JP5486997B2 - ユーザ支援システム、ユーザ支援方法、管理サーバ及び携帯情報端末 - Google Patents

ユーザ支援システム、ユーザ支援方法、管理サーバ及び携帯情報端末 Download PDF

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Description

本発明は、携帯情報端末のユーザを支援する技術に関する。
携帯電話や携帯情報端末が広く普及し、いまやほとんどの人が携帯電話や携帯情報端末などを所有している状況にある。利用頻度の高い携帯電話や携帯情報端末などを、家電製品などを遠隔操作するためのリモートコントローラとして機能させるための制御プログラムも提供されている。
制御プログラムをユーザの携帯情報端末などに提供する際に、被制御装置に対するユーザの操作履歴などからユーザの習熟度を推定し、ユーザに適した制御プログラムを提供するサービスがあれば便利である。ユーザの操作履歴を示すログ情報を収集して解析する技術として、例えば特許文献1が挙げられる。
特開2003−58395号公報(対応する米国特許第7,558,820号公報)
しかし、ユーザが制御プログラムを何度も利用することによって操作に慣れ、より高度な操作が可能な制御プログラムを求めたり、逆に、しばらく被制御装置を使用しなかったために操作を忘れてしまい、より簡単な操作が可能な制御プログラムを求めたりすることもある。このようなユーザの変化に適切に対応する技術が求められる。
そこで本発明は、携帯情報端末のユーザを支援し、ユーザの利便性を向上させる技術を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明のある態様の管理サーバは、携帯情報端末により被制御装置を遠隔制御するための制御プログラムとして、前記携帯情報端末のユーザの前記被制御装置に対する操作の習熟度に応じて複数の種別の制御プログラムを格納する制御プログラム保持部と、前記携帯情報端末から、前記制御プログラムの要求を受け付ける制御プログラム要求受付部と、前記被制御装置の機器情報を取得する機器情報取得部と、前記被制御装置に対するユーザの操作履歴を取得する履歴取得部と、前記操作履歴に基づいて、前記携帯情報端末へ送信すべき制御プログラムの種別を判定する制御プログラム判定部と、判定された種別の制御プログラムを前記制御プログラム保持部から読み出して前記携帯情報端末へ送信する制御プログラム送信部と、以前に前記携帯情報端末へ送信した制御プログラムのバージョンが、前記制御プログラム保持部に格納されている制御プログラムの最新のバージョンであるか確認し、最新のバージョンでなければ、前記制御プログラム送信部に最新のバージョンの制御プログラムを前記携帯情報端末へ送信させるバージョン管理部と、を備え、前記制御プログラム判定部は、前記制御プログラム送信部が最新のバージョンの制御プログラムを前記携帯情報端末へ送信するときに、再び、前記被制御装置に対するユーザの操作履歴を取得し、前記操作履歴に基づいて、前記携帯情報端末へ送信すべき制御プログラムの種別を判定する。
本発明のある態様の携帯情報端末は、被制御装置の機器情報を前記被制御装置から取得する機器情報取得部と、前記被制御装置の機器情報を通知しつつ、前記被制御装置を遠隔制御するための制御プログラムの送信を管理サーバへ要求する制御プログラム要求部と、前記管理サーバから取得した前記制御プログラムを制御プログラム保持部に格納する制御プログラム取得部と、前記制御プログラム保持部に格納された制御プログラムを実行して、前記被制御装置を遠隔制御する制御プログラム実行部と、前記制御プログラムによる前記被制御装置に対する操作履歴を履歴保持部に記録する履歴記録部と、前記履歴保持部に保持された操作履歴を前記管理サーバへ送信する履歴送信部と、前記制御プログラム保持部に格納された制御プログラムが、最新のバージョンであるか否かを前記管理サーバへ確認するバージョン確認部と、を備え、前記制御プログラム保持部に格納された制御プログラムが、最新のバージョンでなかった場合、前記制御プログラム取得部は、前記管理サーバから、前記操作履歴に基づいて判定された種別の最新のバージョンの制御プログラムを取得する。
なお、以上の構成要素の任意の組合せ、本発明の表現を方法、装置、システム、記録媒体、コンピュータプログラムなどの間で変換したものもまた、本発明の態様として有効である。
本発明によると、携帯情報端末のユーザの利便性を向上させる技術を提供することができる。
実施の形態に係るユーザ支援システムの構成を示す図である。 図2(a)は、実施の形態に係る携帯情報端末が閉状態にあるときの前面図であり、図2(b)は、実施の形態に係る携帯情報端末が開状態にあるときの前面図である。 図3(a)は、実施の形態に係る携帯情報端末の上面を示す図であり、図3(b)は、実施の形態に係る携帯情報端末の下面を示す図である。 図4(a)は、実施の形態に係る携帯情報端末の左側面を示す図であり、図4(b)は、実施の形態に係る携帯情報端末の右側面を示す図である。 実施の形態に係る携帯情報端末の回路構成を示す図である。 実施の形態に係る携帯情報端末のコンピュータアーキテクチャを模式的に示す図である。 実施の形態に係る携帯情報端末の機能構成を示す図である。 実施の形態に係るテレビジョン装置の回路構成を示す図である。 実施の形態に係るテレビジョン装置の機能構成を示す図である。 実施の形態に係る管理サーバの回路構成を示す図である。 実施の形態に係る管理サーバの機能構成を示す図である。 実施の形態に係る制御プログラムデータベースの内部データの例を示す図である。 実施の形態に係るユーザデータベースの内部データの例を示す図である。 初心者向けの制御プログラムがディスプレイに表示した画面の例を示す図である。 中級者向けの制御プログラムがディスプレイに表示した画面の例を示す図である。 上級者向けの制御プログラムがディスプレイに表示した画面の例を示す図である。 実施の形態に係るユーザ支援方法の手順を示すシーケンス図である。 実施の形態に係るユーザ支援方法において、制御プログラムのバージョンを管理する手順を示すシーケンス図である。
(第1の実施の形態)
図1は、実施の形態に係るユーザ支援システム1の構成を示す。ユーザ支援システム1は、管理サーバ100と、携帯情報端末10と、被制御装置の一例であるテレビジョン装置200とを備える。管理サーバ100、携帯情報端末10及びテレビジョン装置200は、ネットワークの一例であるインターネット2を介して通信可能に接続される。
携帯情報端末10は、装着されたメモリカード等の記憶媒体に記憶されたプログラム及びデータ、並びに、サーバ等の外部機器と通信して取得したプログラム及びデータを処理するものであり、例えば、ゲームプログラム、画像データ及び音声データを処理する。携帯情報端末10は、後述する無線通信制御部67によりアクセスポイント4との間で無線通信し、アクセスポイント4を介してインターネット2に接続され、同様に、後述する携帯電話網通信制御部69により携帯電話網3との間で無線通信し、携帯電話網3を介してインターネット2に接続される。テレビジョン装置200は、放送を視聴するための装置である。
管理サーバ100は、携帯情報端末10のユーザからの要求に応じて、テレビジョン装置200などの被制御装置を携帯情報端末10により遠隔操作するための制御プログラムを携帯情報端末10へ送信する。このとき、管理サーバ100は、テレビジョン装置200に対するユーザの操作履歴を取得し、操作履歴からユーザの習熟度を推定し、習熟度に合ったユーザインタフェースを備える制御プログラムを送信する。これにより、ユーザは、使いやすい制御プログラムを入手することができる。また、携帯情報端末10によりユーザが所有するさまざまな家電製品などの機器を赤外線通信などを介して遠隔操作することができる環境を提供することができるので、携帯情報端末10の利用促進に寄与することができる。
ここで、携帯情報端末10の外観構成及び回路構成について説明した後、本実施の形態に係るユーザ支援方法を実現するための携帯情報端末10の機能構成を示し、各機能構成の動作の詳細について説明する。つづいて、テレビジョン装置200の回路構成について説明した後、本実施の形態に係るユーザ支援方法を実現するためのテレビジョン装置200の機能構成を示し、各機能構成の動作の詳細について説明する。更に、管理サーバ100の回路構成について説明した後、本実施の形態に係るユーザ支援方法を実現するための管理サーバ100の機能構成を示し、各機能構成の動作の詳細について説明する。最後に、ユーザ支援システム1におけるユーザ支援方法の詳細をシーケンス図を用いて説明する。
[携帯情報端末10の外観構成]
図2(a)(b)は、本実施の形態に係る携帯情報端末10の外観構成を示す。携帯情報端末10は、筐体12と、筐体12内に収納され、前述の処理を実行する端末本体13とを備える。筐体12は、携帯情報端末10を把持するユーザから見て手前側(正面側)に位置する上側筐体20と、上側筐体20の背面側に位置する下側筐体30とを備える。上側筐体20及び下側筐体30は、それぞれ、正面側(使用者に対向する側)から見た場合、左右方向(図2(a)(b)における左右方向)に長い長方形における左右の両端縁を円弧状に膨出させた正面視略長円形状を有し、下側筐体30に対して上側筐体20が僅かに大きく形成されている。
下側筐体30は、上側筐体20寄りの外縁を覆う金属製の枠体52を備え、枠体52の寸法分だけ、下側筐体30は上側筐体20より大きい。上側筐体20及び下側筐体30は、それぞれ略扁平状に形成され、一方に対して他方が上下方向にスライド自在に構成されている。なお、本実施の形態では、上側筐体20及び下側筐体30は合成樹脂により形成されているが、金属により形成されてもよい。
図2(a)は、携帯情報端末10が閉状態にあるときの前面図であり、図2(b)は、携帯情報端末10が開状態にあるときの前面図である。携帯情報端末10の閉状態においては、上側筐体20が下側筐体30の上方にてほぼ完全に重なっており、下側筐体30の前面に設けられた操作キーは外部に露出しない。この閉状態から、下側筐体30を上側筐体20に対してスライドさせると、携帯情報端末10は、下側筐体30の前面に設けられた操作キーが外部に露出する開状態となる。
[正面部の構成]
上側筐体20の正面部の略中央には、上側筐体20内に収納され、かつ、液晶表示パネル上に透明タッチパネルを重ね合わせて構成されたディスプレイ23が設けられる。上側筐体20の、ディスプレイ23に対応した領域には、透光部24が設けられる。ユーザは、透光部24を介して、ディスプレイ23に表示された画像を観察する。なお、ディスプレイ23は、液晶表示パネルに代えて、有機EL(Electro-Liminescence)パネル等の他の表示手段を備えてもよい。
透光部24の左右には、上側筐体20内に収納されたスピーカー(図示省略)からの音声が出力される一対の音声出力口21a及び21bが設けられる。音声出力口21a及び21bの上方には、左右にそれぞれインジケータ25a及び25bが設けられる。左側のインジケータ25aは、後述する無線モジュールによる通信状態を示し、右側のインジケータ25bは、Bluetooth(登録商標)による通信状態を示す。インジケータ25a及び25bは、それぞれ、LED(Light Emitting Diode)により構成されている。上側筐体20の正面部の左側で、かつ、左側の音声出力口21aの下方には、奥行き方向に向かって押下可能なボタン22が設けられている。ボタン22には、実行中のプログラムを切り替えたり、ゲームを終了又は一時中断したりするための機能が割り当てられている。上側筐体20の正面部の右側で、かつ、インジケータ25bの上方には、正面カメラ68aが設けられている。同様に、下側筐体30の背面部上側の左右中央には、背面カメラ68b(図示省略)が設けられている。
下側筐体30の正面部における、下側筐体30に対して上側筐体20を上方にスライドさせた際に露出する領域には、図2(b)に示すように、左側に、上下左右及び斜方の8方向に入力可能な方向キー31a、31b、31c及び31d(「方向キー31」と総称する)が設けられ、右側に、菱形の頂点にそれぞれ位置する4つのボタン36a、36b、36c及び36d(「ボタン36」と総称する)が設けられる。更に、方向キー31及びボタン36に挟まれるように、正面部に沿って摺動可能に構成され、かつ、摺動方向を検出するアナログパッド32が左側に設けられ、上下に並列配置された半円形状の一対のボタンとして、スタートボタン34及びセレクトボタン35が右側に設けられる。アナログパッド32と、スタートボタン34及びセレクトボタン35との間に、マイク33が設けられる。これらの操作キーは、携帯情報端末10が開状態となることで、操作可能となる。
下側筐体30の左側端部には、ストラップ(図示省略)を取り付けるための取付口53が形成されている。取付口53は、前述の枠体52に形成されている。更に、下側筐体30の正面部における左右両端で、上下方向における略中央には、一対のインジケータ54a及び54bが設けられる。左側のインジケータ54aは、メディアカードスロット41を介して端末本体13に装着されたメモリカード(図示省略)に対するデータの読取/記録状態を示す。右側のインジケータ54bは、携帯情報端末10の電源のオン/オフ状態を示す。インジケータ54a及び54bは、それぞれ、LEDにより構成されている。インジケータ54a及び54bは、図2(a)(b)に示すように、それぞれ、上側筐体20と重ならない位置に配置されているので、上側筐体20と下側筐体30とを重ね合わせた状態でも、インジケータ54a及び54bの点灯状態を確認することができる。
[上面部の構成]
図3(a)は、携帯情報端末10の上面を示す。下側筐体30の上面部には、左右方向の両端に一対の左ボタン37a及び右ボタン37bが設けられる。上面部における左側のボタンを左ボタン37aとし、右側のボタンを右ボタン37bとする。左ボタン37a及び右ボタン37bは、略L字状に形成されており、これらのうちの一辺が上面部に沿い、他辺がそれぞれ左側面部及び右側面部に沿うように形成されている。すなわち、左ボタン37a及び右ボタン37bは、上面部と左右の両側面部とに跨るように配置される。上面部の略中央には、スピーカにより出力される音声の音量を増減させるための一対の音量ボタン38a及び38bが設けられる。
[下面部の構成]
図3(b)は、携帯情報端末10の下面を示す。下側筐体30の下面部における左側には、ヘッドホンを接続するためのステレオ入出力端子40が設けられ、右側には、外部機器としてのクレードル(図示省略)と接続するための接続用端子39が設けられる。
[左側面部の構成]
図4(a)は、携帯情報端末10の左側面を示す。下側筐体30の左側面部の上端は、左ボタン37aの一部により覆われている。左側面部の上方には、メモリカードを挿抜するためのメディアカードスロット41が設けられる。メディアカードスロット41には、挿抜口を閉塞するカバーが設けられる。左側面部の下方には、左側面部に沿って摺動自在に設けられたキー42が設けられる。キー42は、無線モジュールのオン/オフ状態を切り替えるためのキーである。
[右側面部の構成]
図4(b)は、携帯情報端末10の右側面を示す。下側筐体30の右側面部の上端は、左側面部と同様に、右ボタン37bの一部により覆われている。右側面部の下方には、右側面部に沿って摺動自在に設けられた電源/ホールドスイッチ50が設けられる。電源/ホールドスイッチ50を上方にスライドさせると、携帯情報端末10の電源がオンされ、再度、上方にスライドさせると、電源がオフされる。電源/ホールドスイッチ50を下方にスライドさせると、他のキーの入力がキャンセルされるホールド状態に切り替えることができる。携帯情報端末10が閉状態にある場合、下側筐体30の前面に設けられた操作キーは外部に露出しないが、ボタン22、左ボタン37a、右ボタン37bは、常に外部に露出している。そのためユーザは、携帯情報端末10の利用を終了するときには、電源/ホールドスイッチ50を下方にスライドさせることで、ボタン22、左ボタン37a、右ボタン37bのキー操作を無効化させ、操作キーの意図しない誤操作を回避することができる。
[携帯情報端末10の回路構成]
図5は、携帯情報端末10の回路構成を示す。表示装置60は、携帯情報端末10の各機能により生成される表示画面を表示する。表示装置60は、前述したように、液晶表示装置であってもよいし、有機EL表示装置であってもよい。タッチパネル61は、表示装置60の上に重ね合わせて設けられ、ユーザの指やペンなどによる接触を検知する。タッチパネル61は、抵抗膜方式、表面型静電容量方式、投影型静電容量方式など、いずれの方式のものであってもよい。前述したように、表示装置60及びタッチパネル61によりディスプレイ23が構成される。
LED62は、前述したインジケータ25a、25b、54a及び54bを構成する。動きセンサ63は、携帯情報端末10の動きを検知する。マイク33は、携帯情報端末10の周辺の音声を入力する。スピーカ64は、携帯情報端末10の各機能により生成される音声を出力する。ステレオ入出力端子40は、外部のマイクからステレオ音声を入力し、外部のヘッドフォンなどへステレオ音声を出力する。入力装置65は、前述した操作キーなどを含み、ユーザの操作入力を受け付ける。以上のタッチパネル61、LED62、動きセンサ63、マイク33、スピーカ64、ステレオ入出力端子40及び入力装置65が、インターフェイス66を介してCPU71等と相互にデータを授受する。
無線通信制御部67は、IEEE802.11b/g等の通信規格に準拠した無線LAN(Wireless Local Area Network)によって構成され、図1に示すように、アクセスポイント4などと無線通信し、アクセスポイント4及びインターネット2を介して、管理サーバ100との通信を制御する。カメラ68は、画像を撮像し、画像データを入力する。携帯電話網通信制御部69は、ITU(国際電気通信連合)によって定められたIMT−2000規格に準拠した第三世代(3rd Generation)デジタル携帯電話方式に対応し、図1に示すように、携帯電話網3及びインターネット2を介して、管理サーバ100との通信を制御する。SIMカード70には、携帯電話の電話番号を特定するための固有のID番号が記録されており、SIMカード70が挿入されることにより、携帯電話網との間の通信が可能となる。カメラ68は、CMOSイメージセンサ(Complementary Metal Oxide Semiconductor Image Sensor)によって構成される正面カメラ68aと、同様にCMOSイメージセンサによって構成される背面カメラ68bとから成り、正面方向と背面方向の画像を各々撮像し、画像データとして出力する。
CPU(Central Processing Unit)71は、メインメモリ73にロードされたプログラムなどを実行し、図6に示す各機能構成を実現する。GPU(Graphics Processing Unit)72は、画像処理に必要な計算を実行する。メインメモリ73は、RAM(Random Access Memory)などにより構成され、携帯情報端末10で動作するプログラムやデータなどを記憶する。ストレージ74は、NAND型フラッシュメモリ(NAND-type flash memory)などにより構成され、携帯情報端末10の各構成により利用されるプログラムやデータなどを記録する。
GPS(Global Positioning System)制御部75は、GPS衛星からの信号を受信し、現在位置を算出する。Bluetooth制御部76は、Bluetoothによる周辺装置15との間の無線通信を制御する。USB制御部77は、UBによる周辺装置15との間の通信を制御する。メモリカード制御部78は、外部メディア16との間のデータの読み書きを制御する。ビデオ出力制御部79は、HDMIなどの規格に基づいて、外部表示装置17へビデオ信号を出力する。赤外線通信制御部59は、テレビジョン装置200との間の赤外線通信を制御する。
[携帯情報端末10のコンピュータアーキテクチャ]
図6は、本実施の形態に係る携帯情報端末10のコンピュータアーキテクチャを模式的に示す。携帯情報端末10では、CPU71やメインメモリ73などのハードウェア5に、オペレーティングシステム(OS:Operating System)6がインストールされ、ゲームアプリケーション8aを動作させるためのゲームライブラリ7aが用意されている。この携帯情報端末10において、家電制御アプリケーション8bを動作させるために、家電制御仮想マシン7bを構築する。これにより、家電制御アプリケーション8bを動作させるための環境がエミュレートされるので、管理サーバ100において、ハードウェアごとに異なる制御プログラムを用意しておく必要がない。このようなプラットフォームは、Androidなどにより構築されてもよい。ここで、Androidとは、2007年11月にGoogle社が発表した、携帯電話でのソフトウェア実行環境である。同社は、世界の携帯電話会社や端末メーカーなど数十社と共同で、Open Handset Alliance(OHA)という業界団体を設立し、関連技術の開発や普及を推進している。Androidは、オープンソースOSのLinuxをベースとしたソフトウェア開発・実行環境で、携帯電話上で動作するOSやミドルウェア、ユーザインタフェースなどのセットを提供する。開発者は、事由にアプリケーションソフトを開発することができ、Androidに対応した端末にダウンロードして動作させることができる。
[携帯情報端末10の機能構成]
図7は、本実施の形態に係る携帯情報端末10の機能構成を示す。図7では、本実施の形態に係るユーザ支援方法を実現するための機能構成を示しており、その他の構成は省略している。図7において、さまざまな処理を行う機能ブロックとして記載される各要素は、ハードウェア的には、CPU71、メインメモリ73、その他のLSIで構成することができ、ソフトウェア的には、メインメモリ73にロードされたプログラムなどによって実現される。したがって、これらの機能ブロックがハードウェアのみ、ソフトウェアのみ、またはそれらの組合せによっていろいろな形で実現できることは当業者には理解されるところであり、いずれかに限定されるものではない。
携帯情報端末10は、制御部80、履歴保持部92及び制御プログラム保持部93を備える。制御部80は主にCPU71により実現され、履歴保持部92及び制御プログラム保持部93は主にメインメモリ73又はストレージ74により実現される。制御部80は、制御プログラム要求部81、機器情報取得部82、制御プログラム取得部83、制御プログラム実行部84、履歴記録部85、履歴送信部86及びバージョン確認部87を備える。
制御プログラム要求部81は、被制御装置であるテレビジョン装置200を遠隔操作するための制御プログラムを携帯情報端末10にインストールする指示をユーザから受け付けると、管理サーバ100へ制御プログラムのダウンロードを要求する。このとき、機器情報取得部82は、赤外線通信制御部59を介して、テレビジョン装置200からテレビジョン装置200の機器情報を取得する。制御プログラム要求部81は、機器情報取得部82が取得したテレビジョン装置200の機器情報を管理サーバ100へ通知し、テレビジョン装置200を遠隔操作するための制御プログラムのダウンロードを要求する。制御プログラム取得部83は、管理サーバ100から制御プログラムを取得して、制御プログラム保持部93に格納する。
制御プログラム実行部84は、ユーザがテレビジョン装置200を遠隔操作するときに、制御プログラム保持部93からテレビジョン装置200用の制御プログラムを読み出して実行する。テレビジョン装置200を操作するための制御信号は、赤外線通信制御部59を介して送信されてもよいし、無線通信制御部67を介して送信されてもよい。履歴記録部85は、制御プログラムにおけるユーザの操作履歴を履歴保持部92に記録する。履歴送信部86は、ユーザの操作履歴を履歴保持部92から読み出して管理サーバ100へ送信する。バージョン確認部87は、制御プログラム保持部93に保持された制御プログラムのバージョンの確認を管理サーバ100に要求し、管理サーバ100に新しいバージョンの制御プログラムが格納されていれば、新しいバージョンの制御プログラムを制御プログラム取得部83にダウンロードさせる。
履歴情報は、後述するように、管理サーバ100において、携帯情報端末10へ送信すべき制御プログラムの種別を判定するために用いられる。履歴送信部86は、制御プログラム実行部84が制御プログラムの実行を開始するときに履歴情報を管理サーバ100へ送信してもよいし、制御プログラム実行部84が制御プログラムの実行を終了したときに履歴情報を送信してもよいし、バージョン確認部87が制御プログラムのバージョンを管理サーバ100に確認するときに履歴情報を送信してもよい。また、テレビジョン装置200からテレビジョン装置200に対するユーザの操作履歴を取得して管理サーバ100へ送信してもよい。
[テレビジョン装置200の回路構成]
図8は、テレビジョン装置200の回路構成を示す。テレビジョン装置200は、主に、通信制御部111、制御部212、操作部213、テレビジョン信号受信部214、映像信号処理部215、音声信号処理部216、入力インタフェース217、赤外線通信制御部218、液晶パネル219及びスピーカ220を備える。これらの構成は、バス221により電気的に接続される。
通信制御部111は、インターネット2を介した他の装置との通信を制御する。制御部212は、CPU及びメモリなどにより構成され、テレビジョン装置200の他の構成を制御する。テレビジョン信号受信部214は、制御部212からの指令に基づいて選局を行い、アンテナ222などから受信したテレビジョン信号を復調して映像信号と音声信号に分離して出力する。映像信号処理部215は、映像信号に対して必要な信号処理を行い、液晶パネル219に供給する。これにより、液晶パネル219で画像が表示される。音声信号処理部216は、音声信号に対して必要な信号処理および増幅処理を行なってオーディオ信号を生成しスピーカ220に供給する。これによりスピーカ220から音声が出力される。
操作部213は、テレビジョン装置200による放送の視聴に関する種々の操作や設定を行うためのものであり、例えば、選局、音量調整、入力切り換えなどの制御信号を入力インタフェース217又は赤外線通信制御部218から受け付け、制御部212へ通知する。入力インタフェース114は、選局のためのボタン、音量調整ボタンなどを含み、ユーザからの指示入力を操作部213へ伝達する。赤外線通信制御部218は、リモートコントローラ224又は携帯情報端末10から発せられる制御信号を受信して操作部213へ伝達する。また、自装置の機器情報の送信要求を携帯情報端末10から受信し、機器情報を携帯情報端末10へ送信する。
[テレビジョン装置200の機能構成]
図9は、テレビジョン装置200の機能構成を示す。テレビジョン装置200は、制御部280、機器情報保持部292及び履歴保持部293を備える。制御部280は、機器情報送信部281、履歴記録部282及び履歴送信部283を備える。これらの機能ブロックも、ハードウェアのみ、ソフトウェアのみ、又はそれらの組合せによっていろいろな形で実現できる。
機器情報送信部281は、携帯情報端末10からテレビジョン装置200の機器情報の送信を要求されると、自装置の機器情報を機器情報保持部292から読み出し、携帯情報端末10へ送信する。本実施の形態では、機器情報は携帯情報端末10を介して管理サーバ100へ送信されるが、機器情報送信部281が直接管理サーバ100へ送信してもよい。履歴記録部282は、操作部213におけるユーザの操作履歴を履歴保持部293に記録する。履歴送信部283は、ユーザの操作履歴を履歴保持部92から読み出して管理サーバ100へ送信する。履歴送信部283は、携帯情報端末10から機器情報の送信を要求されたときに、操作履歴を管理サーバ100へ送信してもよいし、その他の所定のタイミングで操作履歴を管理サーバ100へ送信してもよい。履歴送信部283は、ユーザの操作履歴を携帯情報端末10へ送信し、携帯情報端末10が管理サーバ100へ送信するようにしてもよい。
[管理サーバ100の回路構成]
図10は、管理サーバ100の回路構成を示す。管理サーバ100は、主に、通信制御部111、CPU112、メインメモリ113、入力インタフェース114、表示インタフェース115及びストレージ116を備える。これらの構成は、バス117により電気的に接続される。
通信制御部111は、インターネット2を介した他の装置との通信を制御する。CPU112は、メインメモリ113にロードされたプログラムなどを実行し、図11に示す各機能構成を実現する。メインメモリ113は、RAMなどにより構成され、管理サーバ100で動作するプログラムやデータなどを記憶する。入力インタフェース114は、他の構成に対する外部からの信号を入力する。表示インタフェース115は、CPU112において動作するプログラムなどが生成する表示信号を外部へ出力する。ストレージ116は、HDDなどにより構成され、管理サーバ100の各構成により利用されるプログラムやデータなどを記録する。
[管理サーバ100の機能構成]
図11は、管理サーバ100の機能構成を示す。管理サーバ100は、制御部180、制御プログラムデータベース192、ユーザデータベース193及び制御プログラム保持部194を備える。制御部180は、制御プログラム要求受付部181、機器情報取得部182、履歴取得部183、バージョン管理部184、制御プログラム判定部185及び制御プログラム送信部186を備える。これらの機能ブロックも、ハードウェアのみ、ソフトウェアのみ、又はそれらの組合せによっていろいろな形で実現できる。
図12は、制御プログラムデータベース192の内部データの例を示す。制御プログラムデータベース192には、型番欄130、制御プログラムID欄131、最新バージョン欄132、種別数欄133及び条件欄134が設けられる。型番欄130は、制御プログラムにより制御される装置の型番を格納する。制御プログラムID欄131は、型番欄130に格納された型番の装置を遠隔制御するための制御プログラムのIDを格納する。最新バージョン欄132は、制御プログラム保持部194に格納されている制御プログラムの最新バージョン番号を格納する。種別数欄133は、ユーザの習熟度別に設けられる制御プログラムの種別の数を格納する。例えば、型番が「0001」の装置を遠隔操作するための制御プログラムとして、初心者向け、中級者向け、上級者向けの3種が用意されている。
条件欄134は、制御プログラムの種別を判定するための条件を格納する。条件欄134には、例えば、初心者向けのタイプ1の制御プログラムから、中級者向けのタイプ2の制御プログラムへ切り替えるための、ユーザの操作履歴に関する条件が格納される。操作履歴に関する条件は、例えば、装置を操作した回数、特定の機能を利用した回数、設定を変更した回数、制御プログラムをダウンロードしてから経過した時間、ユーザの被制御装置に対する操作の習熟度などに関する条件であってもよい。
図13は、ユーザデータベース193の内部データの例を示す。ユーザデータベース193には、ユーザID欄140、型番欄141、制御プログラムID欄142、種別欄143、バージョン欄144、履歴欄145、習熟度欄146及び種別指定欄147が設けられる。ユーザID欄140は、ユーザのIDを格納する。型番欄141は、ユーザが使用している被制御装置の型番を格納する。制御プログラムID欄142は、ユーザに配信した制御プログラムのIDを格納する。種別欄143は、ユーザに配信した制御プログラムの種別を格納する。1つの制御プログラムに全ての種別の制御プログラムが含まれていてもよい。その場合、種別欄143には、制御プログラムの起動時に提供される種別が格納される。バージョン欄144は、ユーザに配信した制御プログラムのバージョンを格納する。履歴欄145は、ユーザの被制御装置又は携帯情報端末10から取得した、ユーザの被制御装置に対する操作の履歴を格納する。図13の例では、テレビジョン装置200に対する操作履歴として、操作回数、設定変更回数、EPG利用回数などが格納されている。履歴欄145には、被制御装置の種別に応じて、制御プログラムデータベース192の条件欄134に格納された条件の判定に必要な情報が格納される。操作履歴を集計せずにそのまま格納してもよい。習熟度欄146は、ユーザの被制御装置の操作に関する習熟度を格納する。種別指定欄147は、後述するように、ユーザがある種別の制御プログラムを継続して使用したい場合に、ユーザにより指定された種別を格納する。ユーザの被制御装置が複数ある場合には、被制御装置の数だけ、型番欄141、制御プログラムID欄142、種別欄143、バージョン欄144、履歴欄145、習熟度欄146及び種別指定欄147が設けられる。
制御プログラム要求受付部181は、携帯情報端末10から、被制御装置を遠隔操作するための制御プログラムの要求を受け付ける。制御プログラム要求受付部181は、携帯情報端末10のユーザのID及びパスワードなどの認証情報を受け付け、ユーザデータベース193などに格納されている認証情報(図示省略)を参照してユーザを認証する。ユーザがユーザデータベース193に登録されていない場合は、ユーザの情報を受け付けてユーザデータベース193に登録する。
機器情報取得部182は、被制御装置の機器情報を受け付ける。機器情報取得部182は、被制御装置であるテレビジョン装置200から機器情報を受け付けてもよいし、テレビジョン装置200から機器情報を取得した携帯情報端末10から機器情報を受け付けてもよい。機器情報取得部182は、テレビジョン装置200又は携帯情報端末10のユーザのユーザIDに対応づけて、テレビジョン装置200の機器情報をユーザデータベース193に登録する。本実施の形態では、テレビジョン装置200の型番をユーザデータベース193の型番欄141に登録する。
履歴取得部183は、被制御装置に対するユーザの操作履歴を取得し、ユーザデータベース193に記録する。履歴取得部183は、テレビジョン装置200から操作履歴を取得してもよいし、携帯情報端末10から操作履歴を取得してもよい。後者の場合、携帯情報端末10にインストールされた制御プログラムによる操作履歴を取得してもよいし、携帯情報端末10がテレビジョン装置200から取得した操作履歴も含めて取得してもよい。
バージョン管理部184は、携帯情報端末10に配信した制御プログラムのバージョンが、制御プログラム保持部194に格納されている最新の制御プログラムのバージョンをであるか否かを確認する。バージョン管理部184は、制御プログラムデータベース192の最新バージョン欄132と、ユーザデータベース193のバージョン欄144を比較し、携帯情報端末10に配信した制御プログラムのバージョンが、既に最新のバージョンではなくなっていた場合には、最新のバージョンの制御プログラムを制御プログラム送信部186に送信させる。バージョン管理部184は、所定のタイミングでユーザの制御プログラムを確認し、最新のバージョンの制御プログラムがある場合には携帯情報端末10へ通知するようにしてもよいし、携帯情報端末10からバージョンの確認を要求されたときに確認するようにしてもよい。
制御プログラム判定部185は、ユーザの被制御装置に対する操作履歴に基づいて、ユーザの習熟度を判定してユーザデータベース193の習熟度欄146に登録するとともに、携帯情報端末10へ送信すべき制御プログラムの種別を判定する。制御プログラム判定部185は、ユーザデータベース193の履歴欄145と、制御プログラムデータベース192の条件欄134を参照して、ユーザの操作履歴が条件を満たしているか否かを判定することにより、制御プログラムの種別を判定する。制御プログラム送信部186は、判定された種別の制御プログラムを制御プログラム保持部194から読み出して、携帯情報端末10へ送信する。
図14は、初心者向けの制御プログラムがディスプレイ23に表示した画面の例を示す。画面には、テレビジョン装置200の入力を切り替えるためのボタン、音量を調整するためのボタン、チャンネルを切り替えるためのチャンネル切替ボタン、電源をオンオフするためのボタンが表示されている。テレビジョン装置200を操作するための最低限のボタンのみが設けられている。ユーザは、携帯情報端末10の方向キー31a、31c、ボタン36a、36dなどを操作することにより、テレビジョン装置200へ指示を送信することもできるし、タッチパネル61のボタンに対応する位置に触れることにより、テレビジョン装置200へ指示を送信することもできる。
画面には、制御プログラムを上位の種別に切り替えるためのボタン57が設けられている。ユーザは、ボタン57を操作することにより、初心者向けの制御プログラムを中級者向けの制御プログラムに切り替えることができる。制御プログラム実行部84は、ボタン57の操作を受け付けると、中級者向けの制御プログラムを制御プログラム保持部93から読み出して実行する。中級者向けの制御プログラムが制御プログラム保持部93に格納されていない場合、制御プログラム取得部83に管理サーバ100から制御プログラムを取得させる。
図15は、中級者向けの制御プログラムがディスプレイ23に表示した画面の例を示す。画面には、初心者向けの制御プログラムにおいて表示されていたボタンに加えて、入力を地上デジタル放送に切り替えるためのボタン、BS又はCS放送に切り替えるためのボタン、チャンネル番号ボタンが表示されている。テレビジョン装置200の操作に慣れたユーザのために、初心者向けの制御プログラムよりも多くのボタンが設けられている。画面には、制御プログラムを上位の種別に切り替えるためのボタン57と、下位の種別に切り替えるためのボタン58が設けられている。
図16は、上級者向けの制御プログラムがディスプレイ23に表示した画面の例を示す。画面には、電子番組表(EPG:Electronic Program Guide)が表示されている。電子番組表を使いこなすユーザのために、電子番組表を用いたユーザインタフェースが提供されている。画面には、制御プログラムを下位の種別に切り替えるためのボタン58が設けられている。
制御プログラム判定部185は、バージョン管理部184が、携帯情報端末10に既に送信した制御プログラムのバージョンを確認し、最新のバージョンの制御プログラムを送信するときにも、再び、ユーザの操作履歴に基づいて携帯情報端末10へ送信すべき制御プログラムの種別を判定する。このとき、制御プログラム判定部185は、制御プログラムが備える、異なる種別の制御プログラムに切り替える指示を受け付けるためのボタン57及び58に対する操作履歴に基づいて、携帯情報端末10へ送信すべき制御プログラムの種別を判定してもよい。例えば、中級者向けの制御プログラムを送信していたユーザが、初心者向けの制御プログラムに切り替えるためのボタン58を所定回数以上操作していた場合は、初心者向けの制御プログラムを送信してもよい。逆に、中級者向けの制御プログラムを送信していたユーザが、上級者向けの制御プログラムに切り替えるためのボタン57を所定回数以上操作していた場合は、上級者向けの制御プログラムを送信してもよい。
制御プログラム判定部185は、各種別の制御プログラムに備えられたボタンなどのユーザインタフェースの操作回数に応じて、送信すべき制御プログラムの種別を判定してもよい。制御プログラム判定部185は、ある種別の制御プログラムにのみ備えられたユーザインタフェースを所定回数以上操作していたユーザに対して、その種別の制御プログラムを送信すると判定してもよい。例えば、電子番組表をよく利用するユーザに対して、図16に示した上級者向けの制御プログラムを送信してもよい。逆に、ある種別の制御プログラムにのみ備えられたユーザインタフェースを所定回数未満しか操作していないユーザに対して、その種別の制御プログラムよりも下位の制御プログラムを送信すると判定してもよい。例えば、中級者向けの制御プログラムを送信していたユーザが、チャンネル番号ボタンはほとんど操作せずに、初級者向けの制御プログラムと同じチャンネル切替ボタンを主に操作していた場合は、初心者向けの制御プログラムを送信してもよい。
制御プログラム判定部185は、ユーザデータベース193の種別指定欄147を参照して、ユーザが優先的に使用したい種別の制御プログラムの送信すると判定してもよい。例えば、チャンネル切替ボタンしか操作しないユーザであっても、電子番組表を見てチャンネルを切り替えることを希望する場合がある。このとき、電子番組表上でチャンネルを切り替えずにチャンネル切替ボタンを操作しているからといって、初級者向けの制御プログラムを送信すると、ユーザの希望に反することになる。したがって、ユーザが特定の種別の制御プログラムを指定している場合は、制御プログラムデータベース192の条件欄134を参照して判定した結果にかかわらず、ユーザが指定した種別の制御プログラムを送信する。
[ユーザ支援方法の手順]
図17は、本実施の形態に係るユーザ支援方法の手順を示すシーケンス図である。図17他に示すシーケンス図においては、各処理の手順を、ステップを意味するS(Stepの頭文字)と数字との組み合わせによって表示する。また、Sと数字との組み合わせによって表示した処理で何らかの判断処理が実行され、その判断結果が肯定的であった場合は、Y(Yesの頭文字)を付加して、例えば、(S10のY)と表示し、逆にその判断結果が否定的であった場合は、N(Noの頭文字)を付加して、(S10のN)と表示する。まず、携帯情報端末10の機器情報取得部82は、ユーザから、制御プログラムの取得を指示されると、テレビジョン装置200に機器情報の送信を要求する(S110)。テレビジョン装置200の機器情報送信部281は、携帯情報端末10へ機器情報を送信する(S112)。テレビジョン装置200の履歴送信部283は、履歴保持部293に格納されたユーザの操作履歴を管理サーバ100へ送信する(S120)。
携帯情報端末10の制御プログラム要求部81は、管理サーバ100へ制御プログラムの送信を要求する(S130)。このとき、制御プログラム要求部81は、テレビジョン装置200の機器情報を管理サーバ100へ送信する(S132)。管理サーバ100の制御プログラム要求受付部181は、携帯情報端末10のユーザをユーザID又は携帯情報端末10の機器IDなどにより認識する。管理サーバ100の機器情報取得部182は、携帯情報端末10からテレビジョン装置200の機器情報を取得して、ユーザデータベース193に登録する。
管理サーバ100の制御プログラム判定部185は、ユーザデータベース193の履歴欄145を参照してユーザの習熟度を判定し、ユーザデータベース193の習熟度欄146に格納する(S134)。管理サーバ100の制御プログラム判定部185は、ユーザデータベース193の履歴欄145及び習熟度欄146、制御プログラムデータベース192の条件欄134などを参照して、ユーザの習熟度に合った制御プログラムの種別を判定する(S136)。管理サーバ100の制御プログラム送信部186は、判定された種別の制御プログラムを制御プログラム保持部194から読み出して、携帯情報端末10へ送信する(S138)。携帯情報端末10の制御プログラム取得部83は、取得した制御プログラムを制御プログラム保持部93へ格納する。以降、ユーザは、携帯情報端末10を実行してテレビジョン装置200に制御信号を送信し、テレビジョン装置200を遠隔操作することができる(S140)。
図18は、本実施の形態に係るユーザ支援方法において、制御プログラムのバージョンを管理する手順を示すシーケンス図である。携帯情報端末10のバージョン確認部87が、制御プログラム保持部93に格納されている制御プログラムのバージョンの確認を管理サーバ100へ要求すると(S160)、管理サーバ100のバージョン管理部184は、制御プログラム保持部194に格納された最新のバージョンの制御プログラムを携帯情報端末10へ送信しているかを確認する(S162)。最新のバージョンの制御プログラムを既に携帯情報端末10へ送信していれば(S164のY)、その旨を携帯情報端末10へ応答する(S166)。最新のバージョンの制御プログラムをまだ携帯情報端末10へ送信していなければ(S164のN)、管理サーバ100の制御プログラム判定部185は、再び、ユーザの操作履歴に基づいて習熟度を判定し(S168)、ユーザの習熟度に合った制御プログラムの種別を判定する(S170)。管理サーバ100の制御プログラム送信部186は、判定された種別の制御プログラムを携帯情報端末10へ送信する(S172)。これにより、携帯情報端末10の制御プログラムを最新のバージョンに更新することができるとともに、そのときのユーザの習熟度に合った種別の制御プログラムに切り替えることができる。
以上、本発明を実施例をもとに説明した。この実施例は例示であり、それらの各構成要素や各処理プロセスの組合せにいろいろな変形例が可能なこと、またそうした変形例も本発明の範囲にあることは当業者に理解されるところである。
実施の形態では、管理サーバ100から携帯情報端末10へ制御プログラムを送信したが、被制御装置から携帯情報端末10へ制御プログラムを送信してもよい。この場合、管理サーバ100がユーザの操作履歴に基づいて判定した種別の制御プログラムを被制御装置へ送信し、被制御装置が携帯情報端末10へ送信してもよいし、管理サーバ100が全ての種別の制御プログラムを被制御装置へ送信し、被制御装置がユーザの操作履歴に基づいて判定した種別の制御プログラムを携帯情報端末10へ送信してもよい。
1・・・ユーザ支援システム、10・・・携帯情報端末、81・・・制御プログラム要求部、82・・・機器情報取得部、83・・・制御プログラム取得部、84・・・制御プログラム実行部、85・・・履歴記録部、86・・・履歴送信部、87・・・バージョン確認部、92・・・履歴保持部、93・・・制御プログラム保持部、100・・・管理サーバ、181・・・制御プログラム要求受付部、182・・・機器情報取得部、183・・・履歴取得部、184・・・バージョン管理部、185・・・制御プログラム判定部、186・・・制御プログラム送信部、192・・・制御プログラムデータベース、193・・・ユーザデータベース、194・・・制御プログラム保持部、200・・・テレビジョン装置、281・・・機器情報送信部、282・・・履歴記録部、283・・・履歴送信部、292・・・機器情報保持部、293・・・履歴保持部。

Claims (9)

  1. 携帯情報端末により被制御装置を遠隔制御するための制御プログラムとして、前記携帯情報端末のユーザの前記被制御装置に対する操作の習熟度に応じて複数の種別の制御プログラムを格納する制御プログラム保持部と、
    前記携帯情報端末から、前記制御プログラムの要求を受け付ける制御プログラム要求受付部と、
    前記被制御装置の機器情報を取得する機器情報取得部と、
    前記被制御装置に対するユーザの操作履歴を取得する履歴取得部と、
    前記操作履歴に基づいて、前記携帯情報端末へ送信すべき制御プログラムの種別を判定する制御プログラム判定部と、
    判定された種別の制御プログラムを前記制御プログラム保持部から読み出して前記携帯情報端末へ送信する制御プログラム送信部と、
    以前に前記携帯情報端末へ送信した制御プログラムのバージョンが、前記制御プログラム保持部に格納されている制御プログラムの最新のバージョンであるか確認し、最新のバージョンでなければ、前記制御プログラム送信部に最新のバージョンの制御プログラムを前記携帯情報端末へ送信させるバージョン管理部と、を備え、
    前記制御プログラム送信部は、前記携帯情報端末のユーザから、異なる種別の制御プログラムに切り替える指示を受け付けると、指示された種別の制御プログラムを前記制御プログラム保持部から読み出して前記携帯情報端末へ送信し、
    前記制御プログラム判定部は、前記制御プログラム送信部が最新のバージョンの制御プログラムを前記携帯情報端末へ送信するときに、再び、前記被制御装置に対するユーザの操作履歴を取得し、前記操作履歴に基づいて、前記携帯情報端末へ送信すべき制御プログラムの種別を判定し、前記制御プログラム送信部に、判定された種別の制御プログラムの最新のバージョンを前記携帯情報端末へ送信させる
    ことを特徴とする管理サーバ。
  2. 前記制御プログラムは、異なる種別の制御プログラムに切り替える指示を受け付けるためのユーザインタフェースを備え、
    前記制御プログラム判定部は、前記ユーザインタフェースに対する操作履歴に基づいて、前記携帯情報端末へ送信すべき制御プログラムの種別を判定することを特徴とする請求項1に記載の管理サーバ。
  3. ユーザが優先的に使用したい制御プログラムの種別を格納するユーザデータベースを更に備え、
    前記制御プログラム判定部は、前記ユーザデータベースを更に参照して、前記携帯情報端末へ送信すべき制御プログラムの種別を判定することを特徴とする請求項1又は2に記載の管理サーバ。
  4. コンピュータに備えられた制御プログラム要求受付部が、携帯情報端末から、前記携帯情報端末により被制御装置を遠隔制御するための制御プログラムの要求を受け付けるステップと、
    コンピュータに備えられた機器情報取得部が、前記被制御装置の機器情報を取得するステップと、
    コンピュータに備えられた履歴取得部が、前記被制御装置に対するユーザの操作履歴を取得するステップと、
    コンピュータに備えられた制御プログラム判定部が、前記操作履歴に基づいて、前記携帯情報端末へ送信すべき制御プログラムの種別を判定するステップと、
    コンピュータに備えられた制御プログラム送信部が、判定された種別の制御プログラムを前記携帯情報端末へ送信するステップと、
    コンピュータに備えられたバージョン管理部が、以前に前記携帯情報端末へ送信した制御プログラムのバージョンが最新のバージョンであるか確認し、最新のバージョンでなければ、前記制御プログラム送信部に最新のバージョンの制御プログラムを前記携帯情報端末へ送信させるステップと、
    前記制御プログラム送信部が、前記携帯情報端末のユーザから、異なる種別の制御プログラムに切り替える指示を受け付けると、指示された種別の制御プログラムを前記携帯情報端末へ送信するステップと、
    前記制御プログラム判定部が、前記制御プログラム送信部が最新のバージョンの制御プログラムを前記携帯情報端末へ送信するときに、再び、前記被制御装置に対するユーザの操作履歴を取得し、前記操作履歴に基づいて、前記携帯情報端末へ送信すべき制御プログラムの種別を判定し、前記制御プログラム送信部に、判定された種別の制御プログラムの最新のバージョンを前記携帯情報端末へ送信させるステップと、
    を備えることを特徴とするユーザ支援方法。
  5. 携帯情報端末から、前記携帯情報端末により被制御装置を遠隔制御するための制御プログラムの要求を受け付ける機能と、
    前記被制御装置の機器情報を取得する機能と、
    前記被制御装置に対するユーザの操作履歴を取得する機能と、
    前記操作履歴に基づいて、前記携帯情報端末へ送信すべき制御プログラムの種別を判定する機能と、
    判定された種別の制御プログラムを前記携帯情報端末へ送信する機能と、
    以前に前記携帯情報端末へ送信した制御プログラムのバージョンが最新のバージョンであるか確認し、最新のバージョンでなければ、最新のバージョンの制御プログラムを前記携帯情報端末へ送信する機能と、
    前記携帯情報端末のユーザから、異なる種別の制御プログラムに切り替える指示を受け付けると、指示された種別の制御プログラムを前記携帯情報端末へ送信する機能と、
    最新のバージョンの制御プログラムを前記携帯情報端末へ送信するときに、再び、前記被制御装置に対するユーザの操作履歴を取得し、前記操作履歴に基づいて、前記携帯情報端末へ送信すべき制御プログラムの種別を判定し、判定された種別の制御プログラムの最新のバージョンを前記携帯情報端末へ送信する機能と、
    をコンピュータに実現させるためのプログラム。
  6. 被制御装置の機器情報を前記被制御装置から取得する機器情報取得部と、
    前記被制御装置の機器情報を通知しつつ、前記被制御装置を遠隔制御するための制御プログラムの送信を管理サーバへ要求する制御プログラム要求部と、
    前記管理サーバから取得した前記制御プログラムを制御プログラム保持部に格納する制御プログラム取得部と、
    前記制御プログラム保持部に格納された制御プログラムを実行して、前記被制御装置を遠隔制御する制御プログラム実行部と、
    前記制御プログラムによる前記被制御装置に対する操作履歴を履歴保持部に記録する履歴記録部と、
    前記履歴保持部に保持された操作履歴を前記管理サーバへ送信する履歴送信部と、
    前記制御プログラム保持部に格納された制御プログラムが、最新のバージョンであるか否かを前記管理サーバへ確認するバージョン確認部と、を備え、
    前記制御プログラム保持部に格納された制御プログラムが、最新のバージョンでなかった場合、前記制御プログラム取得部は、前記管理サーバから、前記操作履歴に基づいて判定された種別の最新のバージョンの制御プログラムを取得し、
    前記制御プログラムは、異なる種別の制御プログラムに切り替える指示を受け付けるためのユーザインタフェースを備え、
    前記制御プログラム実行部は、前記ユーザインタフェースを介して、異なる種別の制御プログラムに切り替える指示を受け付けると、指示された種別の制御プログラムを前記制御プログラム保持部から読み出して実行し、指示された制御プログラムが前記制御プログラム保持部に格納されていない場合、前記制御プログラム取得部に前記管理サーバから指示された種別の制御プログラムを取得させる
    ことを特徴とする携帯情報端末。
  7. コンピュータに備えられた機器情報取得部が、被制御装置の機器情報を前記被制御装置から取得するステップと、
    コンピュータに備えられた制御プログラム要求部が、前記被制御装置の機器情報を通知しつつ、前記被制御装置を遠隔制御するための制御プログラムの送信を管理サーバへ要求するステップと、
    コンピュータに備えられた制御プログラム取得部が、前記管理サーバから取得した前記制御プログラムを制御プログラム保持部に格納するステップと、
    コンピュータに備えられた制御プログラム実行部が、前記制御プログラム保持部に格納された制御プログラムを実行して、前記被制御装置を遠隔制御するステップと、
    コンピュータに備えられた履歴記録部が、前記制御プログラムによる前記被制御装置に対する操作履歴を履歴保持部に記録するステップと、
    コンピュータに備えられた履歴送信部が、前記履歴保持部に保持された操作履歴を前記管理サーバへ送信するステップと、
    コンピュータに備えられたバージョン確認部が、前記制御プログラム保持部に格納された制御プログラムが、最新のバージョンであるか否かを前記管理サーバへ確認するステップと、
    前記制御プログラム保持部に格納された制御プログラムが、最新のバージョンでなかった場合、前記制御プログラム取得部が、前記管理サーバから、前記操作履歴に基づいて判定された種別の最新のバージョンの制御プログラムを取得するステップと、
    を備え
    前記制御プログラムは、異なる種別の制御プログラムに切り替える指示を受け付けるためのユーザインタフェースを備え、
    前記制御プログラム実行部は、前記ユーザインタフェースを介して、異なる種別の制御プログラムに切り替える指示を受け付けると、指示された種別の制御プログラムを前記制御プログラム保持部から読み出して実行し、指示された制御プログラムが前記制御プログラム保持部に格納されていない場合、前記制御プログラム取得部に前記管理サーバから指示された種別の制御プログラムを取得させる
    ことを特徴とするユーザ支援方法。
  8. 被制御装置の機器情報を前記被制御装置から取得する機能と、
    前記被制御装置の機器情報を通知しつつ、前記被制御装置を遠隔制御するための制御プログラムの送信を管理サーバへ要求する機能と、
    前記管理サーバから取得した前記制御プログラムを制御プログラム保持部に格納する機能と、
    前記制御プログラム保持部に格納された制御プログラムを実行して、前記被制御装置を遠隔制御する機能と、
    前記制御プログラムによる前記被制御装置に対する操作履歴を履歴保持部に記録する機能と、
    前記履歴保持部に保持された操作履歴を前記管理サーバへ送信する機能と、
    前記制御プログラム保持部に格納された制御プログラムが、最新のバージョンであるか否かを前記管理サーバへ確認する機能と、
    前記制御プログラム保持部に格納された制御プログラムが、最新のバージョンでなかった場合、前記管理サーバから、前記操作履歴に基づいて判定された種別の最新のバージョンの制御プログラムを取得する機能と、
    前記制御プログラムに設けられた、異なる種別の制御プログラムに切り替える指示を受け付けるためのユーザインタフェースを介して、異なる種別の制御プログラムに切り替える指示を受け付けると、指示された種別の制御プログラムを前記制御プログラム保持部から読み出して実行し、指示された制御プログラムが前記制御プログラム保持部に格納されていない場合、前記管理サーバから指示された種別の制御プログラムを取得する機能と、
    をコンピュータに実現させるためのプログラム。
  9. 携帯情報端末と、
    前記携帯情報端末により被制御装置を遠隔制御するための制御プログラムを前記携帯情報端末へ送信する管理サーバと、を備え、
    前記管理サーバは、
    前記制御プログラムとして、前記携帯情報端末のユーザの前記被制御装置に対する操作の習熟度に応じて複数の種別の制御プログラムを格納する制御プログラム保持部と、
    前記携帯情報端末から、前記制御プログラムの要求を受け付ける制御プログラム要求受付部と、
    前記被制御装置の機器情報を取得する機器情報取得部と、
    前記被制御装置に対するユーザの操作履歴を取得する履歴取得部と、
    前記操作履歴に基づいて、前記携帯情報端末へ送信すべき制御プログラムの種別を判定する制御プログラム判定部と、
    判定された種別の制御プログラムを前記制御プログラム保持部から読み出して前記携帯情報端末へ送信する制御プログラム送信部と、
    以前に前記携帯情報端末へ送信した制御プログラムのバージョンが、前記制御プログラム保持部に格納されている制御プログラムの最新のバージョンであるか確認し、最新のバージョンでなければ、前記制御プログラム送信部に最新のバージョンの制御プログラムを前記携帯情報端末へ送信させるバージョン管理部と、を備え、
    前記制御プログラム送信部は、前記携帯情報端末のユーザから、異なる種別の制御プログラムに切り替える指示を受け付けると、指示された種別の制御プログラムを前記制御プログラム保持部から読み出して前記携帯情報端末へ送信し、
    前記制御プログラム判定部は、前記制御プログラム送信部が最新のバージョンの制御プログラムを前記携帯情報端末へ送信するときに、再び、前記被制御装置に対するユーザの操作履歴を取得し、前記操作履歴に基づいて、前記携帯情報端末へ送信すべき制御プログラムの種別を判定し、前記制御プログラム送信部に、判定された種別の制御プログラムの最新のバージョンを前記携帯情報端末へ送信させ、
    前記携帯情報端末は、
    被制御装置の機器情報を前記被制御装置から取得する機器情報取得部と、
    前記被制御装置の機器情報を通知しつつ、前記被制御装置を遠隔制御するための制御プログラムの送信を管理サーバへ要求する制御プログラム要求部と、
    前記管理サーバから取得した前記制御プログラムを制御プログラム保持部に格納する制御プログラム取得部と、
    前記制御プログラム保持部に格納された制御プログラムを実行して、前記被制御装置を遠隔制御する制御プログラム実行部と、
    前記制御プログラムによる前記被制御装置に対する操作履歴を履歴保持部に記録する履歴記録部と、
    前記履歴保持部に保持された操作履歴を前記管理サーバへ送信する履歴送信部と、
    前記制御プログラム保持部に格納された制御プログラムが、最新のバージョンであるか否かを前記管理サーバへ確認するバージョン確認部と、を備え、
    前記制御プログラム保持部に格納された制御プログラムが、最新のバージョンでなかった場合、前記制御プログラム取得部は、前記管理サーバから、前記操作履歴に基づいて判定された種別の最新のバージョンの制御プログラムを取得し、
    前記制御プログラムは、異なる種別の制御プログラムに切り替える指示を受け付けるためのユーザインタフェースを備え、
    前記制御プログラム実行部は、前記ユーザインタフェースを介して、異なる種別の制御プログラムに切り替える指示を受け付けると、指示された種別の制御プログラムを前記制御プログラム保持部から読み出して実行し、指示された制御プログラムが前記制御プログラム保持部に格納されていない場合、前記制御プログラム取得部に前記管理サーバから指示された種別の制御プログラムを取得させる
    ことを特徴とするユーザ支援システム。
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