JP2015030381A - 車両制御システム、携帯機、及び車載機 - Google Patents
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Abstract
【課題】 利便性の高い車両制御システム、携帯機、及び車載機を提案する。【解決手段】 車両制御システム1は、複数の車両3に搭載される車載機11と、携帯機13とを含むシステムであり、携帯機13への入力操作に応じてドアのロック・アンロックを行うリモートキーレスエントリ機能を有する。そして車両制御システム1は、携帯機13に所定の入力操作を行うと、複数の車両3に対して信号を送信し、ドアのロック又はアンロックを行わせることを特徴とする。【選択図】図1
Description
本発明は、携帯機と、車両に搭載される車載機と、を含み、携帯機により車両のドアロック等の制御を行う車両制御システムに関する。
近年、車両のドアのロック及びアンロックを遠隔操作により実現できるリモートキーレスエントリシステムが利用されている。このようなシステムとして、携帯端末から最も近距離に存在する車両と無線接続を確立し、その車両のドアロック等を実行するシステムが提案されている(特許文献1参照)。
特許文献1に記載のシステムでは、携帯端末を所持するユーザの近くに偶然存在した車両に対して無線通信を確立する場合があり、ユーザが操作対象として望む車両が異なる車両であった場合、操作対象を変更するための操作が必要となり、利便性が低下してしまうという問題がある。また、ユーザの近くに存在しない車両に対してはドアロック等を行うことができない。
本発明の目的は、利便性の高い車両制御システム、携帯機、及び車載機を提案することである。
上述した問題を解決するためになされた請求項1に記載の発明は、携帯機(13、45)と、車両(3)に搭載され、上記携帯機と無線通信可能である車載機(11、43)と、を含む車両制御システム(1、41)である。携帯機は、ユーザによる所定の入力操作を受け付ける入力手段(34a、34b)を備える。
この車両制御システムは、上記入力手段がユーザによる所定の入力操作を受け付けたときに、異なる車両に搭載された2つ以上の車載機が各車両に搭載される所定の装置(28)を作動させる。
このように構成された車両制御システムは、ユーザが所定の入力操作をすることで、2つ以上の車両に対して所定の装置を作動させることができる。そのため、それらの車両の中にユーザが操作対象として望む車両が含まれていればユーザは操作対象を設定するための操作をする必要性がなくなるため、車両制御の利便性を向上させることができる。
また、上述した問題を解決するためになされた請求項4に記載の発明は、携帯機(63)と、車両(3)に搭載され、上記携帯機と無線通信可能である車載機(11)と、を含む車両制御システム(61)である。
この車両制御システムにおいて、携帯機は、入力手段(69a、69b)と、認証コード記憶手段(65)と、履歴記憶手段(65)と、信号送信手段(67、33)と、を備える。
入力手段は、ユーザによる所定の入力操作を受け付ける。認証コード記憶手段は、複数の車両に搭載された複数の車載機それぞれの認証コードを記憶可能に構成されている。履歴記憶手段は、当該携帯機による上記車載機の制御履歴を記憶可能に構成されている。
また信号送信手段は、上記入力手段が所定の入力操作を受け付けたときに、上記履歴記憶手段により記憶された制御履歴に基づいて選択される車載機に対して、該車載機の認証コードと、制御コマンドと、を送信する。
また車載機は、携帯機から送信された認証コードと当該車載機の認証コードとを照合し、一致する場合には、制御コマンドに従って上記所定の装置を作動させる制御手段(22a)を備える。
このように構成された車両制御システムは、ユーザが所定の入力操作をすることで、制御履歴に基づいて選択される車両に対して所定の装置を作動させることができる。携帯機は、制御履歴に基づくことによりユーザが操作対象として望む車両を高い蓋然性で選択することができ、ユーザは操作対象を設定するための操作をする必要性が低下し、車両制御の利便性を向上させることができる。
また、上述した問題を解決するためになされた請求項5に記載の発明は、携帯機(85)と、車両(3)に搭載され、携帯機と無線通信可能である車載機(83)と、を含む車両制御システム(81)である。
この車両システムにおける携帯機は、入力手段(93a、93b)と、認証コード記憶手段(89)と、車載機選択手段(93c)と、信号送信手段(91、33)と、を備える。
入力手段は、ユーザによる所定の入力操作を受け付ける。認証コード記憶手段は、複数の車両に搭載された複数の車載機それぞれの認証コードを記憶可能に構成されている。車載機選択手段は、上記複数の車載機のうちいずれか1つを選択する。
また信号送信手段は、上記入力手段が所定の入力操作を受け付けたときに、上記複数の車載機のうちの1つ以上の車載機に対して、該車載機の認証コードと、上記複数の認証コードのうち少なくとも該車載機の認証コード以外の認証コードの情報を1つ以上示す認証コードデータと、制御コマンドと、を送信する。
また、上記車載システムにおける車載機は、車両間通信手段(47)と、第1車載機制御手段(87a)と、第2車載機制御手段(87a)と、を備える。
車両間通信手段は、他の車両に搭載された車載機と無線通信を行う。
車両間通信手段は、他の車両に搭載された車載機と無線通信を行う。
第1車載機制御手段は、携帯機から送信された認証コードと当該車載機の認証コードとを照合し、一致する場合には、下記第1処理及び第2処理のいずれかを実行する。一方、第2車載機制御手段は、車両間通信手段により他の車両に搭載された車載機から送信された認証コードと当該車載機の認証コードとを照合し、一致する場合には、第1処理及び第2処理のいずれかを実行する。
第1処理とは、当該車載機が上記車載機選択手段により選択された車載機である場合において、制御コマンドに従って車両に搭載される所定の装置(28)を作動させる処理である。一方、第2処理とは、当該車載機が車載機選択手段により選択された車載機以外の車載機である場合において、上記制御コマンドと、認証コードデータに示される認証コードの中から選択される認証コードと、を該認証コードに対応する車載機に送信する処理である。
このように構成された車両制御システムは、ユーザが入力手段に所定の入力操作をした際に、携帯機が車載機選択手段により選択された車載機に対して制御コマンドを送信する。本システムでは、選択された車載機と携帯機との間で直接的に無線通信が確立できなくとも、他の車載機が携帯機からの信号を受信して、通信可能な他の車載機に信号を送信する。
従って、選択された車載機と携帯機との直接的な無線通信ができなくとも、複数の車載機にて構築されるネットワークを介して携帯機は選択された車載機に信号を送信することができる。従って、例えば携帯機から距離を有する位置に存在する車載機に対してドアロック又はアンロックを実行させることができ、ユーザの利便性が向上する。
なお、この欄及び特許請求の範囲に記載した括弧内の符号は、一つの態様として後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示すものであって、本発明の技術的範囲を限定するものではない。
以下に本発明の実施形態を図面と共に説明する。
[実施例1]
(1)全体構成
本実施例の車両制御システム1は、図1に示すように、複数の車両3に搭載される車載機11と、携帯機13とを含むシステムであり、携帯機13への入力操作に応じて無線通信により車載機11に信号を送信し、ドアのロック・アンロックを行うリモートキーレスエントリ機能を有する。そして本実施例の車両制御システム1は、携帯機13に所定の入力操作を行うと、複数の車両3に対して信号を送信し、ドアのロック又はアンロックを行わせることを特徴とする。
[実施例1]
(1)全体構成
本実施例の車両制御システム1は、図1に示すように、複数の車両3に搭載される車載機11と、携帯機13とを含むシステムであり、携帯機13への入力操作に応じて無線通信により車載機11に信号を送信し、ドアのロック・アンロックを行うリモートキーレスエントリ機能を有する。そして本実施例の車両制御システム1は、携帯機13に所定の入力操作を行うと、複数の車両3に対して信号を送信し、ドアのロック又はアンロックを行わせることを特徴とする。
なお、車両制御システム1は機械的な鍵を使用せずにエンジンの始動やドアのロック・アンロックを可能とする無線認証機能(いわゆるスマートエントリ・スタートシステムの機能)も有する。
図2に示すように車載機11は照合ECU21を有している。照合ECU21は、当該照合ECU21の機能を司るCPU22a、ROM22b、RAM22c、及び図示しない入出力インターフェース及びこれらの構成を接続するバスライン等からなる周知のマイクロコンピュータを中心に構成されている。
CPU22aは、ROM22bから読み込んだアプリケーションプログラムなどに従って、無線認証システムとしての動作制御を実行する。またROM22bには当該車載機11に割り当てられた固有の認証コードが記憶されている。
照合ECU21には、車両3内外の所定の検知エリアへ送信要求信号を送信する送信機23と、携帯機13から無線送信される信号を受信する受信機24と、ドアの開閉状態を検出するためのドア開検出スイッチ25と、ドアのロック/アンロック状態を検出するドアロックセンサ26と、車両のドアのロックとアンロックを行うためのドアロックモータ27を駆動制御するドアロック制御装置28とが接続されている。このドアロック制御装置28が、本発明における所定の装置及び施錠装置の一例である。
送信機23は、LF帯の電波(例えば、134kHz近傍の電波)を搬送波とする電波を、FM変調又はAM変調することにより所定のデータを送信する。また、受信機24は、予め設定された範囲のUHF帯の電波を受信可能に構成されている。
一方、携帯機13は、当該携帯機13の機能を司るCPU31と、送信機23から送信された信号を図示しないアンテナにより受信して、その信号に含まれているデータをCPU31に入力させる受信部32と、CPU31から出力されるデータを含んだ送信信号を図示しない送信アンテナから送信させる送信部33とを備えている。
また携帯機13は、車両のドアをロック及びアンロックの操作を行う入力操作を受け付ける操作ボタン群34と、各種データを記憶する記憶部35とを備えている。
ここで、送信部33は所定の応答周波数を搬送波とする電波を、FM変調又はAM変調することにより所定のデータを送信する。送信部33の応答周波数としては、例えば、UHF帯のうち300〜400MHz帯(RF帯)の範囲内の電波が設定されている。
ここで、送信部33は所定の応答周波数を搬送波とする電波を、FM変調又はAM変調することにより所定のデータを送信する。送信部33の応答周波数としては、例えば、UHF帯のうち300〜400MHz帯(RF帯)の範囲内の電波が設定されている。
操作ボタン群34は、複数のボタンが配置されており、ユーザによる様々な入力操作を受け付けることができる。一例として、ドアをロックさせるロックボタン、ドアをアンロックさせるアンロックボタン、操作対象とする車両3を切り替える切り替えスイッチなどが設けられている。
また操作ボタン群34は、全車ロックボタン34a及び全車アンロックボタン34b(以下、これらをまとめて全車操作ボタンとも記載する)を備えており、このボタンを操作することで複数の車両3すべてに対してドアのロック及びアンロックの操作を実行させることができる。なお、全車ロックボタン34a及び全車アンロックボタン34bが本発明における入力手段の一例である。
なお上記操作ボタン群34は、液晶などのディスプレイを備えるタッチパネルとして構成されていてもよい。その場合にはディスプレイに仮想的なボタンを表示させてユーザに操作を行わせることが可能となる。
記憶部35には、複数の車両3に搭載された複数の車載機11それぞれの認証コードが記憶されている。この記憶部35は、一例として、電気的にデータ書換可能なフラッシュメモリを用いることができる。なお、記憶部35が本発明における認証コード記憶手段の一例である。
以上のような構成の車両制御システム1は、ユーザによる携帯機13の操作ボタン群34の操作に応じてリモートキーレスエントリ制御を実行する。また、車載機11が一定期間ごと、又はドア開閉などの所定のイベントが発生するごとに携帯機13が登録された電子キーであるか否かを判別するための通信を実施することで無線認証機能を実現する。
そして、この車両制御システム1は全車操作ボタンを操作した場合のリモートキーレスエントリ制御に特徴を有するものであるため、その制御を以下に説明する。
(2)車両制御システム1におけるリモートキーレスエントリ制御
車両制御システム1は、ユーザにより携帯機13の操作ボタン群34に備えられた全車操作ボタンの操作がなされると、携帯機13に登録された車両3すべてのドアをロック又はアンロックさせる。携帯機13に登録された車両3とは、記憶部35に記憶された認証コードに対応する車載機11を搭載する車両3である。
(2)車両制御システム1におけるリモートキーレスエントリ制御
車両制御システム1は、ユーザにより携帯機13の操作ボタン群34に備えられた全車操作ボタンの操作がなされると、携帯機13に登録された車両3すべてのドアをロック又はアンロックさせる。携帯機13に登録された車両3とは、記憶部35に記憶された認証コードに対応する車載機11を搭載する車両3である。
(2−1)携帯機13による処理
携帯機13のCPU31が実行する信号送信処理の処理手順を、図3に示すフローチャートに基づいて説明する。
携帯機13のCPU31が実行する信号送信処理の処理手順を、図3に示すフローチャートに基づいて説明する。
まず本処理のS1では、全車操作ボタンへの入力操作を受け付けたか否かを判定する。入力操作がなければ(S1:NO)、再度S1を実行する。即ち、全車操作ボタンに入力操作があるまで待機する。入力操作があれば(S1:YES)、処理がS2に移行する。
続くS2では、信号を送信すべき送信車両を決定する。ここでは、記憶部35に記憶された複数の認証コードからいずれか1つを選択する。認証コードには選択済みか否かを判別可能なフラグを付することができ、このS2では、選択済みのフラグが付されていない認証コードの中からいずれか1つを選択する。また、選択された認証コードには選択済みのフラグを付ける。
次のS3では、認証コード及び制御コマンドを車載機11に送信する。制御コマンドはドアのロック又はアンロックを車載機11に行わせるコマンドであって、コマンドの内容は、全車ロックボタン34a及び全車アンロックボタン34bのいずれに入力操作が行われたかによって定まる。
次のS4では、未送信の車両があるか否か判定する。ここでは、選択済みのフラグが付されていない認証コードが存在するか否かをチェックする。選択済みのフラグが付されていない認証コードがあれば、未送信の車両があると判定し(S4:YES)、処理がS2に戻る。一方、選択済みのフラグが付されていない認証コードがなければ(S4:NO)、未送信の車両がないと判定し、本処理を終了する。
このように本処理においてCPU31は未送信の車両がなくなるまでS3の処理を繰り返す。このS3の処理を行うCPU31と信号を送信する送信部33とが本発明における信号送信手段の一例である。
(2−2)車載機11による処理
車載機11のCPU22aが実行するドアロック処理の処理手順を、図4に示すフローチャートに基づいて説明する。本処理は携帯機13から送信信号を受信したときに開始される。
車載機11のCPU22aが実行するドアロック処理の処理手順を、図4に示すフローチャートに基づいて説明する。本処理は携帯機13から送信信号を受信したときに開始される。
まず本処理のS11では、図3のS3にて携帯機13から送信された認証コードと、車載機11に割り当てられた認証コードと照合することにより認証がOKか否か判定する。認証がOKでなければ(S11:NO)、即ち認証コードが一致しなければ、本処理を終了する。なお認証コードの一致とは両認証コードが完全に一致する場合に限定されるものではなく、例えば両認証コードが予め登録された対応関係を満たす場合も含む。
一方、認証がOKであれば(S11:YES)、即ち認証コードが一致すれば、送信信号に含まれる制御コマンドに従って、ドアのロック又はアンロックを行う(S12)。なお、このS12の処理を行うCPU22aが本発明における制御手段の一例である。このS12後、本処理を終了する。
(3)効果
このように構成された車両制御システム1では、ユーザが操作ボタン群34の全車操作ボタンに対して入力操作を行うことにより、携帯機13に登録されたすべての車両3に対してドアロック又はアンロックを実行させることができる。これにより、ユーザが携帯機13を操作して操作すべき対象の車両3を選択する必要がなくなるため、車両制御の利便性が向上する。
このように構成された車両制御システム1では、ユーザが操作ボタン群34の全車操作ボタンに対して入力操作を行うことにより、携帯機13に登録されたすべての車両3に対してドアロック又はアンロックを実行させることができる。これにより、ユーザが携帯機13を操作して操作すべき対象の車両3を選択する必要がなくなるため、車両制御の利便性が向上する。
例えば、ドアをロックしたい車両3が存在するときに、操作対象をその車両に設定したり切り替えたりする必要がなくなるため、操作手順を少なくすることができる。また、どの車両3に切り替えればよいか分らなくなったり、誤って他の車両3に操作対象を切り替えてしまったりするといった問題が生じることを抑制できる。
なお本実施例においては、携帯機13に登録されるすべての車両3を対象としてドアロック又はアンロックを実行させる構成を例示しているが、本発明はすべての車両3を対象とする構成に限定されない。例えば、ユーザが予め選択した複数の車両3を対象とする構成であってもよいし、所定期間内、或いは所定距離内に存在するすべての車両3を対象とする構成としてもよい。
[実施例2]
(1)全体構成
実施例2の車両制御システム41は、実施例1の車両制御システム1と比較して一部の構成が相違するものであるため、その相違点を中心に説明し、車両制御システム1と同様の点については説明を割愛する。
(1)全体構成
実施例2の車両制御システム41は、実施例1の車両制御システム1と比較して一部の構成が相違するものであるため、その相違点を中心に説明し、車両制御システム1と同様の点については説明を割愛する。
本実施例の車両制御システム41では、ユーザによる所定の入力操作に基づいて複数の車両3のドアのロック又はアンロックを行わせる。そのために車両制御システム41は、図5に示すように、1つの車両3に対して信号を送信すると、その信号を受信した車両3が他の車両3に信号を送信し、更にその信号を受信した車両3が他の車両3に信号を送信する、という制御を行う。
車両制御システム41は、図6に示すように、車載機43と携帯機45とを含むものである。車載機43は、実施例1の車載機11と比較して双方向通信機47を備えている点で相違する。
双方向通信機47は、他の車載機43と双方向の無線通信を行う装置であって、照合ECU49に接続されている。双方向通信機47としては、例えばブルートゥース(Bluetooth(登録商標))機器や無線LAN(Local Area Network)機器などを用いることができる。なお、この双方向通信機47が本発明における車両間通信手段の一例である。
携帯機45は基本的な構造は実施例1の携帯機13と同様であるが、CPU53による処理内容が相違する。
(2)車両制御システム41におけるリモートキーレスエントリ制御
車両制御システム41は、実施例1の車両制御システム1と同様に、ユーザにより携帯機45の操作ボタン群34に配された全車操作ボタンが操作されると、携帯機45に登録された車両3すべてのドアをロック又はアンロックさせる。
(2)車両制御システム41におけるリモートキーレスエントリ制御
車両制御システム41は、実施例1の車両制御システム1と同様に、ユーザにより携帯機45の操作ボタン群34に配された全車操作ボタンが操作されると、携帯機45に登録された車両3すべてのドアをロック又はアンロックさせる。
(2−1)携帯機45による処理
携帯機45のCPU53が実行する信号送信処理の処理手順を、図7に示すフローチャートに基づいて説明する。
携帯機45のCPU53が実行する信号送信処理の処理手順を、図7に示すフローチャートに基づいて説明する。
まず本処理のS31では、全車操作ボタンへの入力操作を受け付けたか否かを判定する。入力操作がなければ(S31:NO)、再度S31を実行する。即ち、全車操作ボタンに入力操作があるまで待機する。入力操作があれば(S31:YES)、処理がS32に移行する。
続くS32では、信号を送信すべき送信車両を決定する。ここでは記憶部35に記憶された複数の認証コードからいずれか1つを選択する。この認証コードを第1の認証コードとする。送信車両の選択方法、即ち第1の認証コードの選択方法は特に限定されない。例えば、最後に携帯機45からドアロック等の操作を行った車両3や、最も携帯機45から近距離に位置する車両3を送信車両として決定することができる。
次のS33では、携帯機45が持っているすべての認証コードと、制御コマンドと、を車載機43に送信する。本実施例において、携帯機45から送信されるこれらの信号を受信する車載機43を、便宜的に第1の車載機43と記載する。
上述したすべての認証コードとは記憶部35に記憶された複数の認証コードである。このうち、第1の認証コードは、第1の車載機43の認証コードと照合するための信号として送信される。また、第1の認証コードを除く他の認証コードは単に認証コードの情報を示すデータである認証コードデータとして送信される。認証コードデータには1つ以上の認証コードの情報が示される。
また上述した制御コマンドには、第1の制御コマンドと、第2の制御コマンドと、が含まれる。第1の制御コマンドとはドアのロック又はアンロックを実行させるコマンドであり、第2の制御コマンドとは、第1の車載機43に他の車載機43へ所定の信号の送信を行わせるコマンドである。ここで送信される信号の詳細については後述する。なお、このS33の処理を行うCPU53と信号を送信する送信部33とが本発明における信号送信手段の一例である。このS33の後、本処理は終了する。
(2−2)車載機43による処理
(2−2−1)第1ドアロック処理
車載機43の照合ECU49が有するCPU49aが実行する第1ドアロック処理の処理手順を、図8に示すフローチャートに基づいて説明する。本処理は携帯機13から信号を受信したときに開始される処理であり、第1の車載機43において実行される。
(2−2−1)第1ドアロック処理
車載機43の照合ECU49が有するCPU49aが実行する第1ドアロック処理の処理手順を、図8に示すフローチャートに基づいて説明する。本処理は携帯機13から信号を受信したときに開始される処理であり、第1の車載機43において実行される。
まず本処理のS41では、携帯機45から送信された第1の認証コードと、車載機43に割り当てられた認証コードと照合することにより認証がOKか否か判定する。認証がOKでなければ(S41:NO)、本処理を終了する。
一方、認証がOKであれば(S41:YES)、送信信号に含まれる第1の制御コマンドに従って、ドアのロック又はアンロックを行う(S42)。このS42の後、処理がS43に移行する。S43〜S45は第2の制御コマンドに従う処理である。
続くS43では、他車両の情報があるか否かを判定する。他車両の情報とは即ち第1の車載機43以外の車載機43に対応する認証データである。S33にて送信された送信信号に認証コードデータが含まれていれば、他車両の情報があると判定する。他車両の情報がなければ(S43:NO)、本処理を終了する。一方、他車両の情報があれば(S43:YES)、処理がS44に移行する。
次のS44では、信号を送信すべき送信車両を決定する。ここでは、S33にて送信された認証コードデータに示される認証コードの中からいずれか1つを選択する。この認証コードを第2の認証コードとする。送信車両の選択方法、即ち第2の認証コードの選択方法は特に限定されない。第2の認証コードが割り当てられた車載機43を、便宜的に第2の車載機43と記載する。
続くS45では、自車両を除く受信した認証コードと、制御コマンドと、を第2の車載機43に送信する。ここでいう、自車両を除く受信した認証コードとは、記憶部35に記憶される認証コードのうち、第1の認証コードを除く認証コードである。
第2の車載機43に送信される認証コードのうち、第2の認証コードは、第2の車載機43の認証コードと照合するための信号として送信される。また、第1の認証コード及び第2の認証コードを除く他の認証コードは認証コードデータとして送信される。なお他の認証コードが存在しない場合には認証コードデータは送信されない。
また第2の車載機43に送信される制御コマンドには、上述した第1の制御コマンド及び第2の制御コマンドが含まれる。但し、認証コードデータが送信されない場合には、第2の制御コマンドは送信されない。このS45の後、本処理は終了する。上記S42及びS45の処理を行うCPU49aが本発明における第1制御手段の一例である。
(2−2−2)第2ドアロック処理
車載機43の照合ECU49が有するCPU49aが実行する第2ドアロック処理の処理手順を、図9に示すフローチャートに基づいて説明する。
車載機43の照合ECU49が有するCPU49aが実行する第2ドアロック処理の処理手順を、図9に示すフローチャートに基づいて説明する。
本処理は第2の車載機43が実行する処理であり、第1の車載機43から信号を受信したときに開始される。
まず本処理のS51では、第1の車載機43から送信された第2の認証コードと、第2の車載機43に割り当てられた認証コードと照合することにより認証がOKか否か判定する。認証がOKでなければ(S51:NO)、本処理を終了する。
まず本処理のS51では、第1の車載機43から送信された第2の認証コードと、第2の車載機43に割り当てられた認証コードと照合することにより認証がOKか否か判定する。認証がOKでなければ(S51:NO)、本処理を終了する。
一方、認証がOKであれば(S51:YES)、第1の制御コマンドに従って、ドアのロック又はアンロックを行う(S52)。このS52の後、処理がS53に移行する。このS52の処理を行うCPU49aが本発明における第2制御手段の一例である。
続くS53では、他車両の情報があるか否かを判定する。他車両の情報とは、第1及び第2の車載機43以外の車載機43に対応する認証データである。S45にて送信された信号に認証コードデータが含まれていれば、他車両の情報があると判定する。他車両の情報がなければ(S53:NO)、本処理を終了する。一方、他車両の情報があれば(S53:YES)、処理がS54に移行する。
次のS54では、信号を送信すべき送信車両を決定する。ここでは、S45にて送信された認証コードデータに示される認証コードの中からいずれか1つを選択する。ここで選択される認証コードを、第3の認証コードとする。送信車両の選択方法、即ちこの第3の認証コードの選択方法は特に限定されない。第3の認証コードが割り当てられた車載機43を、便宜的に第3の車載機43と記載する。
なお、S45にて送信された信号に認証コードデータが含まれていなければ、S54、S55の処理は行われず、処理が終了する。
続くS55では、自車両を除く受信した認証コードと、制御コマンドと、を第3の車載機43に送信する。ここでいう、自車両を除く受信した認証コードとは、記憶部35に記憶される認証コードのうち、第1の認証コード及び第2の認証コードを除く認証コードである。
続くS55では、自車両を除く受信した認証コードと、制御コマンドと、を第3の車載機43に送信する。ここでいう、自車両を除く受信した認証コードとは、記憶部35に記憶される認証コードのうち、第1の認証コード及び第2の認証コードを除く認証コードである。
第3の車載機43に送信される認証コードのうち、第3の認証コードは、第3の車載機43の認証コードと照合するための信号として送信される。また、第1〜第3の認証コードを除く他の認証コードは認証コードデータとして送信される。なお他の認証コードが存在しない場合には認証コードデータは送信されない。
また第3の車載機43に送信される制御コマンドには、上述した第1の制御コマンド及び第2の制御コマンドが含まれる。但し、認証コードデータが送信されない場合には、第2の制御コマンドは送信されない。このS55の後、本処理は終了する。
ところで、第1〜第3の車載機43は、理解を容易にするために表記を変えただけであって、同様の制御及び処理を実行可能なものである。
また、第1〜第3の認証コードは、処理主体となる車載機43が異なることから説明の便宜上数字を変更しただけのものであり、実質的には同種のものである。従って、S55にて信号を送信された第3の車載機43は、第2の車載機43と同様にこの第2ドアロック処理を実行して、更に別の車載機43に対してS55の処理を実行することができる。
また、第1〜第3の認証コードは、処理主体となる車載機43が異なることから説明の便宜上数字を変更しただけのものであり、実質的には同種のものである。従って、S55にて信号を送信された第3の車載機43は、第2の車載機43と同様にこの第2ドアロック処理を実行して、更に別の車載機43に対してS55の処理を実行することができる。
(3)効果
このように構成された車両制御システム41は、実施例1の車両制御システム1と同様に、ユーザが全車操作ボタンに対して入力操作を行うことにより、複数の車両3に対してドアロック又はアンロックを実行させることができ、ユーザの利便性が向上する。
このように構成された車両制御システム41は、実施例1の車両制御システム1と同様に、ユーザが全車操作ボタンに対して入力操作を行うことにより、複数の車両3に対してドアロック又はアンロックを実行させることができ、ユーザの利便性が向上する。
なお、本実施例においても実施例1と同様に、ドアロック等の対象を携帯機45に登録されたすべての車両3とする構成に限定されず、車両3を限定して処理してもよい。
また、第1の車載機43が第2の制御コマンドを第2の車載機43に送信せず、第1の制御コマンドのみを認証コードと共に送信する構成としてもよい。また、第1の車載機43から複数の第2の車載機43に対して各信号が送信される構成としてもよい。
また、第1の車載機43が第2の制御コマンドを第2の車載機43に送信せず、第1の制御コマンドのみを認証コードと共に送信する構成としてもよい。また、第1の車載機43から複数の第2の車載機43に対して各信号が送信される構成としてもよい。
また、携帯機45を、図7のS33において、複数の車載機43に認証コードと制御コマンドとを送信するように構成してもよい。その場合、車載機43は携帯機45と他の車載機43から、或いは異なる複数の車載機43からそれらの信号が複数回送信される可能性があるが、その場合には最初の1回を除いて受信した信号を破棄し、他の車載機43への信号送信も実行しないように構成することができる。
[実施例3]
(1)全体構成
実施例3の車両制御システム61は、実施例1の車両制御システム1と比較して一部の構成が相違するものであるため、その相違点を中心に説明し、車両制御システム1と同様の点については説明を割愛する。
(1)全体構成
実施例3の車両制御システム61は、実施例1の車両制御システム1と比較して一部の構成が相違するものであるため、その相違点を中心に説明し、車両制御システム1と同様の点については説明を割愛する。
本実施例の車両制御システム61の構成を図10に示す。車載機11は、実施例1と同様の構成である。
携帯機63は、記憶部65において、認証コードの情報に加え、更に携帯機63による車両3の制御履歴を記憶する。CPU67は、携帯機63によりいずれかの車両3に対してドアのロック・アンロックの制御を行わせると、その制御内容と操作対象となる車両3とを、操作時刻と対応付けて記憶部65に記憶させる。なお、この記憶部65が本発明における認証コード記憶手段及び履歴記憶手段の一例である。
携帯機63は、記憶部65において、認証コードの情報に加え、更に携帯機63による車両3の制御履歴を記憶する。CPU67は、携帯機63によりいずれかの車両3に対してドアのロック・アンロックの制御を行わせると、その制御内容と操作対象となる車両3とを、操作時刻と対応付けて記憶部65に記憶させる。なお、この記憶部65が本発明における認証コード記憶手段及び履歴記憶手段の一例である。
また、携帯機63は、操作ボタン群69として、ロックボタン、アンロックボタン、及び切り替えスイッチに加え、直前に操作した車両3のドアをロックする指定車ロックボタン69a、及び直前に操作した車両3のドアをアンロックする指定車アンロックボタン69b(以下、これらをまとめて指定車操作ボタンとも記載する)を備えている。なお、指定車ロックボタン69a及び指定車アンロックボタン69bが本発明における入力手段の一例である。
(2)車両制御システム61におけるリモートキーレスエントリ制御
車両制御システム61は、携帯機63の操作ボタン群69に配された指定車操作ボタンがユーザにより操作されると、携帯機63に登録された車両3の中から履歴情報に基づいて選択された車両3のドアのロック又はアンロック制御を実行する。携帯機63に登録された車両3とは、換言すると、携帯機63の記憶部65に記憶された認証コードに対応する車載機11を搭載する車両である。
車両制御システム61は、携帯機63の操作ボタン群69に配された指定車操作ボタンがユーザにより操作されると、携帯機63に登録された車両3の中から履歴情報に基づいて選択された車両3のドアのロック又はアンロック制御を実行する。携帯機63に登録された車両3とは、換言すると、携帯機63の記憶部65に記憶された認証コードに対応する車載機11を搭載する車両である。
(2−1)携帯機63による処理
携帯機63のCPU67が実行する信号送信処理の処理手順を、図11に示すフローチャートに基づいて説明する。
携帯機63のCPU67が実行する信号送信処理の処理手順を、図11に示すフローチャートに基づいて説明する。
まず本処理のS61では、指定車操作ボタンへの入力操作を受け付けたか否かを判定する。入力操作がなければ(S61:NO)、再度S61を実行する。即ち、指定車操作ボタンに入力操作があるまで待機する。入力操作があれば(S61:YES)、処理がS62に移行する。
続くS62では、記憶部65に履歴情報が記憶されているか否かを判定する。履歴情報が記憶されていなければ(S62:NO)、本処理を終了する。一方、履歴情報が記憶されていれば(S62:YES)、処理がS63に移行する。
続くS63では、履歴情報を参照して、最後に操作した車両3を送信車両として決定する。即ち、上記送信車両に搭載された車載機11が、携帯機63が信号を送信すべき車載機11として決定される。
続くS64では、S63にて決定した送信車両の車載機11に対応する認証コード及び制御コマンドを、車載機11に送信する。制御コマンドはドアのロック又はアンロックを車載機11に行わせるコマンドであって、コマンドの内容は、指定車ロックボタン69a及び指定車アンロックボタン69bのいずれに入力操作が行われたかによって定まる。このS65の処理を行うCPU67と信号を送信する送信部33が本発明における信号送信手段の一例である。このS65の後、本処理を終了する。
(2−2)車載機11による処理
車載機11の実行する処理は、実施例1における図4に示す処理と同様であるため説明を割愛する。
車載機11の実行する処理は、実施例1における図4に示す処理と同様であるため説明を割愛する。
(3)効果
このように構成された車両制御システム61は、ユーザが指定車操作ボタンに対して入力操作を行うことにより、複数の車両3のうち、最後に携帯機63を用いて操作を行った車両3に対してドアロック又はアンロックを実行させることができ、ユーザの利便性が向上する。
このように構成された車両制御システム61は、ユーザが指定車操作ボタンに対して入力操作を行うことにより、複数の車両3のうち、最後に携帯機63を用いて操作を行った車両3に対してドアロック又はアンロックを実行させることができ、ユーザの利便性が向上する。
なお本実施例においては、最後に操作を行った車両3を操作対象の車両3として決定する構成を例示したが、制御履歴に基づく他の条件で操作対象の車両3を決定してもよい。例えば、携帯機63にて操作した操作内容を参照して、所定の操作を最後に行った車両3を操作対象の車両3として決定する構成であってもよい。
[実施例4]
(1)全体構成
実施例4の車両制御システム81は、実施例2の車両制御システム41と比較して一部の構成が相違するものであるため、その相違点を中心に説明し、車両制御システム41と同様の点については説明を割愛する。
(1)全体構成
実施例4の車両制御システム81は、実施例2の車両制御システム41と比較して一部の構成が相違するものであるため、その相違点を中心に説明し、車両制御システム41と同様の点については説明を割愛する。
本実施例の車両制御システム81は、図12に示すように、複数の車載機83と携帯機85とを含むものである。車両制御システム81では、ユーザが携帯機85に対して所定の入力操作を行うと、操作対象の車両3のドアロック又はアンロックが行われる。このとき、携帯機85から操作対象車両に搭載された車載機83に信号を直接送信するのみでなく、他の1つ以上の車載機を経由して信号の送信を行うことができるものである。
車載機83は、実施例2の車載機43と同様の双方向通信機47を備えている。照合ECU87の備えるCPU87aは、車載機83の機能を司る。
携帯機85は、記憶部89において、複数の車両3に搭載された複数の車載機83それぞれの認証コードの情報を記憶する。なお、この記憶部89が本発明における認証コード記憶手段の一例である。またCPU91は携帯機85の機能を司る。
携帯機85は、記憶部89において、複数の車両3に搭載された複数の車載機83それぞれの認証コードの情報を記憶する。なお、この記憶部89が本発明における認証コード記憶手段の一例である。またCPU91は携帯機85の機能を司る。
また携帯機85は、操作ボタン群93として、ロックボタン93a、アンロックボタン93b、及び操作対象とする車両3を切り替える切り替えスイッチ93cを備えている。なお、ロックボタン93a及びアンロックボタン93bが本発明における入力手段の一例であり、切り替えスイッチ93cが本発明における車載機選択手段の一例である。
(2)車両制御システム81におけるリモートキーレスエントリ制御
車両制御システム81は、携帯機85の操作ボタン群93がユーザにより操作されると、携帯機85に登録された車両3の中から切り替えスイッチ93cにより操作対象車両として設定された車両3のドアのロック又はアンロック制御を実行する。携帯機85に登録された車両3とは、換言すると、携帯機85の記憶部89に記憶された複数の認証コードに対応する車載機83を搭載する車両である。
車両制御システム81は、携帯機85の操作ボタン群93がユーザにより操作されると、携帯機85に登録された車両3の中から切り替えスイッチ93cにより操作対象車両として設定された車両3のドアのロック又はアンロック制御を実行する。携帯機85に登録された車両3とは、換言すると、携帯機85の記憶部89に記憶された複数の認証コードに対応する車載機83を搭載する車両である。
(2−1)携帯機85による処理
携帯機85のCPU91が実行する信号送信処理の処理手順を、図13に示すフローチャートに基づいて説明する。
携帯機85のCPU91が実行する信号送信処理の処理手順を、図13に示すフローチャートに基づいて説明する。
まず本処理のS81では、操作ボタン群93のロックボタン93a及びアンロックボタン93bのいずれか一方への入力操作を受け付けたか否かを判定する。入力操作がなければ(S81:NO)、再度S81を実行する。即ち、ロックボタン93a又はアンロックボタン93bに入力操作があるまで待機する。
入力操作があれば(S81:YES)、処理がS82に移行する。なお、切り替えスイッチ93cにより設定された操作対象車両に搭載された車載機83が、ドアのロック・アンロックを実行すべき車載機83となる。
続くS82では、信号を送信すべき送信車両を決定する。なお本処理ではS82〜S84において複数の車両3に信号を送信するため、ここでいう送信車両は操作対象車両と同一とは限らない。
このS82では、記憶部89に記憶された複数の認証コードからいずれか1つを選択する。認証コードには選択済みか否かを判別可能なフラグを付することができ、このS82では、選択済みのフラグが付されていない認証コードの中からいずれか1つを選択する。また、選択された認証コードには選択済みのフラグを付ける。
次のS83では、携帯機85が持っているすべての認証コードと、制御コマンドと、を車載機83に送信する。本実施例において、携帯機85から送信されるこれらの信号を受信する車載機83を、便宜的に第1の車載機83と記載する。
上述したすべての認証コードとは記憶部89に記憶された複数の認証コードである。このうち、S82で選択された認証コード(以降、認証コードAと記載する)は、第1の車載機83の認証コードと照合するための信号として送信される。また、すべての認証コードの情報を示すデータである認証コードデータが認証コードAと共に送信される。認証コードデータには2つ以上の認証コードの情報が示される。
また上述した制御コマンドとは、操作対象車両に搭載された車載機83にドアのロック又はアンロックを実行させるコマンドである。なお、このS83の処理を行うCPU91と信号を送信する送信部33とが本発明における信号送信手段の一例である。
次のS84では、送信済み車両以外の登録車両情報があるか否か判定する。ここでは、選択済みのフラグが付されていない認証コードが存在するか否かをチェックする。選択済みのフラグが付されていない認証コードがあれば、送信済み車両以外の登録車両情報がある(即ち未送信の車両がある)と判定し(S84:YES)、処理がS82に戻る。一方、送信済み車両以外の登録車両情報がなければ(S84:NO)、未送信の車両がないと判定し、本処理を終了する。
(2−2)車載機83による処理
(2−2−1)ホッピング通信処理
車載機83のCPU87aが実行するホッピング通信処理の処理手順を、図14に示すフローチャートに基づいて説明する。
(2−2−1)ホッピング通信処理
車載機83のCPU87aが実行するホッピング通信処理の処理手順を、図14に示すフローチャートに基づいて説明する。
本処理は、操作対象車両以外の車両3に搭載された車載機83が実行する処理であり、携帯機85が図13のS83にて送信した信号、又は他の車載機83が本処理の後述するS95にて送信した信号を受信したことをトリガとして開始される。
本処理のS91では、当該車載機83が同信号を受信済みであるか否かを判定する。ここでいう同信号とは上述した本処理を開始するトリガとなる信号であって、ユーザによる携帯機85の操作ボタン群93への一連の入力操作に基づき送信される信号である。つまり、ユーザが再度入力操作を行った場合には、操作の内容自体が同じであっても同信号とは扱わない。同信号が受信済みであれば(S91:YES)、本処理を終了する。一方、同信号が受信済みでなければ(S91:NO)、処理がS92に移行する。
次のS92では、図13のS83にて携帯機85から送信された送信信号に含まれる認証コードA、及び本処理のS95を実行する他の車載機83から送信された送信信号に含まれる認証コードBのいずれか一方と、当該車載機83に割り当てられた認証コードと照合することにより認証がOKか否か判定する。認証コードAと認証コードBとは信号の発信元が相違する以外は基本的に同種の信号である。
認証がOKでなければ(S92:NO)、即ち認証コードが一致しなければ、本処理を終了する。なお認証コードの一致とは両認証コードが完全に一致する場合に限定されるものではなく、例えば両認証コードが予め登録された対応関係を満たす場合も含む。
一方、認証がOKであれば(S92:YES)、即ち認証コードが一致すれば、処理がS93に移行する。
次のS93では、自車両及び受信車両以外の登録車両情報があるか否かを判定する。ここでいう受信車両とは、当該車載機83に対して本処理のトリガとなる信号を送信した車載機83を搭載した車両3である。即ちこのS93では、S83にて送信された認証コードデータに自車両と受信車両が搭載する車載機83以外の認証コードが示されているか否かを判定する。
次のS93では、自車両及び受信車両以外の登録車両情報があるか否かを判定する。ここでいう受信車両とは、当該車載機83に対して本処理のトリガとなる信号を送信した車載機83を搭載した車両3である。即ちこのS93では、S83にて送信された認証コードデータに自車両と受信車両が搭載する車載機83以外の認証コードが示されているか否かを判定する。
自車両及び受信車両以外の登録車両情報がなければ(S93:NO)、本処理を終了する。一方、自車両及び受信車両以外の登録車両情報があれば(S93:YES)、処理がS94に移行する。
続くS94〜S96は、上述した自車両及び受信車両以外の登録車両情報の数に応じて繰り返し実行される。
S94では、信号を送信すべき送信車両を決定する。ここでは、S83にて送信された認証コードデータに示される認証コードの中から、自車両の車載機83の認証コード、受信車両の車載機83の認証コード、及びこのS94にて既に選択された認証コードを除くいずれか1つの認証コードを選択する。
S94では、信号を送信すべき送信車両を決定する。ここでは、S83にて送信された認証コードデータに示される認証コードの中から、自車両の車載機83の認証コード、受信車両の車載機83の認証コード、及びこのS94にて既に選択された認証コードを除くいずれか1つの認証コードを選択する。
このS94での認証コードの選択方法は特に限定されない。この選択された認証コードが割り当てられている車載機83を、便宜的に第2の車載機83と記載する。
続くS95では、自車両及び受信車両を除く受信した認証コードと、制御コマンドと、を第2の車載機83に送信する。ここでいう、自車両及び受信車両を除く受信した認証コードとは、S83にて送信された認証コードデータのうち、自車両及び受信車両に搭載された車載機83を除く車載機83に対応する認証コードである。
続くS95では、自車両及び受信車両を除く受信した認証コードと、制御コマンドと、を第2の車載機83に送信する。ここでいう、自車両及び受信車両を除く受信した認証コードとは、S83にて送信された認証コードデータのうち、自車両及び受信車両に搭載された車載機83を除く車載機83に対応する認証コードである。
第2の車載機83に送信される認証コードのうち、S94にて選択された認証コード(以降、認証コードBと記載する)は、第2の車載機83の認証コードと照合するための信号として送信される。また、自車両及び受信車両の車載機83の認証コードを除いた他の認証コードは認証コードデータとして送信される。
また第2の車載機83に送信される制御コマンドとは、上述したドアロックを制御するコマンドである。なおS95の処理を実行するCPU87aが、本発明における第2処理を実行する第1車載機制御手段及び第2車載機制御手段の一例である。
続くS96では、送信済み車両以外の登録車両情報があるか否か判定する。ここでは、S83にて送信された認証コードデータに、自車両の車載機83の認証コード、受信車両の車載機83の認証コード、及び既にS94にて選択されS95にて信号送信を行った車載機83の認証コード以外の認証コードが示されているか否かを判定する。そのような認証コードがあれば、送信済み車両以外の登録車両情報がある(即ち未送信の車両がある)と判定し(S96:YES)、処理がS94に戻る。一方上記の認証コードがなければ(S96:NO)、未送信の車両がないと判定し、本処理を終了する。
(2−2−2)ドアロック処理
車載機83のCPU87aが実行するドアロック処理の処理手順を、図15に示すフローチャートに基づいて説明する。本処理は、操作対象車両が実行する処理であり、携帯機85が図13のS83にて送信した信号、又は他の車載機83が図14のS95にて送信した信号をトリガとして開始される。
車載機83のCPU87aが実行するドアロック処理の処理手順を、図15に示すフローチャートに基づいて説明する。本処理は、操作対象車両が実行する処理であり、携帯機85が図13のS83にて送信した信号、又は他の車載機83が図14のS95にて送信した信号をトリガとして開始される。
まず本処理のS101では、図13のS83にて携帯機85から送信された認証コードA及び図14のS95にて車載機83から送信された認証コードBのいずれか一方と、車載機83に割り当てられた認証コードと照合することにより認証がOKか否か判定する。認証がOKでなければ(S101:NO)、即ち認証コードが一致しなければ、本処理を終了する。
一方、認証がOKであれば(S101:YES)、即ち認証コードが一致すれば、送信信号に含まれる制御コマンドに従って、ドアのロック又はアンロックを行う(S102)。このS102後、本処理を終了する。なお、本ドアロック処理を実行するCPU87aが、本発明における第1処理を実行する第1車載機制御手段及び第2車載機制御手段の一例である。
(3)効果
このように構成された車両制御システム81は、複数の車両3のうち、ユーザが切り替えスイッチ93cにより設定した操作対象車両に対して、携帯機85から信号を直接送信するのみでなく、操作対象車両以外の車両3に搭載された車載機83にも信号を送信し、その車載機83が更に他の車載機83に信号を送信する。
このように構成された車両制御システム81は、複数の車両3のうち、ユーザが切り替えスイッチ93cにより設定した操作対象車両に対して、携帯機85から信号を直接送信するのみでなく、操作対象車両以外の車両3に搭載された車載機83にも信号を送信し、その車載機83が更に他の車載機83に信号を送信する。
従って、操作対象車両がユーザの近傍に存在していなくても、複数の車両3にて構築されるネットワークを介して携帯機85から操作対象車両の車載機83に信号を送信することができる。これにより、携帯機85から距離を有する位置に存在する車両3に対してドアロック又はアンロックを実行させることができ、ユーザの利便性が向上する。
なお、本実施例においては、ユーザが切り替えスイッチ93cを操作することにより操作対象車両を決定する構成を例示したが、切り替えスイッチ93cに対する入力操作以外に基づいて操作対象車両を決定する構成としてもよい。例えば、実施例3に記載したように、ユーザの操作履歴に基づいて操作対象車両を決定する構成とすることが考えられる。
また本実施例においては、携帯機85及び第1の車載機83からは、それぞれ信号の送信が可能であるすべての車両3に搭載される車載機83に対して送信処理を行う構成を例示しているが、一部の車載機83に対してのみ送信処理を行う構成であってもよい。
[変形例]
以上、本発明の実施例について説明したが、本発明は、上記各実施例に何ら限定されることはなく、本発明の技術的範囲に属する限り種々の形態をとり得ることはいうまでもない。
以上、本発明の実施例について説明したが、本発明は、上記各実施例に何ら限定されることはなく、本発明の技術的範囲に属する限り種々の形態をとり得ることはいうまでもない。
例えば、上記各実施例においては、ユーザによる所定の入力操作に応じて車両3のドアロック制御装置28を作動させてドアのロック又はアンロックを行う構成を例示したが、他の装置を作動させる構成であってもよい。
また、複数の車両に対して、又は制御履歴に基づいて行う車両制御は、ドアのロックのみとしてもよい。そのように構成することで、セキュリティを高めることができる。実施例3にてこの構成を適用する場合には、制御履歴としてドアのアンロックをチェックし、最後にアンロックを行った車両3を操作対象とするように構成してもよい。
また上記各実施例においては、携帯機の受信部32及び送信部33と、車載機の送信器23及び受信機24がLF帯又はRF帯の電波での信号送受信を行う構成を例示したが、それ以外の方式による通信を行う構成としてもよい。例えば、携帯機と車載機との通信を行うために、ブルートゥースや無線LAN等の双方向通信機器を用いる構成とすることが考えられる。
1…車両制御システム、3…車両、11…車載機、13…携帯機、22a…CPU、24…受信機、28…ドアロック制御装置、31…CPU、33…送信部、34…操作ボタン群、34a…全車ロックボタン、34b…全車アンロックボタン、35…記憶部、41…車両制御システム、43…車載機、45…携帯機、47…双方向通信機、49a…CPU、53…CPU、61…車両制御システム、63…携帯機、65…記憶部、67…CPU、69…操作ボタン群、69a…指定車ロックボタン、69b…指定車アンロックボタン、81…車両制御システム、83…車載機、85…携帯機、87a…CPU、89…記憶部、91…CPU、93…操作ボタン群、93a…ロックボタン、93b…アンロックボタン、93c…切り替えスイッチ
Claims (8)
- 携帯機(13、45)と、車両(3)に搭載され、前記携帯機と無線通信可能である車載機(11、43)と、を含む車両制御システム(1、41)であって、
前記携帯機は、ユーザによる所定の入力操作を受け付ける入力手段(34a、34b)を備え、
前記入力手段が所定の入力操作を受け付けたときに、異なる車両に搭載された2つ以上の前記車載機が各車両に搭載される所定の装置(28)を作動させる
ことを特徴とする車両制御システム。 - 前記携帯機(13)は、
複数の車両に搭載された複数の前記車載機それぞれの認証コードを記憶可能である認証コード記憶手段(35)と、
前記入力手段が所定の入力操作を受け付けたときに、2つ以上の前記車載機に対して、該車載機の認証コードと、制御コマンドと、を送信する信号送信手段(31、33)と、を備え、
前記車載機(11)は、
前記携帯機から送信された前記認証コードと当該車載機の認証コードとを照合し、一致する場合には、前記制御コマンドに従って前記所定の装置を作動させる制御手段(22a)を備える
ことを特徴とする請求項1に記載の車両制御システム(1)。 - 前記携帯機(45)は、
複数の車両に搭載された複数の前記車載機それぞれの認証コードを記憶可能である認証コード記憶手段(35)と、
前記入力手段が所定の入力操作を受け付けたときに、前記複数の認証コードの中から選択された第1の認証コードと、第1の制御コマンドと、第2の制御コマンドと、前記複数の認証コードのうち少なくとも前記第1の認証コード以外の認証コードの情報を1つ以上示す認証コードデータと、を前記第1の認証コードに対応する前記車載機に送信する信号送信手段(53、33)と、を備え、
前記車載機(43)は、
他の車両に搭載された前記車載機と無線通信を行う車両間通信手段(47)と、
前記携帯機から送信された前記第1の認証コードと当該車載機の認証コードとを照合し、一致する場合には、前記第1の制御コマンドに従って前記所定の装置を作動させると共に、前記第2の制御コマンドに従って、前記認証コードデータに示される認証コードの中から選択された第2の認証コードと、前記第1の制御コマンドとを、前記車両間通信手段により前記第2の認証コードに対応する前記車載機に送信する第1制御手段(49a)と、
前記車両間通信手段により他の車両に搭載された前記車載機から送信された前記第2の認証コードと当該車載機の認証コードとを照合し、一致する場合には、前記第1の制御コマンドに従って前記所定の装置を作動させる第2制御手段(49a)と、を備える
ことを特徴とする請求項1に記載の車両制御システム(41)。 - 携帯機(63)と、車両(3)に搭載され、前記携帯機と無線通信可能である車載機(11)と、を含む車両制御システム(61)であって、
前記携帯機は、
ユーザによる所定の入力操作を受け付ける入力手段(69a、69b)と、
複数の車両に搭載された複数の前記車載機それぞれの認証コードを記憶可能である認証コード記憶手段(65)と、
当該携帯機による前記車載機の制御履歴を記憶する履歴記憶手段(65)と、
前記入力手段が所定の入力操作を受け付けたときに、前記履歴記憶手段により記憶された前記制御履歴に基づいて選択される前記車載機に対して、該車載機の前記認証コードと、制御コマンドと、を送信する信号送信手段(67、33)と、を備え、
前記車載機は、
前記携帯機から送信された前記認証コードと当該車載機の認証コードとを照合し、一致する場合には、前記制御コマンドに従って所定の装置を作動させる制御手段(22a)を備える
ことを特徴とする車両制御システム。 - 携帯機(85)と、車両(3)に搭載され、前記携帯機と無線通信可能である車載機(83)と、を含む車両制御システム(81)であって、
前記携帯機は、
ユーザによる所定の入力操作を受け付ける入力手段(93a、93b)と、
複数の車両に搭載された複数の前記車載機それぞれの認証コードを記憶可能である認証コード記憶手段(89)と、
前記複数の車載機のうちいずれか1つを選択する車載機選択手段(93c)と、
前記入力手段が所定の入力操作を受け付けたときに、前記複数の車載機のうちの1つ以上の前記車載機に対して、該車載機の前記認証コードと、前記複数の認証コードのうち少なくとも該車載機の認証コード以外の認証コードの情報を1つ以上示す認証コードデータと、制御コマンドと、を送信する信号送信手段(91、33)と、を備え、
前記車載機は、
他の車両に搭載された前記車載機と無線通信を行う車両間通信手段(47)と、
前記携帯機から送信された前記認証コードと当該車載機の認証コードとを照合し、一致する場合には、(a)当該車載機が前記車載機選択手段により選択された車載機である場合には、前記制御コマンドに従って前記車両に搭載される所定の装置(28)を作動させる第1処理、及び、(b)当該車載機が前記車載機選択手段により選択された車載機以外の車載機である場合には、前記制御コマンドと、前記認証コードデータに示される認証コードの中から選択される前記認証コードと、を該認証コードに対応する前記車載機に送信する第2処理、のいずれかを実行する第1車載機制御手段(87a)と、
前記車両間通信手段により他の車両に搭載された前記車載機から送信された前記認証コードと当該車載機の認証コードとを照合し、一致する場合には、前記第1処理及び前記第2処理のいずれかを実行する第2車載機制御手段(87a)と、を備える
ことを特徴とする車両制御システム。 - 前記所定の装置は、前記車両のドアを施錠する施錠装置である
ことを特徴とする請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の車両制御システム。 - 請求項1から請求項6のいずれか1項に記載の車両制御システムを構成する携帯機。
- 請求項1から請求項6のいずれか1項に記載の車両制御システムを構成する車載機。
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