JPH01264309A - レベル変換回路 - Google Patents

レベル変換回路

Info

Publication number
JPH01264309A
JPH01264309A JP63091477A JP9147788A JPH01264309A JP H01264309 A JPH01264309 A JP H01264309A JP 63091477 A JP63091477 A JP 63091477A JP 9147788 A JP9147788 A JP 9147788A JP H01264309 A JPH01264309 A JP H01264309A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
level
circuit
drive
mosfet
drain
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP63091477A
Other languages
English (en)
Inventor
Hirotaka Mochizuki
博隆 望月
Yasuhiro Nunokawa
康弘 布川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Microcomputer System Ltd
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Hitachi Microcomputer Engineering Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd, Hitachi Microcomputer Engineering Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP63091477A priority Critical patent/JPH01264309A/ja
Publication of JPH01264309A publication Critical patent/JPH01264309A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03KPULSE TECHNIQUE
    • H03K5/00Manipulating of pulses not covered by one of the other main groups of this subclass
    • H03K5/01Shaping pulses
    • H03K5/02Shaping pulses by amplifying

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Nonlinear Science (AREA)
  • Manipulation Of Pulses (AREA)
  • Logic Circuits (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、レベル変換回路に関し、例えばソースフォ
ロワ形態のパワー出力回路に利用される昇圧回路を構成
するものに利用して有効な技術に関するものである。
〔従来の技術〕
パワーMOSFETを用いた出力回路の例として、例え
ば雑誌「電子技術J1987年11月号、頁22〜頁2
5がある。このパワーMOSFETは、ソースを接地し
、ドレインにモータ等の負荷を接続するものである。
〔発明が解決しようとする課題〕
電子燃料噴射用のソレノイド等のように自動車搭載用の
パワー出力回路は、パワー出力素子を電源電圧側とし、
負荷を回路の接地電位側にするハイサイド駆動回路(ソ
ースフォロワ回路)とすることが望ましい。なぜなら、
負荷を電源電圧側に接続すると、衝突事故等により負荷
が接地されると、そこに過電流が流れて火災を引き起こ
す虞れがあるからである。
ところが、ソースフォロワ出力回路においては、電源電
圧に対して出力MOS F ETの実効的なしきい値電
圧骨だけレベル損失が生じる。このよなレベル損失を防
止するためには、昇圧回路を設けてゲートに供給される
駆動電圧を上記実効的なしきい値電圧以上に高くするこ
とが行われる。
このような昇圧回路の例として、第5図に示すような回
路がある。この回路は、5■系の回路で形成したパルス
信号を12Vのような高い電源電圧Vccにレベル変換
し、ダイオードD3、D4ないしD5とキャパシタC1
なしいC2により約3倍電圧を形成するものである。こ
の回路にあっては、レベル変換のために、インバータ1
8N1により形成された相補的なパルス信号を受けるN
チャンネル型の駆動MOSFETQIとC2のドレイン
側に、ラッチ形態にされたPチャンネルMOSFETQ
5.C6を設けるものである。この構成では、MOSF
ETQIがオフ状態で、MOSFETQ2がオン状態の
とき、MOSFETQ2のドレイン出力のロウレベルに
よってPチャンネルMOSFETQ5がオン状態になり
、そのドレイン出力aを電源電圧Vccのようなハイレ
ベルにするとともに、PチャンネルMO5FETQ5を
オフ状態にする。これにより、定常状態ではNチャンネ
ルMO5FETQI  (C2)とPチャンネルMOS
FETQ5 (C6)との間で直流電流を流れなくでき
る。
しかしながら、例えば駆動MOSFETQIが上記オフ
状態からオン状態に切り換えられるとき、駆動MOSF
ETQIはインバータ回路N1を通した入力パルスで直
ちにオン状態になるが、それに対応したMOSFETQ
5は、駆動MOSFETQIのオン状態によりPチャン
ネルMOSFETQ6がオフ状態からオン状態に切り換
えられ、その結果としてMOSFETQ5がゲートが上
記電源電圧Vccのような高いレベルに達するまでオン
状態を維持する。これにより、MO5FETQ1とC5
との間で、比較的大きな貫通電流(直流電流)が流れる
。このことは、上記駆動MOSFETQ2がオフ状態か
らオン状態に切り換えられるときも同様である。したが
って、このレベル変換回路は、消費電力が大きくなると
いう問題を有するものでる。
この発明の目的は、低消費電力化を実現したレベル変換
回路を提供することにある。
この発明の前記ならびにそのほかの目的と新規な特徴は
、本明細書の記述および添付図面から明らかになるであ
ろう。
〔課題を解決するための手段〕
本願において開示される発明のうち代表的なものの概要
を簡単に説明すれば、下記の通りである。
すなわち、比較的低いレベルの入力信号を受ける駆動M
OSFETに対して、比較的高い電源電圧にコレクタが
接続され、そのエミッタがレベルシフトダイオードを介
して上記駆動MOS F ETのドレインに結合され、
そのベースが一方において抵抗を介して上記電源電圧に
接続されるとともに、他方において上記駆動MOS F
 ETのドレインに接続されたバイポーラ型トランジス
タを設け、上記バイポーラ型トランジスタのエミッタか
らレベル変換された出力信号を得る。
〔作 用〕
上記した手段によれば、駆動MOS F ETのドレイ
ン電流の有無により、バイポーラ型トランジスタが相補
的にスイッチング動作を行うので直流電流を防止するこ
とができる。
〔実施例〕
第1図には、この発明に係るレベル変換回路を用いた昇
圧回路の一実施例の回路図が示されている。この実施例
の昇圧回路は、後述するようにパワー出力回路を構成す
る半導体集積回路に構成される。それ故、同図の各回路
素子は、公知の半導体集積回路の製造技術によって、特
に制限されないが、単結晶シリコンのような1個の半4
体基板上において形成される。
パルス信号CLKは、例えば5vのような比較的低い信
号レベルとされる。このパルス信号CLKは、上記5v
のような電源電圧で動作するインバータ回路に入力され
る。これにより、互いに逆相のパルス信号が形成される
上記インバータ回路N1の出力パルスは、Nチャンネル
型の駆動MOS F ETQ 1のゲートに供給される
。この駆動MOSFETQIのソースは、回路の接地電
位に結合され、そのドレインと例えば12Vのような比
較的高い電源電圧Vccとの間には次のような回路が設
けられる。NPN型トランジスタT1のコレクタは、電
源電圧Vccに接続される。このトランジスタTlのエ
ミッタは、レベルシフト用のダイオードDiを介して上
記駆動MOSFETQIのドレインに結合される。上記
トランジスタTlのベースは、一方において抵抗R1を
介して電源電圧Vccに接続され、他方において上記駆
動MOSFETQIのドレインに接続される。上記抵抗
R1は、消費電流を少なくするために比較的大きな抵抗
値を持つようにされる。
以上構成の回路により、インバータ回路N1により形成
された5V系の比較的低いレベルの信号を受けて、約1
2V系の高い信号レベルに変換してトランジスタTIの
エミッタから出力する。
この実施例のレベル変換回路の動作は、以下の通りであ
る0例えば、インバータ回路N1の出力信号がロウレベ
ルのとき、駆動MOSFETQIはオフ状態になる。そ
れ故、トランジスタTlのエミッタ出力aは、電源電圧
Vccに従ったハイレベルの信号となる。すなわち、ト
ランジスタT1は、抵抗R1を通して流れるベース電流
を、その電流増幅率した出力電流を形成する。言い換え
るならば、トランジスタT1は抵抗R1の高インピーダ
ンスを低インピーダンスに変化する作用を行う、これに
より、出力信号のロウレベルからハイレベルへの立ち上
りは、上記のような大きな抵抗値を持つ負荷抵抗Rを用
いたにも係わらず高速に行われる。ただし、出力信号a
のハイレベル上記のようなエミッタフォロワ形態のトラ
ンジスタT1により形成するものであるから、Vcc−
Vat(V、!はトランジスタT1のベース、エミッタ
間電圧)になる。
上記インバータ回路N1の出力信号がロウレベルからハ
イレベルに変化すると、駆動MOSFETQIはオン状
態になる。この駆動MOSFETQ1のドレイン電流に
よる抵抗R1の電圧降下により出力トランジスタT1は
オフ状態になり、出力信号aは高速にハイレベルからロ
ウレベルに変化する。このときの出力電流は、ダイオー
ドDIを通して駆動MO5FETQIに流れるものとな
る。上記駆動MOSFETQIがオン状態に維持してい
る間、負荷抵抗R1の抵抗値が比較的大きな抵抗値にさ
れているため、それに消費される電流を少なくすること
できる。このとき、出力信号aのロウレベルは、接地電
位O■のようなロウレベルでなば<、厳密には上記Ov
がダイオードD1の順方向電圧vFによってレベルシフ
トされたものとなる。
この実施例では、上記電源電圧Vccに基づいて3倍の
昇圧電圧を得るために、パルス信号CLKを受ける駆動
MOSFETQ2、そのドレイン側に設けられたトラン
ジスタT2、ダイオードD2及び抵抗R2からなる上記
同様なレベル変換回路が設けられる。このレベル変換回
路の出力信号すは上記出力信号aと逆相の関係にある。
上記1つのレベル変換回路の出力信号aは、キャパシタ
C1の一方の電極に印加される。このキャパシタC1の
他方の電極は、ダイオードD3のカソード及びダイオー
ドD4のアノードに接続される。他の1つのレベル変換
回路の出力信号すは、キャパシタC2の一方の電極と、
上記ダイオードD3のアノードに接続される。上記キャ
パシタC2の他方の電極は、上記ダイオードD4のカソ
ードとダイオードD5のアノードに接続される。ダイオ
ードD5のカソードから昇圧出力電圧vOが得られる。
なお、ダイオードD5のカソード側と接地電位点との間
には、キャパシタC3が設けられるものである。
この実施例回路の昇圧動作は、下記の通りである。
パルス信号CLKがロウレベルのとき、駆動MOSFE
TQIがオン状態に、駆動MOSFETQ2がオフ状態
になる。それ故、レベル変換出力aはロウレベル(OV
−VF)に、レベル変換出力すは電圧Vlのようなハイ
レベルになる。この電圧v1は、上記のようにVcc 
 Vmiである。したがって、キャパシタC1には、上
記ダイオードD3を介してチャージアップがなされる。
これにより、信号Cのロウレベルv1°は、上記電圧V
1からダイオードD3の順方向電圧vFだけ低いVl−
V、になるものである。また、キャパシタC2の一方の
電極が上記のようなハイレベルにされる結果、他方の電
極側の電位dは、後述するようなハイレベルv3になる
パルス信号CLKがハイレベルに変化すると、駆動MO
SFETQIがオフ状態に、駆動MOSFETQ2がオ
ン状態に切り換えられる。レベル変換出力aはvlのよ
うなハイレベルに、レベル変換出力すは0V(=Vr)
のようなロウレベルに変化する。したがって、キャパシ
タC1の他方の電極の信号Cの電位のハイレベルv2は
、V1+v1°のように約2倍に昇圧されたハイレベル
になり、ダイオードD4を通してキャパシタC2にチャ
ージアップを行う、これにより、信号dロウレベルV2
’ は、上記電圧v2からダイオードD4の順方向電圧
vFだけ低いV2VFになるものである。
パルス信号CLKが再びロウレベルになると、駆動MO
SFETQIがオフ状態に、駆動MOSFETQ2がオ
ン状態になる。それ故、レベル変tLlaはハイレベル
Vlに、レベル変換出力すは電圧OV(前記VF)よう
なロウレベルになる。
したがって、キャパシタC1には、上記ダイオードD3
を介して再びチャージアップがなされる。
キャパシタC2の他方の電極の信号dは、ハイレベルv
3になる。この電圧v3は、電圧■2′+v1、言い換
えるならば、V1+V1° +V1のような約3倍の昇
圧された電圧である。この約3倍の昇圧電圧v3により
ダイオードD5を通してキャパシタC3が間欠的にチャ
ージアップされるから、出力電圧VOは、約電源電圧V
ccの約3倍のような昇圧電圧を得ることができる。
この実施例では、上記のように、ロウレベルからハイレ
ベルへの立ち上がりが、トランジスタを通して電流増幅
した低出力インピーダンスのもとで行われるから、高速
にロウレベルからハイレベルへの切り換えが可能になる
。そして、ハイレベルからロウレベルへの切り換えのと
きには、ドレイン電流の大半が出力電流として流れるか
ら出力信号を高速にハイレベルからロウレベルに変化さ
せることができる。これにより、上記のようなキャパシ
タを用いたレベル変換動作において、昇圧回路へのチャ
ージが効率よく行われるものとなる。
そして、消費される直流電流を小さくできるから、低消
費電力の昇圧回路を得ることができるものである。
第3図には、上記のような昇圧回路が用いられたパワー
出力回路の一実施例の回路図が示されている。
パワーMOSFETQ3のドレインは、電源電圧Vcc
に結合される。上記MOSFETQ3のソースは、外部
端子OUTに結合され、特に制限されないが、前記モー
タやソレノイド等のような誘導性の負荷りが設けられる
。それ故、パワー出力MOSFETQ3は、ソースフォ
ロワ出力MOSFETとして動作する。
上記パワーMOSFETQ3のゲートには駆動MOSF
ETQ4と負荷抵抗RLからなる駆動回路が設けられる
。駆動回路の動作電圧は、上記第1図に示したような昇
圧回路BSTにより上記電源電圧Vccを昇圧した電圧
Vcc+Vが用いられる。
上記駆動MOSFETQ4のゲートには、特に制限され
ないが、インバータ回路N2を通してM御信号inが供
給される。特に制限されないが、インバータ回路N2は
、その動作電圧が上記電源電圧Vccに比べて比較的低
い5V系の電圧とされる。
これに応じて、上記制御信号inはハイレベルを5■と
して、ロウレベルの回路の接地電位のような比較的低い
論理レベルとされる。したがって、上記インバータ回路
N2とMOSFETQ4と抵抗RLからなる駆動回路は
一種のレベル変換動作を行うものである。それ故、上記
抵抗RLに代えて、前記第1図に示したように、トラン
ジスタT1と、ダイオードD1及び抵抗R1からなるよ
うな回路に置き換えるものであってもよい。この構成を
採ることにより、前記同様に低消費電力化を図りつつ、
出力MOSFETQ3の比較的大きなゲート容量を高速
にチャージアップさせることができる。
この実施例では、上記出力MOSFETQ3のオフ状態
への実質的なスイッチング速度を速くするために次の構
成にされる。すなわち、上記駆動MOSFETQ4のソ
ースは、回路の接地電位点に結合されるのではなく、上
記パワー出力MOSFETQ3のソースに結合される。
言い換えるならば、駆動MOSFETQ4は、上記パワ
ー出力MOSFETQ3のゲートとソース間に設けられ
る。
例えば、制御信号inがハイレベルのときインバータ回
路N2の出力信号が回路の接地電位のようなロウレベル
になる。この出力信号のロウレベルに応じて駆動MOS
FETQ4がオフ状態にされ、パワーMOSFETQ3
のゲートには、抵抗RLを通して昇圧された動作電圧V
cc+Vが供給される。上記昇圧回路BSTにより形成
される昇圧電圧+VをMOSFETQIの実質的なしい
き値電圧以上に設定される。したがって、第4図の波形
図に示すように、MOSFETQ3がオン状態のとき、
そのソースからは電源電圧Vccがそのまま出力される
ので電圧損失の無い高い出力電圧を得ることができる。
このように出力MOSFETQ3をオン状態にすると、
出力端子OUTの電圧は電源電圧Vccのような高い電
圧になり、それに応じて駆動MOSFETQ4のソース
電圧も高い電圧になる。したがって、上記のようなイン
バータ回路N2の出力信号のロウレベルにより駆動MO
SFETQ4をオフ状態に維持することができる。
制御信号inがハイレベルからロウレベルに切り変わる
と、インバータ回路N2の出力信号がハイレベルになっ
て駆動MOSFETQ4をオン状態にする。これにより
、パワーMOSFETQ3のゲートとソースが短絡され
るから、パワーMOSFETQ3がオン状態からオフ状
態に切り換えられる。このとき、負荷りには、逆起電圧
が発生しバ’7−M03FETQ3のソースが結合され
た出力端子OUTを負電位に低下させる。
この実施例では、上記負荷りに対してダイオードD6と
ツェナーダイオードZDからなる電圧クランプ回路が設
けられている。このため、第4図の波形図に示すように
、上記出力MOS F ETQ3がオフ状態に切り換え
られるときの出力端子0UT(7)電位は、−(VD6
+VZD)な負極性の大きな電圧になる。ここで、VD
6は、ダイオードD6の順方向電圧であり、VZDはツ
ェナーダイオードZDのツェナー電圧である。上記クラ
ンプ電圧を絶対値的に高く設定することにより、誘導性
の負荷りに蓄えられてエネルギーを短時間で放出させる
ことができる。
上記のように出力端子OUTが負極性の大きな電圧にさ
れても、パワー出力MOSFETQ3のゲートとソース
は駆動MOSFETQ4によって短絡されているためオ
フ状態を維持することができる。このとき、駆動MOS
FETQ4のゲートには、インバータ回路N2で形成さ
れた+5vのようなハイレベルが供給されるものであり
、上記負荷りにより生じた逆起電圧は負極性であること
から、そのゲートとソース間に加わる電圧は太き(なり
、上記オン状態を維持するものである。
上記第3図に示したパワーMOSFETQ3は、特に制
限されないが、そのドレイン領域がN型基板とされる。
それ故、ドレイン電極は基板の裏面側に設けられる。パ
ワーMOSFETQ3を構成するP型のチャンネル領域
は、基板の表面にリング状に形成される。このP型のチ
ャンネル領域の表面に同様にリング状のN型のソース領
域が形成される。上記ソース領域とドレイン領域として
の基板との間に挟まれたチャンネル領域の表面には、ゲ
ート絶縁膜(図示ぜす)を介してゲート電極が形成され
る。上記ソース領域とチャンネル領域とは共通接続され
てソース電極とされる。
上記パワーMOSFETQ3の駆動回路としてMOSF
ETQ4や、昇圧回路BSTの各回路素子は、上記基板
の表面側に形成されたP型の分離領域内に形成される。
すなわち、上記P型分離領域内にN型のコレクタ領域を
、そのコレクタ領域内にP型のベース領域を、そのベー
ス領域内にN型のエミッタ領域を形成することによりト
ランジスタ(ダイオード)を得るものである。また、N
チャンネルMOSFETは、上記P型分離領域に形成す
ればよい。
上記の実施例から得られる作用効果は、下記の通りであ
る。すなわち、 (1)比較的低いレベルの入力信号を受ける駆動MOS
FETに対して、比較的高い電源電圧にコレクタが接続
され、そのエミッタがレベルシフトダイオードを介して
上記駆動MOS F ETのドレインに結合され、その
ベースが一方において抵抗を介して上記電源電圧に接続
されるとともに、他方において上記駆動MOSFETの
ドレインに接続されたバイポーラ型トランジスタを設け
、上記バイポーラ型トランジスタのエミッタからレベル
変換された出力信号を得る。この構成においては、駆動
MOSFETのドレイン電流の有無により、バイポーラ
型トランジスタが相補的にスイッチング動作を行うので
低消費電力でレベル変換動作を行うことができるという
効果が得られる。
(2)上記レベル変換回路を用いてキャパシタとダイオ
ードからなる昇圧回路を構成することにより、キャパシ
タに対してチャージが効率よく行われるという効果が得
られる。
(3)上記(1)により、昇圧回路に供給するパルスの
周波数を高くできる。これにより、電流供給能力の高い
昇圧回路を得ることができるという効果が得られる。
(4)上記昇圧回路とソースフォロワ出力回路とを組み
合わせることによって、車両搭載に適したパワー出力回
路を得ろことができるという効果が得られる。
以上本発明者によってなされた発明を実施例に基づき具
体的に説明したが、本願発明は前記実施例に限定される
ものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更が
可能である。例えば、第1図の実施例回路において、キ
ャパシタC3は寄生容量を利用するものとしてもよい。
また、昇圧回路は、約2倍の昇圧回路を構成するものと
してもよい、この場合には、レベル変換回路は、1つの
で構成できるものである。また、第3図の実施例におい
てパワーMOSFETは、1つの半導体基板上に複数個
設ける構成としてもよい、この場合、基板をドレインと
するパワーMOSFETにおいては、必然的にドレイン
を共通化したハイサイド駆動回路(ソースフォロワ回路
)として用いられるものである。上記パワーMOSFE
Tは、第3図のようなモータやソレノイドといったよう
なインダクタンス負荷を駆動するものの他、自動車ヘッ
ドランプ等の各種ランプ類を駆動する駆動回路等のよう
に従来の機械的なスイッチ素子に置き換えられる電子式
のパワースイッチ回路に通したものとなる。
この発明は、レベル変換回路として広く利用できるもの
である。
〔発明の効果〕
本願において開示される発明のうち代表的なものによっ
て得られる効果を簡単に説明すれば、下記の通りである
。すなわち、比較的低いレベルの入力信号を受ける駆動
MOSFETに対して、比較的高い電源電圧にコレクタ
が接続され、そのエミッタがレベルシフトダイオードを
介して上記駆動MOSFETのドレインに結合され、そ
のベースが一方において抵抗を介して上記電源電圧に接
続されるとともに、他方において上記駆動MO8FET
のドレインに接続されたバイポーラ型トランジスタを設
け、上記バイポーラ型トランジスタのエミッタからレベ
ル変換された出力信号を得る。
この構成においては、駆動MOS F ETのドレイン
電流の有無により、バイポーラ型トランジスタが相補的
にスイッチング動作を行うので低消費電力でレベル変換
動作を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この発明に係るレベル変換回路を用いた昇圧
回路の一実施例を示す回路図、第2図は、その動作を説
明するための波形図、第3図は、上記昇圧回路を用いた
パワー出力回路の一実施例を示す回路図、 第4図は、その動作を説明するための波形図、第5図は
、従来のレベル変換回路の一例を説明するための回路図
である。 IC・・半導体集積回路、L・・負荷(誘導性) 、B
ST・・昇圧回路、Nl、N2・・インバータ回路 第1図 第2図 第3図 第4図 第5図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、比較的低いレベルの入力信号を受ける駆動MOSF
    ETと、比較的高い電源電圧にコレクタが接続され、そ
    のエミッタがレベルシフトダイオードを介して上記駆動
    MOSFETのドレインに結合され、そのベースが一方
    において比較的大きな抵抗値を持つ抵抗を介して上記電
    源電圧に接続されるとともに、他方において上記駆動M
    OSFETのドレインに接続されたバイポーラ型トラン
    ジスタとを含み、上記バイポーラ型トランジスタのエミ
    ッタからレベル変換された出力信号を得ることを特徴と
    するレベル変換回路。 2、上記レベル変換回路は、比較的低いレベルのパルス
    を受けて比較的高いレベルのパルスに変換し、その変換
    出力をキャパシタと一方向性素子からなる昇圧回路に供
    給するものであることを特徴とする特許請求の範囲第1
    項記載のレベル変換回路。 3、上記レベル変換回路は、1つの半導体集積回路に構
    成されるものであることを特徴とする特許請求の範囲第
    1又は第2項記載のレベル変換回路。
JP63091477A 1988-04-15 1988-04-15 レベル変換回路 Pending JPH01264309A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63091477A JPH01264309A (ja) 1988-04-15 1988-04-15 レベル変換回路

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63091477A JPH01264309A (ja) 1988-04-15 1988-04-15 レベル変換回路

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH01264309A true JPH01264309A (ja) 1989-10-20

Family

ID=14027481

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP63091477A Pending JPH01264309A (ja) 1988-04-15 1988-04-15 レベル変換回路

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH01264309A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009543464A (ja) * 2006-06-28 2009-12-03 クゥアルコム・インコーポレイテッド 多用途でコンパクトなdc結合cmlバッファ

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009543464A (ja) * 2006-06-28 2009-12-03 クゥアルコム・インコーポレイテッド 多用途でコンパクトなdc結合cmlバッファ

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5666280A (en) High voltage integrated circuit driver for half-bridge circuit employing a jet to emulate a bootstrap diode
EP0649579B1 (en) Circuit for driving a half-bridge
US7692474B2 (en) Control circuit for a high-side semiconductor switch for switching a supply voltage
US5742193A (en) Driver circuit including preslewing circuit for improved slew rate control
JP5354625B2 (ja) 半導体装置
US5111375A (en) Charge pump
US6963498B2 (en) Bootstrap capacitor refresh circuit
CA2773513A1 (en) Driving circuit, semiconductor device having driving circuit, and switching regulator and electronic equipment using driving circuit and semiconductor device
US5142171A (en) Integrated circuit for high side driving of an inductive load
JPH03185916A (ja) パワーfet用適応ゲート充電回路
US5381044A (en) Bootstrap circuit for driving a power MOS transistor
JPH11205112A (ja) 高耐圧パワー集積回路
JP3608472B2 (ja) 出力回路
JPH0697375A (ja) 電力用半導体装置
JP2020150770A (ja) ハイサイドドライバ、スイッチング回路、モータドライバ
JPH01264309A (ja) レベル変換回路
JP2023062427A (ja) スイッチング回路、dc/dcコンバータおよびその制御回路
US6307407B1 (en) Driving circuit and charging pump booster circuit utilizing said driving circuit
JPH0263213A (ja) パワースイッチ回路
EP0177148A2 (en) Power supplies using mosfet devices
US20160072503A1 (en) Gate drive circuit
JP2650109B2 (ja) 昇圧回路
JP3453149B2 (ja) 制御可能な半導体構成素子用の制御回路
JP2001177388A (ja) ドライブ回路
JP2003527023A (ja) 容量負荷を駆動するデジタルドライバを有する電子回路