JP6386515B2 - 包装用容器の蓋と包装用容器 - Google Patents

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本発明は、包装用容器の蓋とそれを備えた包装用容器に関し、特には、合成樹脂シートにより成形されてなる包装用容器の蓋と包装用容器に関し、蓋の天面部及び側壁部からの視認性に優れ、しかも出荷・梱包された後に、客先にて使用される際に、積み重ねられた蓋同士が噛み合ってブロッキングしてしまうことを抑制できる包装用容器の蓋とそれを備えた包装用容器に関する。
合成樹脂シートにより成形されてなる包装用容器は、安全で安価であることから、コンビニやスーパーマーケットなどで惣菜や弁当などの食品を収容して使用する需要が増えている。このような容器において、顧客に収容した食品のおいしさを伝えるために収容物の視認性を向上することが求められている。
合成樹脂シートにより成形されてなる包装用容器として、下記特許文献1に記載された容器がある。しかしながら、下記特許文献1の容器では、蓋の強度を向上するためにリブを設けており、このようなリブは補強の有力な手段である一方、収容した食品の視認性を犠牲にすることとなってしまい、食品のおいしさを十分に伝えることができていない。更に、梱包輸送される際に蓋は積み重ねられた状態とされるが、積み重ねられた蓋同士が噛み合って互いに外れにくい、といった問題も解決できていない。特に、合成樹脂製の蓋は、積み重ねられた際に静電気が発生しやすいので、蓋同士の噛み合いが顕著に生じる。
このように、バックヤードなどで食材を容器に盛り付けて閉蓋をする作業において、積み重ねられた蓋同士が噛み合って互いに外れにくいという改善要望が多くなっている。この改善要望は、バックヤード以外の専用工場でも同様に多くなっており、食品の充填からパッキングまでを機械によって行う際にも、積み重ねられた蓋同士が噛み合って互いに外れにくい場合には、ライン上でのトラブルとなってしまう。
他方、下記特許文献2には、上記したブロッキングを防止するために蓋の外壁部に複数の突起を設け、上下に積み重ねられた蓋同士が噛みこむことを防止して、ブロッキングを防止する構成が開示されている。しかし、このようなブロッキングを防止するための複数の突起は、顧客に収容した食品のおいしさを伝えるために重要となる収容物の視認性を低下させてしまう。
特開2016-145053号公報 特開平10−29649号公報
そこで、本発明者らは、上記した視認性を向上させて、かつブロッキングを防止するという相反する課題を同時に解決するにはどうしたらよいかについて種々検討を重ねてきた結果、本発明を完成したのである。
即ち、本発明に係る包装用容器の蓋は、透明の蓋であって、天面部と、該天面部の外縁から下方に向けて延設された側壁部と、該側壁部の下端から外方に向けて延設されたフランジ部とを備え、側壁部は、側壁部の最上部に位置し、下方に向けて縮径する第一の逆テーパ部と、側壁部の最下部に位置し、下方に向けて縮径する第二の逆テーパ部と、第一の逆テーパ部と第二の逆テーパ部との間に位置して側壁部の大部分を構成し、下方に向けて拡開する順テーパ形状の側壁主部とを備え、第一の逆テーパ部と第二の逆テーパ部は同じ高さ寸法とされており、フランジ部は、容器本体の外側に嵌合する外嵌合構造又は容器本体の内側に嵌合する内嵌合構造を備えていることを特徴とする。
通常の出荷形態では、蓋は上下に積み重ねられて梱包される。上記構成の蓋においては、第一の逆テーパ部と第二の逆テーパ部が同じ高さ寸法であるので、蓋を上下に積み重ねた際に、下側の蓋における第一の逆テーパ部の上端近傍の部分とその上側に重ねられた蓋における第一の逆テーパ部の下端近傍の部分とが接触するとともに、下側の蓋における第二の逆テーパ部の上端近傍の部分とその上側に重ねられた蓋における第二の逆テーパ部の下端近傍の部分とが接触する。つまり、蓋同士を上下に積み重ねた際に、上側の蓋と下側の蓋とが上下に離れた二箇所で当接することになり、上下二つの当て面が生じることになる。従って、蓋を積み重ねて梱包した際に、上下の蓋が互いに噛みこんで外れなくなるというブロッキングを防止することができる。また、上下に積み重ねた蓋を水平に保つことができる。そのため、バックヤードなどで食材を容器に盛り付けて閉蓋をする作業において、スムーズに閉蓋作業を行うことができる。また、バックヤード以外の専用工場で食品の充填からパッキングまでを機械によって行う際においても、積み重ねられた蓋同士が噛み合って互いに外れにくいということがなく、ライントラブルの発生を防止できる。
また、これまでは例えば上記特許文献2のようにブロッキング防止のために互いに位置をズラした突起をフランジ部と側壁部の境界付近に設けるということが行われていた。これに対して上記構成の蓋では、このような突起を設けることなく、ブロッキングを防止することができ、上下に積み重ねた蓋を水平に保つことができる。そのため、蓋の視認性を向上させることができ、容器に収容された食品を蓋を介してはっきりと視認することができ、容器に収容した食品のおいしさを顧客に対して十分に伝えることができる。
特に、第一の逆テーパ部の下端から外方に向けて略水平面が延設されていることが好ましい。また、フランジ部の最内部に略水平面が形成されていることが好ましい。このような構成を採用することで、ブロッキングをより一層確実に防止できると共に、積み重ねた蓋をより一層確実に水平に保つことができる。
尚、天面部の少なくとも最外部に略水平面が形成されていることが好ましく、また、第二の逆テーパ部の上端から内方に向けて略水平面が延設されていることも好ましい。
また、本発明に係る包装用容器は、上記蓋と容器本体とを備えたものである。
以上のように、側壁部の最上部と最上部にそれぞれ同じ高さ寸法である第一の逆テーパ部と第二の逆テーパ部が形成されているので、視認性の向上とブロッキングの防止という相反する課題を同時に解決することができる。
本発明の一実施形態における包装用容器の開蓋状態を示す斜視図。 同包装用容器の蓋の要部断面図。 同蓋を上下に積み重ねた状態を示す要部断面図。 同蓋の積み重ね状態の要部拡大断面図。 同蓋の積み重ね状態の要部拡大断面図。 本発明の他の実施形態における包装用容器の蓋の要部断面図。 同蓋の積み重ね状態を示す要部断面図。
以下、本発明の一実施形態に係る包装用容器について図1〜図5を参酌しつつ説明する。本実施形態における包装用容器は、各種の内容物を収容可能な蓋付き容器であって、内容物としては特に各種の食材が好適である。本実施形態における包装用容器は、図1に示すように、上面開口の容器本体1と、該容器本体1の上面開口部を閉塞すべく容器本体1に着脱可能に装着される蓋2とを備えていて、容器本体1と蓋2は何れも合成樹脂シートを熱成形することにより形成されたものである。容器本体1と蓋2は、互いに嵌合する構成を備えることが好ましく、本実施形態では容器本体1の内側に蓋2が嵌合する内嵌合構造が採用されているが、容器本体1の外側に蓋2が嵌合する外嵌合構造であってもよい。
容器本体1は、底面部10と該底面部10の外縁から上方に向けて拡開しつつ延びる側壁部11と、該側壁部11の上端から外方に向けて延びるフランジ部12とを備えている。容器本体1や蓋2の形状は任意であるが、本実施形態では、底面部10は平面視円形状であって、側壁部11の上端の形状、即ち、開口部の形状も平面視円形状であるが、フランジ部12の外縁の形状は平面視矩形となっている。但し、フランジ部12の外縁の形状も平面視円形状であってもよい。
蓋2は、透明の蓋2であって、包装用容器に収容した食品を蓋2を介して外部から視認できるものとなっている。蓋2は、天面部20と、該天面部20の外縁から下方に向けて延設された側壁部21と、該側壁部21の下端から外方に向けて延設されたフランジ部22とを備えている。
天面部20は、その全体が略水平面として構成されていて、凹凸のない平坦面となっている。但し、天面部20の全体が略水平面でなくてもよいが、天面部20のうち少なくとも最外部が略水平面とされていることが好ましい。天面部20の形状も任意であって種々の形状であってよく、平面視矩形であってもよいが、本実施形態では全体として平面視円形状であってその一部が直線状に切り欠かれたDカット形状となっている。このように本実施形態では、天面部20の外縁の全周のうちの一箇所に直線部20aを有する形状となっているが、天面部20は、切欠部のない平面視円形状であってもよい。
側壁部21は、全体としては下方に向けて拡開しつつ延びていて、即ち、下方に向かう程外側となる順テーパ形状となっているが、一部には、下方に向かう程内側となる逆テーパ形状となっている部分を有している。具体的には、側壁部21は、上から順に、第一の逆テーパ部30と、側壁主部31と、第二の逆テーパ部32とを備えている。
第一の逆テーパ部30は、側壁部21の最上部に位置していて、天面部20の外縁から下方に向けて縮径するように内側に延びている。従って、第一の逆テーパ部30の上端に対して第一の逆テーパ部30の下端は内側に位置している。第一の逆テーパ部30の高さ寸法は、例えば3mm〜40mmであり、垂直方向に対する傾きは例えば3°〜15°である。尚、第一の逆テーパ部30は天面部20の外縁から下方に向けて直線状に縮径しているが、湾曲しつつ縮径する形状であってもよい。第一の逆テーパ部30の下端から外方に向けて略水平面33が延設されていることが好ましい。略水平面33の径方向(内外方向)の寸法、即ち幅は、第一の逆テーパ部30の上端と下端との間の半径差と略等しいことが好ましく、その半径差以上であることが好ましい。尚、容器本体1の底面部10の下面に凹部を設けてもよく、閉蓋状態の包装用容器同士を上下に積み重ねた際に、第一の逆テーパ部30の上部が上側の容器本体1の底面部10の凹部と係合することにより、包装用容器同士の水平方向の位置ずれを防止できる。
側壁主部31は、第一の逆テーパ部30と第二の逆テーパ部32との間に位置していて、側壁部21の大部分を構成している。側壁主部31の断面形状も任意であるが、本実施形態では、外側に向けて突出するように湾曲した形状となっている。尚、天面部20の直線部20aの下側において側壁主部31の湾曲の度合いを他の部分よりも小さく設定して、その部分をラベル貼着面21aとしてよい。
本実施形態では、側壁主部31の最上部に上述した略水平面33が形成されている。また、側壁主部31の最下部にも上側の略水平面33と同様に略水平面34が形成されている。上側の略水平面33と下側の略水平面34は、略同じ幅であってもよいし、異なる幅であってもよい。
下側の略水平面34の外縁から下方に向けて第二の逆テーパ部32が延びている。第二の逆テーパ部32は、第一の逆テーパ部30と、高さ寸法が同じである。尚、第二の逆テーパ部32の高さ寸法と第一の逆テーパ部30の高さ寸法とは、1mm以下の寸法差としておく必要がある。また、第一の逆テーパ部30と第二の逆テーパ部32は、傾きも互いに同じである。かかる第二の逆テーパ部32の下端までが側壁部21である。
該第二の逆テーパ部32の下端から外側に向けて略水平面40が形成されていることが好ましい。即ち、フランジ部22の最内部に略水平面40が形成されていることが好ましい。該略水平面40は、側壁主部31の上側の略水平面33や下側の略水平面34と同様の幅で形成されてよい。フランジ部22の構成は種々であってよいが、本実施形態では上述したように内嵌合構造を採用したものとなっている。具体的には、フランジ部22は、内側から順に、略水平面40と、該略水平面40の外縁から下方に延びる内壁部41と、該内壁部41の下端から外側に向けて略水平に延びる下面部42と、該下面部42の外縁から面取り部43を介して上方に向けて徐々に縮径する逆テーパ嵌合部44と、該逆テーパ嵌合部44の上端から面取り部45を介して外方に略水平に延びる外周縁部46とを備えている。尚、外周縁部46の全周のうちの所定箇所には図1のように摘み部47を形成することが好ましい。
尚、蓋2の天面部20や側壁部21、フランジ部22には、凹凸によるリブが設けられていない。このようにリブを設けないことによって視認性が向上し、内部の食材のおいしさを顧客に視覚的に伝えることができる。これに対して、容器本体1には、適宜補強のためのリブを設けてよい。
また、容器本体1及び蓋2の端縁部には外周縁部46を設けてよい。この外周縁部46は略水平に設けてよい。外周縁部46の外縁側には、極細の多数の凹凸を形成し、補強するとともに、指などがあたっても、指などを切ることがないようにされてよい。この凹凸は、正面から拡大して見たときに波形状とされ、多数の山と谷の方向が容器本体1や蓋2の内外方向に沿っていて、容器本体1や蓋2が角部を有する形状の場合にはその角部においては角部と中心部とを結ぶ方向(放射方向)に平行に形成される。また、この凹凸は、例えば、平目ローレット目や綾目ローレット目のようなローレット目によって形成され、さらには、滑りにくいようにするため、綾目ローレット目によって形成することが好ましい。
容器本体1や蓋2は、例えばポリエチレンテレフタレート、ポリスチレンやポリプロピレンやポリエチレンなどのポリオレフィンなどであって、これらの中でもレンジ耐熱性を有する合成樹脂シート、これらのシート素材として無機物を充填したシート、これらをシート素材として発泡させた発泡シート、さらには、これらのシートを延伸させた延伸シートなどを好ましく使用できる。また、ポリスチレンとして耐熱性に優れた耐熱性のスチレン系樹脂を使用した耐熱性発泡スチレン系樹脂シート、耐熱性に優れたポリプロピレンに無機物を充填させた発泡させたシート、ポリエチレンテレフタレート・ポリスチレン・ポリプロピレン・ポリエチレンなどのシートを延伸して耐熱性を向上させた耐熱シートを使用できる。特に、蓋2には、これらのシートの中でも、透明性に優れたシートが好ましく、収容した食品を良好に視認できるので好適である。一方、耐熱性発泡素材を容器本体1に使用した容器は、電子レンジ加熱時に素手で持っても熱くなく、かつ保温性にも優れるので好適である。
以上のように構成された蓋2を上下に積み重ねた状態を図3に示している。図3では、一例として三つの蓋2を示している。このように蓋2同士を上下に積み重ねると、側壁部21の最上部と最上部にそれぞれ同じ高さ寸法である第一の逆テーパ部30と第二の逆テーパ部32が形成されているので、上側の蓋2と下側の蓋2は上下二箇所で当接することになる。上下の当接部分を拡大した図が図4と図5である。図4、図5では蓋2を二つのみ示している。上側の当接部分を拡大した図が図4である。図4のように、下側の蓋2における天面部20の最外部の上に、上側の蓋2における側壁部21の上側の略水平面33が当接する。また、下側の当接部分を拡大した図が図5である。図5のように、下側の蓋2における側壁部21の下側の略水平面34の上に、上側の蓋2におけるフランジ部22の略水平面40が当接する。
このように上側の蓋2と下側の蓋2は、この上下二箇所の当て面のみで当接し、その他の部分においては当接しない状態となる。そのため、蓋2を積み重ねて梱包した際に、上下の蓋2が互いに噛みこんで外れなくなるということがない。即ち、蓋2同士の間のブロッキングを防止することができる。また、上下二箇所の当て面で当接しているので、上下に積み重ねた蓋2を水平に保つことができる。そのため、バックヤードなどで食材を容器に盛り付けて閉蓋2をする作業において、スムーズに閉蓋2作業を行うことができる。また、バックヤード以外の専用工場で食品の充填からパッキングまでを機械によって行う際においても、積み重ねられた蓋2同士が噛み合って互いに外れにくいということがなく、ライントラブルの発生を防止できる。また、ブロッキング防止用の突起を設ける必要がないので、蓋2の視認性を向上させることができる。そのため、顧客が容器に収容された食品を蓋2を介してはっきりと視認することができ、容器に収容した食品のおいしさを顧客に対して十分に伝えることができる。
更に、上下二つの当て面が何れも略水平面33,34,40及び天面部20の最外部の略水平面であると、ブロッキングをより一層確実に防止できると共に、積み重ねた蓋2をより一層確実に水平に保つことができる。尚、本実施形態では、側壁部21の上下に略水平面33,34を設けたが、何れか一方のみに略水平面を設けてもよく、また、上下二つの略水平面33,34を何れも省略してもよい。また、フランジ部22の最内部の略水平面40を省略してもよい。
尚、フランジ部22に外嵌合構造を備える構成であってもよい。その一例を図6に示している。図6に示している形態では、フランジ部22は、その最内部から順に、略水平面50と、該略水平面50の外縁から外側に延びていて、上方に膨出した形状の膨出部51と、該膨出部51の外縁から下方に垂下する垂下部52と、該垂下部52の下側に内側に向けて突設された係合凸部53と、該係合凸部53の下端から外向きに斜め下方に延びる外周縁部54とを備えている。この蓋2を図示しない容器本体に被せると、係合凸部53が容器本体のフランジ部の下面に外側から係合する。尚、図6の形態では、第二の逆テーパ部32の上側に、面取り部55を介して比較的大きな幅の略水平面34が内側に向けて形成されている。
この蓋2を上下に積み重ねた状態を図7に示している。下側の蓋2における天面部20の最外部の上に、上側の蓋2における側壁部21の上側の略水平面33が当接する。また、下側の蓋2における側壁部21の下側の略水平面34と面取り部55との境界付近に、上側の蓋2におけるフランジ部22の略水平面50と第二の逆テーパ部32との境界付近が当接する。尚、この場合には、フランジ部22の外周縁部54が下側の蓋2における垂下部52の上端に当接する。
1 容器本体
2 蓋
10 底面部
11 側壁部
12 フランジ部
20 天面部
20a 直線部
21 側壁部
21a ラベル貼着面
22 フランジ部
30 第一の逆テーパ部
31 側壁主部
32 第二の逆テーパ部
33 上側の略水平面
34 下側の略水平面
40 フランジ部の略水平面
41 内壁部
42 下面部
43 面取り部
44 逆テーパ嵌合部
45 面取り部
46 外周縁部
47 摘み部
50 略水平面
51 膨出部
52 垂下部
53 係合凸部
54 外周縁部
55 面取り部

Claims (4)

  1. 透明の蓋であって、
    天面部と、該天面部の外縁から下方に向けて延設された側壁部と、該側壁部の下端から外方に向けて延設されたフランジ部とを備え、
    側壁部は、側壁部の最上部に位置し、下方に向けて縮径する第一の逆テーパ部と、側壁部の最下部に位置し、下方に向けて縮径する第二の逆テーパ部と、第一の逆テーパ部と第二の逆テーパ部との間に位置して側壁部の大部分を構成し、下方に向けて拡開する順テーパ形状の側壁主部とを備え、第一の逆テーパ部と第二の逆テーパ部は同じ高さ寸法とされており、
    フランジ部は、容器本体の外側に嵌合する外嵌合構造又は容器本体の内側に嵌合する内嵌合構造を備えていることを特徴とする包装用容器の蓋。
  2. 第一の逆テーパ部の下端から外方に向けて略水平面が延設されている請求項1記載の包装用容器の蓋。
  3. フランジ部の最内部に略水平面が形成され、請求項1又は2記載の包装用容器の蓋。
  4. 請求項1乃至3の何れかに記載の蓋と、容器本体とを備えた包装用容器。
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