JP2017165422A - 包装用容器 - Google Patents

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Abstract

【課題】合体させた容器本体同士が分離しにくい包装用容器を提供する。
【解決手段】上面開口の第一容器本体1と、該第一容器本体1に上側から装着される上面開口の第二容器本体3と、該第二容器本体3に装着される蓋体5とを備え、第一容器本体1は、下側に向けて拡開する逆テーパ状の第一本体嵌合部14を側壁部に備え、第二容器本体3は、下側に向けて拡開する逆テーパ状の第二本体嵌合部34を側壁部に備え、蓋体5は、下側に向けて拡開する逆テーパ状の蓋嵌合部54を備えており、第二本体嵌合部34の外側に第一本体嵌合部14が嵌合し、第二本体嵌合部34の内側に蓋嵌合部54が嵌合する。
【選択図】図1

Description

本発明は、複数の内容物を上下に分離して収容できる包装用容器に関する。
例えば、下記特許文献1には、深皿状の容器本体と、該容器本体に着脱可能に被せられる浅皿と、該浅皿に着脱可能に被せられる蓋とを備え、その全体がラップで包まれた容器が記載されている。しかしながら、この容器では、浅皿のフランジ部のスカート部が容器本体のフランジ部の外側に被さる、いわゆる外嵌合の構造となっているため、その嵌合が不意に外れるおそれがあり、容器本体と浅皿とが分離しやすい。そのため、全体をラップで覆うことが必須となっていた。
特開2005−162289号公報
それゆえに本発明は上記従来の問題点に鑑みてなされ、合体させた容器本体同士が分離しにくい包装用容器を提供することを課題とする。
本発明は、上記課題を解決すべくなされたものであって、本発明に係る包装用容器は、上面開口の第一容器本体と、該第一容器本体に上側から装着される上面開口の第二容器本体と、該第二容器本体に装着される蓋体とを備え、第一容器本体は、下側に向けて拡開する逆テーパ状の第一本体嵌合部を側壁部に備え、第二容器本体は、下側に向けて拡開する逆テーパ状の第二本体嵌合部を側壁部に備え、蓋体は、下側に向けて拡開する逆テーパ状の蓋嵌合部を備えており、第一容器本体と第二容器本体と蓋体とが合体した状態において、第二本体嵌合部の外側に第一本体嵌合部が嵌合し、第二本体嵌合部の内側に蓋嵌合部が嵌合することを特徴とする。
該構成の包装用容器にあっては、第一容器本体と第二容器本体とを備えているので、例えば、第一容器本体と第二容器本体にそれぞれ異なる種類の食品を収容することができる。即ち、異なる種類の食品を互いに分離した状態で収容することができる。従って、異なる種類の食品同士の接触が防止されて、例えば一方の食品から他方の食品への色移りを防止することができ、食品の良好な見栄えを長時間維持できる。
また、第二容器本体に蓋体を装着すると、第二容器本体の第二本体嵌合部の内面に蓋体の蓋嵌合部の外面が嵌合する。即ち、第二本体嵌合部に蓋嵌合部がいわゆる内嵌合した状態となる。蓋体は第二容器本体に内嵌合するので、第二容器本体と蓋体との間で強固な嵌合状態が確保される。また、第一容器本体に第二容器本体を装着すると、第一容器本体の第一本体嵌合部の内面に第二容器本体の第二本体嵌合部の外面が嵌合する。即ち、第一本体嵌合部に第二本体嵌合部がいわゆる内嵌合した状態となる。第二容器本体は第一容器本体に内嵌合するので、強固な嵌合状態が得られる。
このように第一容器本体に第二容器本体が装着され、第二容器本体に蓋体が装着された状態においては、第二容器本体の第二本体嵌合部の内側に蓋体の蓋嵌合部が嵌合することで、蓋嵌合部は第二本体嵌合部に押されて内側に逃げようとする一方、逆に第二本体嵌合部は蓋嵌合部に押されて外側に変形して逃げようとする。しかしながら、第二本体嵌合部の外側には第一容器本体の第一本体嵌合部が位置しているので、第二本体嵌合部が第一本体嵌合部によって外側から支えられることになって第二本体嵌合部の外側への変形、拡開が防止される。従って、第二本体嵌合部が蓋嵌合部に対して緩みにくくなり、第二本体嵌合部と蓋嵌合部との間の嵌合状態が確実に維持される。また、第一容器本体の第一本体嵌合部の内側に第二容器本体の第二本体嵌合部が嵌合することで、第一本体嵌合部は第二本体嵌合部に押されて外側に変形して逃げようとする一方、逆に、第二本体嵌合部は第一本体嵌合部に押されて内側に変形して逃げようとする。しかしながら、第二本体嵌合部の内側には蓋体の蓋嵌合部が位置しているので、第二本体嵌合部が蓋嵌合部によって内側から支えられることになって第二本体嵌合部の内側への変形が防止される。従って、第二本体嵌合部が第一本体嵌合部に対して緩みにくくなり、第二本体嵌合部と第一本体嵌合部との間の嵌合状態が確実に維持される。このように、第一本体嵌合部と蓋嵌合部が第二本体嵌合部を挟んで内外方向に押し合う関係になるので、第一本体嵌合部と第二本体嵌合部との間、及び、第二本体嵌合部と蓋嵌合部との間の嵌合状態が外れにくい。
特に、蓋体には、電子レンジで加熱した際に第二容器本体内で発生する蒸気を外部に逃がすための蒸気排出口が設けられ、第二容器本体には、該第二容器本体の底面部よりも高い位置に、電子レンジで加熱した際に第一容器本体内で発生する蒸気を第二容器本体内に逃がすための連通口が設けられていることが好ましい。該構成によれば、第二容器本体に連通口が設けられているので、電子レンジによる加熱時に第一容器本体内で発生した蒸気は、第二容器本体の連通口を介して第一容器本体内から第二容器本体内へと移動することになる。更に、蓋体には蒸気排出口が設けられているので、第二容器本体内の蒸気は蓋体の蒸気排出口から容器外部へと排出されることになる。従って、電子レンジによる加熱時における過度の内圧上昇を防止することができ、加熱時に食品が噴き出すということも防止することができる。しかも、第二容器本体の連通口は、食品を載置する部分である底面部ではなくそれよりも高い位置に設けられているので、水分を含む食品であっても第二容器本体の底面部に載置して収容することができる。尚、蒸気排出口や連通口は、孔や切り込み等、予め開口状態とされたものであってもよいし、加熱前の通常状態では開口しておらず、電子レンジによる加熱時の内圧上昇によって開口状態となる構造のものであってもよい。ラベルを別途貼着して閉口状態とした構成であってもよく、その場合、加熱前に使用者がラベルを剥離して開口させる構成であってもよいし、電子レンジによる加熱によって自動的にラベルが剥離する構成やラベルの一部が連通する構成等であってよい。
また、第一容器本体は、耐熱性の発泡素材から構成されていることが好ましい。発泡素材であると断熱性に優れているので、熱い食品が入っている状態の第一容器本体を手で持っても熱が手に伝わりにくく、従って第一容器本体を手で持ちやすい。例えば、電子レンジで加熱した場合に、第一容器本体を手で持っても食品の熱が手に伝わりにくく、第一容器本体を手で持ちやすい。
以上のように、第一容器本体の第一本体嵌合部の内面に第二容器本体の第二本体嵌合部の外面が嵌合し、第二容器本体の第二本体嵌合部の内面に蓋体の蓋嵌合部の外面が嵌合するので、第一容器本体と第二容器本体との間、及び、第二容器本体と蓋体との間で嵌合が不意に外れにくい。
本発明の一実施形態における包装用容器の分離状態(開封状態)を示す斜視図。 同包装用容器の合体状態(包装状態)を示す斜視図。 同包装用容器の第二容器本体と蓋体を示す正面図。 同包装用容器の第二容器本体に蓋体を装着した状態及び第一容器本体を示す正面図。 同包装用容器の合体状態を示す正面図。 同包装用容器の分離状態を示す要部断面図。 同包装用容器の合体状態を示す要部断面図。 図7の要部拡大図。 本発明の他の実施形態における包装用容器の分離状態を示す斜視図。 同包装用容器の第二容器本体の要部断面図。
以下、本発明の一実施形態に係る包装用容器について図1〜図8を参酌しつつ説明する。図1〜図8に示す包装用容器は、種々の内容物を収容することができるものであって、内容物としては特に食品(食材)が好ましい。また、内容物、特には食品を上下に分離した状態で収容して販売する用途に適しており、同種の食品を上下に分離して収容してもよいが、特には異なる種類の食品を上下に分離して収容することが好ましい。
包装用容器は、合成樹脂製シートからなる上面開口の第一容器本体1及び第二容器本体3と第二容器本体3の開口部を閉塞するための蓋体5とを備えている。これらは真空成形や圧空成形等の各種の熱成形(シート成形)によって形成されている。第一容器本体1には第一の食品を収容することができ、第二容器本体3には第一の食品とは異なる種類の第二の食品を収容することができる。例えば、カットフルーツ等の各種の果物や野菜、サラダ、ハム等を収容したり、ソースやドレッシング等を袋に入れて密封したものを収容したり、シチューやスープ等を収容したりすることができ、特に、密封性が高い容器であることから水分や液体を含む食品、特に水分や液体の多い食品を収容するのに適している。尚、第一容器本体1に収容可能な容積と第二容器本体3に収容可能な容積は同じであってもよいが、第一容器本体1の容積の方が大きいことが好ましい。
包装用容器の平面視における形状は任意であって、多角形の他、丸形や楕円形、小判形、長円形等であってもよい。また、多角形の場合において、各辺部は、直線状であってもよいし、外側に弧状に膨出する構成であってよい。各角部は円弧状であってよく、即ち角丸形状であってよい。以下、第一容器本体1、第二容器本体3、蓋体5の順に、具体的な構成の一例について説明する。
<第一容器本体1>
第一容器本体1は、底面部10と側壁部とフランジ部とを備えている。図1のように第一容器本体1は、平面視方形状であって具体的には正方形状である。底面部10は平面視正方形状であって、その周縁から側壁部が上方に向けて全体として拡開しつつ立ち上がっている。側壁部も平面視正方形状であるので、側壁部は正方形の四つの辺部に対応した四つの面部を有している。
側壁部の上端部に第一本体嵌合部14が形成されている。即ち、側壁部は、底面部10の周縁から上方に向けて拡開しつつ延びていて側壁部の大部分を占める側壁主部11と、該側壁主部11の上側に外側に拡がる段差部を介して延設された第一本体嵌合部14とを備えている。尚、段差部は水平に延びる水平面部12を有していることが好ましい。段差部と第一本体嵌合部14との境界部分には下部面取り部13を設けることが好ましい。該下部面取り部13は上下方向に湾曲した湾曲面とすることができる。側壁部とフランジ部との境界部分、即ち、第一本体嵌合部14とフランジ部との境界部分には上部面取り部15を設けることが好ましい。該上部面取り部15は、上方に向けて拡開するテーパ形状の傾斜面であることが好ましい。
第一本体嵌合部14は、下側に向かう程、徐々に拡開していく逆テーパ状であって、いわゆる内嵌合部として構成されている。即ち、第一本体嵌合部14は、上方に向けて徐々に内側(容器中心側)に向かう傾斜面となっている。第一容器本体1に上側から第二容器本体3が装着されて第一容器本体1と第二容器本体3とが合体した状態において、第一本体嵌合部14の内面には、後述する第二容器本体3の第二本体嵌合部34の外面が嵌合して互いに面接触する。
上部面取り部15は、第一本体嵌合部14とは逆に上方に向けて徐々に外側に向かう傾斜面となっており、第一本体嵌合部14の上側(第一容器本体1の開口縁部)に上部面取り部15が形成されることにより、第二容器本体3の第二本体嵌合部34が第一容器本体1の第一本体嵌合部14にスムーズに入り込んで嵌合でき、その意味において上部面取り部15は、第二容器本体3の第二本体嵌合部34を第一容器本体1の第一本体嵌合部14に誘導するための誘導部として機能する。
フランジ部は、側壁部の上端から外側に向けて延設されている。該フランジ部は、全周に亘って形成されている。フランジ部の形状は任意であるが、水平に延びる水平面部16を有していることが好ましい。フランジ部は、例えば、側壁部の上端から外側に向けて水平に延びる水平面部16と、該水平面部16の外縁から下方に延びる、具体的には斜め下方に延びるスカート部17とを備える。フランジ部の水平面部16は全周に亘って略一定幅に形成されることが好ましい。また、スカート部17の外縁には外側に向けて例えば水平又は若干下方に延びる縁取り部18を形成することが好ましい。このようにフランジ部の外縁に縁取り部18を形成した場合にはその縁取り部18が第一容器本体1の外縁となって平面視において最も外側に位置する部分となる。
<第二容器本体3>
第二容器本体3は、底面部30と側壁部とフランジ部とを備えている。図1のように第二容器本体3の平面視における形状は第一容器本体1のそれに対応したものであって、上述のように第一容器本体1が平面視正方形状である場合にはそれに対応して第二容器本体3も平面視正方形状であり、従って、底面部30も平面視正方形状である。第二容器本体3は第一容器本体1の開口部を覆うように第一容器本体1に装着される。従って、第二容器本体3は第一容器本体1の開口部を閉塞する機能を有している。
第二容器本体3の側壁部は、第一容器本体1の側壁部と同様に、底面部30の周縁から上方に向けて全体として拡開しつつ立ち上がっている。側壁部も平面視正方形状であるので、側壁部は正方形の四つの辺部に対応した四つの面部を有している。側壁部の上端部に第二本体嵌合部34が形成されている。即ち、側壁部は、底面部30の周縁から上方に向けて拡開しつつ延びていて側壁部の主要部分を占める側壁主部31と、該側壁主部31の上側に外側に拡がる段差部を介して延設された第二本体嵌合部34とを備えている。尚、側壁主部31の形状は種々であってよく、図6〜図8のように段差部や傾斜面を有するものの他、図6や図7に二点鎖線で示しているように側壁主部31の上下方向の全長に亘って上側に向けて拡開するテーパ形状としてもよい。また、側壁主部31の上下方向の寸法は任意であるが、第二本体嵌合部34の上下方向の寸法よりも大きいことが好ましいが、互いに等しかったり、第二本体嵌合部34より小さくてもよい。尚、第二容器本体3の側壁主部31は第一容器本体1の側壁主部11よりも上下方向の寸法(全高)が小さい。図2、図5のように第二容器本体3を第一容器本体1に装着した状態では、第二容器本体3の側壁部の全体が第一容器本体1内に入り込む。尚、側壁部の段差部は水平に延びる水平面部32を有していることが好ましい。側壁部の段差部と第二本体嵌合部34との境界部分には下部面取り部33を設けることが好ましい。該下部面取り部33は上方に向けて拡開するテーパ形状の傾斜面とすることができる。側壁部とフランジ部との境界部分、即ち、第二本体嵌合部34とフランジ部との境界部分には上部面取り部35を設けることが好ましい。該上部面取り部35は、上方に向けて拡開するテーパ形状の傾斜面とすることが好ましい。
第二本体嵌合部34は、下側に向かう程、徐々に拡開していく逆テーパ状であって、いわゆる内嵌合部として構成されている。即ち、第二本体嵌合部34は、上方に向けて徐々に内側(容器中心側)に向かう傾斜面となっている。第一容器本体1に上側から第二容器本体3が装着された状態において、第一本体嵌合部14の内面に第二本体嵌合部34の外面が嵌合して面接触する。従って、第二本体嵌合部34の上下方向の寸法は、少なくとも第二本体嵌合部34の一部が第一本体嵌合部14の内側に重なり合って互いに面接触することができる程度の寸法とされる。好ましくは、第二本体嵌合部34の大部分が第一本体嵌合部14の内側に重なり合って面接触する。また、第二容器本体3に上側から蓋体5が装着されて第二容器本体3と蓋体5が合体した状態、即ち閉蓋状態において、第二本体嵌合部34の内面には、後述する蓋体5の蓋嵌合部54の外面が嵌合して互いに面接触する。
上部面取り部35は、第二本体嵌合部34とは逆に上方に向けて徐々に外側に向かう傾斜面となっており、第二容器本体3の開口縁部に上部面取り部35が形成されることにより、蓋体5の蓋嵌合部54が第二容器本体3の第二本体嵌合部34にスムーズに入り込んで嵌合でき、その意味において上部面取り部35は、蓋体5の蓋嵌合部54を第二容器本体3の第二本体嵌合部34に誘導するための誘導部として機能する。
第二容器本体3のフランジ部は、第一容器本体1のフランジ部と同様に、側壁部の上端から外側に向けて延設されている。該フランジ部は、全周に亘って形成されている。フランジ部の形状は任意であるが、水平に延びる水平面部32を有していることが好ましい。フランジ部は、例えば、側壁部の上端から外側に向けて水平に延びる水平面部32と、該水平面部32の外縁から下方に、具体的には斜め下方に延びるスカート部37とを備える。フランジ部の水平面部32は全周に亘って略一定幅に形成されることが好ましい。第二容器本体3のフランジ部の水平面部32の内外方向の寸法即ち幅は、第一容器本体1のフランジ部の水平面部12における幅よりも大きくて広い。また、スカート部37の外縁には外側に向けて例えば水平又は若干下方に延びる縁取り部38を形成することが好ましい。このようにフランジ部に縁取り部38を形成した場合にはその縁取り部38が第二容器本体31の外縁となって平面視において最も外側に位置する部分となる。尚、第二容器本体3のフランジ部の縁取り部38の所定箇所には摘み部40を設けることが好ましく、具体的には少なくとも一つの角部に摘み部40を設けることが好ましく、特に、対向する二つの角部にそれぞれ摘み部40を設けることが好ましく、更には全ての角部にそれぞれ摘み部40を設けることが好ましい。
<蓋体5>
蓋体5は、天面部50と側壁部とフランジ部とを備えている。図1のように蓋体5は第二容器本体3の開口部を閉塞するものであるため、蓋体5の平面視における形状は第二容器本体31のそれに対応したものであって、上述のように第二容器本体3が平面視正方形状である場合にはそれに対応して蓋体5も平面視正方形状である。従って、蓋体5の天面部50、側壁部及びフランジ部は何れも平面視正方形状である。天面部50は全領域に亘って平坦であってもよいが、周縁部に一段突出した突条50aを形状してよく、その突条50aを全周に亘って形成してよい。尚、天面部50には、包装用容器を上下に積み重ねた際の横方向の位置ずれを防止するためのズレ防止用凸部を例えば四隅等の隅部に設けてもよい。
側壁部は、天面部50の周縁から下方に向けて拡開しつつ延びている側壁主部51と、該側壁主部51の下端から外側に向けて水平に延びる水平面部52と、該水平面部52の外縁から上側に向けて延びる蓋嵌合部54とを備えている。側壁主部51は本実施形態では段差部を有する上下二段の構成となっているが、段差部のない一段構成であってもよく、種々の形状であってよい。天面部50は水平面部52よりも高い位置にあり、これにより第二容器本体3に収容できる容積を拡大でき、より詳細には、フランジ部よりも高い位置にあることが好ましい。水平面部52と蓋嵌合部54との境界部分には下部面取り部53を設けることが好ましい。該下部面取り部53は上方に向けて拡開するテーパ形状の傾斜面とすることができる。側壁部とフランジ部との境界部分、即ち、蓋嵌合部54とフランジ部との境界部分には上部面取り部55を設けることが好ましい。該上部面取り部55は、上下方向に湾曲した湾曲面とすることができる。
蓋嵌合部54は、下側に向かう程、徐々に拡開していく逆テーパ状であって、いわゆる内嵌合部として構成されている。即ち、蓋嵌合部54は、上方に向けて徐々に内側(容器中心側)に向かう傾斜面となっている。第二容器本体3に上側から蓋体5が装着された状態において、第二本体嵌合部34の内面に蓋嵌合部54の外面が嵌合して面接触する。従って、蓋嵌合部54の上下方向の寸法は、少なくとも蓋嵌合部54の一部が第二本体嵌合部34の内側に重なり合って互いに面接触することができる程度の寸法とされる。好ましくは、蓋嵌合部54の大部分が第二本体嵌合部34の内側に重なり合って面接触する。
蓋体5のフランジ部は、蓋嵌合部54の上端から外側に向けて延設されている。該フランジ部は、全周に亘って形成されている。フランジ部の形状は任意であるが、水平に延びる水平面部52を有していることが好ましい。フランジ部は、例えば、蓋嵌合部54の上端から外側に向けて水平に延びる水平面部52と、該水平面部52の外縁から下方に、具体的には斜め下方に延びるスカート部57とを備える。水平面部52は全周に亘って略一定幅に形成されることが好ましい。蓋体5のフランジ部の水平面部52の内外方向の寸法即ち幅は、第二容器本体3のフランジ部の水平面部32における幅よりも大きくて広い。また、スカート部57の外縁には外側に向けて例えば水平又は若干下方に延びる縁取り部58を形成することが好ましい。このようにフランジ部に縁取り部58を形成した場合にはその縁取り部58が蓋体5の外縁となって平面視において最も外側に位置する部分となる。
尚、蓋体5のフランジ部の縁取り部58の所定箇所には摘み部60を設けることが好ましく、具体的には少なくとも一つの角部に摘み部60を設けることが好ましく、特に、対向する二つの角部にそれぞれ摘み部60を設けることが好ましく、更には全ての角部にそれぞれ摘み部60を設けることが好ましい。尚、第二容器本体3の摘み部40と蓋体5の摘み部60は、平面視において少なくとも一部が左右に位置ずれするように配置されることが好ましい。第二容器本体3の摘み部40と蓋体5の摘み部60が平面視において互いに少なくとも一部が左右に位置ずれしていると、一方の手で蓋体5の摘み部60を摘み、他方の手で第二容器本体3の摘み部40を摘んで、容易に開封できる。
第一容器本体1はいわゆる深型の容器であって、第二容器本体3はいわゆる浅型の容器であることが好ましい。ここで、深型の容器とは、深絞り状の容器、カップ型の容器であって、開口部の最大径に対して深さがその3/4以上である容器であり、好ましくは、開口部の最大径よりも深さの方が大きい容器であって、浅型の容器とは、皿状の容器であって、開口部の最大径に対して深さがその半分以下となる容器である。尚、開口部の最大径とは、側壁部の上端内面における最大の開口径であって、開口部が円形である場合にはその直径であり、開口部が多角形である場合には開口部の全周(側壁部の上端内面の全周)のうち平面視において最も離れた二箇所間の離間距離である。何れにしても第一容器本体1は第二容器本体3よりも深い容器であり、逆に言えば、第二容器本体3は、第一容器本体1よりも浅い容器であって、第一容器本体1に装着した際にはいわゆる中皿として機能する。尚、第一容器本体1が深型であると、そのフランジ部の外縁の所定箇所に摘み部を設けなくても済み、第一容器本体1の側壁部を把持した状態で第二容器本体3を第一容器本体1から取り外すことができる。合体状態において第二容器本体3の側壁部は第一容器本体1内に入り込むので、第二容器本体3のフランジ部の外縁には摘み部40を形成することが好ましい。同様に、蓋体5の天面部50がそれほど高くない形状であって閉蓋状態において蓋体5の側壁部の大部分が第二容器本体3内に入り込む場合には、蓋体5のフランジ部の外縁にも摘み部60を形成すると開蓋しやすい。
第一容器本体1及び第二容器本体3の底面部10,30には、各種の脚部を設けてよく、例えば底面部30の周縁部に周回する脚部を設けたり複数の脚部を間隔をあけて配置したりしてよい。また、脚部の数も、容器の大きさ、形状によって適宜設定してよい。例えば、方形容器では、脚部は角部に四つ設けてよく、その場合、角部の脚部は底面視において略L字状とすると強度を向上することができる。
尚、第一容器本体1や第二容器本体3において、底面部30や側壁部には各種のリブを形成してよい。側壁部の各角部に縦方向に延びる縦リブを形成することが好ましい。特に、深い容器である第一容器本体1にはその角部に縦リブを形成することが有効である。また、底面部30から側壁部にかけて連続する縦リブを形成することも好ましい。尚、側壁部に縦リブを形成する場合、側壁主部11,31のみに形成することが好ましい。蓋体5についても同様であって、天面部50や側壁部に各種のリブを形成してよい。
第一容器本体1や第二容器本体3、蓋体5には、それぞれの部材同士を積み重ねた際のブロッキングを防止するためのブロッキング防止用凸部19,39,59を周方向に位置をずらせながら配置することが好ましい。第一容器本体1や第二容器本体3にブロッキング防止用凸部19,39を形成する場合、側壁主部11,31の上端部外面に設けることが好ましい。蓋体5にブロッキング防止用凸部59を形成する場合、側壁主部51の下端部外面に設けることが好ましい。
上述のように第一容器本体1、第二容器本体3及び蓋体5の各フランジ部の外縁には全周に亘って連続した略水平の縁取り部18,38,58を設けることが好ましい。この縁取り部18,38,58の内外方向の全幅のうち外側領域には極細の多数の凹凸を形成することが好ましく、補強効果が得られると共に指の切創が防止される。この凹凸は、正面から拡大して見たときに波形状とされ、多数の山頂と谷底の延びる方向が幅方向(内外方向)であって、角部においては角部と容器中心とを結ぶ方向(放射方向)に平行に形成されることが好ましい。また、この凹凸は、例えば、平目ローレット目や綾目ローレット目のようなローレット目によって形成されてよく、特には、滑りにくいようにするために綾目ローレット目によって形成することが好ましい。
第一容器本体1や第二容器本体3や蓋体5は、各種の合成樹脂製シートから構成されている。第一容器本体1や第二容器本体3や蓋体5を構成する合成樹脂製シートは、同種のものであってもよいし、異種のものであってもよい。合成樹脂製シートは、例えばポリエチレンテレフタレート、ポリスチレン、ポリプロピレンやポリエチレン等のポリオレフィン等、各種合成樹脂シート、これらのシート素材として無機物を充填したシート、これらをシート素材として発泡させた発泡シート、更には、これらのシートを延伸させた延伸シートなどを使用でき、例えば、ポリスチレンとして耐熱性に優れた耐熱性のスチレン系樹脂を使用した耐熱性発泡スチレン系樹脂シート、耐熱性に優れたポリプロピレンに無機物を充填したシート、ポリエチレンテレフタレート・ポリスチレン・ポリプロピレン・ポリエチレンなどのシートを延伸して耐熱性を向上させた耐熱シートを使用できる。尚、透明性に優れたシートを使用することも好ましく、蓋体5には特に好ましい。尚、電子レンジ用とする場合には電子レンジによる加熱に耐え得るように耐熱性のシートを用いる。特に、第一容器本体1には耐熱性の発泡シートを用いることが好ましい。発泡シートを用いると断熱性に優れているので、熱い食品が入っていてもその熱が手に伝わりにくく、持ちやすい。例えば、電子レンジで加熱した場合に、第一容器本体1を手で持っても食品の熱が手に伝わりにくく持ちやすいという利点がある。
<合体状態>
第一容器本体1に第二容器本体3が上側から装着され、また、第二容器本体3には上側から蓋体5が装着される。第一容器本体1、第二容器本体3及び蓋体5の合体作業は、どのような順で行ってもよい。例えば、第一容器本体1に第二容器本体3を装着し、その後、第二容器本体3に蓋体5を装着してもよいが、先に第二容器本体3に蓋体5を装着し、その後、蓋体5が装着された第二容器本体3を第一容器本体1に装着することが好ましい。このように先に第二容器本体3に蓋体5を装着すると、第二容器本体3に食品を収容し蓋体5を装着して第二容器本体3を閉蓋状態としておく一方、その閉蓋状態の第二容器本体3を、別途食品を収容した状態の第一容器本体1に装着することができる。例えば、スーパーマーケットのバックヤードやアウトパックメーカーで、これらの第一容器本体1と第二容器本体3にそれぞれ異なる食材を充填する準備作業に際して、第一容器本体1と第二容器本体3のそれぞれに別ラインで別食材を充填し、その後、第一容器本体1と第二容器本体3とを組み合わせするという作業を行うことができるので、パック詰め作業を効率的に行うことができる。
第一容器本体1に第二容器本体3が装着されることによって第一容器本体1の開口部が閉塞され、また、第二容器本体3に蓋体5が装着されることによって第二容器本体3の開口部が閉塞される。そして、第一容器本体1と第二容器本体3とによって第一の収容空間が区画形成され、また、第二容器本体3と蓋体5とによって第二の収容空間が区画形成される。第一の収容空間と第二の収容空間は第二容器本体3によって区画されているので、第一の収容空間と第二の収容空間に異なる種類の食品を分離した状態で収容できる。
尚、第一の収容空間は第二の収容空間よりも大きいことが好ましい。即ち、第二容器本体3は第一容器本体1よりも浅い容器であるので、第二容器本体3の底面部30は第一容器本体1の底面部10から上方に離間していて両者の間には食品を収容するのに十分な空間が確保されると共に、第一容器本体1に収容された食品に第二容器本体3の底面部30が接触しない程度に十分な空間が確保される。第一の収容空間の高さ(上下方向の寸法)は、第一容器本体1の全体の深さの半分以上の高さを有することが好ましく、第二容器本体3の深さよりも大きいことが好ましい。
そして、第一容器本体1に第二容器本体3が装着されて第二容器本体3に蓋体5が装着された状態では、第二容器本体3の第二本体嵌合部34が第一容器本体1の第一本体嵌合部14の内側に嵌合している。また、蓋体5の蓋嵌合部54が第二容器本体3の第二本体嵌合部34の内側に嵌合している。即ち、第二本体嵌合部34は、第一本体嵌合部14に対しては雄側として機能するが、逆に、蓋体5に対しては雌側として機能する。より詳細には、図8のように、第一本体嵌合部14の内面に第二本体嵌合部34の外面が面接触して第一本体嵌合部14が第二本体嵌合部34によって密封される。即ち、第一容器本体1が第二容器本体3によって密封される。また、第二本体嵌合部34の内面には蓋嵌合部54の外面が面接触して第二本体嵌合部34が蓋嵌合部54によって密封される。即ち、第二容器本体3が蓋体5によって密封される。第二本体嵌合部34の外側には第一本体嵌合部14が位置し、第二本体嵌合部34の内側には蓋嵌合部54が位置し、第一本体嵌合部14と第二本体嵌合部34と蓋嵌合部54は内外方向に重なり合って二重の内嵌合構造となる。第二本体嵌合部34は第一本体嵌合部14と蓋嵌合部54とによって内外方向に狭持された状態となり、第二本体嵌合部34は、第一本体嵌合部14によって外側から容器内側に向けて押圧されると共に、蓋嵌合部54によって内側から容器外側に向けて押圧される。
また、合体状態において、第一容器本体1のフランジ部に第二容器本体3のフランジ部が上側から当接し、第二容器本体3のフランジ部は第一容器本体1のフランジ部によって下側から支持される。これによって第一容器本体1に対する第二容器本体3の上下方向の位置(高さ)が定まり、第二容器本体3のそれ以上の下降が阻止されて安定した装着状態が得られる。第一容器本体1に第二容器本体3を上から押し込む際に、第一容器本体1のフランジ部に第二容器本体3のフランジ部が当接するまで押し込めばよいので、装着作業が容易である。同様に、第二容器本体3のフランジ部には蓋体5のフランジ部が上側から当接し、蓋体5のフランジ部は第二容器本体3のフランジ部によって下側から支持される。これによって第二容器本体3に対する蓋体5の上下方向の位置(高さ)が定まり、蓋体5のそれ以上の下降が阻止されて装着状態(閉蓋状態)が安定する。第二容器本体3に蓋体5を上から押し込むようにして閉蓋する際に、第二容器本体3のフランジ部に蓋体5のフランジ部が当接するまで押し込めばよいので、閉蓋作業が容易である。
より詳細には、第一容器本体1のフランジ部の水平面部12に第二容器本体3のフランジ部の水平面部32が当接し、更に、第二容器本体3のフランジ部の水平面部32に蓋体5のフランジ部の水平面部52が当接する。即ち、第一容器本体1のフランジ部の水平面部12と第二容器本体3のフランジ部の水平面部32と蓋体5のフランジ部の水平面部52とが上下方向に重なり合って三層構造となる。
また、第一容器本体1におけるフランジ部のスカート部17の外側に第二容器本体3におけるフランジ部のスカート部37が位置し、第二容器本体3におけるフランジ部のスカート部37の外側に蓋体5におけるフランジ部のスカート部57が位置する。尚、第二容器本体3のフランジ部の外縁である縁取り部38は、第一容器本体1のフランジ部の外縁である縁取り部18から上方に所定高さ離れた状態にある。一方、蓋体5のフランジ部の外縁である縁取り部58は、第二容器本体3のフランジ部の縁取り部38の上側に当接あるいは若干の隙間を介して対峙した状態にあって、何れにしても、第二容器本体3のフランジ部の縁取り部38と蓋体5のフランジ部の縁取り部58との間の離間距離は、第一容器本体1のフランジ部の縁取り部18と第二容器本体3のフランジ部の縁取り部38との間の離間距離よりも小さい。
また、図8に実線で示すように、蓋体5の縁取り部58と第二容器本体3の縁取り部38は、摘み部60,40以外の部分においては、容器内外方向の位置が略同じであるが、何れにしても、蓋体5の縁取り部58と第二容器本体3の縁取り部38は、第一容器本体1の縁取り部18よりも容器内側に位置しているか、あるいは、内外方向において略同じ位置に位置している。そして、蓋体5の摘み部60と第二容器本体3の摘み部40は、図8に二点鎖線で示しているように、何れも第一容器本体1の縁取り部38よりも外側にはみ出して位置する。そのため、蓋体5の摘み部60と第二容器本体3の摘み部40をセットで摘んで上方に引き上げることにより、蓋体5と第二容器本体3をセットで第一容器本体1から取り外すことができる。即ち、第二容器本体3を閉蓋状態のままで第一容器本体1から容易に取り外すことができる。尚、第一容器本体1の縁取り部18に対する蓋体5の摘み部60の容器外側へのはみ出し量と第二容器本体3の摘み部40の容器外側へのはみ出し量は同じであってもよいし、異なっていてもよい。何れにしても、蓋体5の摘み部60と第二容器本体3の摘み部40とが共に第一容器本体1の外縁である縁取り部18に対して容器外側に所定量はみ出していることにより、蓋体5の摘み部60と第二容器本体3の摘み部40をセットで摘んで持ち上げることができる。尚、第一容器本体1、第二容器本体3及び蓋体5が角丸形状であって第二容器本体3と蓋体5の角部に摘み部40,60が形成されているので、摘み部40,60は第一容器本体1の外縁から外側に突出していても、包装用容器を縦横に陳列した場合おいて摘み部40,60が隣の包装用容器と干渉せずに済み、包装用容器をスペース効率良く陳列展示できる。
また、第一容器本体1のフランジ部と第二容器本体3のフランジ部と蓋体5のフランジ部が互いに当接する一方、第一容器本体1の側壁部における段差部の水平面部12と第二容器本体3の側壁部における段差部の水平面部32と蓋体5の側壁部における水平面部2は互いに当接せず離間した状態となる。但し、第一容器本体1のフランジ部と第二容器本体3のフランジ部と蓋体5のフランジ部が互いに当接せずに、第一容器本体1の側壁部における段差部の水平面部12の上に第二容器本体3の側壁部における段差部の水平面部32が当接し、第二容器本体3の側壁部における段差部の水平面部32の上に蓋体5の側壁部における水平面部52が当接してもよい。また、第一容器本体1のフランジ部と第二容器本体3のフランジ部と蓋体5のフランジ部が互いに当接すると共に、第一容器本体1の側壁部における段差部の水平面部12の上に第二容器本体3の側壁部における段差部の水平面部32が当接し、第二容器本体3の側壁部における段差部の水平面部32の上に蓋体5の側壁部における水平面部52が当接してもよい。このように、第二容器本体3が第一容器本体1に上側から当接する箇所は、フランジ部であってもよいし、側壁部の段差部であってもよく、同様に、蓋体5が第二容器本体3に上側から当接する箇所は、フランジ部であってもよいし、側壁部の水平面部52であってもよく、これらの種々の組み合わせであってもよい。
以上のように構成された包装用容器は、第一容器本体1と第二容器本体3にそれぞれ異なる種類の食品を収容することができ、食品を分離状態で収容して展示販売できる。従って、異なる種類の食品同士の接触が防止されて、例えば一方の食品から他方の食品への色移りを防止することができ、食品の良好な見栄えを長時間維持できる。例えば、種類の異なるフルーツ盛り合わせを包装用容器に収容して展示、販売する場合、第一容器本体1にカットパインを入れ、第二容器本体3にはカットイチゴを収容して展示、販売したりするが、そのような場合に、カットイチゴの赤色がカットパインに色移りして商品価値の低下を招くということがなく、フルーツ盛り合わせの商品価値を長時間キープできる。特に、蓋体5のみならず第一容器本体1や第二容器本体3が透明性に優れたAPETやOPS等のシートから形成されている場合には、収容されている食材の種類等を購買者が容易に判別でき、商品価値を顧客に訴求できる。
また、包装状態において第一容器本体1の第一本体嵌合部14の内面に第二容器本体3の第二本体嵌合部34の外面が嵌合し、且つ、第二容器本体3の第二本体嵌合部34の内面に蓋体5の蓋嵌合部54の外面が嵌合するので、第一本体嵌合部14と第二本体嵌合部34との間、及び、第二本体嵌合部34と蓋嵌合部54との間の嵌合状態が強固に維持されることになり、第一容器本体1と第二容器本体3が分離したり、蓋体5が外れたりすることが防止される。また、第一本体嵌合部14と第二本体嵌合部34との間のシール性、及び、第二本体嵌合部34と蓋嵌合部54との間のシール性が高い状態で保持されるので、第一本体嵌合部14と第二本体嵌合部34との間や第二本体嵌合部34と蓋嵌合部54との間から食品の水分等の液体が外部に漏れ出すことが防止される。特に、第一本体嵌合部14と第二本体嵌合部34との嵌合と、第二本体嵌合部34と蓋嵌合部54との嵌合とが、互いに影響を及ぼし合って補完し合う関係となるため、嵌合の外れが防止され、また、シール性も維持される。
上述のようなフルーツ盛り合わせの商品の場合、購入者が購入して持ち帰る際に、包装用容器が二重の内嵌合構造となっているので、カットフルーツからのドリップが容器の外部に漏れ出すことがほとんどない。このような漏れ出し防止効果は、包装用容器の形状が円形状のみならず角形状であっても同様に得られ、優れたシール性が発揮される。また、購入者が、収容された食材を食する際にも、第一容器本体1と蓋付の第二容器本体3とを容易に分離することができ、それぞれに収容された食材を一緒に、あるいは、別々に自由な時間に食することができる。更に、そのように第一容器本体1と蓋付の第二容器本体3を分離した後においても、容易に再嵌合でき、再嵌合させて保存することもできる。蓋体5と第二容器本体3との間においても同様に容易に再嵌合できる。
尚、第一容器本体1、第二容器本体3、蓋体5の各フランジ部にスカート部17,37,57を設けると、各フランジ部の剛性が高まる。そしてその結果、第一本体嵌合部14と第二本体嵌合部34と蓋嵌合部54の嵌合状態もより一層確実に維持される。
<他の実施形態>
尚、開封することなく閉蓋状態のまま電子レンジで加熱調理する用途に適した構成としてもよい。一例としては、第一容器本体1にご飯を収容し、第二容器本体3には親子丼やカツ丼等における具材を収容しておくと、ご飯と具材とが分離された状態となる。そして、電子レンジ加熱後に具材をご飯の上に載せることで、具材がふやけたりすることなく、おいしく食べることができる。また、第一容器本体1に麺類を収容し、第二容器本体3にはそれに入れる天ぷらやチャーシュー等の具材を収容しておいても、前述と同様においしく食べることができる。尚、スープ類は必要に応じてゼラチンで固化させておいたものを収容することができる。
このように電子レンジ用とする場合には、包装用容器を構成している第一容器本体1、第二容器本体3及び蓋体5を耐熱性を有するシートから構成する。図9では、特に第一容器本体1が耐熱性を有する発泡シートから構成されている場合を示している。このように第一容器本体1を耐熱性の発泡シートから構成すると、電子レンジで加熱した後に第一容器本体1の側壁部を手で把持しても手に食品の熱が伝わりにくい。尚、発泡シートから形成する場合、第一容器本体1のフランジ部には上方に向けて湾曲形成された玉ぶち状部20を設けてよい。
また、閉蓋状態のままで電子レンジで加熱調理すると食品から蒸気が出て内圧が上昇する。そのため蒸気を外部に排出するための構成が求められる。蒸気排出構造は種々あるが、例えばその一例を適用した包装用容器を図9及び図10に示している。まず、蓋体5には、電子レンジによる加熱時に第二容器本体3内で発生する蒸気を容器外部に逃がすための蒸気排出口61が設けられている。具体的には、蓋体5の天面部50の所定箇所、例えば中央部に蒸気排出口61が設けられている。蒸気排出口61は予め開口している状態のものであってもよいし、加熱前は閉口状態にあって第二容器本体3は密封状態にあるが加熱によって自動的に開口状態となるものであってもよい。加熱によって自動的に開口する構成としては例えばラベルを貼着しておいてそのラベルが加熱時に剥離して開口する構成等がある。使用者が電子レンジに入れる前にラベルを剥して開口させる構成であってもよい。図9に示している構成は予め開口状態となっている形態の一つであって、蒸気排出口61としての切り込みが天面部50に形成されている。該切り込みの形状も任意であって、U字状やV字状、円弧状であってよく、図9には円弧状の切り込みを示している。このような切り込みを形成しておくと、切り込みによってその内側に区画形成された部分、例えば、円弧状の切り込みであれば円形の部分が開閉弁となって上下に開閉できる。従って、店頭での陳列販売時等、電子レンジによる加熱調理前の状態では、開閉弁が天面部50に対してフラットのままであって異物混入を阻止する。そして、電子レンジによる加熱時には、第二容器本体3内の圧力上昇によって開閉弁が自動的に上昇して開き、第二容器本体3内の蒸気及び圧力が外部に排出される。あるいは、加熱前に使用者が開閉弁をその基端部で折り曲げる等して上方に開くようにしてもよい。尚、蒸気排出口61の数は任意であって、一つであってもよいし、複数個設けてもよい。尚、蒸気排出口61は、天面部50の他、例えば、側壁主部51や水平面部52に設けられていてもよい。
また、第二容器本体3には、第二容器本体3内と第一容器本体1内とを連通するための連通口43が設けられている。連通口43を底面部30に設けると、底面部30に載置して収容する食品の種類に制約が生じる。そのためこの実施形態においては第二容器本体3の底面部30よりも高い位置に連通口43を設けている。具体的には、底面部30から上方に膨出した膨出部41が形成され、該膨出部41の天面部42に連通口43が設けられている。該連通口43も上述の蒸気排出口61と同様に種々の構成であってよいが、この実施形態においては円形の孔とされている。膨出部41の位置も種々であってよく、例えば、膨出部41を底面部30の中央部に膨出形成してもよいが、底面部30に載置する食品の収容効率を高める観点から、底面部30の周縁部(端部)に形成することが好ましい。また、膨出部41は、側壁部から容器内側に離間する構成であってもよいが、側壁部から離間することなくそれと一体化した構成であることが好ましい。また、膨出部41の天面部42の高さは、底面部30より高ければよいが、好ましくは側壁部の高さの半分以上の高さとする。但し、膨出部41の高さは蓋体5と干渉しない程度とする。尚、膨出部41の側面には各種のリブを形成してよい。このように第二容器本体3に連通口43を形成することで、電子レンジによる加熱時に、第一容器本体1内で発生した蒸気は連通口43を通って第二容器本体3内へとスムーズに移動できる。そして、蒸気は、上述したように蓋体5の蒸気排出口61から外部へと排出される。
尚、第一本体嵌合部14と第二本体嵌合部34は、第一容器本体1の側壁部の上部特には上端部と第二容器本体3の側壁部の上部特には上端部にそれぞれ設けることが好ましい。また、第一本体嵌合部14と第二本体嵌合部34と蓋嵌合部54はそれぞれの上下方向の大部分が内外に重なり合うことが好ましいが、上下方向の少なくとも一部が内外に重なり合うようにすると、嵌合状態が外れにくく、良好なシール性も得られる。即ち、第一本体嵌合部14と第二本体嵌合部34と蓋嵌合部54の少なくとも一部が同じ高さであると、合体時に二重の内嵌合構造となって嵌合状態が外れにくくシール性もよい。
第一本体嵌合部14や第二本体嵌合部34、蓋嵌合部54に、縦方向の凹溝を形成して内圧上昇を防止する構成としてもよい。第一容器本体1に第二容器本体3を嵌合する際や第二容器本体3に蓋体5を嵌合する際に、第一容器本体1や第二容器本体3内の圧力上昇が生じて、第一容器本体1や第二容器本体3が膨張して内嵌合が外れやすくなることを防止するために、第一本体嵌合部14の内面や第二本体嵌合部34の内面、外面、あるいは、蓋嵌合部54の内面に、凹溝を形成してもよい。またレンジ加熱により発生した蒸気による内圧上昇を防止するために凹溝を形成してもよい。
1 第一容器本体
10 底面部
11 側壁主部
12 水平面部
13 下部面取り部
14 第一本体嵌合部
15 上部面取り部
16 水平面部
17 スカート部
18 縁取り部
19 ブロッキング防止用凸部
20 玉ぶち状部
3 第二容器本体
30 底面部
31 側壁主部
32 水平面部
33 下部面取り部
34 第二本体嵌合部
35 上部面取り部
36 水平面部
37 スカート部
38 縁取り部
39 ブロッキング防止用凸部
40 摘み部
41 膨出部
42 天面部
43 連通口
5 蓋体
50 天面部
50a 突条
51 側壁主部
52 水平面部
53 下部面取り部
54 蓋嵌合部
55 上部面取り部
56 水平面部
57 スカート部
58 縁取り部
59 ブロッキング防止用凸部
60 摘み部
61 蒸気排出口
本発明は、上記課題を解決すべくなされたものであって、本発明に係る包装用容器は、上面開口の第一容器本体と、該第一容器本体に上側から装着される上面開口の第二容器本体と、該第二容器本体に装着される蓋体とを備え、第一容器本体は、下側に向けて拡開する逆テーパ状の第一本体嵌合部を側壁部に備え、第二容器本体は、下側に向けて拡開する逆テーパ状の第二本体嵌合部を側壁部に備え、蓋体は、下側に向けて拡開する逆テーパ状の蓋嵌合部を備えており、第一容器本体と第二容器本体と蓋体とが合体した状態において、第二本体嵌合部の外面に第一本体嵌合部の内面が嵌合し、第二本体嵌合部の内面に蓋嵌合部の外面が嵌合して、第一本体嵌合部と第二本体嵌合部と蓋嵌合部は内外方向に重なり合って二重の内嵌合状態となることを特徴とする。

Claims (3)

  1. 上面開口の第一容器本体と、該第一容器本体に上側から装着される上面開口の第二容器本体と、該第二容器本体に装着される蓋体とを備え、
    第一容器本体は、下側に向けて拡開する逆テーパ状の第一本体嵌合部を側壁部に備え、第二容器本体は、下側に向けて拡開する逆テーパ状の第二本体嵌合部を側壁部に備え、蓋体は、下側に向けて拡開する逆テーパ状の蓋嵌合部を備えており、
    第一容器本体と第二容器本体と蓋体とが合体した状態において、第二本体嵌合部の外側に第一本体嵌合部が嵌合し、第二本体嵌合部の内側に蓋嵌合部が嵌合することを特徴とする包装用容器。
  2. 蓋体には、電子レンジで加熱した際に第二容器本体内で発生する蒸気を外部に逃がすための蒸気排出口が設けられ、第二容器本体には、該第二容器本体の底面部よりも高い位置に、電子レンジで加熱した際に第一容器本体内で発生する蒸気を第二容器本体内に逃がすための連通口が設けられている請求項1記載の包装用容器。
  3. 第一容器本体は、耐熱性の発泡素材から構成されている請求項1又は2記載の包装用容器。
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