JP5513257B2 - 車両の無線通信システム - Google Patents

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Description

本発明は、車両に設けられた車載機と携帯機との間の無線通信を通じて車両の各種制御を実行する車両の無線通信システムに関する。
こうした車両の無線通信システムの一つとして、携帯機に設けられたスイッチを操作することによって車両ドアをロックさせたり、あるいはアンロックさせることができる、いわゆるワイヤレスリモートコントロールシステムが知られている。このシステムでは、携帯機のスイッチが操作されると、携帯機から識別コード(IDコード)を含む指令信号が車両に送信される。そしてこの指令信号が車両によって受信されると、車両では、同信号に含まれている識別コードと自身に登録されている識別コードとの照合が行われるとともに、この照合を通じて携帯機の認証が行われる。そして、携帯機の認証が成立することを条件に、車両ドアのアンロックが実行される。
ところで、このシステムでは通常、車両毎に携帯機が各別に割り当てられるとともに、対をなす車両及び携帯機には、車両毎(携帯機毎)にそれぞれ異なる識別コードが登録されている。このため、複数の車両を所持しているユーザは、各車両に対応する複数の携帯機を所持する必要があるとともに、使用する車両に応じてそれらを使い分ける必要があるため、ユーザの利便性が悪化するという懸念がある。
そこで従来は、例えば特許文献1に見られるように、複数の車両に登録されている識別コードの全てを携帯機に記憶させるようにしている。また、複数の車両の中からいずれかの車両を選択する選択手段を携帯機に設けるとともに、携帯機から指令信号を送信する際に、選択手段により選択された車両に対応する識別コードを指令信号に含めるようにしている。これにより、ユーザは、選択手段を操作することにより、1つの携帯機で複数の車両のドアをアンロックさせることができるようになるため、ユーザの利便性が向上するようになる。
特開2009−30312号公報
このように、携帯機に選択手段を設けるようにすれば、1つの携帯機で複数の車両のドアをアンロックさせることができるため、確かにユーザの利便性が向上するようにはなる。ただしこの場合、ユーザは、ドアアンロックが行われる車両を切り替える際に、選択手段を操作する必要があるため、このことがユーザの操作性を悪化させる一つの要因となっている。
本発明は、こうした実情に鑑みてなされたものであり、その目的は、セキュリティ性を確保しつつ、ユーザの操作性を向上させることのできる車両の無線通信システムを提供することにある。
上記課題を解決するために、請求項1に記載の発明は、携帯機に設けられたスイッチの操作に基づいて同携帯機が指令信号を送信するとともに、同指令信号が各車両の車載機によって受信されたとき、同車載機が、各車両の制御対象を作動させる作動制御をそれぞれ実行する車両の無線通信システムであって、前記指令信号の受信に基づく前記作動制御の実行が、前記各車両にそれぞれ設けられている車載機のうちのいずれか一つの特定の車載機においてのみ実行されるとともに、前記スイッチに対する操作が行われる度に、前記特定の車載機が切り替えられて且つ、同特定の車載機の切り替えに伴い、切り替え前の車載機では、前記制御対象が作動前の状態に復帰することを要旨としている。
同システムによれば、ユーザは、携帯機のスイッチを操作するだけで、制御対象が動作状態となる車両を切り替えることができるため、ユーザの操作性を向上させることができるようになる。また、制御対象が動作状態となる特定の車両を切り替える際に、切り替え前の車両では制御対象が作動前の状態に復帰することから、複数の車両で制御対象が動作状態となることはない。したがって、セキュリティ性を確保することができるようにもなる。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の車両の無線通信システムにおいて、前記特定の車載機の切り替えが、前記スイッチが連続して操作されることに基づいて行われることを要旨としている。
同システムによれば、ユーザは、スイッチを連続して操作するという自然な操作を行うことで、制御対象が動作状態となる車両を切り替えることができるため、ユーザの操作性を的確に確保することができるようになる。
請求項3に記載の発明は、請求項2に記載の車両の無線通信システムにおいて、前記スイッチに対する連続操作が中止されることを条件に、前記特定の車載機が予め定められた車載機に設定されることを要旨としている。
同システムによれば、スイッチの操作を開始したときに、常に、予め定められた車載機において制御対象が作動する。このため、ユーザは、スイッチの操作を開始したときに、複数の車両のうちのいずれで制御対象が動作状態となるかを正確に把握することができるため、ユーザの操作性を向上させることができるようになる。
そしてこの場合、具体的には、請求項4に記載の発明によるように、
・前記特定の車載機においてのみの前記作動制御の実行が、前記携帯機が前記特定の車載機を送信対象として前記指令信号を送信することにより行われるとともに、前記特定の車載機の切り替えが、前記指令信号の送信対象となる車載機を切り替えることにより行われ、さらに、前記制御対象の作動前の状態への復帰が、前記制御対象を作動前の状態に復帰させる旨の指令信号を前記携帯機から前記切り替え前の車載機に送信することにより行われる。
といった構成、あるいは、請求項5に記載の発明によるように、
・前記各車両の車載機の間で無線による相互通信を行うための通信手段を更に備え、前記各車両の車載機は、実行モードに設定されているとき、前記指令信号の受信に伴い前記作動制御を実行する一方、非実行モードに設定されているとき、前記指令信号の受信に伴い前記作動制御を実行しないものであって、前記特定の車載機のみの前記作動制御の実行が、前記特定の車載機を前記実行モードに設定して且つ、同特定の車載機を除く他の車載機を前記非実行モードに設定することにより行われるとともに、前記特定の車載機の切り替えが、前記通信手段により前記各車両の車載機の間で無線通信を行い、前記実行モードに設定された車載機及び前記非実行モードに設定された車載機を入れ替えることにより行われ、さらに、前記制御対象の作動前の状態への復帰が、前記実行モードから前記実行モードに切り替えられた車載機が前記制御対象を作動前の状態に復帰させる制御を実行することによって行われる。
といった構成を採用することが有効である。これらのシステムによれば、各車両にそれぞれ設けられている車載機のうちのいずれか一つの特定の車載機においてのみ作動制御を実行するといった構成、スイッチに対する操作が行われる度に特定の車載機を切り替えるといった構成、及び制御対象を作動前の状態に復帰させるといった構成を容易に実現することができるようになる。
請求項6に記載の発明は、請求項1〜5のいずれか一項に記載の車両の無線通信システムにおいて、前記各車両の車載機には、優先順位が設定されており、前記特定の車載機の切り替えが、前記優先順位に基づいて同優先順位の高い車載機から順に行われることを要旨としている。
同システムによれば、ユーザが携帯機のスイッチを操作したときに、優先順位の高い車両から順に制御対象が動作状態となるため、ユーザの利便性を更に向上させることができるようになる。
本発明にかかる車両の無線通信システムによれば、セキュリティ性を確保しつつ、ユーザの操作性を向上させることができるようになる。
本発明にかかる車両の無線通信システムの第1の実施形態についてそのシステム構成を示すブロック図。 同第1の実施形態の無線通信システムによる携帯機のアンロックスイッチの押下操作に際して携帯機制御装置により実行される指令信号送信処理の手順を示すフローチャート。 同第1の実施形態の無線通信システムの動作例を示すシーケンスチャート。 本発明にかかる車両の無線通信システムの第2の実施形態についてそのシステム構成を示すブロック図。 同第2の実施形態の無線通信システムによるモード切り替え信号の受信に際して車両制御装置により実行されるモード切り替え処理の手順を示すフローチャート。 同第2の実施形態の無線通信システムによるアンロック指令信号の受信に際して車両制御装置により実行される初期モード移行処理の手順を示すフローチャート。 同第2の実施形態の無線通信システムによるアンロック指令信号の受信に際して車両制御装置により実行されるドアアンロック処理の手順を示すフローチャート。 同第2の実施形態の無線通信システムの動作例を示すシーケンスチャート。
<第1の実施形態>
以下、本発明にかかる車両の無線通信システムの第1の実施形態について図1〜図3を参照して説明する。図1は、本実施形態にかかる車両の無線通信システムのシステム構成をブロック図として示したものであり、はじめに、同図1を参照して、この無線通信システムの構成、動作について説明する。なお、本実施形態では、ユーザが2台の車両A,Bを所持している場合について例示している。
本実施形態の無線通信システムは、基本的には、上述したワイヤレスリモートコントロールシステムとして動作するものである。すなわち、図1に示されるように、この無線通信システムは、大きくは、ユーザによって所持される携帯機10と、車両A,Bにそれぞれ搭載される車載機20,30とによって構成されている。そして、この無線通信システムでは、ユーザが携帯機10を操作することによって、車両A,Bのドアをロック/アンロックさせることができるようになっている。
ここで、携帯機10には、車両A,Bのドアをロックさせる際にユーザによって操作されるロックスイッチ12とともに、車両A,Bのドアをアンロックさせる際にユーザによって操作されるアンロックスイッチ13が設けられている。ちなみに、これら各スイッチ12,13は、いわゆるモーメンタリ式のスイッチであって、押下操作されたときにオン状態となるとともに、押す力が取り除かれたときにオフ状態に自動復帰する構造となっている。そして、これら各スイッチ12,13の出力信号が、同じく携帯機10に設けられている携帯機制御装置14に取り込まれている。この携帯機制御装置14には不揮発性のメモリ14aが内蔵されており、このメモリ14a内に、カウンタCの値と第1及び第2の識別コードID1,ID2とが互いに関連付けられて記憶されている。そして、携帯機制御装置14は、ロックスイッチ12のオン操作を検知すると、第1の識別コードID1あるいは第2の識別コードID2を含むロック指令信号Saを生成して、これを送信装置11から送信する処理を実行する。また、携帯機制御装置14は、アンロックスイッチ13のオン操作を検知すると、第1の識別コードID1あるいは第2の識別コードID2を含むアンロック指令信号Sbを生成して、これを送信装置11から送信する処理を実行する。
一方、車載機20,30には、携帯機10から送信されるロック指令信号Sa及びアンロック指令信号Sbを受信するための受信装置21,31がそれぞれ設けられている。そして、この受信装置21,31を介して受信されるロック指令信号Sa及びアンロック指令信号Sbが、同じく車載機20,30に設けられている車両制御装置23,33に伝達される。ちなみに、車両制御装置23,33には不揮発性のメモリ23a,33aをそれぞれ内蔵されており、各メモリ23a,33a内に、第1及び第2の識別コードID1,ID2が各別に記憶されている。そして、この車両制御装置23,33は、ロック指令信号Saあるいはアンロック指令信号Sbが伝達されると、それらに含まれている識別コードと、内蔵するメモリ23a,33aに記憶されている識別コードとを照合することにより携帯機10の認証を行う。ここで、車両制御装置23,33は、互いの識別コードが一致することをもって携帯機10の認証が成立した旨を判定して、各指令信号Sa,Sbの指令内容に基づいて制御対象であるドアロック機構22,32を作動させる作動制御を実行する。具体的には、受信した指令信号がロック指令信号Saである場合には、車両ドアをロックさせるロック制御を、また、受信した指令信号がアンロック指令信号Sbである場合には、車両ドアをアンロックさせるアンロック制御を実行する。
ところで、このような無線通信システムにあっては、前述のように、例えば車両A,Bのいずれかを選択する選択手段を携帯機10に設けた上で、同選択手段によって選択された車両に対応する識別コードをアンロック指令信号Sbに含めるようにすれば、1つの携帯機で車両A,Bのドアをアンロックさせることができるため、ユーザの利便性を向上させることができるようになる。ただしこの場合、ユーザは、ドアアンロックが行われる車両を切り替える際に、選択手段を操作する必要があるため、このことがユーザの操作性の悪化を招く要因となっていることも前述の通りである。
そこで本実施形態では、まず、上記第1及び第2の識別コードID1,ID2のいずれか一方をアンロック指令信号Sbに含めることで、アンロック指令信号Sbの送信対象を車載機20,30のいずれか一方に設定するようにしている。また、ユーザが上記アンロックスイッチ13を連続して押下操作したときに、その都度、アンロック指令信号Sbに含まれる識別コードを変更することで、アンロック指令信号Sbの送信対象を切り替えるようにしている。さらに、識別コードを変更してアンロック指令信号Sbを送信する際に、変更前の識別コードを含むロック指令信号Saを携帯機10から送信することで、直前にアンロック制御を行った車載機についてはロック制御を実行させるようにしている。
図2は、このようなアンロックスイッチ13の押下操作に際して上記携帯機制御装置14を通じて実行される処理の手順をフローチャートとして示したものであり、次に、この図2を参照して、同処理の手順を説明する。なおこの処理は、上記アンロックスイッチ13のオン操作が検知したときに実行される。また、カウンタCの値は、その初期値として「0」に設定されている。
同図2に示されるように、この処理では、はじめに、カウンタCの値に対応する車両識別コードが読み込まれる(ステップS1)。具体的には、カウンタCの値が「0」である場合には、上記第1の識別コードID1が読み込まれるとともに、カウンタCの値が「1」である場合には、上記第2の識別コードID2が読み込まれる。そして、このステップS1の処理に続いて、読み込んだ識別コードを含むアンロック指令信号Sbが送信された後(ステップS2)、アンロックスイッチ13が連続操作されたか否かが判定される(ステップS3)。このステップS3の処理では、具体的には、上記アンロック指令信号Sbを送信した時点からの経過時間が、携帯機制御装置14の内部タイマを通じて計測される。そして、携帯機制御装置14は、計測される経過時間が所定時間に達するまでに、アンロックスイッチ13のアンロック操作が検知されることをもって、アンロックスイッチ13が連続操作された旨を判定する。ちなみに、所定時間の長さは上記アンロックスイッチ13が連続操作されているか否かを判断することのできる適宜の長さに設定されている。
ここで、アンロックスイッチ13が連続操作された旨が判定された場合には(ステップS3:YES)、カウンタCの値に対応する識別コードが再度読み込まれた後(ステップS4)、読み込んだ識別コードを含むロック指令信号Saが送信される(ステップS5)。そして、続くステップS6の処理として、カウンタCの値がインクリメントされた後、カウンタCの値が「1」よりも大きいか否かが判断される(ステップS7)。ここで、カウンタCの値が「1」よりも大きい場合には(ステップS7:YES)、カウンタCの値が初期化される(ステップS8)。
そして、上記ステップS1,S2の処理、並びに上記ステップS4〜S8の処理は、アンロックスイッチ13が連続操作されている旨が判定される期間(ステップS3:YES)、繰り返し実行される。そして、アンロックスイッチ13が連続操作されていない旨が判定された場合には(ステップS3:NO)、上記カウンタCの値が初期化されて(ステップS9)、携帯機制御装置14はこの一連の処理を終了する。
図3は、携帯機制御装置14によるこうした処理に基づく携帯機10及び車載機20,30の動作例をシーケンスチャートとして示したものであり、以下、この図3を参照して、無線通信システムとしての動作を詳述する。ちなみに、車両A,Bのドアは、初期状態としてロックされているとする。
例えばいま、ユーザが携帯機10のアンロックスイッチ13を連続して2回操作したとする。このとき、図3に示されるように、アンロックスイッチ13に対する1回目の操作が行われた時点で、携帯機10ではアンロックスイッチ13のオン操作が検知されるため(ステップS10)、第1の識別コードID1を含むアンロック指令信号Sbが携帯機10から送信される。ここで、このアンロック指令信号Sbが車載機20によって受信されると、同車載機20では、携帯機10の認証が成立して(ステップS11)、アンロック制御が実行されるため(ステップS12)、車両Aのドアがアンロックされる。一方、アンロック指令信号Sbが車載機30によって受信されると、同車載機30では携帯機10の認証が不成立となるため(ステップS13)、車両Bのドアはロック状態のまま維持される。
その後、アンロックスイッチ13に対する2回目の操作が行われた時点で、携帯機10ではアンロックスイッチ13が連続操作された旨が検知されるため(ステップS20)、まずは、上記第1の識別コードID1を含むロック指令信号Saが携帯機10から送信される。続いて、上記カウンタCの値がインクリメントされて(ステップS21)、上記第2の識別コードID2を含むアンロック指令信号Sbが携帯機10から送信される。ここで、上記ロック指令信号Saが車載機20によって受信されると、同車載機20では、携帯機10の認証が成立して(ステップS22)、ロック制御が実行されるため(ステップS23)、車両Aのドアがロックされる。続いて、アンロック指令信号Sbが車載機20によって受信されると、同車載機20では携帯機10の認証が不成立となるため(ステップS24)、車両Aのドアはロック状態のまま維持される。一方、上記ロック指令信号Saが車載機30によって受信されると、同車載機30では携帯機10の認証が不成立となるため(ステップS25)、車両Bのドアはロック状態のまま維持される。続いて、アンロック指令信号Sbが車載機30によって受信されると、同車載機30では、携帯機10の認証が成立して(ステップS26)、アンロック制御が実行されるため(ステップS27)、車両Bのドアがアンロックされる。
またその後、ユーザが携帯機10のアンロックスイッチ13に対する連続した操作を止めたとすると、カウンタCの値が初期化される(ステップS28)。このため、ユーザが車両A,Bのドアを一旦ロックさせた後に、再度乗車しようとして携帯機10のアンロックスイッチ13を押下操作したときには、携帯機10は次のように動作する。すなわち、携帯機10ではアンロックスイッチ13のオン操作が検知されるため(ステップS30)、第1の識別コードID1を含むアンロック指令信号Sbが携帯機10から送信される。このため、このアンロック指令信号Sbが車載機20によって受信されると、同車載機20では、携帯機10の認証が成立して(ステップS31)、アンロック制御が実行されるため(ステップS32)、車両Aのドアがアンロックされる。このように、本実施形態では、アンロックスイッチ13に対する操作が開始されると、最初に車両Aのドアがアンロックされる。このため、ユーザは、アンロックスイッチ13に対する操作を開始する際に、最初にドアアンロックが行われる車両は車両Aであると認識することができるため、ユーザの操作性を向上させることができるようになる。
そして、車両の無線通信システムとしてのこうした構成によれば、ユーザは、携帯機10のアンロックスイッチ13を連続して押下操作するだけでドアアンロックが行われる車両を切り替えることができるため、ユーザの操作性を向上させることができるようになる。また、ドアアンロックが行われる車両を切り替える際に、切り替え前にドアアンロックが行われた車両ではドアがロックされることから、車両A,Bの双方でドアがアンロック状態となることはない。したがって、システムとしてのセキュリティ性を確保することができるようになる。
また、ユーザは、アンロックスイッチ13を連続して押下操作するという自然な操作を行うことで、ドアアンロックが行われる車両を切り替えることができるため、ユーザの操作性を的確に確保することができるようにもなる。
以上説明したように、本実施形態にかかる車両の無線通信システムによれば、以下のような効果が得られるようになる。
(1)車載機20,30のいずれか一方においてのみ、アンロック指令信号の受信に基づくアンロック制御を行うようにした。また、携帯機10のアンロックスイッチ13が押下操作される度に、アンロック制御を行う車載機を切り替えるようにした。さらに、アンロック制御を行う車載機を切り替える際に、切り替え前の車載機では、ロック制御を実行させることにより、車両ドアをロック状態に復帰させるようにした。これにより、ユーザは、携帯機10のアンロックスイッチ13を連続して押下操作するだけで、ドアアンロックが行われる車両を切り替えることができるため、ユーザの操作性を向上させることができるようになる。また、車両A,Bの双方で車両ドアがアンロック状態となることはないため、システムとしてのセキュリティ性を確保することができるようになる。
(2)アンロックスイッチ13が連続して押下されることを条件に、アンロック制御を行う車載機を切り替えるようにした。これにより、ユーザは、ドアアンロックが行われる車両を自然な操作で切り替えることができるため、ユーザの操作性を的確に確保することができるようになる。
(3)アンロックスイッチ13に対する連続した操作が中止されることを条件に、次回のアンロックスイッチ13の操作時にドアアンロックが行われる車両を車両Aに設定するようにした。これにより、ユーザは、アンロックスイッチ13に対する操作を開始する際に、車両A,Bのどちらのドアがアンロックされるかを正確に把握することができるため、ユーザの操作性を向上させることができるようになる。
<第2の実施形態>
続いて、本発明にかかる車両の無線通信システムの第2の実施形態について図4〜図8を参照して説明する。なお、この第2の実施形態にかかる車両の無線通信システムも、その基本構成は先の図1に示した構成に準ずるものであり、同図1に対応する図として、車両の無線通信システムのシステム構成を図4に示す。なお、この図4において、先の図1に示した要素と同一の要素にはそれぞれ同一の符号を付すことにより重複する説明を割愛し、以下では、両者の相違点を中心に説明する。
本実施形態では、車載機20,30(車両制御装置23,33)を、以下の(a1),(a2)に示す2つのモードのいずれかに設定するようにしている。
(a1)アンロック指令信号Sbの受信に伴いアンロック制御を実行する実行モード。
(a2)アンロック指令信号Sbの受信に伴いアンロック制御を実行しない非実行モード。
そして、車載機20,30のうちのいずれか一方を実行モードに、他方を非実行モードに設定することで、車載機20,30のうちのいずれか一方においてのみアンロック制御を実行するようにしている。ちなみに、本実施形態の無線通信システムでは、初期状態として、車載機20のモードが実行モードに設定される一方、車載機30のモードが非実行モードに設定されている。また、携帯機10のアンロックスイッチ13が連続して操作されたときに、その都度、車載機20,30のモードを入れ替えることで、アンロック制御が行われる車両を切り替えるようにしている。
ここで、図4に示されるように、本実施形態にかかる無線通信システムにおいて、各車載機20,30には、それらの間でモード切り替え信号Scを授受するための通信手段としての車車間通信装置24,34がそれぞれ設けられている。
一方、携帯機制御装置14のメモリ14aには、上記第1及び第2の識別コードID1,ID2に代えて、共通識別コードIDaが記憶されている。そして、携帯機制御装置14は、ロックスイッチ12あるいはアンロックスイッチ13のオン操作を検知すると、共通識別コードIDaを含むロック指令信号Saあるいはアンロック指令信号Sbを送信装置11から送信する処理を実行する。一方、車両制御装置23,33のメモリ23a,33aにも、上記第1及び第2の識別コードID1,ID2に代えて、共通識別コードIDaがそれぞれ記憶されている。そして、車両制御装置23,33は、ロック指令信号Saあるいはアンロック指令信号Sbを受信したとき、指令信号に含まれている識別コードに基づいて携帯機10の認証を行うとともに、同認証が成立することを条件にロック制御を実行する。また、車両制御装置23,33は、アンロック指令信号Sbを連続して受信することができないときに、自身のモードを初期のモードに移行させる処理も併せて実行する。
次に、図5〜図7を参照して、上記モード切り替え信号Sc及びアンロック指令信号Sbの受信に際して車両制御装置23,33を通じて実行される処理の手順を説明する。
図5は、モード切り替え信号Scの受信に際して車両制御装置23,33を通じて実行される処理の手順をフローチャートとして示したものである。なおこの処理は、モード切り替え信号Scを受信した際に実行される。
同図5に示されるように、この処理では、はじめに、自身のモードが実行モードであるか否かが判断されて(ステップS70)、実行モードである場合には(ステップS70:YES))、自身のモードを非実行モードに移行させる(ステップS71)。一方、自身のモードが実行モードでない、すなわち非実行モードである場合には(ステップ70:NO)、自身のモードを実行モードに移行させるとともに(ステップS72)、ロック制御が実行される(ステップS73)。なお、このステップS73の処理は、車両ドアがロック状態であるときには割愛される。
続いて、図6及び図7を参照して、上記アンロック指令信号Sbの受信に際して車両制御装置23,33を通じて実行される処理について説明する。図6は、アンロック指令信号Sbを連続して受信することができないときに、自身のモードを初期のモードに移行させる処理の手順をフローチャートとして示したものである。なおこの処理は、アンロック指令信号Sbを受信した際に実行される。
同図6に示されるように、この処理では、はじめに、アンロック指令信号Sbを連続受信したか否かが判定される(ステップS80)。具体的には、アンロック指令信号Sbを受信した時点からの経過時間が、車両制御装置23,33の内部タイマを通じて計測される。そして、車両制御装置23,33は、計測される経過時間が所定時間に達するまでに、次のアンロック指令信号Sbを受信することをもって、アンロック指令信号Sbを連続受信した旨を判定する。ちなみに、所定時間の長さは上記アンロックスイッチ13が連続操作されているか否かを判断することのできる適宜の長さに設定されている。そして、アンロック指令信号Sbを連続受信することができなかった場合には(ステップS80:NO)、自身のモードを初期のモードに移行させる(ステップS81)。
一方、図7は、アンロック指令信号Sbの受信に基づきアンロック制御を実行する処理の手順をフローチャートとして示したものである。なおこの処理も、上記アンロック指令信号Sbを受信したときに実行される。
同図7に示されるように、この処理では、はじめに、自身のモードが実行モードであるか否かが判断されて(ステップS40)、実行モードである場合には(ステップS40:YES)、携帯機10の認証が成立するか否かが判定される(ステップS41)。このステップS41の処理では、上述のように、アンロック指令信号Sbに含まれている識別コードと、メモリ23a,33aに記憶されている識別コードとの照合を行い、この照合を通じて互いの識別コードが一致することをもって、携帯機10の認証が成立した旨が判定される。ここで、携帯機10の認証が成立した旨が判定された場合には(ステップS41:YES)、上記アンロック制御が実行されるとともに(ステップS42)、上記車車間通信装置24,34を介して他の車載機にモード切り替え信号Scが送信される(ステップS43)。また、このステップS43の処理に続いて、自身のモードを非実行モードに移行させて(ステップS44)、車両制御装置23,33はこの一連の処理を終了する。
一方、自身のモードが実行モードでない場合、すなわち非実行モードである場合(ステップS40:NO)、あるいは携帯機10の認証が不成立である旨が判定された場合には(ステップS41:NO)、アンロック制御などを実行することなく、車両制御装置23,33はこの一連の処理を終了する。
図8は、車両制御装置23,33によるこうした処理に基づく車載機20,30の動作例をシーケンスチャートとして示したものであり、以下、この図8を参照して、無線通信システムとしての動作を詳述する。ちなみに、各車載機20,30のモードは初期のモードに設定されているとする。すなわち、車載機20のモードは実行モードに設定される一方、車載機30のモードは非実行モードに設定されているとする。
例えばいま、ユーザが携帯機10のアンロックスイッチ13を連続して2回操作したとする。このとき、図8に示されるように、アンロックスイッチ13に対する1回目の操作が行われた時点で、携帯機10ではアンロックスイッチ13のオン操作が検知されるため(ステップS50)、共通識別コードIDaを含むアンロック指令信号Sbが携帯機10から送信される。ここで、このアンロック指令信号Sbが車載機20によって受信されると、同車載機20では、携帯機10の認証が成立して(ステップS51)、アンロック制御が実行されるため(ステップS52)、車両Aのドアがアンロックされる。続いて、モード切り替え信号Scが車載機20から車載機30に送信された後、車載機20のモードが実行モードから非実行モードに移行する(ステップS53)。一方、上記アンロック指令信号Sbが車載機30によって受信されても、同車載機30ではアンロック制御が行われないため、車両Bのドアはロック状態のまま維持される。続いて、モード切り替え信号Scが車載機30によって受信されると、同車載機30では、そのモードが非実行モードから実行モードに移行するとともに(ステップS54)、ロック制御が実行される(ステップS55)。なお、このステップS55の処理が実行される時点では車両Bのドアがロック状態であるため、同ステップS55の処理では、単に車両Bのドアがロック状態のまま維持される。
その後、アンロックスイッチ13に対する2回目の操作が行われた時点で、携帯機10ではアンロックスイッチ13のオン操作が再び検知されるため(ステップS60)、共通識別コードIDaを含むアンロック指令信号Sbが携帯機10から再度送信される。ここで、このアンロック指令信号Sbが車載機30によって受信されると、同車載機30では、携帯機10の認証が成立して(ステップS61)、アンロック制御が実行されるため(ステップS62)、車両Bのドアがアンロックされる。続いて、モード切り替え信号Scが車載機30から車載機20に送信された後、車載機30のモードが実行モードから非実行モードに移行する(ステップS63)。一方、上記アンロック指令信号Sbが車載機20によって受信されても、同車載機20ではアンロック制御が行われないため、車両Aのドアはアンロック状態のまま維持される。続いて、モード切り替え信号Scが車載機20によって受信されると、同車載機20では、そのモードが非実行モードから実行モードに移行するとともに(ステップS64)、ロック制御が実行されて(ステップS65)、車両Aのドアがロックされる。
なお、本実施形態では、ユーザがアンロックスイッチ13に対する連続した操作を止めたとすると、車載機20,30のモードが初期のモードに移行される。したがって、その後にユーザがアンロックスイッチ13を操作するときには、初期モードが実行モードである車両、すなわち車両Aのドアが必ず最初にアンロックされる。このため、ユーザは、アンロックスイッチ13に対する操作を開始する際に、最初にドアアンロックが行われる車両は車両Aであると認識することができるため、ユーザの操作性を向上させることができるようになる。
そして、車両の無線通信システムとしてのこうした構成によっても、ユーザは、携帯機10のアンロックスイッチ13を連続して押下操作するだけでドアアンロックが行われる車両を切り替えることができるため、ユーザの操作性を向上させることができるようになる。また、ドアアンロックが行われる車両を切り替える際に、切り替え前にドアアンロックが行われた車両ではドアがロックされることから、車両A,Bの双方でドアがアンロック状態となることはない。したがって、システムとしてのセキュリティ性を確保することができるようになる。
以上説明したように、本実施形態にかかる車両の無線通信システムによれば、先の第1の実施形態による(1)〜(3)の効果に準じた効果を得ることができるようになる。
<他の実施形態>
なお、上記各実施形態は、これを適宜変更した以下の形態にて実施することもできる。
・上記各実施形態では、アンロックスイッチ13に対する操作が開始されたときに、最初に車両Aのドアをアンロックさせるようにしたが、これに代えて、最初に車両Bのドアをアンロックさせるようにしてもよい。また、各車載機20,30に優先順位を設定できるようにした上で、優先順位の高い車載機から順にアンロック制御を実行するようにしてもよい。なお、優先順位の設定方法としては、例えば各車両A,Bの使用頻度に基づいて優先順位を設定するといった方法などを採用することが可能である。このような構成によれば、ユーザが携帯機10のアンロックスイッチ13を操作したときに、優先順位の高い車両から順にドアがアンロックされるため、ユーザの利便性を更に向上させることができるようになる。
・上記各実施形態では、アンロックスイッチ13に対する連続した操作が中止されることを条件に、次回のアンロックスイッチ13の操作時にドアアンロックが行われる車両を車両Aに設定するようにしたが、このような処理を割愛することも可能である。なおこの場合、上記第1の実施形態では、先の図2に例示した処理において、ステップS9の処理を省略すればよい。また、上記第2の実施形態では、車載機20,30がアンロック指令信号を連続して受信することができないときに車載機20,30のモードを初期のモードに戻す処理を実行しなければよい。
・上記各実施形態では、本発明にかかる車両の無線通信システムを、ユーザが携帯機10を操作することによって車両ドアのアンロックさせることができる無線通信システムに適用したが、これに代えて、例えばユーザが携帯機10を操作することによって車載エンジンを始動させることができる無線通信システムに適用することも可能である。
・上記各実施形態では、携帯機10として携帯電話を用いることも可能である。
・上記各実施形態では、本発明にかかる車両の無線通信システムを、車両A,Bの2台の車両からなる無線通信システムに適用したが、これに代えて、3台以上の車両からなる無線通信システムに適用することも可能である。
(付記)
次に、上記実施形態及びその変形例から把握できる技術的思想について追記する。
(イ)請求項1〜5のいずれか一項に記載の車両の無線通信システムにおいて、前記制御対象が、車両ドアをロック/アンロックさせるドアロック機構であるとともに、前記指令信号が、車両ドアをアンロックさせる旨の指令信号であって、さらに、前記作動制御が、前記ドアロック機構を作動させることにより前記車両ドアをアンロックさせる制御であることを特徴とする車両の無線通信システム。携帯機に設けられたスイッチを操作することにより車両ドアをアンロックさせることができる車両の無線通信システムにあっては、上述のように、セキュリティ性と操作性との両立が望まれている。したがって、こうした車両の無線通信システムに、請求項1〜6のいずれか一項に記載の車両の無線通信システムを適用することの意義は大きい。
A…車両、B…車両、C…カウンタ、Sa…ロック指令信号、Sb…アンロック指令信号、Sc…モード切り替え信号、ID1…第1の識別コード、ID2…第2の識別コード、IDa…共通識別コード、10…携帯機、11…送信装置、12…ロックスイッチ、13…アンロックスイッチ、14…携帯機制御装置、14a…メモリ、20,30…車載機、21,31…受信装置、22,32…ドアロック機構、23,33…車両制御装置、23a,33a…メモリ、24,34…車車間通信装置。

Claims (6)

  1. 携帯機に設けられたスイッチの操作に基づいて同携帯機が指令信号を送信するとともに、同指令信号が各車両の車載機によって受信されたとき、同車載機が、各車両の制御対象を作動させる作動制御をそれぞれ実行する車両の無線通信システムであって、
    前記指令信号の受信に基づく前記作動制御の実行が、前記各車両にそれぞれ設けられている車載機のうちのいずれか一つの特定の車載機においてのみ実行されるとともに、前記スイッチに対する操作が行われる度に、前記特定の車載機が切り替えられて且つ、同特定の車載機の切り替えに伴い、切り替え前の車載機では、前記制御対象が作動前の状態に復帰する
    ことを特徴とする車両の無線通信システム。
  2. 前記特定の車載機の切り替えが、前記スイッチが連続して操作されることに基づいて行われる
    請求項1に記載の車両の無線通信システム。
  3. 前記スイッチに対する連続操作が中止されることを条件に、前記特定の車載機が予め定められた車載機に設定される
    請求項2に記載の車両の無線通信システム。
  4. 前記特定の車載機においてのみの前記作動制御の実行が、前記携帯機が前記特定の車載機を送信対象として前記指令信号を送信することにより行われるとともに、前記特定の車載機の切り替えが、前記指令信号の送信対象となる車載機を切り替えることにより行われ、さらに、前記制御対象の作動前の状態への復帰が、前記制御対象を作動前の状態に復帰させる旨の指令信号を前記携帯機から前記切り替え前の車載機に送信することにより行われる
    請求項1〜3のいずれか一項に記載の車両の無線通信システム。
  5. 請求項1〜3のいずれか一項に記載の車両の無線通信システムにおいて、
    前記各車両の車載機の間で無線による相互通信を行うための通信手段を更に備え、
    前記各車両の車載機は、実行モードに設定されているとき、前記指令信号の受信に伴い前記作動制御を実行する一方、非実行モードに設定されているとき、前記指令信号の受信に伴い前記作動制御を実行しないものであって、
    前記特定の車載機のみの前記作動制御の実行が、前記特定の車載機を前記実行モードに設定して且つ、同特定の車載機を除く他の車載機を前記非実行モードに設定することにより行われるとともに、前記特定の車載機の切り替えが、前記通信手段により前記各車両の車載機の間で無線通信を行い、前記実行モードに設定された車載機及び前記非実行モードに設定された車載機を入れ替えることにより行われ、さらに、前記制御対象の作動前の状態への復帰が、前記実行モードから前記実行モードに切り替えられた車載機が前記制御対象を作動前の状態に復帰させる制御を実行することによって行われる
    ことを特徴とする車両の無線通信システム。
  6. 前記各車両の車載機には、優先順位が設定されており、前記特定の車載機の切り替えが、前記優先順位に基づいて同優先順位の高い車載機から順に行われる
    請求項1〜5のいずれか一項に記載の車両の無線通信システム。
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