JP5511498B2 - 撮影システムおよび操作装置 - Google Patents

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Description

本発明は複数の操作装置を接続し、これら複数の操作装置からの指令信号に従って可動光学部材を駆動制御するための撮影システム及び操作装置に関する。
従来、放送用途の撮影システムにおいては、フォーカスやズームを操作するための操作装置がレンズシステムと別システム構成になっている機種が多い。これは様々な撮影形態で最適な操作手段を選択できるようにしているためである。操作装置は例えば特許文献1のような操作に連動してズーム、フォーカスが移動するズームサムリング、フォーカスノブ以外に予め記憶した位置にズーム、フォーカスを移動するショットスイッチを備えたものも存在する。また、レンズシステムとカメラシステムが着脱可能な撮影システムである場合、特許文献2のようにカメラシステムからも操作指令信号が入力される場合がある。更に、特許文献3では一軸二操作式コントローラとズーム及びフォーカス操作装置についての開示がなされている。
また、近年3D撮影用途により、特許文献4のように複数のレンズを同一の操作装置で操作する要望がある。
特開平08−334674号公報 特開2000−032304号公報 特開2003−149535号公報 特開平09−133852号公報
3D撮影用途における左右のレンズシステムのズーム位置誤差を小さくするために、特許文献4ではレンズシステムそれぞれの位置情報の差分値から駆動速度を調節しているが、位置情報の遅延時間により、高精度な処理が必要となる。
ところで操作装置の発生する操作指令信号は、ズーム、フォーカスの目標位置を発生する位置指令(ポジションコントロールとも表現される)及び、移動方向と移動速度を発生する速度指令(スピードコントロールとも表現される)が存在する。複数のレンズをほぼ同等な位置に移動させるためには、位置指令制御で操作指令を与える方が有利であることから、操作装置の速度指令を位置指令に変換した後で、レンズシステムに出力する構成のズーム操作装置も存在している。
ズーム操作装置が位置指令を送出する場合、以下の課題があった。
例えば、特許文献1のようなズームショットスイッチ機能付きのフォーカス操作装置と、位置指令ズーム操作装置がレンズ装置に接続された場合を考える。この場合、位置指令ズーム操作装置から一定周期でズーム位置指令信号が送信されるため、ズームショット指令が一回送出されてもその後送出されるズーム位置指令信号によりキャンセルされてしまう。即ち、ズームショットスイッチによるズーム駆動は全く効かないという課題があった。
特許文献2によればカメラシステムと操作装置から与えられる速度指令を、指令値の中立レベルを判断して切替える開示があるが、位置指令信号の切替えには適用できない。
また、特許文献3によればズーム位置指令の一軸二操作式コントローラとズーム速度指令のズーム操作装置の操作を切替えるために操作元切替えスイッチを設ける開示及び、操作があったものを選択する開示がある。しかしながら、切替えスイッチによる切替えは撮影者に煩雑さを与えてしまうし、操作があった操作装置を自動で選択するためには、レンズ装置の構造を変更する必要があった。
本発明の撮影システムは、動な光学部材と、該光学部材を駆動する駆動手段と、レンズ制御手段と、を有するレンズ装置と、それぞれが前記可動な光学部材を駆動するための指令情報を出力する第1の操作装置及び第2の操作装置、を有する撮影システムであって、前記レンズ制御手段は、該第1の操作装置及び該第2の操作装置からの指令情報に基づいて、該駆動手段をし、該第1の操作装置は、撮影者が操作するための操作手段と、該操作手段の操作量に基づいて、該光学部材を駆動するための情報を該レンズ制御手段に出力するデマンド制御手段とを有し、該デマンド制御手段は、該操作手段の操作時は、該操作手段の操作量に基づいて、該光学部材の位置指令情報を該レンズ制御手段に出力し、該操作手段の非操作時は、該光学部材の位置指令ではない情報を該レンズ制御手段に出力することを特徴とする。
さらに、本発明の操作装置は、レンズ装置に含まれる可動な光学部材を駆動するための指令情報を出力する操作装置であって、該操作装置は、撮影者が操作するための操作手段と、作手段の操作量に基づいて、該光学部材を駆動するための情報を該レンズ装置に出力する制御手段と、を有し、該制御手段は、該操作手段の操作時は、該操作手段の操作量に基づいて、該光学部材の位置指令情報を該レンズ装置に出力し、該操作手段の非操作時は、該光学部材の位置指令ではない情報を該レンズ装置に出力することを特徴とする。
本発明によれば、位置指令情報を出力する複数の操作装置を平行して使用することを可能とし、操作されている操作装置でのレンズ操作が可能となる。
実施例1のブロック図 実施例1のレンズシステム1のフローチャート 実施例1のズームデマンドコントローラ2のフローチャート 実施例2のブロック図 実施例2のレンズシステム1のフローチャート 実施例2のズームデマンドコントローラ2のフローチャート 実施例3のズームデマンドコントローラ2のフローチャート 実施例4のブロック図 実施例4のレンズシステム1のフローチャート
以下、図面を参照しながら、本発明の実施の形態について説明する。
図1に本発明の特徴を最も良く顕す撮影システムのブロック構成図を示す。
撮影システムは、レンズシステム1と、レンズシステム1に接続されズームを操作するためのズームデマンドコントローラ2と、レンズシステム1に接続され、フォーカス操作及びショット操作を行うためのショットボックスコントローラ3から構成される。
レンズシステム1は、可動な光学部材である、光学倍率を変更するズームレンズ102とピント位置を変更するフォーカスレンズ105と、を含む光学系と、レンズシステム1全般の制御を行うレンズ制御手段としてのレンズ制御マイコン101を有する。ズームレンズ102は、レンズ制御マイコン101の指示によりズーム駆動手段103によって移動する。ズームレンズ102の位置は、ズーム位置検出手段104により検出され、レンズ制御マイコン101に出力される。フォーカスレンズ105は、レンズ制御マイコンの指示によりフォーカス駆動手段106によって移動する。フォーカスレンズ105の位置は、フォーカス位置検出手段107によって検出され、レンズ制御マイコン101に出力される。
第1の操作装置であるズームデマンドコントローラ2は、撮影者がズーム操作を行うサムリング操作手段201と、レンズ制御マイコン101との通信を行うことにより、サムリング操作手段201の操作量情報をレンズシステム1へ伝える、デマンド制御手段としてのデマンド制御マイコン202を有する。
第2の操作装置であるショットボックスコントローラ3は、撮影者がフォーカス操作指示を行うフォーカスノブ操作手段301と、予め記憶しているズーム及びフォーカス位置へレンズを移動させる操作を行うショットスイッチ302と、レンズ制御マイコン101との通信を行うことによって、フォーカスノブ操作手段301及びショットスイッチ302の操作量情報及び操作情報をレンズシステム1へ伝えるショットボックス制御マイコン303を有する。
なお、レンズシステム1には映像信号を作り出すカメラシステムが更に接続されるが本実施例では省略している。
このような構成をとる撮影システムの動作について説明する。実際はズーム動作、フォーカス動作とも別個に制御を行っているが、本提案の主旨が1つのレンズを複数の操作手段により操作する際の切替え方法に関するものなので、ズームレンズ102を移動制御する動作についてのみ説明する。
図2はレンズシステム1の動作フローであり、図3はズームデマンドコントローラ2の動作フローである。なお、ショットボックスコントローラ3のフローについては省略している。ショットボックスコントローラ3は、ショットスイッチ302が操作された際に、ショットボックス制御マイコン303で予め記憶されているズーム目標位置であるSHOT_Z_POSと駆動速度であるSHOT_Z_SPDをレンズシステム1へ送出する。また、レンズシステム1とショットボックスコントローラ3との間で通信接続が常になされているものとする。
まず、図2を参照しながらレンズ制御マイコン101の動作フローについて説明する。
処理ステップS201で処理を開始した後、処理ステップS202にてズームデマンドコントローラ2との通信接続が周期的になされているか確認を行う。ここではズームデマンドコントローラ2からのコマンドが周期的に入力されているかを判断し、NOの場合処理ステップS203へ処理を移す。一方、YESの場合は不図示の処理である認識コマンド(以下Ackコマンドと称す)返信処理の後、処理ステップS205へと処理を移す。処理ステップS203では接続コマンドが受信されたか否かを判断する。接続コマンドとは、ズームデマンドコントローラ2がレンズと接続された後、最初に送信されるコマンドである。処理ステップS203にてこの接続コマンドを受信した場合、不図示の処理Ackコマンド返信処理の後、処理ステップS204でズームデマンドコントローラ2との通信を行う際に使用するパラメータの初期化を行い、そして処理ステップS205に処理を移す。一方、処理ステップS203で接続コマンドを受信しなかった場合、通信接続確立するまで処理ステップS202に処理を戻す。なお、以降はズームデマンドコントローラ2との通信接続が確立し、周期的にズームデマンドコントローラ2からのコマンドを受信しているものとして説明する。
通信接続確認等の処理を終えた後、処理ステップS205でズーム位置情報をズーム位置検出手段104より取り込みZ_POSにセットする。続いて処理ステップS206でズームデマンドコントローラ2からのズーム位置問合せコマンド受信を判断し、受信があれば処理ステップS207でズーム位置Z_POSをズーム位置問合せコマンドのAckコマンドとして出力する。
処理ステップS208では、ズームレンズの位置を指令する位置指令情報であるデマンド位置指令コマンドの入力があるか否かを判断し、YESの場合は処理ステップS210へ、NOの場合は処理ステップS209にそれぞれ移行する。処理ステップS210では、ズーム指令情報である目標位置Z_POS_CTRL及び駆動速度Z_SPD_CTRLに、デマンド位置指令値POSITION_Z_CTRL、予め定められた駆動最高速度MAX_SPDをそれぞれ設定する。その後、処理ステップを処理S212へ移行する。
処理ステップS209で、ショットボックスコントローラ3からショット指令コマンドが入力されているか判断し、YESの場合は処理ステップS211へ、NOの場合は処理ステップS212へそれぞれ移行する。処理ステップS211では、ズーム駆動情報である目標位置Z_POS_CTRL及び駆動速度Z_SPD_CTRLに、予め撮影者が設定しているショット目標位置の指令SHOT_Z_POSと、ショット駆動時の速度の指令SHOT_Z_SPDをそれぞれ設定する。その後、処理ステップを処理S212へ移行する。
処理ステップS208〜S211により各コントローラの各指令コマンドを処理した後、処理ステップS212でズーム駆動手段103に与えるズーム駆動量Z_CTRLを演算する。具体的には、設定された目標位置Z_POS_CTRLと駆動速度Z_SPD_CTRL及び、ズーム位置Z_POSを用いて以下の演算を行う。
Z_CTRL =(Z_POS_CTRL − Z_POS)× GAIN (1)
ここでGAINは定数を示しており、また、Z_CTRLが駆動速度Z_SPD_CTRLより大きい場合Z_SPD_CTRLでリミット処理を施す。
このズーム駆動量Z_CTRLを処理ステップS213でズーム駆動手段103に出力する。そして、ズーム駆動手段103ではこのズーム駆動量Z_CTRLに応じてズームレンズ102を駆動する。
処理ステップS213の処理後、処理ステップS202へ処理を戻し、ズーム操作に応じてズームレンズ102を移動させる一連の処理を実施しつづける。周期的に受信するコマンド指令に応じてズームレンズを駆動するが、サムリング操作手段201が操作されていない場合は、目標位置Z_POS_CTRLと駆動速Z_SPD_CTRLを更新することなく、前回の処理ループ更新された状態のまま、処理ステップS212でズーム駆動量を演算し、処理ステップS213で駆動量を出力する。その結果として、前回の処理ループでの駆動指令がそのまま維持されることになる。
次に本実施例の特徴となるズームデマンドコントローラ2のデマンド制御マイコン202の処理について図3を用いて説明する。
処理ステップS301で処理を開始した後、処理ステップS302でレンズシステム1との通信接続確認動作を行う。即ち、レンズシステム1に接続コマンドを出力し、Ackコマンドが返信されることを確認した後、処理ステップS303に移行する。処理ステップS303ではレンズシステム1との通信接続が継続されているかの確認を行う。具体的には、接続コマンドによる通信接続確認後、ズームデマンドコントローラ2は接続コマンドの出力は終了し、以降、出力するズーム位置指令コマンドまたはズーム速度指令コマンドに対するAckコマンドがレンズシステム1より送信されているかを確認することで通信接続が継続しているか判断している。Ackコマンドの入力が無い場合は処理を処理ステップS302に戻し、再度通信接続確認を実施し、Ackコマンドの入力があった場合は処理を処理ステップS304へ進める。
処理ステップS304ではサムリング操作手段201の操作量ZDEM_SPD_CTRLを取り込む。サムリングは非操作時に中央位置(以下中立位置と称す)に操作部材が戻り、左に操作部材を操作することでズームを望遠側に、右に操作部材を操作することでズームを広角側に移動させるような操作部材である。そして、中立位置から操作部材を倒しこむ操作量で移動速度を操作するような速度指令の入力部材となっている。このため、処理ステップS304で取り込まれる情報は、中立位置を速度ゼロとして±最高速度(符号は方向)の範囲で変化する値となる。
そして処理ステップS305でサムリング操作手段201が操作されているか否かの判断を行う。判断の結果、操作時であると判断された場合には処理ステップS306に進む。操作/非操作の判断基準としては、サムリング操作量ZDEM_SPD_CTRLが中立値であるか否かを判断してもよいし、中立値にレンズが駆動しない微小値を不感帯として含めて操作判定をしても構わない。また、感圧センサや指紋センサなど操作部材に接触物があることを検出するセンサを具備させて判断しても構わない。
処理ステップS306では、レンズシステム1へ現在のズーム位置問合せコマンドを出力する。そして返信されてくるズーム位置情報Z_POSを受信し、該位置情報に基づいて処理ステップS307で位置指令情報であるデマンド位置指令値POSITION_Z_CTRLを下式により算出する。
POSITION_Z_CTRL = ∫(ZDEM_SPD_CTRL×GAIN_DEM)dt + Z_POS (2)
GAIN_DEM:定数
即ち、サムリングの操作量ZDEM_SPD_CTRLの単位時間で積分演算により相対位置指令値を求め、更に現在のズーム位置Z_POSに加算することでデマンド位置指令値POSITION_Z_CTRLを算出している。なお、本実施例ではズームレンズ102の位置情報Z_POSを取り込んでいるが、この加算をせずに演算しても構わない。また、位置情報Z_POSの代わりにレンズシステム1から駆動量情報である目標位置Z_POS_CTRLを用いても構わない。
そして、求めたデマンド位置指令値POSITION_Z_CTRLを処理ステップS308でレンズシステム1にデマンド位置指令コマンドを出力し、処理を処理ステップS303へ戻すことでズーム操作に応じてズーム指令出力を行う一連の処理を実施しつづける。
一方、処理ステップS305でサムリング操作手段201が操作されていないと判断した場合、ズームを駆動させる指令コマンドをレンズシステム1に出力することなく、処理ステップS309に進み、位置指令情報ではないダミーコマンドを出力する。サムリング操作手段201が非操作時にダミーコマンドを出力することにより、図2に示すレンズ制御マイコン101内の処理において、ステップS204の通信データの初期化を毎回実施することなく、迅速な外部コントローラの併用操作が可能となる。本実施例においては、ダミーコマンドは、デマンド位置指令コマンドでないコマンドであり、例えば、速度指令値がゼロであるデマンド速度指令コマンドや、ズームデマンドコントローラ2がレンズシステム1に接続されたときに送信される接続コマンド等を使用することができるが、これらに限定されるものではない。
引き続き、処理ステップS303へ戻すことでズーム操作に応じてズーム指令出力を行う一連の処理を実施しつづける。
上記のような動作を行うシステムにおいて、撮影者がズームデマンドコントローラ2でズームを移動させた後、ショットボックスコントローラ3で予め設定した位置にズームを更に移動させるような操作をした場合について図1〜3を再度用いて要所のみ説明する。
先ず、ズームデマンドコントローラ2とレンズシステム1、ショットボックスコントローラ3とレンズシステム1の間でそれぞれ通信接続が確立される。この状態ではサムリング操作手段201の操作がなされていないため、デマンドマイコンは図3処理ステップS305の操作状態判断の結果処理ステップS309の処理により、ダミーコマンドを出力する。ここで、ダミーコマンドを値がゼロであるデマンド速度コマンドSPEED_Z_CTRLを出力こととする。そしてレンズ制御マイコン101は、図2の処理ステップS202では周期的なコマンドの受信があるので、処理ステップS205にジャンプし、処理ステップS204の通信データ初期化処理を回避することができる。その後、処理ステップS208,209の判定では入力なしの判定となるため、その結果としてズーム指令値の目標位置Z_POS_CTRL、駆動速度Z_SPD_CTRLを更新することなく処理を進める。即ちズームレンズ102を移動するズーム駆動量出力が現在の位置を指示していることになり、ズームレンズ102は停止した状態でいることになる。
次に、撮影者がサムリング操作手段201を操作した時点で、デマンドマイコンは図3に示した処理ステップS305の操作状態判断で処理ステップS306〜S308の処理を行い、デマンド位置指令POSITION_Z_CTRLを出力する。レンズ制御マイコン101は、このデマンド位置指令POSITION_Z_CTRLを図2の処理ステップS208で検出する。そして処理ステップS210でズーム指令値の目標位置Z_POS_CTRLにデマンド位置指令POSITION_Z_CTRLを設定し、駆動速度Z_SPD_CTRLに駆動最高速度MAX_SPDを設定する。この値を用いて処理ステップS212でズーム駆動量Z_CTRLを求め、ズームレンズ102を移動させる。この処理は撮影者がサムリング操作手段201を操作している期間常に行われ、操作量に応じた速度でレンズが移動するようになる。また、サムリング操作手段201を操作している際にショットボックスコントローラ3のショットスイッチ302の操作が入った場合でも、処理ステップS208でデマンド位置指令入力が優先して判断されるため、ショットスイッチ302の操作によるショット操作は無効になる。
更に撮影者がサムリング操作手段201の操作をやめることで、ズームデマンドコントローラ2の出力指令は処理ステップS305に従い、処理ステップS309にてダミーコマンドを出力する処理に戻る。そして、ショットスイッチ302を操作する度に、ショットボックスコントローラ3からショット指令が出力される。ズームデマンドコントローラ2からのダミーコマンド、及び、ショットボックスコントローラ3からのショット指令コマンドをレンズシステム1が受け取った場合、処理ステップS208でNOと判断され、処理ステップS209に進む。処理ステップS209で、ショット指令の入力を判断して、処理ステップS211に進み、ショット指令をズーム指令に設定し、処理ステップS212へと移行する。処理ステップS212ではショット指令が設定されたズーム指令を用いてズーム駆動量Z_CTRLを求め、処理ステップS213でズーム駆動手段103へ出力する。即ちズームレンズ102はショットボックスコントローラ3の操作に従い移動することになる。
このような構成をとることにより、複数のレンズシステムを一つのズームデマンドコントローラで操作しても、それぞれのレンズシステムのレンズ移動速度誤差が抑制される上に、ショットボックスコントローラからのショット指令によるレンズ操作が可能となる。
なお、本実施例ではズームを例にとり説明したが、フォーカスデマンドコントローラと、ズームデマンド機能付きショットボックスコントローラ等の組み合わせでも利用できる技術である。また、ショットボックスコントローラ、デマンドコントローラの組み合わせは任意であり、例えば撮影装置の近くにいる撮影者が使用するコントローラと、遠隔地にいるレンズ操作者が使用する同等のコントローラがレンズシステムに接続されても良い。重要な点は、操作している期間は少なくとも位置指令信号をレンズシステムに出力するコントローラが一つでもレンズシステムに接続される状況であれば本技術により、切替え手段を具備すること無く併用操作が可能となることにある。
本実施例の特徴は、図1の構成を持つ撮影システムにおいて、レンズシステム1に接続された一方のコントローラから操作が入った際に他方のコントローラに指令値を整合コマンドとして出力することにある。そしてコントローラは整合コマンドを受信した際、所定の作業を行うことで複数コントローラの併用操作を実現する。整合コマンドとは、有効なコントローラが切り替わった時点で、レンズシステム1からズーム、フォーカス指令を各コントローラに送出するコマンドである。そして、これを受信した各コントローラは、その指令情報を考慮して、指令信号を演算及び出力することの可否を決定するためのコマンドである。また本実施例では更に、併用操作時に他のコントローラによる操作に従ってレンズシステム1が駆動中である際にコントローラ上で表示を行わせることで自身の操作が無効になっていることを周知させるような構造も併せて特徴としている。
図4に実施例2の特徴を最も良く顕す撮影システムの構成図を示す。図1と同一構成部分については同一の符号をつけている。203はズームデマンドコントローラ2にデマンド制御マイコン202の指示により、自身以外の操作が有効になっていることを表示するための操作競合表示手段203である。
そして図5にレンズシステム1のレンズ制御マイコン101のフローチャートを、図6にズームデマンドコントローラ2のデマンド制御マイコン202のフローチャートを示し、図4〜6を用いて実施例2の作動について説明する。なお、図について実施例1で説明した部分については同じ番号を与え説明を省略する。
先ず、レンズシステム1の制御マイコン101の作動について図5を用いて説明する。
処理ステップS208でデマンド位置指令が入力されたと判断した場合、実施例1と同様に処理ステップS210でズーム指令目標位置Z_POS_CTRLにデマンド位置指令POSITION_Z_CTRLを設定する。処理ステップS214に進み、ショットボックスコントローラ3に整合コマンドとしてデマンド位置指令POSITION_Z_CTRLを出力する。続いてステップS212に進み、以降、実施例1同様な処理を行う。
また、処理ステップS209でショットボックスコントローラ3からのショット指令が入力されたと判断した場合、実施例1と同様に処理ステップS211でズーム指令目標位置Z_POS_CTRLにショット指令値SHOT_Z_POSを設定する。そして処理ステップS215に進み、ズームデマンドコントローラ2に整合コマンドを出力する。続いてステップS212に進み、以降、実施例1同様な処理を行う。
処理ステップS209でショットボックスコントローラ3からのショット指令が入力されないと判断した場合は、実施例1での場合と同様に、目標位置Z_POS_CTRLと駆動速度駆動速度Z_SPD_CTRLを更新することなく、処理ステップS212に進む。
次にズームデマンドコントローラ2のデマンド制御マイコン202の作動について図6を用いて説明する。
処理ステップS301で処理を開始した後、初期化処理として処理ステップS310で他コントローラの操作期間を示す競合フラグFLAG_AをOFFに、他のコントローラの操作が有効になっていることを表示する操作競合表示手段203への出力をOFF表示に設定する。そして処理ステップS302以降の通常動作フローへ進み、処理ステップS303でレンズシステム1との通信接続が継続している判断した後、処理ステップS311へ進む。
処理ステップS311では、レンズシステム1から整合コマンドが入力されてきたか判断し、YESの場合は、処理ステップS312へ、NOの場合処理ステップS315へそれぞれ処理を進める。
処理ステップS312では、競合フラグFLAG_AをONに設定し、処理ステップS313に進む。
処理ステップS313にて、整合コマンドで与えられた他のコントローラが設定した位置指令値(本例ではショット位置指令値SHOT_Z_POS)とズーム位置情報Z_POSの差分値がゼロ、もしくは一定の範囲内に収まっているかを判断する。差分値が所定範囲外であれば、ショット指令によりレンズシステム1がズームレンズ102を駆動していると判断し、処理ステップS314にて操作競合表示手段へ表示ON指示を出力する。その後処理を処理ステップS303へ戻す。
そして以降の繰り返し処理で、再度処理ステップS311で整合コマンドが入力されなかった場合は、処理ステップS315へ処理を進める。処理ステップS315では競合フラグFLAG_Aの状態を判断する。現在のフラグの状態はONとなっているので、処理を処理ステップS313に移し、再度ショット位置指令値SHOT_Z_POSとズーム位置情報Z_POSの差分値を判断する。差分値がゼロ、もしくは一定の範囲内に収まっている場合は、ショット指令によるズームレンズ102の駆動が完了したと判断し、処理ステップS316へ処理を進め、操作競合表示手段203の表示指示をOFFとして出力する。更に処理ステップS317で競合フラグFLAG_AをOFFに設定し処理を処理ステップS303へ戻す。
この状態で繰り返し処理に入ると、判断ステップの処理ステップS311、S315の結果、処理ステップS304に移行し順次デマンド指令出力処理を進めていく。これにより、ズームデマンドコントローラ2の操作によりレンズシステム1のズームレンズ102の駆動が可能となる。
このような構成により、あるコントローラが他のコントローラの操作状態を判断することが可能となる上、撮影者に表示することで認識させることが可能となる。
本実施例では、レンズシステム1が整合コマンドを出力することにより他のコントローラの操作状態を判断しているが、ズーム位置情報Z_POSの変化と自身の出力した指令値を監視することで上記判断が可能である。
また、整合コマンドとしてレンズシステム1が指令信号を送信する例を用いて説明したが、位置情報を整合コマンドとして送信しても構わない。
操作競合表示手段203は点灯、点滅などで表示してもよいし、入力された整合コマンドで入手した指令値または位置情報を表示しても構わない。
本実施例の特徴は、図1の構成を持つ撮影システムにおいて、レンズシステム1に接続されるズームデマンドコントローラ2のサムリング操作手段201が非操作の場合に通信接続を切断することで他のコントローラによる操作を可能とさせることにある。
図7に本実施例におけるズームデマンドコントローラ2のデマンド制御マイコン202のフローチャートを示す。なお、本実施例のブロック構成図は図1、レンズ制御マイコンのフローチャートは図2と同じで実施例1と同じ構成となっているので説明は省略し、ズームデマンドコントローラ2の動作について説明する。
図7において処理ステップS305でサムリング操作手段201の操作状態を判断し、操作状態であれば処理ステップS303に処理を進め、レンズシステム1との接続が継続しているか確認する。通信がなされていない場合には処理ステップS302で接続確認処理を行い、接続確認を行った後処理ステップS306以下のズーム位置指令コマンド出力処理を行う。一方、処理ステップ305の判断が操作状態で無い場合は処理をしないで、即ち、コマンド出力を行わずに処理を処理ステップS304に戻す。
本実施例においては、レンズ制御マイコン101ではサムリング操作手段201が操作されていない状態の時、コマンド受信しない。このため、処理ステップS202の判定でズームデマンドコントローラ2からコマンドを周期的に受信しないため、通信接続が断状態となったと判断し、処理を処理ステップS203に移し接続待ちとなる。ズームデマンドコントローラ2との通信接続が再開するまでは、ズームデマンドコントローラ2の入力の無いショットボックスコントローラ3のみの入力を受け、ズーム駆動量Z_CTRLを算出する。
このような構成をとることにより、外部コントローラの併用操作が可能となる。
本実施例の特徴は、アナログ信号をレンズシステム1aとの間で接続してズームレンズ102を操作するズームデマンドコントローラ2aを用いて、他のコントローラと併用操作可能とすることにある。
図8に撮影システム構成図を示す。同図のレンズシステム1aにおいて、108はズームデマンドコントローラ2aから入力されるアナログズーム指令ANA_Z_CTRLをデジタルデータに変換するAD手段である。109はレンズマイコン101aから出力されるズーム位置情報Z_POSをアナログデータに変換するDA手段であり、レンズ制御マイコン101aは更にズームデマンドコントローラ2aの出力である位置指令有無信号を受信している。
また、ズームデマンドコントローラ2aは、サムリング操作手段201の操作量を単位時間で加算する積分手段204、レンズシステム1aからのズーム位置情報Z_POSと積分手段の出力である相対位置指令値SUM_POSを加算する加算手段205を含む。コンパレータなどの判定手段206は、サムリング操作手段201の操作量が中立位置または中立範囲であるか否か(サムリング操作手段201が操作されているか否か)を判定し、レンズ制御マイコン101aに位置指令有無信号として出力する。選択手段207は、判定手段206の位置指令有無信号により、サムリング操作手段201の速度指令値又は加算手段205の結果である位置指令値いずれかを選択しレンズシステム1aに出力する。
先ずズームデマンドコントローラ2aの動作について説明する。
サムリング操作手段201の出力は、位置指令を生成するために積分手段204に入力され、また、操作/非操作を判断するために判定手段206に入力され、そして、アナログ速度指令値として選択手段に入力される。積分手段ではサムリング操作手段201の操作量を単位時間で加算してゆくことで相対的な位置指令を生成し、更にこの出力を加算手段205によりズーム位置Z_POSと加算することで位置指令信号を生成する。生成された位置指令は選択手段207に出力される。また、判定手段206では入力されたサムリング操作手段201の操作量を中立レベル又は、不感帯を含む中立範囲内か否かを表すレベル信号に変換し、位置指令有無信号として、レンズ制御マイコン101a、選択手段207に出力する。選択手段207は位置指令有無信号の状態に従って、入力されている位置指令信号、速度指令信号いずれかを選択しレンズシステム1aのAD手段108へ出力する。すなわち、サムリング操作手段201が操作されているか否かを識別する信号を出力する。
次にレンズシステム1aの動作フローについて、図9を用いて説明する。
処理を処理ステップS201で開始した後、処理ステップS205でズーム位置検出手段104からズーム位置Z_POSを読み込む。その後、処理ステップS220でDA手段109にズーム位置Z_POSを出力する。そして、DA手段109を介してズームデマンドコントローラ2aの加算手段205にズーム位置Z_POSを与える。処理ステップS220処理の後、処理ステップS221に進む。
処理ステップS221で、ズームデマンドコントローラ2aから与えられる位置指令有無信号を判断し、位置指令入力があれば処理ステップS222に進み、それ以外であれば処理ステップS209に進む。
処理ステップS209でショット指令があると判断された場合は、処理ステップS211に進み、ズーム指令情報である目標位置Z_POS_CTRL及び駆動速度Z_SPD_CTRLに、ショット指令値であるSHOT_Z_CTRL、SHOT_Z_SPDをそれぞれ設定する。その後、処理ステップS212へ進む。また、処理ステップS209でショット指令がないと判断された場合は、処理ステップS212へ進む。
一方、処理ステップS222では位置指令信号の設定を行う。即ち、ズーム指令情報である目標位置Z_POS_CTRL及び駆動速度Z_SPD_CTRLに、デマンド位置指令値ANA_Z_CTRL、予め定められた駆動最高速度MAX_SPDをそれぞれ設定する。
その後処理を処理ステップS212、S213を処理し、ズーム駆動量Z_CTRLを算出し、ズーム駆動手段103へ出力する。
その後、処理を処理ステップS205へ戻し、繰り返し処理を進める。
このような構成をとることにより、サムリング操作手段201が操作されていない間は速度指令値ゼロの速度指令でズームデマンドコントローラ2aが接続されるようになる。これは、本実施例におけるズームデマンドコントローラ21からの速度指令は、実施例1におけるデマンド制御マイコン202の処理ステップS309でのダミーコマンドに該当し、レンズ制御マイコン101a内の処理において、ステップS204の通信データの初期化を毎回実施することなく、迅速な外部コントローラの併用操作が可能となる。従って、サムリング操作手段201が操作されている間はショットボックスコントローラ3の制御を受け付けないが、操作されていない間は、受け付けるような、迅速に切替えることができる操作が可能となる。
1:レンズシステム
2:ズームデマンドコントローラ
101:レンズ制御マイコン
102:ズームレンズ
201:サムリング操作手段
202:デマンド制御マイコン

Claims (8)

  1. 動な光学部材と、該光学部材を駆動する駆動手段と、レンズ制御手段と、を有するレンズ装置と、
    それぞれが前記可動な光学部材を駆動するための指令情報を出力する第1の操作装置及び第2の操作装置、を有する撮影システムであって
    前記レンズ制御手段は、該第1の操作装置及び該第2の操作装置からの指令情報に基づいて該駆動手段を制御
    該第1の操作装置は、撮影者が操作するための操作手段と、該操作手段の操作量に基づいて、該光学部材を駆動するための情報を該レンズ制御手段に出力するデマンド制御手段と、を有し、
    該デマンド制御手段は、該操作手段の操作時には、該操作手段の操作量に基づいて、該光学部材の位置指令情報を該レンズ制御手段に出力し、該操作手段の非操作時には、該光学部材の位置指令ではない情報を該レンズ制御手段に出力する、
    ことを特徴とする撮影システム。
  2. 前記デマンド制御手段は、前記操作手段の非操作時は、該光学部材の位置指令情報ではない情報を前記レンズ制御手段に出力し、該デマンド制御手段と該レンズ制御手段の間の通信接続を維持する、ことを特徴とする請求項1に記載の撮影システム。
  3. 動な光学部材と、該光学部材を駆動する駆動手段と、レンズ制御手段と、を有するレンズ装置と、
    それぞれが前記可動な光学部材を駆動するための指令情報を出力する、第1の操作装置及び第2の操作装置、を有する撮影システムであって
    前記レンズ制御手段は、該第1の操作装置及び該第2の操作装置からの指令情報に基づいて該駆動手段を制御
    該第1の操作装置は、撮影者が操作するための操作手段と、該操作手段の操作量に基づいて、該光学部材を駆動するための情報を該レンズ制御手段に出力するデマンド制御手段と、を有し、
    該デマンド制御手段は、該操作手段の非操作時は、該レンズ制御手段との通信接続を切断し、該操作手段の操作時は、該レンズ制御手段との通信接続を確立させた後、該操作手段の操作量に基づいて、該光学部材の位置指令情報を該レンズ制御手段に出力する、
    ことを特徴とする撮影システム。
  4. 前記レンズ装置は、前記光学部材の位置を検出する位置検出手段を更に有し、
    前記デマンド制御手段は、該位置検出手段によって検出された該光学部材の位置と前記操作手段の操作量に基づいて前記位置指令情報を生成する、
    ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の撮影システム。
  5. 前記レンズ制御手段は、前記第2の操作装置からの位置指令情報に基づいて前記光学部材を駆動する場合、該第2の操作手段からの該位置指令情報を前記第1の操作装置の前記デマンド制御手段に出力し、
    前記デマンド制御手段は、該第2の操作装置からの該位置指令情報と前記位置検出手段により検出された該光学部材の位置との差が所定の範囲内でない場合には、前記位置指令情報を生成しない、
    ことを特徴とする請求項4に記載の撮影システム。
  6. 前記第1の操作装置は、前記光学部材が前記第2の操作装置による指令情報により駆動中であることを表示するための表示手段を有し、
    前記デマンド制御手段は、前記第2の操作装置からの前記位置指令情報と、前記位置検出手段により検出された該光学部材の位置との差が、前記所定の範囲内であるか否か示す情報を、該表示手段で表示する、
    ことを特徴とする請求項5に記載の撮影システム。
  7. レンズ装置に含まれる可動な光学部材を駆動するための指令情報を出力する操作装置であって、
    該操作装置は、撮影者が操作するための操作手段と、該操作手段の操作量に基づいて、学部材を駆動するための情報を該レンズ装置に出力する制御手段と、を有し、
    該制御手段は、該操作手段の操作時は、該操作手段の操作量に基づいて、該光学部材の位置指令情報を該レンズ装置に出力し、該操作手段の非操作時は、該光学部材の位置指令ではない情報を該レンズ装置に出力する、
    ことを特徴とする操作装置。
  8. レンズ装置に含まれる可動な光学部材を駆動するための指令情報を出力する操作装置であって、
    該操作装置は、撮影者が操作するための操作手段と、該操作手段の操作量に基づいて、該光学部材を駆動するための情報を該レンズ装置に出力する制御手段と、を有し、
    該制御手段は、該操作手段の非操作時は該レンズ装置との通信接続を切断し、該操作手段の操作時は該レンズ装置との通信接続を確立させた後、該操作手段の操作量に基づいて、該光学部材の位置指令情報を該レンズ装置に出力する、
    ことを特徴とする操作装置。
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