JP5490284B2 - 車両貸出管理システム - Google Patents

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Description

本発明は、車両貸出管理システムに関し、特に、非対面でユーザの望む車種の車両の貸し出しを行う車両貸出管理システムに関する。
近年、特に都市部において自動車の販売台数が伸び悩んでいる。
その主な理由としては、都市部では電車・バス等の交通機関の利便性が高い点、自動車だと渋滞に巻き込まれる可能性が高い点、高額な自動車価格や駐車場料金、ガソリン代の高騰等があげられる。
こういった背景から、低額で維持費もかからず使いたいときだけ使うことのできる、レンタカーの利用が増えている。
しかしながら、レンタカーは上記のようにコストがかからないといったメリットがある一方でデメリットも存在する。すなわち、レンタカーの利用手続きは原則対面が必要であり、その手間が煩雑になるとともに、利用者は利用の際にはレンタカー店舗を直接訪れなければならなく、当該店舗が利用者の自宅等から遠い場合には利用しづらいといったデメリットがある。
このようなデメリットを解消する従来技術として、特許文献1が開示するところのカーレンタルシステムが提案されている。
このカーレンタルシステムは、マンションの駐車場に予めカーレンタル会社からリースして車両を用意しておくとともに、その車両の利用手続を無人で行うカーレンタル制御装置が当該駐車場近くに設置されて構成されている。
このカーレンタル制御装置は、その駐車場の車両のキーを挿入して保管する車両キー挿入場所と、与信・課金のためのカード読取装置と、モニタや各種キーとを有して構成されている。
上記マンションの居住者等は、上記カーレンタル制御装置のカード読取装置にカードを挿入し、暗証番号等を入力した後に認証が成功すると、上記車両キー挿入場所から車両キーを抜き取ることができるようになる。そして、マンションの居住者は、その抜き取った車両キーを持ってマンションの駐車場へ向かい、そこに駐車している車両を利用する。
このように、特許文献1のカーレンタルシステムは、利用者が、自身の居住するマンション近くの駐車場に既に駐車されている車両を非対面で利用できるよう構成されており、対面手続の煩雑さや遠方のレンタカー店舗まで足を運ぶといった上記一般的なレンタカーにおけるデメリットを解消することが可能となっている。
特開2002−288784
しかしながら、上記特許文献1のカーレンタルシステムには、利用者自身が希望する車種の車両を利用できないおそれがある、という問題がある。
上記特許文献1のカーレンタルシステムにより提供されるサービスは、マンションの駐車場に常時駐車されている車両をマンションの居住者で共同使用しようとするもので、いわゆるカーシェアリングに近いものである。
従って、この特許文献1のカーレンタルシステムは、カーレンタル会社から予めリースしておいた車両をマンションの駐車場に用意しておくものであるので、利用者は、その駐車場にある車種から利用する車両を選ばなくてはならない。また、仮にその駐車場で用意されている車種であっても、利用したいときには他のマンションの居住者が利用中であり、結局希望しない車種での利用を強いられる可能性がある。
例えば、家族5人全員でキャンプに出掛けようとしてワゴン車を利用したいときであっても、マンションの駐車場には2人乗りのスポーツカーしかない、といった場合には、上記特許文献1のカーレンタルシステムの提供するサービスを全く利用できないことになってしまう。
本発明は、上記問題点に鑑みてなされたものであり、利用者が希望する車種の車両を確実にレンタルでき、レンタルするに際し遠方まで足を運ぶ必要がなく、非対面で極めて簡素な手続きで利用可能な車両貸出管理システムを提供することを目的とする。
かかる目的を達成するため、本発明における車両貸出管理システムは、車両貸出サービスを利用する利用者が操作するユーザ端末と、利用者が貸出を希望する車種を含む車両貸出の利用予約の内容を示す予約情報をユーザ端末から受信し管理する車両貸出管理サーバと、利用者に対して車両貸出サービスを提供する車両貸出事業者が操作し、車両貸出管理サーバから予約情報を受信し表示する貸出事業者端末と、貸出事業者端末により表示される予約情報に基づいて車両貸出事業者が貸出車両を駐車場に搬送する際に、車両貸出事業者により配送される貸出車両の車両キーを収納する施錠可能なロッカーボックスを備えたロッカー装置とを有し、ロッカー装置は、車両キーが収納されると、収納された旨の通知を車両貸出管理サーバへ送信し、車両貸出管理サーバは、車両キーが収納された旨の通知をロッカー装置から受信すると、通知をユーザ端末へ送信し、ユーザ端末は、車両キーが収納された旨の通知を車両貸出管理サーバから受信すると、通知を表示することを特徴とする。
また、本発明によれば、上記ロッカー装置は、利用者により車両キーが取り出されると、取り出された旨の通知を車両貸出管理サーバへ送信し、車両貸出管理サーバは、車両キーが取り出された旨の通知をロッカー装置から受信すると、通知を貸出事業者端末へ送信し、貸出事業者端末は、車両キーが取り出された旨の通知を車両貸出管理サーバから受信すると、通知を表示することを特徴とする。
また、本発明によれば、上記ロッカー装置は、利用者により車両キーが返却及び収納されると、返却及び収納された旨の通知を車両貸出管理サーバへ送信し、車両貸出管理サーバは、車両キーが返却及び収納された旨の通知をロッカー装置から受信すると、通知を貸出事業者端末へ送信し、貸出事業者端末は、車両キーが返却及び収納された旨の通知を車両貸出管理サーバから受信すると、通知を表示することを特徴とする。
また、本発明によれば、上記ロッカー装置は、情報記録媒体又は電子機器により構成されるロッカーキーから発信される情報を読み取り、読み取った情報に基づいて車両キーを収納可能なロッカーボックスの解錠及び開扉を行うことを特徴とする。
なお、以上の構成要素の任意の組合せや、本発明の構成要素や表現を方法、装置、システム、コンピュータプログラム、コンピュータプログラムを格納した記録媒体などの間で相互に置換したものもまた、本発明の態様として有効である。
本発明における車両貸出管理システムによれば、ユーザ端末は利用者の希望車種を含む予約情報を車両貸出管理サーバを介して貸出事業者端末へ送信して車両貸出の利用予約を行い、ロッカー装置は、その貸出車両の車両キーが収納されると、収納された旨の通知を車両貸出管理サーバへ送信し、車両貸出管理サーバは、車両キーが収納された旨の通知をロッカー装置から受信すると、通知をユーザ端末へ送信し、ユーザ端末は、車両キーが収納された旨の通知を車両貸出管理サーバから受信すると、通知を表示するので、利用者が希望する車種の車両を確実にレンタルでき、遠方まで足を運ぶ必要がなく、非対面で極めて簡素な手続きで車両をレンタルすることが可能となる。
本発明の実施の形態における車両貸出管理システムの構成を示す図である。 本発明の実施の形態におけるユーザ端末の構成を示す図である。 本発明の実施の形態における車両貸出管理サーバの構成を示す図である。 本発明の実施の形態における貸出事業者端末の構成を示す図である。 本発明の実施の形態におけるロッカー装置の構成を示す図である。 本発明の実施の形態におけるロッカー装置の外観を示す図である。 本発明の実施の形態における車両貸出管理システムによる車両貸出の利用予約時の動作の流れを示すシーケンスチャートである。 本発明の実施の形態における車両貸出事業者による車両キー配送時の車両貸出管理システムによる動作の流れを示すシーケンスチャートである。 本発明の実施の形態における利用者による車両キーの取出し時の車両貸出管理システムによる動作の流れを示すシーケンスチャートである。 本発明の実施の形態における利用者による車両キー返却時の車両貸出管理システムによる動作の流れを示すシーケンスチャートである。
<概略>
本発明の実施の形態では、マンション等の集合住宅の利用者による車両貸出の要求に応じて、車両貸出業務を行う車両貸出事業者が駐車場に貸出車両を搬送し、その集合住宅の共用部分等に設置された宅配ロッカーにその貸出車両のキーを収納させることにより、利用者は非対面で自身の望む車種の車両の貸出を受けることができるというものである。
<構成>
図1は、本発明の実施の形態における車両貸出管理システムの構成を示す図である。
図に示すように、
例えば集合住宅の居住者である車両貸出サービスの利用者が操作する情報処理装置であるユーザ端末10と、
そのユーザ端末10から車両貸出サービスの利用予約を受け付けるサーバ装置である車両貸出管理サーバ20と、
その車両貸出管理サーバ20を管理する事業者(車両貸出事業者)により操作される情報処理装置であって上記利用者による利用予約を確認するための貸出事業者端末30と、
上記利用者に貸し出される車両のキーである車両キー40と、
その車両キー40を収納するロッカーであってその収納状況を示す情報を車両貸出管理サーバ20へ送信して報告するロッカー装置50と、
そのロッカー装置50のロッカー扉の鍵を解錠するロッカーキー60と、
上記ユーザ端末10、車両貸出管理サーバ20、貸出事業者端末30及びロッカー装置50を相互接続するネットワーク100とを有して構成される。
ユーザ端末10は、集合住宅の居住者等の利用者により操作される情報処理装置であって、例えば、デスクトップ/ノートブック型のPC、スマートフォン、携帯電話機、PHS、PDA等である。
図2は、本発明の実施の形態におけるユーザ端末10の構成を示す図である。
図に示すように、ユーザ端末10は、
CPU等により構成されユーザ端末10全体を制御する制御部11と、
様々な情報を格納する情報格納部12と、
ネットワーク100を介して情報の送受信を行う通信部13と、
ディスプレイ等により構成され情報の表示を行う表示部14と、
各種キー等により構成され情報の入力を行う操作部15とを有して構成されている。
利用者は、ユーザ端末10を用いて、車両貸出管理システムが提供する車両貸出サービスの利用を開始するための登録、利用の予約、及び車両が搬送されたこと等の各種通知の受信等を行う。
車両貸出管理サーバ20は、車両貸出サービスの提供側である車両貸出事業者が管理するサーバ装置であって、例えば、ワークステーション等の大型の情報処理装置である。
図3は、本発明の実施の形態における車両貸出管理サーバ20の構成を示す図である。
図に示すように、車両貸出管理サーバ20は、
CPU等により構成されユーザ端末10全体を制御する制御部21と、
利用者の個人情報や車両の貸出状況を示す情報等様々な情報を格納する情報格納部22と、
ネットワーク100を介して情報の送受信を行う通信部23とを有して構成されている。
車両貸出管理サーバ20は、車両貸出サービス利用開始のために必要な利用者の個人情報等である利用者情報をユーザ端末10から受信すると、上記情報格納部22に格納して管理する。
また、車両貸出管理サーバ20は、車両貸出サービスの利用予約のための予約情報をユーザ端末10から受信すると、同様に上記情報格納部22に格納して管理する。貸出事業者端末30は、車両貸出管理サーバ20にアクセスすることによって、この情報格納部22において管理される車両貸出情報を受信及び表示する。これにより、車両貸出事業者は、どの利用者がいつどこで車両貸出サービスの利用を希望しているかを容易かつ迅速に把握することができる。
また、車両貸出管理サーバ20は、車両の貸出状況を示す車両貸出情報を貸出事業者端末30及びロッカー装置50から受信すると、同様に上記情報格納部22に格納して管理する。ユーザ端末10又は貸出事業者端末30は、車両貸出管理サーバ20にアクセスすることによって、この情報格納部22において管理される車両貸出情報を受信及び表示する。これにより、利用者又は車両貸出事業者は、車両の貸出状況を容易かつ迅速に把握することができる。
貸出事業者端末30は、車両貸出事業者により操作される情報処理装置であって、例えば、デスクトップ/ノートブック型のPC、スマートフォン、携帯電話機、PHS、PDA等である。
図4は、本発明の実施の形態における貸出事業者端末30の構成を示す図である。
図に示すように、貸出事業者端末30は、
CPU等により構成され貸出事業者端末30全体を制御する制御部31と、
様々な情報を格納する情報格納部32と、
ネットワーク100を介して情報の送受信を行う通信部33と、
ディスプレイ等により構成され情報の表示を行う表示部34と、
各種キー等により構成され情報の入力を行う操作部35とを有して構成されている。
車両貸出事業者は、貸出事業者端末30を用いて、上記利用者情報及び予約情報の取得要求を車両貸出管理サーバ20に送信し、当該利用者情報及び予約情報を車両貸出管理サーバ20から受信して表示を行う。車両貸出事業者は、その表示された利用者情報及び予約情報を参照して、車両及び車両キー40の駐車場への搬送等の車両貸出サービスの提供を行う。
ロッカー装置50は、複数の施解錠可能なロッカーボックスを備えたロッカーであって、利用者の生活圏又は通学・通勤圏内に設置される。本実施の形態では、一例として、利用者が居住する集合住宅(マンション)に設置される。
図5は、本発明の実施の形態におけるロッカー装置50の構成を示す図である。
図に示すように、ロッカー装置50は、
CPU等により構成されロッカー装置50全体を制御する制御部51と、
様々な情報を格納する情報格納部52と、
ネットワーク100を介して情報の送受信を行う通信部53と、
ディスプレイ等により構成され情報の表示を行う表示部54と、
各種キー等により構成され情報の入力を行う操作部55と、
情報記録媒体又は電子機器等であるロッカーキー60から発信される解錠情報を読み取る解錠情報読取部56と、
車両キー40を収納する施解錠可能な複数のロッカーボックスである車両キー収納部57とを有して構成されている。
この車両キー収納部57は、車両キー40が収納又は取り出されると、これを認識できる機能を有している。例えば、車両キー収納部57内には車両キー40を差し込む鍵穴が設けられており、車両キー40がこの鍵穴に差し込まれて車両キー収納部57内に収納されると、当該収納されたことを制御部51が認識する。また、この鍵穴から車両キー40を引き抜いて車両キー収納部57から取り出すと、当該取り出されたことを制御部51が認識する。
車両貸出事業者は、利用者から車両の貸出の利用予約を受け付けると、車両を指定の駐車場まで搬送するとともに、上記ロッカー装置50の車両キー収納部57に当該搬送した車両の車両キー40を収納し、施錠する。
利用者は、ユーザ端末10を用いて、車両貸出管理サーバ20から上記車両の搬送の通知を受信し表示することで、その事実を確認し、ロッカー装置50の設置場所まで移動し、上記車両キー収納部57から自身が貸し出された車両の車両キー40を取り出し、貸し出された車両を利用する。
このように、ロッカー装置50は、ユーザが不在のときであっても、車両キー40の配送担当者等が車両キー40を預け入れられる、いわゆる宅配ロッカーボックスとして機能する。
また、図6は、本発明の実施の形態におけるロッカー装置50の外観を示す図である。
図に示すように、ロッカー装置50は、複数のロッカーボックスである車両キー収納部57を備えている。
利用者又は車両貸出事業者は、表示部54上に表示されている指示に従って、操作部55を用いてキー押下等し、各自事前に車両貸出事業者から配布されているロッカーキー60を解錠情報読部56にかざしたり接触させたり等すると、該当する車両キー収納部57が解錠し、そのロッカー扉が開扉する。利用者又は車両貸出事業者は、その開扉した車両キー収納部57に車両キー40を収納したり、取り出したりする。
車両キー40は、車両貸出事業者が利用者に貸し出す車両のキーである。
上述のように、車両貸出の際には、ロッカー装置50の車両キー収納部57に収納される。各車両キー40には予め識別情報が付与され、どの車両キー40がどの利用者に使用されるか識別可能になっている。
ロッカーキー60は、ロッカー装置50の車両キー収納部57の解錠を行うためのキーであって、例えば、当該解錠を行うための情報である解錠情報が書き込まれているICカード、ICタグ、スマートフォン、携帯電話機、PHS、PDA等の情報の発信機能を備えた情報記録媒体又は電子機器等である。
このロッカーキー60は、利用者及び車両キー40配送担当者(車両貸出事業者)に対して車両貸出事業者から事前に配布されている。利用者又は車両キー40配送担当者は、その配付されたロッカーキー60を上記ロッカー装置50の解錠情報読取部56にかざしたり、接触させたりすることにより、その解錠情報読取部56に読み取らせ、当該認証が成功すると、該当する車両キー収納部57が解錠し、そのロッカー扉が開扉する。
なお、本実施の形態では、ロッカーキー60は、解錠情報を発信する情報記録媒体又は電子機器であるとするが、これに限定されない。例えば、車両キー収納部57の解錠及び開扉を行うためのパスワード等の無体物であってもよい。この場合、利用者等は、操作部55を用いて、当該パスワードを入力して、車両キー収納部57の解錠及び開扉を行う。
<動作>
(1)車両貸出サービスの利用開始のための登録手続
まず、利用者は、車両貸出サービスの利用を開始する前に、自身の個人情報(氏名、住所、電話番号、メールアドレス、運転免許証の情報等)を車両貸出事業者側に提出する。
例えば、利用者は、ユーザ端末10を用いて、上記個人情報を利用者情報として車両貸出管理サーバ20へ送信し、車両貸出管理サーバ20は、その利用者情報を受信すると、当該利用者用のデータベースを新たに作成して当該利用者に対しその利用者を識別するための識別情報(以下、利用者IDという)を付与するとともに、当該データベースに受信した利用者情報を情報格納部22に登録する。
また、利用者は、運転免許証のコピーを郵送したり、車両貸出事業者の店舗を直接訪れて運転免許証や車両貸出サービスの課金用にクレジットカード等を提示したりする。車両貸出事業者は、貸出事業者端末30を用いて、その郵送されたり直接提示されたりした書類等を入力して車両貸出管理サーバ20へ送信し、上記データベースに登録する。
以上のように、利用者の書類の確認及び車両貸出管理サーバ20における利用者情報の登録が完了すると、車両貸出事業者側から利用者へ当該利用者ID等が書き込まれたロッカーキー60が配送又は直接手渡しされる。
利用者は、そのロッカーキー60を取得後、車両貸出サービスの利用が可能となる。
(2)車両貸出の利用予約動作
図7は、本発明の実施の形態における車両貸出管理システムによる車両貸出の利用予約時の動作の流れを示すシーケンスチャートである。
以下、本図に沿って、利用者による車両貸出の利用予約時における車両貸出管理システムの動作について説明を進める。
利用者は、上述の通り車両貸出サービスの利用開始のための登録手続が完了した後、ユーザ端末10を用いて、車両貸出の予約のために必要な予約情報を入力する(ステップS101)。
この予約情報は、例えば、利用者ID、貸出車両の駐車(搬送・返却)を希望する駐車場、車両キー40の配送を希望するロッカー装置50の設置場所、利用開始予定日時、利用終了予定日時、希望車種、喫煙車/禁煙者の指定、ナビ等の備品の有無等である。
ユーザ端末10は、上記入力した予約情報を車両貸出管理サーバ20へ送信する(ステップS102)。
車両貸出管理サーバ20は、上記予約情報をユーザ端末10から受信すると、その受信した予約情報を情報格納部22に登録する(ステップS103)。
次に、車両貸出管理サーバ20は、その登録した予約情報を貸出事業者端末30へ送信する(ステップS104)。
貸出事業者端末30は、上記予約情報を車両貸出管理サーバ20から受信すると、その受信した予約情報を情報格納部32に一旦格納後に表示部34上に表示する(ステップS105)。
次に、車両貸出事業者は、その表示された予約情報を確認すると、貸出事業者端末30を用いて、予約情報の各条件(日時、駐車場、車種など)で車両を提供できるか否かを車両貸出管理サーバ20に問い合わせるため予約情報を送信する(ステップS106)。
車両貸出管理サーバ20は、上記問い合わせのための予約情報を受信すると、情報格納部22で管理されている車両貸出情報を参照して、上記予約情報における各条件で貸出できる車両に空きがあるか否かを判断する(ステップS107)。
そして、車両貸出管理サーバ20は、その判断結果を示す情報を貸出事業者端末30へ送信する(ステップS108)。
貸出事業者端末30は、上記判断結果を示す情報を受信すると、その受信した判断結果を表示部34上に表示する(ステップS109)。
車両貸出事業者は、その表示された判断結果に基づいて、利用者に対して当該車両貸出の予約が有効か否かの通知をユーザ端末10へ送信する(ステップS110)。
ユーザ端末10は、その予約有効/無効の通知を受信すると、その通知の内容を表示部14上に表示する(ステップS111)。
利用者は、その通知の内容を閲覧して、予約が有効であれば、その予約内容の通り車両貸出サービスを利用することを確認する。
一方、利用者は、予約が無効であれば、利用日時や車種等を変更して再度車両貸出サービスの予約を行う。
また、上記予約が有効である場合には(ステップS112/Yes)、車両貸出事業者は、貸出事業者端末30を用いて、当該予約情報の内容で車両の貸出を行う旨の情報を車両貸出管理サーバ20へ送信する(ステップS113)。
車両貸出管理サーバ20は、その予約情報の内容で車両の貸出を行う旨の情報を貸出事業者端末30から受信すると、その受信した情報を車両貸出情報として情報格納部22に登録する(ステップS114)。
以上で、車両貸出の利用予約動作は終了する。
その後、車両貸出事業者は、車両キー40の配送担当者に上記利用予約した利用者の識別IDを含む解錠情報が書き込まれたロッカーキー60を渡すとともに、車両の搬送及び当該車両の車両キー40の配送の準備を行う。
(3)車両貸出事業者による車両キー40配送時の動作
図8は、本発明の実施の形態における車両貸出事業者による車両キー40配送時の車両貸出管理システムによる動作の流れを示すシーケンスチャートである。
以下、本図に沿って、車両貸出事業者が利用者の車両貸出サービスの利用予約を受けて、ロッカー装置50へ車両キー40を配送するときの車両貸出管理システムによる動作について説明を進める。
車両貸出事業者は、上述のように、利用者から車両貸出サービスの利用予約を受け付けると、予約情報を参照して、利用者が希望する車種の車両を、利用開始日時までに、利用者が希望する駐車場(例えば、利用者の居住する集合住宅の駐車場)まで搬送する。
また、車両貸出事業者は、予約情報を参照して、上記搬送する車両の車両キー40を、利用者が希望するロッカー装置50(例えば、利用者の居住する集合住宅の共用部分に設置されたロッカー装置50)まで配送する。
車両貸出事業者は、上記利用者が希望するロッカー装置50の設置場所まで赴くと、ロッカーキー60を上記ロッカー装置50の解錠情報読取部56にかざしたり、接触させたりすることにより、その解錠情報読取部56に読み取らせる。
上記解錠情報読取部56が、ロッカーキー60から発信された解錠情報を読み取ると(ステップS201)、ロッカー装置50は当該読み取った解錠情報を車両貸出管理サーバ20へ送信する(ステップS202)。
車両貸出管理サーバ20は、上記解錠情報をロッカー装置50から受信すると、情報格納部22に登録されている予約情報を参照して、当該予約情報における識別IDと、受信した解錠情報における識別IDとを比較し、認証を行う(ステップS203)。
そして、車両貸出管理サーバ20は、その認証結果をロッカー装置50へ送信する(ステップS204)。
ロッカー装置50は、上記認証結果を受信し、その認証結果の内容が失敗である場合には(ステップS205/No)、そのまま動作を終了する。
一方、その認証結果の内容が成功である場合には(ステップS205/Yes)、ロッカー装置50は、その認証結果において特定される車両キー収納部57を解錠し、そのロッカー扉を開扉する(ステップS206)。
次に、車両貸出事業者は、その開扉した車両キー収納部57内に車両キー40を入れて、そのロッカー扉を閉扉して施錠する(ステップS207)。
すると、ロッカー装置50は、その収納された車両キー40の識別情報を車両貸出管理サーバ20へ送信して、その車両キー40が車両キー収納部57内に収納された旨を車両貸出管理サーバ20に通知する(ステップS208)。
車両貸出管理サーバ20は、その通知をロッカー装置50から受信すると、同時に受信した車両キー40識別情報に基づいて、どの車両キー40が収納されたかを特定し、その履歴を車両貸出情報として情報格納部22に記録する(ステップS209)。
次に、車両貸出管理サーバ20は、その車両キー40が収納された旨の通知を貸出事業者端末30へ送信する(ステップS210)。
貸出事業者端末30は、その車両キー40が収納された旨の通知を車両貸出管理サーバ20から受信すると、その旨を表示部34上に表示する(ステップS211)。
また、車両貸出管理サーバ20は、その車両キー40が収納された旨の通知をユーザ端末10へ送信する(ステップS212)。
ユーザ端末10は、その車両キー40が収納された旨の通知を車両貸出管理サーバ20から受信すると、その旨を表示部14上に表示する(ステップS213)。
利用者は、その表示部14上に表示された通知内容を閲覧し、その後、その通知に示されたロッカー装置50へ車両キー40を取りに行く。
以上で、車両貸出事業者による車両キー40配送時の動作を終了する。
(4)利用者による車両キー40取出し時の動作
図9は、本発明の実施の形態における利用者による車両キー40の取出し時の車両貸出管理システムによる動作の流れを示すシーケンスチャートである。
以下、本図に沿って、利用者が、上述の車両キー40を配送した旨の通知を受け取った後、ロッカー装置50から車両キー40を取出すときの車両貸出管理システムによる動作について説明を進める。
利用者は、車両キー40を配送した旨の通知を受け付けると、その通知内容を参照して、車両キー40が配送されたロッカー装置50の設置場所を訪れる。
利用者は、車両キー40は配送されたロッカー装置50の設置場所まで赴くと、ロッカーキー60を上記ロッカー装置50の解錠情報読取部56にかざしたり、接触させたりすることにより、その解錠情報読取部56に読み取らせる。
上記解錠情報読取部56が、ロッカーキー60から発信された解錠情報を読み取ると(ステップS301)、ロッカー装置50は当該読み取った解錠情報を車両貸出管理サーバ20へ送信する(ステップS302)。
車両貸出管理サーバ20は、上記解錠情報をロッカー装置50から受信すると、情報格納部22に登録されている予約情報を参照して、当該予約情報における識別IDと、受信した解錠情報における識別IDとを比較し、認証を行う(ステップS303)。
そして、車両貸出管理サーバ20は、その認証結果をロッカー装置50へ送信する(ステップS304)。
ロッカー装置50は、上記認証結果を受信し、その認証結果の内容が失敗である場合には(ステップS305/No)、そのまま動作を終了する。
一方、その認証結果の内容が成功である場合には(ステップS305/Yes)、ロッカー装置50は、その認証結果において特定される車両キー収納部57を解錠し、そのロッカー扉を開扉する(ステップS306)。
次に、利用者は、その開扉した車両キー収納部57から車両キー40を取り出し、そのロッカー扉を閉扉して施錠する(ステップS307)。
すると、ロッカー装置50は、その取り出された車両キー40の識別情報を車両貸出管理サーバ20へ送信して、その車両キー40が車両キー収納部57内から取り出された旨を車両貸出管理サーバ20に通知する(ステップS308)。
車両貸出管理サーバ20は、その通知をロッカー装置50から受信すると、同時に受信した車両キー40識別情報に基づいて、どの車両キー40が取り出されたかを特定し、その履歴を車両貸出情報として情報格納部22に記録する(ステップS309)。
次に、車両貸出管理サーバ20は、その車両キー40が収納された旨の通知を貸出事業者端末30へ送信する(ステップS310)。
貸出事業者端末30は、その車両キー40が収納された旨の通知を車両貸出管理サーバ20から受信すると、その旨を表示部34上に表示する(ステップS311)。
以上で、利用者による車両キー40配送時の動作を終了する。
その後、利用者は、取り出した車両キー40を携帯して、貸出車両が駐車している駐車場へ移動し、当該車両を利用する。
(5)利用者による車両キー40返却時の動作
図10は、本発明の実施の形態における利用者による車両キー40返却時の車両貸出管理システムによる動作の流れを示すシーケンスチャートである。
以下、本図に沿って、利用者が貸出車両の利用を終了して、ロッカー装置50へ車両キー40を返却するときの車両貸出管理システムによる動作について説明を進める。
利用者は、上述のように、貸出車両の利用を終了すると、予約情報において予約していた返却用の駐車場に貸出車両を駐車して返却する。なお、この返却する駐車場は、搬送された駐車場と同一であってもよいし、異なっていてもよい。
そして、利用者は、その車両の車両キー40を、自身が返却を希望するロッカー装置50へ返却をしに行く。この返却するロッカー装置50もまた、車両キー40を取り出したロッカー装置50と同一であってもよいし、異なっていてもよい。
利用者は、上記利用者が返却を希望するロッカー装置50の設置場所まで赴くと、ロッカーキー60を上記ロッカー装置50の解錠情報読取部56にかざしたり、接触させたりすることにより、その解錠情報読取部56に読み取らせる。
上記解錠情報読取部56が、ロッカーキー60から発信された解錠情報を読み取ると(ステップS401)、ロッカー装置50は当該読み取った解錠情報を車両貸出管理サーバ20へ送信する(ステップS402)。
車両貸出管理サーバ20は、上記解錠情報をロッカー装置50から受信すると、情報格納部22に登録されている予約情報を参照して、当該予約情報における識別IDと、受信した解錠情報における識別IDとを比較し、認証を行う(ステップS403)。
そして、車両貸出管理サーバ20は、その認証結果をロッカー装置50へ送信する(ステップS404)。
ロッカー装置50は、上記認証結果を受信し、その認証結果の内容が失敗である場合には(ステップS405/No)、そのまま動作を終了する。
一方、その認証結果の内容が成功である場合には(ステップS405/Yes)、ロッカー装置50は、その認証結果において特定される車両キー収納部57を解錠し、そのロッカー扉を開扉する(ステップS406)。
次に、利用者は、その開扉した車両キー収納部57内に車両キー40を入れて返却し、そのロッカー扉を閉扉して施錠する(ステップS407)。
すると、ロッカー装置50は、その収納された車両キー40の識別情報を車両貸出管理サーバ20へ送信して、その車両キー40が車両キー収納部57内に収納され、返却された旨を車両貸出管理サーバ20に通知する(ステップS408)。
車両貸出管理サーバ20は、その通知をロッカー装置50から受信すると、同時に受信した車両キー40識別情報に基づいて、どの車両キー40が収納・返却されたかを特定し、その履歴を車両貸出情報として情報格納部22に記録する(ステップS409)。
次に、車両貸出管理サーバ20は、その車両キー40が収納・返却された旨の通知を貸出事業者端末30へ送信する(ステップS410)。
貸出事業者端末30は、その車両キー40が収納・返却された旨の通知を車両貸出管理サーバ20から受信すると、その旨を表示部34上に表示する(ステップS411)。
車両貸出事業者は、その表示部34上に表示された車両キー40が返却された旨を確認し、その後、返却された車両及び車両キー40の回収を行う。なお、その車両キー40の回収のときの車両キー収納部57の解錠、認証、履歴の記録等は、利用者による車両キー40の取出し時の動作と同様であるので、その説明を省略する。
以上で、利用者による車両キー40返却時の動作を終了する。
(6)車両貸出情報の確認動作
また、利用者又は車両貸出事業者は、ユーザ端末10又は貸出事業者端末30を用いて、車両貸出情報の取得要求を車両貸出管理サーバ20に送信すると、その車両貸出情報を受信及び表示し、その内容を確認することができる。
利用者は自身の利用予約に係る車両貸出情報のみを閲覧可能である。一方、車両貸出事業者は全ての車両貸出情報を閲覧可能である。
<実施形態のまとめ>
以上説明したように、本実施の形態における車両貸出管理システムによれば、ユーザ端末10は、利用者の希望する車種を含む車両貸出の予約情報を車両貸出管理サーバ20へ送信すると、車両貸出管理サーバ20はその予約情報を管理するとともに、当該予約情報を貸出事業者端末30へ送信し、車両貸出事業者はその車両貸出の利用予約を受け付け、その後、車両を利用者が希望する駐車場に搬送するとともに、その車両の車両キー40をロッカー装置50内に収納し、利用者はロッカーキー60を用いてそのロッカー装置50の車両キー収納部57を解錠して車両キー40を取り出し、貸出車両を利用する。
従って、利用者は、通常のレンタカーのように対面で煩雑な手続きをすることなく、非対面で車両貸出サービスを利用することができるとともに、通常のカーシェアリングとは異なり、清掃・整備された自身の希望する車種の貸出車両を利用することが可能となる。
また、一般にレンタカーの事業者は、駅等からほど近い場所に店舗及び貸出車両の駐車場を確保しておく必要があるが、本実施の形態における車両貸出管理システムによれば、車両貸出事業者は、利用者の生活圏内又は通学・通勤圏内であれば比較的地価の安い郊外に駐車場を確保してもよく、運営コストを効果的に削減することができる。
また、マンションのディベロッパー等は、マンションの敷地内に貸出車両用の駐車場のスペースを確保することにより、そのマンション居住者個人用の駐車場のスペースを削減することができるようになり、結果として、駐車場全体のスペースを削減することが可能となる。従って、その分、居住用のスペースを広く確保することができるようになり、マンションの販売・賃貸の運営についてより多くの利益を上げることが可能となる。
また、本実施の形態におけるユーザ端末10、車両貸出管理サーバ20、貸出事業者端末30及びロッカー装置50は、主にCPUとメモリにロードされたプログラムによって実現される。ただし、それ以外の任意のハードウェアおよびソフトウェアの組合せによってこの装置またはサーバを構成することも可能であり、その設計自由度の高さは当業者には容易に理解されるところである。
また、上記のユーザ端末10、車両貸出管理サーバ20、貸出事業者端末30又はロッカー装置50をソフトウェアモジュール群として構成する場合、このプログラムは、光記録媒体、磁気記録媒体、光磁気記録媒体、または半導体等の記録媒体に記録され、上記の記録媒体からロードされるようにしてもよいし、所定のネットワークを介して接続されている外部機器からロードされるようにしてもよい。
なお、上記の実施例は本発明の好適な実施の一例であり、本発明の実施例は、これに限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々変形して実施することが可能となる。
例えば、本実施の形態では、利用者をマンション等の集合住宅の居住者であるとしたが、これに限定されない。
また、本実施の形態では、貸出車両が搬送される駐車場を集合住宅の駐車場としたが、他の駐車場であってもよい。例えば、車両貸出事業者の店舗の駐車場、コンビニエンスストア・スーパーマーケット・百貨店等の商業施設の駐車場、その他様々な駐車場であってもよい。
また、本実施の形態では、ロッカー装置50を集合住宅に設置される宅配ロッカーとしたが、他の場所に設置されるとしてもよい。例えば、コンビニエンスストア・スーパーマーケット・百貨店等の商業施設、駅等の公共機関等様々な場所に設置されるとしてもよい。
また、本実施の形態では、駐車場及びロッカー装置50の設置場所は、双方とも利用者の居住する集合住宅内としたが、利用者の通勤・通学・生活圏内であれば、上記駐車場とロッカー装置50が離れて設置されていても同様の効果が得られる。
また、以上説明したように、本実施の形態では、車両貸出事業者が車両貸出業務の他に、ロッカー装置50内の車両キー40の収納・取出の管理業務を行う。そして、その車両貸出事業者が管理する車両貸出管理サーバ20が、車両の貸出状況及びロッカー装置50における車両キー40の収納・取出状況を管理する。
これに対し、車両貸出事業者は車両貸出業務のみを行い、ロッカー装置50内の車両キー40の収納・取出の管理業務を他の事業者が行うようにしてもよい。この場合、車両貸出管理サーバ20が本実施の形態と同様に車両の貸出状況を管理する一方で、ロッカー装置50における車両キー40の収納・取出状況については、車両貸出管理サーバ20が管理せずに、その管理を行うサーバを別途設け、当該サーバを上記他の事業者が管理するようにしてもよい。
10 ユーザ端末
11,21,31,51 制御部
12,22,32,52 情報格納部
13,23,33,53 通信部
14,34,54 表示部
15,35,55 操作部
56 解錠情報読取部
57 車両キー収納部
20 車両貸出管理サーバ
30 貸出事業者端末
40 車両キー
50 ロッカー装置
60 ロッカーキー
100 ネットワーク

Claims (4)

  1. 車両貸出サービスを利用する利用者が操作するユーザ端末と、
    前記利用者が貸出を希望する車種を含む車両貸出の利用予約の内容を示す予約情報を前記ユーザ端末から受信し管理する車両貸出管理サーバと、
    前記利用者に対して車両貸出サービスを提供する車両貸出事業者が操作し、前記車両貸出管理サーバから予約情報を受信し表示する貸出事業者端末と、
    前記貸出事業者端末により表示される予約情報に基づいて前記車両貸出事業者が貸出車両を駐車場に搬送する際に、前記車両貸出事業者により配送される前記貸出車両の車両キーを収納する施錠可能なロッカーボックスを備えたロッカー装置とを有し、
    前記ロッカー装置は、前記車両キーが収納されると、該収納された旨の通知を前記車両貸出管理サーバへ送信し、
    前記車両貸出管理サーバは、前記車両キーが収納された旨の通知を前記ロッカー装置から受信すると、該通知を前記ユーザ端末へ送信し、
    前記ユーザ端末は、前記車両キーが収納された旨の通知を前記車両貸出管理サーバから受信すると、該通知を表示することを特徴とする車両貸出管理システム。
  2. 前記ロッカー装置は、前記利用者により前記車両キーが取り出されると、該取り出された旨の通知を前記車両貸出管理サーバへ送信し、
    前記車両貸出管理サーバは、前記車両キーが取り出された旨の通知を前記ロッカー装置から受信すると、該通知を前記貸出事業者端末へ送信し、
    前記貸出事業者端末は、前記車両キーが取り出された旨の通知を前記車両貸出管理サーバから受信すると、該通知を表示することを特徴とする請求項1記載の車両貸出管理システム。
  3. 前記ロッカー装置は、前記利用者により前記車両キーが返却及び収納されると、該返却及び収納された旨の通知を前記車両貸出管理サーバへ送信し、
    前記車両貸出管理サーバは、前記車両キーが返却及び収納された旨の通知を前記ロッカー装置から受信すると、該通知を前記貸出事業者端末へ送信し、
    前記貸出事業者端末は、前記車両キーが返却及び収納された旨の通知を前記車両貸出管理サーバから受信すると、該通知を表示することを特徴とする請求項2記載の車両貸出管理システム。
  4. 前記ロッカー装置は、情報記録媒体又は電子機器により構成されるロッカーキーから発信される情報を読み取り、該読み取った情報に基づいて前記車両キーを収納可能なロッカーボックスの解錠及び開扉を行うことを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の車両貸出管理システム。
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