JP5498409B2 - 粉粒体散布装置 - Google Patents
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Description
その第1特徴構成は、
前記ケーシングが、一対のケース単位体を合わせ面で接続して、前記繰出し手段と前記電動モータとを収納する収納空間を形成する2つ割り構造にて構成され、
前記電気配線を接続並びに分離自在なコネクタにおける粉粒体散布装置側の接続具が、前記ケース単位体の合わせ面にて挟み込む状態で前記ケーシングに装着されている点にある。
図1に示すように、乗用型田植機は、操向操作自在な左右一対の前輪1及び左右一対の後輪2を備えた走行機体3の前部側に、エンジン4及びミッションケース5を備え、走行機体3の中央部にステアリングハンドル6等を装備した操縦部7と運転座席8とを備えて構成され、又、走行機体3の左右両側に予備苗のせ台9が配設されている。走行機体3の後方には、リフトシリンダ10の操作によりリンク機構11を介して昇降操作自在に苗植付装置12が連結され、その苗植付装置12の後方に、粉粒体としての例えば除草剤等の薬剤を散布する粉粒体散布装置としての薬剤散布装置13が備えられている。図2に示すように、苗植付装置12は4条植型式に構成されている。ミッションケース5には、変速レバー16を操作することにより変速操作される静油圧式の無段変速装置(図示せず)が備えられている。
又、苗植付装置12には、苗のせ台20が左右に一定ストロークで往復横送り駆動自在に備えられており、苗のせ台20がストロークエンドに達する毎に、載置された苗を所定量だけ下方に送るベルト式の縦送り装置21が苗のせ台20に備えられている。
図1〜図3に示すように、左右両側の伝動ケース15に夫々固定されて架設された支持フレーム23Aの中間部から支柱23Bを固定立設してあり、この支柱23Bの上部に、
苗植付け状態において田面から設定距離上方に位置する状態で薬剤散布装置13が支持される構成となっている。そして、図4及び図5に示すように、薬剤散布装置13は、薬剤を貯留する貯留部としての貯留ホッパー24と、その貯留ホッパー24の下部に位置して貯留される薬剤を繰り出す繰出し手段としての繰出し機構25と、繰り出されて供給経路としての案内通路26(図5参照)を通して落下供給される薬剤を拡散させる回転式の拡散手段としての拡散放出機構27と、繰出し機構25の作動を制御するための電気制御ユニット28とを備えて構成されている。
この構成では、通過用開口31の下方側では、シャッター部材33だけが存在しており、シャッター部材33の下方には他の部材が存在しないので、薬剤が詰まり難い構成となっている。
図9に示すように、このスリット孔43の上側には、開口形成板32とシャッター部材33とを水平姿勢で保持するための幅広案内部44が形成されており、この幅広案内部44の上面には、通過用開口31に向かうほど下方に傾斜する傾斜面45が全幅にわたって形成されている。又、スリット孔43の上側における幅方向両側部には、開口形成板32の浮き上がりを防止する両側ガイド部46が形成されている。
薬剤の拡散放出方向(開き角度)を変更調整するにあたって、ボルトBoの緩み操作により位置調整する構成に代えて、拡散方向調整板59,60を、天井壁部58Aに対して縦軸芯周りで回動自在に且つ摩擦により位置保持する状態で取り付け、手動操作にて摩擦保持力に抗して任意の操作位置に位置変更可能に構成するものでもよい。
図14に示すように、制御装置66は電気制御ユニット28に備えられている。そして、走行機体3には充電式のバッテリーが搭載されておらず、エンジン4によって駆動される外部電源としての発電機61(例えば、前照灯等を点灯させるために設けられる発電機等)にて発電された電力が電気制御ユニット28に供給されるように構成されている。走行機体3にはバッテリーが搭載されていないので、エンジン4はリコイル式の始動装置(図示せず)により始動される構成となっている。
ロータリースイッチRSが「A」位置に操作されると、散布量調節器68の操作位置が最小調節位置から最大調節位置に変化するに伴って、ソレノイド34を開状態に切り換える開作動用の設定時間(薬剤の繰出し量に相当)(以下、開作動時間と称する)が漸次増大する形態で変化する調節操作状態であって且つ散布量調節器68の操作位置が同じであるときの開作動時間が少ない状態となる第1調節操作状態T1が設定される(図16参照)。
又、図5に示すように、ケーシング29の下面における下部合わせ面部分w1における最も下方に位置する箇所、すなわち、接続具78Aの上部側箇所を左右両側から挟み込み装着するための装着箇所としての前記取り付け部90に、水抜き孔としての水抜き用の開口kが形成されており、ケーシング29内に水分が浸入してもこの開口kを通して外方に排出されるように構成されている。
その結果、作業終了後に走行機体3や苗植付装置12等を水洗いするような場合に、バックル機構87を外すことで薬剤散布装置13全体を取り外しておくことができる。
図15に示すように、エンジン4を始動してロータリースイッチRSが「切」位置から「A」位置又は「B」位置に操作されて制御装置66が起動すると、通常作業モードに設定され、受止め体51が通常作業用回転数で回転するように電動モータ41を駆動制御する。そして、計量スイッチ74が操作されない状態で、乗用型田植機による苗植付け作業を開始し、縦送り検出センサ82が縦送り装置21の送り作動が設定回数行われたことを検出して、その縦送り検出センサ82から検出信号(繰出し用作業信号の一例)が入力されると、その度に、上述したようにして設定される開作動時間が経過する間だけ、シャッター部材33を開状態に切り換え、その後に閉状態に戻すようにソレノイド34の作動を制御する開作動操作(通常用繰出し作動)を実行する。
このように、計量用モードに切り換わるには計量スイッチ74を長押しする必要があり、誤って短時間だけ操作した場合に、作業者の意に反して計量用モードに切り替わらないようにしている。
(1)上記実施形態では、コネクタ78における薬剤散布装置側の接続具78Aが、下向きに開口する差込み口78A1を備えて、外部電源側の接続具78Bが下方側から上方に向けて差し込み装着される状態で、ケーシング29の下面に設けられるものを示したが、このような構成に代えて、接続具78Aが差込み口78A1を横向きに開口する状態で設けられる構成や、接続具78Aがケーシング29の横側面や上面に設けられる構成としてもよい。
又、上記実施形態では、ケーシング29の形状として、左右両側で分割される分割ケーシング部分29a,29bを合わせるようにしたが、ケーシング29としては、上下で分割される構成や前後で分割される構成等、種々の形態で実施することができる。
すなわち、制御装置66が、電源投入されて起動すると、計量用回転数で回転させるように拡散放出機構27の作動を制御する予備モードに設定されるように構成され、その予備モードにおいて手動操作式の計量指令手段としての計量スイッチ74により計量の開始が指令されると計量用モードに切り換えられ、予備モードにおいて作業の開始が指令されると通常作業モードに切り換えられるように構成するものでよい。
エンジン4を始動してロータリースイッチRSが「切」位置から「A」位置又は「B」位置に操作されて制御装置66が起動すると、受止め体51が計量用回転数で回転するように電動モータ41を駆動制御する(予備モード)。そして、その後、計量スイッチ74がオン操作されると、受止め体51が計量用回転数で回転するように電動モータ41を駆動制御するとともに、通常作業モードにおける繰出し量と同等な繰出し量にて薬剤を繰り出すように、設定回数だけソレノイド34の開作動操作(計量用繰出し作動)を繰り返し実行する。
(6−1)制御装置66が、計量用モードにおける計量用駆動状態として、上記実施形態と同様に、所定量の薬剤を繰り出すのに必要なものとして予め設定される設定回数だけ繰出し機構25を開状態に切り換えて、繰出し機構25により設定量の薬剤を繰出してその繰出し作動を停止するまでの間は、拡散放出機構27における電動モータ41の回転を停止させておく。そして、繰出し機構25による薬剤の繰出し作動が停止したのちに、設定時間(例えば、数秒間)だけ電動モータ41を回転させて、受止め体51に載置されている薬剤を外方の回収容器(図示せず)に放出させるように拡散放出機構27における電動モータ41の作動を制御する構成。
(6−2)制御装置66が、計量用モードにおける計量用駆動状態として、上記実施形態と同様に、所定量の薬剤を繰り出すのに必要とされる予め設定される設定回数だけ繰出し機構25を開状態に切り換えて、繰出し機構25により設定量の薬剤を繰出してその繰出し作動を停止するまでの間、所定の短時間(例えば数秒間)ずつ回転状態と回転停止状態とを交互に現出させる形態で拡散放出機構27における電動モータ41の作動を制御する構成。
(7−1)2位置に切り換え自在なトグル式の切換スイッチや、一対の押し操作式の切換スイッチにて構成するもの。
(7−2)手動操作式の切換操作具を用いるのではなく、走行機体3側から切り換え用の操作情報が指令されて、その指令情報に基づいて、調整操作状態を切り換える構成としてもよい。例えば、走行機体3の操縦部7に備えられた操作具(図示せず)の情報がコネクタ78にて接続分離自在な配線77を介して制御装置66に伝えられる構成や、あるいは、走行機体3側の制御装置に出荷国や出荷地域ごとに予め設定されている切換用情報が、出荷時の本機側の設定変更に伴って配線77を介して制御装置66に伝えられる構成でもよい。
(7−3)粉粒体の種類は2種類に限らず、3種類以上の粉粒体に対応すべく、3つ以上の調節操作状態に切り換える構成としてもよい。
25 繰出し手段
27 拡散手段
29 ケーシング
29A 下面
29a,29b ケース単位体
40,42 収納空間
41 電動モータ
61 外部電源
77 電気配線
78 コネクタ
78A 接続具
78A1 差込み口
78B 外部電源側の接続具
90 膨出部
k 水抜き孔
Si シール材
w 合わせ面
Claims (6)
- 貯留部に貯留される粉粒体を繰出す繰出し手段と、電動モータにて回転駆動されて前記繰出し手段から繰り出される粉粒体を圃場に拡散放出させる回転式の拡散手段とが、ケーシングに収納される状態で備えられ、外部電源から電気配線を介して前記電動モータに電力が供給されるように構成されている粉粒体散布装置であって、
前記ケーシングが、一対のケース単位体を合わせ面で接続して、前記繰出し手段と前記電動モータとを収納する収納空間を形成する2つ割り構造にて構成され、
前記電気配線を接続並びに分離自在なコネクタにおける粉粒体散布装置側の接続具が、前記ケース単位体の合わせ面にて挟み込む状態で前記ケーシングに装着されている粉粒体散布装置。 - 前記接続具は、下向きに開口する差込み口を備えて、外部電源側の接続具が下方側から上方に向けて差し込み装着されるように構成されている請求項1記載の粉粒体散布装置。
- 前記接続具が、前記ケーシングの下面に設けられている請求項1又は2記載の粉粒体散布装置。
- 前記ケーシングにおける前記合わせ面の接続箇所に防水用のシール材が設けられている請求項1〜3のいずれか1項に記載の粉粒体散布装置。
- 前記ケーシングにおける前記接続具の装着箇所に水抜き孔が形成されている請求項1〜4のいずれか1項に記載の粉粒体散布装置。
- 前記ケーシングにおける前記合わせ面の接続箇所にケース外方側に膨出した膨出部が形成され、その膨出部に前記接続具が装着されている請求項1〜5のいずれか1項に記載の粉粒体散布装置。
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