JP5513201B2 - 硬質基板の研削方法および研削装置 - Google Patents

硬質基板の研削方法および研削装置 Download PDF

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本発明は、光デバイスウエーハ等の基板となるサファイア基板等の硬質基板の研削方法および研削装置に関する。
光デバイス製造工程においては、略円板形状であるサファイア基板や炭化珪素基板の表面に窒化ガリウム系化合物半導体からなる光デバイス層が積層され格子状に形成された複数のストリートによって区画された複数の領域に発光ダイオード、レーザーダイオード等の光デバイスを形成して光デバイスウエーハを構成する。このように構成された光デバイスウエーハをストリートに沿って切断することにより、光デバイスが形成された領域を分割して個々の光デバイスを製造している。
このようにして分割される光デバイスウエーハは、光デバイスの軽量化、小型化、輝度の向上を図るために、ストリートに沿って切断する前に研削装置によってサファイア基板や炭化珪素基板の裏面が研削され、所定の厚みに加工される。サファイア基板や炭化珪素基板の裏面を研削する研削装置は、被加工物を保持する保持面を備えたチャックテーブルと、該チャックテーブルの保持面に保持されたウエーハを研削するための研削砥石を備えた研削ホイールおよび該研削ホイールを回転駆動するためのサーボモータを備えた研削手段と、該研削手段をチャックテーブルの保持面に対して垂直な方向に研削送りする研削送り手段とを具備し、研削ホイールを回転しつつ研削砥石の研削面を被加工物の被研削面に接触させ、所定の研削送り速度で研削送りすることにより、被加工物を所定の厚みに研削する。(例えば、特許文献1参照。)
特開2008−23693号公報
而して、光デバイスウエーハを構成するサファイア基板や炭化珪素基板は硬度が高いとともに裏面が鏡面に形成されているため、ダイヤモンド砥粒を主成分として構成された研削砥石によって研削しても研削することが困難である。即ち、被加工物であるサファイア基板等の硬質基板を所定の厚みに仕上げる研削砥石の砥粒は粒径が細かいために、基板に対する所謂食い込みが弱く滑り、研削送りに伴い押圧力が増大して硬質基板を破損させるという問題がある。
本発明は上記事実に鑑みてなされたものであり、その主たる技術課題は、サファイア基板や炭化珪素基板等の硬質基板であっても研削砥石による所謂食い込みを良好にして滑りを防止することにより破損させることなく所定の厚みに形成することができる硬質基板の研削方法および研削装置を提供することにある。
上記主たる技術課題を解決するため、本発明によれば、被加工物を保持する保持面を備えたチャックテーブルと、該チャックテーブルの保持面に保持された被加工物を研削するための研削砥石を備えた研削ホイールおよび該研削ホイールを回転駆動するための駆動源を備えた研削手段と、該研削手段を該チャックテーブルの保持面に対して垂直な方向に研削送りする研削送り手段とを具備する研削装置によって、該チャックテーブルを回転し該研削ホイールを回転しつつ研削送りして該チャックテーブルの保持面に保持された硬質基板を研削する硬質基板の研削方法であって、
該チャックテーブルの保持面と研削砥石の研削面とを非平行状態で研削砥石の研削面を硬質基板における外周縁に接触せしめて研削を開始する第1の研削工程と、
該第1の研削工程において研削砥石による研削が進行したら該チャックテーブルの保持面と研削砥石の研削面とを非平行状態から徐々に平行状態に変化させつつ研削送りして研削砥石の研削面を硬質基板に作用せしめて研削する第2の研削工程と、を含む、
ことを特徴とする硬質基板の研削方法が提供される。
また、本発明によれば、被加工物を保持する保持面を備えたチャックテーブルと、該チャックテーブルの保持面に保持された被加工物を研削するための研削砥石を備えた研削ホイールおよび該研削ホイールを回転駆動するための駆動源を備えた研削手段と、該研削手段を該チャックテーブルの保持面に対して垂直な方向に研削送りする研削送り手段と、を具備する研削装置において、
該チャックテーブルの保持面と研削砥石の研削面とを平行状態と非平行状態に変化せしめる研削状態変更手段と、該研削状態変更手段を制御する制御手段とを具備し、
該制御手段は、該チャックテーブルを回転し該研削ホイールを回転しつつ研削送りして該チャックテーブルの保持面に保持された硬質基板を研削する際に、該研削状態変更手段を作動し該チャックテーブルの保持面と研削砥石の研削面とを非平行状態にして研削砥石の研削面を該チャックテーブルの保持面に保持された被加工物における外周縁に接触せしめて研削を開始し、研削が進行したら該チャックテーブルの保持面と研削砥石の研削面とを非平行状態から徐々に平行状態に変化するように該研削状態変更手段を制御しつつ研削送りするように研削送り手段を制御する
ことを特徴とする研削装置が提供される。
本発明においては、チャックテーブルを回転し研削ホイールを回転しつつ研削送りして該チャックテーブルの保持面に保持された硬質基板を研削する際に、チャックテーブルの保持面と研削砥石の研削面とを非平行状態で研削砥石の研削面をチャックテーブルの保持面に保持された硬質基板における外周縁に接触せしめて研削を開始する第1の研削工程と、該第1の研削工程において研削砥石による研削が進行したらチャックテーブルの保持面と研削砥石の研削面とを非平行状態から徐々に平行状態に変化させつつ研削送りして研削砥石の研削面を硬質基板に作用せしめて研削する第2の研削工程とを含んでいるので、第1の研削工程においては研削砥石の研削面がチャックテーブルに保持された硬質基板の被加工面における外周縁と接触するため、接触面積が小さいので硬質基板であっても所謂食い込みが良く、滑ることなく確実に研削することができる。そして、第2の研削工程においては上記第1の研削工程において研削砥石の研削面が硬質基板の被加工面における外周縁に既に食い込んでいるので、滑ることなく確実に研削することができる。従って、研削砥石の研削面が硬質基板の被研削面との間で滑ることにより、研削送りに伴い研削砥石の押圧力が高まることによって硬質基板を破損させるという問題が解消される。
本発明に従って構成された研削装置の斜視図。 図1に示す研削装置に装備される研削ユニットを構成する研削ホイールの斜視図。 図1に示す研削装置に装備されるチャックテーブル機構およびチャックテーブル位置付け手段を示す斜視図。 図1に示す研削装置に装備される研削状態変更手段の要部正面図。 図4に示す研削状態変更手段の要部断面図。 図1に示す研削装置に装備される研削状態変更手段の他の実施形態の要部を破断して示す正面図。 図1に示す研削装置に装備される制御手段のブロック構成図。 図1に示す研削装置によって加工される光デバイスウエーハの斜視図および要部を拡大して示す断面図。 図8に示す光デバイスウエーハの表面に保護部材を貼着する保護部材貼着工程を示す説明図。 本発明による硬質基板の研削方法における第1の研削工程の説明図。 本発明による硬質基板の研削方法における第2の研削工程の説明図。
以下、本発明による硬質基板の研削方法および研削装置の好適な実施形態について、添付図面を参照して更に詳細に説明する。
図1には本発明に従って構成された研削装置の斜視図が示されている。
図1に示す研削装置は、全体を番号2で示す装置ハウジングを具備している。装置ハウジング2は、細長く延在する直方体形状の主部21と、該主部21の後端部(図1において右上端)に設けられ上方に延びる直立壁22とを有している。直立壁22の前面には、上下方向に延びる一対の案内レール221、221が設けられている。この一対の案内レール221、221に研削手段としての研削ユニット3が上下方向に移動可能に装着されている。
研削ユニット3は、移動基台31と該移動基台31に装着されたスピンドルユニット32を具備している。移動基台31は、後面両側に上下方向に延びる一対の脚部311、311が設けられており、この一対の脚部311、311に上記一対の案内レール221、221と摺動可能に係合する被案内溝312、312が形成されている。このように直立壁22に設けられた一対の案内レール221、221に摺動可能に装着された移動基台31の前面には前方に突出した支持部313が設けられている。この支持部313にスピンドルユニット32が取り付けられる。
スピンドルユニット32は、支持部313に装着されたスピンドルハウジング321と、該スピンドルハウジング321に回転自在に配設された回転スピンドル322と、該回転スピンドル322を回転駆動するための駆動源としてのサーボモータ323とを具備している。回転スピンドル322の下端部はスピンドルハウジング321の下端を越えて下方に突出せしめられており、その下端にはマウンター324が設けられている。このマウンター324の下面に研削ホイール325が装着される。研削ホイール325は、図2に示すように環状の基台326と該基台326の下面に環状に装着された研削砥石327とからなっており、環状の基台326がマウンター324に締結ボルト328によって取付けられる。なお、研削砥石327は、図示の実施形態においては粒径が50〜100μmのダイヤモンド砥粒をビトリファイドボンドで結合して構成されており、下面が研削面327aを形成する。このように構成されたスピンドルユニット32は、図1に示すように上記サーボモータ323に供給する電力の負荷電流値を検出する負荷電流値検出手段33を具備している。この負荷電流値検出手段33は、検出した負荷電流値を後述する制御手段に送る。
図示の研削装置は、上記研削ユニット3を上記一対の案内レール221、221に沿って上下方向(後述するチャックテーブルの保持面と垂直な方向)に移動せしめる研削送り手段4を備えている。この研削送り手段4は、直立壁22の前側に配設され上下上鉛直に延びる雄ねじロッド41を具備している。この雄ねじロッド41は、その上端部および下端部が直立壁22に取り付けられた軸受部材42および43によって回転自在に支持されている。上側の軸受部材42には雄ねじロッド41を回転駆動するための駆動源としてのパルスモータ44が配設されており、このパルスモータ44の出力軸が雄ねじロッド41に伝動連結されている。移動基台31の後面にはその幅方向中央部から後方に突出する連結部(図示していない)も形成されており、この連結部には上下方向に延びる貫通雌ねじ穴が形成されており、この雌ねじ穴に上記雄ねじロッド41が螺合せしめられている。従って、パルスモータ44が正転すると移動基台31即ち研削ユニット3が下降即ち前進せしめられ、パルスモータ44が逆転すると移動基台31即ち研削ユニット3が上昇即ち後退せしめられる。
図1および図3を参照して説明を続けると、装置ハウジング2の主部21の後半部にはチャックテーブル機構5が配設されている。このチャックテーブル機構5は、図3に示すように上記主部21の前後方向(直立壁22の前面に対して垂直な方向)に延在する一対の案内レール51、51と、該一対の案内レール51、51上に摺動自在に載置された移動基台52と、該移動基台52上に円筒部材53によって支持されたカバーテーブル54と、上面に被加工物を保持する保持面551を有するチャックテーブル55を具備している。
カバーテーブル54は、図3に示すように中央に開口541を備えており、該開口541の周囲が円筒部材53の上端に適宜の固定手段によって取り付けられる。チャックテーブル55は、円筒部材53に回転可能に支持され、カバーテーブル54の中央に形成された開口541を通して配設される。このチャックテーブル55は、円筒部材53内に配設されたサーボモータ50によって回転せしめられる。なお、チャックテーブル55は、図示しない吸引手段に接続されている。従って、図示しない吸引手段を作動することによりチャックテーブル55の保持面551に載置された被加工物は、保持面551上に吸引保持される。
図3を参照して説明を続けると、チャックテーブル機構5は、上記チャックテーブル55が配設された移動基台52を一対の案内レール51、51に沿って矢印51aおよび51bで示す方向に移動せしめるチャックテーブル位置付け手段56を具備している。チャックテーブル位置付け手段56は、一対の案内レール51、51間に配設され案内レール51、51と平行に延びる雄ねじロッド561と、該雄ねじロッド561を回転駆動するサーボモータ562を具備している。雄ねじロッド561は、上記移動基台52に設けられたねじ穴521と螺合して、その先端部が一対の案内レール51、51間に配設された軸受部材563によって回転自在に支持されている。サーボモータ562は、その駆動軸が雄ねじロッド561の基端と伝動連結されている。従って、サーボモータ562が正転すると移動基台52即ちチャックテーブル55が矢印51aで示す方向に移動し、サーボモータ562が逆転すると移動基台52即ちチャックテーブル55が矢印51bで示す方向に移動せしめられる。このように構成されたチャックテーブル位置付け手段56は、チャックテーブル55を図3において実線で示す被加工物搬入・搬出域(図1における被加工物搬入・搬出域24)と図3において2点鎖線で示す研削域(図1における研削域25)に選択的に位置付ける。
図1に戻って説明を続けると、上記チャックテーブル機構5を構成するカバーテーブル54の移動方向両側には、横断面形状が逆チャンネル形状であって、上記一対の案内レール51、51や雄ねじロッド561およびサーボモータ562等を覆っている蛇腹手段61および62が付設されている。蛇腹手段61および62はキャンパス布の如き適宜の材料から形成することができる。蛇腹手段61の前端は装置ハウジング2を構成する主部21の後半部の前面壁に固定され、後端はチャックテーブル機構5のカバーテーブル54の前端面に固定されている。蛇腹手段62の前端はチャックテーブル機構5のカバーテーブル54の後端面に固定され、後端は装置ハウジング2の直立壁22の前面に固定されている。チャックテーブル機構5が矢印51aで示す方向に移動せしめられる際には蛇腹手段61が伸張されて蛇腹手段62が収縮され、チャックテーブル機構5が矢印51bで示す方向に移動せしめられる際には蛇腹手段61が収縮されて蛇腹手段62が伸張せしめられる。
図示の実施形態における研削装置は、被加工物搬入・搬出域24に位置付けられたチャックテーブル55の保持面551に保持された被加工物および/またはチャックテーブル55の保持面551に洗浄水を供給する洗浄水供給手段7を具備している。この洗浄水供給手段7は、装置ハウジング2の主部21の中間部に配設された洗浄水噴射ノズル70を備えており、該洗浄水噴射ノズル70から被加工物搬入・搬出域24に位置付けられたチャックテーブル55の上面である保持面551に向けて洗浄水としての純水を噴出するように構成されている。
図1を参照して説明を続けると、装置ハウジング2の主部21における前半部上には、第1のカセット11と、第2のカセット12と、被加工物仮載置手段13と、被加工物洗浄手段14と、被加工物搬送手段15と、被加工物搬入手段16および被加工物搬出手段17が配設されている。第1のカセット11は研削加工前の被加工物を収納し、装置ハウジング2の主部21におけるカセット搬入域に載置される。第2のカセット12は装置ハウジング2の主部21におけるカセット搬出域に載置され、研削加工後の被加工物を収納する。被加工物仮載置手段13は第1のカセット11と被加工物搬入・搬出域24との間に配設され、研削加工前の被加工物を仮載置し中心合わせする。被加工物洗浄手段14は被加工物搬入・搬出域24と第2のカセット12との間に配設され、研削加工後の被加工物を洗浄して乾燥する。被加工物搬送手段15は第1のカセット11と第2のカセット12との間に配設され、第1のカセット11内に収納された被加工物を被加工物仮載置手段13に搬出するとともに被加工物洗浄手段14で洗浄された被加工物を第2のカセット12に搬送する。被加工物搬入手段16は被加工物仮載置手段13と被加工物搬入・搬出域24との間に配設され、被加工物仮載置手段13上に載置された研削加工前の被加工物を被加工物搬入・搬出域24に位置付けられたチャックテーブル55の保持面551上に搬送する。被加工物搬出手段17は被加工物搬入・搬出域24と被加工物洗浄手段14との間に配設され、被加工物搬入・搬出域24に位置付けられたチャックテーブル55上に保持されている研削加工後の被加工物を被加工物洗浄手段14に搬送する。
図1および図4、図5を参照して説明を続けると、図示の研削装置は、上記チャックテーブル55の上面である保持面551と研削砥石327の研削面327aとを平行状態と非平行状態に変化せしめる研削状態変更手段8を具備している。研削状態変更手段8は、上記スピンドルユニット32のスピンドルハウジング321を支持する支持部313に配設されている。この研削状態変更手段8は、図4および図5に示すようにスピンドルユニット32のスピンドルハウジング321を支持する支持部313に設けられた支持軸81と、該支持軸81を回動する回動レバー82と、該回動レバー82を作動する作動手段83とを具備している。支持軸81は、移動基台31に軸受84によって回動可能に支持されている。回動レバー82は、下端部が支持軸81の先端部に嵌合しキー85によって相対回転不能に連結されている。この回動レバー82の上端部には、ピン820が突設して設けられている。作動手段83は、回動レバー82の上端部に設けられたピン820と係合する長穴831aを備えた移動ブロック831と、該移動ブロック831に設けられた雌ねじ穴831bと螺合する雄ねじロッド832と、該雄ねじロッド832の一端と連結し雄ねじロッド832を回転駆動するパルスモータ833と、雄ねじロッド832の他端を回転可能に支持する軸受部材834とからなっている。
このように構成された研削状態変更手段8は、パルスモータ833を正転駆動すると雄ねじロッド832が一方向に回転し、移動ブロック831が雄ねじロッド832に沿って図4において矢印8aで示す方向に移動する。従って、移動ブロック831に長穴831aとピン820によって連結されている回動レバー82の上端部が移動ブロック831とともに移動するため、回動レバー82の下端部に連結された支持軸81が矢印8cで示す方向に回動せしめられる。この結果、支持軸81が設けられた支持部313に支持されているスピンドルハウジング321が支持軸81を中心として一方向に回動せしめられる。一方、パルスモータ833を逆転駆動すると雄ねじロッド832が他方向に回転し、移動ブロック831が雄ねじロッド832に沿って図4において矢印8bで示す方向に移動する。従って、移動ブロック831に長穴831aとピン820によって連結されている回動レバー82の上端部が移動ブロック831とともに移動するため、回動レバー82の下端部に連結された支持軸81が矢印8dで示す方向に回動せしめられる。この結果、支持軸81が設けられた支持部313に支持されているスピンドルハウジング321が支持軸81を中心として他方向に回動せしめられる。このように、スピンドルハウジング321が支持軸81を中心として回動することにより、スピンドルハウジング321に装着された回転スピンドル322に取り付けられている研削ホイール325を構成する研削砥石327の研削面327aをチャックテーブル55の上面である保持面551に対して平行状態と非平行状態に変化させることができる。
次に、チャックテーブル55の上面である保持面551と研削砥石327の研削面327aとを平行状態と非平行状態に変化せしめる研削状態変更手段の他の実施形態について、図6を参照して説明する。
図6に示す研削状態変更手段80は、チャックテーブル55を回転駆動するサーボモータ50と移動基台52の表面との間に配設されている。この研削状態変更手段80は、第1の支持スペーサー87と第2の支持スペーサー88とからなっている。第1の支持スペーサー87は、電圧を印加すると伸びる特性を有する圧電素子871と、該圧電素子871の両側に配設された絶縁部材872、873とからり、円弧状に形成されている。このように構成された第1の支持スペーサー87は、サーボモータ50の底面における図6において右側に配設され、絶縁部材872、873がそれぞれサーボモータ50の底面と移動基台52の表面に適宜の接着剤によって固着されている。第2の支持スペーサー88は、適宜の金属材によって円弧状に形成されており、サーボモータ50の底面における図6において左側に配設され、上面がサーボモータ50の底面に適宜の接着剤によって固着されるとともに、下面が移動基台52の表面に適宜の接着剤によって固着されている。この第2の支持スペーサー88の厚みは、上記第1の支持スペーサー87を構成する圧電素子871に電圧が印可されない状態における第1の支持スペーサー87の厚みと同一に設定されている。従って、第1の支持スペーサー87を構成する圧電素子871に電圧が印可されない状態においては、サーボモータ50の駆動軸501に連結されたチャックテーブル55の上面である保持面551は水平に維持される。一方、第1の支持スペーサー87を構成する圧電素子871に電圧が印可されると、圧電素子871が上下方向に伸びるため、サーボモータ50に転結されたチャックテーブル55は図6において2点鎖線で示すように傾斜せしめられる。なお、傾斜角度αは、圧電素子871に印加する電圧によって調整することができる。
図示の実施形態における研削装置は、図7に示す制御手段9を具備している。制御手段9はコンピュータによって構成されており、制御プログラムに従って演算処理する中央処理装置(CPU)91と、制御プログラム等を格納するリードオンリメモリ(ROM)92と、演算結果等を格納する読み書き可能なランダムアクセスメモリ(RAM)93と、入力インターフェース94および出力インターフェース95とを備えている。このように構成された制御手段9の入力インターフェース94には、負荷電流値検出手段33等からの検出信号が入力される。また、出力インターフェース95からは上記回転スピンドル322を回転駆動するためのサーボモータ323、研削送り手段4のパルスモータ44、チャックテーブル55を回転駆動するためのサーボモータ50、チャックテーブル位置付け手段56のサーボモータ562、研削状態変更手段8のパルスモータ833、研削状態変更手段80の圧電素子871等に制御信号を出力する。
図示の実施形態における研削装置は以上のように構成されており、以下その作用について主に図1を参照して説明する。
図8の(a)および(b)には、本発明による硬質基板の加工方法に従って加工される光デバイスウエーハの斜視図および要部を拡大して示す断面図が示されている。図8の(a)および(b)に示す光デバイスウエーハ10は、例えば厚みが400μmのサファイア基板100の表面100aに窒化物半導体からなる光デバイス層としての発光層(エピ層)110が5μmの厚みで積層されている。そして、発光層(エピ層)110が格子状に形成された複数のストリート120によって区画された複数の領域に発光ダイオード、レーザーダイオード等の光デバイス130が形成されている。このように形成された光デバイスウエーハ10を構成するサファイア基板100の裏面100bを研削するには、サファイア基板100の表面100aに形成された発光層(エピ層)110からなる光デバイス130を保護するために、図9の(a)および(b)に示すように発光層(エピ層)110の表面110aに保護部材Tを貼着する。なお、保護部材Tは、図示の実施形態においては厚さが100μm程度のポリ塩化ビニル(PVC)からなるシート基材の表面にアクリル樹脂系の糊が厚さ5μm程度塗布されている。このようにして発光層(エピ層)110の表面110aに保護部材Tが貼着された光デバイスウエーハ10は、サファイア基板100の裏面100bを上側にして第1のカセット11に収容される。このようにして加工前の光デバイスウエーハ10を収容した第1のカセット11は、図1に示すようにカセット搬入域に載置される。
上述したように、カセット搬入域に載置された第1のカセット11に収容されている光デバイスウエーハ10を研削するには、被加工物搬送手段15を作動して第1のカセット11に収容されている研削加工前の被加工物としての光デバイスウエーハ10を搬出し、被加工物仮載置手段13上に載置する。被加工物仮載置手段13に載置された光デバイスウエーハ10は、ここで中心合わせが行われる。被加工物仮載置手段13において中心合わせが行われた光デバイスウエーハ10は、被加工物搬入手段16によって被加工物搬入・搬出域24に位置付けられているチャックテーブル55の保持面551上に載置される。光デバイスウエーハ10がチャックテーブル55の保持面551上に載置されたならば、図示しない吸引手段を作動することにより、光デバイスウエーハ10は保護部材Tを介してチャックテーブル55の保持面551上に吸引保持される。
チャックテーブル55上に光デバイスウエーハ10を吸引保持したならば、制御手段9はチャックテーブル位置付け手段56を作動してチャックテーブル55を研削域25に位置付ける。一方、制御手段9は、研削状態変更手段8または研削状態変更手段80を作動してチャックテーブル55の上面である保持面551と研削砥石327の研削面327aとを非平行状態にする。なお、以下の説明においては研削状態変更手段8を作動する例について述べる。即ち、制御手段9は研削状態変更手段8のパルスモータ833を正転駆動し、上述したようにスピンドルハウジング321を支持軸81を中心として一方向に回動せしめ、図10の(a)に示すようにスピンドルハウジング321に装着された回転スピンドル322に取り付けられている研削ホイール325を構成する研削砥石327の研削面327aをチャックテーブル55の上面である保持面551に対して傾斜することにより非平行状態とする。なお、チャックテーブル55の上面である保持面551と研削砥石327の研削面327aとのなす角度βは、例えば0.05〜0.5度に設定されている。次に、制御手段9は、サーボモータ50を作動してチャックテーブル55を図10の(a)において矢印55aで示す方向に例えば750rpmの回転速度で回転するとともに、上記サーボモータ323を駆動し回転スピンドル322を回転して研削ホイール325を図10の(a)において矢印325aで示す方向に例えば1000rpmの回転速度で回転しつつ、上記研削送り手段4のパルスモータ44を正転駆動して研削ユニット3を図10の(a)において矢印Z1で示す方向(チャックテーブル55の保持面551に対して垂直な方向)に例えば1〜1.5μm/秒の研削送り速度で研削送りする。このように研削送りが開始されると、制御手段9には上記負荷電流値検出手段33から研削ホイール325を回転駆動するサーボモータ323に供給する電力の負荷電流値が入力される。
図10の(a)に示す状態から研削ホイール325が矢印Z1で示す方向(下方向)に研削送りされ、図10の(b)に示すように研削砥石327の下面である研削面327aがチャックテーブル55に保持された光デバイスウエーハ10を構成するサファイア基板100の裏面100b(上面)における外周縁に接触すると、研削ホイール325を回転駆動する電動モータ323の負荷電流値が漸次上昇する。この負荷電流値が上昇を始めた時点から例えば10秒間研削する(第1の研削工程)。この第1の研削工程においては、チャックテーブル55の上面である保持面551と研削砥石327の研削面327aが非平行状態にセットされているので、研削砥石327の下面である研削面327aがチャックテーブル55に保持された光デバイスウエーハ10を構成するサファイア基板100の裏面100b(上面)における外周縁と接触するため、接触面積が小さいので硬質基板であるサファイア基板100であっても所謂食い込みが良く、滑ることなく確実に研削を開始することができる。
上述した第1の研削工程を開始してから例えば10秒経過したならば、制御手段9はチャックテーブル55の回転を例えば750rpmの回転速度に維持するとともに研削ホイール325の回転を例えば1000rpmの回転速度に維持した状態で、研削状態変更手段8のパルスモータ833を逆転駆動し、図10の(b)に示す状態から図11に示すように研削砥石327の研削面327aを徐々にチャックテーブル55の上面である保持面551と平行状態になるように変化せしめる。そして、更に研削ホイール325を図11において矢印Z1で示す方向に例えば1〜1.5μm/秒の研削送り速度でサファイア基板100の厚みが例えば100μmになるまで研削送りする(第2の研削工程)。この第2の研削工程においては、上記第1の研削工程において研削砥石327の研削面327aがサファイア基板100の裏面100b(被加工面)における外周縁に既に食い込んでいるので、滑ることなく確実に研削することができる。従って、研削砥石327の研削面327aが硬質基板であるサファイア基板100の被研削面との間で滑ることにより、研削送りに伴い研削砥石327の押圧力が高まることによってサファイア基板100を破損させるという問題が解消される。
上述した研削工程を実施したならば、研削送り手段4のパルスモータ44を逆転駆動してスピンドルユニット32を待機位置まで上昇させ研削ホイール325の回転を停止するとともに、チャックテーブル55の回転を停止する。
次に、チャックテーブル位置付け手段56を作動して、上述したようにサファイア基板100の裏面100bが研削加工された光デバイスウエーハ10を吸引保持しているチャックテーブル55を被加工物搬入・搬出域24に位置付ける。チャックテーブル55を被加工物搬入・搬出域24に位置付けたならば、洗浄水供給手段7を作動して洗浄水噴射ノズル70からチャックテーブル55に保持されている研削加工後の光デバイスウエーハ10を構成するサファイア基板100の裏面100b(被加工面)に洗浄水(純水)を噴射して、サファイア基板100の裏面100bである被加工面を洗浄する。この洗浄によって、サファイア基板100の裏面100bである被加工面に付着している研削屑を含む研削水を簡易的に除去する(簡易洗浄工程)。このようにして簡易洗浄工程を実施したならば、チャックテーブル55による光デバイスウエーハ10の吸引保持を解除する。そして、ウエーハ搬出手段17を作動して光デバイスウエーハ10をチャックテーブル55から搬出し、洗浄手段14に搬送する。洗浄手段14に搬送された光デバイスウエーハ10は、ここで洗浄され乾燥された(洗浄・乾燥工程)後に、被加工物搬送手段15よって第2のカセット12の所定位置に収納される。
2:研削装置の装置ハウジング
3:研削ユニット
32:スピンドルユニット
322:回転スピンドル
325:研削ホイール
327:研削砥石
4:研削送り手段
5:チャックテーブル機構
55:チャックテーブル
56:チャックテーブル位置付け手段
8:研削状態変更手段
80:研削状態変更手段
81:支持軸
82:回動レバー
83:作動手段
87:第1の支持スペーサー
871:圧電素子
88:第2の支持スペーサー
9:制御手段
10:光デバイスウエーハ
100:サファイア基板
11:第1のカセット
12:第2のカセット
13:被加工物仮載置手段
14:洗浄手段
15:ウエーハ搬送手段
16:ウエーハ搬入手段
17:ウエーハ搬出手段

Claims (2)

  1. 被加工物を保持する保持面を備えたチャックテーブルと、該チャックテーブルの保持面に保持された被加工物を研削するための研削砥石を備えた研削ホイールおよび該研削ホイールを回転駆動するための駆動源を備えた研削手段と、該研削手段を該チャックテーブルの保持面に対して垂直な方向に研削送りする研削送り手段とを具備する研削装置によって、該チャックテーブルを回転し該研削ホイールを回転しつつ研削送りして該チャックテーブルの保持面に保持された硬質基板を研削する硬質基板の研削方法であって、
    該チャックテーブルの保持面と研削砥石の研削面とを非平行状態で研削砥石の研削面を硬質基板における外周縁に接触せしめて研削を開始する第1の研削工程と、
    該第1の研削工程において研削砥石による研削が進行したら該チャックテーブルの保持面と研削砥石の研削面とを非平行状態から徐々に平行状態に変化させつつ研削送りして研削砥石の研削面を硬質基板に作用せしめて研削する第2の研削工程と、を含む、
    ことを特徴とする硬質基板の研削方法。
  2. 被加工物を保持する保持面を備えたチャックテーブルと、該チャックテーブルの保持面に保持された被加工物を研削するための研削砥石を備えた研削ホイールおよび該研削ホイールを回転駆動するための駆動源を備えた研削手段と、該研削手段を該チャックテーブルの保持面に対して垂直な方向に研削送りする研削送り手段と、を具備する研削装置において、
    該チャックテーブルの保持面と研削砥石の研削面とを平行状態と非平行状態に変化せしめる研削状態変更手段と、該研削状態変更手段を制御する制御手段とを具備し、
    該制御手段は、該チャックテーブルを回転し該研削ホイールを回転しつつ研削送りして該チャックテーブルの保持面に保持された硬質基板を研削する際に、該研削状態変更手段を作動し該チャックテーブルの保持面と研削砥石の研削面とを非平行状態にして研削砥石の研削面を該チャックテーブルの保持面に保持された被加工物における外周縁に接触せしめて研削を開始し、研削が進行したら該チャックテーブルの保持面と研削砥石の研削面とを非平行状態から徐々に平行状態に変化するように該研削状態変更手段を制御しつつ研削送りするように研削送り手段を制御する
    ことを特徴とする研削装置。
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