JP5513082B2 - 空気入りタイヤ - Google Patents

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Description

本発明は、空気入りタイヤに関し、特には、小型トラック用タイヤに適した空気入りタイヤに関するものである。
近年、空気入りタイヤとしては、環境への配慮および経済性の観点から低燃費なタイヤが求められている。そして、そのような低燃費タイヤを得るための一手段としては、例えばヒステリシスロスが小さいゴムをトレッド部に用いてタイヤの転がり抵抗を低減すること等が挙げられる。
しかし、一般にタイヤの転がり抵抗は、WET性能や耐摩耗性能等の他の性能とトレードオフの関係にあるため、ヒステリシスロスが小さいゴムをトレッド部に用いてタイヤの転がり抵抗を低減すると、WET性能等が悪化してしまう恐れがあった。
そこで、転がり抵抗の低減と良好なWET性能とを両立することができる空気入りタイヤとして、タイヤ幅方向に対して一方向に傾斜した複数の横断溝によってタイヤ周方向に分割された、複数のブロックの列からなる陸部を有し、該ブロックの略中央部に、長手方向両端がブロック内に止まり、且つ、タイヤ幅方向に対して横断溝とは反対方向に傾斜しているか或いはタイヤ幅方向と平行なクローズドサイプを配設した空気入りタイヤが開発されている(例えば、特許文献1参照)。
しかし、上述したような、陸部を構成するブロックの略中央部にクローズドサイプを所定方向で配設した従来の空気入りタイヤでは、ヒステリシスロスが小さいゴム、例えば損失正接(tanδ)が0.2以下のゴムをトレッド部に用いてタイヤの転がり抵抗を低減させた場合に、WET路面における操縦安定性が低下してしまい、WET性能が大幅に低下してしまう。そのため、従来の空気入りタイヤでは、転がり抵抗の低減と良好なWET性能とを十分に両立することができなかった。
特開2000−177333号公報
そのため、転がり抵抗の低減と良好なWET性能とを十分に両立することができる空気入りタイヤを開発することが求められていた。
この発明は、上記課題を有利に解決することを目的とするものであり、本発明の空気入りタイヤは、トレッド部に、タイヤ周方向に延びる一対の周方向溝を、タイヤ赤道を挟んで形成して、タイヤ赤道上に位置する中央陸部列と、トレッド端側にそれぞれ位置する側方陸部列とを区画形成した空気入りタイヤであって、前記中央陸部列および前記側方陸部列の各陸部列内の少なくとも2本のタイヤ周線上に、交互に千鳥配置した複数の周方向短サイプを形成してなり、前記周方向短サイプは、タイヤ周方向に延びて長手方向両端が陸部内に止まり、前記中央陸部列に形成した周方向短サイプの長さが、前記側方陸部列に形成した周方向短サイプの長さよりも長いことを特徴とする。このように、各陸部列内の少なくとも2本のタイヤ周線上に、交互に千鳥配置した周方向短サイプを形成すれば、ヒステリシスロスが小さいゴム、例えば損失正接(tanδ)が0.2以下のゴムをトレッド部に用いた場合であっても、WET路面における操縦安定性の低下を抑制して、良好なWET性能を得ることができる。従って、転がり抵抗の低減と良好なWET性能とを十分に両立することができる。また、中央陸部列に形成した周方向短サイプの長さを、側方陸部列に形成した周方向短サイプの長さよりも長くすれば、側方陸部列の剛性よりも中央陸部列の剛性が低くなり、中央陸部列と側方陸部列の接地圧が均一化されるので、WET路面における操縦安定性の低下を更に抑制することができる。
ここで、本発明において、「各陸部列内の少なくとも2本のタイヤ周線上に、交互に千鳥配置した複数の周方向短サイプを形成する」とは、図3に示すような、陸部列60のタイヤ幅方向両端から、陸部列60のタイヤ幅方向内側に向かう方向へ陸部列幅Wの1/3の距離に位置する2本の仮想線61を中心として、タイヤ幅方向に陸部列幅Wの1/10(0.1W)までの範囲A、即ち、陸部列60のタイヤ幅方向両端から、陸部列60のタイヤ幅方向内側に向かう方向に陸部列幅Wの7/30〜13/30の間の範囲A内に位置する任意のタイヤ周線(タイヤ周方向線)上に、タイヤ周方向に互い違いに周方向短サイプを形成することを指すなお、本発明において、陸部列は、図3に示すようにリブ状をしていてよいし、タイヤ周方向に区分された複数のブロックから構成されていても良い。
また、本発明の空気入りタイヤは、前記中央陸部列に形成した周方向短サイプの長さの和が、前記側方陸部列に形成した周方向短サイプの長さの和よりも大きいことが好ましい。このようにすれば、側方陸部列の剛性よりも中央陸部列の剛性が低くなり、中央陸部列と側方陸部列の接地圧が均一化されるので、WET路面における操縦安定性の低下をより一層抑制することができるからである。
更に、本発明の空気入りタイヤは、前記中央陸部列に形成した周方向短サイプの深さが、前記側方陸部列に形成した周方向短サイプの深さよりも深いことが好ましい。このようにすれば、側方陸部列の剛性よりも中央陸部列の剛性が低くなり、中央陸部列と側方陸部列の接地圧が均一化されるので、WET路面における操縦安定性の低下を更に抑制することができるからである。
また、本発明の空気入りタイヤは、同一陸部列内に形成した全ての周方向短サイプを同一のタイヤ周線上に投影したとき、周方向短サイプ同士が互いにオーバーラップしないことが好ましい。このようにすれば、陸部列の剛性の低下を抑制して、DRY路面における操縦安定性の低下を抑制することができるからである。
そして、本発明の空気入りタイヤは、前記中央陸部列に形成した周方向短サイプ間のタイヤ周方向間隔が、前記側方陸部列に形成した周方向短サイプ間のタイヤ周方向間隔よりも狭いことが好ましい。
本発明の空気入りタイヤによれば、転がり抵抗の低減と良好なWET性能とを十分に両立することができる。
本発明に従う空気入りタイヤの一例のトレッド部の一部の展開図である。 本発明に従う空気入りタイヤの他の例のトレッド部の一部の展開図である。 陸部列に形成する周方向短サイプの配置位置を説明する説明図である。
以下、図面を参照しつつ本発明の実施の形態を説明する。この発明の空気入りタイヤの一例は、図1に示すように、トレッド部1に、タイヤ周方向に延びる4本の周方向溝2a,2b,3a,3bを形成して、タイヤ赤道Eを挟んで形成された一対の周方向溝2a,2b間に中央陸部列4を形成し、中央陸部列4よりトレッド端側の、周方向溝2a,3a間および2b,3b間に側方陸部列5a,5bを形成したものである。
ここで、図1に示すトレッド部1を有する空気入りタイヤでは、タイヤの転がり抵抗を低減するという観点から、トレッド部1の、少なくとも表面側(接地面側)に位置するゴム(トレッドゴム)の損失正接(tanδ)は、0.2以下であることが好ましい。
また、中央陸部列4は、幅W1のリブ状で、中央陸部列4内には、タイヤ周方向に延びて長手方向両端が陸部内に止まる複数の周方向短サイプ41が千鳥状に配設されている。より具体的には、中央陸部列4内には、長さがL1で、深さがD1の周方向短サイプ41が、中央陸部列4のタイヤ幅方向両端から、中央陸部列4のタイヤ幅方向内側に向かう方向へ中央陸部列幅W1の7/30〜13/30の範囲内に位置する2本のタイヤ周線上に、タイヤ周方向に互い違いに形成されている。
ここで、周方向短サイプ41は、中央陸部列4内で、タイヤ周方向に互い違いに形成された周方向短サイプ41同士がタイヤ周方向にオーバーラップして形成されており、そのオーバーラップ量はO1である。なお、周方向短サイプ41がタイヤ周方向にオーバーラップしているとは、中央陸部列4内に形成した全ての周方向短サイプ41を同一のタイヤ周線上に投影したとき、周方向短サイプ41同士が互いにオーバーラップすることを指す。
側方陸部列5a,5bは、横溝53a,53bによりタイヤ周方向に区分された幅W2の複数のブロック(陸部)52a,52bからなり、側方陸部列5a,5bのブロック52a,52b内には、タイヤ周方向に延びて長手方向両端がブロック52a,52b内に止まる複数の周方向短サイプ51が千鳥状に配設されている。より具体的には、側方陸部列5a,5bのブロック52a,52b内には、長さがL2で、深さがD2の周方向短サイプ51が、側方陸部列5a,5bのタイヤ幅方向両端から、側方陸部列5a,5bのタイヤ幅方向内側に向かう方向へ側方陸部列幅W2の7/30〜13/30の範囲内に位置する2本のタイヤ周線上に、タイヤ周方向に互い違いに形成されている。
ここで、周方向短サイプ51は、側方陸部列5a,5b内で、タイヤ周方向に互い違いに配設された周方向短サイプ51同士がタイヤ周方向にオーバーラップして形成されており、そのオーバーラップ量はO2である。なお、周方向短サイプ51がタイヤ周方向にオーバーラップしているとは、側方陸部列5a,5b内に形成した全ての周方向短サイプ51を同一のタイヤ周線上に投影したとき、周方向短サイプ51同士が互いにオーバーラップすることを指す。
なお、中央陸部列4に形成された周方向短サイプ41の長さL1は、側方陸部列5a,5bに形成された周方向短サイプ51の長さL2よりも長いことが好ましい。L1>L2とすれば、側方陸部列5a,5bの剛性よりも中央陸部列4の剛性が低くなり、中央陸部列4と側方陸部列5a,5bの接地圧が均一化されてトレッド部1全体の接地圧が均一化されるので、WET路面における操縦安定性の低下を抑制することができるからである。
また、中央陸部列4に形成された周方向短サイプ41の長さL1の和は、側方陸部列5a,5bに形成された周方向短サイプ51の長さL2の和よりも長いことが好ましい。中央陸部列4に形成された周方向短サイプ41の個数にL1を乗じた値を、側方陸部列5aに形成された周方向短サイプ51の個数にL2を乗じた値および側方陸部列5bに形成された周方向短サイプ51の個数にL2を乗じた値よりも大きくすれば、側方陸部列5a,5bの剛性よりも中央陸部列4の剛性が低くなり、中央陸部列4と側方陸部列5a,5bの接地圧が均一化されてトレッド部1全体の接地圧が均一化されるので、WET路面における操縦安定性の低下を更に抑制することができるからである。
更に、中央陸部列4に形成された周方向短サイプ41の深さD1は、側方陸部列5a,5bに形成された周方向短サイプ51の深さD2よりも深いことが好ましい。D1>D2とすれば、側方陸部列5a,5bの剛性よりも中央陸部列4の剛性が低くなり、中央陸部列4と側方陸部列5a,5bの接地圧が均一化されてトレッド部1全体の接地圧が均一化されるので、WET路面における操縦安定性の低下を更に抑制することができるからである。
そして、図1に示すトレッド部1を有する空気入りタイヤでは、トレッド部1の接地面側に位置するゴム(トレッドゴム)の損失正接(tanδ)を0.2以下とすれば、タイヤの転がり抵抗を十分に低減できる。また、中央陸部列4および側方陸部列5a,5bに周方向短サイプ41,51が千鳥状に配置されているので、WET路面における操縦安定性の低下を抑制して、良好なWET性能を得ることができる。従って、良好なWET性能と転がり抵抗の低減とを十分に両立することができる。
次に、図2に、本発明に従う空気入りタイヤの他の例のトレッド部の一部の展開図を示す。この空気入りタイヤのトレッド部1’は、中央陸部列4内で、タイヤ周方向に互い違いに形成された周方向短サイプ41同士がタイヤ周方向にオーバーラップしていない点、および、側方陸部列5a,5b内で、タイヤ周方向に互い違いに配設された周方向短サイプ51同士がタイヤ周方向にオーバーラップしていない点を除き、他の点では先の一例と同様に構成されている。なお、中央陸部列4内に形成した周方向短サイプ41を同一のタイヤ周線上に投影したときに互いに隣接する周方向短サイプ41間のタイヤ周方向間隔はP1であり、側方陸部列5a,5bのブロック52a,52b内に形成した周方向短サイプ51を同一のタイヤ周線上に投影したときに互いに隣接する周方向短サイプ51間のタイヤ周方向間隔はP2である。
そして、図2に示すトレッド部1’を有する空気入りタイヤでは、良好なWET性能と転がり抵抗の低減とを十分に両立することができると共に、各陸部列の剛性の低下を抑制して、DRY路面における操縦安定性の低下を抑制することができる。
なお、本発明の空気入りタイヤのトレッド部の形状は、上記態様に限定されることなく、適宜変更を加えることができる。
以下、実施例により本発明を更に詳細に説明するが、本発明は下記の実施例に何ら限定されるものではない。
参考例1、実施例2〜4)
表1に示す諸元で、図2に示すような構成のトレッド部を有する、サイズが195/75R16Cのタイヤを試作し、下記の方法で性能評価を行った。結果を表1に示す。
(実施例5)
表1に示す諸元で、中央陸部列に形成された周方向短サイプがタイヤ周方向にオーバーラップしている点以外は図2に示すのと同様の構成のトレッド部を有する、サイズが195/75R16Cのタイヤを試作し、参考例1、実施例2〜4と同様の方法で性能評価を行った。結果を表1に示す。
(従来例1)
トレッド部に周方向短サイプを形成していない以外は、参考例1と同様の構成のトレッド部を有する、サイズが195/75R16Cのタイヤを試作し、参考例1、実施例2〜4と同様の方法で性能評価を行った。結果を表1に示す。
(転がり抵抗)
トルク式転がり抵抗試験法により転がり抵抗を評価した。具体的には、参考例1、実施例2〜5および従来例1で作製したタイヤを、それぞれリムサイズ16×5.5Jのリムに装着し、ドラム試験機上に取り付けた。そして、タイヤおよびドラムを駆動するのに必要なトルクをトルク計で測定し、従来例1を100として指数評価した。数値が大きいほど、従来例1のタイヤと比較して転がり抵抗が低減されていることを示す。
(DRY操縦安定性)
参考例1、実施例2〜5および従来例1で作製したタイヤを、それぞれリムサイズ16×5.5Jのリムに装着し、内圧を600kPaとして、車両(イスズエルフ)に装着した。そして、乾燥路面において走行した際の操縦安定性を、従来例1のタイヤを用いた場合を基準として、テストドライバーが評価した。表1中、「0」は従来例1と同等のDRY操縦安定性だった場合、「−1〜−2」は従来例1よりDRY操縦安定性が若干低下した場合、「−3〜−4」は従来例1よりDRY操縦安定性がやや低下した場合、「−5〜−9」は従来例1よりDRY操縦安定性が低下した場合を示す。
(WET操縦安定性)
参考例1、実施例2〜5および従来例1で作製したタイヤを、それぞれリムサイズ16×5.5Jのリムに装着し、内圧を600kPaとして、車両(イスズエルフ)に装着した。そして、WET路面において走行した際の操縦安定性を、従来例1のタイヤを用いた場合を基準として、テストドライバーが評価した。表1中、「0」は従来例1と同等のWET操縦安定性だった場合、「−1〜−2」は従来例1よりWET操縦安定性が若干低下した場合、「−3〜−4」は従来例1よりWET操縦安定性がやや低下した場合、「−5〜−9」は従来例1よりWET操縦安定性が低下した場合を示す。
Figure 0005513082
表1の従来例1および参考例1、実施例2〜5より、本発明の空気入りタイヤによれば、転がり抵抗の低減と良好なWET性能とを十分に両立し得ることが分かる。また、参考例1および実施例2〜4より、L1>L2とすれば、WET性能の低下を抑制することができることが分かる。更に、参考例1,実施例2,4および実施例3より、D1>D2とすれば、WET性能の低下を抑制することができることが分かる。また、参考例1および実施例2〜4より、P1<P2とすれば、WET性能の低下を抑制することができることが分かる。更に、参考例1、実施例2〜4および実施例5より、周方向短サイプをオーバーラップさせなければ、DRY操縦安定性の低下を抑制することができることが分かる。
本発明によれば、転がり抵抗の低減と良好なWET性能とを十分に両立し得る空気入りタイヤを提供することができる。
1 トレッド部
1’ トレッド部
2a 周方向溝
2b 周方向溝
3a 周方向溝
3b 周方向溝
4 中央陸部列
5a 側方陸部列
5b 側方陸部列
41 周方向短サイプ
51 周方向短サイプ
52a ブロック
52b ブロック
53a 横溝
53b 横溝
60 陸部列
61 仮想線
E タイヤ赤道

Claims (5)

  1. トレッド部に、タイヤ周方向に延びる一対の周方向溝を、タイヤ赤道を挟んで形成して、タイヤ赤道上に位置する中央陸部列と、トレッド端側にそれぞれ位置する側方陸部列とを区画形成した空気入りタイヤであって、
    前記中央陸部列および前記側方陸部列の各陸部列内の少なくとも2本のタイヤ周線上に、交互に千鳥配置した複数の周方向短サイプを形成してなり、
    前記周方向短サイプは、タイヤ周方向に延びて長手方向両端が陸部内に止まり、
    前記中央陸部列に形成した周方向短サイプの長さが、前記側方陸部列に形成した周方向短サイプの長さよりも長いことを特徴とする、空気入りタイヤ。
  2. 前記中央陸部列に形成した周方向短サイプの長さの和が、前記側方陸部列に形成した周方向短サイプの長さの和よりも大きいことを特徴とする、請求項に記載の空気入りタイヤ。
  3. 前記中央陸部列に形成した周方向短サイプの深さが、前記側方陸部列に形成した周方向短サイプの深さよりも深いことを特徴とする、請求項1または2に記載の空気入りタイヤ。
  4. 同一陸部列内に形成した全ての周方向短サイプを同一のタイヤ周線上に投影したとき、周方向短サイプ同士が互いにオーバーラップしないことを特徴とする、請求項1〜の何れかに記載の空気入りタイヤ。
  5. 前記中央陸部列に形成した周方向短サイプ間のタイヤ周方向間隔が、前記側方陸部列に形成した周方向短サイプ間のタイヤ周方向間隔よりも狭いことを特徴とする、請求項に記載の空気入りタイヤ。
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