JP2008009685A - 商品注文方法および商品注文システム - Google Patents

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Abstract

【課題】注文操作が簡単で扱い易い商品注文方法および商品注文システムを提供することを課題とする。
【解決手段】提供する商品である飲食物3の印刷と飲食物3に対応しているRFIDタグ4とを備えた商品メニュー2と、飲食物3の注文時以外には商品メニュー2を収容し、飲食物3の注文時には商品の注文情報をRFIDタグ4が有するボタンスイッチ5によって入力するために商品メニュー2が取り出されているメニュー収容部10と、RFIDタグ4に入力された注文情報をメニュー収容部10から受信する管理端末18と、を用いて顧客による飲食物のセルフオーダーを可能にする。
【選択図】図1

Description

本発明は、店舗において希望する商品を注文するための商品注文方法および商品注文システムに関する。
従来、店舗において、顧客自らが店舗に設置されているメニュー端末を操作して、店員を経由せずに希望する商品を注文するセルフオーダー方式が行われている。このセルフオーダー方式は、主として飲食店で実施されていて、その方法によれば、まず、メニュー端末の電気的な液晶表示装置などに表示されている電子メニューの中から、顧客がキーまたはタッチパネル形式等の操作によって希望する飲食物(商品)を選択し、店舗側の管理端末へ送信する。そして、送信された飲食物の注文は、管理端末に受信されて確定となる(たとえば特許文献1、2および3)。
特開2002−207808号公報 特開2004−199136号公報 特開平6−52193号公報
しかし、従来の技術では、飲食物のメニューが電気的に液晶などで表示される電子メニュー化されており、さらに、キーボードまたはタッチパネル形式等の端末操作が必要であるため、電子メニューに慣れていない顧客にとっては、扱い難いという課題があった。
本発明は、上記課題を解決するために、注文操作が簡単で扱い易い商品注文方法および商品注文システムを提供することを目的とする。
本発明の商品注文方法は、商品の印刷と商品に対応している入力部を有する電子タグの貼付とがなされた商品印刷物が、商品印刷物を収容している印刷物収容部から取り出される入力準備ステップと、入力部の操作により選択された商品の注文情報が入力される入力ステップと、注文情報の入力が終了して商品印刷物が印刷物収容部へ収納される入力終了ステップと、電子タグの有する注文情報が商品印刷物から印刷物収容部を介して管理端末へ送信される送信ステップと、注文情報が管理端末に受信され、注文情報に対応する商品を特定して注文確定がされる確定ステップと、を有することを特徴とし、電子タグは、RFIDタグであることが好ましい。
この商品注文方法によれば、商品印刷物と印刷物収容部とによる入力準備ステップ、入力ステップ、入力終了ステップおよび送信ステップ並びに管理端末による確定ステップの少なくとも5ステップからなる。商品印刷物には注文可能な商品の印刷と、商品それぞれに対応するように電子タグとしてのRFID(Radio Frequency Identification)タグとが貼付されている。また、RFIDタグは、入力部を有し、商品に対応するRFIDタグの入力部を選択して押すことによって、商品の選択が可能である。商品を注文する顧客は、まず、商品印刷物を商品印刷物が収容されている印刷物収容部から取り出す(入力準備ステップ)。次に、注文したい商品を商品印刷物から選択し、選択した商品の近傍にあるRFIDタグの入力部を押す(入力ステップ)。これにより、RFIDタグに商品の注文情報が入力される。そして、顧客は、選択した商品の注文情報の入力後、商品印刷物を印刷物収容部へ戻す(入力終了ステップ)。ここで、RFIDタグに入力された商品の注文情報が印刷物収容部を経由して店舗側の管理端末へ送信される(送信ステップ)。管理端末は、注文情報を受信して、顧客の注文した商品として確定する(確定ステップ)。このように、RFIDタグを備えた商品印刷物を用いる方法により、顧客は、商品印刷物の商品を指差して店員などに注文するのと同じ感覚で、欲しい商品を店員を呼ばずに注文可能である。この注文方法であれば、液晶表示などで表示された商品を見て、キーボードまたはタッチパネル形式等の電子的な端末操作による注文に馴染めない顧客であっても、抵抗感をほとんど持たずに商品を注文することが可能である。
この場合、入力ステップで操作する入力部は、入力部が操作されたことを入力部が対応する商品の注文情報として機械的に保持可能な入力接点保持型のメカスイッチであることが好ましい。
この方法によれば、入力ステップで操作する入力部は、顧客に操作されるとスイッチオンの状態になって、操作されなくなってもそのままオン状態を維持する入力接点保持型であり、いわゆるオルタネイト型のメカスイッチである。スイッチオンの状態が機械的に維持されるため、注文情報の保持に電源が不要であり、商品印刷物にバッテリーなどの電源を搭載する必要がない。
この場合、入力ステップで操作する入力部は、入力部が操作されると入力部に対応する商品の注文情報を電気的にメモリに記憶させるための圧力式のセンサスイッチであることが好ましい。
この方法によれば、入力ステップで操作する入力部は、顧客に操作されている間だけスイッチオンの状態になって、メモリに商品の注文情報を記憶させるためのものである。従って、入力部として薄型のタッチセンサ等のセンサスイッチを用いることができ、商品印刷物から突出することなく商品印刷物との一体感を維持するように貼付可能である。
この場合、送信ステップでは、商品印刷物が印刷物収容部に戻され印刷物収容部の送信操作部が操作されると管理端末へ注文情報の送信が開始されることが好ましい。
この方法によれば、入力終了ステップにおいて商品印刷物が印刷物収容部に戻されると、印刷物収容部は、入力部を有するRFIDタグの注文情報を管理端末へ送信する。この時、管理端末への送信は、顧客が商品の注文を確認して印刷物収容部の送信操作部を操作することにより開始される。この方法により、顧客の注文の意思に基づき、店舗側の管理端末へ注文情報が送信されるため、受発注に関するトラブルを防止可能である。
この場合、送信ステップでは、注文情報に加え印刷物収容部を特定するための特定データを送信することが好ましい。
この方法によれば、送信ステップにおいて、どの顧客からの注文情報の送信であるかが管理端末に認識されるように、商品印刷物に対応する印刷物収容部を特定するための特定データを注文情報と共に送信する。特定データは、商品印刷物および印刷物収容部が置かれているカウンタやテーブルのナンバーなどであり、この方法により、管理端末では、どの顧客が注文した商品であるかを容易に判断可能である。
本発明の商品注文システムは、提供する商品の印刷と商品に対応している電子タグとを備えた商品印刷物と、商品の注文時以外には商品印刷物を収容し、商品の注文時には商品の注文情報を電子タグへ入力するために商品印刷物が取り出されている印刷物収容部と、RFIDタグに入力された注文情報を商品印刷物から印刷物収容部を介して受信する管理端末と、を有することを特徴とし、電子タグは、RFIDタグであることが好ましい。
この商品注文システムによれば、RFIDタグを備えた商品印刷物と印刷物収容部と管理端末とを有している。商品印刷物には注文可能な商品を表示する印刷がなされており、商品を注文する顧客は、印刷物収容部から商品印刷物を取り出し、注文したい商品を選択して、選択した商品の近傍に貼付されている電子タグであるRFIDタグの入力部を操作する。顧客が入力部を操作すると、選択された商品の注文情報が入力される。入力された注文情報は、商品印刷物が印刷物収容部へ戻されると、RFIDタグから印刷物収容部を経由して店舗側の管理端末へ送信される。管理端末は、注文情報を受信して、顧客の注文した商品として確定する。このように、RFIDタグを備えた商品印刷物を用いることにより、顧客は、商品印刷物の商品を指差して店員などに注文するのと同じ感覚で、欲しい商品を店員を呼ばずに注文可能である。この注文システムであれば、液晶表示などで表示された商品を見て、キーボードまたはタッチパネル形式等の電子的な端末操作による注文に馴染めない顧客であっても、抵抗感をほとんど持たずに商品を注文することが可能である。
この場合、商品印刷物は、操作されたことを注文情報として機械的に保持可能な入力接点保持型の入力部を有するRFIDタグと、印刷物収容部から電力の供給を受けるための印刷物端子と、印刷物端子と導通しRFIDタグへ電力を供給する電波の送信および注文情報を印刷物収容部へ送信するための第一アンテナと、を備えていることが好ましい。
この構成によれば、RFIDタグが有する入力部は、顧客に操作されるとスイッチオンの状態になって、操作されなくなってもそのままオン状態を維持する入力接点保持型であり、いわゆるオルタネイト型のメカスイッチである。スイッチオンの状態が機械的に維持されるため、商品印刷物における注文情報の保持に電源が不要であり、商品印刷物にバッテリーなどの電源を搭載する必要がない。そのため、印刷物端子を通じて印刷物収容部から電力の供給を受け、第一アンテナを介してRFIDタグへ電波で電力供給をする。RFIDタグは、この電波を整流して直流電源とすることによりエネルギー源とする。これにより、RFIDタグは、商品印刷物が印刷物収容部へ戻されると、印刷物収容部から電力供給を受け、注文情報を第一アンテナを介して印刷物収容部へ送信することが可能である。即ち、RFIDタグは、いわゆるパッシブ型のタグに該当する。
この場合、商品印刷物は、圧力式の入力部と、入力部が操作されると入力部に対応する商品の注文情報を電気的に記憶するメモリと、メモリを機能させるためのバッテリーとを有するRFIDタグと、印刷物収容部から電力の供給を受けるための印刷物端子と、印刷物端子と導通しRFIDタグへ電力を供給してバッテリーを充電する電波の送信および注文情報を印刷物収容部へ送信するための第一アンテナと、を備えていることが好ましい。
この構成によれば、商品印刷物が有する入力部は、顧客に操作されている間だけスイッチオンの状態になって、メモリに商品の注文情報を記憶させるためのものである。従って、入力部として薄型のタッチセンサ等のセンサスイッチを用いることができ、商品印刷物から突出することなく商品印刷物との一体感を維持するように貼付可能である。また、RFIDタグは、メモリへの記憶処理および注文情報の印刷物収容部への送信等を実行するための電源である充電式のバッテリーを有している。そして、商品印刷物は、印刷物端子を通じて印刷物収容部から電力の供給を受け、第一アンテナを介してRFIDタグへ電波で電力供給をする。RFIDタグは、この電波による起電力によりバッテリーの充電を行う。このようなバッテリーを有するRFIDタグを用いれば、商品印刷物が印刷物収容部へ戻されると、電力の供給に関係なく、直ちに注文情報を第一アンテナを介して印刷物収容部へ送信可能である。このRFIDタグは、いわゆるアクティブ型のタグに該当する。
この場合、印刷物収容部は、商品印刷物を収容するための受部と、印刷物端子へ電力を供給するための収容部端子と、注文情報を商品印刷物から受信するための第二アンテナと、注文情報を管理端末へ送信するための第三アンテナと、を備えていることが好ましい。
この構成によれば、印刷物収容部は、受部で商品印刷物を収容すると、収容部端子から商品印刷物の印刷物端子へ電源供給が可能になる。また、商品印刷物が印刷物収容部へ戻されてから、第二アンテナによって注文情報の商品印刷物からの受信および第三アンテナによって管理端末への送信を行うため、顧客は、商品印刷物を印刷物収容部から取り出して任意の場所で商品選択をすることが可能である。
この場合、印刷物収容部は、商品印刷物が印刷物収容部に収納され注文情報を管理端末へ送信開始するための送信操作部を備えていることが好ましい。
この構成によれば、商品印刷部が印刷物収容部に戻されると、印刷物収容部は、入力部を有するRFIDタグの注文情報を管理端末へ送信する。この時、管理端末への送信は、顧客が商品の注文を確認して印刷物収容部の送信操作部を操作することにより開始される。これにより、顧客の注文の意思に基づき、店舗側の管理端末へ注文情報が送信され、受発注に関するトラブルを防止可能である。
この場合、印刷物収容部は、管理端末へ送信する注文情報に加え、印刷物収容部を特定する特定データを有していることが好ましい。
この構成によれば、注文情報の送信がどの顧客からのものであるかを、管理端末が認識可能なように、商品印刷物に対応する印刷物収容部を特定するための特定データを注文情報と共に送信する。特定データは、商品印刷物および印刷物収容部が置かれているカウンタやテーブルのナンバーなどであり、これにより、管理端末では、どの顧客が注文した商品であるかを容易に判断可能である。
以下、本発明を具体化した実施形態について図面に従って説明する。実施形態は、飲食店において、顧客が商品である飲食物の掲載されている商品印刷物を見て、商品印刷物の電子タグを介して、欲しい飲食物をセルフオーダー方式で注文する方法の一例である。
(実施形態1)
図1は、本発明の実施形態1に関する商品注文システムの構成を示す模式図である。商品注文システム1は、提供する商品である飲食物3の写真を掲載した商品メニュー(商品印刷物)2と、商品メニュー2を収容するメニュー収容部(印刷物収容部)10と、メニュー収容部10から送信される顧客の注文情報を受信する管理端末18とを有している。商品メニュー2は、飲食物3の掲載の他に、飲食物3のそれぞれに対応して貼付され顧客が注文情報を入力するための複数のボタンスイッチ(入力部)5を備えているパッシブ型のRFIDタグ(電子タグ)4と、メニュー収容部10から電力の供給を受けるためのメニュー端子(印刷物端子)6と、メニュー端子6と導通しRFIDタグ4へ電力等を供給するための電波の送信、および、RFIDタグ4から注文情報を受信してメニュー収容部10へ送信するためのメニューアンテナ(第一アンテナ)7とを備えている。
また、メニュー収容部10は、商品メニュー2を収容する受部13と、商品メニュー2が受部13に収容されると、商品メニュー2のメニュー端子6と導通し電力供給をするための収容部端子11と、商品メニュー2のメニューアンテナ7からの注文情報を受信するためのタグ用アンテナ(第二アンテナ)14aと、注文情報を管理端末18へ送信するための端末用アンテナ(第三アンテナ)14bと、注文情報の送信を開始するために顧客が操作する送信ボタン(送信操作部)12とを備えている。商品メニュー2およびメニュー収容部10は、一組になっていて、この場合、飲食店のテーブル15の一つであるテーブルナンバー(特定データ)が1であるテーブル15aに置かれている。同様に、商品メニュー16およびメニュー収容部17は、一組になっていて、テーブルナンバーが2であるテーブル15bに置かれている。
商品メニュー2の飲食物3は、写真などの形式で印刷されていて、例えば、図1に示すように、カレーライス3aの写真とコーヒー3bの写真とが掲載されている。そして、カレーライス3aの写真の近傍には、カレーライス3aに対応するRFIDタグ4aが貼付されており、同様に、コーヒー3bの写真の近傍には、コーヒー3bを示すRFIDタグ4bが貼付されている。RFIDタグ4a,4bは,カレーライス3aまたはコーヒー3bの注文であることを示す注文情報を送信する。また、RFIDタグ4には、1から4の注文数に応じられるように4個のボタンスイッチ5が備えられており、例えば、コーヒー3bを3つ注文する場合は、注文数の3に対応するボタンスイッチ5を押せば良い。商品メニュー16も商品メニュー2と同じように、カレーライスおよびコーヒーの写真とカレーライスおよびコーヒーをそれぞれ示すRFIDタグとを備えている。ボタンスイッチ5による注文情報は、注文された飲食物3とその注文数とを有する。
RFIDタグ4が備えるボタンスイッチ5は、顧客に押されるとスイッチオンの状態になり、顧客に押されなくなっても、元の状態に戻らずそのままオン状態を機械的に維持する入力接点保持型である。つまり、いわゆるオルタネイト型のメカスイッチであり、ボタンスイッチ5は、RFIDタグ4の面から凸状に突出して、顧客が押し易い形状をしている。また、管理端末18には、外部端末19が接続されていて、外部端末19としては、顧客の支払いのためのレジスター、売り上げおよび材料在庫などの管理用POS端末、キッチンにおいて顧客注文を表示して伝達する表示装置、または、顧客注文を印刷して伝達するプリンタなどが挙げられる。
このような構成の商品注文システム1において、テーブルナンバーが1であるテーブル15aに着席した顧客が、飲食物3を注文する方法を簡単に説明する。まず、顧客は、テーブル15aに置かれているメニュー収容部10から商品メニュー2を取り出す。次いで、商品メニュー2を見て、その中から注文したい飲食物3に対応するRFIDタグ4を選択する。注文したい飲食物3が1杯のコーヒー3bであれば、コーヒー3bに対応するRFIDタグ4bが備える注文数が1のボタンスイッチ5を押す。これにより、商品メニュー2は、ボタンスイッチ5によって注文数が1のコーヒー3bが注文されたことを機械的に保持する。他に注文する飲食物3があれば、コーヒー3bと同様にして、該当するRFIDタグ4のボタンスイッチ5を押す。
顧客による飲食物3の選択が終了すると、顧客が商品メニュー2をメニュー収容部10の受部13へ戻す。商品メニュー2が戻されると、商品メニュー2のメニュー端子6とメニュー収容部10の収容部端子11とが導通状態になり、メニューアンテナ7がメニュー収容部10へ接続される。メニュー収容部10と接続されたメニューアンテナ7は、RFIDタグ4へ電力供給等のための電波を送信し、ほぼ同時に、メニューアンテナ7は、RFIDタグ4から注文情報を受信して、受信した注文情報をメニュー収容部10へ送信する。注文情報を受信したメニュー収容部10は、注文情報を店舗側の管理端末18へ送信する。この送信時には、テーブル15aのテーブルナンバーの1を同時に送信し、注文の飲食物3であるコーヒー3bがテーブルナンバーが1からのものであることを管理端末18に認識させる。このようにして、テーブル15aの顧客からコーヒー3bの注文があったことが、管理端末18を介して店舗側に知らされ、注文が確定する。注文方法の詳細な説明は、図5、図6、図7のフローチャート図を参照して後述する。
顧客が飲食物3の注文のために操作するRFIDタグ4は、図2(a)実施形態1のRFIDタグの外観を示す斜視図、および、図2(b)RFIDタグの回路構成および機能フローを示すブロック図に表されている。RFIDタグ4は、図2(a)に示すように薄い板状をなしており、板状の一方の面にボタンスイッチ5が4個並んで設けられている。この場合、4個のボタンスイッチ5のそれぞれは、注文する飲食物3の数量である1から4の各数に対応しており、最大4つの同じ飲食物3の注文が、該当するボタンスイッチ5を押す1回の操作で行える。RFIDタグ4のボタンスイッチ5が設けられている面と反対面は、RFIDタグ4が対応する商品メニュー2の飲食物3の近傍へ、接着剤によって貼付される。
また、図2(b)に示すように、RFIDタグ4には、ボタンスイッチ5とタグアンテナ24の他に、RFIDタグ4を制御するタグ制御部23、タグ送信部20、タグ受信部21、整流部22がワンチップIC(Integrated Circuit)として内蔵されている。タグ送信部20は、タグアンテナ24を介してメニューアンテナ7へ注文情報を送信し、タグ受信部21は、タグアンテナ24を介してメニューアンテナ7から電力供給等のための電波を受信する。実施形態1におけるRFIDタグ4のようなパッシブ型のものは、タグ受信部21が受信する電波をエネルギー源(電力)として動作する。そのため、商品メニュー2がメニュー収容部10に収容されて電力の供給を受けてから、RFIDタグ4のタグ制御部23が、いずれのボタンスイッチ5が押されているかの入力状態を注文情報として受け取る。タグ送信部20は、受け取った注文情報をタグアンテナ24からメニューアンテナ7へ送信し、さらに、メニューアンテナ7は、注文情報をメニュー収容部10へ送信する。
ここでパッシブ型のRFIDタグ4について説明する。RFIDタグ4は、メニューアンテナ7からの電波(電磁波)をタグアンテナ24で受信し、搬送波に含まれる制御信号の取得およびRFIDタグ4のエネルギー受給をする。電波を受信したタグアンテナ24には、タグアンテナ24が共振することにより起電力が発生する。整流部22は、この起電力を整流して直流化し、ワンチップICの電源としてタグ制御部23へ供給する。タグ制御部23は、ボタンスイッチ5から得た注文情報を、タグアンテナ24で反射する反射波(搬送波)に含ませてメニューアンテナ7へ送信する。この場合、RFIDタグ4に内蔵されているタグアンテナ24による反射波は、非常に微弱であるため、好条件の下であっても数センチメートル程度が通信可能距離であるが、商品メニュー2において、メニューアンテナ7とタグアンテナ24とを近接して配置すれば、両者の通信には十分使用可能である。このように、パッシブ型のRFIDタグ4は、メニューアンテナ7からの電波の送信に応えて、その反射波に乗せて注文情報を返す仕組みであり、自発的に注文情報を送信することはできない。
次に、商品メニュー2から注文情報を一旦受信して、さらに、管理端末18へ送信するメニュー収容部10について説明する。図3は、メニュー収容部の回路構成および機能フローを示すブロック図である。メニュー収容部10は、商品メニュー2のメニュー端子6へ電力を供給するための収容部端子11と、商品メニュー2との通信のためのタグ用アンテナ14aと、管理端末18との通信のための端末用アンテナ14bと、商品メニュー2への電力供給等を制御するための送信部27と、商品メニュー2および管理端末18との通信を制御しメニュー収容部10の設置されているテーブルナンバーを保持する送受信部28と、商品メニュー2がメニュー収容部10へ収容されたことを検出する商品メニュー検出部25と、管理端末18へ注文情報の送信を開始する指示をするための送信ボタン12と、メニュー収容部10の全体の機能フローを制御する制御部26とを備えている。
また、メニュー収容部10から送信される注文情報を受信する管理端末18は、図4(a)管理端末の外観を示す斜視図、および、図4(b)管理端末の制御部の構成を示すブロック図に表されている。管理端末18は、図4(a)に示すように、メニュー収容部10からの注文情報を受信する受信アンテナ30と、管理端末18の操作のためのキーボード31と、注文情報等を表示する表示部32とを有する。そして、管理端末18には、既述の外部端末19が接続されている。
そして、管理端末18を制御する制御部39は、図4(b)に示すように、受信アンテナ30が受信した注文情報を制御する受信部33と、表示部32へ注文情報等の表示を指示する出力制御部34と、管理端末18の動作を規定するファームウエア35を記憶しているメモリ部37と、メモリ部37のファームウエア35の処理手順に従って制御部39の全体を制御するCPU(Central Processing Unit)38とを有している。出力制御部34は、顧客の注文した飲食物3に関する注文情報を、外部端末19を制御するオーダーシステム部40へ送る機能も有する。オーダーシステム部40は、店舗側の外部端末19の設置種類およびそれらの処理システムに適応して注文情報を適切に処理する機能を有する。これら受信部33、出力制御部34、メモリ部37、CPU38は、バス41を介して相互に接続されて機能する。
以上説明した商品メニュー2、メニュー収容部10および管理端末18による注文処理の流れをそれぞれフローチャートにまとめて説明する。まず、図5は、メニュー収容部に収容された商品メニューのRFIDによる注文のフローチャート図であり、図1に示す場面において、商品メニュー2のRFIDタグ4が実行するフローを表している。商品メニュー2は、メニュー収容部10から取り出され(入力準備ステップ)、顧客によってコーヒー3b一杯に対応するRFIDタグ4のボタンスイッチ5が押されて(入力ステップ)、メニュー収容部10へ戻された(入力終了ステップ)状態である。
まず、ステップS1において、メニューアンテナ7から電力供給のための電波をRFIDタグ4のタグアンテナ24を介してタグ受信部21が受信する。受信後ステップS2へ進む。
ステップS2において、RFIDタグ4の整流部22が電波を整流して、直流電源にする。この電源により、RFIDタグ4のタグ制御部23が動作し注文情報の処理が可能になる。電源の供給ができれば、ステップS3へ進む。
ステップS3において、ボタンスイッチ5が機械的に保持している注文情報をタグ制御部23が取得する。つまり、押された状態であるボタンスイッチ5は、電源ラインに接続された状態であり、該当するボタンスイッチ5からスイッチオン状態であることを示す信号を注文情報として、タグ制御部23が取得する。この場合において、ボタンスイッチ5が示す注文情報は、顧客の注文が一杯のコーヒー3bであることを示す。取得後、ステップS4へ進む。
ステップS4において、注文情報をタグアンテナ24から商品メニューのメニューアンテナ7を介してメニュー収容部10へ送信する。ステップS4は、送信ステップに該当する。送信後、ステップS5へ進む。
ステップS5において、ボタンスイッチ5が機械的に保持している注文情報を解除する。即ち、注文情報がメニュー収容部10へ送信されれば、ボタンスイッチ5がスイッチオン状態を機械的に保持する必要は無いため、ボタンスイッチ5の機械的保持を解除する。解除後、フローを終了する。
次に、RFIDタグ4を受部13に収容したメニュー収容部10が実行するフローについて説明する。図6は、メニュー収容部による注文のフローチャート図である。
まず、ステップS10において、商品メニュー2がメニュー収容部10に収容されたか否かを制御部26が判断する。制御部26は、受部13に設けられている商品メニュー検出部25の検出結果に基づいて、商品メニュー2の収容の有無を判断する。ステップS10では、入力終了ステップが実行されたことを確認する。商品メニュー2が収容されていなければステップS10において待機し、一方、商品メニュー2が収容されるとステップS11へ進む。
ステップS11において、メニュー収容部10の収容部端子11と商品メニュー2のメニュー端子6とが接続されてメニュー端子6へ電力が供給され、メニューアンテナ7がメニュー収容部10と接続状態となる。この状態において、メニューアンテナ7から電力等を供給するための電波がRFIDタグ4のタグアンテナ24へ送信され、ステップS1での受信となる。電力供給後、ステップS12へ進む。
ステップS12において、商品メニュー2から注文情報をタグ用アンテナ14aを介して送受信部28が受信する。受信する注文情報は、ステップS4において送信されたものである。受信後、ステップS13へ進む。
ステップS13において、注文情報を管理端末18へ送信するための送信ボタン12が顧客によって押されたか否かを、制御部26が判断する。送信ボタン12が押されない場合、注文情報を保持したままステップS13において待機し、送信ボタン12が押されるとステップS14進む。
ステップS14において、注文情報およびテーブルナンバーをメニュー収容部10から管理端末18へ送信する。ステップS14は、ステップS4と合わせて送信ステップに該当する。送信後、フローを終了する。
次に、管理端末18が実行する注文のフローについて説明する。図7は、管理端末の制御部による注文のフローチャート図である。
ステップS20において、メニュー収容部10から注文情報等を、受信アンテナ30を介して受信部33が受信したか否かをCPU38が判断する。受信する注文情報等は、顧客が注文した飲食物3、飲食物3の注文数および顧客のテーブルナンバーを特定可能な信号情報である。受信していなければ、ステップS20で受信を待ち、一方、受信すれば、ステップS21へ進む。
ステップS21において、CPU38がメモリ部37のファームウエア35の処理手順に従って、受信した信号情報の商品(商品名、注文数)およびテーブルナンバーを具体的な文字または数字で特定して、テーブルナンバーが1、そして注文数1のコーヒー3bとして注文を確定する。ステップS21は、確定ステップに該当する。確定後ステップS22へ進む。
ステップS22において、CPU38が出力制御部34へ指示して、表示部32にテーブルナンバーが1であるテーブル15aの顧客の注文した飲食物3が注文数1のコーヒー3bであることを表示させる。これにより、店舗側は、テーブル15ごとの顧客の注文を確認することが可能である。表示後、ステップS23へ進む。
ステップS23において、注文確定したコーヒー3bと注文数1と顧客のテーブルナンバーの1とを出力制御部34を介してオーダーシステム部40へ送る。以降、オーダーシステム部40は、店舗側におけるコーヒー3bの手配処理を行う。
以上説明した商品注文方法は、顧客が、飲食物3の写真を掲載した商品メニュー2によって飲食物を選択注文するため、液晶表示やタッチパネル、キーボードなどを用いた電子メニュー化のイメージを顧客にほとんど感じさせないセルフオーダー方式である。以下に、実施形態1の主な効果を記載する。
(1)RFIDタグ4の操作による注文方法によれば、顧客は、商品メニュー2の飲食物3を指差して店員などに注文するのと同じ感覚で、欲しい飲食物3を店員を呼ばずに、商品メニューによって注文可能である。この注文方法であれば、液晶表示などの飲食物メニューを見て、キーボードまたはタッチパネル形式等の端末操作をする注文に馴染めない顧客であっても、注文操作が簡単で扱い易く、抵抗感をほとんど持たずに商品を注文することが可能である。
(2)商品メニュー2にRFIDタグ4とメニュー端子6およびメニューアンテナ7とを貼付することにより、セルフオーダー方式化ができ、店員を呼んで飲食物を注文する方式で用いていた従来のメニューを、商品メニュー2としてそのまま使用可能である。
(3)商品メニュー2の飲食物3を液晶表示等で電気的に表示しないため、商品注文システムとしての消費電力を軽減可能である。
(4)RFIDタグ4は、パッシブ型であってバッテリーを内蔵不要であるため、小型化、低コスト化が可能である。また、飲食物3と注文数に対応したオルタネイト型メカスイッチであるボタンスイッチ5を1回押すだけで、注文情報の入力ができ、顧客の入力負担がほとんどない。
(5)メニュー収容部10から管理端末18への注文情報の送信は、顧客が商品の注文を確認してメニュー収容部10の送信ボタン12を押すことにより開始される。これにより、顧客の注文の意思に基づき、店舗側の管理端末へ注文情報が送信されるため、顧客との受発注に関するトラブルを防止可能である。
(実施形態2)
次に、商品注文方法の実施形態2について説明する。実施形態2は、実施形態1と同様なシステム構成を用いており、実施形態1における注文情報の保持方法を機械式から電子式に変更した方法である。以下では、実施形態1と異なる部分について主に説明する。
図8(a)は、実施形態2に関するRFIDタグの外観を示す平面図、図8(b)は、RFIDタグの回路構成および機能フローを示すブロック図である。RFIDタグ50は、図8(a)に示すように、実施形態1におけるRFIDタグ4と外観的にはほぼ同じ形状であり、RFIDタグ4に用いられていたボタンスイッチ5を、圧力式のタッチセンサ(センサスイッチ)51に変更したものである。タッチセンサ51は、機械的動作部がなくRFIDタグ50の面から突出しない平状である。
また、図8(b)に示すように、RFIDタグ50は、タッチセンサ51の他に、バッテリー52とタグメモリ部(メモリ)53とを備えている。そして、RFIDタグ50を制御するタグ制御部23、タグ送信部20、タグ受信部21、タグアンテナ24は、実施形態1におけるRFIDタグ4と同様の機能を果たす。内蔵するバッテリー52は、充電可能なタイプのものであり、商品メニュー2がメニュー収容部10に収容されている間、メニュー端子6を通じてメニューアンテナ7から発生する電波により、タグアンテナ24に発生する起電力によって充電される。従って、バッテリー52により、商品メニュー2がメニュー収容部10から取り外された場合であっても、タグメモリ部53への書き込みおよび読み込みが可能なタグ制御部23は、タッチセンサ51が押されたことによる入力を注文情報として受け取り、タグメモリ部53へ書き込んで記憶させる。そして、タグ送信部20は、タグ制御部23が読み取ったタグメモリ部53の注文情報をタグアンテナ24を介してメニューアンテナ7へ送信し、さらに、メニューアンテナ7は、注文情報をメニュー収容部10へ送信する。
このような商品メニュー2がメニュー収容部10に収容されている間、メニュー端子6を通じてメニューアンテナ7から発生する電波により、バッテリー52が充電されるRFIDタグ50は、バッテリー52として2次電池やスーパーキャパシタを利用することが出来るため、寿命がある1次電池のように定期的な交換の必要性が無い特徴を有する。また、パッシブ型の特徴である省電力を活用できるため、バッテリー52を大型化する必要性が無く、RFIDタグ50を小型で薄型な形状とすることが出来、ブック式のメニューでも貼付けが可能になる特徴を有する。
次に、実施形態1のRFIDタグ4とは異なる注文のフローである実施形態2のRFIDタグ50の注文のフローについて説明する。メニュー収容部10および管理端末18の注文のフローは、実施形態1と同じである。図9は、メニュー収容部に収容された商品メニューのRFIDタグによる注文のフローチャート図である。
ステップS30において、顧客がタッチセンサ51を押すことにより、タッチセンサ51から注文情報が入力されたか否かをタグ制御部23が判断する。入力されなければステップS30において入力を待ち、一方、入力されるとステップS31へ進む。
ステップS31において、タグメモリ部53が注文情報を記憶するために、タグ制御部23が注文情報をタグメモリ部53へ書き込む。書き込み後、ステップS32へ進む。
ステップS32において、商品メニュー2がメニュー収容部10へ収容されたか否かをタグ制御部23が判断する。商品メニュー2がメニュー収容部10へ収容されると、メニューアンテナ7からの電波の受信をタグ受信部21が感知することによって、判断可能である。収容されていなければステップS32で待機し、一方、収容されたと判断すればステップS33へ進む。
ステップS33において、注文情報をタグアンテナ24から商品メニューのメニューアンテナ7を介してメニュー収容部10へ送信する。ステップS33は、ステップS4と同じく送信ステップに該当する。送信後、ステップS34へ進む。
ステップS34において、タグメモリ部53が記憶している注文情報をクリアする。即ち、注文情報がメニュー収容部10へ送信されればタグメモリ部53が注文情報を記憶しておく必要は無いため、注文情報の記憶をクリアする。クリア後、フローを終了する。
このような商品メニュー2がメニュー収容部10に収容されている間、メニュー端子6を通じてメニューアンテナ7から発生する電波により、バッテリー52が充電されるRFIDタグ50は、アクティブ型のように常時大容量の電力供給を受けなくても必要最小限の電力供給により動作が可能である。また、バッテリー52は、メニュー収容部10がステップS11において実行する電力の供給によって、充電される。
以下、実施形態2の効果をまとめて記載する。
(1)RFIDタグ50は、2次電池もしくはスーパーキャパシタを利用したバッテリー52を内蔵したパッシブ型であり、寿命がある1次電池のように定期的な交換の必要性が無く、また、パッシブ型の特徴である省電力を活用できるため、小型で薄型な形状とすることが出来、ブック式のメニューでも貼付けが可能になる。
(2)タッチセンサ51は、平状であるため、RFIDタグ50の全面を薄型にすることができ、RFIDタグ50を商品メニュー2に貼付しても商品メニュー2から突出せず、違和感がほとんどない。
(3)注文情報をタグメモリ部53に記憶するため、機械的に注文情報を保持するボタンスイッチ5に比して、タッチセンサ51から入力された注文情報をメニュー収容部10へ送信するまで確実に保持可能である。
また、本発明は上記の実施形態に限定されるものではなく、次に挙げる変形例のような形態であっても、実施形態と同様な効果が得られる。
(変形例1)RFIDタグ4,50の入力部は、4個のボタンスイッチ5またはタッチセンサ51に限定されず、他の複数個であっても良く、店舗規模や提供する飲食物3に対応して適切に設定可能である。また、RFIDタグ4,50が1個のボタンスイッチ5またはタッチセンサ51を備え、商品の注文数に応じてその数だけ押す構成でも良い。これらの場合、ボタンスイッチ5またはタッチセンサ51のそれぞれにLED(Light Emitting Diorde)を配置し、いずれが押されたかまたは何回押されたかをLEDの点燈によって明示すれば、より好ましい。
(変形例2)メニュー収容部10に送信ボタン12を設けずに、商品メニュー2がメニュー収容部10へ戻されると、直ちに、注文情報を管理端末18へ送信する構成であっても良い。より迅速に飲食物の注文が可能になる。
(変形例3)メニュー収容部10から管理端末18への注文情報の送信は、無線に限定せず有線であっても良い。小規模店舗などでは、初期投資の節減が可能である。
(変形例4)メニュー収容部10は、注文情報を液晶などによって表示する表示部を備えていても良い。表示部により、顧客は、送信ボタン12を押す前に注文した飲食物3を確認でき、注文間違いの発生をより抑制可能である。アクティブ型のRFIDタグ50においては、RFIDタグ50に表示部を設けても良い。
本発明の商品注文方法および注文システムは、実施形態で説明したように飲食店における飲食物のセルフオーダーに最も適したものである。飲食店以外においても、ホテルルーム、図書館の自習室、喫茶店、カラオケ店、時間貸ルーム、プールサイドの休憩席などから飲物、ルームサービス、参考図書、漫画本などを迅速に注文することが可能である。また、ギフトショップなどで、展示品以外の商品をメニューから選んで注文することなども可能であり、さまざまなビジネスへの応用が考えられる。
本発明の実施形態1に関する商品注文システムを示す模式図。 (a)実施形態1のRFIDタグの外観を示す平面図、(b)RFIDタグの回路構成および機能フローを示すブロック図。 メニュー収容部の回路構成および機能フローを示すブロック図。 (a)管理端末の外観を示す斜視図、(b)管理端末の制御部を示すブロック図。 メニュー収容部に収容された商品メニューのRFIDによる注文のフローチャート図。 メニュー収容部による注文のフローチャート図。 管理端末の制御部による注文のフローチャート図。 (a)実施形態2に関するRFIDタグの外観を示す平面図、(b)RFIDタグの回路構成および機能フローを示すブロック図。 メニュー収容部に収容された商品メニューのRFIDタグによる注文のフローチャート図。
符号の説明
1…商品注文システム、2…商品印刷物としての商品メニュー、3…商品としての飲食物、3a…カレーライス、3b…コーヒー、4…電子タグとしてのRFIDタグ、5…入力部としてのボタンスイッチ、6…印刷物端子としてのメニュー端子、7…第一アンテナとしてのメニューアンテナ、10…印刷物収容部としてのメニュー収容部、11…収容部端子、12…送信操作部としての送信ボタン、14a…第二アンテナとしてのタグ用アンテナ、14b…第三アンテナとしての端末用アンテナ、15…テーブル、18…管理端末、22…整流部、24…タグアンテナ、25…商品メニュー検出部、50…RFIDタグ、51…入力部としてのタッチセンサ、52…バッテリー、53…メモリとしてのタグメモリ部。

Claims (13)

  1. 商品の印刷と前記商品に対応している入力部を有する電子タグの貼付とがなされた商品印刷物が、前記商品印刷物を収容および取り出し可能な印刷物収容部から取り出される入力準備ステップと、
    前記入力部の操作により選択された前記商品の注文情報が入力される入力ステップと、
    前記注文情報の入力が終了して前記商品印刷物が前記印刷物収容部へ収納される入力終了ステップと、
    前記電子タグの有する前記注文情報が前記商品印刷物から前記印刷物収容部を介して管理端末へ送信される送信ステップと、
    前記注文情報が前記管理端末に受信され、前記注文情報に対応する前記商品を特定して注文確定がされる確定ステップと、を有することを特徴とする商品注文方法。
  2. 請求項1に記載の商品注文方法において、
    前記電子タグは、RFIDタグであることを特徴とする商品注文方法。
  3. 請求項1または2に記載の商品注文方法において、
    前記入力ステップで操作する前記入力部は、前記入力部が操作されたことを前記入力部が対応する前記商品の前記注文情報として機械的に保持可能な入力接点保持型のメカスイッチであることを特徴とする商品注文方法。
  4. 請求項1または2に記載の商品注文方法において、
    前記入力ステップで操作する前記入力部は、前記入力部が操作されると前記入力部に対応する前記商品の前記注文情報を電気的にメモリに記憶させるための圧力式のセンサスイッチであることを特徴とする商品注文方法。
  5. 請求項1から4のいずれか一項に記載の商品注文方法において、
    前記送信ステップでは、前記商品印刷物が前記印刷物収容部に収納され前記印刷物収容部の送信操作部が操作されると前記管理端末へ前記注文情報の送信が開始されることを特徴とする商品注文方法。
  6. 請求項1から5のいずれか一項に記載の商品注文方法において、
    前記送信ステップでは、前記注文情報に加え前記印刷物収容部を特定するための特定データを送信することを特徴とする商品注文方法。
  7. 提供する商品の印刷と前記商品に対応している電子タグとを備えた商品印刷物と、
    前記商品の注文時以外には前記商品印刷物を収容し、前記商品の注文時には前記商品の注文情報を前記電子タグへ入力するために前記商品印刷物が取り出されている印刷物収容部と、
    前記電子タグに入力された前記注文情報を前記商品印刷物から前記印刷物収容部を介して受信する管理端末と、を有することを特徴とする商品注文システム。
  8. 請求項7に記載の商品注文方法において、
    前記電子タグは、RFIDタグであることを特徴とする商品注文方法。
  9. 請求項7または8に記載の商品注文システムにおいて、
    前記商品印刷物は、操作されたことを前記注文情報として機械的に保持可能な入力接点保持型の入力部を有する前記RFIDタグと、
    前記印刷物収容部から電力の供給を受けるための印刷物端子と、
    前記印刷物端子と導通し前記RFIDタグへ電力を供給する電波の送信および前記注文情報を前記印刷物収容部へ送信するための第一アンテナと、を備えていることを特徴とする商品注文システム。
  10. 請求項7または8に記載の商品注文システムにおいて、
    前記商品印刷物は、圧力式の入力部と、前記入力部が操作されると前記入力部に対応する前記商品の前記注文情報を電気的に記憶するメモリと、前記メモリを機能させるためのバッテリーとを有する前記RFIDタグと、
    前記印刷物収容部から電力の供給を受けるための印刷物端子と、
    前記印刷物端子と導通し前記RFIDタグへ電力を供給して前記バッテリーを充電する電波の送信および前記注文情報を前記印刷物収容部へ送信するための第一アンテナと、を備えていることを特徴とする商品注文システム。
  11. 請求項7から10のいずれか一項に記載の商品注文システムにおいて、
    前記印刷物収容部は、前記商品印刷物を収容するための受部と、
    前記印刷物端子へ電力を供給するための収容部端子と、
    前記注文情報を前記商品印刷物から受信するための第二アンテナと、
    前記注文情報を前記管理端末へ送信するための第三アンテナと、を備えていることを特徴とする商品注文システム。
  12. 請求項7から10のいずれか一項に記載の商品注文システムにおいて、
    前記印刷物収容部は、前記商品印刷物が前記印刷物収容部に収納され前記注文情報を前記管理端末へ送信開始するための送信操作部を備えていることを特徴とする商品注文システム。
  13. 請求項7から12のいずれか一項に記載の商品注文システムにおいて、
    前記印刷物収容部は、前記管理端末へ送信する前記注文情報に加え、前記印刷物収容部を特定する特定データを有していることを特徴とする商品注文システム。
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