JP5502469B2 - 多用途でコンパクトなdc結合cmlバッファ - Google Patents

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Description

開示される実施の形態は、CML論理バッファ及びCML論理バッファから負荷への信号の伝達に関する。
デジタル論理回路は、高くなる一途の周波数を有する信号を含む用途で用いられている。例えば、携帯電話内では、高速周波数分割器を実現するためにデジタル回路がいま用いられている。携帯電話のレシーバー連鎖(receiver chain)は、位相同期ループ(phase locked loop)を有する局部発信器を含んでよい。位相同期ループのフィードバック・ループにおける周波数分割器は、デジタル・カウンタであってよい。このカウンタの部品は、スピードの理由で、「電流モード論理」("current mode logic”)(CML)と呼ばれるタイプで実現されうる。1つのタイプのCML論理ゲートはバッファ(「クロック・ドライバ」("clock driver")と呼ばれる場合もある)である。
図1(先行技術)は、従来の態様で負荷2にAC結合された従来の非反転CMLバッファ1の線図である。負荷は、差動信号を受信するための2つの差動信号入力ノード3及び4を有する。Nチャンネル電界効果トランジスタ(FETs)5及び6と抵抗7及び8は、CML負荷の典型的な回路を表わす。トランジスタ5のゲートは、負荷の差動信号入力ノード3に結合される。トランジスタ6のゲートは、負荷の差動信号入力ノード4に結合される。負荷2は、適切な大きさのDCバイアス電圧がトランジスタ5及び6のゲートに存在する場合に適切に作用する。入力ノード3及び4において受信される差動信号は、このDCバイアス電圧の上方及び下方に移行する(transition)。抵抗9及び10は、適切なDC電圧VBIAS2をトランジスタ5及び6のゲートに与えるバイアス回路を表わす。
バッファ1は、1対の差動信号入力ノード11及び12において差動CML入力信号を受信し、そして、差動CML出力信号を1対の差動信号出力ノード13及び14から負荷2に駆動する。バッファ1は通常、1対のNチャンネル・プルアップ(pullup)FETs16及び17に対する負荷として作用するNチャンネルFETプルダウン電流源構造15を含む。電流ミラー構造15は、DCバイアス電流18及び19をそれぞれ出力ノード12及び14からシンク(sink)させるように動作する。遠隔配置されたバイアス電圧発生器が通常、DCバイアス電流18及び19の大きさを決定するバイアス電圧VBIAS1を供給する。受信された差動CML入力信号が差動信号入力ノード11及び12に受信される場合に、トランジスタ16及び17は差動信号を差動信号出力ノード13及び14に伝達することになる。差動信号入力信号のそれぞれは、ある電圧範囲わたって変化し、そして、通常はDCバイアス電圧オフセットを有する。差動CML入力信号のDCバイアス電圧は、トランジスタ16及び17のソース・フォロワ動作及びDCバイアス電流18及び19との組合わせで、差動信号出力ノード13及び14にDCバイアス電圧を確立するように作用する。バッファ1の差動信号出力ノードにおけるこのDCバイアス電圧は、一般に、負荷2のトランジスタ5及び6のゲートに存在すべきDCバイアス電圧VBIAS2とは異なる。従って、バッファ1の差動信号出力ノード13及び14は、コンデンサ20及び21を通じて負荷2の差動信号入力ノード3及び4にAC結合される。これは、バッファと負荷のDCバイアス電圧が異なることを可能にするが、差動信号をバッファ1から負荷2へと通過するように移行させることを可能にする。
図2(先行技術)は、図1の従来のバッファの動作を示す波形図である。上方の波形は、500ピコ秒のパルス幅を有する比較的高い周波数信号がどのようにしてコンデンサ20及び21を通じてバッファから負荷へと通過するかを示す。しかし、それより低い周波数信号は、AC結合によって拒否される。信号の周波数が低ければ低いほど、信号は多く拒否される。下方の波形は、10マイクロ秒のパルス幅を有する比較的低い周波数信号がどのようにしてバッファと負荷の間のAC結合によって大部分拒否されるかを示している。デジタル論理値「ハイ」("high")の10マイクロ秒パルスの終わりまでに、その信号の電圧レベルは、反対のデジタル論理値(デジタル論理値「ロー」("low"))として定義された電圧までほぼ落下している。10マイクロ秒パルスの終わりまでに、信号の90パーセントが減衰されている。従って、それの負荷にAC結合される典型的なCMLバッファは、負荷に伝達されるべき信号が、所望の信号が十分な信号強度をもって負荷にそれをなすように十分に高い周波数を有する。より多用途のバッファ回路が望まれる。
新規のコンパクトなCMLバッファの1対の差動信号出力ノードが、1対の連続導体によって、負荷の差動信号入力ノードの対応した1対にDC結合される。負荷の1つの例は、CML論理要素である。新規のCMLバッファは、「プルダウン負荷ラッチ」("pulldown load latch")と呼ばれる回路を含む。プルダウン負荷ラッチは、CMLバッファの差動信号出力ノードのうちの第1の差動信号出力ノードに結合される第1の入力ノードを有する。プルダウン負荷ラッチは、CMLバッファの差動信号出力ノードのうちの第2の差動信号出力ノードに結合される第2の入力ノードを有する。CMLバッファのトランスコンダクタンスを高めることに加えて、プルダウン負荷ラッチは、導体を横切って及び負荷の差動信号入力ノードにDCバイアス電圧を与えるように動作し、それによって、負荷がそれ自体のDCバイアス回路を有する必要性を除去する。負荷のDCバイアス回路は、集積回路に集積された場合にダイ領域の大きい部分を従来占有していた抵抗を従来含んでいたが、新規のCMLバッファは、負荷がこのようなDCバイアス回路を有する必要性を除去し、従って、全体のバッファ及び負荷回路を実現する場合についやされなければならないダイ領域の部分を少なくする。新規のCMLバッファ及び負荷間のDC結合により、従来のAC結合されたバッファ対負荷接続のコンデンサは使用されず、それによって、新規のCMLバッファ回路を実現するために必要とされる集積回路ダイ領域の部分をさらに小さくし、かつ、バッファ対負荷接続の容量を小さくする。新規のCMLバッファは、それが負荷に対する従来のAC結合の大きいコンデンサを含まないことにより、そして、負荷がDCバイアス回路を必要としないことにより、小型にかつコンパクトになされ得るので、新規のCMLバッファ及びそれの負荷は、集積回路ダイ上に互いに接近して配置さることが可能である。バッファ及びそれの負荷を互いに接近して配置することは、バッファと負荷の間のDC結合接続の連続導体を短くすることができ、従って、バッファ対負荷接続の寄生容量を小さくできる。
差動CML信号は、5キロヘルツより小さいから1ギガヘルツより大きいまでの広い周波数範囲にわたって、50パーセントより小さい信号減衰をもって、新規のCMLバッファからCML負荷に伝達されうる。従来のCMLバッファでは、長い存続期間のパルスの信号レベルが、バッファ及び負荷間のAC結合により、その長いパルス存続期間にわたって、低下する可能性があるが、新規のCMLバッファによる長い存続期間出力のパルスの信号レベルは、時間的に低下することはない。従って、差動CML信号が長い存続期間のパルスと短い存続期間のパルスとの両方を含む場合に、新規のCMLバッファは、差動CML信号を負荷に駆動するために用いられうる。従って、新規のCMLバッファは、負荷にAC結合されており、かつ、実質的な信号低下を伴うことなしには長いパルスを伝達することができない従来のCMLバッファよりも多用途である。
上記は概要であり、従って、必然的に、詳細の単純化、一般化及び省略を含む。従って、当業者は、この概要が例示的にすぎず、そして、いかなる態様においても限定的であるとは意図されていないことを認識する。ここに記載され、請求項によってのみ定義される装置及び(又は)方法の他の態様、発明的特徴、及び利点は、ここに開示された非限定的な詳細な説明で明らかとなるであろう。
負荷にAC結合された従来のCMLバッファの線図である(先行技術)。 図1の従来CMLバッファから出力される信号の波形図であり、1つの波形では、その信号は比較的短い存続期間のパルスを有し、他の波形では、その信号は比較的長い存続期間のパルスを有する(先行技術)。 新規の態様に従って負荷にDC結合された新規のCMLバッファを含むシステムの線図である。 図3の新規のCMLバッファに供給される信号及び新規のCMLバッファから出力されかつ負荷の入力ノードで受信される得られた信号の波形図であり、1つの波形は信号OUTが比較的短い存続期間のパルスを有する場合における得られた出力信号OUTを示し、第2の波形は信号OUTが比較的長い存続期間のパルスを有する場合における得られた出力信号OUTを示す。 図3の新規のCMLバッファに供給される信号及び新規のCMLバッファから出力されかつ負荷の入力ノードで受信される得られた信号の波形図であり、1つの波形は信号OUTが比較的短い存続期間のパルスを有する場合における得られた出力信号OUTを示し、第2の波形は信号OUTが比較的長い存続期間のパルスを有する場合における得られた出力信号OUTを示す。 図3の新規のCMLバッファに供給される信号及び新規のCMLバッファから出力されかつ負荷の入力ノードで受信される得られた信号の波形図であり、1つの波形は信号OUTが比較的短い存続期間のパルスを有する場合における得られた出力信号OUTを示し、第2の波形は信号OUTが比較的長い存続期間のパルスを有する場合における得られた出力信号OUTを示す。 図3の新規のCMLバッファに供給される信号及び新規のCMLバッファから出力されかつ負荷の入力ノードで受信される得られた信号の波形図であり、1つの波形は信号OUTが比較的短い存続期間のパルスを有する場合における得られた出力信号OUTを示し、第2の波形は信号OUTが比較的長い存続期間のパルスを有する場合における得られた出力信号OUTを示す。 新規のCMLバッファの1つの実施の形態の線図であり、CMLバッファは、そのCMLバッファが負荷に供給するDCバイアス電圧を調節するための1対の抵抗をそのCMLバッファが含む。 図3の新規のCMLバッファの動作の方法のフローチャートである。
詳細な説明
図3は、1つの新規の態様によるシステム101の簡略トランジスタ・レベル図である。システム101は、単一の集積回路ダイ内に集積される。システム101は、1対の直接かつ連続の接続103103及び104によって負荷105にDC結合された新規のDC結合非反転CMLバッファ102を含む。「DC」とう文字は、ここでは「直流」を意味する。バッファ102は、1対の差動信号入力ノード106及び107上で差動CML(電流モード論理)入力信号を受信し、そして、その入力信号の非反転バージョンを1対の差動信号出力ノード108及び109に出力する。バッファ102は、第1のNチャンネル電界効果トランジスタ(FET)110、第2のNチャンネルFET111、及びプルダウン負荷ラッチ(pulldown load latch)112を含む。第1のトランジスタのドレインは、電源電圧導体113に結合される。第2のトランジスタ111のドレインも、電源電圧導体113に結合される。図3におけるトランジスタ110及び111のドレインは、符号“D”で示されている。図3におけるトランジスタ110及び111のソースは、符号“S”で示されており、そして、ゲートは符号“G”で示されている。ラッチ112は、電圧が発生される1つの抵抗負荷として作用するので、「負荷」("load")ラッチと呼ばれる。ラッチ112は、プルアップ・トランジスタ110及び111のソースにおける電圧をプルダウン(pull down)するように作用するので、「プルダウン」負荷と呼ばれる。
プルダウン負荷ラッチ112は、第1の入力ノード114及び第2の入力ノード115を有する。第1の入力ノード114は、バッファ102の第1の差動信号出力ノード108に結合される。第2の入力ノード115は、バッファ102の第2の差動信号出力ノード109に結合される。プルダウン負荷ラッチ112は、1対の交差結合(cross-coupled)NチャンネルFET116及び117を含む。トランジスタ116のソースは、抵抗118によって接地導体119に抵抗的に結合される。トランジスタ117のソースは、抵抗120によって接地導体119に抵抗的に結合される。トランジスタ116のゲートは、ラッチ112の第1の入力ノード114に結合される。トランジスタ117のゲートは、ラッチ112の第2の入力ノード115に結合される。コンデンサ121の第1の端子は、トランジスタ116のソースに結合され、そして、コンデンサ121の第2の端子は、トランジスタ117のソースに結合される。プルダウン負荷ラッチ112は、第1の入力ノード114と接地導体119の間及び第2の入力ノードと接地導体の間に差動プルダウン・インピーダンス(differential pulldown impedance)を与える。「差動」("differential")という用語は、ここでは、第1の入力ノード114と接地導体の間のインピーダンスが第2の入力ノード115と接地導体119の間のインピーダンスとは異なっていることを意味する。第1の入力ノード114と接地導体119の間のインピーダンスが第2の入力ノード115と接地導体119の間のインピーダンスより低いか、あるいは、第1の入力ノード114と接地導体119の間のインピーダンスが第2の入力ノード115と接地導体119の間のインピーダンスより高い。第1及び第2の入力ノードのうちのどちらが接地導体に対して低いインピーダンスを有するかは、下記にさらに詳細に説明されるように、タッチがどのようにしてラッチされるかによって決定される。
負荷105は、第1の差動信号入力ノード122及び第2の差動信号入力ノード123を有する。第1及び第2の差動信号入力ノード122及び123は、負荷105がバッファ102からCML又はCML様の差動信号を受信する。図3における負荷105は、新規のバッファ102が駆動するために用いられうるCML負荷の1つのタイプのモデルを表わす。この負荷105は、1対のNチャンネルFETs124及び125を含む。典型的なCML負荷では、負荷126及び127は、VDD電源導体130とトランジスタ124及び125のドレインの間に結合される。負荷105はCML負荷であってよいが、例えば、負荷の各入力ノードがPチャンネルト・ランジスタのゲートとNチャンネル・トランジスタのゲートの両方に結合されるCMOS(相補性金属酸化物半導体)負荷のような他のタイプの論理回路負荷であってもよい。
1つの新規の態様では、負荷105は、この負荷の差動信号入力ノード122及び123に対してDCバイアス電圧を与えるためのDC電圧バイアス回路を含まない。しかし、CML負荷105は、差動信号入力ノード122及び123に1.5ボルトDCバイアス電圧が存在する場合に適切に作用する回路である。入力ノード122及び123に受信される差動信号のそれぞれは、この1.5ボルトDCバイアス電圧より上方及び下方に移行(transition)する。図1の従来回路におけるようにコンデンサによって差動信号出力ノードにAC結合された負荷の差動信号入力ノードとは異なり、負荷105の差動信号入力ノード122及び123は、直接のかつ連続した導電接続103及び104によって新規のバッファ102の差動信号出力ノード108及び109にDC結合される。バッファ102は、これらの接続103及び104間の適切なDCバイアス電圧を負荷105のノード122及び123に供給する。したがって、図3のシステムは、「自己バイアス」("self-biasing")と言える。図3の特定の実施の形態では、負荷105のトランジスタ124のゲートにおけるDCバイアス電圧は、トランジスタ116のゲート及びソース間のDC電圧と抵抗118の両端間で降下したDC電圧との和である。1つの例では、バッファ102の差動信号入力ノード106における5キロヘルツ方形波差動入力信号は、約2.0ボルトのDCバイアス電圧を有する。この差動入力信号は、0.1ボルトと1.0ボルトの間のAC振幅を有する。バッファ102がこのような信号を受信している場合には、トランジスタ116のDCゲート・ツー・ソース電圧は約1.0ボルトであり、そして、抵抗118の両端間で降下したDC電圧は約0.5ボルトである。従って、バッファ102は、負荷105のトランジスタ122のゲートに所望の1.5ボルトDCバイアス電圧を供給するように動作する。負荷105の入力ノード122における差動信号は、0.1ボルトと1.0ボルトの間のAC振幅を有する。ノード106及び107のノードにおける信号IN及びINBの差動電圧変化はバッファされそして接続103及び104における信号OUT及びOUTBの対応する差動電圧変化として出力される。入力トランジスタ110はそれのソース電圧がゲート電圧にフォロー(follows)する点でソース・フォロワとして作用するので、ノード106における差動入力信号のDCバイアス電圧が、トランジスタ106のゲート・ソース間電圧降下がノード106における入力信号のDCバイアス電圧から引き算される場合に、その結果生じる電圧が負荷105のノード122において予想される適切なDCバイアス電圧となるような適切な大きさを有するように注意される。
ラッチ112の動作がこれから説明される。
最初にラッチ112は、トランジスタ116がトランジスタ117よりも導電性が少ないようにラッチされると最初に仮定する。トランジスタ116及び117の交差結合構成により、第1の入力ノード114と接地導体119との間のインピーダンスは、第2の入力ノード115と接地導体119の間のインピーダンスよりも低い。最初に、バッファ「102の差動信号入力ノード106及び107における差動入力信号IN及びINBは、ノード106における電圧がノード107における電圧より低いようになっている。したがって、トランジスタ110は、トランジスタ111より導電性が少ない。従って、バッファ102の差動信号出力ノード108における電圧は、プルダウン負荷タッチ112によってプルダウン(pulled down)されて差動信号出力ノード109における電圧よりも低くなる。従って、信号OUTは信号OUTBよりも低い電圧を有する。
次に、入力ノード106及び107における差動入力信号IN及びINBは、ノード106における電圧がノード107における電圧に対して増加するように移行(transition)する。このことは、トランジスタ110の導電性をより多くし、そして、トランジスタ111の導電性をより少なくする。ノード108における電圧が増加する。トランジスタ110は事実上、それがラッチ112の小さいトランジスタ117をオーバーパワー(overpowers)するように導電性となる。ラッチ112の入力ノード114及び115における電圧は、トランジスタ116のゲートにおける電圧がトランジスタ117のゲートにおける電圧より高くなるようにクロスする。ラッチ112は、トランジスタ116がトランジスタ117よりも導電性を大きく保持されるように状態を切替えかつラッチングすることによって応答する。バッファ102の差動信号出力ノード108における電圧は、バッファ102の差動信号出力ノード109における電圧より高い。ノード108及び109における差動出力信号OUT及びOUTBは、接続103及び104を横切って負荷105に伝達される。
ノード106における電圧がノード107における電圧に対して減少するように入力ノード106及び107における差動入力信号が移行すると、トランジスタ111はより大きく導電性となされ、そして、トランジスタ110はより小さく導電性となされる。ノード109における電圧はノード108における電圧に対して増加する。トランジスタ111は事実上、それがラッチ112のより小さいトランジスタ116をオーバーパワーするような導電性となる。ラッチ112の入力ノード114及び115における電圧は、トランジスタ117のゲートにおける電圧がトランジスタ116のゲートにおける電圧より高いようにクロスする。ラッチ112は、トランジスタ117がトランジスタ116よりも導電性が大きくなるように状態を切替えかつラッチングすることによって応答する。バッファ102の差動信号出力ノード109における信号OUTBの電圧は、バッファ102の差動信号出力ノード108における信号OUTの電圧より高い。ノード108及び109における差動出力信号OUT及びOUTBは、接続103及び104を横切って負荷105に伝達される。
図4Aは、信号が約500ピコ秒の短いパルス幅を有する状況における差動信号入力ノードにおける信号INの波形図である。信号INは、約2.0ボルトのDCバイアス電圧、及び約1.0ボルトのAC電圧振幅を有する1ギガヘルツ方形波である。
図4Bは、図4Aの信号Nがバッファ102の差動信号入力ノード106に供給される場合に負荷105の入力ノードに現れる信号OUTの波形図である。信号OUTは、1.5ボルトのDCバイアス電圧、及び約1.0ボルトのAC電圧振幅を有する。1.5ボルトDCバイアス電圧は、バッファ102により接続103を横切って負荷105のトランジスタ124のゲートに供給される。
図4Cは、信号INが約10マイクロ秒の長いパルス幅を有する状況における差動信号入力ノードにおける信号INの波形図である。信号INは、約2.0ボルトのDCバイアス電圧、及び約1.0ボルトのAC電圧振幅を有する5キロヘルツ方形波である。
図4Dは、図4Cの信号INがバッファ102の差動信号入力ノード106に供給される場合に負荷105の入力ノード122に現れる信号OUTの波形図である。信号OUTは、1.5ボルトのDCバイアス電圧、及び約1.0ボルトのAC電圧振幅を有する。1.5ボルトDCバイアス電圧は、バッファ102により接続103を横切って負荷105のトランジスタ124のゲートに供給される。図2(先行技術)の先行技術状況では、負荷の入力における信号レベルはバッファと負荷との間のAC結合に基因して時間的に減少するが、図4Dにおける負荷105の入力ノード122における信号レベルは、約2.0ボルトの高いままであり、高いパルスが10マイクロ秒の間継続しても時間的に減少しない。差動信号OUTは、約5キロヘルツより少ないから1ギガヘルツより多いまでの周波数範囲にわたって55パーセントより小さい減衰を伴って負荷に伝達される。ここでの減衰は、バッファ102の入力ノード106から負荷105の入力ノードまで測定される。従って、バッファ102は、バッファ102から負荷105まで信号が非常に短いパルス(例えば、500ピコ秒以下のパルス)及び非常に長いパルス(例えば、10マイクロ秒以上)の両方を有する場合に、信号を負荷105に首尾よく伝達できるから、図1の従来のバッファよりも多用途である。
1つの用途では、バッファ102は、携帯電話内のRFトランシーバ集積回路の局部発振器の多係数分割器(multi-modulus divider)(MMD)における信号経路で利用される。バッファを通じて伝達される信号は、高い周波成分(例えば、短い500ピコ秒パルス)、ならびに、はるかに低い周波数成分(例えば、10マイクロ秒パルス)の劉邦を有する。バッファ102は、CML論理回路の出力からCMOS論理回路の入力までパルスを伝達するためのバッファとして信号経路内で使用可能である。
1つの有益な態様では、新規バッファ102とそれの負荷との間のDC結合は、図1の先行技術のコンデンサ20及び21を含まない。図1の先行技術のコンデンサ20及び21のそれぞれは、例えば、集積回路形式で実現される場合に、大きい集積回路領域を占有する2ピコファラッド・コンデンサであってよい。図3の新規バッファ「102は、これらのコンデンサを必要も使用もしない。これは、幾つかの利点を有する。
第1に、バッファと一緒にコンデンサを集積回路上に設ける必要がないことは、バッファ、負荷及びそのバッファ及び負荷間の接続によってついやされる集積回路領域の大きさ(amount)を減少させる。さらに、負荷をDCバイアスするための抵抗を負荷に設ける必要がないことは、図3の新規バッファ回路を実現するために必要とされる集積回路領域の大きさを減少させる。新規バッファ回路102を実現するために必要とされる集積回路領域の大きさの全体的な減少は、図1の先行技術AC結合回路と比較して集積回路コストを減少させる。
第2に、図1の先行技術回路のAC結合用コンデンサ20及び21を設ける必要がないことは、負荷105をバッファ102により接近して配置できるようにする。バッファと負荷の間の距離を減少さることは、バッファと負荷の間の接続の長さを減少させ、従って、これらの接続の寄生容量を減少させる。集積回路上の長い信号ライン導体は、そのライン自体と近隣の及びその下に存在する構造との間に寄生容量を有する。図1の先行技術回路では、バッファ1は、それが信号を負荷に駆動する場合に、この寄生容量を充電しそして放電しなければならない。バッファ1と負荷2の間の接続の導体部分の寄生容量は、500フェムトファラッド(500 x 10E-15F)のように大きいことが多い。駆動される信号が非常に頻繁に切替わる非常に高い周波数信号(例えば、1ギガヘルツ)である場合には、バッファは、負荷への接続の寄生容量を充電させそして放電させなければならないから、大量の電力を消費しうる。図3の実施の形態では、バッファ102が負荷に105に接近して配置されるから、接続103及び104は、比較的短くなされうる。接続103及び104は短いから、それらの寄生容量は小さい。1つの例では、各接続103及び104の全体の寄生容量は20フェムトファラッド(20x10E-15F)より小さくなるまで減少される。
第3に、上述のようにバッファと負荷の間の接続103及び104の寄生容量を減少させることは、バッファが多くの容量を充電しそして放電しなくてもよいから、バッファの電力消費を減少させる。
プルダウン負荷ラッチ112内にコンデンサ121を設けることは随意である。コンデンサ121が設けられる場合には、差動入力信号の周波数が増大すると、コンデンサ121のインピーダンスが減少し、それによって、トランジスタ116及び117のソース間のインピーダンスを減少させ、そしてまたこれらのソースと接地導体119との間のインピーダンスを効果的に減少させる。トランジスタ116及び117のソースと接地導体119との間のインピーダンスを減少させることはノード108及び109の最大電圧スイング(maximum voltage swing)の増加を生ずる。ノード108及び109の最大電圧スイング(maximum voltage swing)を増加させることは、差動信号入力ノード106及び107に適切に受信されうる入力信号のAC振幅を効果的に増大させる。より大きいAC振幅の入力信号を受信するためにバッファ102の容量を増加させることは、バッファの「ヘッドルーム」("headroom")を増加させると呼ばれる場合がある。ノード108及び109の最大電圧スイングを増大させることは高い周波数でのバッファのヘッドルームを増大させるだけではなく、ノード108及び109の最大電圧スイングを増大させることは入力電圧信号を出力電流信号に変換するためのバッファ102の容量(すなわち、バッファ102のトランスコンダクタンス)を増大させる作用をする。従って、コンデンサ121は、バッファ102のヘッドルームとトランスコンダクタンスの両方を増加する入力信号周波数をもって増加させる。
バッファ102は、1より小さいDCオフセット伝達関数(DCオフセット利得)を有する。このことは、差動信号入力ノード106及び107に受信される入力信号のDCバイアス・オフセット電圧が理想のDCバイアス・オフセットに対してあるDC電圧(DC入力オフセット)だけオフ(off)している場合には、バッファ102は、対応する出力信号を、負荷における理想DCバイアス電圧から他のDC電圧(DC出力オフセット)だけ異なるDCバイアス電圧と一緒に負荷105に供給するであろう。しかし、DC出力オフセットの大きさは、DC入力オフセットの大きさより小さい。従って、差動信号をバッファするためにバッファ102を用いることは、バッファ102が信号経路内にない場合よりも負荷105におけるDCバイアス・オフセットを大きくせず、信号経路内でバッファ102を用いることは、負荷においけるDCバイアス・オフセットをより小さくするであろう。信号がバッファの連鎖をたどる場合にDCオフセットが増加しないで、新規のCMLバッファの多数の具体例(instantiations)が互いに直列に連鎖されうる。
図5は、バッファ102の他の実施の形態の図である。図5の実施の形態では、2つのバイアス抵抗128及び129が設けられる。抵抗128は、トランジスタ116のゲートをDCバイアス電圧に抵抗的に結合する。抵抗129は、トランジスタ117のゲートをDCバイアス電圧VBIASに抵抗的に結合する。バッファ102がそれの負荷に与える「自己バイアス」("self-biasing")DCバイアス電圧は、電圧VBIASを調節することによって調節されうる。
図6は、負荷にDC結合されたバッファが、1)DCバイアス電圧を負荷に与える、そして、2)5キロヘルツから1ギガヘルツまでの広い周波数範囲にわたって50パーセントより少ない減衰をもって差動信号を負荷に伝達する新規の方法のフローチャートである。図3のバッファ102の第1の差動信号出力ノード108から図3の負荷105の第1の差動信号入力ノード122までの第1の導電性信号経路が設けられる(ステップ200)。第1の導電性信号経路は、出力ノードから入力ノードまでの第1の連続導体による直接接続である。図1のAC結合例のような介在コンデンサは存在しない。図3のプルダウン負荷ラッチ112は、接続103を横切るDCバイアス電圧を負荷105の第1の差動信号入力ノード122に与えるために用いられる(ステップ201)。バッファ102の第2の差動信号出力ノード109から負荷105の第2の差動信号入力ノード123までの第2の導電性信号経路が設けられる(ステップ202)。第2の導電性信号経路は、出力ノードから入力ノードまでの第2の連続導体による直接接続である。プルダウン負荷ラッチ112は、接続104を横切るDCバイアス電圧を負荷105の第2の差動信号入力ノード123に与えるために用いられる(ステップ203)。バッファ102は負荷105の入力ノードをDCバイアスするだけではなく、バッファ102はまた、バッファ102の第1及び第2の差動信号入力ノード106及び107に差動信号を受信し、そして、これらの信号を、広い5キロヘルツから1ギガヘルツまでの周波数範囲にわたって50パーセントより少ない減衰をもって、負荷105の第1及び第2の差動信号入力ノード122及び123への第1及び第2の導電性信号経路を横切って負荷105に伝達する。減衰は、バッファ102の差動信号入力ノード106及び108と負荷105の差動信号入力ノード122及び123の間で測定される。
ある特定の実施の形態が教示の目的のために上述されたが、この特許文書の教示は一般的な適用性を有しており、上記特定の実施の形態に限定されない。プルダウン負荷ラッチの使用が1対の差動信号入力を有するバッファに関連して上記で説明されたが、そのプルダウン負荷ラッチは1対より多い差動信号入力ノードを有する論理ゲードで使用可能である。CML回路の出力を負荷にDC結合しかつDCバイアス電圧を負荷に供給するためにDC結合を用いる上述の技法は、例えば、CML NORゲートのような他のタイプの回路での使用に拡張可能である。新規のCMLバッファの例示的な実施例が携帯電話内のmulti-modulus divider (MMD)における用途に関連して上述されたが、新規のCMLバッファはMMDs及び携帯電話以外の用途において一般的な適用可能性を有する。従って、上述された特定の実施の形態の種々の特徴の種々の修正、適合、及び組合せが、下記に記載される特許請求の範囲から逸脱することなしに実施可能である。
(関連出願の相互参照)
この出願は、2006年6月28日に提出された仮出願第60/817,595号及び2006年7月24日に提出された仮出願第60/833,059号の35USC119に基づく利益を主張し、前記仮出願は参照としてここに取り入れられる。
本願の出願時に提出された請求項1−25に対応する記載が付記1−25として表記される。
付記1
第1の差動信号入力ノードと、
第2の差動信号入力ノードと、
第1の差動信号出力ノードと、
第2の差動信号出力ノードと、
ソース、ドレイン及びゲートを有し、ゲートは前記第1の差動信号入力ノードに結合され、そして、ソースは前記第1の差動信号出力ノードに結合される第1の電界効果トランジスタ(FET)と、
ソース、ドレイン及びゲートを有し、ドレインは前記第1のFETのドレインに結合され、ゲートは前記第2の差動信号入力ノードに結合され、ソースは前記第2の差動出力ノードに結合される第2の電界効果トランジスタ(FET)と、
第1の入力ノード及び第2の入力ノードを有するラッチであって、該ラッチの第1の入力ノードは前記第1の差動信号出力ノードであり、そして、該ラッチの第2の入力ノードは前記第2の差動信号出力ノードであるラッチと、
を備えるバッファ回路。
付記2
前記バファ回路は、信号をそれの第1の差動信号入力ノードに受信し、そして、
前記信号をそれの第1の差動信号出力ノードから負荷の差動信号入力ノードに伝達し、前記信号が、約5キロヘルツのより少ないから1ギガヘルツより多いまでの周波数範囲にわたって、50パーセントより小さい減衰をもって前記バッファ回路の前記第1の差動信号入力ノードから前記負荷の前記差動信号入力ノードに伝達される、付記1のバッファ回路。
付記3
前記ラッチは、
ソース、ドレイン、及びゲートを有し、ソースは接地に抵抗的に結合され、ドレインは前記ラッチの前記第2の入力ノードに結合され、ゲートは前記ラッチの前記第1の入力ノードに結合される第1のNチャンネル電界効果トランジスタ(FET)と、
ソース、ドレイン及びゲートを有する第2のNチャンネルFETであって、前記第2のNチャンネルFETのドレインは前記第1のNチャンネルFETのゲートに結合され、前記第2のNチャンネルFETのゲートは前記第1のNチャンネルFETのドレインに結合され、そして、前記第2のNチャンネルFETのソースは接地に抵抗的に結合される前記第2のNチャンネルFETと、
を備える、付記1のバッファ回路。
付記4
前記第1及び第2の差動信号出力ノードは負荷の1対の差動信号入力ノードにDC結合される、付記3のバッファ回路。
付記5
前記バッファ回路は、それの第1及び第2の差動信号入力ノードから前記負荷の前記1対の差動信号入力ノードまでのDC伝達関数比を有し、そして、前記DC伝達関数比は約5キロヘルツより少ないから1ギガヘルツより多いまでの周波数範囲にわたって1より小さい、付記4のバッファ回路。
付記6
電界効果トランジスタ(FET)を備え、前記FETはゲートを有し、そして、前記ゲートは前記負荷の信号入力ノードである負荷と、
第1及び第2の差動信号入力リード及び第1及び第2の差動信号出力リードを有し、第1の差動信号出力リードは前記負荷の前記信号入力ノードにDC結合されるバッファ回路と、
を備え、
前記バッファ回路は、
ソース、ドレイン及びゲートを有し、ドレインは供給電圧を受け取るように結合され、ゲートは前記バッファ回路の前記第1の差動信号入力リードであり、そして、ソースは前記バッファ回路の前記第1の差動信号出力リードに結合される第1の電界効果トランジスタ(FET)と、
ソース、ドレイン及びゲートを有し、ドレインは前記第1のFETのドレインに結合され、ゲートは前記バッファ回路の前記第2の差動信号入力リードであり、そしてソースは前記バッファ回路の前記第2の差動信号出力リードに結合される第2の電界効果トランジスタ(FET)と、
第1の入力ノード及び第2の入力ノードを有し、第1の入力ノードは前記バッファ回路の前記第1の差動信号出力リードに結合され、第2の入力ノードは前記バッファ回路の前記第2の差動信号出力リードに結合されるラッチと
を備えるシステム。
付記7
前記ラッチは、1対の交差結合Nチャンネル電界効果トランジスタを備える、付記6のシステム。
付記8
前記バッファ回路の前記第1の差動信号出力リードは、前記バッファ回路の前記第1の差動信号出力リードから前記負荷の前記信号入力ノードまで延長する連続導体によって、前記負荷の前記信号入力ノードにDC結合される、付記6のシステム。
付記9
前記バッファ回路は、前記負荷のFETのゲートにDCバイアス電圧を供給する、付記6のシステム。
付記10
前記ラッチは、
ソース、ゲート、及びドレインを有し、ゲートは前記ラッチの第1の入力ノードに結合されるNチャンネル・トランジスタと、
第1の端子及び第2の端子を有する抵抗であって、前記抵抗の第1の端子は前記Nチャンネル・トランジスタのソースに結合され、前記抵抗の第2の端子は接地導体に結合され、前記ラッチは前記負荷のFETのゲートにDCバイアス電圧を供給し、前記DCバイアス電圧は前記抵抗で降下した電圧プラス前記Nチャンネル・トランジスタのゲート・ソース間電圧に実質的に等しい前記抵抗と
を備える、付記6のシステム。
付記11
前記負荷は、DCバイアス電圧を前記負荷のFETのゲートに供給できるバイアス回路を備えていない、付記6のシステム。
付記12
前記バッファ回路は、多係数周波数分割器の一部である、付記6のシステム。
付記13
前記バッファ回路は、それの第1及び第2の差動信号入力リードから前記負荷までにDC伝達関数比を有し、前記DC伝達関数比は、約5キロヘルツより少ないから1ギガヘルツより多いまでの周波数範囲にわたって1より小さい、付記6のシステム。
付記14
前記バッファ回路は、それの第1の差動入力リードで信号を受信し、そして、約5キロヘルツより少ないから1ギガヘルツより多いまでの信号周波数範囲にわたって50パーセントより少ない減衰をもって前記信号を前記負荷の信号入力ノードに伝達する、付記6のシステム。
付記15
前記バッファ回路は、前記負荷の信号入力ノードにDCバイアス電圧を供給し、差動入力信号が前記バッファ回路の前記第1の差動信号入力リードで受信され、前記差動入力信号はDCバイアス電圧を有し、そして、前記差動入力信号のDCバイアス電圧は前記負荷の信号入力ノードにおける前記DCバイアス電圧を決定する、付記6のシステム。
付記16
前記負荷はCMOS論理回路である、付記6のシステム。
付記17
負荷と、
電流モード論理(CML)差動信号をバッファするための及び前記CML差動信号を前記負荷に駆動するための手段と、
を備え、前記手段は前記負荷にDC結合され、そして、前記手段は、前記CML差動信号が約5キロヘルツより少ないから1ギガヘルツより多いまでの周波数範囲にわたって50パーセントより少ない減衰をもって前記負荷に伝達されるように、前記CML差動信号をバッファするためであるシステム。
付記18
前記手段は、多係数分割器内のバッファである、付記17のシステム。
付記19
ラッチを含むバッファの第1の差動信号出力ノードから負荷の第1の差動信号入力ノードまで延長する第1の導電性信号経路を提供すること、
前記第1の導電性信号経路を横切って前記負荷の第1の差動信号入力ノードに第1のDCバイアス電圧を与えるために前記ラッチを用いること、
前記バッファの第2の差動信号出力ノードから前記負荷の第2の差動信号入力ノードまで延長する第の導電性信号経路を提供すること、
前記第2の導電性信号経路を横切って前記負荷の第2の差動信号入力ノードに第2のDCバイアス電圧を与えるために前記ラッチを用いること、
前記バッファの第1及び第2の差動信号入力ノードで差動信号を受信すること及び前記差動信号が約5キロヘルツより少ないから1ギガヘルツより多いまでの周波数範囲にわたって50パーセントより少ない減衰をもって前記負荷に伝達されるように前記第1及び第2の導電性信号通路を横切って前記バッファから前記負荷に前記差動信号を伝達すること、
を備える方法。
付記20
前記バッファは電流モード論理(CML)バッファであり、そして、前記ラッチは、1対の交差結合Nチャンネル・トランジスタを含む、付記19の方法。
付記21
前記第1及び第2のDCバイアス電圧は同じDC電圧であり、前記第1の導電性信号経路は20フェムトファラッドより少ない全容量を有し、前記第2の導電性信号経路は20フェムトファラッドより少ない全容量を有する、付記20の方法。
付記22
前記バッファから前記負荷に伝達される差動信号は、500ピコ秒より小さいパルス幅を有するパルスを含み、かつまた、10マイクロ秒より大きいパルス幅を有する、付記21の方法。
付記23
前記バッファは、Pチャンネル・トランジスタを含まない、また、前記バッファはバイポーラ接合トランジスタを含まない、付記19の方法。
付記24
前記負荷はCMOS論理回路である、付記19の方法。
付記25
ラッチを含むバッファの第1の差動信号出力ノードから負荷の第1の差動信号入力ノードまで延長する第1の導電性信号経路を提供するための手段と
前記第1の導電性信号経路を横切って前記負荷の第1の差動信号入力ノードに第1のDCバイアス電圧を与えるために前記ラッチを用いるための手段と、
前記バッファの第2の差動信号出力ノードから前記負荷の第2の差動信号入力ノードまで延長する第の導電性信号経路を提供するための手段と
前記第2の導電性信号経路を横切って前記負荷の第2の差動信号入力ノードに第2のDCバイアス電圧を与えるために前記ラッチを用いるための手段と、
前記バッファの第1及び第2の差動信号入力ノードで差動信号を受信する、そして、前記差動信号が約5キロヘルツより少ないから1ギガヘルツより多いまでの周波数範囲にわたって50パーセントより少ない減衰をもって前記負荷に伝達されるように前記第1及び第2の導電性信号通路を横切って前記バッファから前記負荷に前記差動信号を伝達するための手段と、
を備える回路。

Claims (23)

  1. 第1の差動信号入力ノードと、
    第2の差動信号入力ノードと、
    第1の差動信号出力ノードと、
    第2の差動信号出力ノードと、
    ソース、ドレイン及びゲートを有し、ゲートは前記第1の差動信号入力ノードに結合され、そして、ソースは前記第1の差動信号出力ノードに結合される第1の電界効果トランジスタ(FET)と、
    ソース、ドレイン及びゲートを有し、ドレインは前記第1のFETのドレインに結合され、ゲートは前記第2の差動信号入力ノードに結合され、ソースは前記第2の差動信号出力ノードに結合される第2の電界効果トランジスタ(FET)と、
    第1の入力ノード及び第2の入力ノードを有するラッチであって、該ラッチの第1の入力ノードは前記第1の差動信号出力ノードであり、そして、該ラッチの第2の入力ノードは前記第2の差動信号出力ノードであるラッチと、
    を備え、前記ラッチは、
    ソース、ドレイン及びゲートを有し、第3の電界効果トランジスタ(FET)であって、前記第3のFETのドレインは前記第のFETのソースに結合される第3の電界効果トランジスタ(FET)と、
    ソース、ドレイン及びゲートを有する第4の電界効果トランジスタ(FET)であって、前記第4のFETのドレインは前記第のFETのソースに結合される第4の電界効果トランジスタ(FET)と、
    前記第3のFETのソースに結合される第1の端子および接地に結合される第2の端子を有する第1の抵抗と、
    前記第4のFETのソースに結合される第1の端子および接地に結合される第2の端子を有する第2の抵抗と、
    第1の端子および第2の端子を有し、前記第1の端子は前記第3のFETのソースと前記第1の抵抗の第1の端子とに結合され、前記第2の端子は前記第4のFETのソースと前記第2の抵抗の前記第1の端子とに結合されるコンデンサと、をさらに備え、
    前記第3のFETのドレインは前記第4のFETのゲートに結合され、前記第3のFETのドレインは前記ラッチの前記第2の入力ノードに結合され、前記第3のFETのゲートは前記ラッチの前記第1の入力ノードに結合され、
    前記第4のFETのゲートは前記ラッチの前記第2の入力ノードに結合され、前記第4のFETのドレインは前記第3のFETのゲートに結合され、前記第4のFETのドレインは前記ラッチの前記第1の入力ノードに結合される、バッファ回路。
  2. 信号をそれの第1の差動信号入力ノードに受信し、そして、前記信号を負荷の差動信号入力ノードにDC結合されたそれの第1の差動信号出力ノードから伝達し、前記信号が、前記負荷の前記差動信号入力ノード上にDCバイアス電圧を与える前記第1および第2の抵抗との組み合わせにおいて前記負荷の前記差動信号入力ノードに前記ラッチの前記第1の入力ノードがDC結合される配列により約5キロヘルツのより少ないから1ギガヘルツより多いまでの周波数範囲にわたって、50パーセントより小さい減衰をもって前記バッファ回路の前記第1の差動信号入力ノードから前記負荷の前記差動信号入力ノードに伝達される、請求項1のバッファ回路。
  3. 前記第1及び第2の差動信号出力ノードは負荷の1対の差動信号入力ノードにDC結合される、請求項1のバッファ回路。
  4. 前記バッファ回路は、それの第1及び第2の差動信号入力ノードから前記負荷の前記1対の差動信号入力ノードまでのDC伝達関数比を有し、そして、前記負荷の前記差動信号入力ノード上にDCバイアス電圧を与える前記第1および第2の抵抗との組み合わせにおいて前記負荷の前記差動信号入力ノードに前記ラッチの前記第1の入力ノードおよび前記第2の入力ノードがDC結合された配列により前記DC伝達関数比は約5キロヘルツより少ないから1ギガヘルツより多いまでの周波数範囲にわたって1より小さい、請求項3のバッファ回路。
  5. 電界効果トランジスタ(FET)を備える負荷と、ここにおいて、記FETはゲートを有し、そして、前記ゲートは前記負荷の信号入力ノードであり、
    第1及び第2の差動信号入力リード及び第1及び第2の差動信号出力リードを有し、第1の差動信号出力リードは前記負荷の前記信号入力ノードにDC結合されるバッファ回路と、
    を備え、
    前記バッファ回路は、
    ソース、ドレイン及びゲートを有し、ドレインは供給電圧を受け取るように結合され、ゲートは前記バッファ回路の前記第1の差動信号入力リードであり、そして、ソースは前記バッファ回路の前記第1の差動信号出力リードに結合される第1の電界効果トランジスタ(FET)と、
    ソース、ドレイン及びゲートを有し、ドレインは前記第1のFETのドレインに結合され、ゲートは前記バッファ回路の前記第2の差動信号入力リードであり、そしてソースは前記バッファ回路の前記第2の差動信号出力リードに結合される第2の電界効果トランジスタ(FET)と、
    第1の入力ノード及び第2の入力ノードを有し、第1の入力ノードは前記バッファ回路の前記第1の差動信号出力リードに結合され、第2の入力ノードは前記バッファ回路の前記第2の差動信号出力リードに結合されるラッチと
    を備え、
    前記ラッチは、
    ソース、ドレイン及びゲートを有する第3の電界効果トランジスタ(FET)であって、前記第3のFETのドレインは前記第のFETのソースに結合される第3の電界効果トランジスタ(FET)と、
    ソース、ドレイン及びゲートを有する第4の電界効果トランジスタ(FET)であって、前記第4のFETのドレインは前記第のFETのソースに結合される第4の電界効果トランジスタ(FET)と、
    前記第3のFETのソースに結合される第1の端子および接地に結合される第2の端子を有する第1の抵抗と、
    前記第4のFETのソースに結合される第1の端子および接地に結合される第2の端子を有する第2の抵抗と、
    第1の端子および第2の端子を有し、前記第1の端子は前記第3のFETのソースと前記第1の抵抗の第1の端子とに結合され、前記第2の端子は前記第4のFETのソースと前記第2の抵抗の前記第1の端子とに結合されるコンデンサと、をさらに備え、
    前記第3のFETのドレインは前記第4のFETのゲートに結合され、前記第3のFETのドレインは前記ラッチの前記第2の入力ノードに結合され、前記第3のFETのゲートは前記ラッチの前記第1の入力ノードに結合され、
    前記第4のFETのゲートは前記ラッチの前記第2の入力ノードに結合され、前記第4のFETのドレインは前記第3のFETのゲートに結合され、前記第4のFETのドレインは前記ラッチの前記第1の入力ノードに結合される、システム。
  6. 前記バッファ回路の前記第1の差動信号出力リードは、前記バッファ回路の前記第1の差動信号出力リードから前記負荷の前記信号入力ノードまで延長する連続導体によって、前記負荷の前記信号入力ノードにDC結合される、請求項5のシステム。
  7. 前記バッファ回路は、前記負荷のFETのゲートにDCバイアス電圧を供給する、請求項5のシステム。
  8. 前記ラッチは前記負荷のFETのゲートにDCバイアス電圧を供給し、前記DCバイアス電圧は前記第2の抵抗で降下した電圧プラス前記第4のFETのゲート・ソース間電圧に等しい、請求項5のシステム。
  9. 前記負荷は、DCバイアス電圧を前記負荷のFETのゲートに供給できるバイアス回路を備えていない、請求項5のシステム。
  10. 前記バッファ回路は、多係数周波数分割器の一部である、請求項5のシステム。
  11. 前記負荷は差動信号入力ノードを備え、前記バッファ回路は、それの第1及び第2の差動信号入力リードから前記負荷までにDC伝達関数比を有し、前記負荷の前記差動信号入力ノード上にDCバイアス電圧を与える前記第1および第2の抵抗との組み合わせにおいて前記負荷の前記差動信号入力ノードに前記ラッチの前記第1の入力ノードおよび前記第2の入力ノードが第1および第2の導電性信号経路によってDC結合される配列により、前記DC伝達関数比は、約5キロヘルツより少ないから1ギガヘルツより多いまでの周波数範囲にわたって1より小さい、請求項5のシステム。
  12. 前記負荷は差動信号入力ノードを備え、前記バッファ回路は、それの第1の差動入力リードで信号を受信し、そして、前記負荷の前記差動信号入力ノード上にDCバイアス電圧を与える前記第1および第2の抵抗との組み合わせにおいて前記負荷の前記差動信号入力ノードに前記ラッチの前記第1の入力ノードおよび前記第2の入力ノードが第1および第2の導電性信号経路によってDC結合される配列により、約5キロヘルツより少ないから1ギガヘルツより多いまでの信号周波数範囲にわたって50パーセントより少ない減衰をもって前記信号を前記負荷の信号入力ノードへのDC結合を通じて伝達する、請求項5のシステム。
  13. 前記バッファ回路は、前記負荷の前記信号入力ノードにDCバイアス電圧を供給し、差動入力信号が前記バッファ回路の前記第1の差動信号入力リードで受信され、前記差動入力信号はDCバイアス電圧を有し、そして、前記差動入力信号のDCバイアス電圧は前記負荷の信号入力ノードにおける前記DCバイアス電圧を決定する、請求項5のシステム。
  14. 前記負荷はCMOS論理回路である、請求項5のシステム。
  15. 負荷と、
    電流モード論理(CML)差動信号をバッファするための及び前記CML差動信号を前記負荷に駆動するための手段と、
    を備え、前記手段は前記負荷にDC結合され、そして、前記手段は、前記CML差動信号が約5キロヘルツより少ないから1ギガヘルツより多いまでの周波数範囲にわたって50パーセントより少ない減衰をもって前記負荷に伝達されるように、前記CML差動信号をバッファするためであり、
    前記バッファするための手段はラッチを備え、前記ラッチは、
    ソース、ドレインおよびゲートを有し、ドレインは前記ラッチの第1の入力ノードに結合される第1の電界効果トランジスタ(FET)と、
    ソース、ドレインおよびゲートを有し、ドレインは前記ラッチの第2の入力ノードに結合される第2の電界効果トランジスタ(FET)と、
    前記第1のFETのソースに結合される第1の端子および接地に結合される第2の端子を有する第1の抵抗と、
    前記第2のFETのソースに結合される第1の端子および接地に結合される第2の端子を有する第2の抵抗と、
    第1の端子および第2の端子を有し、前記第1の端子は前記第1のFETのソースと前記第1の抵抗の前記第1の端子とに結合され、前記第2の端子は前記第2のFETのソースと前記第2の抵抗の前記第1の端子とに結合されるコンデンサと、を備え、
    前記約5キロヘルツより少ないから1ギガヘルツより多いまでの周波数範囲にわたる50パーセント減衰は、前記負荷の差動信号入力ノード上にDCバイアス電圧を与えるために前記第1および第2の抵抗との組み合わせにおいて前記負荷の前記差動信号入力ノードに前記ラッチの前記第1の入力ノードおよび前記第2の入力ノードが第1および第2の導電性信号経路によってDC結合される配列により与えられる、システム。
  16. 前記手段は、多係数分割器内のバッファである、請求項15のシステム。
  17. 第1の入力ノードおよび第2の入力ノードを有するラッチを含むバッファの第1の差動信号出力ノードから負荷の第1の差動信号入力ノードまで延長する第1の導電性信号経路を提供すること、
    前記第1の導電性信号経路を横切って前記負荷の第1の差動信号入力ノードに第1のDCバイアス電圧を与えるために前記ラッチを用いること、
    前記バッファの第2の差動信号出力ノードから前記負荷の第2の差動信号入力ノードまで延長する第2の導電性信号経路を提供すること、
    前記第2の導電性信号経路を横切って前記負荷の第2の差動信号入力ノードに第2のDCバイアス電圧を与えるために前記ラッチを用いること、
    前記バッファの第1及び第2の差動信号入力ノードで差動信号を受信すること及び前記差動信号が約5キロヘルツより少ないから1ギガヘルツより多いまでの周波数範囲にわたって50パーセントより少ない減衰をもって前記負荷に伝達されるように前記第1及び第2の導電性信号通路を横切って前記バッファから前記負荷に前記差動信号を伝達すること、
    を備え、
    前記バッファは、
    ソース、ドレイン及びゲートを有し、ドレインは供給電圧を受け取るように結合され、ゲートは前記バッファの前記第1の差動信号入力リードであり、そして、ソースは前記バッファの前記第1の差動信号出力リードに結合される第1の電界効果トランジスタ(FET)と、
    ソース、ドレイン及びゲートを有し、ドレインは前記第1のFETのドレインに結合され、ゲートは前記バッファの前記第2の差動信号入力リードであり、そしてソースは前記バッファの前記第2の差動信号出力リードに結合される第2の電界効果トランジスタ(FET)と、を含み、
    前記ラッチは、
    ソース、ドレイン及びゲートを有し、第3の電界効果トランジスタ(FET)であって、前記第3のFETのドレインは前記第のFETのソースに結合される第3の電界効果トランジスタ(FET)と、
    ソース、ドレイン及びゲートを有する第4の電界効果トランジスタ(FET)であって、前記第4のFETのドレインは前記第のFETのソースに結合される第4の電界効果トランジスタ(FET)と、
    前記第3のFETのソースに結合される第1の端子および接地に結合される第2の端子を有する第1の抵抗と、
    前記第4のFETのソースに結合される第1の端子および接地に結合される第2の端子を有する第2の抵抗と、
    第1の端子および第2の端子を有し、前記第1の端子は前記第3のFETのソースと前記第1の抵抗の第1の端子とに結合され、前記第2の端子は前記第4のFETのソースと前記第2の抵抗の前記第1の端子とに結合されるコンデンサと、をさらに備え、
    前記第3のFETのドレインは前記第4のFETのゲートに結合され、前記第3のFETのドレインは前記ラッチの前記第2の入力ノードに結合され、前記第3のFETのゲートは前記ラッチの前記第1の入力ノードに結合され、
    前記第4のFETのゲートは前記ラッチの前記第2の入力ノードに結合され、前記第4のFETのドレインは前記第3のFETのゲートに結合され、前記第4のFETのドレインは前記ラッチの前記第1の入力ノードに結合され、
    前記約5キロヘルツより少ないから1ギガヘルツより多いまでの周波数範囲にわたる50パーセントより少ない減衰は、前記負荷の前記第1および第2の差動信号入力ノード上にDCバイアス電圧を与えるために前記第1および第2の抵抗との組み合わせにおいて前記負荷の前記第1および第2の差動信号入力ノードに前記ラッチの前記第1の入力ノードおよび前記第2の入力ノードがDC結合され、前記ラッチの前記第2の入力ノードが前記負荷の前記第2の差動信号入力ノードに結合される配列により与えられる、方法。
  18. 前記バッファは電流モード論理(CML)バッファであり、そして、前記ラッチの前記第3および第4のFETは、1対の交差結合Nチャンネル・トランジスタを含む、請求項17の方法。
  19. 前記第1及び第2のDCバイアス電圧は同じDC電圧であり、前記第1の導電性信号経路は20フェムトファラッドより少ない全容量を有し、前記第2の導電性信号経路は20フェムトファラッドより少ない全容量を有する、請求項18の方法。
  20. 前記バッファから前記負荷に伝達される差動信号は、500ピコ秒より小さいパルス幅を有するパルスを含み、かつまた、10マイクロ秒より大きいパルス幅を有する、請求項19の方法。
  21. 前記バッファは、Pチャンネル・トランジスタを含まない、また、前記バッファはバイポーラ接合トランジスタを含まない、請求項17の方法。
  22. 前記負荷はCMOS論理回路である、請求項17の方法。
  23. 第1の入力ノードおよび第2の入力ノードを有するラッチを含むバッファの第1の差動信号出力ノードから負荷の第1の差動信号入力ノードまで延長する第1の導電性信号経路を提供する、
    前記第1の導電性信号経路を横切って前記負荷の第1の差動信号入力ノードに第1のDCバイアス電圧を与えるために前記ラッチを用いる、
    前記バッファの第2の差動信号出力ノードから前記負荷の第2の差動信号入力ノードまで延長する第2の導電性信号経路を提供する、
    前記第2の導電性信号経路を横切って前記負荷の第2の差動信号入力ノードに第2のDCバイアス電圧を与えるために前記ラッチを用いる、
    前記バッファの第1及び第2の差動信号入力ノードで差動信号を受信する、そして、前記差動信号が約5キロヘルツより少ないから1ギガヘルツより多いまでの周波数範囲にわたって50パーセントより少ない減衰をもって前記負荷に伝達されるように前記第1及び第2の導電性信号通路を横切って前記バッファから前記負荷に前記差動信号を伝達する
    ように構成された回路であって、前記バッファは、
    ソース、ドレイン及びゲートを有し、ドレインは供給電圧を受け取るように結合され、ゲートは前記バッファの前記第1の差動信号入力リードであり、そして、ソースは前記バッファの前記第1の差動信号出力リードに結合される第1の電界効果トランジスタ(FET)と、
    ソース、ドレイン及びゲートを有し、ドレインは前記第1のFETのドレインに結合され、ゲートは前記バッファの前記第2の差動信号入力リードであり、そしてソースは前記バッファの前記第2の差動信号出力リードに結合される第2の電界効果トランジスタ(FET)と、を含み、
    前記ラッチは、
    ソース、ドレイン及びゲートを有する第3の電界効果トランジスタ(FET)であって、前記第3のFETのドレインは前記第のFETのソースに結合される第3の電界効果トランジスタ(FET)と、
    ソース、ドレイン及びゲートを有する第4の電界効果トランジスタ(FET)であって、前記第4のFETのドレインは前記第のFETのソースに結合される第4の電界効果トランジスタ(FET)と、
    前記第3のFETのソースに結合される第1の端子および接地に結合される第2の端子を有する第1の抵抗と、
    前記第4のFETのソースに結合される第1の端子および接地に結合される第2の端子を有する第2の抵抗と、
    第1の端子および第2の端子を有し、前記第1の端子は前記第3のFETのソースと前記第1の抵抗の第1の端子とに結合され、前記第2の端子は前記第4のFETのソースと前記第2の抵抗の前記第1の端子とに結合されるコンデンサと、を含み、
    前記第3のFETのドレインは前記第4のFETのゲートに結合され、前記第3のFETのドレインは前記ラッチの前記第2の入力ノードに結合され、前記第3のFETのゲートは前記ラッチの前記第1の入力ノードに結合され、
    前記第4のFETのゲートは前記ラッチの前記第2の入力ノードに結合され、前記第4のFETのドレインは前記第3のFETのゲートに結合され、前記第4のFETのドレインは前記ラッチの前記第1の入力ノードに結合され、
    前記約5キロヘルツより少ないから1ギガヘルツより多いまでの周波数範囲にわたる50パーセントより少ない減衰は、前記負荷の前記第1および第2の差動信号入力ノード上にDCバイアス電圧を与えるために前記第1および第2の抵抗との組み合わせにおいて前記ラッチの前記第1の入力ノードが前記負荷の前記第1の差動入力ノードにDC結合され、前記ラッチの前記第2の入力ノードが前記負荷の前記第2の差動信号入力ノードにDC結合される配列により与えられる、回路。
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