JP5512105B2 - 可搬型放射線検出器 - Google Patents

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Description

本発明は、持ち運びが可能な可搬型放射線検出器に関する。
可搬型放射線検出器としては、ワイヤレスの電子カセッテが知られている。(特許文献1)。
ここでいうワイヤレスとは、ケーブルを使用しないで通信、充電可能という意味であり、無線通信はもちろんのこと、放射線検出器をクレードルに装着してそれぞれのコネクタを接続することにより通信、充電することを含む。
また、特許文献2及び特許文献3では、無線通信と有線通信を切換える機能を備えた電子カセッテが開示され、充電量や通信状況により無線と有線とを切り替えて取り扱い性を向上することが記載されている。
米国特許第5514873号明細書 特開2005−6979号公報 特開2007−44068号公報
ところで、ケーブルにより給電する電子カセッテをワイヤレスの電子カセッテと同じ操作性(例えば、電子カセッテをクレードルに装着するだけで充電する)にする課題の提示は、特許文献1〜3にはなく、給電用のケーブルを有する電子カセッテにおいては、ケーブルは充電装置に接続して用いるのみであった。
本発明は、上記事実を考慮し、ケーブルを有する可搬型放射線検出器において、取り扱いをしやすくすることを目的とする。
本発明の請求項1に係る可搬型放射線検出器は、筐体と、前記筐体に収容され、検出された放射線画像の画像データを無線通信する無線通信部と、前記筐体に収容された蓄電部と、一端部が前記筐体に接続され、前記蓄電部への充電を可能にするケーブルと、前記ケーブルの他端部に設けられ、外部装置に接続可能なコネクタと、前記筐体に設けられ、前記コネクタを前記筐体に取り外し可能に保持するコネクタ保持機構と、を備えている。
この構成によれば、検出された放射線画像の画像データを、無線通信部により無線通信する。また、コネクタ保持機構によって筐体に保持されたコネクタを筐体から取り外して、外部装置に接続できる。
これにより、ケーブルを通じて、外部装置から蓄電部へ充電することが可能となる。
一方、可搬型放射線検出器を取り扱う際には(例えば、可搬型放射線検出器を持ち運ぶ際や可搬型放射線検出器を撮影台に装着する際には)、コネクタを筐体に保持できるので、コネクタ及びケーブルが邪魔になりにくく、ワイヤレス(ケーブルの無い)可搬型放射線検出器と同等に取り扱いがしやすくなる。
本発明の請求項2に係る可搬型放射線検出器は、前記ケーブルは、前記画像データを有線通信するためのケーブルでもあり、前記筐体に収容され、検出された放射線画像の画像データを前記第1給電装置及び前記第2給電装置の少なくとも一方と前記ケーブルで有線通信する有線通信部と、前記筐体に収容され、前記有線通信部と前記無線通信部と切替える切替手段と、を備えている。
この構成によれば、コネクタ保持機構によって筐体に保持されたコネクタを筐体から取り外して、第1給電装置及び第2給電装置の少なくとも一方に接続する。
これにより、無線通信の通信状態が悪くなった場合でも、有線通信により、通信が可能となる。
本発明の請求項3に係る可搬型放射線検出器は、前記ケーブルを前記筐体の内部で巻き取る巻取機構を備えている。
この構成によれば、ケーブルを筐体の内部に巻き取れるので、ケーブルが邪魔にならず、可搬型放射線検出器の取り扱いがしやすくなる。
本発明は、上記構成としたので、ケーブルを有する可搬型放射線検出器において、取り扱いをしやすくなる。
以下に、本発明に係る実施形態の一例を図面に基づき説明する。
(本実施形態に係る電子カセッテの構成)
まず、可搬型放射線検出器の一例としての電子カセッテの構成を説明する。図1は、放射線画像撮影時における電子カセッテの配置を示す概略図である。図2は、電子カセッテの内部構造を示す概略斜視図である。図3は、電子カセッテ12の概略構成を模式的に示すブロック図である。
本実施形態に係る電子カセッテ12は、可搬性を有し、被写体を透過した放射線源からの放射線を検出し、その検出した放射線により表わされる放射線画像の画像情報を生成し、その生成した画像情報を記憶可能な放射線撮影装置であり、具体的には以下に示すように構成されている。なお、電子カセッテ12は、生成した画像情報を記憶しない構成であっても良い。
図1に示すように、電子カセッテ12は、放射線画像の撮影時において、放射線を発生させる放射線源としての放射線発生部14と間隔を空けて配置される。このときの放射線発生部14と電子カセッテ12との間は、被写体としての被験者16が位置するための撮影位置とされており、放射線画像の撮影が指示されると、放射線発生部14は予め与えられた撮影条件等に応じた放射線量の放射線を射出する。放射線発生部14から射出された放射線は、撮影位置に位置している被験者16を透過することで画像情報を担持した後に電子カセッテ12に照射される。
図2に示すように、電子カセッテ12は、放射線Xを透過させる材料から成り、所定の厚みを有する平板状の筐体20を備えている。筐体20内には、筐体20のうち放射線Xが照射される照射面22側から順に、被験者16を透過することに伴って生ずる放射線Xの散乱線を除去するグリッド24、被験者16を透過した放射線発生部14からの放射線を検出する放射線検出器の一例としての放射線検出パネル26、及び放射線Xのバック散乱線を吸収する鉛板28が収容されている。
電子カセッテ12の放射線検出パネル26は、図3に示すTFTアクティブマトリクス基板32上に、放射線を吸収して電荷に変換する光電変換層が積層されて構成されている。光電変換層は例えばセレンを主成分(例えば含有率50%以上)とする非晶質のa−Se(アモルファスセレン)から成り、放射線が照射されると、照射された放射線量に応じた電荷量の電荷(電子−正孔の対)を内部で発生することで、照射された放射線を電荷へ変換する。
なお、放射線検出パネル26は、アモルファスセレンのような放射線Xを直接的に電荷に変換するX線−電荷変換材料の代わりに、蛍光体材料と光電変換素子(フォトダイオード)を用いて間接的に電荷に変換しても良い。蛍光体材料としては、ガドリニウム硫酸化物(GOS)やヨウ化セシウム(CsI)が良く知られている。この場合、蛍光材料によってX線−光変換を行い、光電変換素子のフォトダイオードによって光−電荷変換を行なう。
また、TFTアクティブマトリクス基板32上には、光電変換層で発生された電荷を蓄積する蓄積容量34と、蓄積容量34に蓄積された電荷を読み出すためのTFT36とを備えた画素部40(図3では個々の画素部40に対応する光電変換層を光電変換部38として模式的に示している)がマトリクス状に多数個配置されており、電子カセッテ12への放射線の照射に伴って光電変換層で発生された電荷は、個々の画素部40の蓄積容量34に蓄積される。これにより、被写体を透過して電子カセッテ12に照射された放射線により表される放射線画像は、電荷による画像情報へ変換されて放射線検出パネル26に保持される。
また、TFTアクティブマトリクス基板32には、一定方向(行方向)に延設され個々の画素部40のTFT36をオンオフさせるための複数本のゲート配線42と、ゲート配線42と直交する方向(列方向)に延設されオンされたTFT36を介して蓄積容量34から蓄積電荷を読み出すための複数本のデータ配線44とが設けられている。個々のゲート配線42はゲート線ドライバ46に接続されており、個々のデータ配線44は信号処理部48に接続されている。
個々の画素部40の蓄積容量34に電荷が蓄積されると、個々の画素部40のTFT36は、ゲート線ドライバ46からゲート配線42を介して供給される信号により行単位で順にオンされ、TFT36がオンされた画素部40の蓄積容量34に蓄積されている電荷は、電荷信号としてデータ配線44を伝送されて信号処理部48に入力される。従って、個々の画素部40の蓄積容量34に蓄積されている電荷は行単位で順に読み出される。
信号処理部48は、個々のデータ配線44毎に設けられた増幅器及びサンプルホールド回路を備えており、個々のデータ配線44を伝送された電荷信号は増幅器で増幅された後にサンプルホールド回路に保持される。また、サンプルホールド回路の出力側には、マルチプレクサと、画像情報を担持した電気信号を変換する電気信号変換部の一例としてのA/D変換器48Aとが、順に接続されている。個々のサンプルホールド回路に保持された電荷信号は、マルチプレクサに順に(シリアルに)入力され、A/D変換器48Aによって、アナログ電気信号がデジタル電気信号に変換される。信号処理部48には画像メモリ50が接続されており、信号処理部48のA/D変換器48Aから出力された画像情報は画像メモリ50に順に記憶される。画像メモリ50は複数フレーム分の画像情報を記憶可能な記憶容量を有しており、放射線画像の撮影が行われる毎に、撮影によって得られた画像情報が画像メモリ50に順次記憶される。
また、電子カセッテ12は、放射線画像の画像データを表示装置との間で無線により送受信するための無線通信部52と、放射線検出パネル26を制御する制御部の一例としての装置全体の動作を制御する制御部58と、を備えている。
無線通信部52は、電波を送受信するためのアンテナを有しており、アンテナを介して画像データの送受信がなされる。
なお、表示装置は、入力手段としてのキーボードやマウス、表示手段としてのディスプレイ、CPU、ROM、RAM等を含むPC(パーソナルコンピュータ)で構成されている。また、電子カセッテ12との間でデータの送受信を行うための通信部を備えている。
制御部58は、電子カセッテ12全体の制御を司るCPU、各種の処理プログラムを記憶した記憶媒体としてのROM、ワークエリアとしてデータを一時格納するRAM、各種情報が記憶された記憶手段としてのメモリを含んだマイクロコンピュータ等で構成されている。
なお、制御部としては、装置全体の動作を制御するものに限られず、装置の構成部の一部の動作を制御するものであっても良い。
また、電子カセッテ12は、放射線検出パネル26を含む構成部の少なくとも一部へ電力を供給する電源部として、電子カセッテ12を動作させるために各種回路・素子の構成部へ電力を供給する電源部54を備えている。
また、電源部54は、電子カセッテ12の可搬性を損なわないように、電源部54によって供給される電力を蓄電する蓄電部としてのバッテリ(充電可能な二次電池)を備えている。
電源部54によって供給される電力を蓄電する蓄電部としては、充電可能な二次電池に限られず、ニッケル水素・リチウムイオン・鉛蓄電池・キャパシタなどを用いても良い。
また、電源部としては、本実施形態のように、装置全体の構成部に電力を供給するものに限られず、装置の一部の構成部に電力を供給するものであっても良い。また、複数の電源部を有する構成であってもよい。
(電子カセッテ12の筐体20の形状及び筐体20に接続されるケーブル)
次に、電子カセッテ12の筐体20の形状及び筐体20に接続されるケーブルについて説明する。
電子カセッテ12の筐体20は、図3に示すように、平面視にて(放射線が照射される側から見て)外縁に4辺(4本の直線)21A、21B、21C、21Dを有する形状、具体的には、四辺形状(四角形状)をしている。より具体的には、電子カセッテ12の筐体20は、長方形状をしている。なお、電子カセッテ12は、角が丸くなった形状をしていても良い。
筐体20には、辺21Aを構成する側面20Aと、辺21Bを構成する側面20Bと、辺21Cを構成する側面20Cと、辺21Dを構成する側面20Dとが形成されている。
また、TFTアクティブマトリクス基板32(検出領域)も電子カセッテ12の形状と同様とされており、平面視にて(放射線が照射される側から見て)外縁に4辺(4本の直線)を有する形状、具体的には、四辺形状(四角形状)をしている。より具体的には、TFTアクティブマトリクス基板32(検出領域)は、長方形状をしている。
また、電子カセッテ12の筐体20には、図3に示すように、ケーブル13が接続されている。
このケーブル13は、一端部が筐体20に接続固定されており、筐体20から取り外しができない構成となっている。なお、ケーブル13は、取り外し可能に筐体20に接続される構成であってもよい。
また、ケーブル13の一端部は、電源部54に電気的に接続されており、電源部54のバッテリへ電力を供給可能とされている。
本実施形態では、さらにケーブル13は、画像データを有線通信するためのケーブルとして用いられ、ケーブル13の一端部は、有線通信部53にも電気的に接続されている。有線通信部53及び無線通信部52には、通信方式を無線及び有線のいずれかに切替えるための切替部55が接続されている。
この切替部55により無線通信が選択されることにより、無線通信部52のアンテナを通じて画像データの送受信が可能となる。また、切替部55により有線通信が選択されることにより、有線通信部53からケーブル13を通じて画像データの送受信が可能となる。
なお、ケーブル13は、電源部54への充電及び有線通信を兼用したものに限られず、図4に示すように、有線通信部53を有せず、ケーブル13が電源部54のみに電気的に接続された構成であってもよい。
また、図5に示すように、ケーブル13が、電源部54には接続されずに有線通信部53のみに電気的に接続された構成であってもよい。
ケーブル13の他端部には、図3に示すように、外部装置の一例としての第1給電装置100(図8参照)及び第2給電装置200(図9参照)に接続可能なコネクタ18が設けられている。
側面20Aと側面20Dとで形成される筐体20の隅部25には、図6及び図7に示すように、コネクタ18を保持する保持機構70が設けられている。保持機構70は、筐体20に形成された溝部72を備えて構成されている。コネクタ18には、溝部72に差し込まれる突起19が形成されている。
この突起19が溝部72に差し込まれることで、コネクタ18が筐体20から取り外し可能にコネクタ18が筐体20に保持される。コネクタ18が筐体20に保持された状態で、コネクタ18を含めた筐体20の形状が長方形とされる。従って、コネクタ18を除く筐体20の形状は、一部が切り欠けられた長方形形状となる。
なお、保持機構70は、上記の構成に限られず、種々の構成とすることが可能である。例えば、スナップフィット等の保部材を用いてコネクタ18を筐体20に取り外し可能に保持する構成であってもよい。
電子カセッテ12は、図8に示すように、コネクタ18が保持された状態における筐体20が第1給電装置100に装着可能とされている。第1給電装置100は、背面部104と底面部106と前面部107とで囲まれた収容部102を備えている。この収容部102に電子カセッテ12の筐体20が収容されて電子カセッテ12の筐体20は第1給電装置100に装着される。
第1給電装置100に装着された筐体20のコネクタ18に対向する対向面には、コネクタ18と電気的に接続されるコネクタ108が設けられている。筐体20は、保持されたコネクタ18が下向きの状態で第1給電装置100に装着されるようになっており、コネクタ108は、具体的には、第1給電装置100の底面部に設けられている。
これにより、図8に示すように、筐体20を第1給電装置100に装着することにより、電子カセッテ12のコネクタ18と第1給電装置100のコネクタ108が接続され、電子カセッテ12の電源部54への充電が可能となる。
また、コネクタ18は、図9に示すように、筐体20から取り外された状態で、第2給電装置200に接続可能とされる。
第2給電装置200は、可搬性を有するポータブル型の給電装置であり、コネクタ18が接続されるコネクタ208を有している。コネクタ18が第2給電装置200のコネクタ208に接続されることにより、電源部54への充電が可能となる。
このように、本実施形態における放射線撮影システムでは、電子カセッテ12と、電子カセッテ12へ充電可能な第1給電装置100及び第2給電装置200とを備えて構成されている。
また、筐体20には、図3及び10に示すように、筐体20の外周に沿ってケーブル13を保持する保持機構60が設けられている。この保持機構60は、図10に示すように、側面20Aに形成された溝部70と、筐体20の側面20Aに設けられた保持部材62とを備えて構成されている。
溝部70は、図10に示すように、ケーブル13の外周一部に沿って形成されている。ケーブル13は断面円形状をしており、溝部70は、円弧状に形成されている。溝部70には、ケーブル13の一部が収容され、ケーブル13は側面20Aに沿って配置される。ケーブル13は、溝部70に収容された状態では、外周一部が筐体20の外周面の外側にはみ出している。
保持部材62は、ケーブル13を保持するためのものであり、ケーブル13の外周一部に沿ってU字状(円弧状)に形成されている。保持部材62の一端部は、筐体20に設けられた軸部64によって回動可能に支持されている。
保持部材62の他端部には、係合部66が形成されている。筐体20には、係合部66が係合される係合凹部68が形成されている。
保持部材62は、係合部66が係合凹部68に差し込まれて係止される係止位置(図10(A)参照)と、その係止状態が解除される解除位置(図10(B)参照)との間を回動するようになっている。
保持部材62は、係止位置において溝部70に収容されたケーブル13を保持し、解除位置では、ケーブル13は、筐体20から引き伸ばすことが可能となる。
(本実施形態に係る電子カセッテ12の作用)
次に、本実施形態に係る電子カセッテ12の作用を説明する。
本実施形態に係る電子カセッテ12では、ケーブル13は、保持機構60により保持され、コネクタ18は保持機構70に保持される。このように、ケーブル13及びコネクタ18が保持された状態で、電子カセッテ12を第1給電装置100に装着して、充電が行われる。
また、ケーブル13及びコネクタ18が保持された状態で、電子カセッテ12を持ち運んだり、電子カセッテ12を撮影台に装着したりするなどして、電子カセッテ12を取り扱うことができる。さらに、無線通信部52により表示装置(図示省略)との間で画像データの送受信がなされる。
このように、ケーブル13及びコネクタ18が保持された状態で、電子カセッテ12を取り扱えるので、コネクタ及びケーブルが邪魔になりにくく、ワイヤレス(ケーブルの無い)電子カセッテと同等に取り扱いがしやすくなる。
また、本実施形態に係る電子カセッテ12では、放射線画像の撮影中などにおいて、充電が必要になった場合に、コネクタ18を筐体20から取り外して、第2給電装置200に接続して充電できる。
このように、直ちに充電が必要な場合や、電子カセッテ12を第1給電装置100まで持ち運んで第1給電装置100に装着して充電するのが煩雑である場合に、電子カセッテ12を第1給電装置100に装着することなく、第2給電装置200を用いて充電ができる。
また、無線通信の感度が悪く、通信状態が悪い場合においても、コネクタ18を第2給電装置200に接続することにより、有線による通信が可能となる。
以上のように、本実施形態に係る電子カセッテ12では、コネクタ18及びケーブル13が保持された状態では、ワイヤレス(ケーブルの無い)電子カセッテと同等に取り扱うことができ、必要な場合にコネクタ18を筐体20から取り外してケーブル13を伸ばして、充電や有線通信が行える。
なお、上記の構成では、ケーブル13は筐体20の外周に保持させる構成であったが、図11〜図14に示すように、ケーブル13を筐体20の内部で巻き取る巻取機構80を備えた構成であってもよい。
巻取機構80は、ケーブル13を巻き取る巻取部材82を備えている。巻取部材82は、円盤状に形成されており、支軸84に回転可能に支持されている。
巻取部材82は、図12に示すように、回転軸方向中央部に配置されケーブル13が巻き付けられる巻取部82Aと、回転軸方向両端部に配置されたフランジ部82Bと、を備えて構成されている。巻取部材82は、ケーブル13が巻き取られる巻取方向に渦巻きばね等の付勢部材(図示省略)により付勢されている。巻取部材82には、巻取部材82の回転を止めて巻取部材82から巻き出されたケーブル13を任意の巻き出し位置で固定するストッパー(図示省略)が設けられている。
また、筐体20には、コネクタ18に当接してコネクタ18を取り外し可能に筐体20に保持する保持部86が形成されている。コネクタ18が筐体20に保持された状態で、コネクタ18の接続部が、筐体20に形成された開口88を通じて、筐体20の外側に露出している。これにより、図13に示すように、筐体20を第1給電装置100に装着することにより、電子カセッテ12のコネクタ18と第1給電装置100のコネクタ108が接続され、電子カセッテ12の電源部54への充電が可能となる。
また、コネクタ18は、ケーブル13を巻き出すことにより筐体20から取り外され、コネクタ18は、図14に示すように、筐体20から取り外された状態で、第2給電装置200に接続可能とされる。
本発明は、上記の実施形態に限るものではなく、種々の変形、変更、改良が可能である。
図1は、放射線画像撮影時における電子カセッテの配置を示す概略図である。 図2は、電子カセッテの内部構造を示す概略斜視図である。 図3は、電子カセッテの概略構成を模式的に示すブロック図である。 図4は、有線通信部を有さない変形例に係る電子カセッテの構成を模式的に示すブロック図である。 図5は、ケーブルを有線通信部のみに接続した変形例に係る電子カセッテの構成を模式的に示すブロック図である。 図6は、コネクタを筐体に保持した構成を示す概略斜視図である。 図7は、コネクタを筐体に保持する保持機構を拡大して示す拡大図である。 図8は、コネクタを第1給電装置に接続した状態を示す概略斜視図である。 図9は、コネクタを第2給電装置に接続した状態を示す概略斜視図である。 図10は、ケーブルを筐体に保持する保持機構を示す概略斜視図である。 図11は、ケーブルを筐体の内部で巻き取る巻取機構を備えた電子カセッテの構成を示す概略斜視図である。 図12は、巻取機構の構成を示す部分断面図である。 図13は、巻取機構を備えた電子カセッテの構成において、コネクタを第1給電装置に接続した状態を示す概略斜視図である。 図14は、巻取機構を備えた電子カセッテの構成において、コネクタを第2給電装置に接続した状態を示す概略斜視図である。
符号の説明
12 電子カセッテ(可搬型放射線検出器)
13 ケーブル
18 コネクタ
20 筐体
52 無線通信部
53 有線通信部
55 切替部
60 保持機構
70 保持機構
100 第1給電装置(外部装置)
200 第2給電装置(外部装置)

Claims (3)

  1. 筐体と、
    前記筐体に収容され、検出された放射線画像の画像データを無線通信する無線通信部と、
    前記筐体に収容された蓄電部と、
    一端部が前記筐体に接続され、前記蓄電部への充電を可能にするケーブルと、
    前記ケーブルの他端部に設けられ、外部装置に接続可能なコネクタと、
    前記筐体に設けられ、前記コネクタを前記筐体に取り外し可能に保持するコネクタ保持機構と、
    を備え、
    前記コネクタは、前記筐体から取り外された状態で前記外部装置としての第2給電装置に接続可能とされ、
    さらに、前記コネクタが前記コネクタ保持機構で保持されることで、前記コネクタは前記筐体に収容され、この収容状態で前記筐体が前記外部装置としての第1給電装置に装着されることにより、前記コネクタは前記第1給電装置に接続される可搬型放射線検出器。
  2. 前記ケーブルは、前記画像データを有線通信するためのケーブルでもあり、
    前記筐体に収容され、検出された放射線画像の画像データを前記第1給電装置及び前記第2給電装置の少なくとも一方と前記ケーブルで有線通信する有線通信部と、
    前記筐体に収容され、前記有線通信部と前記無線通信部と切替える切替手段と、
    を備えた請求項1に記載の可搬型放射線検出器。
  3. 前記ケーブルを前記筐体の内部で巻き取る巻取機構を備えた請求項1又は2に記載の可搬型放射線検出器。
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