JP4712445B2 - サービス制御プログラム、サービス制御装置、およびサービス制御方法 - Google Patents

サービス制御プログラム、サービス制御装置、およびサービス制御方法 Download PDF

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Description

本発明はユビキタス環境上でユーザに提供するサービスを制御するサービス制御プログラム、サービス制御装置、およびサービス制御方法に関し、特にタスクコンピューティングによって提供するサービスを制御するサービス制御プログラム、サービス制御装置、およびサービス制御方法に関する。
現在、あらゆるものがネットワークで接続されるユビキタス環境の構築にむけて、様々な研究開発が行われている。ユビキタス環境では、ノート型のパーソナルコンピュータ(ノートパソコン)のようにあらゆる機能を詰め込んだ箱を、各ユーザが持ち歩く必要はなくなる。すなわち、ユーザは、行く先々に用意された機器を利用して、自己の利用できる所定のサービスの提供を受けることが可能となる。このようなユビキタス環境を実現する場合、端末発見とサービス合成をいかに簡単に行えるかが重要なポイントになる。
この解決手段のひとつとして、タスクコンピューティングという概念がある。タスクコンピューティングは、機器(デバイス)ごとに提供するサービスのプロファイルを持たせて公告し、それをコントローラで集めてサービスを合成し、組み合わされたサービスに振る舞いを指示することで、ユーザに対して協調したサービスを提供するしくみである(非特許文献1参照)。
図17は、従来のタスクコンピューティングのシステム構成を示す図である。タスクコンピューティングでは、カメラ910、モニタ920等の装置とコントローラ930とが同じLAN(Local Area Network)950に接続されている。カメラ910やモニタ920は、提供可能なサービスの内容等に関する情報が設定されたサービスプロファイルを有している。
コントローラ930は、操作部931、コントローラアプリケーション932、発見エンジン933、合成エンジン934、制御エンジン935、および通信制御部936で構成されている。操作部931は、ユーザ940からの操作キーへの操作入力を受け付けるユーザインタフェースである。コントローラアプリケーション932は、ユーザに対する画面表示等の各種付加機能である。発見エンジン933は、LAN950に接続された機器からサービスプロファイルを収集し、各機器で提供可能なサービスを検出する。合成エンジン934は、複数の機器で提供可能なサービスを合成し、複数の機器によって提供可能な複合サービスを判断する。制御エンジン935は、ユーザ940からのサービス開始指示を受けて、該当サービスの提供に使用される装置を遠隔制御し、サービス提供を開始させる。通信制御部936は、LAN950を介した通信を制御する。
ここで、カメラ910で撮影した画像をモニタ920に表示させる場合の例を採り、処理手順を説明する。
まず、コントローラ930は、カメラ910からサービスプロファイルを取得する(ステップS91)と共に、モニタ920からサービスプロファイルを取得する(ステップS92)。取得したサービスプロファイルの内容が発見エンジン933で解析され、カメラ910の機能(例えば、MPEG(Moving Picture Experts Group)データによる撮影した映像の出力機能)と、モニタ920の機能(例えば、入力されたMPEGデータの再生及び表示機能)とが認識される。
そして、合成エンジン934によって、カメラ910で撮影した画像がモニタ920で表示可能であることが認識され、それらの機能を合成したサービス提供が可能であることが、コントローラアプリケーション932を介して画面に表示される。ここで、ユーザ940が表示されたサービスの実行を操作部931を介して指示する(ステップS93)。
すると、制御エンジン935によって、カメラ910に対して、画像の撮影および画像データの送信指示が出される(ステップS94)。また、制御エンジン935によって、モニタ920に対して、画像データの取得、再生、表示の指示が出される。
これにより、カメラ910からモニタ920に対して、画像データがデータストリームによって送信され(ステップS96)、カメラ910で撮影した画像がモニタ920で表示される。
雑誌富士通2004年7月号(VOL.55,NO.4)「ユビキタス特集」、増岡、湯原"状況に応じたサービスを提供するTask Computing"(P.376-383)、富士通株式会社、[平成17年5月26日検索]、インターネット<URL:http://magazine.fujitsu.com/vol55-4/paper18.pdf>
しかし、これまでのタスクコンピューティングでは、コントローラの機能を、PDA(Personal Digital Assistant)や携帯電話で行うことが想定されており、提供されるサービスの質に制約があった。
例えば、ユーザ毎に使用できる機器を制限する場合を考える。この場合、ユーザの使用権限の有無に基づいて、サービスの合成の可否を判断しなければならない。各ユーザの機器の使用権限は、ユーザ自身での書き換えを防止するためにコントローラ以外のサーバで管理する必要がある。すなわち、不正使用防止の観点からコントローラ内に機器の使用権限に関する情報を設定できない。そのため、ユーザ毎の機器の使用制限をタスクコンピューティングで実現するのが困難となる。
また、PDA等の携帯型のコントローラは、一般的に表示画面が小さい。そのため、提供可能なサービスをコントローラの画面に単純に並べただけでは、ユーザが目的のサービスを探し出すまでに手間がかかる。そこで、サービスの表示順をユーザの個人情報に基づいて最適化することが求められる。ただし、ユーザの個人情報をコントローラに格納して持ち歩くのは、個人情報漏洩の原因となり望ましくない。
本発明はこのような点に鑑みてなされたものであり、機密性の高い情報を利用して、提供可能なサービスを判断できるサービス制御プログラム、サービス制御装置、およびサービス制御方法を提供することを目的とする。
本発明では上記課題を解決するために、図1に示すようなサービス制御プログラムが提供される。本発明に係るサービス制御プログラムは、コントローラ3が接続されたネットワーク4上の装置で連携して提供可能なサービスを制御するために、図1に示す機能をコンピュータに実行させることができる。
装置検出手段1aは、コントローラ3と通信し、コントローラ3周辺のネットワーク4に接続された周辺装置のサービスプロファイルを収集する。利用条件取得手段1bは、装置毎の利用条件が予め登録された管理データベース2を参照し、装置検出手段1aが取得したサービスプロファイルに対応する周辺装置の利用条件を取得する。利用可能サービス判断手段1cは、装置検出手段1aが取得したサービスプロファイルと、利用条件取得手段1bが取得した利用条件とに基づいて、周辺装置の何れかを含む1つ以上の装置で提供可能な利用可能サービスを判断する。装置制御手段1dは、利用可能サービス判断手段1cで利用可能と判断された利用可能サービスを提供するために利用される装置を遠隔制御し、利用可能サービスを提供する。
このようなサービス制御プログラムを実行するコンピュータによれば、装置検出手段1aにより、コントローラ3からネットワーク4に接続された装置のサービスプロファイルが収集される。次に、利用条件取得手段1bにより、管理データベース2が参照され、装置検出手段1aが取得したサービスプロファイルに対応する周辺装置の利用条件が取得される。次に、利用可能サービス判断手段1cにより、装置検出手段1aが取得したサービスプロファイルと、利用条件取得手段1bが取得した利用条件とに基づいて、周辺装置の何れかを含む1つ以上の装置で提供可能な利用可能サービスが判断される。そして、装置制御手段1dにより、利用可能サービス判断手段1cで利用可能と判断された利用可能サービスを提供するために利用される装置が遠隔制御され、利用可能サービスが提供される。
本発明では、管理データベースに格納された利用条件に基づいてユーザに提供可能なサービスを判断するようにしたため、利用可能サービスの判断において、詳細な利用条件に基づいた高度な判断が可能となる。その結果、タスクコンピューティングにおいても、ユーザの利用権限に応じたサービス提供制御等の高度なサービス制御が可能となる。
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。
図1は、本実施の形態の概略を示す図である。サービス制御装置1は、コントローラ3が接続されたネットワーク4上の装置(例えば、カメラ5とモニタ6)で連携して提供可能なサービスを制御するため、装置検出手段1a、利用条件取得手段1b、利用可能サービス判断手段1c、および装置制御手段1dを有している。
装置検出手段1aは、コントローラ3と通信し、コントローラ3周辺のネットワーク4に接続された周辺装置のサービスプロファイルを収集する。コントローラ3周辺の装置とは、例えば、コントローラ3と同一セグメントに接続された装置、または、コントローラ3と同じサブネット内の装置である。また、装置検出手段1aは、サービスプロファイル収集の際に、コントローラ3からユーザ8の識別情報を取得することもできる。
これらの装置検出手段1aの処理は、例えば、ユーザ8が、ネットワーク4にコントローラ3を接続した際に実行される。なお、ユーザ8の識別情報は、ユーザ8を一意に識別できればよい。例えば、コントローラ3の識別情報とユーザ8の識別情報とが予め関連づけられている場合、コントローラ3の識別情報を、ユーザ8の識別情報として使用することもできる。
利用条件取得手段1bは、装置毎の利用条件が予め登録された管理データベース2を参照する。管理データベース2には、例えば、ユーザ8が利用する権利を有するサービスに関するユーザ情報や、各装置を利用するための条件(例えば、利用できるユーザの権限や、利用可能時間)が登録されている。そして、利用条件取得手段1bは、装置検出手段1aが取得したコントローラの識別情報に基づいて、コントローラ3を使用しているユーザ8に関するユーザ情報を取得する。
利用可能サービス判断手段1cは、装置検出手段1aが取得したサービスプロファイルや、利用条件取得手段1bが取得したユーザ情報に基づいて、ネットワーク4上の装置の何れかを含む1つ以上の装置で提供可能であり、且つユーザ8が利用する権利を有している利用可能サービスを判断する。
装置制御手段1dは、利用可能サービス判断手段1cで利用可能と判断された利用可能サービスを提供するために利用される装置を遠隔制御し、利用可能サービスを提供する。装置の遠隔制御は、例えば、コントローラ3を介して行われる。
ここで、ユーザ8が、カメラ5で撮影した画像をモニタ6に表示させるサービスの提供を受ける場合について説明する。この場合、ユーザ8が使用しているコントローラ3がネットワーク4に接続される。装置検出手段1aにより、コントローラ3からネットワーク4に接続されたカメラ5とモニタ6とのサービスプロファイルが収集される。この時、装置検出手段1aは、コントローラ3の識別情報を取得する。
次に、利用条件取得手段1bにより、管理データベース2が参照され、装置検出手段1aが取得したコントローラの識別情報に基づいて、コントローラ3を使用しているユーザ8に関するユーザ情報が取得される。この例では、ユーザ8は、カメラ5とモニタ6とを使用する権利を有しているものとする。
次に、利用可能サービス判断手段1cにより、装置検出手段1aが取得したサービスプロファイルと、利用条件取得手段1bが取得したユーザ情報とに基づいて、カメラ5とモニタ6とによる画像表示サービスが利用可能と判断される。そして、装置制御手段1dにより、カメラ5とモニタ6とが遠隔制御され、カメラ5で撮影した画像のストリームデータ7がモニタ6に送信され、モニタ6に画像が表示される。
これにより、ユーザ毎の各装置の使用制限等の条件が満たされた場合にのみユーザに対してサービスを提供することができる。その結果、タスクコンピューティングにおいても、ユーザの利用権限に応じたサービス提供制御が可能となる。しかも、ユーザ8個人が管理するコントローラ3内にサービス利用権限に関する情報を格納する必要もないため、サービスの不正利用も防止される。
次に、本実施の形態の詳細を説明する。
図2は、第1の実施の形態のシステム構成例を示す図である。この例は、共通会議室など、企業内に置かれた共用設備をタスクコンピューティングによって利用するシステムである。
第1の実施の形態では、インターネット21に対してターゲットLAN22が接続されている。ターゲットLAN22は、タスクコンピューティングによるサービス提供環境を備えたLANである。
インターネット21には、ネットワークサーバ100、デバイス管理データベース210、コントローラ管理データベース220、およびユーザ管理データベース230が接続されている。ネットワークサーバ100は、コントローラ300を使用するユーザに提供可能なサービスの判断等のタスクコンピューティングの処理を行う。なお、ネットワークサーバ100は、提供可能なサービスを決定する際にデバイス管理データベース210、コントローラ管理データベース220、およびユーザ管理データベース230を参照して、提供可能なサービスの内容を決定する。
デバイス管理データベース210は、サービスの提供に使用される装置に関する情報が管理されたデータベースである。コントローラ管理データベース220は、ユーザが使用しているコントローラに関する情報が管理されたデータベースである。ユーザ管理データベース230は、タスクコンピューティングによるサービスの提供を受けるユーザに関する情報が管理されたデータベースである。
ターゲットLAN22には、ユーザにサービスを提供する複数の装置が接続されている。図2の例では、ターゲットLAN22にカメラ30(例えば、記録装置と一体型の装置)とモニタ40(例えば、ネットワークに接続可能なテレビ受像器)とが接続されている。カメラ30は、サービスプロファイル31を有している。サービスプロファイル31には、カメラ30で提供可能なサービスの内容等の情報が設定される。同様に、モニタ40も、モニタで提供可能なサービスの内容等の情報が設定されたサービスプロファイル41を有している。サービスプロファイル31,41には、例えば、その装置の名前、入出力条件、動作概要、動作の前提条件などがXML(eXtensible Markup Language)形式で記述される。
ユーザ50は、コントローラ300を所持している。コントローラ300は、ターゲットLAN22に接続されると、ネットワーク上の他の装置からプロファイルを収集する。そして、コントローラ300は、収集したプロファイルをネットワークサーバ100に転送する。また、コントローラ300は、ネットワークサーバ100から、ターゲットLAN22上の装置で提供されるサービスのうち、ユーザ50が利用可能なサービスの一覧を受け取る。すると、コントローラ300は、受け取ったサービスの一覧を画面に表示し、任意のサービスがユーザ50によって選択されると、選択されたサービスの内容をネットワークサーバ100に送信する。
このような構成のシステムにおいて、ユーザ50は、タスクコンピューティングのサービスを利用することができる。
なお、本実施の形態におけるタスクコンピューティングは、ユーザ50が利用するコントローラ300ではなく、ネットワークサーバ100内にサービス制御機能が実装されている点に特徴がある。ネットワークサーバ100内にサービス制御機能を設けるために、以下のような工夫がなされている。
(1)コントローラ300上にターゲットLAN22の状況を検知する”プローブ機能”を置く。
(2)ネットワークサーバ100上に、サービス合成処理を行う”サービス制御機能”を置き、プローブ機能と論理的に接続する。
(3)ターゲットLAN22上に、各種データベースを置き、ネットワークサーバ100からアクセス可能にするとともに、事前に装置やユーザ50の付帯情報を設定しておく。
(4)コントローラ300のプローブ機能で検知したターゲットLAN22内の情報をネットワークサーバ100に送る。そして、ネットワークサーバ100がサービス合成演算をする。この際、データベースにアクセスして得た付帯情報も考慮する。
(5)ネットワークサーバ100は、合成演算結果を基に、コントローラ300の操作画面に対して組み合わせ候補を提示したのち、ユーザ50の指示に従って利用するサービスを決定する。
(6)ネットワークサーバ100は、指定されたサービスに応じたデバイスに対して動作指示を送信する。
(7)ネットワークサーバ100からの遠隔操作により、デバイス同士が協調してユーザ50にサービスを提供する。
次に、これらの機能を実現するためのネットワークサーバ100等の各装置が有すべきハードウェア構成について説明する。
図3は、本実施の形態に用いるネットワークサーバのハードウェア構成例を示す図である。ネットワークサーバ100は、CPU(Central Processing Unit)101によって装置全体が制御されている。CPU101には、バス107を介してRAM(Random Access Memory)102、ハードディスクドライブ(HDD:Hard Disk Drive)103、グラフィック処理装置104、入力インタフェース105、および通信インタフェース106が接続されている。
RAM102には、CPU101に実行させるOS(Operating System)のプログラムやアプリケーションプログラムの少なくとも一部が一時的に格納される。また、RAM102には、CPU101による処理に必要な各種データが格納される。HDD103には、OSやアプリケーションプログラムが格納される。
グラフィック処理装置104には、モニタ11が接続されている。グラフィック処理装置104は、CPU101からの命令に従って、画像をモニタ11の画面に表示させる。入力インタフェース105には、キーボード12とマウス13とが接続されている。入力インタフェース105は、キーボード12やマウス13から送られてくる信号を、バス107を介してCPU101に送信する。
通信インタフェース106は、インターネット21に接続されている。通信インタフェース106は、インターネット21を介して、他のコンピュータとの間でデータの送受信を行う。
以上のようなハードウェア構成によって、本実施の形態の処理機能を実現することができる。なお、図3には、ネットワークサーバ100のハードウェア構成を示したが、コントローラ300も同様のハードウェア構成で実現することができる。ただし、コントローラ300では、モニタやキーボードは、筐体に内蔵される。また、コントローラ300では、マウスの代わりに操作バッド等の他のポインティングデバイスが用いられる。さらに、コントローラ300では、HDDに代えて、フラッシュメモリ等の不揮発性の半導体メモリを利用することができる。
次に、タスクコンピューティングを実現するためにネットワークサーバ100とコントローラ300とが有すべき処理機能を詳細に説明する。
図4は、ネットワークサーバとコントローラとの機能を示すブロック図である。ネットワークサーバ100は、タスクコンピューティングの処理を実現するためのサービス制御部100aを有している。サービス制御部100aは、コントローラアプリケーション110、発見エンジン120、合成エンジン130,制御エンジン140および通信制御部150で構成される。
コントローラアプリケーション110は、コントローラ300に対して提供する各種処理を行う。例えば、コントローラアプリケーション110は、ユーザ50に対して提供可能なサービスのリストを所定の順番に並べ替える。
発見エンジン120は、コントローラ300が接続されたターゲットLAN22内の装置、およびその装置で提供可能なサービスを検出する。具体的には、発見エンジン120は、コントローラ300を介して、ターゲットLAN22に接続された装置を検出する。さらに、発見エンジン120は、コントローラ300を介して検出した装置のサービスプロファイルを収集する。そして、発見エンジン120は、収集したサービスプロファイルの内容を解析することで、各装置で提供可能なサービスを認識する。
合成エンジン130は、発見エンジン120で検出されたサービスを組み合わせて提供できる複合サービスを判断する。その際、合成エンジン130は、デバイス管理データベース210、コントローラ管理データベース220、及びユーザ管理データベース230からユーザ50、コントローラ300、及び検出された装置(カメラ30やモニタ40)の情報(サービスを利用するための制約条件が含まれる)を取得し、合成することで得られるサービスのうち、制約条件を満たすサービスを判断する。
また、合成エンジン130は、制約条件を満たすサービスのリストを生成する。生成されたリストは、コントローラアプリケーション110によって所定の順番で並べ替えられる。そして、合成エンジン130は、並べ替えられたサービスのリストがコントローラ300に送信する。
制御エンジン140は、コントローラ300からのサービスの提供要求を受け取ると、該当するサービスの提供に使用する装置に対して、動作指示を送信する。動作指示は、コントローラ300を介して各装置に伝えられる。例えば、カメラ30で撮影した画像をモニタ40に表示するサービスの提供要求を受け取った場合、制御エンジン140は、カメラ30に対して、撮影指示、および撮影した画像のデータストリームのモニタ40への転送指示を送信する。また、制御エンジン140は、モニタ40に対して、カメラ30から送られるデータストリームの取得指示、および取得したデータストリームを再生することによる画像表示指示を送信する。
通信制御部150は、インターネット21等のネットワークを介したデータ通信を行う。ネットワークサーバ100と各データベースとの間の通信や、ネットワークサーバ100とコントローラ300との間の通信が、通信制御部150によって実行される。
コントローラ300は、操作制御部310とプローブ部320とを有している。操作制御部310は、表示装置と入力装置とを用いたユーザインタフェースである。具体的には、操作制御部310は、操作キーに対するユーザからの操作入力を受け付け、入力内容に応じた動作指示等を行う。また、操作制御部310は、ネットワークサーバ100から送られた提供可能なサービスのリストを表示装置に表示する。
プローブ部320は、LANパケットを送受信すると共に、ネットワークサーバ100に搭載されたサービス制御部100aと連携する。具体的には、プローブ部320は、ターゲットLAN22に接続された装置の検出および各装置からのサービスプロファイルの収集を行う。そして、プローブ部320は、収集したサービスプロファイルをネットワークサーバ100に送信する。
次に、図2に示した各データベースに格納されるデータを具体的に説明する。
図5は、デバイス管理データベースのデータ構造例を示す図である。デバイス管理データベース210には、装置毎の装置管理情報211が格納される。装置管理情報211には、装置ID、装置名、所有者、管理者情報、設置位置、設置形態情報、利用可能な権限、グループ名、現在の状態等が設定される。
装置IDは、装置を一意に識別するための識別情報である。装置名は、装置の名称である。所有者は、装置を所有するユーザの名称である。管理者情報は、装置を管理しているユーザの名前等の情報である。設置位置は、装置が設置された場所を示す情報である。設置形態情報は、装置の設置形態を示す情報である(例えば、床に固定されているのか、移動可能なのか等)。
利用可能な権限とは、装置を利用するユーザが有しているべき権限である。例えば、企業内の部長以上にのみ利用を許可する装置であれば、利用可能な権限として、「使用するユーザが部長以上の役職であること」を示す条件が設定される。
グループ名とは、装置が属するグループの名称である。グループ名は、ユーザに対して、任意のグループに属する装置の利用を許可する際に、各装置の属するグループの識別に利用される。
現在の状態は、装置の状態を示す情報である。例えば、装置が使用中か否か等の情報が設定される。
図6は、コントローラ管理データベースのデータ構造例を示す図である。コントローラ管理データベース220には、コントローラ毎のコントローラ情報221が格納される。コントローラ情報221には、コントローラID、利用ユーザID、発見装置ID、取得したプロファイル情報、現在の状態、制御履歴等の情報が設定される。
コントローラIDは、コントローラを一意に識別するための識別情報である。利用ユーザIDは、コントローラを利用しているユーザの識別情報である。発見装置IDは、コントローラが接続されたターゲットLAN22から発見された装置の識別情報である。取得プロファイル情報は、発見された装置から取得されたプロファイル情報である。現在の状態は、コントローラの現在の利用状態(例えば、ターゲットLAN22に接続されているか否か)を示す情報である。制御履歴は、コントローラからの指示によって過去に実行されたタスクコンピューティングの内容を示す履歴情報である。
図7は、ユーザ管理データベースのデータ構造例を示す図である。ユーザ管理データベース230には、ユーザ毎のユーザ情報231が格納される。ユーザ情報231には、ユーザID、所有装置情報、所有権利情報、利用優先度、好み、現在の状態等の情報が設定される。
ユーザIDは、タスクコンピューティングのサービスの提供を受けるユーザを一意に識別するための識別情報である。所有装置情報は、ユーザが所有している装置のリストである。所有権利情報は、ユーザが有している権利に関する情報(例えば、視聴する権利を有する音楽データの情報や、使用する権限を有する装置の情報)である。好みは、ユーザの趣味嗜好を示す情報である。現在の状態は、ユーザの状態を示す情報(ユーザがサービス利用中か否か等)である。なお、好みの情報により、サービス選択時の優先度(プリファレンス)等が判断される。
以上のような構成のシステムにおいて、以下のような手順でタスクコンピューティングの処理が実行される。
図8は、タスクコンピューティングの処理手順を示す図である。いま、会議室に備え付けのモニタ40にユーザ持ち込みのカメラ30を接続する例を用いて、システム動作の流れを説明する。
[準備フェーズ]
備え付けのモニタ40には、予めサービスプロファイルが書き込まれている。また、対応するデバイス管理データベース210上に、管理者60が予め装置ID、装置名、管理者名、利用可能なユーザ等を登録する(ステップS11)。
持ち込まれたカメラ30にも、予めサービスプロファイルが書き込まれている。また、ユーザ50は、カメラ30をユーザ50が所有していることを示すユーザ情報を、ユーザ管理データベース230に登録する(ステップS12)。
図9〜図11に、カメラ30のサービスプロファイル31の例を示す。図9は、サービスプロファイルの第1の図である。図10は、サービスプロファイルの第2の図である。図11は、サービスプロファイルの第3の図である。
サービスプロファイル31は、ヘッダ31aの後に、スキーマ定義31b、サービス情報31c、実行プロセス情報31d、入出力パラメタ31e、動作内容情報31f等がXML形式で記述されている。
以下、図8の説明に戻る。
[発見フェーズ]
ユーザ50は、サービスプロファイル31が登録されたカメラ30を、ターゲットLAN22に接続する(ステップS13)。そして、ユーザ50がコントローラ300をターゲットLAN22に接続すると、プローブ部320がターゲットLAN22内のカメラ30を発見し、カメラ30からサービスプロファイルを取得する(ステップS14)。同様に、プローブ部320は、ターゲットLAN22内のモニタ40を発見し、モニタ40からサービスプロファイル41を取得する(ステップS15)。
そして、プローブ部320は、取得したサービスプロファイル31,41を、ネットワークサーバ100に送信する(ステップS16)。この例では、コントローラ300とネットワークサーバ100とがインターネット21環境を経由する。そこで、コントローラ300とネットワークサーバ100間にVPN(Virtual Private Network)23を張ることで、通信のセキュリティが保たれる。VPNの方式としては、例えば、PPTP(Point-to-Point Tunneling Protocol),L2TP(Layer 2 Tunneling Protocol)、IPsecなどのトンネリング手法を用いることができる。
また、プローブ部320は、サービスプロファイル31,41を送信する際に、コントローラのコントローラIDをネットワークサーバ100に送信する。ネットワークサーバ100に送られたサービスプロファイルは、発見エンジン120で受け取られる。そして、発見エンジン120は、取得したサービスプロファイルを合成エンジン130に渡す。
[サービス合成フェーズ]
ネットワークサーバ100の合成エンジン130は、取得したサービスプロファイルをもとに、関連するデータベースを参照しながら、利用可能なサービスの合成演算を行う。具体的には、合成エンジン130は、取得したコントローラIDに対応するコントローラ情報を、コントローラ管理データベース220から取得する(ステップS17)。
また、合成エンジン130は、取得したサービスプロファイルから装置IDを取得し、その装置IDに対応する装置管理情報を、デバイス管理データベース210から取得する(ステップS18)。合成エンジン130は、取得した装置管理情報に基づいて、その装置が利用可能かどうかをチェックすることができる。
さらに、合成エンジン130は、取得したコントローラ情報から利用ユーザIDを抽出し、そのユーザIDに対応するユーザ情報を、ユーザ管理データベース230から取得する(ステップS19)。合成エンジン130は、取得したユーザ情報の所有権利情報を参照して、所有権を有するサービスを利用可能なサービスの候補に加えることができる。
また、合成エンジン130は、サービス合成の際、サービスの表示順の決定に、ユーザ情報に含まれるユーザの好み情報を反映させることができる。さらに、合成エンジン130は、ユーザ情報にユーザの過去の選択履歴が含まれていれば、その選択履歴に基づいて、サービスの表示順を決定することもできる。
合成エンジン130によるサービス合成演算結果(利用可能なサービスを所定の基準で並べたリスト)は、VPN23を介してコントローラ300に送信され、操作制御部310によって画面に表示される(ステップS20)。ユーザ50は、画面に表示されたサービスのリストを確認し、利用するサービスを選択する。すると、選択されたサービスの提供要求が、コントローラ300からネットワークサーバ100に送信される(ステップS21)。この手順は、例えば、一般的なブラウザ向けにHTMLファイルを送出し、コントローラ300上のブラウザでユーザが操作することで実現される。
[制御フェーズ]
ネットワークサーバ100は、ユーザ50のサービス提供要求を受け取ると、制御エンジン140が、取得したサービスプロファイルの情報をもとに、制御メッセージを作成する。そして、制御エンジン140は、作成した制御メッセージをコントローラ300経由で関係する装置に送信する。この際、制御エンジン140は、ユーザが選択したサービスの情報をユーザ管理データベース230に格納することで、選択結果を学習させることが可能である(ステップS22)。
各装置は制御メッセージの指令に基づき、連係動作する相手側の装置と協動作を行う。例えば、カメラ30で撮影した画像をモニタ40で表示するサービスが選択された場合、カメラ30で撮影した画像のデータストリームがモニタ40に転送され、モニタ40に動画が表示される(ステップS26)。
次に、プローブ部320を介したサービスプロファイルの収集処理を詳細に説明する。プローブ部320は、ネットワークサーバに代わって、あたかもコントローラ300がターゲットLAN22内の装置を制御しているように見せる機能を有する。
プローブ部320の機能の実装方法としては、できるだけコントローラ300側に機能を置かず、すべての処理をネットワークサーバで行う方法がある。この方法では、コントローラ側には特定のパケットをフィルタリングして抽出し、それをサーバ側に転送する機能および、サーバから到着したパケットをターゲットLAN22上に送出する機能のみが配置される。フィルタリング機能には、サーバ側からフィルタリングすべきヘッダ/データ条件を記述したデータが設定されることで、指定されたパケットのみを抽出することができる。
図12は、プローブ部の内部構成を示すブロック図である。プローブ部320は、送受信部321、パケットフィルタ322、パケットバッファ323、パケットバッファ324、フィルタ制御部325、およびフィルタ条件テーブル326で構成される。
送受信部321は、ネットワークサーバ100、カメラ30、またはモニタ40との間で、データ通信を行う。なお、ネットワークサーバ100との間は、VPN23による通信が行われる。
また、送受信部321は、ネットワークサーバ100から送られたパケットをパケットバッファ324に入力し、カメラ30やモニタ40から送られたパケットをパケットフィルタ322に入力する。さらに、送受信部321は、パケットバッファ323に入力されたパケットを取得してネットワークサーバ100に送信し、パケットバッファ324に入力されたパケットを取得してカメラ30やモニタ40に送信する。
パケットフィルタ322は、カメラ30またはモニタ40から送られたパケットを送受信部321を介して受け取る。そのとき、パケットフィルタ322は、フィルタ条件テーブル326に設定されているフィルタ条件に基づいてパケットのフィルタリングを行う。そして、パケットフィルタ322は、転送すべきパケットのみをパケットバッファ323に入力する。
パケットバッファ323は、パケットフィルタ322から入力されたパケットを格納する。そして、パケットバッファ323は、ネットワークサーバ100宛のパケットを、格納された順に送受信部321に渡す。
パケットバッファ324は、ネットワークサーバ100から送られたパケットを送受信部321から受け取り、格納する。そして、パケットバッファ324は、カメラ30またはモニタ40宛のパケットを、格納された順に送受信部321に渡す。また、パケットバッファ324は、フィルタ条件を示す情報が含まれたパケットが入力されると、そのパケットを、フィルタ制御部325に渡す。
フィルタ制御部325は、フィルタ条件を示す情報を含むパケットをパケットバッファ324から取得し、フィルタ条件を判断する。そして、フィルタ制御部325は、フィルタ条件をフィルタ条件テーブル326に設定する。
フィルタ条件テーブル326には、フィルタリングの条件が設定される。例えば、ネットワークサーバ100宛のパケットのみを転送するようにフィルタ条件を設定できる。
図13は、サービスプロファイル収集処理を示すシーケンス図である。以下、図13に示す処理をステップ番号に沿って説明する。
[ステップS31]ネットワークサーバ100内の発見エンジン120は、フィルタ条件をコントローラ300に送信する。
[ステップS32]コントローラ300内のプローブ部320は、ネットワークサーバ100から送られたフィルタ条件を、フィルタ条件テーブル326に書き込む。具体的には、送受信部321がフィルタ条件を受け取り、パケットバッファ324に格納する。すると、フィルタ制御部325がパケットバッファ324からフィルタ条件を取得し、そのフィルタ条件の内容をフィルタ条件テーブル326に設定する。
[ステップS33]ネットワークサーバ100の発見エンジン120は、デバイス発見指示をコントローラ300に対して送信する。
[ステップS34]コントローラ300内のプローブ部320は、ターゲットLAN22に対してデバイス発見指示をブロードキャストで送信する。
[ステップS35]デバイス発見指示を受け取ったカメラ30とモニタ40とは、ターゲットLAN22上で動作している装置であることを示すデバイス発見応答をプローブ部320に返す。
[ステップS36]コントローラ300内のプローブ部320は、カメラ30とモニタ40から送られたデバイス発見応答を、ネットワークサーバ100に転送する。このデバイス発見応答は、ネットワークサーバ100の発見エンジン120で受け取られる。
[ステップS37]ネットワークサーバ100内の発見エンジン120は、デバイス発見応答を返した装置を宛先として指定したサービス発見指示を、コントローラ300に送信する。
[ステップS38]コントローラ300内のプローブ部320は、ネットワークサーバ100から送られたサービス発見指示を、カメラ30とモニタ40とに転送する。
[ステップS39]サービス発見指示を受け取ったカメラ30とモニタ40とは、タスクコンピューティングのサービスを提供可能であることを示すサービス発見応答をプローブ部320に返す。
[ステップS40]コントローラ300内のプローブ部320は、カメラ30とモニタ40から送られたサービス発見応答を、ネットワークサーバ100に転送する。このサービス発見応答は、ネットワークサーバ100の発見エンジン120で受け取られる。
[ステップS41]ネットワークサーバ100内の発見エンジン120は、サービス発見応答を返した装置を宛先として指定したプロファイル転送指示を、コントローラ300に送信する。
[ステップS42]コントローラ300内のプローブ部320は、ネットワークサーバ100から送られたプロファイル転送指示を、カメラ30とモニタ40とに転送する。
[ステップS43]プロファイル転送指示を受け取ったカメラ30とモニタ40とは、サービスプロファイルをプローブ部320に返す。
[ステップS44]コントローラ300内のプローブ部320は、カメラ30とモニタ40から送られたサービスプロファイルを、ネットワークサーバ100に転送する。このサービスプロファイルは、ネットワークサーバ100の発見エンジン120で受け取られる。
このように、サービス制御部100aをネットワークサーバ100内に設けたことにより、ユーザ50の個人情報等に基づいて、サービス提供の可否を判断することができる。その結果、ユーザ50の利用する権利を取得しているサービスのみを、合成エンジン130における合成対象として、そのユーザが利用可能なサービスのみを、ユーザに通知することができる。
また、利用可能なサービスを、ユーザの好みや過去の選択履歴等の個人情報に応じて並べ替えることで、ユーザが使用する可能性の高いサービスが優先的(リストの上位)に表示される。その結果、利用可能なサービスの中からユーザが目的のサービスを見つけ出すのに要する時間が短縮される。すなわち、タスクコンピューティングの利便性が向上する。
さらに、コントローラ300から吸い上げたサービスプロファイルをもとにしたサービス合成・制御処理をバックエンドサーバで代替したことで、コントローラ300に必要なプロセッサパワーを小さくすることが可能となる。結果的に小型で消費電力の小さいコントローラを作成することが可能になる。
また、サービス合成演算をサーバで行うことで、演算に必要な情報の記憶量を格段に大きくとることができるようになるとともに、サーバ上に保存されている他の情報と容易に組み合わせて利用することができるようになる。
企業内に設置されている機器のアクセス許可リストをデータベースとして参照することで、発見したデバイスが利用可能かどうかを容易に判別可能になるとともに、情報の一貫性を保つことができるようになる。
[第2の実施の形態]
次に、第2の実施の形態について説明する。第2の実施の形態は、装置やサービスの発見処理に関して必要な機能をできるだけコントローラ側に置くことで、コントローラとネットワークサーバとの間の通信回数を低減させたものである。すなわち、プローブ部が発見した装置と簡単なメッセージのやりとりを行い、複数のサービスプロファイルを集約する。そして、プローブ部は、1つにまとめた情報をネットワークサーバに送信する。これにより、ネットワークサーバの負荷を軽減することができる。
第2の実施の形態は、ネットワークサーバの発見エンジンとプローブ部との間のメッセージ送受信機能が、第1の実施の形態と異なる。そこで、以下の説明では、プローブ部と発見エンジン以外の要素については、第1の実施の形態と同じ符号を用いるものとする。
図14は、第2の実施の形態に係るプローブ部の構成を示す図である。プローブ部320aは、送受信部321a、パケットフィルタ322a、パケットバッファ323a、パケットバッファ324a、フィルタ制御部325a、フィルタ条件テーブル326a、および送受信制御部(シーケンサ)327で構成される。このように、第2の実施の形態では、プローブ部320a内に送受信制御部327が追加された点が、第1の実施の形態と異なる。
なお、送受信部321a、パケットフィルタ322a、パケットバッファ323a、パケットバッファ324a、フィルタ制御部325a、およびフィルタ条件テーブル326aについては、それぞれ基本的に第1の実施の形態に係るプローブ部320(図12に示す)の送受信部321、パケットフィルタ322、パケットバッファ323、パケットバッファ324、フィルタ制御部325、及びフィルタ条件テーブル326と同じ機能を有している。
送受信制御部327は、パケットバッファ324aの出力側と送受信部321aとの間、およびパケットフィルタ322aの出力側とパケットバッファ323aとの間に配置されている。この送受信制御部327は、ターゲットLAN22に接続された装置の発見、および発見した装置からサービスプロファイルを収集する機能を有している。
このような構成のプローブ部320aとネットワークサーバ100との間のメッセージの受け渡しの手順を以下に示す。なお、以下の例では、UPnP(Universal Plug and Play)プロトコルをデバイス発見およびデバイスプロファイルの転送に用いた場合を想定している。ここで、UPnPとは、家庭用のパーソナルコンピュータ、周辺機器、家電製品等をネットワークを介して接続し、相互に機能を提供し合うために規定された技術仕様である。
図15は、第2の実施の形態に係るサービスプロファイル収集処理を示すシーケンス図である。以下、図15に示す処理をステップ番号に沿って説明する。
[ステップS51]ネットワークサーバ100内の発見エンジン120aは、送受信制御部327の起動指示及びフィルタ条件設定指示をコントローラ300に送信する。
[ステップS52]コントローラ300内のプローブ部320aは、ネットワークサーバ100から送られたフィルタ条件を、フィルタ条件テーブル326aに書き込む。
[ステップS53]コントローラ300内のプローブ部320aは、ターゲットLAN22に対してデバイス発見指示をブロードキャストで送信する。具体的には、発見エンジン120aから送られた起動指示によって起動された送受信制御部327が、デバイス発見指示を送信する。
[ステップS54]デバイス発見指示を受け取ったカメラ30とモニタ40とは、ターゲットLAN22上で動作している装置であることを示すデバイス発見応答をプローブ部320aに返す。
[ステップS55]コントローラ300内のプローブ部320aは、サービス発見指示を、カメラ30とモニタ40とに転送する。具体的には、ステップS54で送られたデバイス発見応答を送受信制御部327が受け取り、送受信制御部327が、カメラ30とモニタ40を宛先としたサービス発見指示を送信する。
[ステップS56]サービス発見指示を受け取ったカメラ30とモニタ40とは、タスクコンピューティングのサービスを提供可能であることを示すサービス発見応答をプローブ部320aに返す。
[ステップS57]コントローラ300内のプローブ部320aは、プロファイル転送指示をカメラ30とモニタ40とに転送する。具体的には、ステップS56で送られたサービス発見応答を送受信制御部327が受け取り、送受信制御部327が、カメラ30とモニタ40を宛先としたプロファイル転送指示を送信する。
[ステップS58]サービス発見指示を受け取ったカメラ30とモニタ40とは、サービスプロファイルをプローブ部320aに返す。
[ステップS59]コントローラ300内のプローブ部320aは、カメラ30とモニタ40から送られたサービスプロファイルを、ネットワークサーバ100に転送する。このサービスプロファイルは、ネットワークサーバ100の発見エンジン120aで受け取られる。
このようにして、コントローラ〜デバイス間で何度かやりとりされるパケットをサーバに送信することなく、最終的に必要なデバイスプロファイルのみをサーバに送信することができる。
[第3の実施の形態]
次に、第3の実施の形態について説明する。第3の実施の形態は、タスクコンピューティングによって映像コンテンツ受信サービスの提供を受けるものである。
図16は、第3の実施の形態のシステム構成例を示す図である。図16には、ユーザ50が、手元のモニタ40に、自分が権利を持つ映像ストリームをダウンロードして表示させるサービスの提供例が示されている。
基本的な構成は図8に示した第1の実施の形態とほぼ同じであるが、映像配信会社サイト24にストリームデータベース240が配置されている点が異なる。なお、ユーザ管理データベース230には、ストリームデータベース240で配信されるストリームデータのうち、ユーザ50が視聴する権利を有するものに関する情報が登録されているものとする。
また、サービス発見と合成の手順は第1の実施の形態とほぼ同じであるが、発見したモニタ40の情報をもとに、ユーザが権利を所有する映像ストリームの中で、そのモニタ40に映すことのできる形式のストリームを選択する点が異なる。すなわち、図16におけるステップS71〜S81の処理は、図8に示すステップS11,S12,S15〜S23の処理と同じである。以下、図8に示す処理と同じ処理は説明を省略し、異なる処理について説明する。
ネットワークサーバ100は、映像配信会社サイト24からのストリームデータ配信サービスの提供要求を受けると、モニタ40に対して、ストリームデータベース240からのストリームデータの受信および再生を指示する(ステップS82。さらに、ネットワークサーバ100は、ストリームデータベース240に対して、指定されたストリームデータのモニタ40への送信指示を出力する(ステップS83)。すると、モニタ40からのpull動作または、ストリームデータベース240からのpush動作によりストリームデータがモニタ40に転送される(ステップS84)。その結果、ストリームデータがモニタ40で再生され、画面に映し出される。
[その他の応用例]
上記の実施の形態に示すシステムは、ネットワークに接続されたデバイスが遍在するユビキタス社会において、デバイスを制御する方式として広く利用することができる。すなわち、ターゲットLAN22として無線LANを利用することもできる。また、インターネット21に代えて、企業内のイントラネットを適用することもできる。
また、上記の実施の形態では、様々な情報の記憶をデータベースで取り扱う方式で説明したが、単純にメモリテーブルを利用する方法でも実施可能である。
なお、第1,第2の実施の形態では、各装置がネットワークサーバ100と直接接続されないことも考慮して、制御メッセージをコントローラ300のプローブ部320を経由して各装置に送信している。ここで、ネットワークサーバ100と各装置(カメラ30やモニタ40)との間で直接やりとり可能ならば、ネットワークサーバ100から各装置に制御メッセージを直接送信するもできる。制御メッセージの送信にコントローラを介在させないことで、コントローラの負荷を減らすことができる。
なお、上記の処理機能は、コンピュータによって実現することができる。その場合、ネットワークサーバ100やコントローラ300が有すべき機能の処理内容を記述したプログラムが提供される。そのプログラムをコンピュータで実行することにより、上記処理機能がコンピュータ上で実現される。処理内容を記述したプログラムは、コンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録しておくことができる。コンピュータで読み取り可能な記録媒体としては、磁気記録装置、光ディスク、光磁気記録媒体、半導体メモリなどがある。磁気記録装置には、ハードディスク装置(HDD)、フレキシブルディスク(FD)、磁気テープなどがある。光ディスクには、DVD(Digital Versatile Disc)、DVD−RAM(Random Access Memory)、CD−ROM(Compact Disc Read Only Memory)、CD−R(Recordable)/RW(ReWritable)などがある。光磁気記録媒体には、MO(Magneto-Optical disk)などがある。
プログラムを流通させる場合には、例えば、そのプログラムが記録されたDVD、CD−ROMなどの可搬型記録媒体が販売される。また、プログラムをサーバコンピュータの記憶装置に格納しておき、ネットワークを介して、サーバコンピュータから他のコンピュータにそのプログラムを転送することもできる。
プログラムを実行するコンピュータは、例えば、可搬型記録媒体に記録されたプログラムもしくはサーバコンピュータから転送されたプログラムを、自己の記憶装置に格納する。そして、コンピュータは、自己の記憶装置からプログラムを読み取り、プログラムに従った処理を実行する。なお、コンピュータは、可搬型記録媒体から直接プログラムを読み取り、そのプログラムに従った処理を実行することもできる。また、コンピュータは、サーバコンピュータからプログラムが転送される毎に、逐次、受け取ったプログラムに従った処理を実行することもできる。
なお、本発明は、上述の実施の形態にのみ限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々の変更を加えることができる。
以上説明した実施の形態の主な技術的特徴は、以下の付記の通りである。
(付記1) コントローラが接続されたネットワーク上の装置で連携して提供可能なサービスを制御するサービス制御プログラムにおいて、
コンピュータを、
前記コントローラと通信し、前記コントローラ周辺のネットワークに接続された周辺装置のサービスプロファイルを収集する装置検出手段、
装置毎の利用条件が予め登録された管理データベースを参照し、前記装置検出手段が取得した前記サービスプロファイルに対応する前記周辺装置の利用条件を取得する利用条件取得手段、
前記装置検出手段が取得した前記サービスプロファイルと、前記利用条件取得手段が取得した前記利用条件とに基づいて、前記周辺装置の何れかを含む1つ以上の装置で提供可能な利用可能サービスを判断する利用可能サービス判断手段、
前記利用可能サービス判断手段で利用可能と判断された利用可能サービスを提供するために利用される装置を遠隔制御し、前記利用可能サービスを提供する装置制御手段、
として機能させることを特徴とするサービス制御プログラム。
(付記2) 前記装置検出手段は、前記周辺装置のサービスプロファイルを収集する際に、前記コントローラを使用しているユーザの識別情報を取得し、
前記利用条件にはユーザが利用する権利を有するサービスに関する情報が含まれており、前記利用可能サービス判断手段は、前記周辺装置の何れかを含む1つ以上の装置で提供可能であり、且つ前記ユーザが利用する権利を有しているサービスを、前記利用可能サービスと判断することを特徴とする付記1記載のサービス制御プログラム。
(付記3) 前記利用可能サービス判断手段は、1つ以上の前記利用可能サービスの名称を並べたサービスリストを生成し、生成した前記サービスリストを前記コントローラに送信し、
前記装置制御手段は、前記サービスリスト内の任意のサービスを指定したサービス提供要求を前記コントローラから受け取ると、前記サービス提供要求で指定された前記サービスを提供するために利用される装置を遠隔制御し、前記サービスを提供することを特徴とする付記1記載のサービス制御プログラム。
(付記4) 前記ユーザ情報にはユーザの好みに関する情報が登録されており、前記利用可能サービス判断手段は、前記ユーザ情報に基づいて、前記利用可能サービスの名称を並べ替えることを特徴とする付記3記載のサービス制御プログラム。
(付記5) 前記ユーザ情報にはユーザが利用したサービスの履歴情報が登録されており、前記利用可能サービス判断手段は、前記ユーザ情報に基づいて、前記利用可能サービスの名称を並べ替えることを特徴とする付記3記載のサービス制御プログラム。
(付記6) 前記装置検出手段は、前記コントローラを介して、前記周辺装置との間でメッセージを交換することで、前記周辺装置のサービスプロファイルを取得することを特徴とする付記1記載のサービス制御プログラム。
(付記7) 前記装置検出手段は、前記コントローラに対してサービスプロファイルの収集を依頼し、前記コントローラが前記周辺装置から収集した複数の前記サービスプロファイルを前記コントローラからまとめて受け取ることを特徴とする付記1記載のサービス制御プログラム。
(付記8) 前記装置制御手段は、前記コントローラを介して、利用可能サービスを提供するために利用される装置を遠隔制御することを特徴とする付記1記載のサービス制御プログラム。
(付記9) 前記装置制御手段は、前記装置に直接アクセスし、利用可能サービスを提供するために利用される装置を遠隔制御することを特徴とする付記1記載のサービス制御プログラム。
(付記10) 前記利用可能サービス判断手段は、前記周辺装置に対する他のネットワーク上の装置から提供されるサービスを、前記利用可能サービスに含めることを特徴とする付記1記載のサービス制御プログラム。
(付記11) コントローラが接続されたネットワーク上の装置で連携して提供可能なサービスを制御するサービス制御装置において、
前記コントローラと通信し、前記コントローラ周辺のネットワークに接続された周辺装置のサービスプロファイルを収集する装置検出手段と、
装置毎の利用条件が予め登録された管理データベースを参照し、前記装置検出手段が取得した前記サービスプロファイルに対応する前記周辺装置の利用条件を取得する利用条件取得手段と、
前記装置検出手段が取得した前記サービスプロファイルと、前記利用条件取得手段が取得した前記利用条件とに基づいて、前記周辺装置の何れかを含む1つ以上の装置で提供可能な利用可能サービスを判断する利用可能サービス判断手段と、
前記利用可能サービス判断手段で利用可能と判断された利用可能サービスを提供するために利用される装置を遠隔制御し、前記利用可能サービスを提供する装置制御手段と、
を有することを特徴とするサービス制御装置。
(付記12) コンピュータにより、コントローラが接続されたネットワーク上の装置で連携して提供可能なサービスを制御するサービス制御方法において、
装置検出手段が、前記コントローラと通信し、前記コントローラ周辺のネットワークに接続された周辺装置のサービスプロファイルを収集し、
利用条件取得手段が、装置毎の利用条件が予め登録された管理データベースを参照し、前記装置検出手段が取得した前記サービスプロファイルに対応する前記周辺装置の利用条件を取得し、
利用可能サービス判断手段が、前記装置検出手段が取得した前記サービスプロファイルと、前記利用条件取得手段が取得した前記利用条件とに基づいて、前記周辺装置の何れかを含む1つ以上の装置で提供可能な利用可能サービスを判断し、
装置制御手段が、前記利用可能サービス判断手段で利用可能と判断された利用可能サービスを提供するために利用される装置を遠隔制御し、前記利用可能サービスを提供する、
ことを特徴とするサービス制御方法。
本実施の形態の概略を示す図である。 第1の実施の形態のシステム構成例を示す図である。 本実施の形態に用いるネットワークサーバのハードウェア構成例を示す図である。 ネットワークサーバとコントローラとの機能を示すブロック図である。 デバイス管理データベースのデータ構造例を示す図である。 コントローラ管理データベースのデータ構造例を示す図である。 ユーザ管理データベースのデータ構造例を示す図である。 タスクコンピューティングの処理手順を示す図である。 サービスプロファイルの第1の図である。 サービスプロファイルの第2の図である。 サービスプロファイルの第3の図である。 プローブ部の内部構成を示すブロック図である。 サービスプロファイル収集処理を示すシーケンス図である。 第2の実施の形態に係るプローブ部の構成を示す図である。 第2の実施の形態に係るサービスプロファイル収集処理を示すシーケンス図である。 第3の実施の形態のシステム構成例を示す図である。 従来のタスクコンピューティングのシステム構成を示す図である。
符号の説明
1 サービス制御装置
1a 装置検出手段
1b 利用条件取得手段
1c 利用可能サービス判断手段
1d 装置制御手段
2 管理データベース
3 コントローラ
4 ネットワーク
5 カメラ
6 モニタ
7 ストリームデータ
8 ユーザ

Claims (10)

  1. コントローラが接続されたネットワーク上の装置で連携して提供可能なサービスを制御するサービス制御プログラムにおいて、
    コンピュータを、
    前記コントローラと通信し、前記コントローラ周辺のネットワークに接続された周辺装置のサービスプロファイルを収集する装置検出手段、
    装置毎の利用条件が予め登録された管理データベースを参照し、前記装置検出手段が取得した前記サービスプロファイルに対応する前記周辺装置の利用条件を取得する利用条件取得手段、
    前記装置検出手段が取得した前記サービスプロファイルと、前記利用条件取得手段が取得した前記利用条件とに基づいて、前記周辺装置の何れかを含む1つ以上の装置で提供可能な利用可能サービスを判断する利用可能サービス判断手段、
    前記利用可能サービス判断手段で利用可能と判断された利用可能サービスを提供するために利用される装置を遠隔制御し、前記利用可能サービスを提供する装置制御手段、
    として機能させることを特徴とするサービス制御プログラム。
  2. 前記装置検出手段は、前記周辺装置のサービスプロファイルを収集する際に、前記コントローラを使用しているユーザの識別情報を取得し、
    前記利用条件にはユーザが利用する権利を有するサービスに関する情報が含まれており、前記利用可能サービス判断手段は、前記周辺装置の何れかを含む1つ以上の装置で提供可能であり、且つ前記ユーザが利用する権利を有しているサービスを、前記利用可能サービスと判断することを特徴とする請求項1記載のサービス制御プログラム。
  3. 前記利用可能サービス判断手段は、1つ以上の前記利用可能サービスの名称を並べたサービスリストを生成し、生成した前記サービスリストを前記コントローラに送信し、
    前記装置制御手段は、前記サービスリスト内の任意のサービスを指定したサービス提供要求を前記コントローラから受け取ると、前記サービス提供要求で指定された前記サービスを提供するために利用される装置を遠隔制御し、前記サービスを提供することを特徴とする請求項1記載のサービス制御プログラム。
  4. 前記ユーザ情報にはユーザの好みに関する情報が登録されており、前記利用可能サービス判断手段は、前記ユーザ情報に基づいて、前記利用可能サービスの名称を並べ替えることを特徴とする請求項3記載のサービス制御プログラム。
  5. 前記装置検出手段は、前記コントローラを介して、前記周辺装置との間でメッセージを交換することで、前記周辺装置のサービスプロファイルを取得することを特徴とする請求項1記載のサービス制御プログラム。
  6. 前記装置検出手段は、前記コントローラに対してサービスプロファイルの収集を依頼し、前記コントローラが前記周辺装置から収集した複数の前記サービスプロファイルを前記コントローラからまとめて受け取ることを特徴とする請求項1記載のサービス制御プログラム。
  7. 前記装置制御手段は、前記コントローラを介して、利用可能サービスを提供するために利用される装置を遠隔制御することを特徴とする請求項1記載のサービス制御プログラム。
  8. 前記利用可能サービス判断手段は、前記周辺装置に対する他のネットワーク上の装置から提供されるサービスを、前記利用可能サービスに含めることを特徴とする請求項記載のサービス制御プログラム。
  9. コントローラが接続されたネットワーク上の装置で連携して提供可能なサービスを制御するサービス制御装置において、
    前記コントローラと通信し、前記コントローラ周辺のネットワークに接続された周辺装置のサービスプロファイルを収集する装置検出手段と、
    装置毎の利用条件が予め登録された管理データベースを参照し、前記装置検出手段が取得した前記サービスプロファイルに対応する前記周辺装置の利用条件を取得する利用条件取得手段と、
    前記装置検出手段が取得した前記サービスプロファイルと、前記利用条件取得手段が取得した前記利用条件とに基づいて、前記周辺装置の何れかを含む1つ以上の装置で提供可能な利用可能サービスを判断する利用可能サービス判断手段と、
    前記利用可能サービス判断手段で利用可能と判断された利用可能サービスを提供するために利用される装置を遠隔制御し、前記利用可能サービスを提供する装置制御手段と、
    を有することを特徴とするサービス制御装置。
  10. コンピュータにより、コントローラが接続されたネットワーク上の装置で連携して提供可能なサービスを制御するサービス制御方法において、
    装置検出手段が、前記コントローラと通信し、前記コントローラ周辺のネットワークに接続された周辺装置のサービスプロファイルを収集し、
    利用条件取得手段が、装置毎の利用条件が予め登録された管理データベースを参照し、前記装置検出手段が取得した前記サービスプロファイルに対応する前記周辺装置の利用条件を取得し、
    利用可能サービス判断手段が、前記装置検出手段が取得した前記サービスプロファイルと、前記利用条件取得手段が取得した前記利用条件とに基づいて、前記周辺装置の何れかを含む1つ以上の装置で提供可能な利用可能サービスを判断し、
    装置制御手段が、前記利用可能サービス判断手段で利用可能と判断された利用可能サービスを提供するために利用される装置を遠隔制御し、前記利用可能サービスを提供する、
    ことを特徴とするサービス制御方法。

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