなどした場合であ
ってもログ情報を不正に使用するなどのことが防止でき
る。
【0114】なお、前述の実施の形態においては、変換
サーバ1a、1b、1c、1dの4つを有するものとし
て説明したが、変換サーバは、4つに限るものではな
い。更に数多くの変換サーバを設置するようにした場合
であってもこの発明を適用することができる。
【0115】また、前述の実施の形態においては、主に
携帯電話端末7からWebページをアクセスする場合を
例にして説明したが、図1におけるパーソナルコンピュ
ータ9からWebページをアクセスする場合にも同様に
して行なうことができる。もちろん、図1において、携
帯電話端末、パーソナルコンピュータなどの端末装置
は、1台づつしか示さなかったが、多数の携帯電話端
末、パーソナルコンピュータなどが、インターネット2
に接続可能である。
【0116】また、前述の実施の形態においては、ログ
情報は、図4を用いて説明したように、IPアドレスな
どの端末ID、Webページアクセス用の番号情報(イ
ンターネットナンバ)、URL、アクセス時刻、検索結
果からなるものであったが、これに限るものではない。
【0117】例えば、ユーザ登録制度など、変換サーバ
に利用者の氏名、年齢、職業などの利用者個人の個別情
報を予め登録しておくことにより、更に細かく集計処理
を行なうことができるようになる。例えば、誰がどのコ
ンテンツをアクセスしたかなどの情報を取ることも可能
となる。そして、これらの情報をマスタデータとして、
マーケッティングなどに活用することもできる。
【0118】また、前述した実施の形態においては、ロ
グファイルへのアクセスは、アクセス権を設定し、アク
セス権を確認して行なうものとして説明したがこれに限
るものではない。例えば、パスワードを用いた認証処理
を行なうようにするなど、種々の認証処理を行なうよう
にし、認証が取れた場合に、ログファイルへのアクセス
を許可するようにすることもできる。
【0119】また、ログ情報に施す暗号化の方式は、特
定のものに限るものではない。例えば、DES(Dat
a Encryption Standard)方式、
FEAL(Fast data Encipherme
nt Algorithm)方式、公開鍵暗号化方式な
どの既存の方式のほか、新規の方式など種々のものを用
いることができる。
【0120】また、前述の実施の形態において、メイン
変換サーバ1aは、他の変換サーバ1b、1c、1dを
統括するものであるが、このメイン変換サーバ1a自体
もまた変換サーバとして番号情報からURLへの変換を
行なうことができるものである。この場合、メイン変換
サーバ1aにおいても、ハードディスク52のログファ
イルにログ情報が蓄積される。
【0121】このため、ログ情報の集計時においては、
メイン変換サーバ1aのログファイルに蓄積されたログ
情報を作業ファイルに転送することにより、メイン変換
サーバ1a自体のログ情報を他の変換サーバから収集し
たログ情報と共に集計処理することができる。
【0122】また、前述の実施の形態においては、ログ
情報をログファイルに格納する段階で暗号化を施すもの
として説明したが、これに限るものではなく、例えば、
ログファイルからログ情報を読み出したときに暗号化し
たり、ログ情報を送信する段階で暗号化したりするよう
にしてもよい。
【0123】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、サーバ装置に蓄積されたログ情報を保存し、これを
活用することができる。また、サーバ装置に蓄積される
ログ情報を他人に改ざんされたり、消去されたりするこ
となく、秘匿性高く、かつ、信頼性高く管理することが
できる。
【0124】また、ログ情報を利用することにより、番
号情報から目的とする情報の格納場所を示す情報への変
換回数などに応じて課金を行なうことができるなど、イ
ンターネットなどの通信ネットワークを通じての顧客か
らのアクセス頻度を高めることにより利益が得られるよ
うにするいわゆるクリック保証型のサービス(ビジネス
モデル)を構築することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明のサーバ装置、ログ情報管理システ
ム、ログ情報管理方法が適用された通信ネットワークシ
ステムの一例を説明するための図である。
【図2】この発明によるサーバ装置の一実施の形態を説
明するためのブロック図である。
【図3】図2に示したサーバ装置のハードディスクに形
成される変換データベースの内容について説明するため
の図である。
【図4】図2に示したサーバ装置のハードディスクに形
成されるログファイルの内容について説明するための図
である。
【図5】Webページアクセス用番号を用いてWebペ
ージにアクセスする場合の携帯電話端末の表示情報の遷
移の一例を示す図である。
【図6】Webページアクセス用番号を用いてWebペ
ージにアクセスする場合の携帯電話端末における処理を
説明するためのフローチャートである。
【図7】Webページアクセス用番号を受信した変換サ
ーバにおける処理を説明するためのフローチャートであ
る。
【図8】ログ情報収集時のメイン変換サーバにおける処
理を説明するためのフローチャートである。
【図9】メイン変換サーバによってログ情報が収集され
る場合の各変換サーバにおける処理を説明するためのフ
ローチャートである。
【符号の説明】
1a、1b…変換サーバ、1c、1d…変換サーバ、2
…インターネット、3a、3b、3c…Webサーバ、
4…電話網、5…プロバイダ、6…基地局、7…携帯電
話端末、8…PSTN局、9…パーソナルコンピュータ
等、L…電話回線、1…変換サーバ、11…送受信部、
11a…受信部、11…送信部、12…ログ用送受信
部、12a…ログ用受信部、12b…ログ用送信部、2
0…制御部、31…キーインターフェース、32…キー
操作部、33…外部インターフェース、34…外部入出
力端子、41…変換データベース読み出し/書き込み
部、42…変換データベース、51…ログファイル読み
出し/書き込み部、52…ログファイル、61…作業フ
ァイル読み出し/書き込み部、62…作業ファイル

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】通信ネットワークに接続され、利用者の通
    信端末装置から送信されてくる番号情報を受信し、受信
    した前記番号情報に対応するオブジェクトの格納場所を
    示す情報を要求元の前記通信端末装置に送信するサーバ
    装置であって、 番号情報と、オブジェクトの格納場所を示す情報とを対
    応付けた多数の情報を記憶する変換テーブル記憶手段
    と、 前記通信ネットワークを通じて送信されてくる利用者の
    前記通信端末装置からの番号情報を受信する受信手段
    と、 前記受信手段を通じて受信した前記番号情報に対応する
    前記オブジェクトの格納場所を示す情報を前記変換テー
    ブル記憶手段に記憶されているデータから検索する検索
    手段と、 前記検索手段により検索された前記オブジェクトの格納
    場所を示す情報を要求元の前記通信端末装置に送信する
    送信手段と、 前記検索手段により検索を行なった場合に、少なくとも
    前記番号情報を有するログ情報を形成するログ情報形成
    手段と、 前記ログ情報形成手段により形成された前記ログ情報を
    予め決められた特定の者しかアクセスできないようにし
    て記憶保持するログ情報記憶手段とを備えることを特徴
    とするサーバ装置。
  2. 【請求項2】請求項1に記載のサーバ装置であって、 前記ログ情報形成手段により形成された前記ログ情報を
    暗号化する暗号化手段を備え、 前記ログ情報記憶手段には、前記暗号化手段により暗号
    化された前記ログ情報が記憶されることを特徴とするサ
    ーバ装置。
  3. 【請求項3】請求項1または請求項2に記載のサーバ装
    置であって、 前記ログ情報記憶手段に記憶保持されているログ情報の
    引き出し要求を受け付ける引き出し要求受付手段と、 前記引き出し要求受付手段を通じて、前記ログ情報の引
    き出し要求を受け付けたときに、前記ログ情報記憶手段
    へのアクセス権を確認するアクセス権確認手段と、 前記アクセス権確認手段において、前記ログ情報記憶手
    段へのアクセス権があることが確認された場合に、前記
    ログ情報記憶手段に記憶されている前記ログ情報を読み
    出す読み出し手段と、 前記読み出し手段により、前記ログ情報記憶手段から読
    み出された前記ログ情報を出力する出力手段とを備える
    ことを特徴とするサーバ装置。
  4. 【請求項4】通信ネットワークに接続され、利用者の通
    信端末装置から送信されてくる番号情報を受信し、受信
    した前記番号情報に対応するオブジェクトの格納場所を
    示す情報を要求元の前記通信端末装置に送信する複数の
    サーバ装置と、前記複数のサーバ装置を管理するメイン
    サーバ装置とからなるログ情報管理システムであって、 前記サーバ装置のそれぞれは、 前記通信ネットワークを通じて送信されてくる利用者の
    前記通信端末装置からの番号情報を受信する受信手段
    と、 前記受信手段を通じて受信した前記番号情報に対応する
    前記オブジェクトの格納場所を示す情報を前記変換テー
    ブル記憶手段に記憶されているデータから検索する検索
    手段と、 前記検索手段により検索された前記オブジェクトの格納
    場所を示す情報を要求元の前記通信端末装置に送信する
    送信手段と、 前記検索手段により検索を行なった場合に、少なくとも
    前記番号情報を含むログ情報を形成するログ情報形成手
    段と、 前記ログ情報形成手段により形成された前記ログ情報を
    予め決められた特定の者しかアクセスできないようにし
    て記憶保持するログ情報記憶手段と前記ログ情報記憶手
    段に記憶保持されているログ情報の引き出し要求を受け
    付ける引き出し要求受信手段と、 前記引き出し要求受信手段を通じて、前記ログ情報の引
    き出し要求を受信したときに、前記ログ情報記憶手段へ
    のアクセス権を確認するアクセス権確認手段と、 前記アクセス権確認手段において、前記ログ情報記憶手
    段へのアクセス権があることが確認された場合に、前記
    ログ情報記憶手段に記憶されている前記ログ情報を読み
    出す読み出し手段と、 前記読み出し手段により、前記ログ情報記憶手段から読
    み出された前記ログ情報を要求元に送信するログ情報送
    信手段とを備え、 前記メインサーバ装置は、 前記サーバ装置のそれぞれの前記ログ情報記憶手段に記
    憶保持されているログ情報の引き出し要求を前記サーバ
    装置に送信する送信手段と、 前記読み出し手段により前記ログ情報記憶手段から読み
    出され、前記ログ情報送信手段を通じて送信されてくる
    前記ログ情報を受信する受信手段と、 を備えることを特徴とするログ情報管理システム。
  5. 【請求項5】請求項4に記載のログ情報管理システムで
    あって、 前記サーバ装置のそれぞれは、 前記ログ情報形成手段により形成された前記ログ情報を
    暗号化する暗号化手段を備え、 前記ログ情報記憶手段には、前記暗号化手段により暗号
    化された前記ログ情報が記憶されるようにされており、 前記メインサーバ装置は、 前記受信手段により受信された前記サーバ装置からの前
    記ログ情報に施されている暗号化処理を解読する暗号解
    読処理手段を備えることを特徴とするログ情報管理シス
    テム。
  6. 【請求項6】通信ネットワークに接続され、利用者の通
    信端末装置から送信されてくる番号情報を受信し、受信
    した前記番号情報に対応するオブジェクトの格納場所を
    示す情報を要求元の前記通信端末装置に送信する複数の
    サーバ装置のログ情報を、メインサーバ装置によって管
    理するようにする方法であって、 前記サーバ装置のそれぞれにおいては、 前記通信ネットワークを通じて送信されてくる利用者の
    前記通信端末装置からの端末識別情報と番号情報とを受
    信する受信工程と、 前記受信工程において受信した前記番号情報に対応する
    前記オブジェクトの格納場所を示す情報を前記変換テー
    ブル記憶手段に記憶されているデータから検索する検索
    工程と、 前記検索工程においての検索の結果得られた前記オブジ
    ェクトの格納場所を示す情報を要求元の前記通信端末装
    置に送信する送信工程と、 前記検索工程において検索を行なった場合に、少なくと
    も前記番号情報を含むログ情報を形成するログ情報形成
    工程と、 前記ログ情報形成工程において形成した前記ログ情報を
    予め決められた特定の者しかアクセスできないようにし
    てログ情報記憶手段に格納する格納工程と前記ログ情報
    記憶手段に記憶保持されているログ情報の引き出し要求
    を受信する引き出し要求受信工程と、 前記引き出し要求受信工程において前記ログ情報の引き
    出し要求を受信したときに、前記ログ情報記憶手段への
    アクセス権を確認するアクセス権確認工程と、 前記アクセス権確認工程において、前記ログ情報記憶手
    段へのアクセス権があることが確認された場合に、前記
    ログ情報記憶手段に記憶されている前記ログ情報を読み
    出す読み出し工程と、 前記読み出し工程において前記ログ情報記憶手段から読
    み出された前記ログ情報を要求元に送信するログ情報送
    信工程とを有し、 前記メインサーバ装置においては、 前記サーバ装置のそれぞれの前記ログ情報記憶手段に記
    憶保持されているログ情報の引き出し要求を前記サーバ
    装置に送信する送信工程と、 前記サーバ装置の前記読み出し工程において前記ログ情
    報記憶手段から読み出され、前記ログ情報送信工程にお
    いて送信される前記ログ情報を受信する受信工程とを有
    することを特徴とするログ情報管理方法。
  7. 【請求項7】請求項6に記載のログ情報管理方法であっ
    て、 前記サーバ装置のそれぞれにおいては、 前記ログ情報形成工程において形成された前記ログ情報
    を暗号化する暗号化工程を有し、 前記ログ情報記憶手段には、前記暗号化工程において暗
    号化された前記ログ情報が記憶されるようにされてお
    り、 前記メインサーバ装置においては、 前記受信工程において受信された前記サーバ装置からの
    前記ログ情報に施されている暗号化処理を解読する暗号
    解読処理工程を有することを特徴とするログ情報管理方
    法。
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