JP4307476B2 - 記憶装置 - Google Patents
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Description
また、衝撃緩衝材からなるケースを用い、このケースにハードディスクドライブを挿入して携帯性を高めるようにしたものも知られている。
また、小型化された記憶装置では、携帯時に落下する可能性が高まるため、耐衝撃性のさらなる向上が望まれている。
一方、使用時には、プラグ部を挿入部から引き抜くことで、筐体に対する接続ケーブルの巻付保持を解くことができ、また、これと同時に、プラグ部は、機器に対する接続が可能な状態にされる。したがって、巻き付けを解いてから機器への接続を行うまでの取扱いが簡単であるという利点が得られる。
また、ストラップを止めるためのストラップリングを突部として利用することによって、接続ケーブルを筐体に固定することができる。
また、凸部がUSBインターフェースのプラグとされることで、接続の利便性が高まる。
参照する図面において、図1は、本発明の一実施の形態に係る記憶装置を示す図であり、(a)は非使用時(携帯時)の外観を示す斜視図、(b)は使用時にプラグを外したときの外観を示す斜視図、図2は同じく記憶装置の分解斜視図、図3(a)は同じく記憶装置の正面図、図3(b)は同じく記憶装置の側面図、図4(a)は図3(b)のA−A線断面図、図4(b)は図3(a)のB−B線断面図である。また、図5は部分拡大断面図、図6は接続ケーブルを示す図であり、(a)は一端部のプラグ部を他端部の挿入部に挿入した状態を示す縦断面図、(b)は図6(a)の縦断面図、(c)は展開した状態を示す断面図である。なお、以下の説明において、「前後左右上下」は、図2において図示した方向を基準とする。
接続ケーブル20は、衝撃力を吸収する緩衝部材から構成されており、前記機器との非接続時に、筐体10の周壁(外周)30aに巻き付けられて保持されるようになっている。また、接続ケーブル20は、前記機器との接続時に、図1(b)に示すように、筐体10への巻き付けを解いて(解除して)、使用可能状態とされるようになっている。
図2に示すように、筐体10は、HDD2を収容する収容部30と、この収容部30の開口を閉じる蓋体40と、この蓋体40の前面に被せられる外蓋50と、を備えて構成される。
HDD2は、内部に図示しない磁気ディスク、磁気ヘッド、磁気ヘッドを移動させるアーム機構、および動作を制御する回路部等を有しており、蓋体40に対向する前面に、内部の気圧を調整するための空気袋C1が設けられている。また、接続ケーブル20のコネクタC(図3(a)参照)が接続されるコネクタピン(不図示)が設けられている。
また、周壁30aの内側部には、蓋体40をねじ固定するための固定用ねじ(不図示、以下同じ)が螺合されるボス部34が設けられている。本実施形態ではボス部34が周壁30aの内側部に沿って計四箇所に設けられている。
さらに、周壁30aには、図3(a)、図4(a)に示すように、ストラップ(不図示)を止めるためのストラップリング60が係止される係止部35が凹設されている。この係止部35には、図4(a)に示すように、ストラップリング60の支軸61が係止されるようになっている。
緩衝体周壁74には、図2に示すように、収容部30の透孔31に対応する位置に貫通孔72が設けられている。この貫通孔72には、接続ケーブル20のコネクタC(図3(a)参照)を挿通可能とするための切り込み72aが形成されている。また、緩衝体周壁74の前端部には、フランジ部75が形成されており、このフランジ部75は、図5に示すように、収容部30の開口縁に設けられた段部30bに係合するようになっている。
なお、緩衝体周壁74には、図4(a)に示すように、収容部30のボス部34が挿通される挿通穴76が形成されており、この挿通穴76に通じるねじ穴71が図2に示すように、フランジ部75に開口している。また、フランジ部75には、ストラップリング60の支軸61に対応する位置に挿通孔71aが開口している。
なお、蓋体40の後面には、図2に示すように、位置決め用のピン47が突設されている。このピン47は、緩衝体70のフランジ部75の対向する部分に設けられた止め穴77に挿通される。
本実施形態では、接続ケーブル20が、軟質樹脂製の表層部材26の内部の所定箇所に硬質樹脂製の芯材24をインサート成形してなる。硬質樹脂製の芯材24としては、例えば、ABS+PC樹脂を採用することができる。また、軟質樹脂製の表層部材26としては、例えば、架橋させた後で射出成形が可能な、サーモプラスティックラバー(TPR)等を採用することができる。TPRは硬化後に加熱しても変形し難く、耐衝撃性、保形性に優れており、筐体10に巻き付けて使用される可撓可能な接続ケーブル20として好適である。なお、その他の材料としては、ポリ塩化ビニル(PVC)を採用することができる。
なお、図3(b)に示すように、接続ケーブル20は、その最小幅寸法L1が筐体10の最大厚さ寸法L2よりも大きく設定されている。これによって、接続ケーブル20は、筐体10に巻き付けられた状態で、筐体10の前面側および後面側へそれぞれ突出して、筐体10を好適に保護するようになっている。
このようにして成形される接続ケーブル20には、筐体10の周壁30aの角部33に対応する位置に、当該角部33を収容する凹部27が設けられる。この凹部27は、図6(a)に示すように、一端部のプラグ部21を他端部の挿入部22の挿入穴22aに挿入して、接続ケーブル20を筐体10に巻き付けるときと同じ状態にすると、内側の四隅に配置されるようになっており(図6(b)参照)、図4(a)に示すようにして、筐体10の周壁30aの角部33をそれぞれ収容するようになっている。
本実施形態では、凹部27に角部33が収容された状態で、凹部27の底部27aと角部33の周壁30aとの間に、隙間が形成されるように凹部27の深さ寸法を設定してある。これにより、凹部27に角部33が収容された状態で、凹部27の底部27aに角部33の周壁30aが当接せず、凹部27内の空間が、衝撃を和らげる空気ダンパーとして機能するようになっている。
また、他端部の挿入部22に形成された挿入穴22aは、挿入されたプラグ部21の挿入状態が好適に維持されるように、プラグ部21がきつく嵌まり込む内部寸法となるように設定されている。
そして、この状態で、ストラップリング60の一方の支軸61bを、図2に示すように、収容部30の周壁30aの係止部35に係止するとともに、他方の支軸61aを緩衝体70の挿通孔71aに挿通しつつ、蓋体40の係止孔43に係止することで、筐体10へストラップリング60を係止することができる。この場合、ストラップリング60を介して、接続ケーブル20も筐体10の角部33に固定されることとなる。
具体的に、ストラップリング60の一方の支軸61bを、図2に示すように、収容部30の周壁30aの係止部35に係止するとともに、他方の支軸61aを緩衝体70の貫通孔72に挿通しつつ、蓋体40の係止孔43に係止することで、筐体10へ予めストラップリング60を係止する。
その後、接続ケーブル20のスリット部28をストラップリング60にあてがい、そのまま、接続ケーブル20のスリット部28にストラップリング60をその弾性を利用して押し込むように挿通させる。これによって、接続ケーブル20がストラップリング60に保持されて、ストラップリング60の配置される角部33に対して接続ケーブル20が固定される。
はじめに、収容部30の溝部31a(図4(a)参照)に接続ケーブル20の挿通固定部25を差し込み、この挿通固定部25を介して、収容部30に接続ケーブル20を固定する。ここで、挿通固定部25は、図6(b)に示すように、挿入側端部25aが円弧状となっているので、溝部31aへの挿入が行い易い。また、これとは反対側となる非挿入側端部25bが直線状に形成されているので、収容部30に対する組み付け方向を誤ることがない。
次に、ストラップリング60を前記した他方の手法を用いて係止する。係止手法は、前記と同様であるので、ここでは説明を省略する。
一方、使用時には、プラグ部21を挿入部22から引き抜くことで、筐体10に対する接続ケーブル20の巻付保持を解くことができ、また、これと同時に、プラグ部21は、機器に対する接続が可能な状態にされる。したがって、巻き付けを解いてから機器への接続を行うまでの取扱いが簡単であるという利点が得られる。
また、ストラップリング60を接続ケーブル20の固定に利用することができるので、構成が簡単になる。なお、別途、筐体10の周壁30aに突部を設けて、この突部に接続ケーブル20を固定するようにしてもよい。
2 ハードディスクドライブ(HDD)
10 筐体
20 接続ケーブル
21 プラグ部
22 挿入部
22a 挿入穴
23 配線
24 芯材
25 挿通固定部
25a 挿入側端部
25b 非挿入側端部
26 表層部材
26c リブ
27 凹部
28 スリット部(貫通孔)
30 収容部
30a 周壁
30b 段部
31 透孔
31a 溝部
32 直線状部
33 角部
40 蓋体
50 外蓋
60 ストラップリング(突部)
61 支軸
70 緩衝体
C コネクタ
Claims (11)
- 記憶装置本体と、
この記憶装置本体を密閉して収容する筐体と、
前記筐体に設けられた透孔を通じて当該筐体の内部から外部に引き出され、前記記憶装置本体を外部の機器へ接続して通信する接続ケーブルと、を備えた記憶装置であって、
前記接続ケーブルは、
ケーブル全体が衝撃力を吸収する緩衝部材から構成されており、一端部にプラグ部を有するとともに、他端部に前記プラグ部を挿入保持する挿入部を有して、前記プラグ部と前記挿入部とでオスメス嵌合可能となっており、
前記機器との非接続時に、前記筐体の周壁全体に巻き付けられて前記プラグ部を前記挿入部に挿入することで前記プラグ部が前記挿入部で覆われて保持されることを特徴とする記憶装置。 - 前記接続ケーブルは、軟質樹脂製の表層部材の内部に硬質樹脂製の芯材をインサート成形してなることを特徴とする請求項1に記載の記憶装置。
- 前記筺体は、前記周壁に直線状部を備えており、前記芯材は、前記直線状部に対応する位置に配置されていることを特徴とする請求項2に記載の記憶装置。
- 前記筺体は、前記周壁に角部を備えており、前記接続ケーブルには、前記角部に対応する位置に、当該角部を収容する凹部が形成されていることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の記憶装置。
- 前記プラグ部がUSBインターフェースのプラグであることを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の記憶装置。
- 前記筺体の前記周壁に突設された突部と、前記接続ケーブルに設けられ、前記突部が嵌挿される貫通孔と、を備え、
前記接続ケーブルの前記貫通孔に前記突部が嵌挿されることで、前記接続ケーブルが前記筺体の前記周壁に固定されることを特徴とする請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の記憶装置。 - 前記突部は、ストラップを止めるためのストラップリングであることを特徴とする請求項6に記載の記憶装置。
- 前記接続ケーブルは、前記筺体の前記透孔に挿通固定される挿通固定部を備えて構成されることを特徴とする請求項2または請求項3に記載の記憶装置。
- 前記挿通固定部は、前記芯材に一体成形されることを特徴とする請求項8に記載の記憶装置。
- 記憶装置本体と、
この記憶装置本体を密閉して収容する筐体と、
一端に凸部を有するとともに他端に凹部を有し、少なくとも前記一端側が自由端となるように、かつ、前記筐体の外周に巻き付けた際に、前記凸部と前記凹部とでオスメス嵌合可能なように前記筐体に保持される帯状または紐状の、全体が軟質な巻き付け部材とを備えた記憶装置であって、
前記巻き付け部材の自由端側が、外部の機器と前記記憶装置本体とを接続する接続ケーブルとされ、
前記オスメス嵌合した際に、前記凸部が前記凹部で覆われて保持され、
前記オスメス嵌合を解除した際に、前記自由端側となる凸部を介して前記外部の機器に接続されるように構成されたこと
を特徴とする記憶装置。 - 前記凸部がUSBインターフェースのプラグであることを特徴とする請求項10に記載の記憶装置。
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