JP5509647B2 - 振動片 - Google Patents
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Description
前記振動腕が、前記基部に結合した所定の幅の腕部と、前記腕部よりもその幅方向に突出している部分を有するように前記腕部の先端部に設けられた広幅の錘部とからなり、
前記振動腕の表面及び裏面の少なくとも一方には、その長手方向に沿い、前記腕部から前記錘部の領域まで延長している第1溝部が設けられ、
前記錘部の前記突出している部分には、前記第1溝部と平行に設けられた有底の第2溝部を備え、前記第2溝部の側面が前記第1溝部の側面と平行に延長しかつ前記腕部の側面から連続してそれと同一面をなし、
前記第1溝部の側面に第1励振電極が設けられ、前記腕部の側面と該側面に連続している前記第2溝部の側面とに連続して第2励振電極が設けられていることを特徴とする。
これにより、振動腕の形状をより簡単にし、その加工を容易にすることができる。特に振動片が音叉型の場合には、平行に延出する2本の振動腕の錘部が突出している部分を有しない側を内側に配置することによって、それらの間隔をより狭くすることができ、振動片の幅寸法を小さくして、その小型化を図ることができる。
前記振動腕が、前記基部に結合した所定の幅の腕部と、前記腕部の先端部に設けられた広幅の錘部とからなり、
前記錘部は、その幅方向の一方の側に前記腕部の側面よりも突出している部分を有し、かつ幅方向の他方の側に、前記基部側に前記腕部の側面から連続してそれと同一面をなしている側面と、該側面よりも幅方向に突出している追加の部分とを有し、
前記振動腕の表面及び裏面の少なくとも一方には、その長手方向に沿い、前記腕部から前記錘部の領域まで延長している第1溝部が設けられ、
前記第1溝部の側面に第1励振電極が設けられ、前記腕部の側面と該側面に連続している前記錘部の側面とに連続して第2励振電極が設けられていることを特徴とする。
このように第1励振電極を、振動腕の腕部から錘部の領域まで設けた第1溝部の側面に形成し、かつ第2励振電極を、腕部の側面及び該側面から連続する錘部の側面に連続して形成することによって、振動腕の振動に貢献する電界を腕部だけでなく、錘部の領域にも発生させることができる。従って、小型化の要求に対応して振動腕を短くしても、錘部の質量効果を損なうことなく、電極面積を増やして励振効率を高め、CI値を低減させて振動片の高性能化、高品質化を実現することができる。また、追加の部分を設けた分だけ、より高い質量効果が得られると共に、振動腕の長手方向の中心線に関して左右のバランスを改善することができる。
これにより、錘部の質量効果をより高くし、かつ振動腕の長手方向の中心線に関して左右のバランスをより改善することができる。
前記振動腕が、前記基部に結合した所定の幅の腕部と、前記腕部の先端部に設けられた広幅の錘部とからなり、
前記錘部は、その幅方向の一方の側に前記腕部の側面よりも突出している部分を有し、かつ幅方向の他方の側の側面が前記腕部の側面から連続してそれと同一面をなし、
前記振動腕の表面及び裏面の少なくとも一方には、その長手方向に沿い、前記腕部から前記錘部の領域まで延長している第1溝部が設けられ、
前記第1溝部の側面に第1励振電極が設けられ、
前記腕部の側面と該側面に連続している前記錘部の側面とに連続し、前記第1溝部の前記錘部への延長部分に対応する範囲にまで延在している第2励振電極が設けられていることを特徴とする。
このように第1励振電極を、振動腕の腕部から錘部の領域まで設けた第1溝部の側面に形成し、かつ第2励振電極を、腕部の側面及び該側面から連続する錘部の側面に連続して形成することによって、振動腕の振動に貢献する電界を腕部だけでなく、錘部の領域にも発生させることができる。従って、小型化の要求に対応して振動腕を短くしても、錘部の質量効果を損なうことなく、電極面積を増やして励振効率を高め、CI値を低減させて振動片の高性能化、高品質化を実現することができる。
図1(A)〜(C)は、本発明による音叉型圧電振動片の第1実施例を概略的に示している。本実施例の音叉型圧電振動片21は、水晶等の圧電材料で一体に形成され、概ね矩形の基部22と、該基部から平行に延出する1対の振動腕23とを備える。各振動腕23は、前記基部に結合された所定の幅の細長い腕部24と、その自由端である先端部に前記腕部よりも広幅に形成された錘部25とを有する。各錘部25は、振動腕23の幅方向両側に腕部24の側面から突出する部分26,26を有する。
Claims (6)
- 基部と、前記基部から延出しかつ屈曲振動モードで振動する振動腕とを備え、
前記振動腕が、前記基部に結合した所定の幅の腕部と、前記腕部よりもその幅方向に突出している部分を有するように前記腕部の先端部に設けられた広幅の錘部とからなり、
前記振動腕の表面及び裏面の少なくとも一方には、その長手方向に沿い、前記腕部から前記錘部の領域まで延長している第1溝部が設けられ、
前記錘部の前記突出している部分には、前記第1溝部と平行に設けられた有底の第2溝部を備え、前記第2溝部の側面が前記第1溝部の側面と平行に延長しかつ前記腕部の側面から連続してそれと同一面をなし、
前記第1溝部の側面に第1励振電極が設けられ、前記腕部の側面と該側面に連続している前記第2溝部の側面とに連続して第2励振電極が設けられていることを特徴とする振動片。 - 前記錘部の前記腕部の側面から連続して同一面をなしている側面が、前記錘部の幅方向の前記突出している部分を有しない側の側面からなることを特徴とする請求項1記載の振動片。
- 基部と、前記基部から延出しかつ屈曲振動モードで振動する振動腕とを備え、
前記振動腕が、前記基部に結合した所定の幅の腕部と、前記腕部の先端部に設けられた広幅の錘部とからなり、
前記錘部は、その幅方向の一方の側に前記腕部の側面よりも突出している部分を有し、かつ幅方向の他方の側に、前記基部側に前記腕部の側面から連続してそれと同一面をなしている側面と、該側面よりも幅方向に突出している追加の部分とを有し、
前記振動腕の表面及び裏面の少なくとも一方には、その長手方向に沿い、前記腕部から前記錘部の領域まで延長している第1溝部が設けられ、
前記第1溝部の側面に第1励振電極が設けられ、前記腕部の側面と該側面に連続している前記錘部の側面とに連続して第2励振電極が設けられていることを特徴とする振動片。 - 前記錘部が、前記腕部の側面から連続してそれと同一面をなしている前記側面に、前記追加の部分から前記基部側に向けて延長している突条を有していることを特徴とする請求項3記載の振動片。
- 基部と、前記基部から延出しかつ屈曲振動モードで振動する振動腕とを備え、
前記振動腕が、前記基部に結合した所定の幅の腕部と、前記腕部の先端部に設けられた広幅の錘部とからなり、
前記錘部は、その幅方向の一方の側に前記腕部の側面よりも突出している部分を有し、かつ幅方向の他方の側の側面が前記腕部の側面から連続してそれと同一面をなし、
前記振動腕の表面及び裏面の少なくとも一方には、その長手方向に沿い、前記腕部から前記錘部の領域まで延長している第1溝部が設けられ、
前記第1溝部の側面に第1励振電極が設けられ、
前記腕部の側面と該側面に連続している前記錘部の側面とに連続し、前記第1溝部の前記錘部への延長部分に対応する範囲にまで延在している第2励振電極が設けられていることを特徴とする振動片。 - 前記基部から平行に延長している1対の前記振動腕を有している音叉型であることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか記載の振動片。
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