JP5490630B2 - 組立建物 - Google Patents

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Description

本発明は、屋根葺き材に太陽電池パネルを用いた組立建物に関する。
従来、カーポート、テラス屋根、バルコニー屋根等の組立建物において、屋根葺き材に太陽電池パネルを用いたものがある。太陽電池パネルは、下面に端子箱を備えており、端子箱からケーブルが延びていて、太陽電池パネル同士を直列に配線し、さらにインバータに接続されている。その際、このケーブルが露出して下方から見える状態であると、意匠性が悪く、また誤って接触して損傷するおそれがある。そこで特許文献1の発明は、屋根骨組に上向きに開口する溝部を形成し、溝部内にケーブルを収容することで、ケーブルが露出しないようにしてある。
特開2001−55782号公報
しかしながら、特許文献1の発明では、端子箱や、端子箱と溝部の間部分のケーブルは、下方から見えてしまっていた。また、溝部が上向きに開口しているので、太陽電池パネルと溝部の間の狭い隙間からケーブルの収容及び取り出しをしなければならず、施工時やメンテナンス時の作業性が悪かった。
本発明は、上記事情を鑑みたものであり、屋根葺き材に太陽電池パネルを用いており、端子箱や端子箱から延びるケーブルを容易に隠蔽できる組立建物を提供することを目的とする。
本発明のうち請求項1の発明は、棟桁と、軒桁と、垂木と、太陽電池パネルと、カバー材とを備え、太陽電池パネルは、下面に端子箱を備えるものであって、端子箱が棟桁又は軒桁の何れかに沿って並ぶように、棟桁と、軒桁と、垂木とにより支持してあり、カバー材は、棟桁側又は軒桁側の何れかに着脱自在に取り付けてあって、端子箱から延びるケーブルを受けており、且つ下方から端子箱及びケーブルを隠蔽する幅を有していることを特徴とする。
本発明のうち請求項2の発明は、棟桁と、軒桁と、垂木と、梁と、太陽電池パネルと、カバー材と、隠蔽部材と、縦カバーとを備え、太陽電池パネルは、下面に端子箱を備えるものであって、端子箱が棟桁又は軒桁の何れかに沿って並ぶように、棟桁と、軒桁と、垂木とにより支持してあり、カバー材は、棟桁側又は軒桁側の何れかに着脱自在に取り付けてあって、下方から端子箱を隠蔽し、且つ端子箱から延びるケーブルを受けており、棟桁及び軒桁が梁に載置してあり、ケーブルが梁に沿って延びており、隠蔽部材は梁に取り付けてあり上面が開放していて、ケーブルを下方から隠蔽しており、縦カバーは、棟桁又は軒桁と梁とが交差する部分における棟桁又は軒桁の側面の、カバー材と隠蔽部材との間の位置に取り付けてあり、下端が隠蔽部材の上面に臨んでいて、カバー材から隠蔽部材へ延びるケーブルを覆っていることを特徴とする。
本発明のうち請求項3の発明は、棟桁と、軒桁と、垂木と、太陽電池パネルと、収納部材と、蓋部材とを備え、太陽電池パネルは、下面に端子箱を備えるものであって、棟桁と、軒桁と、垂木とにより支持してあり、端子箱及び端子箱から延びるケーブルは、棟桁側又は軒桁側の何れかにおいて下方から隠蔽して配置してあり、収納部材は、内側を向いた開口部を有しており、妻垂木に取り付け自在であって、ケーブルが収納部材に収容してあり、開口部が蓋部材により塞いであり、収納部材の上面には窓部が形成してあり、収納部材の長手方向端部が開口していて、ケーブルが窓部から入り長手方向端部へ抜けることを特徴とする。
本発明のうち請求項1の発明によれば、カバー材により端子箱及び端子箱から延びるケーブルが隠蔽されているので、意匠性が良好であり、誤って切断されるおそれもない。また、施工時にはカバー材を取り付けるだけでケーブルを隠蔽でき、メンテナンス時にはカバー材を取り外すだけでケーブルを露出させることができるので、作業性が良好である。
本発明のうち請求項2の発明によれば、棟桁又は軒桁に沿って延びるケーブルを梁に集合させ、経路を一まとめにできる。また、梁に取り付けた隠蔽部材によってケーブルが隠蔽されているので、意匠性が良好であり、誤って切断されるおそれもない。
本発明のうち請求項3の発明によれば、端子箱及び端子箱から延びるケーブルが隠蔽されているので、意匠性が良好であり、誤って切断されるおそれもない。また、収納部材は開口部が内側を向いているので、ケーブルの収容及び取り出しが容易である。さらに、収納部材は妻垂木に取り付け自在であるから、屋根の両端の妻垂木の何れかを選択して収納部材を取り付けることで、ケーブルの経路を自在に変更できる。
図6のA−A線断面図である。 図6のB−B線断面図である。 図6のC−C線断面図である。 図6のD−D線断面図である。 図2のE−E線断面図である。 組立建物の第一実施形態の平面図である。 組立建物の第一実施形態の正面図である。 組立建物の第二実施形態の正面方向部分断面図である。 組立建物の第二実施形態の側面方向部分断面図である。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。本発明の組立建物は種々の用途に用いられるが、ここではカーポートの場合を示す。なお、以下において前後左右とは図6における上下左右を示すものとする。この第一実施形態のカーポートは、二台の車をとめられるものであり、図6及び図7に示すように、二本の左右に延びる梁8が前後に配置してあり、各梁8の両端は柱9で支持して門形に組んである。梁8には二枚の屋根100が左右に並んで載置してあり、各屋根100は、中央を前後に延びる棟桁1と、その左右両側を前後に延びる軒桁2と、棟桁1から左右それぞれの軒桁2へ横架した垂木3とを有する。垂木3は前後にわたって八本が等間隔に配置してあり、両端(前端と後端)の垂木3を特に妻垂木3aとよぶ。そして、棟桁1と、軒桁2と、垂木3とで囲まれたそれぞれの領域に、屋根葺き材として太陽電池パネル4を取り付けてある。
続いて、図1〜図5の断面図により、各部の形状・構造について詳述する。棟桁1は、断面略矩形であり、上面中央に凸部11を有し、凸部11の左右両側にパネル支持面12を有し、さらにその左右両側のパネル支持面12より低い位置に垂木支持面13を有する。また、下面には梁8との連結に用いる係合溝14を有する。軒桁2は、断面略矩形であり、上面にはパネル支持面22を有し、その棟桁1側のパネル支持面22より低い位置に垂木支持面23を有しており、さらに棟桁1側の反対側面からは略L字形の樋部25が延出している。また、下面には棟桁1と同様の係合溝24を有する。なお、軒桁2の垂木支持面23は、棟桁1の垂木支持面13よりも低い位置にある。垂木3(妻垂木3aを除く)は、断面略凸形であり、上面中央に凸部31を有し、凸部31の前後両側にパネル支持面32を有する。また、妻垂木3aは、垂木3を二分割した形状であり、凸部31aと、凸部31aの内側のパネル支持面32aとを有する。梁8は、断面略矩形であり、前後面の上端に略L字形の爪部81を有する。柱9は、断面略矩形であり、梁8と柱9とは略L字形の継手82により連結してある。
太陽電池パネル4は、略矩形の平板状の強化ガラスでセルを覆ったものであり、下面の角部二箇所に略直方体形の端子箱41を有しており、端子箱41からはケーブル42が延びている。そして、太陽電池パネル4の四辺には、フレーム43を取り付けてある。フレーム43は、断面略矩形の支持部44と、支持部44の上面に設けた略コ字形の嵌合部45とを有し、太陽電池パネル4の端部を嵌合部45に嵌め込んである。
そして組み立てに際しては、まず柱9を立設し、梁8を横架して門形に組み、棟桁1及び軒桁2を梁8に載置する。棟桁1及び軒桁2と、梁8とは係合金具83により連結する。すなわち、係合金具83は、平板状の基部84と、略J字形の係合部85とを有し、係合部85が梁8の爪部81と係合し、基部84を棟桁1の係合溝14及び軒桁2の係合溝24に挿入してネジ止めしてある。そして、垂木3(妻垂木3aを含む)の両端を棟桁1の垂木支持面13及び軒桁2の垂木支持面23に載置し、それぞれネジ止めする。軒桁2の垂木支持面23は棟桁1の垂木支持面13よりも低い位置にあるから、垂木3は棟桁1から軒桁2へ向けて下方に傾斜する(本実施形態では約二度)。さらに、このようにして組んだ棟桁1、軒桁2及び垂木3(妻垂木3aを含む)に囲まれたそれぞれの領域に、屋根葺き材として太陽電池パネル4を取り付ける。太陽電池パネル4は、各辺に取り付けたフレーム43の支持部44を、棟桁1のパネル支持面12、軒桁2のパネル支持面22及び垂木3のパネル支持面32(妻垂木3aのパネル支持面32a)に載置する。この際、各太陽電池パネル4は、それぞれの二つの端子箱41が棟桁1に沿って並ぶ向きとする。そして、棟桁1の凸部11及び垂木3(妻垂木3a)の凸部31(31a)の上面にそれぞれ押さえ材16,36(36a)をネジ止めし、押さえ材16,36(36a)により太陽電池パネル4を上面から押圧してあり、さらに軒桁2に載置したフレーム43をパネル支持面22にネジ止めして、太陽電池パネル4を固定している。なお、押さえ材16,36(36a)の太陽電池パネル4と接する部分には、乾式の気密材を取り付けてある。また、左右に並べた二枚の屋根100の対向する樋部25の上端同士を、連結金具101により連結し、両屋根100の間の隙間を塞いである。
棟桁1に沿って並ぶ端子箱41からはケーブル42が延びており、前後に隣接する太陽電池パネル4同士が直列に接続されている。このままではこの端子箱41及びケーブル42が下方から見える状態なので、棟桁1の左右両側面に、カバー材5をネジ止めしてある。カバー材5は、棟桁1の側面から水平方向に延び、端部が上向きに傾斜している。その先端は垂木3の下面に接する直前まで延び、下方から端子箱41を隠蔽している。また、端子箱41から延びるケーブル42をカバー材5が受けており、ケーブル42を支持するとともに下方から隠蔽している。
前後に隣接する太陽電池パネル4同士を直列に接続し、棟桁1に沿って延びる各ケーブル42は、カーポートの後側に集合し、後側の妻垂木3aに沿って左方へ延び、さらに左端の軒桁2に沿って前方へ延び、後側の梁8の左端に取り付けた接続箱102へ到達する。前後の妻垂木3aの外側面には、妻垂木3aより下方へ延びる略平板状の外面板33が取り付けてあり、後側の外面板33の前側面の下端には、断面略コ字形状の収納部材6が、開口部61を前側に向けて取り付けてある。収納部材6は、各屋根100の左右の軒桁2の間にわたって設けてあり、上面視してカバー材5と交差する位置には窓部62が形成してある。一方、カバー材5の当該位置にも窓部51が形成してあり、ケーブル42はカバー材5の窓部51及び収納部材6の窓部62を通って収納部材6に収容され、妻垂木3aに沿って延びる。そして開口部61には蓋部材7が取り付けてあり、ケーブル42が隠蔽されている。なお、カバー材5の窓部51と収納部材6の窓部62との間には、断面略コ字形状の縦カバー52を取り付けて、ケーブル42を覆っている。また、カーポートの中央の軒桁2の下側には、左右の収納部材6を連通する下部収納部材6aが取り付けてあり、右側の棟桁1から左側へ延びるケーブル42が、下部収納部材6aを通って軒桁2の下を通過している。下部収納部材6aは、収納部材6と同様、断面略コ字形状で開口部61aが前側を向いており、開口部61aには蓋部材7aが取り付けてある。そして、左端の軒桁2の右側面には、収納部材6を前方へ延長する延長収納部材6bが取り付けてあり、ケーブル42が収容されて前方へ延びている。延長収納部材6bも、収納部材6と同様、断面略コ字形状で開口部61bが右側を向いており、開口部61bには蓋部材7bが取り付けてある。延長収納部材6bは、後側の妻垂木3aから後側の梁8の位置まで延びており、延長収納部材6bを出たケーブル42は、接続箱102へと延びている。接続箱102からは、出力ケーブル103が延びており、左後側の柱9に沿って設けた筒部材91の内部を通って、出力先まで延びている。
このように構成したカーポートは、棟桁部分においては、カバー材により端子箱及び端子箱から延びるケーブルが隠蔽されているので、意匠性が良好であり、誤って切断されるおそれもない。また、施工時にはカバー材を取り付けるだけでケーブルを隠蔽でき、メンテナンス時にはカバー材を取り外すだけでケーブルを露出させることができるので、作業性が良好である。さらに、妻垂木部分においては、収納部材(下部収納部材、延長収納部材を含む)及び蓋部材によりケーブルが隠蔽されているので、意匠性が良好であり、誤って切断されるおそれもない。また、収納部材は開口部が内側を向いているので、ケーブルの収容及び取り出しが容易である。さらに、収納部材は妻垂木に取り付け自在であるから、屋根の前後端の妻垂木の何れかを選択して収納部材を取り付けることで、ケーブルの経路を自在に変更できる。また、太陽電池パネルが強化ガラスからなり撓みにくいこと、及び棟桁から軒桁にかけては一枚の太陽電池パネルが横架しておりその途中に桁等がないことから、太陽電池パネルの傾斜が緩やか(約二度)であっても、棟桁側から軒桁側へ向けての水はけがよく、屋根上面にゴミ等がたまりにくい。さらに、太陽電池パネルの傾斜が緩やかであるから、棟桁を介して隣接する太陽電池パネル同士に日当たりムラが生じにくい。また、太陽電池パネルはフレームで枠組みされているから、パネル表面のフィルムが剥がれにくく、またフレームにより補強されていることから施工性がよい。さらに、太陽電池パネルは、フレームを棟桁、軒桁及び垂木に載置し、且つフレームを押さえ材で押圧して固定するので、パネル自体は加重を受けることがなく、パネル自体に重量があるから、押さえ材は水密を確保する程度の押圧力を加えれば十分である。また、押さえ材に乾式の気密材を取り付けてあるから、押さえ材によりパネルの固定と水密の確保を同時に行うことができるので、施工性がよい。
次に、本発明の組立建物の第二実施形態について、図8及び図9に基づき説明する。第二実施形態も第一実施形態と同様に、二本の左右に延びる梁8が前後に配置してあり、各梁8の両端は柱9で支持して門形に組んであって、梁8には二枚の屋根100が左右に並んで載置してある。各屋根100は、中央を前後に延びる棟桁1と、その左右両側を前後に延びる軒桁2と、棟桁1から左右それぞれの軒桁2へ横架した垂木3とを有し、屋根葺き材として太陽電池パネル4が取り付けてある。各太陽電池パネル4はそれぞれの二つの端子箱41が棟桁1に沿って並ぶ向きとしてあり、各端子箱41からはケーブル42が延びており、前後に隣接する太陽電池パネル4同士が直列に接続されている。そして棟桁1の左右両側面には、カバー材5をネジ止めしてあり、カバー材5が下方から端子箱41を隠蔽し、且つ、端子箱41から延びるケーブル42を受けるとともに下方から隠蔽している。このように、第二実施形態の全体構成は第一実施形態と同じであり、図8は図6のB−B線断面図、図9はC−C線断面図に相当する。
そして第一実施形態と異なる点は、第一実施形態においては、棟桁1に沿って延びる各ケーブル42が、カーポートの後側に集合し、後側の妻垂木3aに沿って左方へ延びているのに対し、第二実施形態においては、ケーブル42が後側の梁8の前側に集合し、梁8に沿って左方へ延びている点である。このため、梁8の前側面には隠蔽部材5aがネジ止めしてある。この隠蔽部材5aは、棟桁1のカバー材5と略同一形状で、梁8の前側面から略水平方向に延び、端部が上向きに傾斜している。そして、棟桁1のカバー材5には、上面視して梁8の隠蔽部材5aと交差する位置に窓部51が形成してあり、棟桁1のカバー材5によって支持されたケーブル42が、窓部51を通って梁8の隠蔽部材5aに支持され、梁8に沿って延び、後側の梁8の左端に取り付けた接続箱へ到達する。このように、梁8の隠蔽部材5aも、棟桁1のカバー材5と同様に、ケーブル42を支持するとともに下方から隠蔽している。なお、棟桁1のカバー材5の窓部51と梁8の隠蔽部材5aとの間には、断面略コ字形状の縦カバー52を取り付けて、ケーブル42を覆っている。
このように構成することにより、二本の棟桁のそれぞれに沿って延びるケーブルを梁に集合させ、経路を一まとめにできる。そして、接続箱を梁に取り付けた場合には、ケーブルの経路を最短にすることができる。また、梁に沿うケーブルも隠蔽されているので、意匠性が良好であり、誤って切断されるおそれもない。さらに、施工時には隠蔽部材を取り付けるだけでケーブルを隠蔽でき、メンテナンス時には隠蔽部材を取り外すだけでケーブルを露出させることができるので、作業性が良好である。
本発明は、上記の実施形態に限定されない。屋根は一枚でも三枚以上でもよいし、棟桁と軒桁を一本ずつ備える片持ち屋根であってもよい。また、太陽電子パネルは、端子箱が軒桁に沿って並ぶ向きとしてもよいが、棟桁に沿って並べるほうが、端子箱及びケーブルが水上側に位置するので好ましい。さらに、この組立建物の用途はカーポートに限られず、テラス屋根やバルコニー屋根等であってもよい。また、第二実施形態において、梁に取り付ける隠蔽部材は、カバー材と同一形状のものの替わりに、第一実施形態の妻垂木に設けた収納部材と同様のものであって、ケーブルを収容して蓋部材で隠蔽するものであってもよく、この場合ケーブルの収容及び取り出しが容易である。
1 棟桁
2 軒桁
3 垂木
3a 妻垂木
4 太陽電池パネル
5 カバー材
5a 隠蔽部材
6 収納部材
7 蓋部材
8 梁
41 端子箱
42 ケーブル
61 開口部

Claims (3)

  1. 棟桁と、軒桁と、垂木と、太陽電池パネルと、カバー材とを備え、太陽電池パネルは、下面に端子箱を備えるものであって、端子箱が棟桁又は軒桁の何れかに沿って並ぶように、棟桁と、軒桁と、垂木とにより支持してあり、カバー材は、棟桁側又は軒桁側の何れかに着脱自在に取り付けてあって、端子箱から延びるケーブルを受けており、且つ下方から端子箱及びケーブルを隠蔽する幅を有していることを特徴とする組立建物。
  2. 棟桁と、軒桁と、垂木と、梁と、太陽電池パネルと、カバー材と、隠蔽部材と、縦カバーとを備え、太陽電池パネルは、下面に端子箱を備えるものであって、端子箱が棟桁又は軒桁の何れかに沿って並ぶように、棟桁と、軒桁と、垂木とにより支持してあり、カバー材は、棟桁側又は軒桁側の何れかに着脱自在に取り付けてあって、下方から端子箱を隠蔽し、且つ端子箱から延びるケーブルを受けており、棟桁及び軒桁が梁に載置してあり、ケーブルが梁に沿って延びており、隠蔽部材は梁に取り付けてあり上面が開放していて、ケーブルを下方から隠蔽しており、縦カバーは、棟桁又は軒桁と梁とが交差する部分における棟桁又は軒桁の側面の、カバー材と隠蔽部材との間の位置に取り付けてあり、下端が隠蔽部材の上面に臨んでいて、カバー材から隠蔽部材へ延びるケーブルを覆っていることを特徴とする組立建物。
  3. 棟桁と、軒桁と、垂木と、太陽電池パネルと、収納部材と、蓋部材とを備え、太陽電池パネルは、下面に端子箱を備えるものであって、棟桁と、軒桁と、垂木とにより支持してあり、端子箱及び端子箱から延びるケーブルは、棟桁側又は軒桁側の何れかにおいて下方から隠蔽して配置してあり、収納部材は、内側を向いた開口部を有しており、妻垂木に取り付け自在であって、ケーブルが収納部材に収容してあり、開口部が蓋部材により塞いであり、収納部材の上面には窓部が形成してあり、収納部材の長手方向端部が開口していて、ケーブルが窓部から入り長手方向端部へ抜けることを特徴とする組立建物。
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