JP5507071B2 - チューブ容器 - Google Patents

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Description

本発明は、容器内に残る内容物を、少なくするようにしたチューブ容器に関するものである。
クリーム状の内容物のチューブ容器として、容器の肩部に溝を設け、内容物の減少とともに、容器の変形を助け、容器内に残る内容物を少なくするようにしたチューブ容器は、従来より知られている(例えば、特許文献1参照)。
実開平6−59240号
上記特許文献記載のチューブ容器では、容器の肩部に溝を設けることによって、肩部を変形させ易くし、胴部の変形とともに肩部を変形させ、容器を潰し、容器内に残る内容物を少なくするようにしている。
しかしながら、内容物の減少に対し、上記特許文献記載のチューブ容器では、胴部の変形とともに肩部の変形が肩部に設けた対角線状の溝でしか変形せず、溝以外の肩部に対応する容器の潰れが中途半端なもので終了し、容器内に内容物が残るという問題があった。
本発明は、上記の問題を解決することを課題として、内容物の減少とともに、容器を変形させ、容器内に残る内容物を少なくするようにしたチューブ容器を提供することを目的とする。
本発明は、上記の課題を解決するため、チューブ容器として、容器内の内容物を吐出する口筒部と、肩部と胴部とを具えたチューブ容器において、胴部の上端部に、外方に向かって突設され、反転変形可能な薄肉膨出部が設けられ、薄肉膨出部の縦断面形状が、胴部上端から外方に延び下方に湾曲する円弧部と、該円弧部の突出端部下方から容器中心方向に延び、下面側にわずかに湾曲するように形成された傾斜部とからなっていることを特徴とする構成を採用する。
薄肉膨出部の実施例として、胴部の上端部に、薄肉膨出部が環状に設けられていることを特徴とする構成、或いは、胴部の上端部に、薄肉膨出部が間欠的に配設されていることを特徴とする構成を採用する。
軟質の合成樹脂を素材として成形され、口筒部と肩部と胴部を具えたチューブ容器において、胴部の上端部に、外方に向かって突設されるとともに反転変形可能な薄肉膨出部が設けられているので、内容物の減少とともに、薄肉膨出部を反転させることで、容器内に残る内容物を少なくすることができる。
次に、本発明のチューブ容器について、実施例をあげ、図面を参照して説明する。
図1に示すように、容器は、軟質の合成樹脂を素材として成形され、容器内の内容物を吐出する口筒部1と肩部2と胴部3を具えている。
胴部3の上端部には、肩部2の下端から連設されるとともに、外方に向かって突設される環状の薄肉膨出部4が設けられている。
薄肉膨出部4の縦断面形状は、上部が大きく突出した円弧部4aと、円弧部4aの最大突出部下方より中心に向かって緩やかな弧状として延びる傾斜部4bとから構成されている。
薄肉膨出部4は、成形時に胴部3の上端部のみを膨らませることで、他の胴部3、および肩部2の壁に比べ薄肉に形成されており、内側へ反転し易い形状となっている。
次に、本実施例のチューブ容器の使用態様と、作用効果について説明する。
チューブ容器は、クリーム状の内容物を充填した後、容器を密封する。
内容物を使用する際には、図示しない蓋体を外し、胴部3を適宜押して、内容物を口筒部1の先端より外に押し出して使用する。
その際、内容物の減少により内容物が口筒部1の先端側に移動するので、容器の底部の方から口筒部1に向い胴部3が潰され、図2(a)に示すように、容器が変形していく。
内容物を使用して、ある程度、内容物が残り少なくなった状態で薄肉膨出部4を押し込み、図2(b)に示すように、内方に反転させ、反転した薄肉部4Aとする。
その際、傾斜部4bを押圧することにより、反転をより容易にすることができる。
さらに、内容物を使用していくと、薄肉部4Aが、肩部2の下面に近づいていき、最後は、図3に示すように、薄肉部4Aと肩部2の下面との間が当接するように潰れるとともに、胴部3が完全に潰れ、内容物の押し出しが終了される。
本実施例のチューブ容器は、薄肉膨出部4を押し込み、反転させ、薄肉部4Aとすることで、容器が潰れていくと、薄肉部4Aと肩部2の下面との間が当接するように潰れていくので、その空間の分だけ、残る内容物を少なくすることができる。
次に、第1実施例のチューブ容器の胴部の構成を変えた第2実施例について説明する。
本実施例の第1実施例と同一の構成部分には、同一の符号を付して図示し、詳しい説明を省略し、相違点を中心に説明する。
図4に示すように、容器は、口筒部1と肩部2と胴部5を具えている。
胴部5の底部6は、一般的なチューブ容器のように、円筒形に形成された胴部5を、表面側5aと裏面側5bとに分けるようにして貼着したものである。
胴部5の上端部には、外方に向かって突設される薄肉膨出部7a、7bが対称位置に配設されている。
また、その位置は、表面側5aおよび裏面側5bに対応する位置が好ましい。
薄肉膨出部7a、7bの縦断面形状は、実施例1と同様に、円弧部7aa、7baと、緩やかな弧状として延びる傾斜部7ab、7bbとから構成され、反転にあたっては、同一の作用を得ることができる。
薄肉膨出部7a、7bは、成形時に胴部5の上端部の表面側5aおよび裏面側5bに対応する位置のみを膨らませることで、他の胴部5および肩部2の壁に比べ薄肉に形成されている。
次に、本実施例のチューブ容器の作用効果について説明する。
胴部5の表面側5aと裏面側5bを内方に押圧し、内容物を使用して、ある程度、内容物が残り少なくなった状態で薄肉膨出部7a、7bを押し込み、図5に示すように、内方に反転させ、反転した薄肉部7A、7Bとする。
さらに、内容物を使用していくと、薄肉部7A、7Bが、肩部2の下面に近づいていき、最後は、薄肉部7A、7Bと肩部2の下面との間が当接するように潰れるとともに、胴部5の表面側5aと裏面側5bとの間が完全に潰れ、内容物の押し出しが終了される。
本実施例のチューブ容器は、薄肉膨出部7a、7bを押し込み、反転させ、薄肉部7A、7Bとすることで、容器が潰れていくと、薄肉部7A、7Bと肩部2の下面との間が当接するように潰れていくので、その空間の分だけ残る内容物を少なくすることができる。
前記実施例では、薄肉膨出部を好ましい位置として、胴部の底部に対する表面側および裏面側に対応する位置に配設したが、別に、底部に対する両側面側に薄肉膨出部を配設するようにしてもよい。
また、薄肉膨出部を、例えば、表面側のみ一つ設けたり、全周に間欠的に複数設けたりしても、内容物を使用して、ある程度、内容物が残り少なくなった状態で薄肉膨出部を押し込み、反転させ、薄肉部とすることで、容器を潰していくと、薄肉部と肩部の下面との間が当接するように潰れていくので、その空間の分だけ、残る内容物を少なくすることができる。
胴部の上端部に配設する薄肉膨出部の配設場所、および数は、前記実施例の構成に限定されない。
本発明のチューブ容器は、胴部の上端部に薄肉膨出部を設けたことによって、容器を押潰して内容物を使用した後に、残る内容物を少なくすることができるので、食料品、化粧品、薬品、その他のクリーム状の内容物のチューブ容器として、広く利用することができる。
本発明の第1実施例のチューブ容器の説明図で、(a)は上面図、(b)は一部断面側面図である。 チューブ容器の使用時の説明図で、(a)は胴部押圧時、(b)は薄肉膨出部反転時である。 チューブ容器の使用終了時の説明図で、(a)は上面図、(b)は一部断面側面図である。 本発明の第2実施例のチューブ容器の説明図で、(a)は上面図、(b)は一部断面側面図である。 チューブ容器の薄肉膨出部反転時の説明図である。
符号の説明
1 口筒部
2 肩部
3、5 胴部
4、7a、7b 薄肉膨出部
4a、7aa、7ba 円弧部
4b、7ab、7bb 傾斜部
4A、7A、7B 薄肉部
5a 表面側
5b 裏面側
6 底部

Claims (3)

  1. 容器内の内容物を吐出する口筒部と、肩部と胴部とを具えたチューブ容器において、
    胴部の上端部に、外方に向かって突設され、反転変形可能な薄肉膨出部が設けられ
    薄肉膨出部の縦断面形状が、胴部上端から外方に延び下方に湾曲する円弧部と、該円弧部の突出端部下方から容器中心方向に延び、下面側にわずかに湾曲するように形成された傾斜部とからなっていることを特徴とするチューブ容器。
  2. 胴部の上端部に、薄肉膨出部が環状に設けられていることを特徴とする請求項1記載のチューブ容器。
  3. 胴部の上端部に、薄肉膨出部が間欠的に配設されていることを特徴とする請求項1記載のチューブ容器。
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