JP5521653B2 - 入力端末装置及びプログラム - Google Patents
入力端末装置及びプログラム Download PDFInfo
- Publication number
- JP5521653B2 JP5521653B2 JP2010050007A JP2010050007A JP5521653B2 JP 5521653 B2 JP5521653 B2 JP 5521653B2 JP 2010050007 A JP2010050007 A JP 2010050007A JP 2010050007 A JP2010050007 A JP 2010050007A JP 5521653 B2 JP5521653 B2 JP 5521653B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- booklet
- sheet
- terminal device
- input terminal
- input
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Input From Keyboards Or The Like (AREA)
Description
ところで、上記メニューは、一店舗内で取り扱う商品の多様さに応じて各カテゴリに分類される形式が用いられる。例えば、飲食店のメニューであれば、朝食,昼食,夕食ごとのカテゴリ、時間帯や季節に応じたカテゴリ、等がある。そのため、例えば、LCD(Liquid Crystal Display)と一体的に構成されたタッチパネルからなる入力端末装置では、ユーザ(店員)が、当該タッチパネルで画面切換えの操作を行い、LCD上に表示されるメニューをその都度切換えて、適切なカテゴリに応じたメニューを表示させた上で注文を入力する必要がある。また、タッチパネルを具備せず、各入力キーに複数のカテゴリに対する注文機能を割り振った入力端末装置であっても、ユーザが、シフトキー等を操作して、適切なカテゴリに応じたメニューに切換えた上で注文を入力する必要がある。
上記のような入力端末装置では、適切なカテゴリに応じたメニューを表示させる上で、ユーザの当該入力端末装置の切換え操作に習熟を要求するとともに、適切なカテゴリに応じたメニューに切換えられているか否かを把握し辛いという問題があった。
本実施形態に係る入力端末装置1は、例えば、飲食店等の店員(ユーザ)に使用され、
ゲストのメニューに対する注文を入力するハンディターミナルである。
入力端末装置1は、図1及び図2に示されるように、本体部2と蓋部3がヒンジ部4a,4bを介して連結されており、当該ヒンジ部4a,4bのY軸回りの回転に応じて閉じた状態と開いた状態とを切換えられるように構成され、開いた状態で当該入力端末装置1に装着されたブックレット500が表示される。
また、上記ブックレットヒンジ部505には、図4に示すように、XZ平面視で当該ブックレットヒンジ部505が形成する略円形状の空洞箇所に、磁石で形成された検知体505aが取り付けられている。
さらに、ブックレットシート502及び503のX軸方向の一方の端部には、Y軸方向に沿って第1磁石502a及び第2磁石503aが、各々のY軸方向位置が相違するように取り付けられている。
加えて、各ブックレットシート501〜504の片面又は両面には、分野ごとのメニューが印字されたシート面510(ブックレットシート501:シートA面510a、ブックレットシート502:シートB面510b及びシートC面510c、ブックレットシート503:シートD面510d及びシートE面510e、ブックレットシート504:シートF面510f)が形成されている。以下では、ユーザのめくり操作により、シートA面510a〜シートF面510fの中で、本体部2側及び蓋部3側の上端に表示されるシート面510を表示面(図2の場合、本体部2の表示面がシートC面510c、蓋部3の表示面がシートD面510d)、と定義する。
なお、ブックレット500に綴られたブックレットシートの頁数は、当然4頁に限定されるものでは無く、適宜の変更が可能である。
固定キー部20は、テンキー、カーソルキー、電源キー、各種ファンクションキー等の固定キーであり、当該固定キーの押下操作による操作信号を後述の制御部100に出力する。
着脱部30は、ブックレット500のブックレットヒンジ部505をヒンジ部4a,4b間に収まるように配設させた状態で、ブックレットシート501及び504を上面に載置させて、ブックレット500を入力端末装置1に装着させる。また、着脱部30は、図3及び図5に示すように、ブックレットシート501及び504を上面に載置させた状態でブックレットシート501及び504のメニューが印字されていない面(シートA面510aの反対面及びシートF面510fの反対面)と当接するカバーシート31を含む。
検知センサ41は、例えば、ホール素子等の磁気センサであり、磁石等の磁性を帯びた物質の近接状態と離間状態とを検知し、制御部100へ検知信号(近接状態:1,離間状態:0からなる信号)を出力する。そのため、図4に示すように、ブックレット500を入力端末装置1に装着する場合、ブックレットヒンジ部505をケース4cの上面に当接する位置まで下降させると、検知センサ41は検知体505aの近接状態を検知し、ブックレット500を入力端末装置1より取り外す場合、ブックレットヒンジ部505をケース4cの上面から上昇させると、検知センサ41は検知体505aの離間状態を検知する。つまり、検知センサ41の出力する検知信号によって制御部100は、ブックレット500の着脱状態を把握できる。
第1センサ51〜第4センサ54は、例えば、ホール素子等の磁気センサであり、磁石等の磁性を帯びた物質の近接状態と離間状態とを検知し、制御部100へ検知信号(近接状態:1,離間状態:0からなる信号)を出力する。
そして、ブックレット500が入力端末装置1に装着された状態で、第1センサ51は、ブックレットシート502が本体部2側にめくられた場合に第1磁石502aの下面に当接する位置に、第3センサ53は、ブックレットシート502が蓋部3側にめくられた場合に第1磁石502aの下面に当接する位置に、それぞれ配設されている。また、第2センサ52は、ブックレットシート503が本体部2側にめくられた場合に第2磁石503aの下面に当接する位置に、第4センサ54は、ブックレットシート503が蓋部3側にめくられた場合に第1磁石502aの下面に当接する位置に、それぞれ配設されている。
そのため、例えば、図2のV−V断面図である図5に示すように、ブックレット500を入力端末装置1に装着した状態で、ブックレットシート502を本体部2側にめくり、第1磁石502aをケース1aの上面に当接する位置まで下降させると、第1センサ51は第1磁石502aの近接状態を検知し、ブックレットシート502を蓋部3側にめくり第1磁石502aをケース1aの上面から上昇させると、第1センサ51は第1磁石502aの離間状態を検知する。
各入力検出部61は、図6に示すように、着脱部30のカバーシート31の下方に取り付けられた押し子61aと、押し子61aと対向するように設けられたメタルドーム61bと、メタルドーム61bを下方より支持する回路基板61cと、を含む。そして、押し子61aが下方に向けて付勢されることでメタルドーム61bが押圧され、メタルドーム61bが回路基板61c上の接点に接触することでキー入力が受付けられ、所定のキー入力信号を制御部100へ出力するように構成されている。
それぞれのシートA面510a〜シートF面510fについて、各キー入力エリア511に商品名等のメニューの項目が印字された状態を図8(i)〜(vi)に例示する。なお、上述のように、図8(iii)(iv)に示すような、複数の入力検出部61に対応するようにキー入力エリア511を設けてもよい。また、図8(v)(vi)に示すように、キー入力エリア511に印字されるメニューの項目は、商品名に限られるものではなく、店舗内のテーブル情報(テーブル位置やテーブル番号)を印字したものであってもよい。
そして、図7において、本体部2側及び蓋部3側それぞれの各入力検出部61に割り振られた番号(1番〜32番)は、ユーザによるキー入力操作を受付けた位置をCPU110が判別するための番号である。そのため、ユーザが表示面に位置するシート面510の特定のキー入力エリア511についてキー入力操作を行うと、当該キー入力エリア511に対応する入力検出部61を識別可能なキー入力が受付けられる。具体的には、図7の斜線で表示されたキー入力エリア511がキー入力操作された場合、本体部2側の19番のキー入力信号を制御部100へ出力する。また、図7のドットで表示されたキー入力エリア511がキー入力操作された場合、蓋部3側の20番又は21番のキー入力信号を制御部100へ出力する。
RAM120は、CPU110によって実行される処理プログラムなどを展開するためのプログラム格納領域や、入力データや上記処理プログラムが実行される際に生じる処理結果などを一時的に格納するためのデータ格納領域などを備える。具体的には、RAM120は、例えば、CPU110が上記各種プログラムを実行する際に使用するフラグ(後述するブックレット変更フラグやブックレット交換フラグ)の値、後述する商品登録バッファデータなどを一時的に記憶する。
電子音源部160は、CPU110の制御に基づいて、ユーザがシート面510のキー入力エリア511に対するキー入力操作を行った際、図10に示すように、当該キー入力操作に該当するシートA面510a〜シートF面510f毎に上記組み合わせを設定しておくことで、異なる種類のDTMF信号の信号音を出力できる。
具体的には、図11(i)に示すように、ユーザがブックレット500を入力端末装置1に装着させて、ブックレットシート502及びブックレットシート503を蓋部3側にめくる操作を行い、シートA面510a及びシートB面510bを表示面にし、当該表示面に係るキー入力エリア511のキー入力操作を行ったものとする。
すると、CPU110は、特定プログラムを実行し、面検知センサ部50より第1センサ51〜第4センサ54の検知信号を取得する。この場合、ブックレットシート502及びブックレットシート503が蓋部3側にめくられているので、第3センサ53と第1磁石502a,第4センサ54と第2磁石502b,がそれぞれ当接することになるため、第1センサ51〜第4センサ54の検知信号は、順に0,0,1,1となる。さらに、CPU110は、入力検出部61よりキー入力信号を取得し、当該キー入力信号が本体部2側の入力検出部61より取得されたものであるか、又は蓋部3側の入力検出部61より取得されたものであるか、を判別する。そして、CPU110は、本体部2側であると判別した場合は、ユーザがキー入力操作を行ったシート面510をシートA面510aと特定し、蓋部3側であると判別した場合は、ユーザがキー入力操作を行ったシート面510をシートB面510bと特定できる。
上記特定手順は、図11(ii)に示すシートC面510c及びシートD面510dを表示面とした(ブックレットシート502が本体部2側,ブックレットシート503が蓋部3側にめくられている)場合、図11(iii)に示すシートE面510e及びシートF面510fを表示面とした(ブックレットシート502及びブックレットシート503が本体部2側にめくられている)場合も同様である。ユーザが各シートA面510a〜シートF面510fに係るキー入力エリア511のキー入力操作を行った場合の、CPU110が実行する上記特定手順に基づくシート面510の判定を図12に示す。
そして、CPU110が、後述する指定プログラムを実行することで、ユーザが入力端末装置1に装着されたブックレット500を別のブックレット500に交換する際に、当該ブックレットテーブル131に記載されたメニューカテゴリ(ブックレットNo)の中から一のメニューカテゴリがユーザに指定されるように構成されている。
ここで、図14(i)(ii)及び図15(i)(ii)は、ブックレットNoが1001(メニューカテゴリが春メニューのディナーメニュー)である場合の機能テーブル132であり、それぞれ、図8(i)(iii)及び図8(v)(vi)のシート面510に対応する。
そして、例えば、ブックレットNoが1001に指定された状態で、ユーザが図8(i)の「ヘルシー和膳」に対応するキー入力エリア511(シート面510がシートA面510aで、入力検出部61の番号が6に対応するキー入力エリア511)のキー入力操作を行った場合、CPU110は、特定プログラムの実行により生成するA6のキーコードに基づいて、出力処理プログラムを実行し、図14(i)のキーコードがA6の欄を読み取り、商品コードが「ヘルシー和膳」を表す「02−0A−0006」の「商品登録」機能を実行する。
また、例えば、図8(iii)の「中生ビール」のように、キー入力エリア511が複数の入力検出部61(入力検出部61の番号が6,7,14,15)に対応する場合、図14(ii)の、キーコードがC6,C7,C14,C15の欄に示すように、各欄の商品コードが「中生ビール」を表す同じ「01−0C−0006」が記載されているため、CPU110は、上記キー入力エリア511に対応する何れの入力検出部61よりキー入力信号が出力されても同じ「商品登録」機能を実行できる。
さらに、例えば、図8(v)(vi)に示すように、メニューの項目としてキー入力エリア511にテーブル情報が印字されているような場合、ユーザが何れかのキー入力エリア511のキー入力操作を行うと、図15(i)(ii)に示すように、CPU110は、当該キー入力エリア511に対応したキーコードの欄より「テーブル番号」を読み取り、「テーブル設定」機能によって、ユーザが注文を受けたゲストの位置するテーブルの番号(テーブル番号)を設定できる。
そして、CPU110は、ユーザが図8(i)(iii)の「送信」に対応するキー入力エリア511(入力検出部61の番号が25に対応するキー入力エリア511)のキー入力操作を行った場合、CPU110は、図14(i)のキーコードがA25や図14(ii)のキーコードがC25の欄を読み取り、「送信」機能により、当該商品登録バッファデータを通信部150を介してレジスタ装置やプリンタ等に送信できる。なお、上記商品登録バッファデータ上の商品の単価は、商品コードごとに単価の記載されたテーブル(図示省略)よりCPU110が抽出する。
具体的には、ユーザが入力端末装置1に装着されたブックレット500を別のブックレット500に交換する際、CPU110は、表示部10を表示制御して、図17(i)に示すような操作メニュー画面801を表示させる。
次に、当該操作メニュー画面801にて、ユーザが「ブックレットの変更」を固定キー部20を介して選択すると、CPU110は、図17(ii)に示すような第1ブックレットメニュー画面802を表示させ、交換後のブックレット500に設定するメニューカテゴリの設定方法をユーザに選択させる。
さらに、当該第2ブックレットメニュー画面803にて、ブックレットNoをユーザに入力されると、CPU110は、ブックレットテーブル131より当該ブックレットNoに該当するメニューカテゴリを抽出し、抽出した内容を図17(iv)に示すような第3ブックレットメニュー画面804に表示させる。
なお、ブックレットNoは、図8(i)に示すように、ブックレット500のシート面510(図8(i)の左下箇所「No:1001」)に印字されているため、ユーザは当該印字されたブックレットNoを入力することで、交換後のブックレット500に応じた正確なメニューカテゴリを指定することが出来る。
そして、当該第4ブックレットメニュー画面805にて、メニューグループをユーザに選択されると、CPU110は、図18(ii)に示すような第5ブックレットメニュー画面806を表示させ、交換後のブックレット500に設定するメニュー名を一覧から選択させる。
さらに、当該第5ブックレットメニュー画面806にて、メニュー名をユーザに選択されると、CPU110は、ブックレットテーブル131より当該メニューグループ及びメニュー名に該当するブックレットNoを抽出し、抽出した内容を図18(iii)に示すような第6ブックレットメニュー画面807に表示させる。
次に、本実施形態に係る入力端末装置1によるブックレット設定処理について図19のフローチャートを用いて説明する。
次いで、CPU110は、ステップS1の第1ブックレットメニュー画面802にて、ユーザが「ブックレットNoで選択」を選択したか否かを判断する(ステップS2)。
一方で、CPU110は、ステップS3にて入力されたと判断する場合(ステップS3;Yes)、当該入力されたブックレットNoに対応するメニューカテゴリをブックレットテーブル131より抽出する(ステップS4)。
次いで、CPU110は、ステップS4にてメニューカテゴリの抽出に成功したか否かを判断(ブックレットテーブル131に当該ブックレットNoに対応するメニューカテゴリが存在するか否かを判断)する(ステップS5)。そして、CPU110は、ステップS5にてメニューカテゴリの抽出に失敗したと判断する場合(ステップS5;No)、ステップS1以降の処理を繰り返す。一方で、ステップS5にてメニューカテゴリの抽出に成功したと判断する場合(ステップS5;Yes)、ステップS8以降の処理へ進む。
一方で、CPU110は、ステップS6にてメニューグループ及びメニュー名をユーザが選択したと判断する場合(ステップS6;Yes)、当該選択されたメニューグループ及びメニュー名に対応するブックレットNoをブックレットテーブル131より抽出する(ステップS7)。
一方で、CPU110は、ステップS11にてブックレット交換フラグが1であると判断する場合(ステップS11;Yes)、ブックレット変更フラグを0に設定し(ステップS13)、ブックレット交換フラグを0に設定して(ステップS14)、本処理を終了する。
次に、本実施形態に係る入力端末装置1によるブックレット着脱処理について図20のフローチャートを用いて説明する。ここで、当該ブックレット着脱処理は、ユーザがゲストからの注文を入力している最中に入力端末装置1よりブックレット500が取り外された場合や、ユーザが入力端末装置1に装着されたブックレット500を別のブックレット500に交換する際に実行される処理である。
次いで、CPU110は、表示部10を表示制御して、現在設定されているブックレットNoとともに、「ブックレットを装着してください」等のメッセージにより、ブックレット500の装着を促す旨を表示する(ステップS22)。
次いで、CPU110は、着脱検知センサ部40の検知センサ41より出力される検知信号に基づいて、ブックレット500が装着されたか否かを判断し(ステップS23)、装着されていないと判断した場合(ステップS23;No)、装着されるまで待機する。
一方で、CPU110は、ステップS23にて装着されたと判断した場合(ステップS23;Yes)、ブックレット変更フラグが1であるか否かを判断する(ステップS24)。
そして、CPU110は、ステップS24にてブックレット変更フラグが1であると判断した場合(ステップS24;Yes)、ブックレット交換フラグを1に設定し(ステップS25)、本処理を終了する。一方、CPU110は、ステップS24にてブックレット変更フラグが0であると判断した場合(ステップS24;No)、ブックレット交換フラグの設定を行わずに本処理を終了する。
次に、本実施形態に係る入力端末装置1によるキー入力処理について図21のフローチャートを用いて説明する。
次いで、CPU110は、ステップS31にてキー入力操作がなされたと判断する場合(ステップS31;Yes)、特定プログラムの実行により、ユーザがキー入力操作を行ったシート面510(及びキー入力エリア511)を特定し、キーコードを生成する(ステップS32)。
次いで、CPU10は、キー入力操作がなされたシート面510に対応するDTMF信号の信号音を出力することで、当該キー入力操作がなされたシート面510がシートA面510a〜シートF面510fの何れであるかをユーザに報知する(ステップS33)。
次いで、CPU110は、現在設定されているブックレットNoを確認し、当該ブックレットNoに該当する機能テーブル132を取得する(ステップS34)。
次いで、CPU110は、ステップS34にて取得した機能テーブル132より、ステップS32にて生成したキーコードに該当するファンクションを取得する(ステップS35)。
次いで、CPU110は、ステップS35にて取得したファンクションの種類を判断する(ステップS36)。
そして、CPU110は、ステップS40にてファンクションの種類が「テーブル設定」であると判断した場合(ステップS40;Yes)、機能テーブル132において、ステップS32にて生成したキーコードに該当するテーブル番号を取得し、商品登録バッファデータに当該テーブル番号を追加する処理を行い(ステップS41)、ステップS31以降の処理を繰り返す。
一方で、CPU110は、ステップS40にてファンクションの種類が「テーブル設定」でないと判断した場合(ステップS40;No)、例えば、ゲストに注文された商品に対する付加情報(当該商品の注文数、当該商品の焼き加減など)を商品登録バッファデータに追加する処理、等のその他の処理を実行し、(ステップS42)、ステップS31以降の処理を繰り返す。
したがって、入力端末装置1及び制御部100が実行するプログラムは、カテゴリに応じたメニューの切換え操作が容易で且つ製造コストを抑えた入力端末装置及びプログラムといえる。
入力端末装置1の変形例1について説明する。
上記実施形態1では、図4に示すように、XZ平面視でブックレットヒンジ部505が形成する略円形状の空洞箇所に取り付けられた検知体505aは、磁石で形成されたものとしたが、RFID(Radio Frequency IDentification)タグなどの非接触IDタグとしてもよい。この場合、当該検知体505aに記憶可能なIDを上記ブックレットNoに対応付けておき、検知センサ41としてRFIDリーダなどの非接触IDタグの読取り処理が可能なセンサ(非接触ID検知センサ)を用いることで、ブックレット500の着脱状態を検知可能であるとともに、ユーザによって装着されたブックレット500に適したメニューカテゴリ(ブックレットNo)を即座にブックレットテーブル131より抽出できる。
実施形態1の入力端末装置1の変形例2である入力端末装置1000について、図22及び図23を用いて説明する。
以下の入力端末装置1000の説明において、実施形態1に係る入力端末装置1と同様の構成については同じ符号を付し、説明を省略する。
具体的には、図21に示す「キー入力処理」に係るステップS33において、CPU10は、キー入力操作がなされたシート面510に対応する表示色のカラー表示を表示部10に表示する制御を行うことで、当該キー入力操作がなされたシート面510がシートA面510a〜シートF面510fの何れであるかをユーザに報知することができる。
実施形態1の入力端末装置1の変形例3について、図24を用いて説明する。上記実施形態1では、図21に示す「キー入力処理」に係るステップS33において、キー入力操作がなされたシート面510に対応するDTMF信号の信号音を出力することで、当該キー入力操作がなされたシート面510がシートA面510a〜シートF面510fの何れであるかをユーザに報知するように構成した。一方、本変形例3では、図24に示すように、表示部10に表示される表示画面810の上部にシート面表示欄811を設け、当該シート面表示欄811に、上記キー入力操作がなされたシートA面510a〜シートF面510fの何れかの名称を表示データとして表示することでユーザに報知するように構成する。
また、以上の実施形態における画像形成装置を構成する各部の細部構成及び細部動作に関して本発明の趣旨を逸脱することのない範囲で適宜変更可能である。
また、変形例1において、検知体505aだけでなく第1磁石502a及び第2磁石503aを磁石に換えて非接触IDタグとし、第1センサ51〜第4センサ54を非接触IDタグの読取り処理が可能な構成としても勿論良い。
さらに、変形例2において、入力端末装置1000では、電子音源部160に換えてライト部170を備えるように構成したが、電子音源部160及びライト部170の双方を具備し、視覚及び聴覚を介してユーザがキー入力操作を行ったシート面510を一層確実に確認できる構成としても勿論良い。また、上記ライト部170は、表示部10を照明するように構成したが、例えば、カバーシート31の下方に取り付ける等により、ブックレット500を図23に示す各表示色で照明する構成としてもよい。
加えて、変形例3において、シート面表示欄811に表示するものは、シートA面510a〜シートF面510fの何れかの名称に限られず、ユーザがキー入力操作を行ったシート面510を確認できるもの(例えば、「定食類」「デザート」の様な当該シート面510に係るメニューの分類など)であれば何でもよい。
2 本体部
3 蓋部
10 表示部
20 固定キー部
30 着脱部
40 着脱検知センサ部
41 検知センサ
50 面検知センサ部
51〜54 第1センサ〜第4センサ
60 キー入力検出部
61 入力検出部
100 制御部
110 CPU
130 ROM
131 ブックレットテーブル
132 機能テーブル
150 通信部
160 電子音源部
500 ブックレット
501〜504 ブックレットシート
502a 第1磁石
503a 第2磁石
505 ブックレットヒンジ部
505a 検知体
510 シート面
510a〜510f シートA面〜シートF面
511 キー入力エリア
170 ライト部
Claims (6)
- 複数の入力項目からなるシート面が複数綴られたブックレットがその用途に応じて複数種類用意され、使用用途に応じてその内の何れか1つの種類のブックレットを選択して着脱可能であり、折り畳み式の本体側筐体と蓋側筐体とからなる入力端末装置であって、
前記各種類のブックレット毎に、そのブックレットに綴じられる複数枚のシート面毎であって、そのシート面に含まれる各入力項目毎のキー出力情報をテーブルとして記憶する記憶手段と、
前記複数種類のブックレットの内で何れか1つの種類のブックレットが選択されて装着され、前記本体側筐体と前記蓋側筐体とが開かれた状態で、その本体側筐体に設けられた第1検出面と前記蓋側筐体に設けられた第2検出面との上面において前記装着されたブックレットの何れかの2枚のシート面が開かれた際は、その選択されたブックレットに含まれる複数枚のシート面の内で何れの2枚のシート面が前記本体側筐体と前記蓋側筐体との上面で開かれているかを判定する判定手段と、
前記本体側筐体と前記蓋側筐体の上で開かれた前記2枚のシート面の何れかのシート面における何れかの入力項目に対する入力操作が行われた際は、その時に開かれている前記2枚のシート面の判定結果と、前記本体側筐体の前記第1検出面と前記蓋側筐体の前記第2検出面の何れの検出面を検出したかに基づいて、前記選択されて装着された種類のブックレットの内で何れの1枚のシート面に対する操作かを特定する特定手段と、
前記特定手段で特定された1枚のシート面に対応するテーブルを前記記憶手段から検索して参照し、当該シート面で入力操作された入力項目に対応したキー出力情報を出力する出力制御手段と、
を具備したことを特徴とする入力端末装置。 - 前記特定手段で特定されたシート面が前記ブックレットの何れのシート面なのかを当該シート面を操作したユーザが分かるように、音あるいは表示色により識別可能に出力する識別出力手段と、
を更に具備したことを特徴とする請求項1に記載の入力端末装置。 - 前記ブックレットは、前記複数のシート面がブックレットヒンジ部を介して冊子上に綴じられており、
当該入力端末装置は、前記ブックレットヒンジ部が、当該入力端末装置を折り畳み可能に構成する端末側ヒンジ部と当接する位置に合わせることで当該ブックレットを装着して保持する、
ことを特徴とする請求項1又は2に記載の入力端末装置。 - 前記ブックレットヒンジ部には磁石等の検知体が設けられると共に、前記端末側ヒンジ部には前記検知体の近接と離間とを検知する検知センサが設けられ、
前記ブックレットの着脱状態を前記検知センサによる検知の有無で判別するようにした、
ことを特徴とする請求項3に記載の入力端末装置。 - 前記ブックレットは、飲食店で使用される注文用の複数枚のメニューシート面を綴じたブックレットであり、複数の季節とその営業時間帯とで決まる複数種類のメニュー用途のブックレットであり、
前記複数種類のブックレットの中から何れか1つの種類のブックレットを選択する際は、前記複数の季節の内の何れの季節であり、且つ何れの営業時間帯で使用するメニューなのかに応じて選択できるようにした、
ことを特徴とする請求項1〜4の何れか一項に記載の入力端末装置。 - 複数の入力項目からなるシート面が複数綴られたブックレットがその用途に応じて複数種類用意され、使用用途に応じてその内の何れか1つの種類のブックレットを選択して着脱可能であり、折り畳み式の本体側筐体と蓋側筐体とからなる入力端末装置のコンピュータを制御するためのプログラムであって、
前記コンピュータを、
前記各種類のブックレット毎に、そのブックレットに綴じられる複数枚のシート面毎であって、そのシート面に含まれる各入力項目毎のキー出力情報をテーブルとして記憶する記憶手段、
前記複数種類のブックレットの内で何れか1つの種類のブックレットが選択されて装着され、前記本体側筐体と前記蓋側筐体とが開かれた状態で、その本体側筐体に設けられた第1検出面と前記蓋側筐体に設けられた第2検出面との上面において前記装着されたブックレットの何れかの2枚のシート面が開かれた際は、その選択されたブックレットに含まれる複数枚のシート面の内で何れの2枚のシート面が前記本体側筐体と前記蓋側筐体との上面で開かれているかを判定する判定手段、
前記本体側筐体と前記蓋側筐体の上で開かれた前記2枚のシート面の何れかのシート面における何れかの入力項目に対する入力操作が行われた際は、その時に開かれている前記2枚のシート面の判定結果と、前記本体側筐体の前記第1検出面と前記蓋側筐体の前記第2検出面の何れの検出面を検出したかに基づいて、前記選択されて装着された種類のブックレットの内で何れの1枚のシート面に対する操作かを特定する特定手段、
前記特定手段で特定された1枚のシート面に対応するテーブルを前記記憶手段から検索して参照し、当該シート面で入力操作された入力項目に対応したキー出力情報を出力する出力制御手段、
として機能させるようにしたコンピュータ読み取り可能なプログラム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010050007A JP5521653B2 (ja) | 2010-03-08 | 2010-03-08 | 入力端末装置及びプログラム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010050007A JP5521653B2 (ja) | 2010-03-08 | 2010-03-08 | 入力端末装置及びプログラム |
Related Child Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2014076602A Division JP5842948B2 (ja) | 2014-04-03 | 2014-04-03 | 入力端末装置及びプログラム |
Publications (3)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2011186694A JP2011186694A (ja) | 2011-09-22 |
JP2011186694A5 JP2011186694A5 (ja) | 2013-01-31 |
JP5521653B2 true JP5521653B2 (ja) | 2014-06-18 |
Family
ID=44792896
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2010050007A Active JP5521653B2 (ja) | 2010-03-08 | 2010-03-08 | 入力端末装置及びプログラム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5521653B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6623492B2 (ja) * | 2016-03-07 | 2019-12-25 | セイコーソリューションズ株式会社 | 電子機器 |
Family Cites Families (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5697136A (en) * | 1979-12-29 | 1981-08-05 | Niigata Eng Co Ltd | Input device of notebook type |
JPS57137029U (ja) * | 1981-02-23 | 1982-08-26 | ||
JPS58207139A (ja) * | 1982-05-28 | 1983-12-02 | Pentel Kk | ブツク式多項目入力装置 |
JPS63192122A (ja) * | 1987-02-04 | 1988-08-09 | Sharp Corp | キ−入力装置 |
JP4797785B2 (ja) * | 2006-05-10 | 2011-10-19 | 日本電気株式会社 | 携帯電子機器、設定変更方法、および設定変更プログラム |
-
2010
- 2010-03-08 JP JP2010050007A patent/JP5521653B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2011186694A (ja) | 2011-09-22 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4765357B2 (ja) | 部品の組立作業支援システム | |
CN103680219A (zh) | 汉字笔顺学习装置、汉字笔顺学习辅助方法 | |
JP4539082B2 (ja) | 無線情報通信方法 | |
TWI630492B (zh) | 輸入裝置及輸入系統以及電腦可讀取媒體 | |
JP5371304B2 (ja) | 表示装置および表示システム | |
JP5521653B2 (ja) | 入力端末装置及びプログラム | |
CN101996454A (zh) | 小型结算终端及其控制方法 | |
JP5842948B2 (ja) | 入力端末装置及びプログラム | |
JP5102984B2 (ja) | 飲食物メニュー表 | |
JP2006031734A (ja) | 注文端末 | |
JP2008009685A (ja) | 商品注文方法および商品注文システム | |
TW201839679A (zh) | 出庫零件特定方法 | |
JP2011180682A (ja) | ブック型入力装置 | |
JP2008269211A (ja) | 電子カレンダ装置 | |
JP5979264B2 (ja) | オーダエントリシステム、オーダ入力端末及びプログラム | |
JP5789941B2 (ja) | 携帯端末装置及びプログラム | |
JP2010237790A (ja) | 製品情報比較表示装置及び製品情報比較表示方法 | |
JP2010039587A (ja) | オーダエントリシステム | |
JP5707820B2 (ja) | オーダエントリシステム | |
JP6065072B2 (ja) | 情報処理装置及びプログラム | |
JP2017016244A (ja) | 呼び出し装置 | |
KR102264824B1 (ko) | 주문펜을 이용한 메뉴주문방법 및 그 장치 | |
JP6222248B2 (ja) | 制御装置、端末装置及びプログラム | |
JP2024148239A (ja) | セルフオーダーシステム | |
JP3231889B2 (ja) | データ処理装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20121207 |
|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20121207 |
|
RD02 | Notification of acceptance of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422 Effective date: 20121207 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20130711 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20130723 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20130911 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20140311 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20140324 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5521653 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |