JP5503906B2 - 車載式昇降装置 - Google Patents

車載式昇降装置 Download PDF

Info

Publication number
JP5503906B2
JP5503906B2 JP2009147146A JP2009147146A JP5503906B2 JP 5503906 B2 JP5503906 B2 JP 5503906B2 JP 2009147146 A JP2009147146 A JP 2009147146A JP 2009147146 A JP2009147146 A JP 2009147146A JP 5503906 B2 JP5503906 B2 JP 5503906B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
slide
guide
vehicle
load
lift
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2009147146A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2011001021A (ja
Inventor
昌雄 萩原
Original Assignee
株式会社萩原ボデー
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社萩原ボデー filed Critical 株式会社萩原ボデー
Priority to JP2009147146A priority Critical patent/JP5503906B2/ja
Publication of JP2011001021A publication Critical patent/JP2011001021A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5503906B2 publication Critical patent/JP5503906B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Loading Or Unloading Of Vehicles (AREA)

Description

本発明は、運搬車両の荷台に被積載物を荷上げしたり、荷降ろしするのに使用される車載式昇降装置に関する。
運搬車両の荷台に被積載物を荷上げしたり、荷降ろしする場合には、運搬車両に搭載されている油圧式の垂直ゲート式の昇降装置あるいはスライド昇降式の昇降装置が使用されている。このうちスライド昇降式の昇降装置としては油圧シリンダによって駆動される平行リンク機構を適用した水平姿勢のまま被積載物を荷上げ、荷降ろしできる構造の車両用リフタがある。(例えば特許文献1参照)。
また、運搬車両で運搬する被積載物には、オートバイ等のように保持姿勢が不安定になりがちな車両やトラクター、耕耘機、コンバイン、田植え機あるいは乗用式の茶刈り機等、構造が特異な農業機械等の特殊車両が含まれる。そして、前記乗用式の茶刈り機等では、茶畝を跨ぐという構造上の特異性からクローラ間の幅が大きいため、運搬車両の荷台に対して横向きで設置することが求められている。
実開平2−13836号公報
しかし、従来の昇降装置の場合には、プラットホームをほぼ水平を保ちつつ移動させるため、重量の重い被積載物の場合に積み下ろしに過大な荷重がかかるため適用が難しいという問題があった。仮に、重量の重い被積載物に適用するためには装置の大型化や大きな動力を得るために油圧シリンダ等の使用が必要があった。
また、前記昇降装置の昇降台が運搬車両の後部側からのみの搬入出しか許容していない場合には、被積載物を運搬車両の荷台に対して横向きで設置することができないという問題があった。
本発明はこのような点に基づいてなされたものでその目的とするところは、簡易な構造で既存の運搬車両に後付け設置が可能であり、重量の重い被積載物であっても1人の作業者のみで安全、確実に運搬車両の荷台に荷上げし、荷降ろしすることができるとともに、荷台上での縦向きと横向きの設置が可能な車載式昇降装置を提供することにある。
前記目的を達成するべく本発明の請求項1による車載式昇降装置は、運搬車両の荷台に設置される支持枠と、前記支持枠の左右の側縁部に沿うように、その上方に設けられる上部ガイドレール及び下部ガイドレールと、一端に前記下部ガイドレールと常時、係合する第1ガイドローラを備え、他端に前記上部ガイドレールと積載途中の段階及び運搬時において係合する第2ガイドローラを備えた左右一対の連結アームと、一端が前記連結アームの他端と回動自在に接続され、他端に支持ローラを備えた被積載物積載用のスライド昇降台と、運搬車両の荷台後端部側に設けられ、前記連結アームの下端面と、前記スライド昇降台における左右の側部フレームの下面とに転接して前記連結アームとスライド昇降台の移動を案内する支承ローラと、前記連結アームの一端に接続され、前記連結アームを運搬車両の荷台の長手方向に沿って往復移動させる駆動伝達手段と、前記駆動伝達手段に駆動力を付与する正逆転可能な電動モータと、を具備し、前記上部ガイドレールの後端部には、中央が高くなるように山状に屈曲形成された緩やかな傾斜の傾斜案内部が設けられ、前記連結アームは、中間部が上方に変位するように湾曲した形状を有し、前記連結アームの一端に設けられる第1ガイドローラは、左右の下部ガイドレール間に配設されている走行枠によって支持された状態で前後に2組設けられ、前記駆動伝達手段は、前記電動モータの出力軸に取り付けられる駆動スプロケットと、前記運搬車両の荷台後端部側に取り付けられる従動スプロケットと、両端部が前記連結アームの一端側に接続され、中間部が前記駆動スプロケットと従動スプロケットに巻回されているチェーンと、を備えるチェーン駆動伝達機構によって構成されていることを特徴とするものである。
また、請求項2による車載式昇降装置は、請求項1記載の車載式昇降装置において、前記スライド昇降台の後端部には、被積載物のスライド昇降台後方からの移載を案内する上下回動式の案内フラップが設けられていることを特徴とするものである。
また、請求項3による車載式昇降装置は、請求項記載の車載式昇降装置において、前記スライド昇降台には、積載した被積載物及び前記案内フラップをスライド昇降台上に固定する固定具取付け用の係止金具が取り付けられていることを特徴とするものである。
また、請求項4による車載式昇降装置は、請求項1〜3のいずれかに記載の車載式昇降装置において、前記スライド昇降台の側縁部には、スライド昇降台側方からの被積載物の移載を案内する別体の案内ステップが選択的に接続できるように構成されていることを特徴とするものである。
そして、前記手段によって以下のような作用が得られる。まず、駆動手段として電動モータを採用したことにより、油圧モータ等を使用した場合に必要となる油圧管路や油圧タンク等の大掛かりな油圧設備が不要となる。また、電動モータを駆動するための電源は、運搬車両に当初から搭載されているバッテリーが使用できる。したがって、昇降装置を当初から搭載している専用車としなくても既存の運搬車両に事後的に昇降装置を後付け設置することが可能になり、設備コストの大幅な削減が図られる。
また、前記上部ガイドレール及び下部ガイドレールと、スライド昇降台とを連結アームによって回動自在に接続するという構成を採用したことによって、重量の重い被積載物の昇降動作と、荷台上での被積載物の移動と位置合わせを1人の作業者によって連続して自動的に行うことが可能になる。
また、被積載物のスライド昇降台上での固定は、被積載物をスライド昇降台上に移載した時の一度の固定作業で済むため、固定作業の煩雑さが軽減される。
また、前記上部ガイドレールの後端部に中央が高くなるように山状に屈曲形成された緩やかな傾斜の傾斜案内部を設けたことによって、被積載物を運搬車両の荷台に荷上げする時や運搬車両の荷台から荷降ろしする時の被積載物の急激な傾斜角度の変化が防止される。したがって、安全で円滑な被積載物の荷上げと荷降ろしができるようになる。
また、前記傾斜案内部は、運搬車両の荷台に積載された被積載物の不用意な後方への移動を防止するストッパとしての機能も有しているから、運搬時の走行の安全性にも寄与している。
また、前記連結アームを中間部が上方に変位するように湾曲した形状に形成したことによって、連結アームが後端位置に移動した時に連結アームを運搬車両の荷台と干渉させることなく上方に迂回させた姿勢で連結アーム他端の第2ガイドローラを下限位置に移動させることが可能になる。
また、前記第1ガイドローラを左右の下部ガイドレール間に配設されている走行枠によって支持された状態で前後に2組設けたことによって、第1ガイドローラの荷台幅方向のこじれが防止されるから、滑らかな連結アームの移動が可能になる。
また、前記駆動伝達手段を駆動スプロケットと、従動スプロケットと、これらに巻回されているチェーンと、を備えるチェーン駆動伝達機構によって構成したことによって、電動モータの正逆両方向の回転が前記チェーン駆動伝達機構を介して前記連結アームに伝わって被積載物の荷上げ、荷降ろしと移動に必要な大きな動力を得ることができる。
また、前記スライド昇降台の後端部に被積載物のスライド昇降台後方からの移載を案内する上下回動式の案内フラップを設けた場合には、被積載物のスライド昇降台への移載時には前記案内フラップを下方に回動させることによって被積載物の滑らかな移載を可能にし、被積載物の荷上げ、荷降ろし、移動、運搬時には、前記案内フラップを上方に回動させることによって被積載物のスライド昇降台からの脱落を防止することができる。
また、前記スライド昇降台に積載した被積載物及び前記案内フラップをスライド昇降台上に固定する固定具取付け用の係止金具を取り付けた場合には、被積載物のスライド昇降台上への固定作業が容易、確実になる。
また、前記スライド昇降台の側縁部にスライド昇降台側方からの被積載物の移載を案内する別体の案内ステップを選択的に接続できるように構成した場合には、軌間幅の大きな被積載物を運搬車両の荷台に対して進行方向と直交する横向きで移載できるようになる。
また、前記案内ステップを使わない場合や、使用後は、スライド昇降台から案内ステップを取り外して携行ないし保管することが可能になる。
本発明による車載式昇降装置によると、既存の運搬車両を使用して車載式昇降装置を後付け設置することが可能になる。また、重量の重い被積載物であって大きさや形状の違う種々のタイプの被積載物を1人の作業者のみで安全、確実に運搬車両の荷台に荷上げし、荷降ろしすることが可能になる。
また、運搬車両の荷台上での被積載物の移動と固定を1度の固定作業で実行でき、運搬車両の荷台上での被積載物の縦向きと横向きの設置が可能になる。
そして、前記各効果の相乗的効果として、安全で操作性の良好な車載式昇降装置を極めて低コストで導入することが可能になる。
本発明の実施の形態を示す図で、スライド昇降台が移載位置に位置している時の車載式昇降装置を示す側面図である。 本発明の実施の形態を示す図で、スライド昇降台が移載位置に位置している時の車載式昇降装置を示す平面図である。 本発明の実施の形態を示す図で、スライド昇降台が移載位置に位置している時の図2中のA―A断面図である。 本発明の実施の形態を示す図で、スライド昇降台が移載位置に位置している時の斜視図である。 本発明の実施の形態を示す図で、スライド昇降台が昇降位置に位置している時の車載式昇降装置を示す側面図である。 本発明の実施の形態を示す図で、スライド昇降台が昇降位置に位置している時の車載式昇降装置を示す平面図である。 本発明の実施の形態を示す図で、スライド昇降台が固定位置に位置している時の車載式昇降装置を示す側面図である。 本発明の実施の形態を示す図で、スライド昇降台が固定位置に位置している時の車載式昇降装置を示す平面図である。 本発明の実施の形態を示す図で、スライド昇降台が固定位置に位置している時の車載式昇降装置を示す図7中のB―B矢視図である。 本発明の実施の形態を示す図で、軌間幅の大きな被積載物をスライド昇降台上に移載した様子を示す斜視図である。
以下、図1〜10を参照して本発明を実施するための形態を説明する。
以下の発明では、被積載物Aとして図1〜9ではオートバイA1、図10では乗用式茶刈り機A2を例にとり、該被積載物Aを運搬する運搬車両Bとして、最大積載量が1500kg〜2000kg程度の汎用トラックを例にとって、前記トラックの荷台C上に後付け設置された車載式昇降装置1について説明する。
尚、説明中で使用する前後とは、運搬車両Bの進行方向の前後であり、説明中で使用する左右とは、運搬車両Bの車幅方向の左右である。また、説明中で使用する上下とは、運搬車両Bの車高方向の上下であり、縦向きとは、運搬車両Bの進行方向に沿った向き、横向きとは、前記進行方向と直交する運搬車両Bの車幅方向に沿った向きである。
本実施の形態による車載式昇降装置1は、運搬車両Bの荷台Cに設置される支持枠3と、前記支持枠3の左右の側縁部5、5に沿うように、その上方に設けられる上部ガイドレール7及び下部ガイドレール9と、一端に前記下部ガイドレール9と常時、係合する第1ガイドローラ11を備え、他端に前記上部ガイドレール7と積載途中の段階及び運搬時において係合する第2ガイドローラ13を備えた左右一対の連結アーム15、15と、一端が前記連結アーム15、15の他端と回動自在に接続され、他端に支持ローラ17、17を備えた被積載物A積載用のスライド昇降台19と、運搬車両Bの荷台C後端部側に設けられ、前記連結アーム15の下端面21と前記スライド昇降台19における左右の側部フレーム23の下面25とに転接して前記連結アーム15とスライド昇降台19の移動を案内する支承ローラ27、27と、前記連結アーム15の一端に接続され、前記連結アーム15を運搬車両Bの荷台Cの長手方向に沿って往復移動させる一例としてチェーン駆動伝達機構29Aによって構成されている駆動伝達手段29と、前記駆動伝達手段29に駆動力を付与する正逆転可能な電動モータ31と、を具備することによって構成されている。
支持枠3は、運搬車両Bの荷台Cとほぼ同じ大きさの矩形枠状の部材でボルト、ナット等を使用して荷台C上に固定されている。
支持枠3の前端部には、前記電動モータ31と、前記チェーン駆動伝達機構29Aの構成部材である駆動スプロケット33と、を収容する駆動装置室39が設けられており、支持枠3の後端部の中央には、前記チェーン駆動伝達機構29Aの他の構成部材である従動スプロケット35が図9に示すようにブラケット41によって回転自在に支持された状態で設けられている。
また、前記駆動装置室39の上面の後部寄りには、荷台C上にセットされた被積載物Aの前方への移動を防止する輪止めを兼ねた傾斜カバー43が設けられており、前記駆動装置室39の上方の前端寄りには、前記電動モータ31の起動と停止及び正逆転等を切り替えるリモコン79等の操作手段が設けられている。
上部ガイドレール7と下部ガイドレール9は、内側に第1ガイドローラ11ないし第2ガイドローラ13と係合するレール溝45ないしレール溝47が形成された前記支持枠3と一体になった支持部材である。
このうち、下部ガイドレール9は、荷台Cの上面に沿うように水平に形成されたガイドレールで、このガイドレール9のレール溝47には、上述したように連結アーム15の一端側に設けられている第1ガイドローラ11が係合している。
また、前記第1ガイドローラ11は、左右の下部ガイドレール9、9間に配設されている走行枠49によって支持された状態で前後に2組、計4個設けられている。
一方、上部ガイドレール7は、前記下部ガイドレール9の上面に沿うように後方に向って水平に延びる水平部51と、該水平部51と連続的に接続され、上部ガイドレール7の後端部に設けられる傾斜案内部53と、を備えることによって構成されている。
このうち、傾斜案内部53は、被積載物Aの昇降時における急激な傾斜角度の変化を防止する姿勢の安定作用と、積載後の被積載物Aの後方への移動を防止する輪止めとしての作用を有している。
具体的には、傾斜案内部53は、中央が高くなるように山状に屈曲形成された緩やかな傾斜の案内部になっており、このような形状の上部ガイドレール7のレール溝45には、上述したように被積載物Aの積載途中の段階及び運搬時において連結アーム15の他端側に設けられている第2ガイドローラ13が係合するようになっている。
連結アーム15は、前記下部ガイドレール9と後述するスライド昇降台19とを回動自在に接続する連結部材であり、中間部が上方に変位するように湾曲した側面視弓形ないし「へ」の字状のアームである。
連結アーム15の下端部は、L字状に内側に折り曲げられており、その下端面21は、後述する支承ローラ27の転接面に当接する案内面になっている。
スライド昇降台19は、矩形枠状の支持フレーム22と、該支持フレーム22の上面に取り付けられる載置板55と、後述する支承ローラ27の転接面に当接する案内レールとして機能する左右の側部フレーム23と、前記載置板55の後端部において蝶番57によって上下方向に回動自在に接続されている案内フラップ59と、前記支持フレーム22の後端下面の左右に設けられる上述した支持ローラ17、17と、を具備することによって基本的に構成されている。
そして、前記支持フレーム22の一端(前端)寄りの側面から左右外方に延びる回動軸61によって、前記連結アーム15の他端側の第2ガイドローラ13が設けられている部位と、回動自在に接続されている。
また、前記スライド昇降台19の側縁部には、スライド昇降台19の側方からの被積載物Aの移載を案内する図10に示すような別体の案内ステップ63が選択的に接続できるように構成されている。尚、接続とは、直接取り付ける場合と、接近して配置する場合とを含むものである。
この他、スライド昇降台19には、積載した被積載物A及び前記案内フラップ59をスライド昇降台19上に固定する固定具65取付け用の係止金具67が取り付けられている。
尚、前記固定具65としてはチェーンや固定ベルトが一例として採用でき、前記係止金具67としては、前記チェーンを引っ掛ける係止フックや、前記固定ベルトを通す係止リング等が採用可能である。
支承ローラ27は、図9に示すように左右両端にフランジ69を備えたローラで、ブラケット71及びボルト、ナットによって、支持枠3とともに運搬車両Bの荷台C後端部に自由回転可能な状態で取り付けられている。
また、支承ローラ27は、運搬車両Bの荷台C後端部における幅方向の左右両端部に2基設けられており、左右のフランジ69、69によって挟まれたローラ本体部70の長さは、上述した連結アーム15の下端面21と、上述したスライド昇降台19の側部フレーム23の下面25と、に転接できる長さに設定されている。
駆動伝達手段29は、図2、3等に示すように電動モータ31の出力軸32に取り付けられる駆動スプロケット33と、前記運搬車両Bの荷台C後端部側に取り付けられる従動スプロケット35と、両端部73、75が前記連結アーム15の第1ガイドローラ11が設けられている一端側に接続され、中間部がS字状に折り返されて前記駆動スプロケット33と従動スプロケット35との間に巻回されているチェーン37と、を備えるチェーン駆動伝達機構29Aによって構成されている。
また、前記チェーン駆動伝達機構29Aは、運搬車両Bの荷台Cにおける幅方向の中心に荷台Cの長手方向に延びるように1組設けられている。
また、チェーン37の具体的なレイアウトは、前記チェーン37の一端73が、前記走行枠49の上面から門型に立ち上げられている取付けフレーム77に固定されており、該チェーン37は、前方に繰り出されて荷台Cの前端側の駆動スプロケット33に巻回された後、後方に繰り出される。そして、前記取付けフレーム77の門型の内部空間を通って荷台Cの後端側の従動スプロケット35に巻回され、再び前方に繰り出されて前記走行枠49の後面にチェーン37の他端75が固定されるという構成になっている。
次に、このようにして構成される本実施の形態による車載式昇降装置1の作動態様を(1)移載時と、(2)昇降時と、(3)固定・運搬時とに分けて説明する。
(1)移載時(図1〜4、10参照)
被積載物Aを地面GL上からスライド昇降台19上に移載する場合や、被積載物Aをスライド昇降台19上から降ろして地面GL上に移載する場合は、リモコン79等を操作して図示のように走行枠49を荷台Cの後端側に移動させ、支持ローラ17、17を地面GL上に接地させてスライド昇降台19を地面GL上に水平に位置させた状態にする。
また、図1に示すようにスライド昇降台19の後端側から被積載物Aを移載する場合には、案内フラップ59を下方に回動させて案内フラップ59の自由端を地面GL上に接地させ、被積載物Aの移載が円滑に行われるようにする。
一方、図10に示すようにスライド昇降台19の側方から被積載物Aを移載する場合には、案内ステップ63をスライド昇降台19の側縁部にセットして被積載物Aの荷台C側方からの移載が円滑に行われるようにする。
そして、スライド昇降台19上に被積載物Aが移載されたら、固定具65と係止金具67とを使用して被積載物Aをスライド昇降台19上に固定する。
この時、前記案内フラップ59を上方に回動させた状態で前記固定具65と係止金具67とを使用して固定し、スライド昇降台19からの被積載物Aの後方への移動を規制して被積載物Aのスライド昇降台19からの脱落を防止するようにする。
(2)昇降時(図5、6参照)
前記移載位置から被積載物Aを運搬車両Bの荷台C上に引き上げる場合や運搬車両Bの荷台C上の積載位置から被積載物Aを前記移載位置まで下降させる場合には、リモコン79等を操作して図示のように走行枠49を荷台Cの前端側に向けて少し移動させる。
これに伴い、支承ローラ27と連結アーム15の下端面21との当接位置が連結アーム15の第2ガイドローラ13が設けられている他端側に向けて徐々に移動し、連結アーム15は、第1ガイドローラ11が設けられている一端側を支点として回動し、前記図1に示す傾斜姿勢から図5に示す水平姿勢に移行する。
この時のスライド昇降台19ないし被積載物Aの姿勢は、前記移載時での水平姿勢から一端側が前記連結アーム15によって徐々に引き上げられて図5に示す傾斜姿勢へと移行して行く。
この状態から更に走行枠49を荷台Cの前端側に向けて移動させると、連結アーム15の他端側に設けられている第2ガイドローラ13が、上部ガイドレール7のレール溝45内に進入して係合するようになり、支承ローラ27のローラ本体部70には、スライド昇降台19における側部フレーム23が当接して案内されるようになる。
この時のスライド昇降台19の傾斜角度は、上部ガイドレール7と第2ガイドローラ13との接点と、スライド昇降台19の側部フレーム23の下面25と前記支承ローラ27との接点と、によって決定され、前記傾斜案内部53のレール溝45に倣って滑らかに傾斜角度が変化するように構成されている。すなわち、傾斜案内部53の前段では、スライド昇降台19の傾斜角度を変えずにそのまま支承ローラ27側に引き上げ、傾斜案内部53の後段ではスライド昇降台19を引き上げながら支承ローラ27を支点としてスライド昇降台19の傾斜角度を水平方向に変化させる。
尚、運搬車両Bは車輪をバネにより支持しているので、被積載物Aの荷重が作用すると荷台Cが沈み込む現象が起きる。このため、荷台Cの後輪側に設けられた支承ローラ27と上部ガイドレール7の位置が大きく下降する。したがって、スライド昇降台19の傾斜角度はその分小さくなるので、スライド昇降台19ないし被積載物Aの引き上げ方向がより水平方向に近くなり、よって、引き上げが容易となり、より小さい引き上げ力で引き上げることが可能となる利点がある。
そして、第2ガイドローラ13が上部ガイドレール7の水平部51に達すると、スライド昇降台19と被積載物Aが再び水平姿勢になる積載位置に移行する。
(3)固定・運搬時(図7〜9参照)
前記積載位置から被積載物Aを運搬する場合の固定位置まで移動させる場合には、リモコン79等を操作して図示のように走行枠49を荷台C前端の固定位置まで移動させる。
尚、この時のスライド昇降台19と被積載物Aの姿勢は、前記水平姿勢のままである。
連結アーム15及び走行枠49が固定位置に達すると、スライド昇降台19の載置板55の前端面が前記傾斜カバー43の後端面に当接するようになってスライド昇降台19のこれ以上の前方への移動が規制される。
尚、この時のスライド昇降台19の後端面の位置は、運搬車両Bの荷台Cにおける後端面の位置と同程度の位置になるように設定されている。
そして、必要に応じてロープ等によって被積載物Aを運搬車両Bの荷台Cに固定し、目的地に向けて運搬車両Bを移動させる。
また、目的地に到着したら、前記と逆の手順で運搬車両Bの荷台C上の被積載物Aを固定位置から積載位置、昇降位置、移載位置へと移動させて地面GL上に降ろすようにする。
以上、本実施の形態によると次のような効果を奏することができる。
まず、駆動手段として電動モータ31を採用したことにより、油圧モータ等を使用した場合に必要となる油圧管路や油圧タンク等の大掛かりな油圧設備が不要となる。また、電動モータ31を駆動するための電源は、運搬車両に当初から搭載されているバッテリーが使用できる。したがって、昇降装置を当初から搭載している専用車としなくても既存の運搬車両に事後的に昇降装置を後付け設置することが可能になり、設備コストの大幅な削減が図られる。
また、前記上部ガイドレール7及び下部ガイドレール9と、スライド昇降台19とを連結アーム15によって回動自在に接続するという構成を採用したことによって、重量の重い被積載物の昇降動作と、荷台上での被積載物の移動と位置合わせを1人の作業者によって連続して自動的に行うことが可能になる。
また、被積載物のスライド昇降台19上での固定は、被積載物をスライド昇降台上に移載した時の一度の固定作業で済むため、固定作業の煩雑さが軽減される。
また、前記上部ガイドレール7の後端部に中央が高くなるように山状に屈曲形成された緩やかな傾斜の傾斜案内部53を設けたことによって、被積載物を運搬車両の荷台に荷上げする時や運搬車両の荷台から荷降ろしする時の被積載物の急激な傾斜角度の変化が防止される。したがって、安全で円滑な被積載物の荷上げと荷降ろしができるようになる。
また、前記傾斜案内部53は、運搬車両の荷台に積載された被積載物の不用意な後方への移動を防止するストッパとしての機能も有しているから、運搬時の走行の安全性にも寄与している。
また、前記連結アーム15を中間部が上方に変位するように湾曲した形状に形成した場合には、連結アーム15が後端位置に移動した時に連結アーム15を運搬車両の荷台と干渉させることなく上方に迂回させた姿勢で連結アーム他端の第2ガイドローラ13を下限位置に移動させることが可能になる。
また、前記第1ガイドローラ11を左右の下部ガイドレール9間に配設されている走行枠によって支持された状態で前後に2組設けたことによって、第1ガイドローラ11の荷台幅方向のこじれが防止されるから、滑らかな連結アーム15の移動が可能になる。
また、前記駆動伝達手段29を駆動スプロケット33と、従動スプロケット35と、これらに巻回されているチェーン37と、を備えるチェーン駆動伝達機構29Aによって構成したことによって、電動モータ31の正逆両方向の回転が前記チェーン駆動伝達機構29Aを介して前記連結アーム15に伝わって被積載物の荷上げ、荷降ろしと移動に必要な大きな動力を得ることができる。
また、前記スライド昇降台19の後端部に被積載物のスライド昇降台後方からの移載を案内する上下回動式の案内フラップ59を設けたことによって、被積載物のスライド昇降台19への移載時には前記案内フラップ59を下方に回動させることによって被積載物の滑らかな移載を可能にし、被積載物の荷上げ、荷降ろし、移動、運搬時には、前記案内フラップ59を上方に回動させることによって被積載物のスライド昇降台19からの脱落を防止することができる。
また、前記スライド昇降台19の側縁部にスライド昇降台側方からの被積載物の移載を案内する別体の案内ステップ63を選択的に接続できるように構成したことによって、軌間幅の大きな被積載物を運搬車両の荷台に対して進行方向と直交する横向きで移載できるようになる。
また、前記案内ステップ63を使わない場合や、使用後は、スライド昇降台19から案内ステップ63を取り外して携行ないし保管することが可能になる。
また、前記スライド昇降台19に積載した被積載物及び前記案内フラップ59をスライド昇降台19上に固定する固定具取付け用の係止金具を取り付けた場合には、被積載物のスライド昇降台上への固定作業が容易、確実になる。
本実施の形態の車載式昇降装置によると、重量の重い被積載物であって大きさや形状の違う種々のタイプの被積載物を1人の作業者のみで安全、確実に運搬車両の荷台に荷上げし、荷降ろしすることが可能になる。つまり、前記の構成とするという巧みな積載構造とすることによって小さな動力で重量の重い被積載物であっても(例えば外側に重心があるような場合であっても)楽に運搬車両の荷台に荷上げし、荷降ろしすることが可能になる。
そして、前記各効果の相乗的効果として、安全で操作性の良好な車載式昇降装置を極めて低コストで導入することが可能になる。
尚、本発明の車載式昇降装置1は、前記の実施の形態のものに限定されず、その発明の要旨内での設計変更が可能である。例えば、駆動伝達手段29は、荷台Cの幅方向の中央に1組のみ設ける他、荷台Cの側縁部寄りの部位に左右対称に1組ずつ設けることも可能である。
また、上述したように駆動伝達機構29を2組設けること等によって連結アーム15の左右方向のこじれの問題が解消される場合には、前記第1ガイドローラ11を1組のみにしたり、走行枠49を省略することも可能である。
また、本発明の昇降対象である被積載物Aの他の具体例としてトラクター、耕耘機、コンバイン、田植え機等の農業機械やキャスターの付いている装置やコンテナ、あるいは台車に積んである据付けタイプの装置、更にはトライク、ジエットスキー、ゴルフカート、スノーモービル、四輪バギー、三輪バギー、移動式発電機、大型水タンク、移動式大型照明機等が適用可能である。
本発明の車載式昇降装置は、被積載物を運搬車両の荷台に積載して運搬している運搬作業現場等において利用でき、特に簡単、コンパクトな構造で安価に車載式昇降装置を既存の運搬車両に搭載したい場合に利用可能性を有する。
1 車載式昇降装置
3 支持枠
5 側縁部
7 上部ガイドレール
9 下部ガイドレール
11 第1ガイドローラ
13 第2ガイドローラ
15 連結アーム
17 支持ローラ
19 スライド昇降台
21 下端面
22 支持フレーム
23 側部フレーム
25 下面
27 支承ローラ
29 駆動伝達手段
29A チェーン駆動伝達機構
31 電動モータ
32 出力軸
33 駆動スプロケット
35 従動スプロケット
37 チェーン
39 駆動装置室
41 ブラケット
43 傾斜カバー
45 レール溝
47 レール溝
49 走行枠
51 水平部
53 傾斜案内部
55 載置板
57 蝶番
59 案内フラップ
61 回動軸
63 案内ステップ
65 固定具
67 係止金具
69 フランジ
70 ローラ本体部
71 ブラケット
73 一端
75 他端
77 取付けフレーム
79 リモコン
A 被積載物
A1 オートバイ
A2 乗用式茶刈り機
B 運搬車両
C 荷台
W 軌間幅
GL 地面

Claims (4)

  1. 運搬車両の荷台に設置される支持枠と、
    前記支持枠の左右の側縁部に沿うように、その上方に設けられる上部ガイドレール及び下部ガイドレールと、
    一端に前記下部ガイドレールと常時、係合する第1ガイドローラを備え、他端に前記上部ガイドレールと積載途中の段階及び運搬時において係合する第2ガイドローラを備えた左右一対の連結アームと、
    一端が前記連結アームの他端と回動自在に接続され、他端に支持ローラを備えた被積載物積載用のスライド昇降台と、
    運搬車両の荷台後端部側に設けられ、前記連結アームの下端面と、前記スライド昇降台における左右の側部フレームの下面とに転接して前記連結アームとスライド昇降台の移動を案内する支承ローラと、
    前記連結アームの一端に接続され、前記連結アームを運搬車両の荷台の長手方向に沿って往復移動させる駆動伝達手段と、
    前記駆動伝達手段に駆動力を付与する正逆転可能な電動モータと、を具備し、
    前記上部ガイドレールの後端部には、中央が高くなるように山状に屈曲形成された緩やかな傾斜の傾斜案内部が設けられ、
    前記連結アームは、中間部が上方に変位するように湾曲した形状を有し、
    前記連結アームの一端に設けられる第1ガイドローラは、左右の下部ガイドレール間に配設されている走行枠によって支持された状態で前後に2組設けられ、
    前記駆動伝達手段は、前記電動モータの出力軸に取り付けられる駆動スプロケットと、
    前記運搬車両の荷台後端部側に取り付けられる従動スプロケットと、
    両端部が前記連結アームの一端側に接続され、中間部が前記駆動スプロケットと従動スプロケットに巻回されているチェーンと、を備えるチェーン駆動伝達機構によって構成されていることを特徴とする車載式昇降装置。
  2. 前記スライド昇降台の後端部には、被積載物のスライド昇降台後方からの移載を案内する上下回動式の案内フラップが設けられていることを特徴とする請求項1記載の車載式昇降装置。
  3. 前記スライド昇降台には、積載した被積載物及び前記案内フラップをスライド昇降台上に固定する固定具取付け用の係止金具が取り付けられていることを特徴とする請求項2記載の車載式昇降装置。
  4. 前記スライド昇降台の側縁部には、スライド昇降台側方からの被積載物の移載を案内する別体の案内ステップが選択的に接続できるように構成されていることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の車載式昇降装置。
JP2009147146A 2009-06-22 2009-06-22 車載式昇降装置 Active JP5503906B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009147146A JP5503906B2 (ja) 2009-06-22 2009-06-22 車載式昇降装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009147146A JP5503906B2 (ja) 2009-06-22 2009-06-22 車載式昇降装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2011001021A JP2011001021A (ja) 2011-01-06
JP5503906B2 true JP5503906B2 (ja) 2014-05-28

Family

ID=43559356

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009147146A Active JP5503906B2 (ja) 2009-06-22 2009-06-22 車載式昇降装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5503906B2 (ja)

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5900843B2 (ja) * 2011-05-09 2016-04-06 株式会社萩原ボデー 車載式昇降装置
CN104671160B (zh) * 2015-03-09 2017-02-01 赛浪车联汽车科技(北京)股份有限公司 移动式汽车维修保养工程车的工作平台
JP7220619B2 (ja) * 2019-05-21 2023-02-10 極東開発工業株式会社 タイヤストッパ装置、車両運搬車、タイヤストッパ
CN112248907B (zh) * 2020-10-19 2024-01-30 浙江工业大学 共享单车搬运装置

Family Cites Families (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6413836U (ja) * 1987-07-15 1989-01-24
JP2740721B2 (ja) * 1993-02-18 1998-04-15 極東開発工業株式会社 車両運搬車
JP3296537B2 (ja) * 1996-07-23 2002-07-02 トヨタ車体株式会社 車両のリフタ装置
JP4139475B2 (ja) * 1998-07-08 2008-08-27 有限会社村田運送 荷受台昇降装置
JP4142348B2 (ja) * 2002-06-04 2008-09-03 孝宏 橋本 車両用荷物積卸し装置
US20060228202A1 (en) * 2005-04-11 2006-10-12 Jerry Johnson System and method for hauling vehicles on a truck and setting up a tent
JP2007083970A (ja) * 2005-09-26 2007-04-05 Shin Meiwa Ind Co Ltd 二輪車固定装置を備えたコンテナ荷役車両および荷箱における二輪車固定装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2011001021A (ja) 2011-01-06

Similar Documents

Publication Publication Date Title
WO2020050407A1 (ja) 走行ロボット
JP5503906B2 (ja) 車載式昇降装置
KR102127606B1 (ko) 컨테이너 적재차량
JP5900843B2 (ja) 車載式昇降装置
JP2020150631A (ja) 電動作業車
US20100196131A1 (en) Ram operated vehicle lift
CN106698209A (zh) 车载吊运装置
JP3935481B2 (ja) 垂直搬送機
CN105883680A (zh) 一种改进型电动托盘车转向驱动结构
JP2008247107A (ja) スペアタイヤ移載装置
CN208149507U (zh) 载物平台升降式正反两用电动搬运车
JPH0967003A (ja) 昇降荷送り装置付き運搬車
WO2016103787A1 (ja) 運搬台車
KR20120011383A (ko) 견인차량용 차량 승강장치
JP4085637B2 (ja) 物品移載装置
CN206126138U (zh) 侧围输送车气动马达驱动机构及侧围输送车
JP2001039311A (ja) 運搬台車
CN105752884B (zh) 随车式可爬车搬运机器人
KR101809632B1 (ko) 리프트 캐리어
JP2012236479A (ja) リヤカー
JP2596665B2 (ja) トラック等の荷台構造
KR20120011384A (ko) 견인차량용 차량 적재장치
JP2011105500A (ja) 物品搬送装置
CN209141997U (zh) 一种用于搬运纵长货物的属具小车
JP4716403B2 (ja) 移載装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20120621

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20130820

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20130924

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20131113

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20131224

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20131226

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20140218

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20140317

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5503906

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250