JP5524499B2 - 傾斜天井収納付き建物 - Google Patents
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Description
この建物は、木造2階建てであり、屋根の軒先の高さが2階の床の高さとほぼ等しくなっており、2階部分の天井は屋根の傾斜に沿う傾斜天井となっている。そして、このような建物では、切妻屋根の屋根裏の空間が部屋や収納室として利用される。
前記収納室2に隣接してホール3が、透光性を有する仕切壁4を挟んで配置されており、
前記ホール3上に、天窓6が設けられており、
前記仕切壁4の少なくとも上端部に通風部8が設けられており、
前記通風部8は前記収納室2の傾斜天井11の上端部に対向して配置されていることを特徴とする。
前記収納室2に、衣類掛け用のフレーム12がその一端部を支点として、水平位置と、前記傾斜天井11との間で上下に回動可能に設けられていることを特徴とする。
前記収納室2に隣接してホール3が、透光性を有する仕切壁4を挟んで配置されており、
前記ホール3上に、天窓6が設けられており、
前記仕切壁4の少なくとも上端部に通風部8が設けられており、
前記収納室2に、上下に通風可能な棚15が前記通風部8に近接して設けられていることを特徴とする。
また、上下に通風可能な棚15が通風部8に近接して設けられているので、棚15に載せた物品に風がよく当たり、よって、物品が湿気るのを防止できる。
前記収納室2に隣接してホール3が、透光性を有する仕切壁4を挟んで配置されており、
前記ホール3上に、天窓6が設けられており、
前記仕切壁4の少なくとも上端部に通風部8が設けられており、
前記仕切壁4が、壁本体4aと、この壁本体4a内に設けられ、該壁本体4aの表面側に開口する収納部4bとを備え、
前記収納部4bの奥側の面が、透光性を有しかつ前記壁本体4aの裏面側に露出する透光性面材4eで構成されていることを特徴とする。
また、壁本体4aに、この壁本体4aの表面側に開口する収納部4bが設けられているので、収納スペースを得ることができ、また、収納部4bの奥側の面が、透光性を有しかつ壁本体4aの裏面側に露出する透光性面材4eで構成されているので、この透光性面材4eを通して収納室に採光できる。
図1は本発明に係る傾斜天井収納付き建物の一例を示す縦断面図、図2は収納室の斜視図、図3は同側断面図、図4は同正断面図である。
この傾斜天井収納付き建物は、図1に示すように、切妻屋根を有する2階建てとなっており、屋根の軒先の高さが2階の床1の高さとほぼ等しくなっている。
傾斜天井収納付き建物の2階には、収納室2が配置されており、この収納室2に隣接してホール3が仕切壁4を挟んで配置されている。
また、天窓6は、収納室2とは反対側の傾斜天井側に設けられており、前記仕切壁4の斜め上方に位置している。なお、天窓6は屋根に設けられており、この天窓6に対向する傾斜天井には、天窓6を露出させるための開口部が形成されている。
壁本体4aは、2階の床1に平行に立設された3本の柱状部材4c・・・によって構成されており、隣り合う柱状部材4c,4c間に収納部4bが設けられている。
収納部4bは、枠材を矩形枠状に組み立てて枠体を形成し、この枠体内に複数の棚板4d・・・を上下に所定間隔で設け、さらに、枠体の背面側に透光性面材4eを設けた構成となっている。
したがって、収納部4bの奥側の面は、透光性を有しかつ壁本体4aの裏面側に露出する透光性面材4eで構成されている。また、透光性面材4eは上下の棚板4d,4dおよび左右枠材によって囲まれた空間、上枠材、その下の棚板4dおよび左右の枠材によって囲まれた空間、下枠材、その上の棚板4dおよび左右の枠材によって囲まれた空間にそれぞれ配置されており、上下の枠材、棚板4d、左右の枠材にそれぞれ形成された挿入溝に4つの辺部がそれぞれ挿入されている。
なお、通風部は、例えば、仕切壁4に設けられた複数の透光性面材4eのうちの一部を取り外すことによって形成してもよい。
収納室2には、図2〜図4に示すように、衣類掛け用のフレーム12がその一端部を支点として、水平位置と、傾斜天井11との間で上下に回動可能に設けられている。
すなわち、衣類掛け用のフレーム12は、互いに平行離間して配置された回動アーム12a,12aと、この回動アーム12a,12a間に架設された3本の横棒12b・・・とを備えており、回動フレーム12a,12aの基端部が軸12c,12cに上下に回動可能に取り付けられている。
前記回動アーム12a,12aは、収納室2を形成する内壁2a,2aと平行にかつ該内壁2a,2aに近接して配置されており、その基端部(図1および図2において右端部)が、内壁2a,2aに固定された軸12c,12cに上下に回動可能に取り付けられている。
横棒12b・・・は互いに平行に配置されており、回動アーム12a,12aが水平位置にある場合に、床からの高さが約1.8m程度となっている。したがって、この横棒12b・・・にハンガーによって衣類を掛けた際に、衣類が収納室2の床に接触しないようにようなっている。
また、回動アーム12a,12aは水平位置から上方に回動可能となっており、傾斜天井11と平行になって近接する位置でロック可能となっている。このロックは、例えば回動アーム12a,12aをロック位置より若干斜め上方に押すことによって解除されるようになっている。
このように、回動アーム12a,12aが水平位置と傾斜天井11と平行になって近接する位置との間で回動可能となっているので、回動アーム12a,12aに架設されている横棒12b・・・は軸12c,12c回りに上下に回動可能となっている。つまり、衣類掛け用のフレーム12がその一端部を支点として、水平位置と、傾斜天井11との間で上下に回動可能に設けられている。
さらに、収納室2には、上下に通風可能な棚15が前記通風部8に近接して設けられている。
すなわち、収納室2には、棚15が前記仕切壁4の上端部に近接して配置されている。棚15は、複数のパイプ15a・・・を互いに平行にして仕切壁4と直交する方向(内壁2aと平行な方向)に所定の隙間をもって水平に並設するとともに、これらパイプ15a・・・の両端部をそれぞれ内壁2a,2aに固定することによって構成されている。したがって、このような棚15では隣り合うパイプ15a,15aの隙間を通して上下通風可能となっている。
また、棚15の高さは、前記通風部8より若干低くなっており、かつ、水平位置での衣類掛け用のフレーム12より高くなっている。
なお、一方の内壁2aには、収納室2に出入りするためのドア16が開閉可能に設けられており、棚15はこのドア16の上端より高い位置に位置している。
また、通風部8が収納室2の傾斜天井11の上端部に対向して配置されているので、通風部8から流入してきた風が、傾斜天井11の上端部から傾斜方向に沿って斜め下方に流れるので、収納室2の隅まで風を行き渡らせることができる。
また、収納室2に、上下に通風可能な棚15が前記通風部8に近接して設けられているので、棚15に載せた物品に風がよく当たり、よって、物品が湿気るのを防止できる。
また、仕切壁4が、壁本体4aと、この壁本体4a内に設けられ、該壁本体4aの表面側に開口する収納部4bとを備えているので、収納室2に壁収納を設けることができる。
さらに、収納部4bの奥側の面が、透光性を有しかつ壁本体4aの裏面側に露出する透光性面材4eで構成されているので、この透光性面材4eを通して収納室2に採光できる。
3 ホール
4 仕切壁
4a 壁本体
4b 収納部
4e 透光性面材
6 天窓
8 通風部
11 傾斜天井
12 衣類掛け用のフレーム
15 棚
Claims (4)
- 天井の少なくとも一部が屋根の傾斜に沿う傾斜天井となっている収納室を備えた傾斜天井収納付き建物において、
前記収納室に隣接してホールが、透光性を有する仕切壁を挟んで配置されており、
前記ホール上に、天窓が設けられており、
前記仕切壁の少なくとも上端部に通風部が設けられており、
前記通風部は前記収納室の傾斜天井の上端部に対向して配置されていることを特徴とする傾斜天井収納付き建物。 - 請求項1に記載の傾斜天井収納付き建物において、
前記収納室に、衣類掛け用のフレームがその一端部を支点として、水平位置と、前記傾斜天井との間で上下に回動可能に設けられていることを特徴とする傾斜天井収納付き建物。 - 天井の少なくとも一部が屋根の傾斜に沿う傾斜天井となっている収納室を備えた傾斜天井収納付き建物において、
前記収納室に隣接してホールが、透光性を有する仕切壁を挟んで配置されており、
前記ホール上に、天窓が設けられており、
前記仕切壁の少なくとも上端部に通風部が設けられており、
前記収納室に、上下に通風可能な棚が前記通風部に近接して設けられていることを特徴とする傾斜天井収納付き建物。 - 天井の少なくとも一部が屋根の傾斜に沿う傾斜天井となっている収納室を備えた傾斜天井収納付き建物において、
前記収納室に隣接してホールが、透光性を有する仕切壁を挟んで配置されており、
前記ホール上に、天窓が設けられており、
前記仕切壁の少なくとも上端部に通風部が設けられており、
前記仕切壁が、壁本体と、この壁本体内に設けられ、該壁本体の表面側に開口する収納部とを備え、
前記収納部の奥側の面が、透光性を有しかつ前記壁本体の裏面側に露出する透光性面材で構成されていることを特徴とする傾斜天井収納付き建物。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009073736A JP5524499B2 (ja) | 2009-03-25 | 2009-03-25 | 傾斜天井収納付き建物 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2009073736A JP5524499B2 (ja) | 2009-03-25 | 2009-03-25 | 傾斜天井収納付き建物 |
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Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2010222918A JP2010222918A (ja) | 2010-10-07 |
JP5524499B2 true JP5524499B2 (ja) | 2014-06-18 |
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Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2009073736A Active JP5524499B2 (ja) | 2009-03-25 | 2009-03-25 | 傾斜天井収納付き建物 |
Country Status (1)
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2009
- 2009-03-25 JP JP2009073736A patent/JP5524499B2/ja active Active
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