JP5461919B2 - シート成形容器 - Google Patents
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Description
多数のシート成形容器をスタッキングするとき、既にスタッキングされたシート成形容器がフラフラしては、次のシート成形容器をスタッキングするに困るし、スタッキングが完了した多数のシート成形容器を細長い包装袋で包装するにも困ることになる。このため、一旦スタッキングされたシート成形容器は、その下のシート成形容器に対して安定した状態に居てくれることが、種々な作業を行う上で好ましいことになる。
上記のスタッキングをしたときに、各シート成形容器が密着状態で重なる、所謂「ブロッキング」を発生すると、スーパー等の店舗側において、この種のシート成形容器の一個宛の取り出しが困難になって、作業性が落ちる。このため、この種のシート成形容器をスタッキングするにあたって、ブロッキングがないようにしておかなければならない。
この種のシート成形容器は、50個から300個という多数をスタッキングして包装及び箱詰めするのであるが、真っ直ぐにスタッキングできないと、これらを細長い袋で包装する作業を容易に行えないし、箱詰めした際にデッドスペースを箱内に生じさせてしまう。つまり、多数のシート成形容器を真っ直ぐにスタッキングするには、個々のシート成形容器が横ずれし合わないようにしておく必要がある。
「物品を収納すべく底面部を有する容器本体となるか、または容器本体に嵌合されて天板部を有する蓋体となり、合成樹脂シートからシート成形されるシート成形容器10であって、
前記底面部または天板部に一端にて連続する第1段側壁11と、この第1段側壁11の他端に対して一端にて連続して、第1段側壁11より外方に膨出成形される第2段側壁12と、少なくともこの第2段側壁12の他端に連続して前記底面部または天板部と平行に位置する平面部13と、この平面図13の外縁に形成されたフランジ部14とを備え、
第1段側壁11及び第2段側壁12を、前記底面部または天板部とは反対側に向けてテーパ状に広げるとともに、
前記第2段側壁12に連なる第1段側壁11の上部に第1ボッチ15aを、
前記第2段側壁12の上部に第2ボッチ15bを
当該シート成形容器10を平面視したときの任意中心線の両側に、膨出形成し、
前記第1ボッチ15a及び前記第2ボッチ15bは、前記シート成形容器10の上下方向及び水平方向の異なる位置にそれぞれ設けられていることを特徴とするシート成形容器10」
である。
「第2段側壁12を、同一高さで複数の部分的なものに形成するとともに、これらの第2段側壁12のない部分について、第1段側壁11と平面部13とを直接連続させたこと」
である。
「第1ボッチ15aの高さを、第2段側壁12の高さ未満としたこと」
である。
「第2ボッチ15bの高さを、フランジ部14の高さ以上としたこと」
である。
「物品を収納すべく底面部を有する容器本体となるか、または容器本体に嵌合されて天板部を有する蓋体となり、合成樹脂シートからシート成形されるシート成形容器10であって、
前記底面部または天板部に一端にて連続する第1段側壁11と、この第1段側壁11の他端に対して一端にて連続して、第1段側壁11より外方に膨出成形される第2段側壁12と、少なくともこの第2段側壁12の他端に連続して前記底面部または天板部と平行に位置する平面部13と、この平面図13の外縁に形成されたフランジ部14とを備え、
第1段側壁11及び第2段側壁12を、前記底面部または天板部とは反対側に向けてテーパ状に広げるとともに、
前記第2段側壁12に連なる第1段側壁11の上部に第1ボッチ15aを、
前記第2段側壁12の上部に第2ボッチ15bを
当該シート成形容器10を平面視したときの任意中心線の両側に、膨出形成し、
前記第1ボッチ15a及び前記第2ボッチ15bは、前記シート成形容器10の上下方向及び水平方向の異なる位置にそれぞれ設けられていること」
にその構成上の主たる特徴があり、これにより、スタッキング時の安定化を図ることができて、スタッキング時における横ずれ防止と、ブロッキング防止とを共に図ることのできるシート成形容器10を、簡単な構成によって提供することができるのである。
なるのである。
11 第1段側壁
12 第2段側壁
12a 側面
12b 底面
13 平面部
14 フランジ部
15a 第1ボッチ
15b 第2ボッチ
16 面取り部
Claims (4)
- 物品を収納すべく底面部を有する容器本体となるか、または容器本体に嵌合されて天板部を有する蓋体となり、合成樹脂シートからシート成形されるシート成形容器(10)であって、
前記底面部または天板部に一端にて連続する第1段側壁(11)と、この第1段側壁(11)の他端に対して一端にて連続して、前記第1段側壁(11)より外方に膨出成形される第2段側壁(12)と、少なくともこの第2段側壁(12)の他端に連続して前記底面部または天板部と平行に位置する平面部(13)と、この平面図(13)の外縁に形成されたフランジ部(14)とを備え、
前記第1段側壁(11)及び第2段側壁(12)を、前記底面部または天板部とは反対側に向けてテーパ状に広げるとともに、
前記第2段側壁(12)に連なる第1段側壁(11)の上部に第1ボッチ(15a)を、
前記第2段側壁(12)の上部に第2ボッチ(15b)を
当該シート成形容器(10)を平面視したときの任意中心線の両側に、膨出形成し、
前記第1ボッチ(15a)及び前記第2ボッチ(15b)は、前記シート成形容器(10)の上下方向及び水平方向の異なる位置にそれぞれ設けられていることを特徴とするシート成形容器(10)。 - 前記第2段側壁(12)を、同一高さで複数の部分的なものに形成するとともに、これらの第2段側壁(12)のない部分について、前記第1段側壁(11)と平面部(13)とを直接連続させたことを特徴とする請求項1に記載のシート成形容器(10)。
- 前記第1ボッチ(15a)の高さを、前記第2段側壁(12)の高さ未満としたことを特徴とする請求項1または請求項2に記載のシート成形容器(10)。
- 前記第2ボッチ(15b)の高さを、前記フランジ部(14)の高さ以上としたことを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれかに記載のシート成形容器(10)。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2009190366A JP5461919B2 (ja) | 2009-08-19 | 2009-08-19 | シート成形容器 |
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JP2011042377A JP2011042377A (ja) | 2011-03-03 |
JP5461919B2 true JP5461919B2 (ja) | 2014-04-02 |
Family
ID=43830121
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2009190366A Active JP5461919B2 (ja) | 2009-08-19 | 2009-08-19 | シート成形容器 |
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