JP5503825B2 - 加熱調理器 - Google Patents

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Description

本発明は、ガスコンロなどの加熱調理器に関する。
ガスコンロなどの加熱調理器では、バーナーなどの加熱手段で加熱される調理容器の温度を温度センサーによって検出して、調理容器の昇温を防止することにより、煮物調理での調理物の焦げ付きを防止する機能(焦げ付き防止機能)が知られている。
例えば特許文献1には、加熱調理中の調理容器の温度が平衡状態(温度がほぼ一定に保たれる状態)になったことが検出されると煮物調理が行われていると判断して、調理容器の温度が平衡状態の温度(平衡温度)よりも所定温度だけ高い温度に上昇すると、調理物の焦げ付きを防止するためにバーナーを消火、あるいはバーナーの燃焼量を減少させる技術が開示されている。
あるいは特許文献2には、加熱調理中に検出された調理容器の温度パターンから、焼き餃子や焼きそばのような蒸し焼き調理が行われていることを検出して、焦げ付き防止機能の作動を停止あるいは抑制する技術が開示されている。
もちろん、調理の内容や調理容器の種類は様々であるため、どのような場合でも適切に調理容器の昇温を防止できるとは限らない。このため、調理容器の昇温防止が早過ぎてバーナーが自動的に消火(いわゆる早切れ)することが起こり得る。また、調理が完了する前に早切れしてしまうことも起こり得る。そこで特許文献3には、調理容器の昇温防止レベル(特許文献3中では焦げ付き防止要求レベル)を、ユーザーが設定できるようにした技術も開示されている。
特開平5−256445号公報 特開2003−4237号公報 特開2010−127488号公報
しかし、調理容器の昇温防止レベル(焦げ付き防止要求レベルなど)をユーザーが設定可能とするためには、設定のためのスイッチ類や設定内容を表示するための表示部などが必要となる。更に、ユーザーが設定した内容に応じて制御内容を切り換えなければならないので制御が複雑となる。その結果、加熱調理器が複雑になってしまうという問題があった。
この発明は、従来の技術が有する上述した課題に対応してなされたものであり、調理の内容や、調理容器の種類、更にはユーザーの好みなどに合わせて適切に調理容器の昇温を防止することが可能でありながら、構造や制御が簡単な加熱調理器の提供を目的とする。
上述した課題を解決するために、本発明の加熱調理器は次の構成を採用した。すなわち、
複数の加熱源と、
該加熱源毎に設けられて、該加熱源によって加熱される調理容器の温度を検出する温度検出手段と、
該温度検出手段が検出する前記調理容器の温度が限界温度に達すると、当該加熱源での加熱を停止あるいは抑制する昇温防止手段と、
を備えた加熱調理器において、
前記複数の加熱源の中の少なくとも1つは、他の加熱源とは前記限界温度が異なる温度に設定されており、
前記温度検出手段で検出した前記調理容器の温度が、当該加熱源についての前記限界温度には達していないが、他の加熱源の前記限界温度を超えていることを報知する報知手段を備えることを特徴とする。
かかる本発明の加熱調理器においては、加熱源によって調理容器を加熱すると、温度検出手段によって調理容器の温度が検出される。そして、調理容器の温度が限界温度に達すると、調理容器の加熱が停止あるいは抑制されて調理容器の昇温が防止されることにより、調理物の焦げ付きなどが回避される。ここで、本発明の加熱調理器においては、加熱源が複数設けられており、その中の少なくとも1つの加熱源は、他の加熱源とは異なる限界温度に設定されている。そして、加熱中の調理容器の温度が、その調理容器を加熱する加熱源についての限界温度には達していなくても、他の加熱源の限界温度を超えている場合には、そのことを報知する。尚、複数の加熱源は、それぞれの限界温度が互いに異なる温度に設定されていても良い。
こうすれば、複数の加熱源の中から適切な加熱源を選択することで、調理の内容や、調理容器の種類、好みの焦げ付き程度などに合わせて、調理容器の昇温を適切に防止することができる。例えば、土鍋などのように、肉厚で熱伝導率のあまり高くない材質で形成されて、調理物に接する内側の温度に対して、加熱される側の表面の温度が高くなり易い調理容器を用いる場合や、あるいは、しっかりとした焦げ目を付けたい場合などには、限界温度が高めの加熱源を用いることで、調理の途中で加熱が停止あるいは抑制される(早切れする)ことなく適切に調理を行うことが可能となる。また、複数の加熱源の中の少なくとも1つの加熱源について限界温度を異ならせるだけなので、加熱調理器の構造や制御が複雑になることもない。もっとも、ユーザーが誤って限界温度が高めの加熱源を選択していた場合は、ユーザーの意図に反して調理容器の温度が高くなってしまうが、この場合でも、加熱中の調理容器の温度が他の加熱源の限界温度を超えている場合には、そのことが報知される。このため、限界温度が高い加熱源で調理していることをユーザーに認識させることができるので、調理容器の温度が昇温して調理物の焦げ付きなどが生じる事態を回避することが可能となる。
また、上述した本発明の加熱調理器においては、次のようにしても良い。先ず、調理容器の温度が平衡温度に達したことを検出して、その平衡温度よりも所定の閾値温度だけ高い温度を限界温度として設定する。そして、調理容器の温度が限界温度に達したら、調理容器の昇温を防止することによって調理物の焦げ付きなどを回避する。ここで、平衡温度とは調理容器が平衡状態に達したときの温度であり、また平衡状態とは、加熱中の調理容器の温度がほぼ一定に保たれる状態をいう。そして、複数の加熱源の中の少なくとも1つの加熱源は、他の加熱源とは異なる閾値温度に設定する。尚、複数の加熱源のそれぞれに、互いに異なる閾値温度を設定しておいても良い。
このようにしても、複数の加熱源の中から適切な加熱源を選択することで、調理容器の昇温を適切に防止することができる。また、複数の加熱源の中の少なくとも1つの加熱源について閾値温度を異ならせておくだけなので、加熱調理器の構造や制御が複雑になることもない。
また、上述した本発明の加熱調理器においては、次のようにしても良い。先ず、複数の加熱源の中の少なくとも1つは、他の加熱源よりも火力の大きな加熱源とする。そして、その火力の大きな加熱源は、他の加熱源よりも限界温度が高くなるようにしてもよい。
土鍋などのように、調理物に熱がそれほど伝わり易くはない調理容器を用いて調理する場合、あるいはしっかりとした焦げ目を付けたい場合など(フライパンや中華鍋などが用いられることが多い)には、火力の大きな加熱源を用いて調理することが通常である。従って、火力の大きな加熱源の限界温度が高くなるようにしておけば、調理容器の加熱される側の表面温度は高いものの未だ調理物には熱が十分に伝わっていない場合や、十分な焦げ目が付く前の段階で、加熱が停止あるいは抑制される(早切れする)ことを防止することが可能となる。
本実施例の加熱調理器1の外観斜視図である。 本実施例の加熱調理器1のシステム構成を模式的に示した説明図である。 本実施例の加熱調理器1で行われる焦げ付き防止制御処理のフローチャートである。 コントロールユニット50が蒸し焼き調理の焦げ付き防止のために行う処理のフローチャートである。 コントロールユニット50が煮物調理の焦げ付き防止のために行う処理のフローチャートである。
A.装置構成 :
図1は、本実施例の加熱調理器1の外観斜視図である。本実施例の加熱調理器1はビルトインタイプのガスコンロであり、図1に示されるように、コンロ本体2と、コンロ本体2の上面に設置された天板3と、天板3に形成された開口から露出するように設けられた複数(本実施例では3つ)のコンロバーナー10などを備える。3つのコンロバーナー10のうちの2つは、コンロ本体2の前部側の左右に配置され、残りの1つは、コンロ本体2の後部側に配置されている。尚、以下では、前部側の左右に配置されたコンロバーナーを、それぞれコンロバーナー10L,10Rと称し、後部側に配置されたコンロバーナーを、コンロバーナー10Bと称する。また、これらコンロバーナー10L,10R,10Bのうちで、コンロバーナー10Rは、フライパンや中華鍋などを用いた炒め物調理用に適した強火力のコンロバーナー(強火力コンロ)となっており、他の2つのコンロバーナー10L,10Bは、煮物調理などに用いる標準火力のコンロバーナー(標準火力コンロ)となっている。尚、これら3つのコンロバーナー10L,10R,10Bをまとめて、単にコンロバーナー10と称することがある。また、本実施例ではコンロバーナー10が本発明における「加熱源」に対応する。
天板3には、各コンロバーナー10L,10R,10Bを囲むように、それぞれ五徳12L,12R,12Bが設置されている。そして、各コンロバーナー10L,10R,10Bの中心部には、それぞれの五徳12L,12R,12B上に載置される調理容器の温度を検出する温度センサー14L,14R,14Bが設けられている。それぞれの温度センサー14L,14R,14Bは、図示しないバネによって上方に付勢されており、対応する五徳12L,12R,12Bに調理容器を載置すると調理容器の底面に当接して調理容器の温度を検出する。尚、3つの温度センサー14L,14R,14Bをまとめて、単に温度センサー14Lと称することがある。尚、本実施例では、温度センサー14が本発明における「温度検出手段」に対応する。
また、コンロ本体2の前面にはグリル扉20が設けられており、グリル扉20の内部には図示しないグリルが設けられている。グリル扉20の右側には、コンロバーナー10L,10R,10B用の3つの点火・消火ボタン16L,16R,16Bが配置されている。尚、これら3つの点火・消火ボタンをまとめて、単に点火・消火ボタン16と称することがある。点火・消火ボタン16は、押し操作と回転操作とが可能となっている。このうち、押し操作は、対応するコンロバーナー10L,10R,10Bを点火または消火するための操作である。また、回転操作は、対応するコンロバーナー10L,10R,10Bの火力調整(燃料ガスの供給量の調整)を行うための操作である。更に、グリル扉20の左側には、グリル用の点火・消火ボタン26や、電池切れを報知するための報知LED30も設けられている。
図2は、本実施例の加熱調理器1のシステム構成を模式的に示した説明図である。加熱調理器1には、コンロバーナー10に燃料ガスを供給するガス供給路40や、加熱調理器1の運転制御を行うコントロールユニット50などが内蔵されている。ガス供給路40からコンロバーナー10Lに向けて分岐した通路は、通路を開閉する電磁弁42Lと、電磁弁42Lを通過した燃料ガスの流量を調整して火力を調整する流量調整弁44Lとを介して、コンロバーナー10Lに接続されている。同様に、ガス供給路40からコンロバーナー10Rに向けて分岐した通路は、電磁弁42Rおよび流量調整弁44Rを介してコンロバーナー10Rに接続され、ガス供給路40からコンロバーナー10Bに向けて分岐した通路は、電磁弁42Bおよび流量調整弁44Bを介してコンロバーナー10Bに接続されている。尚、以下では、電磁弁42L,42R,42Bをまとめて単に電磁弁42と称し、流量調整弁44L,44R,44Bをまとめて単に流量調整弁44と称することがある。また、図1を用いて前述したように加熱調理器1にはグリルも搭載されているが、本発明とは関連性が薄いため、図2では図示が省略されている。
コントロールユニット50は、マイクロコンピュータやタイマーなどを搭載した電子回路ユニットである。コントロールユニット50には、図1に示した点火・消火ボタン16L,16R,16Bや、温度センサー14L,14R,14Bや、電磁弁42L,42R,42Bや、流量調整弁44L,44R,44Bが接続されている。また、コンロバーナー10には、燃料ガスに点火するためのイグナイター(図示は省略)や、燃焼炎を検出する熱電対(図示は省略)なども接続されている。そして、コントロールユニット50は、点火・消火ボタン16からの操作信号や、温度センサー14の検出温度などに応じて所定の制御処理を行うことによって、電磁弁42や流量調整弁44の動作を制御する。また、本実施例の加熱調理器1には、調理中に調理容器が昇温して調理物が焦げ付いたりすることを防止する機能(焦げ付き防止機能)が搭載されている。この焦げ付き防止機能は、コントロールユニット50が以下の処理を実行することによって実現されている。尚、本実施例においては、コントロールユニット50が本発明における「昇温防止手段」に対応する。
B.焦げ付き防止制御処理 :
図3は、本実施例の加熱調理器1で行われる焦げ付き防止制御処理のフローチャートである。尚、上述したように本実施例の加熱調理器1には、3つのコンロバーナー10L,10R,10Bが搭載されているが、何れのコンロバーナー10L,10R,10Bについても同様な処理が行われる。そこで以下では、コンロバーナーを特定することなく、単にコンロバーナー10として説明する。また、点火・消火ボタン16L,16R,16Bや、温度センサー14L,14R,14B、電磁弁42L,42R,42B、流量調整弁44L,44R,44Bについても同様に、単に点火・消火ボタン16、温度センサー14、電磁弁42、流量調整弁44として説明する。
焦げ付き防止制御処理を開始するとコントロールユニット50は、点火・消火ボタン16がON操作されたか否かを判断する(STEP10)。その結果、何れの点火・消火ボタン16もON操作されていない場合は(STEP10:no)、同じ判断を繰り返すことによって、ユーザーが何れの点火・消火ボタン16をON操作するまで待機状態となる。そして、何れかの点火・消火ボタン16がON操作されると(STEP10:yes)、点火時(燃焼運転の開始時)からの経過時間を計測するタイマーをスタートさせると共に、対応するコンロバーナー10の点火処理を行う。尚、コンロバーナー10の点火処理では、電磁弁42を開弁して、流量調整弁44の開度を点火用の所定の開度に制御しつつ、図示しないイグナイターを作動させることによって、コンロバーナー10の点火を行う。
こうしてコンロバーナー10の燃焼運転を開始すると、コントロールユニット50は、コンロバーナー10によって加熱が開始された調理容器の平衡状態が検知されたか否かを判断する(STEP14)。調理容器の平衡状態は次のようにして検知する。先ず、コントロールユニット50は、一定の時間間隔(例えば15秒間隔)で温度センサー14の検出温度TSを検出する。そして、最新の検出温度TSと、1つ前に検出した検出温度TSとの温度差(あるいは、更にもう1つ前までの温度差)の絶対値が所定量以下(例えば2℃以下)であり、且つ、所定時間(例えば90秒間)だけ遡った期間中に検出された複数の検出温度TSの中で、最高の検出温度TSと最小の検出温度TSとの差が所定値以下(例えば5℃以下)となった場合に、調理容器が平衡状態になったものと判断する。また、平衡状態が検出されたときの最新の検出温度TSが、平衡温度THとなる。尚、調理容器が平衡状態に達したか否かは、調理容器の検出温度TSがほぼ一定に保たれているか否かに基づいて判断すれば良く、必ずしも上述した方法によらない判断方法を用いることも可能である。
調理容器の平衡状態が検知されていないと判断した場合は(STEP14:no)、検出温度TSが限界温度(例えば250℃)に達したか否かを判断する(STEP15)。その結果、検出温度TSが限界温度に達していない場合は(STEP15:no)、STEP14に戻って、上述した判断を繰り返すことにより、そのまま待機状態となる。また、こうした判断を繰り返している間に検出温度TSが限界温度に達した場合は(STEP15:yes)、安全のために電磁弁42を閉じて消火処理を行った後(STEP16)、図3の焦げ付き防止制御処理を終了する。尚、消火処理は、平衡状態が検知された後であっても(STEP14:yes)、検出温度TSが限界温度に達した場合には安全のために実施しても構わない。一方、STEP14およびSTEP15の判断を繰り返している間に平衡状態が検知されたら(STEP14:yes)、平衡温度THを記憶する(STEP17)。続いて、温度センサー14で検出した検出温度TSが、平衡温度TH+5℃に達するまで待った後(STEP18)、検出温度TSが平衡温度TH+5℃に達したら(STEP18:yes)、検出温度TSが、平衡温度TH+5℃から平衡温度TH+15℃まで上昇するために要する時間(以下では、平衡後第1上昇時間と称する)を計測する(STEP20)。更にその後は、検出温度TSが、平衡温度TH+20℃から平衡温度TH+30℃まで上昇するために要する時間(以下では、平衡後第2上昇時間と称する)を計測する(STEP22)。
続いてコントロールユニット50は、蒸し焼き調理が行われているか否かを判断する(STEP24)。この判断は次のようにして行う。焼き餃子や焼きそばなどの蒸し焼き調理は、調理容器が平衡状態に達しても、煮物調理に比べて比較的短い時間で平衡状態が終了する。そして、平衡状態が終了した後は、煮物調理の場合に比べて速い速度で温度が上昇する。そこで、平衡後第2上昇時間(平衡温度TH+20℃から平衡温度TH+30℃までの時間)が所定時間TM1(例えば50秒)よりも短いか否か、および点火時から検出温度TSが平衡温度TH+30℃に達するまでの経過時間(以下では、始動後経過時間と称する)が所定時間TM2(例えば10分)よりも短いか否かを判断する。そして、何れの条件も満足していた場合には、蒸し焼き調理であると判断して(STEP24)、後述する蒸し焼き調理用焦げ付き防止処理(STEP30)を開始する。これに対して、平衡後第2上昇時間が所定時間TM1よりも長いか、あるいは始動後経過時間が所定時間TM2よりも長い場合は、蒸し焼き調理ではない(従って、煮物調理である)と判断して(STEP24:no)、後述する煮物調理用焦げ付き防止処理(STEP50)を開始する。
C.蒸し焼き調理用焦げ付き防止処理 :
図4は、コントロールユニット50が蒸し焼き調理の焦げ付きを防止するために実行する処理のフローチャートである。図示されるように、コントロールユニット50は、蒸し焼き調理用焦げ付き防止処理(STEP30)を開始すると、調理容器の加熱を行っているコンロバーナー10が、強火力コンロ(本実施例では、コンロバーナー10R)であるか否かを判断する(STEP32)。その結果、強火力コンロではない(標準火力コンロである)と判断した場合(STEP32:no)は、温度センサー14で検出した検出温度TSが、第1限界温度(例えば200℃)を超えているか否かを判断する(STEP34)。そして、検出温度TSが第1限界温度に達していない場合は(STEP34:no)、温度センサー14(ここでは温度センサー14Lまたは14B)の検出温度TSを一定間隔(例えば15秒)で検出しながら、同じ判断を繰り返す(STEP34)。その間は標準火力コンロ(ここではコンロバーナー10Lまたは10B)で調理容器の加熱が継続される。一方、第1限界温度を超える検出温度TSが検出された場合は(STEP34:yes)、調理物の焦げ付きが発生しているものと判断して、対応するコンロバーナー10の電磁弁42を閉じて消火処理を行った後(STEP36)、図4の蒸し焼き調理用焦げ付き防止処理を終了する。尚、消火処理では、流量調整弁44の開度を小さくして火力を小さく(抑制)しても良い。
一方、調理容器の加熱を行っているコンロバーナー10が、強火力コンロ(本実施例では、コンロバーナー10R)であると判断した場合(STEP32:yes)は、温度センサー14で検出した検出温度TSが、前述した第1限界温度を超えているか否かを判断する(STEP38)。その結果、検出温度TSが第1限界温度に達していない間は(STEP38:no)、報知LED30を消灯して(STEP40)、同じ判断を繰り返しながら調理容器の加熱を継続する。尚、報知LED30は電池切れを知らせるためのLEDであるが、後述するように、強力火力コンロでの蒸し焼き調理中に検出温度TSが第1限界温度(標準火力コンロであれば消火処理が行われる温度)を超えると点滅するようになっている。従って、報知LED30が点滅していない場合には、報知LED30を消灯する処理(STEP40)は不要となる。これに対して、報知LED30の点滅中に検出温度TSが第1限界温度よりも低くなった場合は(STEP38:no)、報知LED30を消灯する(STEP40)。尚、電池切れの場合と、検出温度TSが第1限界温度を超えた場合とでは、報知LED30の点滅パターンが異なっているので、加熱調理器1のユーザーは両者を区別することができる。尚、本実施例では報知LED30が、本発明における「報知手段」に対応する。
一方、強力火力コンロでの蒸し焼き調理中に、検出温度TSが第1限界温度を超えた場合は(STEP38:yes)、報知LED30の所定パターンでの点滅を開始した後(STEP42)、今度は、検出温度TSが第2限界温度(例えば、250℃)に達したか否かを判断する(STEP44)。その結果、検出温度TSが第2限界温度に達していない場合は(STEP44:no)、STEP38に戻って、検出温度TSが第1限界温度(例えば、200℃)を超えているか否かを判断し、超えている場合は報知LED30を点滅する(STEP42)。もちろん既に点滅していた場合は、報知LED30を点滅する処理(STEP42)は不要となる。一方、検出温度TSが第1限界温度を下回っていた場合は(STEP38:no)、報知LED30を消灯する(STEP40)。従って、強力火力コンロで蒸し焼き調理を行った場合には、検出温度TSが第1限界温度(標準火力コンロであれば消火処理が行われる温度)を超えると、報知LED30が点滅した状態で調理容器の加熱が継続されることになる。
そして、蒸し焼き調理中に、検出温度TSが第2限界温度を超えた場合(STEP44:yes)は、調理物の焦げ付きが発生しているものと判断して、電磁弁42Rを閉じて(あるいは流量調整弁44Rの開度を小さくして)消火処理を行った後(STEP36)、図4の蒸し焼き調理用焦げ付き防止処理を終了する。尚、上述した蒸し焼き調理用焦げ付き防止処理では、第1限界温度あるいは第2限界温度が、本発明における「限界温度」に対応する。
D.煮物調理用焦げ付き防止処理 :
以上では、コントロールユニット50が、調理内容が蒸し焼き調理であると判断した場合(図3のSTEP24:yes)に実行する処理について説明した。これに対して、調理内容が蒸し焼き調理ではない(煮物調理である)と判断した場合(STEP24:no)は以下の煮物調理焦げ付き防止処理を実行する。
図5は、コントロールユニット50が煮物調理の焦げ付きを防止するために実行する処理のフローチャートである。コントロールユニット50は、煮物調理用焦げ付き防止処理(STEP50)を開始すると、調理容器の加熱を行っているコンロバーナー10が、強火力コンロ(本実施例では、コンロバーナー10R)であるか否かを判断する(STEP52)。その結果、強火力コンロではない(標準火力コンロである)と判断した場合(STEP52:no)は、鍋上げ判定を行う(STEP54)。鍋上げとは、調理容器内の調理物を動かすなどの目的で、ユーザーが調理容器を五徳12から一時的に持ち上げる動作をいう。鍋上げが行われると、コンロバーナー10の燃焼熱で温度センサー14が炙られて、検出温度TSが急激に上昇することがある。従って、検出温度TSが急激に上昇した場合には、鍋上げが行われたものと考えて良い。そこで、コントロールユニット50は、平衡後第1上昇時間(検出温度TSが平衡温度TH+5℃から平衡温度TH+15℃まで上昇する時間)が所定時間TM3(例えば20秒)よりも短く、且つ、平衡後第2上昇時間(検出温度TSが平衡温度TH+20℃から平衡温度TH+30℃まで上昇する時間)が所定時間TM4(例えば25秒)よりも短かった場合に、鍋上げが行われたものと判定する(STEP54)。
以上のようにして鍋上げ判定を行った結果、鍋上げが行われたと判断した場合は(STEP54:yes)、検出温度TSが平衡温度TH+100℃に達したか否かを判断し(STEP56)、平衡温度TH+100℃に達していた場合は(STEP56:yes)、検出温度TSが上がりすぎることを回避するために消火処理(電磁弁42の閉弁あるいは流量調整弁44の開度減少)を行った後(STEP60)、図5の煮物調理用焦げ付き防止処理を終了する。
これに対して、検出温度TSが平衡温度TH+100℃には達していない場合は(STEP56:no)、単に鍋上げが行われただけと判断できるので、そのまま加熱を継続する。一方、鍋上げが行われていない場合は(STEP54:no)、検出温度TSが平衡温度TH+30℃を超えているか否かを判断する(STEP58)。その結果、検出温度TSが平衡温度TH+30℃を超えていない場合は(STEP58:no)、そのまま加熱を継続するが、検出温度TSが平衡温度TH+30℃を超えた場合は(STEP58:yes)、調理物の焦げ付きが発生しているものと判断して、消火処理(電磁弁42の閉弁あるいは流量調整弁44の開度減少)を行った後(STEP60)、図5の煮物調理用焦げ付き防止処理を終了する。尚、前述した第1限界温度や第2限界温度と同様に、検出温度TSが平衡温度TH+30℃を超えた場合も消火処理(STEP60)が行われることから、平衡温度TH+30℃は一種の限界温度となっている。そこで以下では、平衡温度TH+30℃を第3限界温度と称する。また、第3限界温度を算出するに際して平衡温度THに加算される温度(30℃)を第1閾値温度と称する。
以上では、煮物調理が、標準火力コンロ(ここではコンロバーナー10L,10B)で行われている場合(STEP52:no)の処理について説明した。これに対して、煮物調理が強火力コンロ(ここではコンロバーナー10R)で行われていると判断した場合(STEP52:yes)は、以下のような処理を行う。先ず、鍋上げ判定を行う(STEP62)。鍋上げ判定の方法は、前述した標準火力コンロの場合と同様である。そして、鍋上げを行っていた場合は(STEP62:yes)、検出温度TSが平衡温度TH+100℃を超えたか否かを判断する(STEP64)。検出温度TSが平衡温度TH+100℃を超えていた場合は(STEP64:yes)、消火処理を行って(STEP60)、煮物調理用焦げ付き防止処理を終了する。これに対して、検出温度TSが平衡温度TH+100℃を超えていなかった場合は(STEP64:no)、そのまま加熱を継続する。また、鍋上げを行っていなかった場合は(STEP62:no)、第3限界温度(平衡温度TH+30℃)を超えたか否かを判断する(STEP66)。
その結果、検出温度TSが第3限界温度を超えていない場合(STEP66:no)は、報知LED30を消灯して(STEP68)、同じ判断を繰り返しながら調理容器の加熱を継続する。尚、煮物調理用焦げ付き防止処理においても、強力火力コンロでの煮物調理中に検出温度TSが第3限界温度を超えると、報知LED30が点滅するようになっている。従って、報知LED30が点滅していない場合には、報知LED30を消灯する処理(STEP68)は不要となる。これに対して、報知LED30の点滅中に検出温度TSが第3限界温度よりも低くなった場合は(STEP66:no)、報知LED30を消灯する(STEP68)。
一方、強力火力コンロでの煮物調理中に、検出温度TSが第3限界温度を超えた場合は(STEP66:yes)、報知LED30の所定パターンでの点滅を開始した後(STEP70)、今度は、検出温度TSが平衡温度TH+50℃に達したか否かを判断する(STEP72)。尚、後述するように、平衡温度TH+50℃も一種の限界温度であることから、以下では平衡温度TH+50℃を第4限界温度と称し、第4限界温度を算出するに際して平衡温度THに加算される温度(50℃)を第2閾値温度と称する。その結果、検出温度TSが第4限界温度に達していない場合は(STEP72:no)、STEP66に戻って、検出温度TSが第3限界温度を超えているか否かを判断し、超えている場合は報知LED30を点滅する(STEP70)。もちろん既に点滅していた場合は、報知LED30を点滅する処理(STEP70)は不要となる。一方、検出温度TSが第3限界温度を下回っていた場合は(STEP66:no)、報知LED30を消灯する(STEP68)。従って、強力火力コンロで煮物調理を行った場合には、検出温度TSが第3限界温度を超えると、報知LED30が点滅した状態で調理容器の加熱が継続されることになる。
そして、加熱の継続中に検出温度TSが第4限界温度を超えた場合は(STEP72:yes)、調理物の焦げ付きが発生しているものと判断し、電磁弁42Rを閉じて(あるいは流量調整弁44Rの開度を小さくして)消火処理を行った後(STEP60)、図5の煮物調理用焦げ付き防止処理を終了する。尚、上述した煮物調理用焦げ付き防止処理では、第3限界温度あるいは第4限界温度が本発明における「限界温度」に対応する。また、第1閾値温度あるいは第2閾値温度が本発明における「閾値温度」に対応する。更に、本実施例では、コントロールユニット50が、平衡温度THに第1閾値温度あるいは第2閾値温度を加算して第3限界温度あるいは第4限界温度を設定していることから、コントロールユニット50が本発明における「限界温度設定手段」に対応する。
以上のように、本実施例の加熱調理器1では、標準火力コンロ(コンロバーナー10L,10B)を用いて蒸し焼き調理を行うと、調理容器の検出温度TSが第1限界温度(例えば200℃)に達すると燃焼が消火(あるいは抑制)されるが、強火力コンロ(コンロバーナー10R)を用いた場合には、検出温度TSが第2限界温度(例えば250℃)に達するまで燃焼が消火(あるいは抑制)されることがない。同様に煮物調理を行う場合も、標準火力コンロでは調理容器の検出温度TSが第3限界温度(平衡温度TH+30℃)に達すると燃焼が消火(あるいは抑制)されるが、強火力コンロでは第4限界温度(平衡温度TH+50℃)に達するまで燃焼が消火(あるいは抑制)されることがない。このため加熱調理器1のユーザーは、標準火力コンロ(コンロバーナー10L,10B)あるいは強火力コンロ(コンロバーナー10R)の何れかを選択して調理することで、調理の内容や好みの焦げ付き程度などに合わせて早切れを回避して、適切に調理を行うことが可能となる。もちろん、コンロバーナー10に対して予め第1限界温度や第2限界温度、あるいは第1閾値温度や第2閾値温度を設定しておくだけなので、加熱調理器1の構造や制御内容は簡素に保っておくことができる。
また、強火力コンロで調理する場合、検出温度TSが、標準火力コンロであれば消火処理が行われる温度を超えている間は、報知LED30が点滅して、加熱調理器1のユーザーに注意を促すようになっている。このため、例えば標準火力コンロ(コンロバーナー10L,10B)で調理すべきところを強火力コンロ(コンロバーナー10R)で調理した場合、あるいは標準火力コンロが使用中のために止むを得ず強火力コンロで調理した場合でも、強火力コンロ(焦げ付き防止機能が作動し難い方のコンロ)を使っていることを報知LED30の点滅によってユーザーに報知し、そのことをユーザー自身に認識させることによって、焦げ付きなどの発生を回避することができる。
更に、強火力コンロでの調理中に調理容器の検出温度TSが限界温度(煮物調理では第2限界温度、蒸し焼き調理では第4限界温度)を超えたために消火処理が行われた場合、報知LED30は、電池切れとは異なるパターンで点滅したままとなっている。このため、加熱調理器1のユーザーは、焦げ付き防止機能が働いて消火処理が行われたために、コンロバーナー10が消えていることを認識することができるので、安心して調理を再開することが可能となる。
尚、以上の説明では報知LED30を点滅させることによって、ユーザーに報知するものとして説明したが、ブザーや音声によって報知するようにしてもよい。ブザーあるいは音声によって報知する場合は、これらを発するスピーカーが本発明の「報知手段」に対応する。また、上述した実施例では、強火力コンロでの調理中に焦げ付き防止機能が働いた場合に、報知LED30が点滅して、その旨をユーザーに報知するものとした。しかし、標準火力コンロで調理する場合も、報知LED30を点滅させて、焦げ付き防止機能が働いたことをユーザーに報知するようにしても良い。更に、上述した実施例の加熱調理器1では、強火力コンロと標準火力コンロとを搭載しているものとして説明したが、この組み合わせに限らず、強火力コンロのみ、あるいは標準火力コンロのみを搭載し加熱調理器に対しても、本願発明を同様に適用することができる。
以上、本実施例の加熱調理器1について説明したが、本発明は上記の実施例に限られるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において種々の態様で実施することが可能である。
1…加熱調理器、 2…コンロ本体、 3…天板、
10…コンロバーナー、 12…五徳、 14…温度センサー、
16…点火・消火ボタン、 20…グリル扉、 26…点火・消火ボタン、
30…報知LED、 40…ガス供給路、 42…電磁弁、
44…流量調整弁、 50…コントロールユニット

Claims (3)

  1. 複数の加熱源と、
    該加熱源毎に設けられて、該加熱源によって加熱される調理容器の温度を検出する温度検出手段と、
    該温度検出手段が検出する前記調理容器の温度が限界温度に達すると、当該加熱源での加熱を停止あるいは抑制する昇温防止手段と、
    を備えた加熱調理器において、
    前記複数の加熱源の中の少なくとも1つは、他の加熱源とは前記限界温度が異なる温度に設定されており、
    前記温度検出手段で検出した前記調理容器の温度が、当該加熱源についての前記限界温度には達していないが、他の加熱源の前記限界温度を超えていることを報知する報知手段を備えることを特徴とする加熱調理器。
  2. 請求項1に記載の加熱調理器において、
    前記温度検出手段が検出する前記調理容器の温度が平衡温度に達すると、該平衡温度よりも所定の閾値温度だけ高い温度を、前記限界温度として設定する限界温度設定手段を備え、
    前記複数の加熱源の中の少なくとも1つは、他の加熱源とは異なる前記閾値温度が設定されていることを特徴とする加熱調理器。
  3. 請求項1または請求項2に記載の加熱調理器において、
    前記複数の加熱源の中の少なくとも1つは、他の加熱源よりも火力の大きな加熱源であり、且つ、他の加熱源よりも前記限界温度が高い加熱源であることを特徴とする加熱調理器。
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