JP5501926B2 - 包装用容器 - Google Patents

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本発明は、主として果実や野菜その他の食料品等を収納するのに使用する包装用容器で、特に閉蓋状態を保持する係止手段を備える包装用容器に関するものである。
従来より、果実や野菜その他の食料品等の各種の物品を収納して包装する包装用容器として、薄肉の合成樹脂製のシート材を素材として、1もしくは複数の収納凹部を有する容器本体と、これに被着自在な蓋体とを形成したものが知られている。容器本体と蓋体とは、それぞれ別体に形成して蓋体を容器本体に嵌合被着自在に形成しておくほか、前記容器本体の一側辺にヒンジ部を介して蓋体を一体に連接して形成し、該蓋体をヒンジ部から折曲して容器本体に対し被着自在に設けたものもある。
かかる包装用容器としては、前記いずれの場合にも、容器本体に蓋体を被着した状態を安定性よく保持しておくことが望まれており、そのため従来は、蓋体による閉蓋状態を保持するために、容器本体と蓋部の鍔部の個所をステープラーで止めたり、又は接着テープを用いて閉止することが行われていた。
しかしながら、従来のようにステープラーや接着テープを使用した場合、開蓋操作の際には前記ステープラーの針を取り外したり、接着テープを剥す必要が有り、操作が面倒である上、ゴミが生じる問題もある。
そのため、合成樹脂製の成形容器からなる包装用容器において、容器本体の鍔部と蓋体の鍔部とに、互いに係止する係止構造を一体に設けることが提案されている。かかる提案の係止構造は、例えば、容器本体と蓋体の両者の鍔部の外縁側にそれぞれ外縁に開放される切り込みによる係止片部を設け、両係止片部同士を互い違いに係止するようにしたもの(特許文献1)、あるいは貫通穴とこれに嵌合する成形凸部からなるもの(特許文献2)が普通である。前者の場合、鍔部外縁に切り込みが開放されることで切り込み端のエッジが外縁に生じることになり、開閉操作の際に容器を把持する手や指先を傷つけるおそれがあり、また後者の場合は、嵌合構造のために高精度の金型が必要になり、コスト高になるといった問題がある上、嵌合部に緩みが生じ易く充分な閉止強度が得られない虞もある。
特開平9−207927号公報 特開平6−156468号公報
本発明は、上記に鑑みてなしたものであり、容器本体に被着される蓋体を閉蓋状態に保持するための係止手段として、外周縁に切込みによるエッジが生じず、また成形上の加工も容易であって、しかも係止状態が容易に外れることがない閉止強度を確保でき、閉蓋状態を安定性よく保持できるようにした包装用容器を提供するものである。
上記の課題を解決する本発明は、合成樹脂製のシート材よりなる容器本体と蓋体とからなる包装用容器であって、閉蓋時に相対して接する鍔部の所定の領域に閉蓋状態を保持する係止手段が設けられるとともに、前記領域を囲む凸条と凹条による嵌合構造が設けられてなり、前記係止手段として、容器本体と蓋体の1方の前記領域内には、四角形の1辺を除いた角状U形をなす切込みが形成され、他方の前記領域内には、前記角状U形の切込みの対向する両辺部間の間隔より狭い間隔を存して位置する2つの切込み端を基端部として、前記角状U形の切込みの両辺部間の間隔より両側方に延び、かつ両端部で転回してC形状に連続する切込みにより、両切込み端間を連続部とする係止部片が設けられており、前記凸条と凹条が嵌合した閉蓋状態において、前記係止部片が前記角状U形の切込みの両辺部間に押し込まれて弾性変形しながら通過せしめられることにより、該係止部片の両端部が前記角状U形の切込みの両辺部の外側縁に係止するように設けられてなることを特徴とする。
この包装用容器によれば、容器本体に蓋体を被着し前記凸条と凹条を嵌合した閉蓋状態において、該凸条と凹条により囲まれた領域内の係止手段を係止する際、C形状に連続する切込みにより形成された一方側の係止部片を、他方側の角状U形の切込みの内方部に押し込んで、該係止部片の両端部を弾性変形させて角状U形の切込みの両辺部間を通過させる。この際、前記係止手段を備える領域が前記凸条と凹条との嵌合構造により囲まれているため、該領域の部分が曲がったり、位置がずれたりすることがなく、前記係止部片を容易に確実に通過させることができる。こうして、通過した係止部片の両端部が元の平板状に復帰し、該両端部が角状U形の切込みの両辺部の外側縁部に係止することにより、この係止構造により充分な閉止強度が確保される。特に、前記係止手段を備える領域が凸条と凹条による嵌合構造により囲まれているために、該領域の部分の保形性もよく、横ずれも生じず、前記係止部材の両端部が角状U形の切込みの両辺部の外側縁部に係止した状態を良好に保持でき、容易に外れることがない。
前記の包装用容器において、容器本体と蓋体が側辺でヒンジ部を介して一体に連接形成され、前記係止手段を含む領域が前記ヒンジ部とは反対側の隅角部を含む辺部の一部の領域であるものとする。これにより、容器本体にヒンジ部を介して連接された蓋体を閉蓋状態に良好に保持できる。
前記の包装用容器において、前記係止手段を含む領域が、閉蓋状態において相対して接する容器本体と蓋体の鍔部における少なくとも一つの隅角部の領域であり、嵌合構造の凸条と凹条が隅角部の両辺に沿う両辺部と両辺部に対し斜めの斜辺部とによる三角形状をなしており、前記係止手段の角状U形の切込みと、前記C形状の切込みによる係止部片とが前記三角形状の嵌合構造により囲まれた領域内に設けられてなるものとすることができる。これにより、容器本体の辺部の中央に係止手段を設ける領域を有さないものでも、包装対象の物品の収納に殆ど影響のない隅角部の三角形状の領域内に前記係止手段を設けることができる。
前記の包装用容器において、前記角状U形の切込みは、その中央部が前記三角形状の領域を囲む嵌合構造の斜辺部に沿い、かつ両辺部が前記斜辺部に対し直角方向に延びた斜めの角状U形をなしており、前記係止部片を形成する切込みは、切込み端が前記三角形状の領域を囲む嵌合構造の直角をなす両辺部にあって該両辺部に沿って延び、かつ半円状に転回して斜辺部に沿う中央部て連続したC形状をなし、両端部が舌片状に形成されてなるものとするのが好ましい。これにより、角状U形の切込み及びC形状の切込みによる係止部片を、三角形状の嵌合構造に沿って体裁よく形成でき、しかも係止操作が行い易く、かつ係止状態が体裁よく安定したものとなる。
前記角状U形の切込みの内方部が押さえ片として、両辺部の外側縁部に係止する係止部片を押さえるように設けられてなるものとすることができ、これにより前記係止部片の係止状態がさらに安定する。
前記の包装用容器において、容器本体と蓋体の鍔部の外側外周に、閉蓋時に互いに嵌合する嵌合縁部が設けられてなるものとすることができ、これにより閉蓋状態がさらに良好になる。
上記のように本発明の包装用容器によれば、容器本体に被着される蓋体を閉蓋状態に保持するための係止手段の構造において、外周縁に切込みによるエッジが生じず、また成形上の加工も容易であって、しかも係止手段の領域の部分の曲がり変形を抑制できることで、係止状態が容易に外れることがなく、閉止強度を良好に確保でき、閉蓋状態を安定性よく保持でき、体裁も良好なものとなる。
本発明の包装用容器の斜視図である。 同上の容器の断面図である。 容器本体と蓋体との係止手段の部分の係止状態の断面図である。 容器本体と蓋体との係止手段の部分の分離した平面図である。 同上の係止部片の押し込み途中を示す平面図(a)とA−A線の断面図(b)である。 同上の係止部片の係止状態の平面図(a)とB−B線の断面図(b)である。
次に本発明の実施の形態を図面に示す実施例に基づいて説明する。
図に示す実施例の包装用容器は、弾性を有する熱可塑性の合成樹脂のシート材、例えば非発泡で透明な比較的薄肉の合成樹脂シートから、真空成形、圧空成形等の熱成形加工の手段により成形されたもので、外形が平面矩形の容器本体1と蓋体2とが1側辺に設けられたヒンジ部3を介して一体に連接形成されている。ヒンジ部3は容器本体1と蓋体2の連接部を凹形の溝状に成形してなり、展開状態から素材の持つ弾性力に抗して屈曲させるようにして閉蓋できるようになっている。
前記容器本体1は、例えばプチトマト等の野菜や果実その他の物品を収納し包装できるように外周部に鍔部12を残して凹設された収納凹部11を有し、また前記蓋体2は、前記収納凹部11に収納された収納対象物の上方を覆う膨出部21が外周部に鍔部22を残して形成されており、閉蓋時には前記鍔部12,22同士が互いに対向して接するように形成されている。前記両鍔部12,22の外側外周に、閉蓋時に互いに嵌合する断面L形の嵌合縁部13、23がそれぞれ設けられている。
前記容器本体1の鍔部12と蓋体2の鍔部22の対応する所定の領域、例えば前記ヒンジ部3とは反対側の隅角部を含む辺部の一部の領域の個所には、閉蓋状態を保持するための係止手段が設けられ、さらに前記領域を囲むように、例えば容器本体1側の凸条14と蓋体2側の凹条24による嵌合構造が設けられている。
図の場合は、前記ヒンジ部3とは反対側の2つの隅角部において、前記収納部11及び膨出部21の側面を斜めに凹ませることにより前記鍔部12,22に三角形状、特には容器両辺が直角をなす三角形状の領域を作り、該三角形状の領域15,25の周縁部、特に前記嵌合縁部13、23を除く周縁部に該領域内方を囲むように容器本体1側に前記凸条14が、蓋体2側に凹条24が設けられ、閉蓋時に互いに嵌合するように設けられており、この嵌合構造により囲まれた領域内に後述する係止手段が設けられている。
前記凸条14と凹条24の形態としては、図の場合、前記容器本体1の鍔部12における隅角部の三角形状の領域15の周縁部を蓋体2との対向面側に凸をなすよう内方部を内面側から凹設することにより前記凸条14が形成されており、また、前記蓋体2の鍔部22における隅角部の三角形状の領域25の周縁部を容器本体1との対向面側に凹をなすように内方部を外面側から凹設することにより前記凹条24が形成されている。
また、前記係止手段として、容器本体1と蓋体2の一方、例えば蓋体2の鍔部22の前記三角形状の領域25には、四角形の1辺を除いた角状U形をなす切込み26が形成され、該切込み26の内方部が前記1辺部分で他部分と連続した押さえ片27として、後述する係止部片を押さえるように形成されている。図の場合、角状U形の切込み26の中央部26aが前記三角形状の領域25を囲む嵌合構造の凹条24の斜辺部に沿い、かつ両辺部26b,26bが前記斜辺部に対し直角方向に延びた斜めの角状U形をなしている。
他方の容器本体1の鍔部12には、前記角状U形の切込み26との対応位置において、該切込み26の対向する両辺部26b,26b間の間隔W1よりやや狭い間隔W2を存して位置する切込み端16a,16aを基端部として、前記両辺部26b,26b間の間隔W1より両側に延び、かつ両端部で転回してC形状に連続する切込み16により、両切込み端16a,16a間を連続部とする係止部片17が設けられている。この係止部片17は、前記角状U形の切込み26の両辺部26b,26b間に主として指先で押し込まれて弾性変形しながら通過せしめられることにより、該係止部片17の両端部17a,17aが前記角状U形の切込み26の両辺部26b,26bの外側縁に係止するように設けられている。
図の場合、前記係止部片17を形成する切込み16は、基端部となる切込み端16a,16aが前記三角形状の領域15を囲む嵌合構造の直角をなす両辺部にあって該両辺部に沿って延び、かつ半円状に転回して斜辺部に沿う中央部分で連続しており、全体として嵌合構造の凸条14の内縁に沿ったC形状をなしており、これにより係止部片17の両端部が舌片状に形成されている。丸みのある舌片状に形成しておくのが、係止部片17の端部にエッジが生じず、係止操作する指先を傷つけることがなく好ましい。
前記斜辺部に連続する切込み端16a,16a側の部分を斜辺部と平行をなすように前記三角形状の領域15の内方に向かって切込み形成して終端させておくこともできる。この場合、前記切込み端16a,16aを、前記幅W2で僅かに平行に切込み形成することにより、前記係止部片17が全体としてT形状をなすように形成することができる(図示せず)。
前記係止部片17の指先での押し込みを可能にするために、前記角状U形の切込み26の両辺部26b,26b間の間隔W1、及び両辺部26b,26bの長さL1は、通常5〜20mm、好ましく10〜15mm程度に設定される。もちろん前記範囲外での実施も可能である。また、前記係止部片17を形成する切込み16の両切込み端16a,16aの間隔W2は、両辺部26b,26b間の間隔W1より0.5〜2.0mm程度小さく形成され、また,前記係止部片17の両端部17a,17aは前記間隔W1より2〜4mm程度長く形成され、さらに両端部17a,17aの幅は、前記切込み25の両辺部26b,26bの長さL1より小さく、例えば、前記切込み端16a,16aの部分で1〜3mm程度小さく形成される。
前記係止部片17を形成するC形状の切込み16の切込み端16a,16a、及び角状U形の切込み26の切込み端26c,26cは、該切込み端からの裂損を防止するために、該切込み端を丸孔状に僅かに拡径形成しておくのが好ましい。
図中の符号18、28は、通気部を兼ねて設けられた開閉操作用の指掛け凹部、符号29は通気孔である。
上記した包装用容器の構成材の合成樹脂のシート材としては、従来よりこの種の包装用容器に使用されている合成樹脂、例えばポリスチレン及びポリスチレンを主体とする共重合体等のポリスチレン系樹脂、ポリエチレンやポリプロピレン及びオレフィンを主体とする共重合体等のポリオレフィン系樹脂、ポリエチレンテレフタレート等のポリエステル系樹脂その他の各種の熱成形可能な合成樹脂のシートを使用できる。また、シートの厚みは、係止部片17の押し込みの際に弾性変形できる適度の弾性を有するように適宜設定でき、例えば0.1〜1.0mm程度のものが用いられる。前記係止手段の角状U形の切込み25,及びC形状の切込み15は、シートからの成形後のトリミングの際に同時にカットして形成できる。
この包装用容器によれば、容器本体1に収納対象の果実等の物品を収納して蓋体2を被着し、前記凸条14と凹条24を嵌合した閉蓋状態において、容器本体1と蓋体2の互いに接する鍔部12,22の所定の領域、例えば凸条14と凹条24により囲まれた隅角部の三角形状の領域15,25に有する係止手段を係止し閉止する際、鍔部12,22の一方の領域、例えば図のように容器本体1の鍔部12に有するC形状の切込み16により形成された係止部片17を、蓋体2の鍔部22に有する角状U形の切込み26の内方部に下方から押し込むようにして、図5のように該係止部片17を湾曲状に弾性変形させて前記切込み26の両辺部26b,26b間を通過させる。この際、前記係止手段を備える例えば三角形状の領域15,25が前記凸条14と凹条24との嵌合構造により囲まれて補強されているため、該領域15,25の部分が曲がったり、位置がずれたりすることがなく、前記係止部片17を容易に確実に通過させることができる。こうして切込み26内を通過した係止部片17が元の平板状に復帰することにより、図6のように該係止部片17の両端部17a,17aが切込み26の両辺部26b,26bの外側縁部に係止した状態になり、この係止構造により充分な閉止強度が確保され、係止状態が容易に外れることがなく、閉蓋状態を良好に保持できる。特に、前記領域15,25が凸条14と凹条24による嵌合構造により囲まれているために、該領域15,25の部分の保形性もよく、横ずれ背も規制されるため、前記係止部材17の両端部17a,17aが角状U形の切込み26の両辺部26b,26bの外側縁部に係止した状態を良好に保持でき、容易に外れることがない。
また、蓋体2を開くために前記係止手段の係止状態を解除するには、例え前記係止部片17を押さえ片27の上から前記と反対方向に押し込むようにして、角状U形の切込み26の内方部を通過させて抜脱すればよく、開蓋操作も容易に行える。
なお、上記した実施例では、蓋体2に角状U形の切込み26、及び嵌合構造の凹条24を設け、容器本体1にC形状の切込み16による係止部片17及び嵌合構造の凸条14を設けた場合を示したが、これを逆に、容器本体1に嵌合構造の凹条、及び角状U形の切込み、蓋体に嵌合構造の凸条及びC形状の切込みによる係止部片を設けて実施することもできる。
本発明の包装用容器は、各種の果実の包装用容器のほか、他の食品の包装用容器、食品以外の各種物品の包装用容器にも利用できる
1…容器本体、2…蓋体、3…ヒンジ部、11…収納凹部、12…鍔部、13…嵌合縁部、14…凸条、15…三角形状の領域、16…C形状の切込み、16a…切込み端、117…係止部片、17a…端部、21…膨出部、22…鍔部、23…嵌合縁部、24…凹条、25…三角形状の領域、26…角状U形の切込み、26a…中央部、26b…両辺部、27…押さえ片、W1,W2…間隔,L1…長さ。

Claims (6)

  1. 合成樹脂製のシート材よりなる容器本体と蓋体とからなる包装用容器であって、閉蓋状態において相対して接する鍔部の所定の領域に閉蓋状態を保持する係止手段が設けられるとともに、前記領域を囲む凸条と凹条による嵌合構造が設けられてなり、
    前記係止手段として、容器本体と蓋体の1方の前記領域内には、四角形の1辺を除いた角状U形をなす切込みが形成され、他方の前記領域内には、前記角状U形の切込みの対向する両辺部間の間隔より狭い間隔を存して位置する2つの切込み端を基端部として、前記角状U形の切込みの両辺部間の間隔より両側方に延び、かつ両端部で転回してC形状に連続する切込みにより、両切込み端間を連続部とする係止部片が設けられており、前記凸条と凹条が嵌合した閉蓋状態において、前記係止部片が前記角状U形の切込みの両辺部間に押し込まれて弾性変形しながら通過せしめられることにより、該係止部片の両端部が前記角状U形の切込みの両辺部の外側縁に係止するように設けられてなることを特徴とする包装用容器。
  2. 容器本体と蓋体が側辺でヒンジ部を介して一体に連接形成され、前記係止手段を含む領域が前記ヒンジ部とは反対側の隅角部を含む辺部の一部の領域である請求項1に記載の包装用容器。
  3. 前記係止手段を含む領域が、閉蓋状態において相対して接する容器本体と蓋体の鍔部における少なくとも一つの隅角部の領域であり、嵌合構造の凸条と凹条が隅角部の容器両辺に沿う両辺部と両辺に対し斜めの斜辺部とによる三角形状をなしており、前記係止手段の角状U形の切込みと、前記C形状の切込みによる係止部片とが前記三角形状の嵌合構造により囲まれた領域内に設けられてなる請求項1または2に記載の包装用容器。
  4. 前記角状U形の切込みは、その中央部が前記三角形状の領域を囲む嵌合構造の斜辺部に沿い、かつ両辺部が前記斜辺部に対し直角方向に延びた斜めの角状U形をなしており、前記係止部片を形成する切込みは、切込み端が前記三角形状の領域を囲む嵌合構造の直角をなす両辺部にあって該両辺部に沿って延び、かつ半円状に転回して斜辺部に沿う中央部て連続したC形状をなし、両端部が舌片状に形成されてなる請求項3に記載の包装用容器。
  5. 前記角状U形の切込みの内方部が押さえ片として、両辺部の外側縁部に係止する係止部片を押さえるように設けられてなる請求項1〜4のいずれか1項に記載の包装用容器。
  6. 容器本体と蓋体の鍔部の外側外周に、閉蓋時に互いに嵌合する嵌合縁部が設けられてなる請求項5に記載の包装用容器。
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