JP4318845B2 - 電話サービスの提供方法及び提供システム - Google Patents

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【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、特定事業者による電話サービスを受けるためのプリペイドIDを購入した者がCTIゲートウェイに電話をかけてそのプリペイドIDを入力することにより、プリペイドIDの購入者に購入額に応じた分の電話サービスを提供する電話サービスの提供方法及び提供システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来から、国際通話や国内通話等のプリペイド式電話サービスとして、例えば図29に示すようなものが知られている。この電話サービスでは、サービス利用者はまずプリペイドID(図29におけるwww−uuu−ccccc)の記載されたプリペイドカード1を購入し(ステップ1(図29において▲1▼と記載。以下同様))、プリペイドカード1に記載された電話番号を持つCTIゲートウェイ2に電話をかけ(ステップ2)、このCTIゲートウェイ2による音声応答に従いプリペイドIDをプッシュ信号で入力する(ステップ3)。
【0003】
CTIゲートウェイ2は入力されたプリペイドIDが有効なものであるか否かを判断するために、販売されたプリペイドIDに関する情報が記憶されたプリペイドIDデータベース3を検索する(ステップ4)。そして、入力されたプリペイドIDが有効なものであると判断した場合には、利用者に通話相手先の電話番号の入力を促す。
【0004】
利用者が通話相手先の電話番号を入力すると(ステップ5)、その相手先の電話4が特定事業者としての国内キャリア5又は国際キャリア6を介して呼び出され(ステップ6)、この相手先の電話4と利用者の電話7との呼が接続されると利用者はプリペイドカード1の購入額に応じた分の通話をすることができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、このプリペイド式電話サービスでは、利用者の電話7と相手先の電話4との接続時間(通話時間)に応じて減算課金されるため、一回の接続時間がプリペイドカード1の購入額に応じた分に至らなければ残高が生じる。この残高はプリペイドIDと関連づけられてプリペイドIDデータベース3に保存され、利用者はその残高分だけさらに通話することができるが、このとき利用者はプリペイドIDや相手先の電話番号を上記同様の手順で再度入力しなければならない。
【0006】
ここで、一般にプリペイドIDは利用者を特定するに十分な桁数を持つ数列であって、通話の度にこれを入力しなければならないということは利用者にとって極めて面倒である。また、このような長い数列を覚えておくことは容易ではないため、利用者はプリペイドIDが記載されたプリペイドカード1等を常時携帯しておかなければならない。さらに、たとえ利用者がプリペイドIDを覚えていたとしても、残高がなくなって新たなプリペイドカードを購入したときにはプリペイドIDが変わってしまうため、再度プリペイドIDを覚える必要性等が生じて不便である。
【0007】
なお、上記のように利用者がCTIゲートウェイとやり取りをする場合、プリペイドIDの入力について電話機の電話帳機能(番号の入力を省略することができる機能)を利用することは難しく、また、電話機によってはメモリに記憶した番号を呼び出して一度にプッシュ信号として送出する機能を持つものもあるが、その操作が複雑であるためほとんど利用されていない。
【0008】
本発明は、上記の事情に鑑みてなされたもので、プリペイド式電話サービスの提供に際して利用者のプリペイドID等の入力負担を軽減することのできる電話サービスの提供方法及び提供システムを提供することを課題としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、請求項1の発明は、特定事業者による電話サービスを受けるためのプリペイドIDを購入した者が電話機能を有し且つブラウザを搭載する情報表示型の携帯電話で公衆回線網を経由してCTIゲートウェイに電話をかけてそのプリペイドIDを入力することにより、プリペイドIDの購入者に購入額に応じた分の電話サービスを提供する電話サービスの提供方法であって、前記購入者が使用する携帯電話の電話番号を含むユーザー情報を登録すべく、パケット通信網を経由して前記特定事業者のウェブサーバーにアクセスすると、ID発行手段により、入力された電話番号に組み合わせて認証用のユーザーIDを発行するとともにそれらをユーザー管理データベースに登録し、前記ウェブサーバーは、前記パケット通信網を経由して該ウェブサーバーにアクセスしている携帯電話に入力された電話番号および前記ユーザーIDの組み合わせが、既に前記ユーザー管理データベースに登録された電話番号および前記ユーザーIDの組み合わせであると判断した場合に、このアクセスしている携帯電話のログインを許し、当該ログイン中の携帯電話のブラウザ上で、前記購入者が購入したプリペイドIDを登録内容に加えるべく該プリペイドIDと前記ユーザーIDとが入力されると、前記ウェブサーバーが、入力された前記ユーザーIDと一致する既に前記ユーザー管理データベースに登録された前記ユーザーIDおよび電話番号の組み合わせの登録内容に、入力された前記プリペイドIDを加え、当該ログイン中の携帯電話のブラウザ上で相手先の電話番号が決定されると、当該ログインのために入力された電話番号と決定された相手先の電話番号とが、前記CTIゲートウェイにより検索可能な予約データベースに書き込まれ、当該ログイン中の携帯電話のブラウザ上で相手先の電話番号への通話が実行されると、該ブラウザの有するPhone-toタグ機能により当該ログイン中の携帯電話から前記CTIゲートウェイに電話がかけられるとともにその携帯電話の電話番号が該CTIゲートウェイに強制的に通知され、該CTIゲートウェイは、強制通知された電話番号が前記予約データベースに書き込まれた電話番号と同一と判断した場合、自らにかけられた携帯電話を前記特定事業者としてのキャリアを通じて相手先の電話機へと接続して、前記購入者に前記特定事業者の回線網を用いて前記電話サービスを提供することを特徴とする。
【0010】
請求項2の発明は、請求項1に記載の電話サービスの提供方法において、前記購入者は前記ユーザーIDに基づいて相手先の電話番号をアドレスデータベースに登録することができるとともに、該アドレスデータベースに登録された電話番号を前記携帯電話により閲覧することができ、前記購入者が前記アドレスデータベースに登録された電話番号の一つを前記ブラウザ上で選択したときに、該ブラウザの有するPhone-toタグ機能により前記CTIゲートウェイに電話がかけられることを特徴とする。
【0011】
請求項3の発明は、請求項1または請求項2に記載の電話サービスの提供方法において、前記CTIゲートウェイは、通知された携帯電話の電話番号が前記予約データベースに書き込まれた電話番号と同一ではないと判断した場合には、前記プリペイドIDの入力による認証を行い、その認証が取れた場合に自らにかけられた携帯電話を相手先の電話機へと接続することを特徴とする。
【0013】
請求項の発明は、請求項1ないし請求項のいずれか1項に記載の電話サービスの提供方法において、前記ユーザーIDを前記購入者が任意に変更可能であることを特徴とする。
【0014】
請求項の発明は、請求項1ないし請求項3のいずれか1項に記載の電話サービスの提供方法において、前記ユーザーIDが前記携帯電話の電話番号であることを特徴とする。
【0015】
請求項の発明は、請求項1ないし請求項のいずれか1項に記載の電話サービスの提供方法において、前記ユーザー管理データベースにプリペイドIDを登録している購入者が新たなプリペイドIDについても登録する場合に、両プリペイドIDの残高を合算し又は減算課金の対象を一のプリペイドIDから他のプリペイドIDに自動的に切り換えることを特徴とする。
【0016】
請求項7の発明は、特定事業者による電話サービスを受けるためのプリペイドIDを購入した者が電話機能を有し且つブラウザを搭載する情報表示型の携帯電話で公衆回線網を経由してCTIゲートウェイに電話をかけてそのプリペイドIDを入力することにより、プリペイドIDの購入者に購入額に応じた分の電話サービスを提供する電話サービスの提供システムであって、前記購入者が使用する携帯電話の電話番号を含むユーザー情報を登録するためのユーザー管理データベースと、該ユーザー管理データベースに使用する電話番号を含むユーザー情報が登録された場合にその登録された電話番号に組み合わせて認証用のユーザーIDを発行するとともに該ユーザーIDを登録内容に加えるID発行手段と、パケット通信網を経由して自らにアクセスしている携帯電話に入力された電話番号および前記ユーザーIDの組み合わせが、前記ユーザー管理データベースに既に登録された電話番号および前記ユーザーIDの組み合わせであると判断した場合にこのアクセスしている携帯電話のログインを許し、かつ当該ログイン中の携帯電話のブラウザ上で前記購入者が購入したプリペイドIDを登録内容に加えるべく該プリペイドIDと前記ユーザーIDとが入力されると、入力された前記ユーザーIDと一致する既に前記ユーザー管理データベースに登録された前記ユーザーIDおよび電話番号の組み合わせの登録内容に、入力された前記プリペイドIDを加え、しかも当該ログイン中の携帯電話のブラウザ上で相手先の電話番号が決定されると、当該ログインのために入力された電話番号と決定された相手先の電話番号とを、前記CTIゲートウェイにより検索可能な予約データベースに書き込み可能なサーバを介して前記予約データベースに書き込ませ、ついで当該ログイン中の携帯電話のブラウザ上で相手先の電話番号への通話が実行されると、該ブラウザの有するPhone-toタグ機能により当該ログイン中の携帯電話から前記CTIゲートウェイに電話をかけさせるとともにその携帯電話の電話番号を該CTIゲートウェイに強制的に通知させるウェブサーバーと、強制通知された電話番号が前記予約データベースに書き込まれた電話番号と同一と判断した場合、自らにかけられた携帯電話を前記特定事業者としてのキャリアを通じて相手先の電話機へと接続して、前記購入者に前記特定事業者の回線網を用いて前記電話サービスを提供するCTIゲートウェイと、を備えることを特徴とする。
【0017】
請求項の発明は、請求項に記載の電話サービスの提供システムにおいて、前記購入者が前記ユーザーIDに基づいて相手先の電話番号を登録することができるアドレスデータベースが設けられ、前記購入者は前記アドレスデータベースに登録された電話番号を前記携帯電話により閲覧することができ、前記購入者が前記アドレスデータベースに登録された電話番号の一つを前記ブラウザ上で選択したときに、該ブラウザの有するPhone-toタグ機能により前記CTIゲートウェイに電話がかけられることを特徴とする。
【0018】
請求項9の発明は、請求項7または請求項8に記載の電話サービスの提供システムにおいて、前記CTIゲートウェイは、通知された携帯電話の電話番号が前記予約データベースに書き込まれた電話番号と同一ではないと判断した場合には、前記プリペイドIDの入力による認証を行い、その認証が取れた場合に自らにかけられた携帯電話を相手先の電話機へと接続することを特徴とする。
【0020】
請求項10の発明は、請求項7ないし請求項9のいずれか1項に記載の電話サービスの提供システムにおいて、前記ユーザーIDを前記購入者が任意に変更可能であることを特徴とする。
【0021】
請求項11の発明は、請求項7ないし請求項9のいずれか1項に記載の電話サービスの提供システムにおいて、前記ユーザーIDが前記携帯電話の電話番号であることを特徴とする。
【0022】
請求項12の発明は、請求項7ないし請求項11のいずれか1項に記載の電話サービスの提供システムにおいて、前記ユーザー管理データベースにプリペイドIDを登録している購入者が新たなプリペイドIDについても登録する場合に、両プリペイドIDの残高を合算し又は減算課金の対象を一のプリペイドIDから他のプリペイドIDに自動的に切り換えることを特徴とする。
【0023】
【発明の実施の形態】
本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。なお、本発明における購入者を以下ではサービス利用者として説明するが、これにはプリペイドIDを自身で購入した者と、購入した者から譲渡等を受けた者の双方が含まれるものとする。
【0024】
[実施の形態1]
図1は、本発明に係る電話サービスの提供システムを示す。このサービス提供システム8は通話サービスシステム9とウェブサービスシステム10とから概略構成され、通話サービスシステム9とウェブサービスシステム10とはLAN、WAN又はインターネット等からなるネットワーク11を介して接続されている。また、図1において、12はサービス利用者が使用する情報表示型携帯電話、13はPSTN(公衆回線網)、14はパケット通信網、15は国内キャリア、16は国際キャリア、17は利用者の通話相手先の電話を示す。
【0025】
通話サービスシステム9は、CTIゲートウェイ18と、プリペイドIDデータベース19と、予約データベース20と、通信サーバー21とを有する。ウェブサービスシステム10は、ウェブサーバー22と、ユーザー管理データベース23と、通信サーバー24とを有する。通話サービスシステム9及びウェブサービスシステム10は通信サーバー21,24により通信を行い、また、プリペイドIDデータベース19には発行済みのプリペイドID(発行済みのプリペイドカードに記載されたプリペイドID)及びそれに関する残高情報等が記憶されている(図2)。
【0026】
情報表示型携帯電話12は電子メール機能を有するとともにブラウザを搭載し、そのディスプレイ12aにはパケット通信網14を利用したパケット通信により種々の情報が表示されるようになっている。
【0027】
このサービス提供システム8によれば、利用者は国内キャリア15又は国際キャリア16による国内通話サービス又は国際通話サービスを受けることができるが、そのために、まず携帯電話12によりウェブサービスシステム10のウェブサーバー22にアクセスし、携帯電話12のディスプレイ12aに図3に示すメインメニュー画面を呼び出す。この画面において利用者が「1.新規ユーザー登録」を選択すると、ディスプレイ12aには図4に示すユーザー登録画面が表示されるので、利用者は本サービスに使用する携帯電話12の電話番号と、利用者自身の氏名と、自宅電話番号等の連絡先(以下、これらをまとめて「ユーザー情報」という。)を入力する。
【0028】
利用者がユーザー情報の入力を終えて決定ボタン25をクリックすると、入力されたユーザー情報はウェブサーバー22に送信される。ウェブサーバー22はユーザー情報を受信すると、利用者認証用のユーザーIDを自動的に発行してこれを受信した携帯電話番号に割り当て、図5に示すようにユーザー管理データベース23に登録する。この登録が完了すると、ディスプレイ12aには図6に示すようにその旨及び登録内容が表示され、利用者がOKボタン26をクリックすると図3のメインメニュー画面に戻る。なお、ここではユーザーIDはランダムな4桁の数列であるが、これを携帯電話12の電話番号としてもよく、利用者が任意に変更可能としてもよい。また、ウェブサーバー22にユーザーIDとともにパスワードを発行させ、次述のログイン時に利用者にパスワード入力を要求するようにしてもよい。
【0029】
ユーザーIDが発行された利用者は続いて購入したプリペイドカード27(図10参照)に記載されたプリペイドIDの登録をしなければならないが、そのためには図3のメインメニュー画面において「2.ログイン」を選択すればよい。図3の画面において「2.ログイン」が選択されると、ディスプレイ12aには図7に示すログイン画面が表示される。利用者がこの画面においてユーザーIDと携帯電話番号とを入力してログインボタン28をクリックすると、入力されたユーザーID及び携帯電話番号はウェブサーバー22に送信され、ウェブサーバー22はこれらがユーザー管理データベース23に登録されたものであるか否かを検索する。そして、登録されたものであれば認証が完了したとして図8に示すサービスメニュー画面をディスプレイ12aに表示し、登録されたものでなければ認証不能として図9に示すエラー画面をディスプレイ12aに表示する。
【0030】
図8のサービスメニュー画面において利用者が「2.プリペイドID入力」を選択すると、ディスプレイ12aには図10に示すプリペイドID入力画面が表示される。この画面において利用者がプリペイドカード27に記載されたプリペイドIDとユーザーIDとを入力し、登録ボタン29をクリックすると、その入力情報がウェブサーバー22に送信される。ウェブサーバー22は受信したプリペイドIDが発行済みの正規のものであるか否かを通話サービスシステム9のプリペイドIDデータベース19に問い合わせ、正規のものであれば図11に示すようにそのプリペイドIDをユーザー管理データベース23の当該利用者のレコードに登録する。
【0031】
この登録が完了すると、ディスプレイ12aには図12に示すようにその旨及び登録内容が表示され、利用者がOKボタン30をクリックすると図13に示すサービスメニュー画面が表示される。利用者がこの時点で通話をしたい場合には、そのサービスメニュー画面において「1.通話サービス」を選択すればよい。なお、図13のサービスメニュー画面は図8のサービスメニュー画面と残高表示がある点で相違するが、この実施の形態では、ウェブサーバー22が図13のサービスメニュー画面を表示する度にプリペイドIDデータベース19に残高情報を問い合わせることにより、その残高表示がなされている。但し、ユーザー管理データベース23の上記レコードにさらなるフィールドを設け、ウェブサーバー22がプリペイドIDの登録時及び通話の度ごとにプリペイドIDデータベース19に残高情報を問い合わせてその結果を追加したフィールドに書き込んでおき(図14)、このフィールドに記憶された残高情報を図13のサービスメニュー画面を表示するときに表示するようにしてもよい。
【0032】
一方、入力されたプリペイドIDが正規のものであるか否かを問い合わせた結果、そのプリペイドIDが正規でないもの(未発行で実在しないもの、あるいは、たとえ発行済みであっても残高がないものや使用期限がある場合にその期限が切れているもの)と判明すれば、ウェブサーバー22はディスプレイ12aにエラー画面を表示する。
【0033】
プリペイドIDの登録を終えた利用者は、上述のようにその登録後即座に表示されるサービスメニュー画面において「1.通話サービス」を選択しなくても、いつでも通話をすることができる。すなわち、たとえプリペイドIDの登録後にログオフしたとしても、図3のメインメニュー画面において再度「2.ログイン」を選択し、図7のログイン画面においてユーザーID及び携帯電話番号を入力してログインボタン28をクリックし、続いて表示される図13のサービスメニュー画面において「1.通話サービス」を選択すればよい。
【0034】
図13の画面において「1.通話サービス」が選択されると、ディスプレイ12aには図15に示す通話サービスメニュー画面が表示されるので、本実施の形態では利用者が「2.相手先電話番号入力」を選択するものとする。すると、ディスプレイ12aには図16に示す電話番号入力画面が表示されるので、利用者は通話相手先の電話番号を入力する。
【0035】
利用者が相手先電話番号を入力して決定ボタン31をクリックすると、入力された電話番号はウェブサーバー22に送信される。そして、その電話番号と携帯電話12の電話番号とが通話サービスシステム9の予約データベース20に書き込まれ、ディスプレイ12aには図17に示す確認画面が表示される。
【0036】
この画面において利用者が通話開始ボタン32をクリックすると、ブラウザの有するPhone-toタグ機能により携帯電話12の接続がパケット通信網14からPSTN13に切り換えられ、タグに組み込まれた電話番号を持つCTIゲートウェイ18に電話がかけられる。ここで、タグに組み込まれたその電話番号の先頭には「186」が付加されており、携帯電話12の電話番号がCTIゲートウェイ18に強制的に通知されるので、CTIゲートウェイ18は着信電話番号に基づいて予約データベース20を検索することができ、予約データベース20にその着信電話番号と同一の電話番号が見つかればそれに対応して記憶されている相手先電話番号に国内キャリア15又は国際キャリア16を通じて電話をかける。なお、予約データベース20にその着信電話番号と同一の電話番号が見つからない場合には、CTIゲートウェイ18は従来同様に音声応答で利用者にプリペイドIDの入力を促し、入力されたプリペイドIDの認証が取れた場合には相手先電話番号の入力を待ってその電話番号に電話をかける。
【0037】
呼び出された相手先の電話17と携帯電話12との呼が接続されると、利用者は国内キャリア15又は国際キャリア16の回線網を利用して通話をすることができる。通話中、通話時間に応じて減算課金されるため、プリペイドIDデータベース19に記憶されている利用者のプリペイドIDについての残高は減少していく。
【0038】
通話の終了等により携帯電話12と相手先の電話17との呼が切断されると、携帯電話12のブラウザは直前の画面データをキャッシュから呼び出し、ディスプレイ12aには図17の確認画面が表示される。この画面において利用者が残高照会ボタン33をクリックすると、ウェブサーバー22がプリペイドIDデータベース19(ユーザー管理データベース23も残高情報を持っている場合にはプリペイドIDデータベース19又はユーザー管理データベース23)に残高情報を問い合わせ、図18に示すようにディスプレイ12aに残高を表示する。また、通話の途中で残高がなくなって呼が切断された場合には、CTIゲートウェイ18による命令に基づいてウェブサーバー22がその旨を通知する電子メールを携帯電話12に送信するようにしてもよい。
【0039】
この実施の形態に係る電話サービスの提供システムでは、ユーザー管理データベース23が利用者ごとに専用のレコードを供与してプリペイドIDの登録・管理がなされるASP(Application Service Provider)サービスが提供されるため、利用者は各自でプリペイドIDを管理して通話の度にそれを入力するという負担から解放される。
【0040】
なお、本実施の形態において利用者は通話時にユーザーIDを入力する必要はあるが、このユーザーIDは4桁の数列であるので覚える負担が少なく、また、ユーザーIDを携帯電話12の電話番号や利用者が任意に決めた番号とすることによって、利用者がそれを覚える負担がほとんどなくなる。さらに、たとえユーザーIDに4桁の数列を用いたとしても(つまり、ユーザーIDの桁数を少なくしたとしても)、本実施の形態ではログイン時に携帯電話12の電話番号を入力しなければならず、しかも、CTIゲートウェイ18に電話番号12の電話番号が強制的に通知されてその確認が取れてからでなければ発信されないので、桁数の多いプリペイドIDを入力していた従来に比しても認証の精度は確保されている。
【0041】
[実施の形態2]
実施の形態1では図15に示す通話サービスメニュー画面において利用者が「2.相手先電話番号入力」を選択した場合について説明したが、本実施の形態では利用者が通話相手先の電話番号を予めアドレス帳となるデータベースに登録しておき、その通話サービスメニュー画面において「1.アドレス帳からかける」を選択する場合について説明する。すなわち、以下ではユーザー管理データベース23にアドレス帳用のレコードを設け、ユーザー管理データベース23をアドレスデータベースとしても使用する場合について説明する。
【0042】
ユーザー管理データベース23に構築されるそのアドレス帳を編集するには、利用者は図8又は図13に示すサービスメニュー画面において「3.アドレス帳編集」を選択する必要があり、この選択がなされるとディスプレイ12aには図19に示すアドレス帳編集メニュー画面が表示される。利用者はこの画面からアドレス帳への電話番号の登録、アドレス帳からの電話番号の削除、又は登録した電話番号の変更を行うことができる。
【0043】
その図19の画面において「1.電話番号登録」が選択されると、ディスプレイ12aには図20に示す電話番号登録画面が表示される。ここで、利用者が相手の名前、相手先電話番号、必要ならば会社名等の備考を入力して登録ボタン34をクリックすると、これらの情報はウェブサーバー22に送信された後、ユーザー管理データベース23における当該利用者に割り当てられたアドレス帳用のレコードに登録される。
【0044】
他方、既に登録されている電話番号を削除又は変更したい場合には、利用者は図19の画面において「2.電話番号削除・変更」を選択する。これにより、ディスプレイ12aには図21に示す電話番号削除・変更画面が表示され、利用者はこの画面において削除又は変更したい電話番号を選択して削除ボタン35又は変更ボタン36をクリックする。例えば変更ボタン36がクリックされた場合には、ディスプレイ12aには図22に示すように登録内容が編集可能に表示されるので、利用者はその内容を適宜修正して登録ボタン37をクリックする。この図22の画面において登録ボタン37がクリックされると、ウェブサーバー22はユーザー管理データベース23の対応するデータを書き換える。また、図21の画面において削除ボタン35がクリックされると、ウェブサーバー22はユーザー管理データベース23の対応するデータを削除する。
【0045】
利用者がアドレス帳に登録された電話番号に電話をかけたい場合には、図15の通話サービスメニュー画面において「1.アドレス帳からかける」を選択すればよい。これにより、ディスプレイ12aには図23に示すアドレス選択画面が表示され、この画面において利用者が相手先電話番号を選択し、決定ボタン38をクリックすると、選択結果がウェブサーバー22に送信される。そして、その相手先電話番号と携帯電話12の電話番号とが予約データベース20に書き込まれ、ディスプレイ12aには図24に示す確認画面が表示される。
【0046】
利用者がその確認画面において通話開始ボタン39をクリックすると、実施の形態1におけると同様な手続が踏まれて利用者は通話をすることができる。また、通話後その確認画面が再表示されたときに利用者が残高照会ボタン40をクリックすると、ディスプレイ12aには図18に示す残高照会画面が表示される。
【0047】
この実施の形態に係る電話サービスの提供システムでは、ユーザー管理データベース23が利用者ごとに専用のレコードを供与して相手先電話番号の登録・管理がなされるASPサービスが提供されるため、利用者はプリペイドIDのみならず相手先電話番号の管理、入力の負担からも解放される。
【0048】
また、ユーザー管理データベース23においてあるアドレス帳用のレコードを複数の利用者のユーザーIDに関連づけておくことにより、複数の利用者が一つのアドレス帳を共用することができる。
【0049】
[実施の形態3]
実施の形態1及び実施の形態2においてユーザー管理データベース23に登録されたプリペイドIDについての残高がなくなり又は少なくなり、利用者が新たなプリペイドカードを購入した場合には、そのプリペイドカードに記載された新たなプリペイドIDについてユーザー管理データベース23に登録する必要がある。本実施の形態では、その新たなプリペイドIDの登録について説明する。
【0050】
新たなプリペイドIDについて登録しようとする利用者は、図3のメインメニュー画面において「2.ログイン」を選択し、図7のログイン画面においてユーザーIDと携帯電話番号とを入力してログインボタン28をクリックし、図13のサービスメニュー画面において「2.プリペイドID入力」を選択する。すると、ディスプレイ12aには図10に示すプリペイドID入力画面が表示されるので、利用者はこの画面において新たなプリペイドIDとユーザーIDとを入力して登録ボタン29をクリックする。
【0051】
その入力情報がウェブサーバー22に送信されると、ウェブサーバー22は受信したプリペイドIDが発行済みの正規のものであるか否かをプリペイドIDデータベース19に問い合わせ、正規のものであればユーザー管理データベース23の当該利用者のレコードを更新し、正規のものでなければディスプレイ12aにエラー画面を表示する。
【0052】
ところで、そのレコードの更新においては、ユーザー管理データベース23はそれまで登録されていたプリペイドIDと併存するような形で新たなプリペイドIDを登録し、プリペイドIDを二元的に管理してもよく、利用者の意思により又は自動的に一方のプリペイドIDの残高を他方のプリペイドIDの残高に加え、残高が加えられた方のプリペイドIDのみ登録を残してプリペイドIDを一元的に管理してもよい。後者のようにプリペイドIDを一元的に管理する場合には、ウェブサーバー22はプリペイドIDデータベース19に記憶されている新旧双方のプリペイドIDの残高情報を書き換える。
【0053】
このように新たなプリペイドIDについての登録がなされたとき、利用者は上記各実施の形態におけると同様に通話サービスの提供を受けることができるが、ユーザー管理データベース23の当該利用者のレコードに複数のプリペイドIDが登録されプリペイドIDが二元的に管理されている場合には、一のプリペイドIDについての残高が通話途中でなくなったとしても減算課金の対象を自動的に他のプリペイドIDに切り換え、通話が途切れないようにしてもよい。
【0054】
この実施の形態に係る電話サービスの提供システムでは、利用者が新たなプリペイドカードを購入したときに複数のプリペイドIDの残高を合算し、又は減算課金の対象を一のプリペイドIDから他のプリペイドIDに自動的に切り換えることによって、中途半端な残高が残ったときにその残高が利用されないまま放置されていた従来の不都合が解消され、残高の完全利用が図られる。
【0055】
なお、本発明は以上説明した各実施の形態に限られるものではなく、例えばユーザー登録時に図4の画面において決定ボタン25をクリックすると入力された携帯電話番号が予約データベース20に書き込まれ(図25)、ディスプレイ12aに図26に示す確認画面が表示され、利用者がこの確認画面において登録ボタン41をクリックすると、Phone-toタグ機能により携帯電話12からCTIゲートウェイ18に電話がかけられるようにしてもよい。このとき、携帯電話12の電話番号は強制的にCTIゲートウェイ18に通知され、CTIゲートウェイ18により着信電話番号が予約データベース20に記憶されたものであるか否かが検索され、記憶されたものであればその電話番号がユーザー管理データベース23に登録されるとともにユーザーIDが発行され、ディスプレイ12aに図6の画面が表示される。
【0057】
さらに、プリペイドIDはプリペイドカードに化体した形ではなくインターネット上で販売されてもよく、情報端末器はパーソナルコンピューターやいわゆるモバイル端末等のインターネット端末器でもよく、ウェブサーバー22がディスプレイ12aに表示する視覚情報をCTIゲートウェイ18が携帯電話12に音声情報として伝えユーザーID等をプッシュ信号で受け付けることにより、ウェブサーバー22を省略する構成としてもかまわない。
【0058】
【発明の効果】
本発明は、以上説明したように構成したので、プリペイド式電話サービスの提供に際して利用者のプリペイドID等の入力負担を著しく軽減することができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る電話サービスの提供システムを示す説明図である。
【図2】プリペイドIDデータベースにおけるデータ内容を示す説明図である。
【図3】携帯電話のディスプレイに表示されたメインメニュー画面を示す説明図である。
【図4】携帯電話のディスプレイに表示されたユーザー登録画面を示す説明図である。
【図5】ユーザー管理データベースに利用者のユーザーID及び携帯電話番号が登録された状態を示す説明図である。
【図6】携帯電話のディスプレイに表示されたユーザーID及び携帯電話番号についての登録完了画面を示す説明図である。
【図7】携帯電話のディスプレイに表示されたログイン画面を示す説明図である。
【図8】携帯電話のディスプレイに表示されたサービスメニュー画面を示す説明図である。
【図9】携帯電話のディスプレイに表示されたエラー画面を示す説明図である。
【図10】携帯電話のディスプレイに表示されたプリペイドID入力画面を示す説明図である。
【図11】ユーザー管理データベースに利用者のプリペイドIDが登録された状態を示す説明図である。
【図12】携帯電話のディスプレイに表示されたプリペイドIDについての登録完了画面を示す説明図である。
【図13】携帯電話のディスプレイに表示されたサービスメニュー画面を示す説明図である。
【図14】ユーザー管理データベースが残高情報のフィールドを有する場合を示す説明図である。
【図15】携帯電話のディスプレイに表示された通話サービスメニュー画面を示す説明図である。
【図16】携帯電話のディスプレイに表示された電話番号入力画面を示す説明図である。
【図17】携帯電話のディスプレイに表示された確認画面を示す説明図である。
【図18】携帯電話のディスプレイに表示された残高照会画面を示す説明図である。
【図19】携帯電話のディスプレイに表示されたアドレス帳編集メニュー画面を示す説明図である。
【図20】携帯電話のディスプレイに表示された電話番号登録画面を示す説明図である。
【図21】携帯電話のディスプレイに表示された電話番号削除・変更画面を示す説明図である。
【図22】携帯電話のディスプレイに表示された電話番号変更画面を示す説明図である。
【図23】携帯電話のディスプレイに表示されたアドレス選択画面を示す説明図である。
【図24】携帯電話のディスプレイに表示された確認画面を示す説明図である。
【図25】予約データベースに携帯電話番号が一時的に書き込まれた状態を示す説明図である。
【図26】予約データベースに携帯電話番号が一時的に書き込まれたときにディスプレイに表示される確認画面を示す説明図である。
【図27】 Phone-toタグにより引数を渡す例を示す説明図である。
【図28】携帯電話のディスプレイに表示される電話番号入力画面の他の例を示す説明図である。
【図29】従来のプリペイド式電話サービスを示す説明図である。
【符号の説明】
8 電話サービス提供システム
9 通話サービスシステム
10 ウェブサービスシステム
12 携帯電話
15 国内キャリア(特定事業者)
16 国際キャリア(特定事業者)
18 CTIゲートウェイ
22 ウェブサーバー(ID発行手段、ウェブサーバー)
23 ユーザー管理データベース(ユーザー管理データベース、アドレスデータベース)

Claims (12)

  1. 特定事業者による電話サービスを受けるためのプリペイドIDを購入した者が電話機能を有し且つブラウザを搭載する情報表示型の携帯電話で公衆回線網を経由してCTIゲートウェイに電話をかけてそのプリペイドIDを入力することにより、プリペイドIDの購入者に購入額に応じた分の電話サービスを提供する電話サービスの提供方法であって、
    前記購入者が使用する携帯電話の電話番号を含むユーザー情報を登録すべく、パケット通信網を経由して前記特定事業者のウェブサーバーにアクセスすると、ID発行手段により、入力された電話番号に組み合わせて認証用のユーザーIDを発行するとともにそれらをユーザー管理データベースに登録し
    前記ウェブサーバーは、前記パケット通信網を経由して該ウェブサーバーにアクセスしている携帯電話に入力された電話番号および前記ユーザーIDの組み合わせが、既に前記ユーザー管理データベースに登録された電話番号および前記ユーザーIDの組み合わせであると判断した場合に、このアクセスしている携帯電話のログインを許し、
    当該ログイン中の携帯電話のブラウザ上で、前記購入者が購入したプリペイドIDを登録内容に加えるべく該プリペイドIDと前記ユーザーIDとが入力されると、前記ウェブサーバーが、入力された前記ユーザーIDと一致する既に前記ユーザー管理データベースに登録された前記ユーザーIDおよび電話番号の組み合わせの登録内容に、入力された前記プリペイドIDを加え、
    当該ログイン中の携帯電話のブラウザ上で相手先の電話番号が決定されると、当該ログインのために入力された電話番号と決定された相手先の電話番号とが、前記CTIゲートウェイにより検索可能な予約データベースに書き込まれ、
    当該ログイン中の携帯電話のブラウザ上で相手先の電話番号への通話が実行されると、該ブラウザの有するPhone-toタグ機能により当該ログイン中の携帯電話から前記CTIゲートウェイに電話がかけられるとともにその携帯電話の電話番号が該CTIゲートウェイに強制的に通知され、
    該CTIゲートウェイは、強制通知された電話番号が前記予約データベースに書き込まれた電話番号と同一と判断した場合、自らにかけられた携帯電話を前記特定事業者としてのキャリアを通じて相手先の電話機へと接続して、前記購入者に前記特定事業者の回線網を用いて前記電話サービスを提供することを特徴とする電話サービスの提供方法。
  2. 前記購入者は前記ユーザーIDに基づいて相手先の電話番号をアドレスデータベースに登録することができるとともに、該アドレスデータベースに登録された電話番号を前記携帯電話により閲覧することができ、
    前記購入者が前記アドレスデータベースに登録された電話番号の一つを前記ブラウザ上で選択したときに、該ブラウザの有するPhone-toタグ機能により前記CTIゲートウェイに電話がかけられることを特徴とする請求項1に記載の電話サービスの提供方法。
  3. 前記CTIゲートウェイは、通知された携帯電話の電話番号が前記予約データベースに書き込まれた電話番号と同一ではないと判断した場合には、前記プリペイドIDの入力による認証を行い、その認証が取れた場合に自らにかけられた携帯電話を相手先の電話機へと接続することを特徴とする請求項1または請求項2に記載の電話サービスの提供方法。
  4. 前記ユーザーIDを前記購入者が任意に変更可能であることを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれか1項に記載の電話サービスの提供方法。
  5. 前記ユーザーIDが前記携帯電話の電話番号であることを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれか1項に記載の電話サービスの提供方法。
  6. 前記ユーザー管理データベースにプリペイドIDを登録している購入者が新たなプリペイドIDについても登録する場合に、両プリペイドIDの残高を合算し又は減算課金の対象を一のプリペイドIDから他のプリペイドIDに自動的に切り換えることを特徴とする請求項1ないし請求項5のいずれか1項に記載の電話サービスの提供方法。
  7. 特定事業者による電話サービスを受けるためのプリペイドIDを購入した者が電話機能を有し且つブラウザを搭載する情報表示型の携帯電話で公衆回線網を経由してCTIゲートウェイに電話をかけてそのプリペイドIDを入力することにより、プリペイドIDの購入者に購入額に応じた分の電話サービスを提供する電話サービスの提供システムであって、
    前記購入者が使用する携帯電話の電話番号を含むユーザー情報を登録するためのユーザー管理データベースと、
    該ユーザー管理データベースに使用する電話番号を含むユーザー情報が登録された場合にその登録された電話番号に組み合わせて認証用のユーザーIDを発行するとともに該ユーザーIDを登録内容に加えるID発行手段と、
    パケット通信網を経由して自らにアクセスしている携帯電話に入力された電話番号および前記ユーザーIDの組み合わせが、前記ユーザー管理データベースに既に登録された電話番号および前記ユーザーIDの組み合わせであると判断した場合にこのアクセスしている携帯電話のログインを許し、かつ当該ログイン中の携帯電話のブラウザ上で前記購入者が購入したプリペイドIDを登録内容に加えるべく該プリペイドIDと前記ユーザーIDとが入力されると、入力された前記ユーザーIDと一致する既に前記ユーザー管理データベースに登録された前記ユーザーIDおよび電話番号の組み合わせの登録内容に、入力された前記プリペイドIDを加え、しかも当該ログイン中の携帯電話のブラウザ上で相手先の電話番号が決定されると、当該ログインのために入力された電話番号と決定された相手先の電話番号とを、前記CTIゲートウェイにより検索可能な予約データベースに書き込み可能なサーバを介して前記予約データベースに書き込ませ、ついで当該ログイン中の携帯電話のブラウザ上で相手先の電話番号への通話が実行されると、該ブラウザの有するPhone-toタグ機能により当該ログイン中の携帯電話から前記CTIゲートウェイに電話をかけさせるとともにその携帯電話の電話番号を該CTIゲートウェイに強制的に通知させるウェブサーバーと、
    強制通知された電話番号が前記予約データベースに書き込まれた電話番号と同一と判断した場合、自らにかけられた携帯電話を前記特定事業者としてのキャリアを通じて相手先の電話機へと接続して、前記購入者に前記特定事業者の回線網を用いて前記電話サービスを提供するCTIゲートウェイと、を備えることを特徴とする電話サービスの提供システム。
  8. 前記購入者が前記ユーザーIDに基づいて相手先の電話番号を登録することができるアドレスデータベースが設けられ、前記購入者は前記アドレスデータベースに登録された電話番号を前記携帯電話により閲覧することができ、
    前記購入者が前記アドレスデータベースに登録された電話番号の一つを前記ブラウザ上で選択したときに、該ブラウザの有するPhone-toタグ機能により前記CTIゲートウェイに電話がかけられることを特徴とする請求項7に記載の電話サービスの提供システム。
  9. 前記CTIゲートウェイは、通知された携帯電話の電話番号が前記予約データベースに書き込まれた電話番号と同一ではないと判断した場合には、前記プリペイドIDの入力による認証を行い、その認証が取れた場合に自らにかけられた携帯電話を相手先の電話機へと接続することを特徴とする請求項7または請求項8に記載の電話サービスの提供システム。
  10. 前記ユーザーIDを前記購入者が任意に変更可能であることを特徴とする請求項7ないし請求項9のいずれか1項に記載の電話サービスの提供システム。
  11. 前記ユーザーIDが前記携帯電話の電話番号であることを特徴とする請求項7ないし請求項9のいずれか1項に記載の電話サービスの提供システム。
  12. 前記ユーザー管理データベースにプリペイドIDを登録している購入者が新たなプリペイドIDについても登録する場合に、両プリペイドIDの残高を合算し又は減算課金の対象を一のプリペイドIDから他のプリペイドIDに自動的に切り換えることを特徴とする請求項7ないし請求項11のいずれか1項に記載の電話サービスの提供システム。
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