JP5506724B2 - 内視鏡装置 - Google Patents

内視鏡装置 Download PDF

Info

Publication number
JP5506724B2
JP5506724B2 JP2011061204A JP2011061204A JP5506724B2 JP 5506724 B2 JP5506724 B2 JP 5506724B2 JP 2011061204 A JP2011061204 A JP 2011061204A JP 2011061204 A JP2011061204 A JP 2011061204A JP 5506724 B2 JP5506724 B2 JP 5506724B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bending
bending portion
distal end
insertion portion
end side
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2011061204A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2012196269A (ja
Inventor
誠之 岩坂
友博 大木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujifilm Corp
Original Assignee
Fujifilm Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujifilm Corp filed Critical Fujifilm Corp
Priority to JP2011061204A priority Critical patent/JP5506724B2/ja
Publication of JP2012196269A publication Critical patent/JP2012196269A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5506724B2 publication Critical patent/JP5506724B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Description

本発明は内視鏡装置に係り、特に膵胆管系への挿入部の挿入に適した内視鏡装置に関する。
従来、胆道や膵管(膵胆管系)の内視鏡を使用した施術において、内部の観察や処置具を使用した処置を行う場合には、処置具挿通チャンネルを備えた側視内視鏡が使用されている。側視内視鏡は挿入部先端の側方に観察手段の観察視野を有しており、処置具が導出される処置具挿通チャンネルの処置具導出口も側方に設けられて観察視野と同一方向に処置具が導出されるように構成されている(特許文献1等参照)。
このような側視内視鏡を用いて膵胆管系の施術を行う際には、側視内視鏡を十二指腸のファーター乳頭の近傍まで挿入し、ファーター乳頭を観察手段により確認したところで処置具挿通チャンネルに処置内容に対応した処置具を挿入し、処置具導出口から導出された処置具をファーター乳頭から膵胆管系の管腔内に挿入するようにしている。
膵胆管系の内部を観察する場合には、特許文献2のように側視内視鏡の処置具挿入チャンネルに挿入可能な細径の内視鏡(子スコープ)が用いられ、処置具と同様に側視内視鏡の処置具挿入チャンネルを通じて膵胆管系の管腔内に挿入するようにしている。
また、特許文献3には、内視鏡の挿入部の2箇所に湾曲部を有し、屈曲した体腔内への挿入作業を円滑に行えるようにしたものが開示されている。
特開2007−136044号公報 特開平11−42207号公報 特開2007−054125号公報
しかしながら、側視内視鏡を用いて膵胆管系の管腔内に処置具や子スコープを挿入する作業は容易ではない。また、処置具を交換する場合に、膵胆管系の管腔内への挿入経路を確保するためにガイドワイヤを挿置する方法が一般的に行われているが、ガイドワイヤを挿置することにも手間と時間を要し、また、ガイドワイヤの使用を前提とすると、処置具にガイドワイヤを挿通する管腔が必要となるため、処置具の細径化を阻害するという欠点もある。
一方、挿入部に処置具挿通チャンネルを備えた内視鏡を膵胆管系の管腔内に直接挿入することができれば、処置具挿通チャンネルに処置具を挿通させるだけで、処置具を管腔内に容易に挿置することができ、ガイドワイヤを挿置する手間も時間も不要にすることができる。また、管腔内を観察するために子スコープを管腔内に挿入することも不要となる。
しかしながら、挿入部に処置具挿通チャンネル、湾曲機構、観察手段等を備えた内視鏡では、挿入部が太径化し、ファーター乳頭の開口から挿入部を挿入することは難しく、患者への負担も大きい。また、1つの湾曲部のみの湾曲操作だけでは、挿入部の先端を所望の方向に向けて押し進めることが難しく、特に、挿入部を所定の湾曲状態で十二指腸まで挿入した後、挿入部の先端を基端側に向きを変えてファーター乳頭の開口に向けて押し進めることは難しい。
そこで、特許文献3のように挿入部の2箇所に湾曲部を設けるようにすれば、挿入部の先端を所望の方向に向けて押し進めることが容易となるが、膵胆管系のように細径の管腔内に挿入部を挿入する場合にはそれだけでは不十分であり、挿入部の細径化を図る必要がある。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたもので、膵胆管系のような細径の管腔内に対して挿入部を容易に挿入することができる内視鏡装置を提供することを目的とする。
前記目的を達成するために、本発明に係る内視鏡装置は、体腔内に挿入される挿入部の基端側の所定範囲を形成する基端側挿入部と、前記基端側挿入部の先端側に延設されて前記挿入部の先端側の範囲を形成する先端側挿入部であって、前記基端側挿入部よりも外径が小さい先端側挿入部と、前記基端側挿入部に設けられ、複数の方向に湾曲可能な第1湾曲部と、前記先端側挿入部に設けられ、前記第1湾曲部の湾曲可能な方向の数よりも少ない数の方向に湾曲可能な第2湾曲部と、を備えたことを特徴としている。
本発明によれば、挿入部のうち、基端側となる基端側挿入部に設けられる第1湾曲部よりも、先端側となる先端側挿入部に設けられる第2湾曲部の湾曲可能な方向の数を少なくし、湾曲部の構造の簡素化を図ることによって先端側挿入部の細径化が図られており、膵胆管系のような細径の管腔内に対しても挿入部を容易に挿入することができるようになる。
本発明では、前記第1湾曲部は4方向に湾曲可能であり、前記第2湾曲部は1方向のみに湾曲可能であることが好ましい。第2湾曲部の湾曲可能な方向の数を最小(1)とすることによって、先端側挿入部の細径化を最大限に行うことができる。まだ、第1湾曲部で4方向の湾曲が確保されているため第2湾曲部が1方向のみであっても挿入部の先端を所望の方向に向けることができる。
本発明では、第2湾曲部の湾曲が1方向のみの場合に、前記第2湾曲部は、湾曲方向に対して直交する支軸を中心として回動可能に連結された複数の節輪と、前記複数の節輪の各々を前記湾曲可能な1方向に回動させる1本の牽引部材と、を備えた態様が可能である。
本発明では、前記第1湾曲部と前記第2湾曲部の間に内容物の位置を規制する規制部材を設けることが好ましい。本発明によれば、内径の異なる第1湾曲部と第2湾曲部の内容物を暴れないようにする効果がある。
本発明では、前記第2湾曲部を湾曲操作する牽引部材は、前記第1湾曲部内から基端側は密着バネで覆われており、前記密着バネの先端は、前記規制部材に固定されていることが好ましい。本発明によれば、第2湾曲部を湾曲操作する牽引部材が、第1湾曲部の湾曲形状から受ける影響、例えば、第1湾曲部の湾曲による第2湾曲部の牽引部材のたるみを最小限に抑えることができる。
本発明によれば、膵胆管系のような細径の管腔内に対して挿入部を容易に挿入することができる。
本発明に係る内視鏡装置の一実施の形態を示した全体図 挿入部の先端面を示した正面図 挿入部の基端側挿入部を長手軸に沿って切断した断面を示す縦断面図 挿入部の先端側挿入部を長手軸に沿って切断した曲部の湾曲構造(節輪)を示した斜視図 第1湾曲部の節輪の構成を示した斜視図 第2湾曲部の節輪の構成を示した斜視図 図3、図4における7−7矢視断面図 挿入部を膵胆管系の管腔内に挿入した状態を示した説明図
以下、添付図面に従って本発明の好ましい実施の形態について詳説する。
図1は本発明に係る内視鏡装置の一実施の形態を示した全体図である。同図の内視鏡10は、主として胆道又は膵管(膵胆管系)の内腔を観察する胆道鏡として、また、それらの内腔に各種処置具を挿入する挿入補助具として用いられる内視鏡であり、操作部12と、操作部12に連設され体腔内に挿入される挿入部14と、操作部12から延出されたユニバーサルケーブル16とを備えている。施術時において内視鏡10は、ユニバーサルケーブル16により不図示の画像処理プロセッサ、光源装置、送気送水装置、及び、吸引装置に接続されて使用される。
操作部12は、施術者が把持して各種操作を行う部分であり、回転操作されるアングルノブ18、20、揺動操作されるアングルレバー22、押下操作される送気送水ボタン24、吸引ボタン26、シャッターボタン28等の各種ボタンを備えている。また、操作部12は、挿入部14内を挿通する処置具挿通チャンネルに各種処置具を挿入するための処置具挿入部30(開口)を備えている。
挿入部14は、操作部側から順に可撓性を有する軟性部32と、アングルノブ18、20の操作によって湾曲する第1湾曲部34と、硬質の硬性部36と、可撓性を有する軟性部37と、アングルレバー22の操作によって湾曲する第2湾曲部38と、硬質の先端部40とにより構成されている。
また、挿入部14は、略円筒面状の外形を有しているが、外径が大きい太径の基端側挿入部42と、基端側挿入部42よりも外径が小さい細径の先端側挿入部44とに分けられ、基端側挿入部42の範囲内に上記第1湾曲部34が設けられ、先端側挿入部44の範囲内に第2湾曲部38が設けられている。先端側挿入部44は基端側挿入部42よりも細径であるため、膵胆管系の管腔内に容易に挿入することができ、施術時においては、基端側挿入部42が十二指腸まで挿入され、先端側挿入部44が膵胆管系の管腔内に挿入されるようになっている。なお、基端側挿入部42と先端側挿入部44との間は、基端側から先端に向けて縮径するテーパ部となっており、そのテーパ部は硬性部36により形成されている。
挿入部14の先端面46(先端部40の先端面)には、図2に示すように、処置具導出口50、観察窓52、照明窓54、54、送気送水口56が設けられている。
処置具導出口50は、挿入部14内を挿通する処置具挿通チャンネルを通じて操作部12の処置具挿入部30に連通されており、処置具挿入部30から処置具を挿入すると、その処置具が処置具挿通チャンネルを挿通して処置具導出口50から導出されるようになっている。また、処置具挿通チャンネルは吸引チャンネルにも連結されており、操作部12の吸引ボタン26を押すと、ユニバーサルケーブル16に接続された吸引装置からの吸引力により、血液、粘液等を処置具導出口50から吸い込むことができるようになっている。
観察窓52は、先端部40に内蔵されている撮像装置(観察手段)のレンズの一部、又は、保護部材等として先端面46に配置されている。撮像装置は、レンズや撮像素子を備えており、観察窓52を介して取り込まれた被写体光がレンズにより撮像素子の撮像面に結像され、撮像面に結像された被写体の画像が撮像素子により光電変換されて画像信号として取得される。撮像装置により撮像された画像は、ユニバーサルケーブル16に接続された画像処理プロセッサに画像信号として取り込まれ、所要の画像処理が施されてモニタに表示されるようになっている。これによって施術者は先端側挿入部44を挿入した体腔内の画像をモニタで観察することができるようになっている。また、操作部12のシャッターボタン28を押すと、そのときに撮像装置で撮像された画像が画像処理プロセッサにおいて記録保存されるようになっている。
照明窓54は、背後にライトガイドの光出射部が配置されており、ユニバーサルケーブル16に接続された光源装置からそのライトガイドを通じて供給される照明光を出射する。この照明窓54から出射される照明光により、撮像装置で撮像する観察対象が照明される。
送気送水口56は、挿入部14内を挿通する送気送水チャンネルに連通されており、ユニバーサルケーブル16に接続された送気送水装置から送気送水チャンネルを介して供給された洗浄水やガスを観察窓52に向けて噴射する。この送気送水口56から噴射される洗浄水やガスによって、観察窓52の洗浄(及び乾燥)が行われる。操作部12の送気送水ボタン24に設けられた孔を塞ぐと、送気送水口56から観察窓52に向けてガスが噴射され、送気送水ボタン24を押すと、送気送水口56から観察窓52に向けて洗浄水が噴射されるようになっている。
次に、上記挿入部14の構成について説明する。上記のように挿入部14は、基端側(操作部12側)に外径の大きい太径の基端側挿入部42が設けられ、先端側(先端面46側)に外径の小さい細径の先端側挿入部44が設けられている。基端側挿入部42には、軟性部32と第1湾曲部34が設けられ、先端側挿入部44には、軟性部37と第2湾曲部38と先端部40が設けられている。第1湾曲部34と軟性部37との間には基端側挿入部42と先端側挿入部44との連結部分を形成する硬性部36が設けられている。また、基端側挿入部42と先端側挿入部44の連結部分は先端側に向けて外径が小さくなるテーパ面となっている。
先端側挿入部44は、胆管の長さに対応して5〜10cm程度であることが好ましく、第2湾曲部38は、5〜8cm程度であることが好ましい。また、基端側挿入部42の外径(直径)は10〜11mm程度であるのが好ましく、これに対して、先端側挿入部44の外径(直径)は6mm以下であることが好ましい。
以下、主として第1湾曲部34と第2湾曲部38について詳説する。
第1湾曲部34は、一般的な軟性内視鏡において挿入部(先端部の基端側)に設けられる湾曲部と同様の構成を有しており、アングルノブ18、20の回動操作によって上下方向及び左右方向の4方向に湾曲するようになっている。アングルノブ18を所定の回転基準位置から所定方向(図1において反時計回り方向)に回転させると、第1湾曲部34が直線状態から上方向に湾曲した状態となり、これと反対方向(時計回り方向)に回転させると、直線状態から下方向に湾曲した状態となる。
一方、第2湾曲部38は、アングルレバー22の回動操作(揺動操作)によって上方向のみに湾曲するようになっており、所定の回転基準位置(端位置)からアングルレバー22の先端を前方向に押し出す方向(図1において反時計回り方向)に回転させると、直線状態から上方向に湾曲した状態となる。第2湾曲部38を上方向に湾曲させた状態からアングルレバー22を回転基準位置に戻した場合には、アングルレバー22の操作力により第2湾曲部38が直線状態に戻るのではなく、第2湾曲部38を上方向に湾曲させる状態に維持する力が解除されるのみとなっている。
このように第2湾曲部38を一方向のみに湾曲可能なものとすることによって、第2湾曲部38の構成を第1湾曲部34よりも簡素化し、基端側挿入部42よりも先端側挿入部44の外径を小さくすることを可能にしている。
ここで、図1に示されているように上下方向とは、挿入部14の長手軸に対して直交し、かつ、操作部12のアングルノブ18、20の回転軸に対して直交する図1の紙面内の上下方向であって、上方向とはアングルノブ20の送気送水ボタン24等が設けられている操作部12の上面側の方向を示し、下方向とはその反対方向を示すものとする。左右方向とは、上下方向に直交する方向(図1の紙面に直交する方向)であって、左方向とは操作部12(挿入部14の基端側)から挿入部14の先端側を見て左側の方向を示し、右方向とはその反対方向を示すものとする。また、上下方向及び左右方向に直交する図1の紙面内の左右方向を前後方向とし、操作部12に対して挿入部14が配置される方向を前方向(先端側)とし、その反対方向を後方向(基端側)とする。
図3及び図4は、挿入部14を長手軸に沿って切断した断面を示す縦断面図であり、図3は第1湾曲部34を含む主として基端側挿入部42の範囲を示し、図4は第2湾曲部38を含む主として先端側挿入部44の範囲を示している。なお、これらの図において、挿入部14内に配備される処置具挿通チャンネル等のチャンネル(管路)形成部材、ライトガイド、信号ケーブル等は省略され、下記で詳説する第1湾曲部34及び第2湾曲部38に関連する部材、及び、被覆部材(外皮等)のみが示されている。
図3に示すように、第1湾曲部34は、挿入部14(基端側挿入部42)の長手軸に沿って前後方向に交互に連結された複数の第1節輪60及び第2節輪62を有し、全体が柔軟性を有する円筒状の外皮64により覆われている。
第1節輪60は、図5の斜視図に示すように、円環状の節輪本体70を有し、その前端部には、節輪本体70の中心軸xに対して左右対称となる左右両側の位置に前方に突出した一対の前側ヒンジ部72、72が形成されている。前側ヒンジ部72、72には、貫通孔72A、72Aが形成されている。
節輪本体70の後端部には、中心軸xに対して上下対称となる上下両側の位置に後方に突出した一対の後側ヒンジ部76、76が形成されている。後側ヒンジ部76、76には、貫通孔76A、76Aが形成されている。前側ヒンジ部72、72は、この後側ヒンジ部76、76よりも中心軸x寄りの位置に突出して形成されている。
第2節輪62は、本実施の形態では、第1節輪60と全く同一のものであり、第1節輪60に対して中心軸x周りに90度回転させた状態のものを示している。したがって、第2節輪62では、前側ヒンジ部72、72がそれぞれ下側と上側に配置され、後側ヒンジ部76、76が左側と右側に配置される。
これらの第1節輪60と第2節輪62は、図3に示すように、所定位置の第1節輪60と1つ前側の第2節輪62との間の左右両側の位置において、第1節輪60の前側ヒンジ部72、72と第2節輪62の後側ヒンジ部76、76とが重ね合わされ(右側は不図示)、重ね合わされた前側ヒンジ部72と後側ヒンジ部76の貫通孔72A、76Aに挿入配備されるリベット84を支軸にして回動可能に連結されている。これによって、第1節輪60に対して1つ前側の第2節輪62が上下方向に回動可能(揺動可能)に支持されている。
一方、所定位置の第1節輪60と1つ後側の第2節輪62との間の上下両側の位置において、第1節輪60の後側ヒンジ部76、76と第2節輪62の前側ヒンジ部72、72とが重ね合わされ、重ね合わされた後側ヒンジ部76と前側ヒンジ部72の貫通孔76A、72Aに挿入配備されるリベット84を支軸にして回動可能に連結されている。これによって、第1節輪60に対して1つ後側の第2節輪62が左右方向に回動可能(揺動可能)に支持されている。
このようにして第1節輪60と第2節輪62が交互に連結されることによって、第1湾曲部34は、上下方向及び左右方向の4方向に湾曲可能に構成されている。
また、これらの第1節輪60及び第2節輪62のうち、最も基端側(後側)に配置された節輪(図3では第2節輪62)は、第1節輪60の前端部と同様の前側ヒンジ部72、72を有する環状の後端部材86に連結され、最も前側に配置された節輪(図3では第1節輪60)は、第2節輪62の後端部と同様の後側ヒンジ部76、76を有する環状の前端部材88に連結されている。なお、これらの連結は、第1節輪60と第2節輪62との間の連結と同様になされている。
後端部材86は、軟性部32と第1湾曲部34とを連結する環状の連結部材90の前端部に固定され、前端部材88は、第1湾曲部34の前側の硬性部36を形成する枠体92の後端部に固定されている。これによって、第1湾曲部34は、軟性部32と硬性部36との間に配置されている。
ここで、硬性部36の枠体92は、硬性の部材(例えば金属)により環状に形成されており、太径の基端側挿入部42に対応した太径部92Aと、細径の先端側挿入部44に対応した細径部92Bと、太径部92Aから細径部92Bに向けて外径が小さくなるテーパ部92Cとを有している。
また、軟性部32には、外皮64の内側に可撓性を有する筒状の内壁部材94が配置されており、その内壁部材94が連結部材90の後端の位置まで配置されている。同図では内壁部材94が一体形成部材として示されているが、内壁部材94は、例えば網管と、網管の内側に配置されるフレックス管等から構成されている。
なお、連結部材90及び硬性部36の枠体92の外周面は、軟性部32から連続して挿入部14の全体にわたって一体形成される外皮64に被覆されているが、外皮64は、挿入部14の全体にわたって一体形成されたものではなく、連結部材90や枠体92で分断され、連結部材90や枠体92の部分で連結される構成であってもよい。
また、上記後端部材86や前端部材88は、連結部材90や枠体92に一体形成されたものであってもよい。更に、硬性部36(枠体92)は、テーパ部92Cのみの構成であってもよい。
以上の如く構成された第1湾曲部34は、上下操作ワイヤ100A、100B、及び、左右操作ワイヤ102A(不図示)、102Bの牽引力によって湾曲動作するようになっている。上下操作ワイヤ100A、100Bは1本の上下操作ワイヤ100の両端側のうちの各々の端部側を示しており、上下操作ワイヤ100Aは、第1節輪60の上側の後側ヒンジ部76と第2節輪62の上側の前側ヒンジ部72とを連結するリベット84の頭部に一体形成されたワイヤガイド80を挿通して、その先端が前端部材88の上側内周面にワイヤ固定部材89によって固定されている。上下操作ワイヤ100Bは、第1節輪60の下側の後側ヒンジ部76と第2節輪62の下側の前側ヒンジ部72とを連結するリベット84の頭部に一体形成されたワイヤガイド80を挿通して、その先端が前端部材88の下側内周面にワイヤ固定部材89によって固定されている。
これらの上下操作ワイヤ100A、100B(100)は、操作部12内において、アングルノブ18に連動して回動するプーリー110に巻回されており、アングルノブ18を一方向に回転させると、上下操作ワイヤ100A、100Bの一方が牽引され、他方が弛緩されるようになっている。これによって、アングルノブ18を所定の回転基準位置から所定方向(図1、3において反時計回り方向)に回転させると、これに連動してプーリー110が反時計回り方向に回転し、上下操作ワイヤ100Aが牽引され、上下操作ワイヤ100Bが弛緩されて、第1湾曲部34が直線状態から上方向に湾曲する。これとは反対方向にアングルノブ18を回転基準位置から回転させると、プーリー110が時計回り方向に回転し、上下操作ワイヤ100Bが牽引され、上下操作ワイヤ100Aが弛緩され、第1湾曲部34が直線状態から下方向に湾曲する。
左右操作ワイヤ102A、102B(不図示)も上下操作ワイヤ100A、100Bと同様に1本の左右操作ワイヤ102の両端側のうちの各々の端部側を示し、左右操作ワイヤ102Aは、第1節輪60の左側の前側ヒンジ部72と第2節輪62の左側の後側ヒンジ部76とを連結するリベット84の頭部に一体形成されたワイヤガイド80を挿通して、その先端が前端部材88の左側内周面にワイヤ固定部材89によって固定されている。左右操作ワイヤ102B(不図示)は、第1節輪60の右側の前側ヒンジ部72と第2節輪62の右側の後側ヒンジ部76とを連結するリベット84の頭部に一体形成されたワイヤガイド80を挿通して、その先端が前端部材88の右側内周面にワイヤ固定部材89(不図示)によって固定されている。これらの左右操作ワイヤ102A、102B(102)は、上下操作ワイヤ100と同様に、操作部12内において、アングルノブ20に連動して回動するプーリー(不図示)に巻回されており、アングルノブ20を一方向に回転させると、左右操作ワイヤ102A、102Bの一方が牽引され、他方が弛緩されるようになっている。これによって、アングルノブ18による第1湾曲部34の上下方向の湾曲と同様の原理により、アングルノブ20を所定の回転基準位置から所定方向に回転させると、第1湾曲部34が直線状態から左方向に湾曲し、アングルノブ20を反対方向に回転させると、第1湾曲部34が直線状態から右方向に湾曲するようになっている。
第2湾曲部38は、図4に示すように、挿入部14(先端側挿入部44)の長手軸に沿って前後方向に連結された複数の節輪120を有し、全体が外皮64により覆われている。
節輪120は、図6の斜視図に示すように、円環状の節輪本体122を有し、その前端部と後端部には、各々、節輪本体122の中心軸xに対して左右対称となる左右両側の位置に前方に突出した一対の前側ヒンジ部124、124と、後方に突出した一対の後側ヒンジ部128、128が形成されている。前側ヒンジ部124、124及び後側ヒンジ部128、128には各々、貫通孔124A、124A、128A、128Aが形成されている。また、後側ヒンジ部128、128は、前側ヒンジ部124、124よりも中心軸x寄りの位置に設けられている。
節輪本体122の内壁部には、上側の位置に後述の操作ワイヤを前後方向に挿通してガイドするためのワイヤガイド(ワイヤ受け)132が内方に向けて突出して形成されている。ワイヤガイド132は、例えば、節輪本体122の壁部に、周方向に平行な2つの切り込みを入れ、外周面側から内周面側に向けてプレス加工を行うこと等によって形成されている。
図4に示すように前後に隣接する2つの節輪120の間の左右両側の位置において、後側の節輪120の前側ヒンジ部124、124と前側の節輪120の後側ヒンジ部128、128とが重ね合わせられ(右側は不図示)、重ね合わされた前側ヒンジ部124と後側ヒンジ部128の貫通孔124A、128Aに挿入配備されるリベット134を支軸にして回動可能に連結されている。これによって、前後に隣接する節輪120の一方が他方に対して上下方向に回動可能(揺動可能)に支持されている。第1湾曲部34とは異なり、第2湾曲部38は、全ての節輪120の間で上下方向のみに回動可能にとなっているため、左右方向への回動は不能なものとなっている。
また、第2湾曲部38において連結された節輪120のうち、最も基端側(後側)に基端側に配置された節輪120は、節輪120の前端部と同様の前側ヒンジ部124、124を有する環状の後端部材140と連結され、最も前側の節輪120は、節輪120の後端部と同様の後側ヒンジ部128、128を有する環状の前端部材142に連結されている。これらの連結は、隣接する2つの節輪120の間の連結と同様になされている。
後端部材140は、軟性部37と第2湾曲部38とを連結する管状の連結部材144の前端部に固定され、前端部材142は、先端部40の撮像装置等を収容する枠体150に固定されている。これによって、第2湾曲部38は、軟性部37と先端部40との間に配置されている。
ここで、軟性部37には、軟性部32と同様に外皮64の内側に可撓性を有する筒状の内壁部材146が配置されており、その内壁部材146が、硬性部36の枠体92の前端(細径部92Bの前端)から連結部材144の後端の位置まで配置されている。内壁部材146は、例えば網管と、網管の内側に配置されるフレックス管等から構成されている。
なお、上記後端部材140や前端部材142は、連結部材144や先端部40の枠体150に一体形成されたものであってもよい。
以上の如く構成された第2湾曲部38は、操作ワイヤ160の牽引力によって湾曲動作するようになっている。操作ワイヤ160は、各節輪120の上側に配置されたワイヤガイド132を挿通して、その先端が前端部材142の上側内周面にワイヤ固定部材148により固定されている。
操作ワイヤ160の基端側は、軟性部37、硬性部36、第1湾曲部34、及び、軟性部32の内部を挿通して操作部12の内部まで延在しており、操作部12の内部において、アングルレバー22の操作によって操作ワイヤ160を牽引及び弛緩する牽引機構に連結されている。
操作ワイヤ160の牽引機構は、図4に示すようにアングルレバー22が延設された回転体162を備え、回転体162が操作部12内に固定(操作部12の枠体に対して固定)された軸部材164に回動自在に支持されている。これにより、アングルレバー22と共に回転体162が軸部材164を軸にして回動するようになっている。
また、回転体162には、取付板166が連結されており、アングルレバー22の回動と共に取付板162が軸部材164を軸にして回動するようになっている。軸部材164には、クランク部材170の一端が軸支され、クランク部材170の他端がスライドガイド172に摺動可能に支持されたスライダ174に軸支されている。このスライダ174に、操作ワイヤ160の基端が連結されている。これにより、アングルレバー22の回動により、クランク部材部材170を介してスライダ174が前後方向に移動し、操作ワイヤ160が押し引き操作されるようになっている。
以上のような操作ワイヤ160の牽引機構により、アングルレバー22を所定の端位置(回転基準位置)から所定方向(図1、図4において反時計回り方向)に回転させると、これに連動して回転体162が反時計回り方向に回転し、クランク部材170を介してスライダ174により操作ワイヤ160が牽引され、第2湾曲部38が直線状態から上方向に湾曲する。
一方、アングルレバー22は端位置で回転が規制されており、第2湾曲部38を端位置から時計回り方向に回転させることができないようになっている。アングルレバー22が端位置に設定されている状態では、操作ワイヤ160の規制によって第2湾曲部38が直線状態よりも下方向に湾曲することができないようになっており、このとき、第2湾曲部38は、直線状態、又は、操作ワイヤ160が弛緩した状態で上方向に湾曲した状態となっている。
したがって、第2湾曲部38は、アングルレバー22の操作によって上方向のみに湾曲するようになっている。なお、操作ワイヤ160に剛性を強くしてアングルレバー22を端位置にすると、第2湾曲部38が直線状態となるようにしてもよい。
このように第2湾曲部38を1方向のみに湾曲可能にしたことによって、第1湾曲部34のように4方向の湾曲を可能にした場合と比較して節輪120や節輪120を連結するための構成が簡素化され、また、操作ワイヤを挿置する本数も1本に低減されるため、先端側挿入部44の外径を基端側挿入部42よりも小さくすることが可能となっている。
また、操作ワイヤ160の基端側は、密着バネ176で覆われており、密着バネ174の基端は、操作部12内に固定(操作部12の枠体に対して固定)され、密着バネ174の先端は、軟性部32及び第1湾曲部34内を挿通して硬性部36に固定された規制板180に固定されている。したがって、操作ワイヤ160は、軟性部32及び第1湾曲部34内では、密着バネ174によって形成された密着バネ174内の挿通路を摺動するようになっている。これによって、操作ワイヤ160の基端から第2湾曲部38までの経路が、第1湾曲部34や軟性部32の湾曲形状に影響されずに略一定の長さに保持され、第1湾曲部34の湾曲によるたるみ等が防止されている。
続いて、硬性部36に設けられる規制板180について説明すると、図3、図4に示すように硬性部36の枠体92の例えばテーパ部92Cに規制板180が設けられており、その規制板180には、挿入部14内に具備される操作ワイヤ160、処置具挿通チャンネルの管路形成部材(チューブ190)等の内容物が硬性部36内を挿通する位置を規制する挿通孔が形成されている。
図7は、規制板180に形成された挿通孔を示す図3、図4における7−7矢視図である。同図に示すように規制板180には、操作ワイヤ160が挿通される挿通孔180A、処置具挿通チャンネルを形成するチューブが挿通される挿通孔180B、送気送液チャンネルを形成するチューブが挿通される挿通孔180C、ライトガイドが挿通される挿通孔180D、撮像装置の信号ケーブルが挿通される挿通孔180Eが形成されている。これらの挿通孔180A〜180Eは、いずれも先端側挿入部44(第2湾曲部38)の内径の範囲内となる位置に形成されている。そして、挿入部14内に収容される内容物の各々が規制板180の対応する挿通孔180A〜180Eを挿通して配置されているため、各内容物が第1湾曲部34や第2湾曲部38で暴れることなく、適切な配列で保持されるようになっている。なお、上記の操作ワイヤ160の密着バネ174の先端は規制板180の挿通孔180Aの内周面等に固着されている。また、規制板180は、硬性部36の枠体92の所望の位置に設ければよく、第1湾曲部34と第2湾曲部38との間の硬性部36以外の位置に設けてもよい。更に、規制板180のような板状の部材に限らず、他の形状や構造の規制部材によって内容物の位置を規制するようにしてもよい。
以上の如く構成された内視鏡10を膵胆管系の施術に使用する際の作用について説明する。施術時において、施術者は、内視鏡10の挿入部14を患者の口から挿入し、適宜、アングルノブ18、20を操作して第1湾曲部34を湾曲動作させながら食道・胃を経由させて、挿入部14の先端(先端部40)を十二指腸に存在するファーター乳頭(十二指腸乳頭部)の近傍位置まで挿入する。この後、挿入部14の押し引き操作やアングルノブ18、20による第1湾曲部34の湾曲操作を適宜行うと共に、アングルレバー22を操作して第2湾曲部38を湾曲させて挿入部14の先端をファーター乳頭82の開口に向け、細径の先端側挿入部44を図8のようにファーター乳頭の開口から膵胆管系の管腔内(胆管又は膵管)に挿入する。このとき、挿入部14の2箇所に第1湾曲部34と第2湾曲部38が設けられているため、挿入補助具等を使用しなくても、内視鏡10単独で先端部40を容易にファーター乳頭に向けて押し進めることできる。また、先端側挿入部44が細径化されているため、膵胆管系の管腔内に容易に挿入することができる。
更に、先端側挿入部44をそのまま膵胆管系の所望の位置まで挿入すれば、挿入部14の先端部40に具備された撮像装置によって膵胆管系の管腔内の所望の位置を観察することができ、また、先端側挿入部44を膵胆管系の管腔内に挿置した状態で、所望の処置具を操作部12の処置具挿入部30から挿入して挿入部14の先端面46の処置具導出口50からその処置具を導出させれば、ガイドワイヤを使用することなく、膵胆管系の管腔内に処置具を挿置することできる。したがって、膵胆管系の管腔内の観察、膵胆管系の管腔内への処置具の挿置、処置具の交換が容易に行えるようになる。
なお、上記実施の形態では、第1湾曲部34の湾曲可能な方向の数を4とし、第2湾曲部38の湾曲可能な方向の数を1として、第1湾曲部34よりも第2湾曲部38の湾曲構造の簡素化等を図ることによって、先端側挿入部44の細径化を図るようにしたが、第1湾曲部34及び第2湾曲部38の湾曲可能な方向の数は上記実施の形態に限らず、第1湾曲部34の湾曲可能な方向の数を複数(2以上)とし、第2湾曲部38の湾曲可能な方向の数を第1湾曲部34よりも少なくすれば、上記実施の形態と同様の効果が得られる。
また、上記実施の形態において、挿入部14の硬度として、外皮64の厚みや材質を変えること等によって基端側を先端側よりも硬くし、また、挿入部14の硬度を周知の硬度可変手段によって変更できるようにし、挿入部14の挿入操作の操作性の向上を図るようにしてもよい。
また、上記実施の形態では、膵胆管系に対して使用される内視鏡装置について説明したが、本発明は、膵胆管系以外の部位に対して使用される内視鏡装置においても適用できる。
10…内視鏡、12…操作部、14…挿入部、16…ユニバーサルケーブル、18、20…アングルノブ、22…アングルレバー、24…送気送水ボタン、26…吸引ボタン、28…シャッターボタン、30…処置具挿入部、32…軟性部、34…第1湾曲部、36…硬性部、37…軟性部、38…第2湾曲部、40…先端部、42…基端側挿入部、44…先端側挿入部、46…先端面、50…処置具導出口、52…観察窓、54…照明窓、56…送気送水口、60…第1節輪、62…第2節輪、64…外皮、70、122…節輪本体、72、124…前側ヒンジ部、76、128…後側ヒンジ部、80、132…ワイヤガイド、84、134…リベット、86、140…後端部材、88、142…前端部材、90…連結部材、92、150…枠体、94…内壁部材、100…上下操作ワイヤ、102…左右操作ワイヤ、110…プーリー、120…節輪、160…操作ワイヤ、162…回転体、180…規制板

Claims (5)

  1. 体腔内に挿入される挿入部の基端側の所定範囲を形成する基端側挿入部と、
    前記基端側挿入部の先端側に延設されて前記挿入部の先端側の範囲を形成する先端側挿入部であって、前記基端側挿入部よりも外径が小さい先端側挿入部と、
    前記基端側挿入部に設けられ、複数の方向に湾曲可能な第1湾曲部と、
    前記先端側挿入部に設けられ、前記第1湾曲部の湾曲可能な方向の数よりも少ない数の方向に湾曲可能な第2湾曲部と、
    を備えたことを特徴とする内視鏡装置。
  2. 前記第1湾曲部は4方向に湾曲可能であり、前記第2湾曲部は1方向のみに湾曲可能であることを特徴とする請求項1に記載の内視鏡装置。
  3. 前記第2湾曲部は、
    湾曲方向に対して直交する支軸を中心として回動可能に連結された複数の節輪と、
    前記複数の節輪の各々を前記湾曲可能な1方向に回動させる1本の牽引部材と、を備えたことを特徴とする請求項2に記載の内視鏡装置。
  4. 前記第1湾曲部と前記第2湾曲部の間に内容物の位置を規制する規制部材を設けたことを特徴とする請求項1、2、又は3に記載の内視鏡装置。
  5. 前記第2湾曲部を湾曲操作する牽引部材は、前記第1湾曲部内から基端側は密着バネで覆われており、前記密着バネの先端は、前記規制部材に固定されていることを特徴とする請求項4に記載の内視鏡装置。
JP2011061204A 2011-03-18 2011-03-18 内視鏡装置 Active JP5506724B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2011061204A JP5506724B2 (ja) 2011-03-18 2011-03-18 内視鏡装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2011061204A JP5506724B2 (ja) 2011-03-18 2011-03-18 内視鏡装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2012196269A JP2012196269A (ja) 2012-10-18
JP5506724B2 true JP5506724B2 (ja) 2014-05-28

Family

ID=47179147

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2011061204A Active JP5506724B2 (ja) 2011-03-18 2011-03-18 内視鏡装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5506724B2 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5551839B2 (ja) * 2012-04-12 2014-07-16 オリンパスメディカルシステムズ株式会社 内視鏡
JP6137976B2 (ja) 2013-07-25 2017-05-31 オリンパス株式会社 マニピュレータシステム
JP6129087B2 (ja) 2014-01-14 2017-05-17 オリンパス株式会社 関節機構、マニピュレータおよびマニピュレータシステム

Family Cites Families (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH1014862A (ja) * 1996-06-28 1998-01-20 Olympus Optical Co Ltd 湾曲部付可撓管装置
JPH1142207A (ja) * 1997-07-25 1999-02-16 Asahi Optical Co Ltd 親子式内視鏡装置
JP4409844B2 (ja) * 2003-03-31 2010-02-03 富士フイルム株式会社 内視鏡
JP2007054125A (ja) * 2005-08-22 2007-03-08 Olympus Medical Systems Corp 内視鏡
JP2007136044A (ja) * 2005-11-22 2007-06-07 Fujinon Corp 内視鏡の処置具起立装置
JP4855867B2 (ja) * 2006-08-22 2012-01-18 オリンパスメディカルシステムズ株式会社 内視鏡
JP5074069B2 (ja) * 2007-03-29 2012-11-14 オリンパスメディカルシステムズ株式会社 多関節湾曲機構及び多関節湾曲機構を備えた医療器具
JP2010252842A (ja) * 2009-04-21 2010-11-11 Hoya Corp 内視鏡の湾曲装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2012196269A (ja) 2012-10-18

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20220233055A1 (en) Endoscopic imaging system
JP5448637B2 (ja) 挿入経路確保装置
US20120238805A1 (en) Endoscopic device
JP5325416B2 (ja) 内視鏡本体および内視鏡
JP2008531175A (ja) 保護スリーブを有する内視鏡
EP2820999A1 (en) Endoscope
WO2012014532A1 (ja) 内視鏡と、この内視鏡の挿通湾曲方法
JP2012075658A (ja) 内視鏡装置
JP5506724B2 (ja) 内視鏡装置
EP1649799B1 (en) Endoscope
JP2011156269A (ja) 内視鏡
US20100063357A1 (en) Endoscope insertion aid, endoscope apparatus and endoscope apparatus insertion method
JP5496140B2 (ja) 内視鏡用挿入補助具
JP2006320501A (ja) 内視鏡
JP2001231743A (ja) 内視鏡
JP2005040171A (ja) 内視鏡
JP2004154177A (ja) 内視鏡
JP4777005B2 (ja) 内視鏡
JP6495027B2 (ja) 内視鏡
JP3722732B2 (ja) 内視鏡
JP5414727B2 (ja) ドレナージチューブ挿入具
JP3931273B2 (ja) 内視鏡カバー
JP4847175B2 (ja) 内視鏡システム、及び内視鏡挿入補助具
WO2011092899A1 (ja) 十二指腸用内視鏡
JP2010017401A (ja) 内視鏡及び内視鏡湾曲部の製造方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20130725

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20140227

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20140310

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20140318

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5506724

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250