JP5523664B2 - 干渉計 - Google Patents

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Description

本発明は、光の干渉に基づき被測定物の変位情報(相対変位)を測定する干渉計に関する。
従来、測長用の測定器等において、測長位置・方向を90度位相差2相正弦波により求める方法が、一般的に普及している。正確な90度位相差測長信号を得る為に、この種の測定器には、検出部の構成・構造の適正設計を行ったり、内部に各種位相調整を行う構成(光学位相調整部など)を設けたりする等の対策がなされている(例えば、特許文献1参照)。
特開2003−149003号公報
しかし、従来の干渉計にあっては、適正設計を行なっていても取り付け調整に発生する位相誤差や位相調整不備により発生してしまう位相誤差により、測長精度(狭範囲精度)が劣化してしまうという問題がある。また、従来の干渉計は、後段に補正用の信号処理回路を設けた構成としているが、高速移動時や静止時状態での測定では補正効果が得られない場合がある。
本発明は、光学位相調整誤差を無くし受光した干渉信号のDC成分の変動を抑制することにより、測定精度の劣化を低減することのできる干渉計を提供することを目的とする。
本発明に係る干渉計は、光源と、前記光源から照射された照射光を、第1反射面に照射する第1光、及び第2反射面に照射する第2光に分割すると共に、前記第1反射面にて反射した前記第1光、及び前記第2反射面にて反射した前記第2光を合成して合成光とする光波分割合成部と、前記合成光から、第1の位相を有する第1干渉光、前記第1の位相と180度位相が異なる第2の位相を有する第2干渉光、前記第1の位相と90度位相が異なる第3の位相を有する第3干渉光、及び前記第1の位相と270度位相が異なる第4の位相を有する第4干渉光を生成する多位相干渉光生成部と、前記第1乃至第4干渉光を受光する受光部と、受光した前記第1乃至第4干渉光に基づき、第1干渉信号、前記第1干渉信号と180度位相が異なる第2干渉信号、前記第1干渉信号と90度位相が異なる第3干渉信号、及び前記第1干渉信号と270度位相が異なる第4干渉信号を生成する干渉信号生成部と、前記第1乃至第4干渉信号の差に基づいて90度位相差3相信号を生成する3相信号生成部と、前記90度位相差3相信号をベクトル合成することにより90度位相差2相信号を生成する2相信号生成部と、前記第1干渉信号の利得を調整して前記3相信号生成部に供給する第1利得調整部と、前記第1利得調整部とは別に前記第2干渉信号の利得を調整して前記第3信号生成部に供給する第2利得調整部とを備えることを特徴とする。
本発明に係る干渉計において、受光部から、互いに180度位相差となる検出信号間の差動信号を得て90度位相差信号を求めているので、光学位相調整誤差を無くしDC成分の変動を抑制して、精度劣化を低減することができる。
本発明において、前記3相信号生成部は、前記第1干渉信号と前記第2干渉信号の差である第1差動信号を生成する第1差動信号生成手段と、前記第3干渉信号と前記第4干渉信号の差である第2差動信号を生成する第2差動信号生成手段と、前記第2差動信号を反転させた反転差動信号を生成する反転差動信号生成手段とを備えることが好ましい。このようにすることによって、正確な90度位相差2相信号を生成することができる。
また、本発明において、干渉計は、前記第3干渉信号の利得を調整して前記3相信号生成部に供給する第3利得調整部と、前記第3利得調整部とは別に前記第4干渉信号の利得を調整して前記第3信号生成部に供給する第4利得調整部とを備えることが望ましい。
本発明によれば、検出した信号に対しベクトル合成処理を行うことにより、受光した干渉信号の位相誤差を無くし、DC成分の変動を抑制することができるため、測定精度の劣化を低減することのできる干渉計を提供することができる。
以下、図面を参照して、本発明の一実施形態に係る干渉計の一実施形態について説明する。
(一実施形態に係る干渉計の構成)
先ず、図1及び図2を参照して、本発明の一実施形態に係る干渉計の構成について説明する。図1は、本発明の一実施形態に係る干渉計の構成を示す概略図であり、図2は、本発明の一実施形態に係る干渉計の受光部と信号処理回路の構成を示す概略図である。
図1に示すように、一実施形態に係る干渉計は、レーザ光源10、光波分割合成部20、多位相干渉光生成部30、及び信号処理部40から構成されている。
レーザ光源10は、位相の揃ったレーザ光を発する。
光波分割合成部20は、レーザ光を分割及び合成する機能を有する。光波分割合成部20は、第1偏光ビームスプリッタ(PBS)21、第1のλ/4波長板22、第2のλ/4波長板23、測定用ミラー24、及び参照用ミラー25を有する。
光波分割合成部20において、第1偏光ビームスプリッタ21は、レーザ光源10から照射されたレーザ光が直接照射される位置に配置されている。第1のλ/4波長板22は、偏光ビームスプリッタ21を透過したレーザ光源10からのp波レーザ光が照射される位置に配置されている。第2のλ/4波長板23は、偏光ビームスプリッタ21にて反射されたレーザ光源10からのs波レーザ光が照射される位置に配置されている。測定用ミラー24は、第1のλ/4波長板22を透過した透過光が照射される位置に配置されている。参照用ミラー25は、第2のλ/4波長板23を透過した透過光が照射される位置に配置されている。
多位相干渉光生成部30は、異なる位相差を有する4種類の干渉光を生成する機能を有する。多位相干渉光生成部30は、λ/2波長板31、第1反射ミラー32、無偏光ビームスプリッタ(NPBS)33、第2偏光ビームスプリッタ34、第2反射ミラー35、第3反射ミラー36、第3のλ/4波長板37、第3偏光ビームスプリッタ38、及び第4反射ミラー39から構成されている。
多位相干渉光生成部30において、λ/2波長板31は、測定用ミラー24にて反射され第1のλ/4波長板22を透過した光と、参照用ミラー25にて反射され第2のλ/4波長板23を透過した光とが合成されて照射される位置に配置されている。第1反射ミラー32は、λ/2波長板31を透過した透過光が照射される位置に配置されている。無偏光ビームスプリッタ(NPBS)33は、第1反射ミラー32にて反射された反射光が入射する位置に配置されている。第2偏光ビームスプリッタ34は、無偏光ビームスプリッタ(NPBS)33を透過した透過光が照射される位置に配置されている。第2反射ミラー35は、第2偏光ビームスプリッタ34にて反射された反射光が照射される位置に配置されている。第3反射ミラー36は、無偏光ビームスプリッタ33にて反射された反射光が照射される位置に配置されている。第3のλ/4波長板37は、第3反射ミラー36にて反射された反射光が照射される位置に配置されている。第3偏光ビームスプリッタ38は、第3のλ/4波長板37を透過した透過光が照射される位置に配置されている。第4反射ミラー39は、第3偏光ビームスプリッタ38にて反射された反射光が照射される位置に配置されている。なお、図1に示す、多位相干渉光生成部30の構成要素であるλ/2波長板31〜第4反射ミラー39の配置は、一例である。例えば、多位相干渉光生成部30は、第1反射ミラー32を省略して、無偏光ビームスプリッタ33をλ/2波長板31を透過した透過光が照射される位置に配置する構成であってもよい。
信号処理回路40は、受光部41、電流電圧変換部42、利得調整部43、3相信号生成部44、及び2相信号生成部45から構成されている。
受光部41は、第1〜第4受光素子41a〜41dを有する。受光素子41a〜41dは、例えば、フォトダイオードや光電子増倍管等である。第1受光素子41aは、第2偏光ビームスプリッタ34で反射して第2反射ミラー35にて反射された第1干渉光(L11)を受光する位置に設けられている。第2受光素子41bは、第2偏光ビームスプリッタ34で透過された第2干渉光(L10)を受光する位置に設けられている。第3受光素子41cは、第3偏光ビームスプリッタ38で透過された第3干渉光(L13)を受光する位置に設けられている。第4受光素子41dは、第3偏光ビームスプリッタ38で反射して第4反射ミラー39にて反射された第4干渉光(L14)を受光する位置に設けられている。
各第1〜第4受光素子41a〜41dは、第1〜第4干渉光に基づき、第1〜第4干渉信号Sa〜Sdを出力する。ここで、第1干渉光は、所定の位相を有し、第2干渉光は、第1干渉光から180°の位相差を有する。また、第3干渉光は、第1干渉光から90°(右回りにみると270°)の位相差を有し、第4干渉光は、第1干渉光から270°(右回りにみると90°)の位相差を有する。したがって、第1〜第4干渉信号Sa〜Sdは、第1〜第4干渉光と同様の位相差を有する。
電流電圧変換部42は、第1〜第4電流電圧変換回路42a〜42dにより構成される。第1〜第4電流電圧変換回路42a〜42dには、第1〜第4受光素子41a〜41dがそれぞれ接続されている。第1〜第4電流電圧変換回路42a〜42dは、第1〜第4受光素子41a〜41dから第1〜第4干渉信号Sa〜Sdを入力される。
利得調整部43は、第1〜第4利得調整回路43a〜41dにより構成される。第1〜第4利得調整回路43a〜43dには第1〜第4電流電圧変換回路42a〜42dがそれぞれ接続されている。利得調整部43は、第1〜第4電流電圧変換回路42a〜42dにて、入力された第1〜第4干渉信号Sa〜Sdの信号効率を所定値に調整して出力する。
3相信号生成部44は、第1〜第3差動増幅回路44a〜44cにより構成される。第1差動増幅回路44aのプラス(+)側入力端子には、第1利得調整回路43aの出力端子が接続されている。また、第1差動増幅回路44aのマイナス(−)側入力端子には、第2利得調整回路43bの出力端子が接続されている。第2差動増幅回路44bのプラス(+)側入力端子には、第3利得調整回路43cの出力端子が接続されている。また、第2差動増幅回路44bのマイナス(−)側入力端子には、第4利得調整回路43dの出力端子が接続されている。第3差動増幅回路44cのプラス(+)側入力端子には、第4利得調整回路43dの出力端子が接続されている。また、第3差動増幅回路44cのマイナス(−)側入力端子には、第3利得調整回路43cの出力端子が接続されている。つまり、第2差動増幅回路44bと第3差動増幅回路44cとでは、第3利得調整回路43c及び第4利得調整回路43dの出力端子との接続が反転されている。
2相信号生成部45は、第1,第2差動増幅回路451a,451b、及び第1,第2利得調整回路452a,452bを有する。第1差動増幅回路451aのプラス(+)入力端子には、第1差動増幅回路44aの出力端子が接続されている。また、第1差動増幅回路451aのマイナス(−)入力端子には、第2差動増幅回路44bの出力端子が接続されている。第2差動増幅回路451bのプラス(+)入力端子には、第1差動増幅回路44aの出力端子が接続されている。また、第2差動増幅回路451bのマイナス(−)入力端子には、第3差動増幅回路44cの出力端子が接続されている。第1,第2利得調整回路452a,452bの入力端子には、第1,第2差動増幅回路451a,451bの出力端子が接続されている。
(一実施形態に係る干渉計における位相差干渉信号生成動作)
次に、図1を参照して、干渉計における位相差干渉信号生成動作について説明する。図1に示すように、レーザ光源10は、レーザ光L1を照射する。照射されたレーザ光L1は、偏光ビームスプリッタ21にて、p波レーザ光L2(p)及びs波レーザ光L3(s)に分割される。
p波レーザ光L2(p)は、第1のλ/4波長板22を介して、λ/4位相をシフトされた後、測定用ミラー24にて反射され、再び第1のλ/4波長板22を介して、λ/4位相をシフトされる。つまり、p波レーザ光L2(p)は、λ/2位相をシフトされ、s波レーザ光L4(s)となり、偏光ビームスプリッタ21にて反射される。
一方、s波レーザ光L3(s)は、第2のλ/4波長板23を介して、λ/4位相をシフトされた後、参照用ミラー25にて反射され、再び第1のλ/4波長板22を介して、λ/4位相をシフトされる。つまり、s波レーザ光L3(p)は、λ/2位相をシフトされ、p波レーザ光L5(p)となり、偏光ビームスプリッタ21を透過する。
したがって、上記s波レーザ光L4(s)及びp波レーザ光L5は、合成レーザ光L6として偏光ビームスプリッタ21からλ/2波長板31へと照射される。
続いて、合成レーザ光L6は、λ/2波長板31を透過して、偏光面が45度回転する。従って、合成レーザ光L7は、45度偏波光と135度偏波光との合成光となる。
次に、合成レーザ光L7は、第1反射ミラー32にて反射された後、無偏光ビームスプリッタ33にて、透過された合成レーザ光L8、及び反射された合成レーザ光L9に分割される。
合成レーザ光L8は、第2偏光ビームスプリッタ34にて、透過した干渉光L10、及び反射した干渉光L11に分割される。干渉光L10は、第2受光素子41bにて受光される。干渉光L11は、第2反射ミラー35にて反射され、第1受光素子41aにて受光される。
つまり、第1受光素子41aにて受光した干渉光L11は、所望の変位情報を有する位相の第1干渉光である。また、第2受光素子41bにて受光した干渉光L10は、第1干渉光L11から180°位相の異なる第2干渉光である。
一方、無偏光ビームスプリッタ33にて反射された合成レーザ光L9は、第3反射ミラー36にて反射された後、第3のλ/4波長板37にて、合成レーザ光L9を構成する光(45度偏波光、135度偏波光)のうちの一方をλ/4位相シフトさせた合成光L12となる。
次に、位相シフトされた合成光L12は、第3偏光ビームスプリッタ38にて透過した干渉光L13、及び反射した干渉光L14に分割される。干渉光L13は、第3受光素子41cにて受光される。干渉光L14は、第3反射ミラー39にて反射され、第4受光素子41dにて受光される。
つまり、第3受光素子41cにて受光した干渉光L13は、第1干渉光L11から90°位相の異なる第3干渉光である。また、第4受光素子41dにて受光した干渉光L14は、第1干渉光L11から270°位相の異なる第4干渉光である。
なお、上記構成を要約すると、図3に示すように、光波分割合成部20は、測定対象に2分波照射し各々の変位情報を有する戻り光を合成する。詳しくは、光波分割合成部20は、レーザ光源10から照射されたレーザ光を、測定用ミラー(第1反射面)24に照射する測定光(第1光)、及び参照用ミラー(第2反射面)25に照射する参照光(第2光)に分割する。また、光波分割合成部20は、測定用ミラー24にて反射した測定光、及び参照用ミラー25にて反射した参照光を合成して合成光とする。
また、上記構成を要約すると、図3に示すように、多位相干渉光生成部30は、合成光から、第1の位相を有する第1干渉光、第1の位相と180度位相が異なる第2の位相を有する第2干渉光、第1の位相と90度位相が異なる第3の位相を有する第3干渉光、及び第1の位相と270度位相が異なる第4の位相を有する第4干渉光を生成する。なお、詳細は後述するが、3相信号生成部44にて、第1〜第4干渉光に基づく第1〜第4干渉信号Sa〜Sdの差に基づいて90度位相差3相信号が生成される。また、詳細は後述するが、2相信号生成部45にて、90度位相差3相信号をベクトル合成することにより90度位相差2層信号が生成される。
(一実施形態に係る干渉計における信号処理動作)
次に、図2〜図9を参照して、干渉計における信号処理動作を説明する。図4(a)は、第1〜第4受光素子41a〜41dにより生成された第1〜第4干渉信号Sa〜Sdの位相と強度の関係を示すベクトル図である。また、図4(b)は3相信号生成部44において生成された信号の位相と強度の関係を示す。図4(c)は2相信号生成部45において生成された信号の位相と強度の関係を示す。なお、ここでは、各第1〜第4干渉信号Sa〜Sdに位相のずれは生じていないものとして説明・図示する。
前述したように、第1〜第4受光素子41a〜41dは、第1〜第4干渉信号Sa〜Sdを生成する。第1及び第2干渉信号Sa及びSbは、図2の第1,第2電流電圧変換回路42a,42b、及び第1,第2利得調整回路43a,43bを介して3相信号生成部44の第1差動増幅回路44aに入力される。なお、第1及び第2干渉信号Sa及びSbは、第1,第2利得調整回路43a,43bにて、所定の分波効率に調整されて出力される。第1差動増幅回路44aは、第1及び第2干渉信号Sa、Sbを差動増幅し、第1差動信号DSaを出力する。この第1差動信号DSaは0度の位相を持つ第1干渉信号Saと180度の位相を持つ第2干渉信号Sbの差を取ったものであり、干渉信号SaとSbの位相のずれがなければ、基準位相と同じ0度の位相を有する信号である。
同様に第3及び第4干渉信号Sc及びSdは、第3,第4電流電圧変換回路42c,42d、及び第3,第4利得調整回路43c,43dを介して、3相信号生成部44の第2差動増幅回路44bに入力される。なお、第3及び第4干渉信号Sc及びSdは、第3,第4利得調整回路43c,43dにて、所定の分波効率に調整されて出力される。第2差動増幅回路44bは、第3,第4干渉信号Sc、Sdを差動増幅し、第2差動信号DSbを出力する。この第2差動信号DSbは90度の位相を持つ第3干渉信号Scと270度の位相を持つ第4干渉信号Sdの差を取ったものであり、第3干渉信号Scと第4干渉信号Sdの位相のずれがなければ、基準位相に対して90度の位相差を有する信号である。
また、第3干渉信号Sc及び第4干渉信号Sdは、第3,第4電流電圧変換回路42c,42d、及び第3,第4利得調整回路43c,43dを介して3相信号生成部44の第3差動増幅回路44cにも入力される。第3差動増幅回路44cは、第2差動増幅回路44bと同様に第3干渉信号Scと第4干渉信号Sdを差動増幅するが、その出力信号となる第3差動信号DScは、上記第2差動信号DSbとは位相が180度異なる反転差動信号として得られる。すなわち、第3差動信号DScは基準位相に対して270度(すなわち−90度)の位相差を有している信号である。図4(b)に示すように、3相信号生成部44で得られた3相の第1〜第3差動信号DSa、DSb、DScはそれぞれ90度位相差を有することとなる。
その後、第1差動信号DSaと第2差動信号DSbは2相信号生成部45が有する第1差動増幅回路451aに入力される。第1差動増幅回路451aは、入力された2つの第1差動信号DSaと第2差動信号DSbを差動ベクトル合成することにより、A相信号を生成する。0度の位相の第1差動信号DSaと90度の位相の第2差動信号DSbがベクトル合成されるため、A相信号は基準位相に対して−45度の位相差を有する信号となる。
同様に、第1差動信号DSaと第3差動信号DScは2相信号生成部45が有する第2差動増幅回路45bに入力される。第2差動増幅回路45bは、入力された2つの第1差動信号DSaと第3差動信号DScを差動ベクトル合成することにより、B相信号を生成する。A相信号と同様に、0度の位相の第1差動信号DSaと270度(−90度)の位相の第3差動信号DScが差動ベクトル合成されるため、B相信号は基準位相に対して45度の位相を有する信号となる。このように、得られたA相信号とB相信号は90度の位相差を有しており、その強度は等しい(図4(c)参照)。
次に、図5を参照して、第3,第4干渉信号Sc,Sdに、第1,第2干渉信号Sa、Sbに対する初期位相誤差δが生じている場合について説明する。例えば、干渉計においては、厳密なる位相板調整が出来ず、その干渉信号に初期位相誤差δを生じる。図5(a)は、第3,第4干渉信号Sc,Sdが、理想的には第1,第2干渉信号Sa,Sbに対し90度の位相差を有しているところ、この90度から更に初期位相誤差δのずれを有している場合のベクトル図である。図5(b)は、3相信号生成部44において生成された3相の第1〜第3差動信号DSa〜DScの位相と強度の関係を示す。図5(c)は2相信号生成部45において生成されたA相信号及びB相信号の位相と強度の関係を示す。
各第1〜第4干渉信号Sa〜Sdは、上述したように3相信号生成部44の第1〜第3差動増幅回路44a〜44cに入力され、第1〜第3差動信号DSa〜DScが出力される。ここで、第2差動信号DSbは第1差動信号DSaに対して位相ずれδを有するため90度位相差とはならず、第1差動信号DSaに対し(90−δ)度の位相差を有することになる。第3差動増幅回路44cにより生成される第3差動信号DScは、第2差動信号DSbを反転したものであるので第2差動信号DSbとは180度位相差であるものの、第2差動信号DSbと同様に第1差動信号DSaに対して位相ずれδを有しているため、第1差動信号DSaに対し(270−δ)度の位相差を有することとなる。
図5(b)に示すように、3相信号生成部44で得られた3相の第1〜第3差動信号DSa〜DScは、第3,第4干渉信号Sc,Sdが初期位相誤差δを有しているため、互いに90度位相差を有するものではなく、初期位相誤差δを含んでいる。
その後、初期位相誤差δを有する3相の第1〜第3差動信号DSa〜DScのうち、第1差動信号DSaと第2差動信号DSbは2相信号生成部45の第1差動増幅回路451aに入力され、ベクトル合成される。これにより、図5(c)に示すように、A相信号が得られる。2相信号生成部45における処理は差動ベクトル合成なので、A相信号の位相は(−45−δ/2)度となる。
また、第1差動信号DSaと第3差動信号DScも、同様に2相信号生成部45の第2差動増幅回路451bに入力され差動ベクトル合成されることによりB相信号が得られる。ここで、B相信号の位相は(45−δ/2)度となる。
このように、得られた2相信号A、Bは、元の第1〜第4干渉信号Sa〜Sdに位相ずれが生じたとしても、90度位相差を有することとなる。すなわち、第1〜第4干渉信号Sa〜Sdが位相ずれを有する場合にも、位相調整操作を行うことなく90度位相差を持つA相信号及びB相信号を得ることができる(図5(c)参照)。
2相信号生成部45における90度位相差の2相信号A、Bを生成する処理はベクトル合成であるため、図5(c)に示すように2相信号A、Bはそれぞれの信号強度が異なっている。この場合、2相信号生成部45において、2相信号A、Bを生成した後、それぞれの信号A、Bの利得を2相信号生成部45が有する利得調整回路452a,452bで調整することによって、図5(d)に示すように90度位相差を有し、且つ、強度の等しいA相信号及びB相信号を生成することができる。
次に、図6及び図7を参照して、第3,第4干渉信号Sc,Sdにおいて、初期位相誤差δから位相誤差変動φを生じた場合について説明する。このような位相誤差変動φは、干渉計において、例えば、λ/4波長板の固定が熱的・機械的に変動した場合や波長板が温度特性を有して位相差がずれた場合に生じる。図6(a)は、第3,第4干渉信号Sc、Sdの初期位相誤差δに対し、位相誤差変動φを伴い変動した信号ベクトルSc’,Sd’の位相と強度の関係を示す。図6(b)は、第1〜第4干渉信号Sa,Sb,Sc’,Sd’に基づき生成された第1〜第3差動信号Dsa,Dsb’,Dsc’の位相と強度の関係を示す。図6(c)は、第1〜第3差動信号Dsa,Dsb’,Dsc’に基づき生成されたA’相信号及びB’相信号の位相と強度の関係を示す。
第2差動信号DSb’は、第1差動信号DSa’に対して位相ずれδ+φを有するため90度位相差とはならず、第1差動信号DSaに対し(90−δ−φ)度の位相差を有することになる。第3差動信号DSc’は、第2差動信号DSb’を反転したものであるので第2差動信号DSb’とは180度位相差であるものの、第2差動信号DSb’と同様に第1差動信号DSaに対して位相ずれδ+φを有しているため、第1差動信号DSaに対し(270−δ−φ)度の位相差を有することとなる。
図6(b)に示すように、3相の第1〜第3差動信号DSa、DSb’、DSc’は、第3,第4干渉信号Sc’,Sd’が初期位相誤差δ及び位相差動変動φを有しているため、互いに90度位相差を有するものではなく、初期位相誤差δ及び位相差動変動φを含んでいる。
図6(c)に示すように、第1差動信号Dsaと第2差動信号Dsb’とを差動ベクトル合成すると、A’相信号の位相は(−45−δ/2−φ/2)度となる。
また、図6(c)に示すように、第1差動信号DSaと第3差動信号DSc’とを差動ベクトル合成すると、B’相信号の位相は(45−δ/2−φ/2)度となる。
そして、A’相信号、B’相信号の利得を2相信号生成部45が有する利得調整回路452a,452bで調整することによって、図6(d)に示すように90度位相差を有し、且つ、強度の等しいA’相信号及びB’相信号を生成することができる。
図7は、初期位相誤差δから位相誤差変動φを生じた場合における、生成された90度位相差のA’相信号及びB’相信号に基づくリサージュ信号L1、及び従来の方法により生成したリサージュ信号L2を示す。波長板等に動的な位相誤差変動φが生じた場合において、従来法であれば、リサージュ信号L2に示すように、2相ベクトル信号は位相誤差を有する。一方、本実施形態に係る干渉計によれば、リサージュ信号L1に示すように、A’相信号及びB’相信号は位相誤差を生じず、ゲイン変動のみを生じる。したがって、狭範囲精度への影響を低減することができる。
次に、図8及び図9を参照して、第3,第4干渉信号Sc,Sdの信号強度と第1,第2干渉信号Sa、Sbとの信号強度が動的に差を有した場合について説明する。このような信号強度の差は、例えば、干渉計の多位相干渉光生成部30においてビームスプリッタ等の分岐比変動やミラー・λ/4波長板等の透過率変動がある場合に生じる。図8(a)は、信号強度が異なる場合における、第1〜第4受光素子41a〜41dにおいて生成された各第1〜第4干渉信号Sa〜Sdの位相と強度を示す。図8(b)は、各第1〜第4干渉信号Sa〜Sdから生成された第1〜第3差動信号DSa〜DScの位相と強度を示す。図8(c)は2相信号生成部45において生成された信号の位相と強度の関係を示す。ここで、第3,第4干渉信号Sc,Sdは、第1,第2干渉信号Sa,Sbに対して初期位相誤差δのずれを有しているものとして説明・図示する。
本実施形態において、第1及び第2受光素子41a,41bにおいて、上述したような理由により第1,第2干渉信号Sa,Sbが劣化する(図8(a)参照)。第1,第2干渉信号Sa,Sbから3相信号生成部44において生成される第1差動信号DSaにも劣化が生じる。これに対し第3,第4受光素子41c,41dにより出力された第3,第4干渉信号Sc,Sdは劣化していない。第3,第4干渉信号Sc,Sdから3相信号生成部44において生成される第2差動信号DSb及び第3差動信号DScにも劣化は生じない(図8(b)参照)。
3相信号生成部44から出力された3相の第1〜第3差動信号DSa〜DScは、第1差動信号DSaが劣化しているため、その信号強度が異なることとなる(図8(b)参照)。この3相の第1〜第3差動信号DSa〜DScを2相信号生成部45に入力しベクトル合成すると、図8(c)に示すように出力として位相差が90度ではないA相信号及びB相信号が出力される。その後、このA相信号及びB相信号は、利得調整回路452a,452bにおいて利得が調整され、等しい強度を有することとなる(図8(d)参照)。
図9は、本実施形態において、第3,第4干渉信号Sc,Sdの信号強度と第1,第2干渉信号Sa、Sbとの信号強度が動的に差を有した場合における、生成された90度位相差の2信号A、Bに基づくリサージュ信号を示す。図9に示すリサージュ図形は生成されたA相信号及びB相信号の位相差が90度ではないためその形状が楕円形状となるものの、その中心がずれることはない。
多位相干渉光生成部30内の合成光の2分割強度に変動を生じた場合において、本実施形態に係る干渉計により生成された2相信号は、正確に90度位相差を有するものではない。しかし、従来の差動処理を行う1組の受光部を光源中心に対角に配置していたため発生するDC変動に比べ、本実施形態に係る干渉計により得られる位相差の生じた2相信号による検出の狭範囲精度の劣化(誤差)は、半分以下である。そのため、本実施形態に係る干渉計は、多位相干渉光生成部30の一部に欠陥等が生じた場合にも有効である。
このように、本実施形態に係る干渉計はその信号処理にベクトル合成を用いることにより、信号を調整している。位相ずれを有する3相信号は、この処理過程において正確に90度位相差を有することとなる。これにより、位相ずれを有する3相信号において、可変抵抗器等を用いた位相調整操作をすることなく所望の90度位相差の2相信号を得ることができる。また、本実施形態に係る干渉計は、周期信号に劣化が生じた場合においても有効である。
以上のように、本実施形態に係る干渉計で得られた90度位相差を持つA相信号とB相信号は、2相信号生成部45において3相の第1〜第3差動信号DSa〜DScをベクトル合成しているため、信号強度が約√2倍となる。これにより信号雑音比が3dB改善する。
また、2相信号生成部45において、信号の利得を調整することによって、ベクトル合成後に強度の等しい90度位相差2相信号を得ることができる。
以上、本発明の実施形態を説明したが、本発明はこれらに限定されるものではなく、発明の趣旨を逸脱しない範囲内において種々の変更、追加等が可能である。
本発明の一実施形態に係る干渉計の構成を示す概略図である。 本発明の一実施形態に係る干渉計の受光部と信号処理回路の構成を示す概略図である。 図1及び図2の構成を要約した図である。 本発明の一実施形態に係る干渉計による信号処理の例を示すベクトル図である。 本発明の一実施形態に係る干渉計による信号処理の他の例を示すベクトル図である。 本発明の一実施形態に係る干渉計による信号処理の他の例を示すベクトル図である。 本発明の一実施形態に係る干渉計による信号処理の他の例のリサージュ波形を示す図である。 本発明の一実施形態に係る干渉計による信号処理の他の例を示すベクトル図である。 本発明の一実施形態に係る干渉計による信号処理の他の例のリサージュ波形を示す図である。
符号の説明
10…レーザ用光源、20…光波分割合成部、21…第1偏光ビームスプリッタ(PBS)、22…第1のλ/4波長板、23…第2のλ/4波長板、24…測定用ミラー、25…参照用ミラー、30…多位相干渉光生成部、31…λ/2波長板、32…第1反射ミラー、33…無偏光ビームスプリッタ(NPBS)、34…第2偏光ビームスプリッタ、35…第2反射ミラー、36…第3反射ミラー、37…第3のλ/4波長板、38…第3偏光ビームスプリッタ、39…第4反射ミラー、40…信号処理部、41…受光部、42…電流電圧変換部、43…利得調整部、44…3相信号生成部、45…2相信号生成部。

Claims (3)

  1. 光源と、
    前記光源から照射された照射光を、第1反射面に照射する第1光、及び第2反射面に照射する第2光に分割すると共に、前記第1反射面にて反射した前記第1光、及び前記第2反射面にて反射した前記第2光を合成して合成光とする光波分割合成部と、
    前記合成光から、第1の位相を有する第1干渉光、前記第1の位相と180度位相が異なる第2の位相を有する第2干渉光、前記第1の位相と90度位相が異なる第3の位相を有する第3干渉光、及び前記第1の位相と270度位相が異なる第4の位相を有する第4干渉光を生成する多位相干渉光生成部と、
    前記第1乃至第4干渉光を受光する受光部と、
    受光した前記第1乃至第4干渉光に基づき、第1干渉信号、前記第1干渉信号と180度位相が異なる第2干渉信号、前記第1干渉信号と90度位相が異なる第3干渉信号、及び前記第1干渉信号と270度位相が異なる第4干渉信号を生成する干渉信号生成部と、
    前記第1乃至第4干渉信号の差に基づいて90度位相差3相信号を生成する3相信号生成部と、
    前記90度位相差3相信号をベクトル合成することにより90度位相差2相信号を生成する2相信号生成部と、
    前記第1干渉信号の利得を調整して前記3相信号生成部に供給する第1利得調整部と、
    前記第1利得調整部とは別に前記第2干渉信号の利得を調整して前記第3信号生成部に供給する第2利得調整部と
    を備えることを特徴とする干渉計。
  2. 前記3相信号生成部は、
    前記第1干渉信号と前記第2干渉信号の差である第1差動信号を生成する第1差動信号生成部と、
    前記第3干渉信号と前記第4干渉信号の差である第2差動信号を生成する第2差動信号生成部と、
    前記第2差動信号を反転させた反転差動信号を生成する反転差動信号生成部と
    を備えることを特徴とする請求項1記載の干渉計。
  3. 前記第3干渉信号の利得を調整して前記3相信号生成部に供給する第3利得調整部と、
    前記第3利得調整部とは別に前記第4干渉信号の利得を調整して前記第3信号生成部に供給する第4利得調整部と
    を備えることを特徴とする請求項1又は請求項2記載の干渉計。
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