JP2013126699A - 研削方法 - Google Patents

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隆司 則本
Ken Toyoda
建 豊田
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Abstract

【課題】研削送り手段の研削送り速度を可変とするだけでなく、他の要素も制御することにより、板状ワークに対して所望の研削を施す。
【解決手段】板状ワークWを保持面11b上に保持したチャックテーブル11を回転させるとともに、研削ホイール5を回転させつつチャックテーブル11の保持面11bに対して垂直な方向に研削送りする板状ワークの研削方法であって、研削ホイール5の研削面をチャックテーブル11の保持面11bに保持された板状ワークWに接触させて研削加工を行う際に、研削ホイール5を回転駆動する電力モータ7に供給する電力の負荷電流値に基づいて研削ホイール5の回転数またはチャックテーブル11の回転数を制御することにより、研削効率の改善および板状ワークWの加工面の状態の改善を行う。
【選択図】図1

Description

本発明は、板状ワークを研削する方法に関する。
円形の板状ワークの製造工程においては、板状ワークを所定の厚みに研削するために、研削装置によって板状ワークの上面を研削している。研削装置には、板状ワークを保持し回転可能なチャックテーブルと、板状ワークに研削を施すスピンドルユニットと、スピンドルユニットを鉛直方向に研削送りする研削送り手段とを備え、スピンドルユニットは、回転可能な研削ホイールと、研削ホイールを回転させる電力モータとを備え、研削送り手段には、研削送りのための動力を与えるモータを備え、モータには、研削送り動作を制御する制御手段が接続されている。
このような研削装置においては、装置の故障やオペレータの誤操作などに起因してスピンドルユニットの下降動作が制御不能となり、研削ホイールが回転しながら板状ワークに向けて下降し続けてしまうことがある。そして、研削ホイールが板状ワークの上面を過度に押圧してしまい板状ワークを損傷させたり、板状ワークを保持するチャックテーブル自体を破損させたりする場合がある。このような事態を防止するために、研削送り手段を構成するモータに負荷電流値検出手段を接続し、モータの負荷電流値を常時監視して、負荷電流値検出手段が検出した負荷電流値に基づいてスピンドルユニットの研削送り速度を制御していた(例えば、下記の特許文献1及び2を参照)。
特開平06−053195号公報 特開2011−036962号公報
しかしながら、研削対象となる板状ワークの材質が硬質材料であるか軟質材料であるかによって、研削送り速度の制御だけでは研削効率が低くなるという問題があり、そのほかにも、研削後の板状ワークの上面が所望の加工面に仕上がらないという問題や、板状ワーク自体が損傷してしまうという問題がある。
本発明は、上記の事情に鑑みてなされたものであり、研削送り手段の研削送り速度を可変とするだけでなく、他の要素も制御することにより、板状ワークに対して所望の研削を施すことに発明の解決すべき課題を有する。
本発明は、板状ワークを保持面上に保持したチャックテーブルを回転させるとともに、研削ホイールを回転させつつ該チャックテーブルの保持面に対して垂直な方向に板状ワークに向けて研削送りする板状ワークの研削方法であって、該研削ホイールの研削面をチャックテーブルの保持面に保持された板状ワークに接触させて研削加工を行う際に、該研削ホイールを回転駆動する電力モータに供給する電力の負荷電流値に基づいて該研削ホイールの回転数または該チャックテーブルの回転数を制御する。
本発明では、研削ホイールの研削面をチャックテーブルの保持面に保持された板状ワークに接触させて研削加工を行う際に、研削ホイールを回転駆動する電力モータに供給する電力の負荷電流値に基づいて研削ホイールの回転数またはチャックテーブルの回転数を制御するため、板状ワークの研削効率の改善および板状ワークの加工面の状態の改善が可能となる。
板状ワークの研削方法を示す断面図である。
図1に示すスピンドルユニット1及びチャックテーブル11は、本実施形態の研削方法に用いられるスピンドルユニット及びチャックテーブルの一例である。
図1に示すスピンドルユニット1は、鉛直方向の軸心を有するスピンドル2と、スピンドル2の下方に取り付けられスピンドル2の外径よりも大径のスラストプレート3と、スピンドル2の下端にマウンタ4を介して装着された研削ホイール5と、スピンドル2の外周を囲むようにしてスピンドル2を支持するスピンドルハウジング6と、スピンドルハウジング6の内部でかつスピンドル2の上方に配設されスピンドル2を回転させる電力モータ7とを備えている。研削ホイール5の下部には、複数の砥石50が固着されている。そして、スピンドルユニット1は、電力モータ7の駆動により研削ホイール5を例えば矢印A方向に所定の回転速度で回転させることができる。
チャックテーブル11は、板状ワークWを吸引保持する多孔質部材11aを有している。多孔質部材11aの表面は保持面11bとなっており、不図示の吸引源から伝達される吸引力により板状ワークWの下面Wbを保持面11bに吸引保持することができる。チャックテーブル11の下端には、回転軸となる回転基台11cが接続されている。回転基台11cには、チャックテーブル11を回転させるモータ11dが配設されており、チャックテーブル11は、矢印A方向に所定の回転速度で回転することができる。
電力モータ7は、電源8に接続されるとともに、負荷電流値検出手段9に接続されている。負荷電流値検出手段9は、チャックテーブル11及び研削ホイール5の回転数を制御する回転数制御手段10に接続されている。そして、負荷電流値検出手段9は、電源8から電力モータ7に供給される負荷電流を検出して、回転制御手段10に負荷電流値を送ることができる。
回転数制御手段10は、チャックテーブル11を回転させるモータ11d及び電力モータ7に接続されており、負荷電流値検出手段9が検知した負荷電流値に基づき、モータ11dまたは電力モータ7に制御信号を送信して研削ホイール5の回転数またはチャックテーブル11の回転数を制御することができる。
スピンドルハウジング6の側部には、スピンドルユニット1を昇降移動させる研削送り手段12が配設されている。研削送り手段12は、鉛直方向に延び回動可能な雄ネジロッド12aと、雄ネジロッド12aの上端に接続されたモータ12bと、雄ネジロッド12aの下端において雄ネジロッド12aを回動可能に支持する軸受部12cと、スピンドルハウジング6の側部に取り付けられスピンドルユニット1を昇降させる移動基台12dとを備えている。移動基台12dの一方の面には、不図示のナット構造を有し雄ネジロッド12aを貫通させるプレート12eが連結されており、当該ナット構造に雄ネジロッド12aが螺合している。そして、モータ12bが駆動すると、雄ネジロッド12aが回動するとともに移動基台12dを上下方向に移動させ、スピンドルユニット1も矢印B1及びB2方向に移動させることができる。
以下においては、図1に示すスピンドルユニット1及びチャックテーブル11を用いた板状ワークWの研削方法について説明する。なお、板状ワークWは、例えば、サファイアやセラミックスなど硬質材料の板状ワークや樹脂系など軟質材料の板状ワークのいずれでもよい。
チャックテーブル11の保持面11bに板状ワークWが保持された後、チャックテーブル11を矢印A方向に回転させるとともに、チャックテーブル11をスピンドルユニット1の下方に位置づける。
チャックテーブル11をスピンドルユニット1の下方に位置づけた後、電源8から供給される電力により電力モータ7を駆動し、スピンドル2を回転させるとともに研削ホイール5を矢印A方向に回転させる。
この回転とともに、研削送り手段12を作動させる。研削送り手段12は、モータ12bの駆動により雄ネジロッド12aを回動させる。雄ネジロッド12aの回動により移動基台12cとともにスピンドルユニット1を矢印B2方向に研削送りする。そして、回転中の研削ホイール5の砥石50を板状ワークWの上面Waに接触させて研削する。
板状ワークWを研削中、負荷電流値検出手段9は、電力モータ7の負荷電流値を常に検出して回転数制御手段10に送る。なお、回転数制御手段10において、予め研削ホイール5またはチャックテーブル11の回転数を下げるべきとの判断の基準となる負荷電流のしきい値と、研削ホイール5またはチャックテーブル11の回転数を上げるタイミングとなる負荷電流のしきい値とを設定しておく。
例えば、板状ワークWが硬質材料である場合は、砥石50が板状ワークWの上面Waに接触したときに砥石50にかかる研削抵抗が大きくなり、電力モータ7の負荷電流値が急上昇する。そのため、回転数制御手段10は、負荷電流値検出手段9から送られてくる負荷電流値が研削ホイール5またはチャックテーブル11の回転数を下げるべきとの判断の基準となるしきい値に達した時点で、研削ホイール5の電力モータ7またはチャックテーブル11のモータ11dに回転数を下げる制御信号を送る。このようにして、研削ホイール5またはチャックテーブル11の回転数を下げつつ、砥石50により板状ワークWを研削することが可能となるため、スピンドルユニット1は、板状ワークの上面Waを所望の加工面に仕上げることができる。
一方で、板状ワークWが軟質材料である場合は、砥石50にかかる研削抵抗が小さく、電力モータ7の負荷電流値は急上昇することはない。そのため、回転数制御手段10は、負荷電流値検出手段9から送られてくる負荷電流値が研削ホイール5またはチャックテーブル11の回転数を上げるべきとの判断の基準となるしきい値に達した時点で研削ホイール5の電力モータ7またはチャックテーブル11のモータ11dに回転数を上げる制御信号を送る。このようにして、研削ホイール5またはチャックテーブル11の回転数を上げつつ、砥石50により板状ワークWを研削することが可能となるため、スピンドルユニット1は、板状ワークWの研削効率を改善することが可能となり、板状ワークWの上面Waを所望の加工面に仕上げることができる。
以上のようにして、研削ホイール5またはチャックテーブル11の回転数を制御しながら板状ワークWの上面Waが所望の加工面に仕上がるまで研削を施す。そして、板状ワークWの上面Waが所望の厚みに研削された時点で、研削送り手段12によりスピンドルユニット1を矢印B1方向に上昇させて板状ワークWの研削を終了する。
1:スピンドルユニット
2:スピンドル
3:スラストプレート
4:マウンタ
5:研削ホイール 50:砥石
6:スピンドルハウジング
7:電力モータ
8:電源
9:負荷電流値検出手段
10:回転数制御手段
11:チャックテーブル 11a:多孔質部材 11b:保持面 11c:回転基台 11d:モータ
12:研削送り手段 12a:ネジロッド 12b:モータ 12c:軸受部 12d:移動基台 12e:プレート
W:板状ワーク Wa:上面 Wb:下面

Claims (1)

  1. 板状ワークを保持面上に保持したチャックテーブルを回転させるとともに、研削ホイールを回転させつつ該チャックテーブルの保持面に対して垂直な方向に板状ワークに向けて研削送りする板状ワークの研削方法であって、
    該研削ホイールの研削面を該チャックテーブルの保持面に保持された板状ワークに接触させて研削加工を行う際に、該研削ホイールを回転駆動する電力モータに供給する電力の負荷電流値に基づいて該研削ホイールの回転数または該チャックテーブルの回転数を制御することを特徴とする板状ワークの研削方法。
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