JP2005063069A - 被制御装置、リモート制御装置及びリモート制御システム - Google Patents

被制御装置、リモート制御装置及びリモート制御システム Download PDF

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Abstract

【課題】 ネットワークリモートシステムにおいて、ユーザの操作習熟レベルや操作の嗜好にあったユーザインタフェースを提供できるようにする。
【解決手段】 ネットワークと、画像情報を含む操作情報を送信し、受信した制御情報に基づいて動作する被制御装置100と、受信した操作情報に基づいて画像表示を含む操作環境をユーザに提供し、ユーザ操作による制御情報を被制御装置100に送信するリモート制御装置110とで構成されていて、前記リモート制御装置110は、ユーザの接続履歴情報、操作履歴情報を前記被制御装置100へ送信し、前記被制御装置100は前記送信された履歴情報を基にして前記ユーザに適した操作環境を作成して提供する。
【選択図】 図1

Description

本発明は被制御装置、リモート制御装置及びリモート制御システムに関し、特に、ネットワークに接続され、被制御装置から操作環境情報をリモート制御装置に送信し、前記リモート制御装置からの制御情報により前記被制御装置がユーザに対してサービスを提供するリモート制御システムに用いて好適なものである。
従来、単独で稼動していたか、あるいは機器の種類毎の独自接続によって動作していた家庭内のオーディオ・ビジュアル機器や家電機器を、一つのネットワークによって接続する要求が高まっている。高速のデジタル通信技術によって動画データ、オーディオデータなどリアルタイム性を要求されるデータと、静止画データ、制御データといった通信の信頼性が要求されるデータとを混在した状態で転送することができるネットワーク通信がこれを実現している。
ところで、家庭内ネットワークの中心としてユーザインタフェースを提供する機器はテレビであり、接続された機器のリモート操作画面をテレビ画面上に表示し、テレビのリモコン装置によってユーザの操作を入力することによって機器を制御する、いわゆるリモート制御サービスが提供されるが、操作画面の表示やユーザ操作に従った機器制御を実行するためのプログラムが機器毎に必要である。
しかしながら、ネットワークに接続される機器は多種に及び、また時間を追って新しい機能を有する機種も出現するため、ネットワークに接続される可能性のある全ての機器に対する制御プログラムをテレビ側で準備することは困難である。
こうした問題を解決するアプローチの一つに、操作パネルの画像データをネットワークに接続された被制御装置から送信し、テレビに代表される表示器を備えたリモート制御装置がこれを受信して、操作者に対して操作パネル画像を表示器に表示すると同時に、操作者の操作入力を被制御装置へ送信することにより被制御装置の制御を行うシステムが、例えば、特許文献1で提案されている。
図20は、こうしたシステムの一例を示す図である。図20において、510はリモート制御表示データを送信し、ネットワーク500を介してリモート制御を受ける被制御装置である。513はリモート制御のための表示データ(リモート操作画面データ)を発生する画像生成部、511はネットワークに接続される双方向通信部、512はリモート操作画面データを送信し、ユーザ操作情報を受信して被制御本体部を制御する処理部、514は制御を受けて動作することによりユーザにサービスを提供する被制御本体部である。
また、520は表示機能を有し、リモート制御を行うリモート制御装置であり、524はリモート操作画面データを表示する表示器部、525はリモコンなどのユーザの入力を受信する入力制御部、523は受信したリモート制御画面データを記憶保持する情報記憶部、522は受信したリモート制御画面データを情報記憶部に格納し、このデータに基づいてリモート操作画面を表示器部524に表示するとともに、入力制御部525から受け取るユーザからの操作入力を基にユーザ操作情報を出力する処理部、521はこうしたデータをネットワークに送受信する双方向通信部である。
ネットワーク500を介して被制御装置から送られるリモート制御表示データは、リモート制御装置520の表示器部524に表示され、ユーザはこれを見てリモコン等を操作する。ユーザの操作に関する情報はネットワーク500を介して被制御装置に送られ、この情報を基に被制御本体部が制御され、ユーザに対するサービスが行われる。
一方、被制御装置単体の機能はますます高機能化されつつある。それに伴いデバイスに付随されるボタンの数も増加し、ユーザはますます複雑な操作を強いられるようになった。上述したようなリモート制御画面を提供するようなネットワークリモートシステムにおいても表示したGUIが煩雑になり、更にそれらが複数にわたるといった状況も考えられる。このように、ユーザにとっては高機能をリモートで利用できる反面、複雑な操作を強いられるという問題は依然残されたままである。
特開平11-3314号公報
被制御装置510が高機能になればなるほどそれらの機能を使用するために操作ボタンは多くなり、また操作手順も複雑になる。しかし、操作に十分慣れていないユーザにとっては、このような高機能を使う機会は少なく、必要最低限の機能で十分である場合がほとんどである。こうした状況において、高機能を利用するために煩雑に表示された操作ボタンは、本来行いたい操作のためのボタンを分かり難くするばかりか、誤作動の要因にもなりかねない問題があった。
一方、ヘルプ機能や検索機能により操作に不慣れなユーザに対し、所望の操作をアシストするというアプローチもあるが、これらの機能の操作法を理解して使いこなすこと自体に相当な時間を要することが多い。
また、操作に十分に慣れ、高機能の恩恵を受けることのできるようになったユーザにとっても、ベンダーが用意した操作パネル画像では自分の利用法に合っておらず、十分使い易いものではないという問題もあった。例えば、ベンダーの想定していなかったような操作を行うユーザにおいては、複数の操作パネルにまたがるような操作を何回も繰り返し行わなければならない等がある。
本発明の被制御装置は、ネットワークを介してリモート制御装置に接続された被制御装置であって、前記ネットワークを介して、表示画像情報を含む操作情報を前記リモート制御装置に送信する操作情報送信処理を行う手段と、前記操作情報送信処理を行う手段によって送信された操作情報に基づいてユーザに提供した操作環境を通じて前記ユーザから入力されるユーザの制御情報を前記リモート制御装置から受信する制御情報受信処理を行う手段と、前記制御情報受信処理を行う手段により受信したユーザの制御情報に応じたサービスを提供するサービス提供処理を行う手段と、前記操作情報とともにユーザの接続、操作履歴を調べるための項目を記した履歴データを送信する履歴データ送信処理を行う手段と、前記履歴データ送信処理を行う手段により送信された履歴データに基づいて、前記リモート制御装置において記録された前記ユーザの履歴を記録した結果を前記リモート制御装置から受信する履歴記録結果受信処理を行う手段と、前記履歴記録結果受信処理を行う手段により受信した履歴記録結果に基づいて操作環境を変更し、前記変更した操作環境を前記ユーザに提供する操作環境変更処理を行う手段とを有することを特徴としている。
また、本発明の他の特徴とするところは、前記履歴データは、前記被制御装置の特徴に基づいて作成されたもので、ユーザ履歴に合わせた表示画像情報を提供できるようにするために、少なくとも接続回数の項目が記載されていることを特徴としている。
また、本発明のその他の特徴とするところは、前記履歴データは、前記被制御装置の特徴に基づいて作成されたもので、ユーザ履歴に合わせた表示画像情報を提供できるようにするために、少なくとも表示画像情報の表示回数の項目が記載されていることを特徴としている。
また、本発明のその他の特徴とするところは、前記履歴データは、前記被制御装置の特徴に基づいて作成されたもので、ユーザ履歴に合わせた表示画像情報を提供できるようにするために、少なくとも操作の要素単位で記述される操作回数の項目が記載されていることを特徴としている。
また、本発明のその他の特徴とするところは、前記履歴データは、前記被制御装置の特徴に基づいて作成されたもので、ユーザ履歴に合わせた表示画像情報を提供できるようにするために、少なくとも一連の操作履歴の項目が記載されていることを特徴としている。
また、本発明のその他の特徴とするところは、前記受信した履歴結果に従い、前記リモート制御装置に送信して前記ユーザに提供する前記表示画像情報の内容を動的に変更させることを特徴としている。
また、本発明のその他の特徴とするところは、前記履歴データを外部の記憶装置に保持している場合、その所在を示すデータを前記リモート制御装置に送信することを特徴としている。
本発明のリモート制御装置は、ネットワークを介して被制御装置に接続されたリモート制御装置であって、前記被制御装置から表示画像情報を含む操作情報を受信する操作情報受信処理を行う手段と、前記操作情報受信処理を行う手段により受信した操作情報に基づいて前記表示画像情報を表示器に表示することを含む操作環境をユーザに提供する操作環境提供処理を行う手段と、前記操作環境提供処理を行う手段により提供した操作環境を通じて入力されるユーザの制御情報を前記被制御装置に送信する制御情報送信処理を行う手段とを有し、前記制御情報送信処理を行う手段により送信された制御情報を受信した前記被制御装置において、前記制御情報に応じたサービスを提供させるようにするリモート制御装置であって、前記操作情報とともにユーザの接続、操作履歴を調べるための項目を記した履歴データを前記被制御装置から受信する履歴データ受信処理を行う手段と、前記履歴データ受信処理を行う手段により受信した履歴データに基づいてユーザの履歴を記録し、記録結果を前記被制御装置に送信する履歴記録結果送信処理を行う手段とを有することを特徴としている。
また、本発明の他の特徴とするところは、前記履歴データ受信処理を行う手段により受信した履歴データを前記被制御装置を識別する記号とともに記憶装置に格納し、前記ユーザが前記被制御装置の挿抜や操作する度に前記履歴データに記載された項目に対するこれらの履歴を記録していくことを特徴としている。
また、本発明のその他の特徴とするところは、前記履歴データ受信処理を行う手段により受信した履歴データに従いユーザからの接続履歴や操作履歴を記録した履歴記録を、少なくとも新規表示画像データ要求の際に送信することを特徴としている。
また、本発明のその他の特徴とするところは、前記履歴データ受信処理を行う手段により受信した履歴データに従いユーザからの接続履歴や操作履歴を記録した履歴記録を、少なくともユーザの制御情報送信の際に送信することを特徴としている。
また、本発明のその他の特徴とするところは、前記履歴データの所在を示すデータを前記被制御装置から受け取った場合には、指定された場所より前記履歴データを獲得する履歴データ獲得処理を行う手段を有することを特徴としている。
本発明のリモート制御システムは、前記の何れかに記載の被制御装置と、前記の何れかに記載のリモート制御装置とを有することを特徴としている。
前述したように、本発明によれば、ユーザの操作習熟度や操作嗜好に合わせた操作パネルを新たに供給することができ、操作時の混乱や誤動作の防止、及びさまざまな操作における操作性を向上させることができる。
以下、図面を参照して本発明の第1の実施の形態について説明する。
図1は、本発明の第1の実施の形態にかかるリモート制御システムをあらわすブロック図である。このリモート制御システムは、高速シリアルインタフェースによるネットワーク1に接続され、リモコン120によるユーザ操作入力を有するデジタルテレビ110、上記デジタルテレビ110に操作のための表示を行い、デジタルテレビ110のリモコン入力によってリモート制御されるDVC(デジタルビデオカメラレコーダ)100から構成される。
104は映像を撮影して記録メディアへ録画し、また録画された映像/音声データ(ビデオデータ)を再生するDVC本体部、103はリモート制御のためにデジタルテレビ110に表示する表示データ(GUIデータ)及び操作情報を格納または生成する表示データ発生器、102はネットワークを介して通信を行いDVC本体部104と表示データ発生器103を制御する制御部である。また、101は1394高速シリアルバスのインタフェースである1394I/F部であり、ネットワーク1によって、後述するデジタルテレビ110の1394I/F部、あるいは図示しない他の装置の1394I/F部に接続される。
前記制御部102は、コンピュータシステムにより構成されており、本実施の形態のDVC100における主要な機能である操作情報送信処理を行う手段、制御情報受信処理を行う手段、サービス提供処理を行う手段、履歴データ送信処理を行う手段、履歴記録結果受信処理を行う手段、及び操作環境変更処理を行う手段などが構成される。
図1の111は、1394高速シリアルバスのインタフェースである1394I/F部、113は1394I/F部111で受信したストリームデータをビデオストリームと音声ストリームに分解して各々のストリームデータをデコードする機能を含むデコーダ、119はデコードされた音声データのD/A変換と増幅及びスピーカを含む音声出力部である。114は1394I/F部111で受信したリモート制御のための操作データ及び表示データ(GUIデータ)を格納する表示データメモリである。
116は赤外線または無線を使用してユーザの操作入力を行うリモコン制御部、115はリモート制御のための表示データに基づいて接続された被リモート制御機器のリモート制御のための表示を生成する描画制御部、117はデコーダ113から出力されるビデオデータと描画制御部115から出力される表示を合成して表示デバイス118に表示を行うための画像合成部である。
121は接続された被リモート制御機器の接続履歴や操作履歴情報を格納する履歴情報格納メモリ、112は1394I/F部111、デコーダ113、表示データメモリ114、リモコン制御部116、履歴情報格納メモリ121及び描画制御部115をコントロールする制御部である。
制御部112は、コンピュータシステムにより構成されており、ネットワークに接続されたDVC100から送信されるストリームデータを受信して表示デバイス118及び音声出力部119に出力する他、表示デバイス118に表示されるリモート制御のための表示とリモコン操作入力によってデジタルビデオカメラレコーダ100の制御を行うデジタルテレビ110の動作を統合的に制御する。
前記制御部112により、本実施の形態のリモート制御装置110の主要な機能である操作情報受信処理を行う手段、操作環境提供処理を行う手段、制御情報送信処理を行う手段、履歴データ受信処理を行う手段、履歴記録結果送信処理を行う手段、履歴データ獲得処理を行う手段等が構成される。
1394I/F(IEEE1394高速シリアルバス)は、デイジーチェーン方式、ノード分岐方式、及びこの組み合わせに対応し、自由度の高い接続を可能としたネットワークバスである。100Mbps、200Mbps、400Mbpsでシリアル転送を行うデータ転送方式で、上位の転送速度を有する機器は下位のデータ転送速度をサポートするため、異なる転送速度を有する機器が混在可能である。
また、コマンドなどの制御信号、ファイルデータといった非同期で転送されるデータの転送のためのAsynchronous転送と、ビデオデータや音声信号(いわゆるストリーム データ)等の時間的に連続性を要求されるデータの転送を一定期間(125us)ごとに逐次行うIsochronous転送の2つの転送モードを有する。
AV機器の制御のためのAV/C(Audio Video Control)コマンドがAsynchronous転送の上に構築され、同時にこれらのコマンドによって制御されるAV機器のモデルがAV/C unitまたはsubunitとして定義されている。また、静止画ファイル転送やプリントデータ転送など転送に確実性と高速性を求められるデータ転送のためにはAsynchronous転送によるプロトコルであるAsynchronous Serial Bus Connectionと、この転送のためのコネクションを結ぶ、または解消するための手順と制御コマンドが定義され、使用されている。
Isochronous転送によるストリームデータ転送にはDVフォーマットによる画像/音声データ転送、MPEG2フォーマットによる画像/音声ストリームの転送がある。これらのストリームデータ転送のためのコネクションを結ぶ、または解消するための手順と制御コマンドもまたAsynchronous転送によるAV/Cコマンドとして定義されている。
図2は、リモート制御システムのリモート制御のための表示データ(GUIデータ)の転送と表示、及びリモート制御の手順について、1394ネットワークの通信に注目して説明する図である。本実施の形態の図では1394ネットワーク上の被制御装置はDVC100のみであるが、他の装置が接続された場合にも同様の通信が行われ、DVC100と並行して制御が行われ得る。
図2において、デジタルテレビの制御部112は、始めに、DVC100のストリーム出力をデジタルテレビ112に送信するためのIsochronous connectionをconnection確立手順によって確立する。
すなわち、1394ネットワークのIRM(本実施の形態ではデジタルテレビ110が担う)からIsochronous転送のためのチャネルと帯域を確保した後、DVC100の1394 I/F 101のIsochronous Plugからデジタルテレビ110の1394 I/F 111のIsochronous Plugへのpeer-to-peer connectionを確立する(201)。
次に、デジタルテレビの制御部112は、DVC100を被制御装置としたセッションを開始するため、AV/CコマンドのGui_Update(open)コマンドを発行する(202)。
図3(a)に、GUI_updateコマンドのコマンドフレームを示す。operand[3]に格納されるsubfunctionの値(図3(b))によりこのコマンドによる被制御装置100への指示が指定される。openはリモート制御のセッションの開始、closeはセッションの終了を指示する。startはリモート制御のためのGUIデータの転送を指示する。
被制御装置100は、次にstopの指示があるまでの間、装置の状態や操作の結果によりGUIデータに変更が生じたとき、後述の手順でGUIデータを制御装置へ送信する。restoreは1394ネットワークのバスリセットが発生した際にGUIデータ転送のためのAsynchronous serial bus connectionを復帰する場合に指定される。changeはGUIデータ変更の報告範囲の変更を指定する際に使用する。
Gui_Uppdate(open)コマンドを受信したDVCの制御部102はコマンドへのレスポンスとしてAsynchronous serial bus connectionに使用すべきplug番号をoperand[0]に格納して返送する。デジタルテレビの制御部112はこのplug番号を用いて、必要なDVC100の内部コネクション及びDVC100とDTV110間のコネクションを、Connectコマンド(203)、Alloc_attachコマンド(204)を発行して確立する。
続いて、デジタルテレビの制御部112はGui_update(start)コマンドを発行してGUIデータの転送の開始を指示し(205)、Push_gui_dataコマンドを発行してDVC100のGUIデータの転送を指示する(210)。
図3(c)に、Push_gui_dataコマンドのコマンドフレームを示す。operand[0]にはGui_update(open)によって獲得したplug番号を指定する。operand[5]のindicatorには図3(d)に示すlevelとwith_data指定を格納する。levelは被リモート制御Push_gui_dataコマンドによる指示で転送される被リモート制御機器のGUIデータの転送範囲を後述するGUIデータの木構造に従って指定する。指定する値は図3(e)に示す2ビットの3値で、00(itself)では後述の要素IDで指定した要素そのものを、01(itself and next level)では要素IDで指定した要素とその要素に属する要素を、11(all level)では01(itself and next level)の範囲と、この範囲に含まれる要素に属する次の要素までを指定する。
with_dataは、このビットが1のとき、要素IDとlevelで指定される要素が持つテキスト、イメージ、サウンドなどの実データを指定する。operand[6]からの4バイトには後述するGUIデータの要素を識別する要素IDを格納して、Asynchronous serial bus connectionを通じて転送を指示するGUIデータを指定するが、ルートとなるパネル要素を指定する場合に限りFFFFhで要素IDを代用することが可能である。
Push_gui_dataコマンドを受け取ったDVCの制御部102は、コマンドのレスポンスを返送し、DVCのパネルデータ発生器103からリモート制御のための表示データをAsynchronous serial bus connectionを通じてデジタルテレビ110へ転送する(211)。転送された表示データは、表示データメモリ114に格納された後、制御部112で要素ごとに読み出され、描画制御部115へ送られ画像合成部117を通じて表示デバイス118に表示され、ユーザに対する操作環境(操作パネル)として提供される。
表示データは操作環境として表示される要素の集合であり、パネル要素をルートとした木構造のデータ構造を有する。図4はこうした要素と、各要素に従属する必須データまたは選択データを示す表であり、図5は各要素に対してユーザが取り得る操作であるユーザアクションを示す表である。
パネル要素は、操作環境の要素の集合であり、リンクとして各要素が有するIDの列を保持する。また、パネル要素のタイトルとなる文字列データであるラベルへのリンクと、パネルを表示する表示スクリーン上の位置及び大きさデータを有する。また、パネルの背景色の指定、または背景に表示するビットマップデータへのリンク、表示する文字列に対するフォントの選択指定をオプションとして保持することができる。
また、ビデオ及び音声のストリームを転送するIsochronous転送チャネルデータをオプションとして保持することができ、このオプションが指定された場合には、転送されるストリームからデコードされるオーディオビデオデータをパネル要素全体に表示する。また選択データとして後述するパネルデータ特定情報を格納する。
ボタン要素は、ユーザがリモコンによって押す、または離す操作をすることができる要素であり、押されたときと、離されたときに各々キートップに表示する二つのビットマップデータへのリンクを保持する。ビットマップの大きさはサイズデータで、表示位置は位置データで示される。位置データは、この要素が属するパネル要素内での相対位置を画素単位で指定したものである。また、ボタン要素のタイトル(または機能的な説明)となるラベルへのリンクを保持し、表示する文字列に対するフォントの選択肢をオプションとして保持することができる。
テキスト要素は、タイトルや説明を文字列で表示する要素であり、位置、サイズと、ラベルとなるテキストデータへのリンクを保持し、背景色の指定とフォントの選択肢をオプションとして保持することができる。
アイコン要素は、ビットマップを表示し、ユーザが選択することができる要素であり、ビットマップデータへのリンク、ラベル、位置、サイズとラベルとなるテキストデータへのリンクを保持し、フォントの選択肢をオプションとして保持することができる。
アニメーション要素は、複数のビットマップを保持して、これを一定時間間隔で順に切り替えて表示し、ユーザが選択することのできる要素である。位置、サイズと、ラベルとなるテキストデータへのリンクを保持し、フォントの選択肢をオプションとして保持することができる。
図6は、GUIデータを構成する要素のデータ構造を示す図である。図6(a)はパネル要素、ボタン要素など、要素データのデータ構造である。全ての要素は、表示データの中での識別のために要素IDを保持する。要素タイプは要素の種別を示すコードであり、図7(a)に示す要素タイプが格納される。要素データは、この要素が保持するデータを必須データ、選択データの順に格納する。
図6(b)は、必須データまたは選択データとして各要素からリンクされるテキスト、ビットマップ、サウンドなどの実データのデータ構造である。全ての実データは要素と同様に識別のための要素IDを保持する。要素タイプは実データの種別を示すコードで、図7(b)に示すデータタイプが格納される。実データは、テキストデータであれば文字列データが、ビットマップデータであればビットマップデータ列が、サウンドであればサウンドデータ列が格納される。
図6(c)〜(k)は、要素データが保持する必須データ、または選択データとなる要素またはデータのデータ構造である。図6(c)はテキスト実データへのリンクであり、要素IDにはリンク先のテキスト実データの要素IDが格納される。図6(d)はビットマップ実データへのリンクであり、要素IDにはビットマップ実データの要素IDが格納される。
図6(e)は、要素へのリンクであり、要素IDにはパネル要素に属するボタン要素、テキスト要素などの要素の要素IDが格納され、要素タイプは、図7(a)に示す要素タイプが格納される。図6(f)は背景カラーとして指定するカラーデータのデータ構造であり、RGB各8bitで表現されるカラーデータが格納される。
図6(g)は、要素の表示位置を指定するデータの構造である。各要素の位置は表示デバイス上の2次元座標系で、要素が属する上位の要素の左上隅を原点とする相対位置として表現される。即ち、要素がルートとなるパネル要素である場合は表示デバイス上の位置が、要素がパネル要素に属するものであればパネル要素上の位置が画素単位で指定される。
図6(h)は、要素を表示するサイズを指定するデータ構造であり、「幅」及び「高さ」には要素の大きさを画素単位で表現した値が格納される。
図6(i)は、要素で表示されるテキストのフォントサイズを指定するデータ構造であり、図7(d)で示されるフォントコードが格納される。
図6(j)は、要素の要素データに選択データを格納する場合のデータ構造であり、「選択データタイプ」に図7(c)に示す選択データタイプを格納し、「選択データ」に背景カラー、フォント、など選択的に付加されるデータ構造が格納される。
図6(k)は、パネル要素の背景に表示されるオーディオビジュアルデータを転送するIsochronousチャネルを指定するデータ構造であり、下位6bitにIsochronousチャネルが格納され、上位2bitにはいずれも0Bがセットされる。
図8は、リモート制御のための表示データのデータ構成の一例を木構造で示した図である。図8の上部には、Push_gui_dataコマンドで指定するrangeの指定範囲の例を示している。例は要素ID=0のパネル要素を起点に、itself指定では要素ID=0のパネル要素だけを、itself and next level指定では要素ID=0のパネル要素と、要素ID=1〜7の要素を指定する。
itself指定時にwith_dataを指定した場合は、要素ID=0のパネル要素に属する実データである要素ID=8,31のデータが追加され、itself and next level指定時にwith_dataを指定した場合は、この例の場合、要素ID=8〜31の全ての実データが追加される。
また、図9はこのデータの構造のうち、パネル要素のデータ構造を示す図である。こうしたデータがAsynchronous serial bus connectionを通じてデジタルテレビ110へ転送される。
図10に、リモート制御のための表示データの表示例を示す。制御部112は、描画制御部115を通じてこうした表示302を表示デバイス118の表示画面301に表示する一方、リモコン制御部116を通じてユーザの操作入力を受け付ける。例えば、図10においてDVCの再生を示すPLAYボタンにユーザのフォーカスがあることをボタンのハイライト表示で示し、リモコン操作に応答してフォーカス位置を変更する。この動作をフォーカスナビゲーションと呼ぶ。
また、フォーカスのあるボタンに対して選択のリモコン操作に応答してボタンの表示を解放状態のビットマップ表示から押し下げ状態のビットマップ表示に切り替える動作を行う。
ボタンの押し下げなど、表示要素ごとに許容されたユーザアクションを検知すると、デジタルテレビの制御部112は、User_Actionコマンドを発行して、DVC100の制御部102に通知する(図2の212)。制御部102は、あらかじめ定められたユーザアクションに対応する制御をDVC本体部104に対して行う。表示データ発生器103はDVC本体104の動作状態の変化を反映し、表示データに変化がある場合には、変化のあった表示データをデジタルテレビ110へAsynchronous serial bus connectionによって転送する(図2の213)。
DVC本体への制御によっては、Isochronous connection通じて新たなストリームデータの転送が開始される(214)。フォーカスナビゲーションを行い、ユーザの操作入力をユーザアクションとして被制御装置100に通知する一連の動作をユーザインタラクションと呼ぶ。
以上が、被制御装置であるDVC100からリモート操作のための表示データ(GUIデータ)をリモート制御装置であるデジタルテレビ110に転送し、ユーザに対してリモート操作環境を提供するシステムの構成と動作の手順である。
次に、こうしたリモート制御システムの中で、ユーザの接続履歴や操作履歴の情報を考慮してそのユーザにとって最適な操作パネルを提供する手順を、以下に説明する。
リモート制御システムのリモート制御のための表示データ(GUIデータ)の転送と表示、及びリモート制御の手順については図2に示したとおりである。以下に、詳細部を特に説明する。
図11は、デジタルテレビ110の履歴情報格納メモリ121が保持している履歴情報である。図11中のNo.とは被制御装置の接続個数や識別に用いるシーケンシャルナンバー、機器IDとは1394機器の製造者及び製品を識別できる個別IDで、IEEE1394規格においてはConfiguration ROM内のBus_Info_BlockフィールドにおけるNode_Vendor_IDやRoot_DirectoryフィールドにおけるModule_Vendor_IDやModule_Spec_ID等の値がこれに該当する。デジタルテレビ110の制御部112は、被制御装置が接続されると(または、バスリセットが発生されると)、各装置のConfiguration ROMから機器IDを読み出して履歴情報格納メモリ121内のテーブルと比較し、過去に接続経験があるか否かを判断する。
また、図中のファイルリンクとは被制御装置から受信した履歴ファイルの実態が格納されている場所を示すものである。実態はメモリ上であっても良いし、またリモート制御装置によっては装備しているHDD(Hard Disk Drive)等の外部記憶装置内であってもよい。履歴ファイルについての詳細は後述する。
リモート制御装置は、被制御装置が初めて接続された装置と判断した場合、一連の手続き後、Push_Gui_Data(210)を発行する際に所望のパネル(この場合Root Panel)以外に履歴ファイルの要求を行う。
要求の仕方は、element_id指定領域にて、element_type=0x0100、element_ID=0xFFFFを設定することとする。受信した被制御装置は、この情報により履歴ファイルの送信/非送信を判断する。
履歴ファイルの送信を要求された場合は、要求されたGUI Dataの送信に続き、履歴ファイルを送信する。履歴ファイルとは、被制御装置が操作履歴を解析するために必要となる、アンケート項目を記載したファイルである。被制御装置はデバイスの機器固有の特徴を考慮されたこの履歴ファイルを保持して、リモート制御装置からの要求に従いこのファイルを送信する。
図12に、履歴ファイルの一例を示す。図12中の機器IDとは上述したConfiguration ROMから読み出す機器識別子、接続回数とはこの装置が接続された回数で他の装置によって引き起こされたバスリセットはカウントされない。
また、図12中の表示回数とはPanel element毎の表示された回数、操作回数とはelement毎のUser_Actionが生じた回数がカウントされる。但し、操作回数でカウントされるelementは、interactiveのものに限る。最後に図中の操作履歴とはユーザによって操作の行われたelement_IDが時系列的に記録される。この記録できるelement_IDの数は、結果を解析する被制御装置が必要とする値を設定するが、本実施の形態では過去50回程度の履歴を保持できるものとする。被制御装置はこのようなファイルを用意し、リモート制御装置からの要求に応じてこれを送信する。
被制御装置が過去に一度でもリモート制御装置に接続されたことがある場合、履歴情報格納メモリ121内の機器IDを調べることによって容易に確認できる。この場合、リモート制御装置であるデジタルテレビ110は履歴ファイルをすでに保持しているので、Push_GUI_Dataで新たに要求することはない。
被制御装置であるデジタルテレビ110は、Push_GUI_DataでGUIデータとともに要求したこの履歴ファイルを受信後、履歴情報格納メモリ121に機器IDとともにファイルの格納場所を記述する。このとき制御部112は、初めての接続が完了したので履歴ファイルの接続回数を"1"に設定する。
以降の接続では、接続回数はインクリメントされる。その後GUIを解析し、ユーザに提供するリモート操作パネル画像を表示する。以降はユーザがこのリモート操作パネルを用いて操作を行う毎に制御部112は、履歴ファイルに履歴情報を記入することによってユーザの履歴情報を管理する。
リモート制御装置であるデジタルテレビ110は、定期的にこの履歴ファイルを被制御装置に送信し、履歴ファイル内操作履歴情報をクリアする。定期的にとは例えば、Push_GUI_Dataを発行する際に送信する、または発行されたUser_Actionのカウントが一定値を超えた場合これとともに送信する等が考えられる。
被制御装置は、この履歴ファイルを受信後、独自の集計方法によってこのファイル結果を解析する。そして解析結果に従い操作していたユーザにとって最適であると考えられるリモート制御用操作パネルを選択し、これをリモート制御装置に送信する。このようにすることで、ユーザの操作経験、利用目的及び操作嗜好等に合わせた最適なリモート制御用操作パネルを提供することができる。
以下では、履歴ファイルの集計結果に応じて提供される操作パネルの例を示す。
被制御装置の操作経験が浅く、基本的な操作のみを望んでいるユーザにとって高機能を制御できる複雑な操作パネルは所望のキー選択の妨げとなるばかりが誤操作の要因にもなり兼ねない。
したがって、被制御装置は接続回数の少ない、例えば接続回数10回までのユーザに対しては図13のような基本操作パネルを提供する。この操作パネルは基本操作に割り付けたボタンのみが表示されている、ボタンとともに表示されるボタン説明のためのラベルは日本語で記述されている、更にボタン自体が標準のものより大きく、選択しやすい等のような工夫がされている。
もちろん、Panel Link Elementにより、より高機能を制御できるようなパネルへ行くことも可能である。履歴ファイルの結果よりユーザの操作経験の指標となる接続履歴が10回を超えた場合は、ユーザの操作能力も基本操作パネル相当のものを超えたと判断し、図14のようなより高機能を制御できるような標準操作パネルを提供する。
また、装置の高機能の恩恵を受けることのできるユーザにとっても、場合によっては装置が用意した標準操作パネルでは使い勝手が悪いこともある。例えば、図15に示すDVC設定パネルにて再生速度の設定を頻繁に変えるユーザは、このパネルと図14に示す標準操作パネルとを交互に切り替えて操作するようになってしまい、決して快適な操作環境とは言えない。
リモート制御装置であるデジタルテレビ110の制御部112はこのようなユーザ操作の結果も履歴ファイルに履歴として書き込んでいき、上述したように定期的にこのファイルを被制御装置へ送信する。被制御装置で受信したこの履歴ファイルを解析すると標準パネル及び設定パネルの表示回数が多く、再生、停止、設定パネルへのパネルリンク、再生速度設定(choice element)及び標準操作パネルへのパネルリンクの操作回数が多く、操作履歴には再生・停止・設定パネルへのパネルリンク・再生速度設定・標準パネルへのリンク・再生…と一定の操作が並ぶ。
また、標準操作パネルに提示されているサーチ操作を行うelement(set range element)の操作回数が極端に少ないこと等が読み取れる。こうした履歴結果を解析した制御部112はパネルデータ発生部に蓄えられている標準操作パネルのGUIデータからサーチelementを外し、替わりに再生速度設定elementを組み込んだGUIデータを作成する。
そして、被制御装置はこのGUIデータをリモート制御装置であるデジタルテレビ110に送信、デジタルテレビはこのデータを受信し表示することで図16の操作パネルをユーザに対して提供でき、ユーザは今までのように2枚のパネルを切り替えて操作を行うといった煩わしい作業から解放される。
本実施の形態においては、GUIデータの要素の一つを別の要素と切り替えることで最適な操作環境を提供したが、履歴ファイルより単純に操作回数の多い要素複数個を一つにまとめた新たなPanelを提供するような構成にすることも、また全く新しいPanelをあらかじめ複数用意しておいて履歴に従いこの中から最適なものを提供するような構成にすることも可能である。
(第2の実施の形態)
次に、本発明の第2の実施の形態を説明する。
本発明の第2の実施の形態は、第1の実施の形態に係るリモート制御システムに於ける履歴ファイルにこれ自身を解析するようなロジックの記述を付加させる点に異なる特徴を有するものである。以下の第2の実施の形態に係る説明は、第1の実施の形態との相違点についてのみを説明する。第1の実施の形態と同一の構成、同一の動作には第1の実施の形態で説明したものと同一の符号を付与してこれを表すものとする。
リモート制御システムのリモート制御のための表示データ(GUIデータ)の転送と表示、及びリモート制御の手順については図2に示したとおりである。また、リモート制御装置は被制御装置が初めて接続された装置と判断した場合、Push_Gui_Data(210)発行時に履歴ファイルの要求を行う点も第1の実施の形態と同様である。
第1の実施の形態との違いは、この履歴ファイルがスクリプト言語で記述されている点である。スクリプト言語とは、簡単なロジックを記述して処理を実現できるようにした簡易言語のことである。すなわち本実施の形態に於ける履歴ファイルとは、図12に示すような情報の他にこれらを解析し、所望の結果を導き出すことのできるような処理情報が記述されたファイルである。
リモート制御装置であるデジタルテレビ110はこの履歴ファイルを受信すると、履歴情報格納メモリ121に機器IDとともにファイルの格納場所を記述する。以降接続が行われる毎に、また、User_Actionを伴うユーザ操作が行われる毎にこの履歴ファイルに履歴情報を書き込む。こうすることでデジタルテレビはユーザの接続履歴・操作履歴を管理することができる。
リモート制御装置であるデジタルテレビ110は、定期的にこの履歴ファイルを付加されている処理ロジックに従って解析し、その結果を被制御装置に送信する。定期的にとは例えば、Push_GUI_Dataを発行する際に送信する、または発行されたUser_Actionのカウントが一定値を超えた場合これとともに送信する等が考えられる。
ここで、送信する結果とは、要求するパネルの属性を決定するもので例えば次のようなものである。接続回数10回以内の履歴情報が得られた場合は基本操作のみを扱った基本操作パネルの要求を表す属性値である。また、操作回数より操作頻度の高いelementに対してはこれらが大きく表示されるようなパネルの要求を表す属性値等である。これらの結果(属性値)は複数あっても良く、その場合はそれらの項目を全て含んだパネルを表すこととする。
上述したような履歴結果を受信した被制御装置の制御部102は、この結果に合うようなパネルを選択し、これをデジタルテレビに送信する。もし、用意していたPanelでは賄いきれないような要求を受けたときは、パネルデータ発生器103よりGUI elementを抜き出しこれらを組み合わせたGUIデータを新たなPanelとして送信する。このようにすることで、ユーザの操作経験、利用目的及び操作嗜好等に合わせた最適なリモート制御用操作パネルを提供することができる。
本実施の形態においては、履歴ファイルの解析結果としてパネルの属性を示す値を複数送信すし、必要に応じてこれにあったGUIデータを被制御部側で作成するとしたが、被制御装置のメモリ容量が豊富な場合は、ユーザにとって最適と思われるパネルをあらゆる場合(履歴結果)を想定してつくり、全て保持しておくことで、唯一のパネルを指定するという構成にすることも可能である。
また、本実施の形態においては、履歴ファイルは簡単なロジックを記述して処理を実現できるスクリプト言語で記述されているとしたが、XMLで記述されたファイルやリモート制御装置にJava(R) VMを搭載することでJava(R) appletのような形態で実施されるという構成にすることも可能である。
(第3の実施の形態)
本発明の第3の実施の形態は、第1及び第2の実施の形態に係るリモート制御システムにおいてGUIデータや履歴ファイルの獲得処理を行う手段に異なる特徴を有するものである。
以下の第3の実施の形態に係る説明は、第1及び第2の実施の形態との相違点についてのみを説明する。第1及び第2の実施の形態と同一の構成、同一の作用には第1及び第2の実施の形態で説明したものと同一の符号を付与してこれを表すものとする。
図17は、本発明の第3の実施の形態に係るリモート制御システムを表すブロック図である。第1及び第2の実施の形態との違いはインタネット等の広域ネットワークによってデジタルテレビ110に接続され、各種の被制御装置のリモート操作のための表示データやユーザの操作履歴を解析するための履歴ファイルを格納するインタネットサイトが構成に加わった点である。
図中の122は接続された被制御装置から受信するリモート制御のための表示データに含まれる表示データ特定情報に基づいてインタネット2に接続し、リモート制御のための表示データの一部や履歴ファイルをインタネットサイト130から獲得するネットワークI/F、130はインタネット上に接続されたDVC100を初めとする被制御装置のリモート操作のための表示データの一部と履歴ファイルを格納し、デジタルテレビ110等のリモート制御装置のネットワークI/Fからのアクセスに従って格納したリモート操作のための表示データを送信するインタネットサイトである。131は各種被制御装置のリモート操作のための表示データや履歴ファイルを格納するデータベース、132はインタネットI/Fである。
図18に、本発明の第1及び第2の実施の形態には出てこなかったGUIデータを構成する要素のデータ構造を示す。図18(a)はパネル要素に付加され、このデバイスが使用するGUIデータを特定する情報であるパネル特定情報を表している。パネル特定情報は被制御装置を特定し、さらにここで使用されるGUIデータセットを特定するデータである。
本実施の形態では、後述するとおり、特定されたGUIデータセットの実データを代替するための代替データの所在を示す機能を兼ねるため、パネル特定情報はURL(universal Resource Locator)となっており、ASCII文字列で表されたURLとそのデータ長が格納される。図18(b)はURLの例を示すものである。
図18(c)は、パネル要素に付加され、このデバイスが使用する履歴ファイルを特定する情報である履歴ファイル特定情報を表している。履歴ファイル特定情報もパネル特定情報と同様にURLが記載され、受信したリモート制御装置はここに履歴ファイルを獲得しに行く。図18(d)はURLの一例を示すものである。
本実施の形態においては、第1及び第2の実施の形態とは異なりGUIデータの一部や履歴ファイルは受信したURLを参照し、リモート制御装置が外部のインタネットサーバに獲得しに行く点に特徴を有している。次にこうした表示データの一部や履歴ファイルをインタネットサイトからダウンロードし、リモート制御用操作パネルの表示や操作履歴の記述を行う手順について説明する。
図19は、被制御装置の持つリモート操作のための表示データの一部を他の手段で獲得したデータで置き換えるための手順及び履歴ファイルの獲得を含む、表示データ(GUIデータ)の転送と表示、及びリモート制御の手順について説明する図である。図2における説明と同一の動作を行う部分には同じ符号を付与し、ここでは説明を省略する。
図19の205においてデジタルテレビの制御部112はGUI_update(start)コマンドを発行してGUIデータの転送の開始を指示し、次にPush_GUI_Dataコマンドを発行してDVC100のGUIデータの転送を指示する(206)。このときリモート制御装置は被制御装置が初めて接続された装置と判断した場合、このPush_GUI_Dataを発行する際所望のパネル以外に履歴ファイルの要求を行う。要求の仕方は、element_id指定領域にて、element_type=0x0200、element_ID=0xFFFFを設定することとする。
また、Push_GUI_Dataコマンドの要素IDにルートとなるパネル要素を指定し、levelに00(itself)を指定する。その結果、DVCのパネルデータ発生器103の持つリモート制御のための表示データのうちルートとなるパネル要素のみがAsynchronous serial bus connectionを通じてデジタルテレビ110へ転送される(207)。制御部112では表示データメモリ114に格納されたパネル要素の持つデータにパネル特定情報があるかどうかを調べる。
もし、パネル特定情報が無い場合には、改めてPush_GUI_Dataコマンドを発行しGUIデータの転送を指示し、図2で述べた手順に戻ってGUIデータの表示とユーザインタラクションを行う。このとき、ルートとなるパネル要素を含む全てのGUIデータを再度転送する様に指定することも、また、既に得たパネル要素を解析して必要な要素を個別に転送する様に指定する事も、いずれも可能である。
パネル要素に履歴ファイル特定情報が含まれていた場合、制御部112は履歴ファイル特定情報をネットワークI/F122に渡して、履歴ファイル特定情報に基づいてこの履歴ファイルをインタネットから取得するように指示する。パネルデータ特定情報(図18(a))が含まれていた場合も同様に、パネルデータ特定情報に基づいてこのパネルに用いられる実データをインタネットから取得する。
本実施の形態における履歴ファイル特定情報及びパネルデータ特定情報は、既に述べた通りファイルや代替すべき実データが格納されるURLである。URLは指定されたファイルや実データを含むファイルを有するインタネットサイトのアドレスと、このサイトにおけるファイルへのパスとファイル名で構成される。
図18(b)や(d)で示す通り、本実施の形態のURLはFTPサイトを示しており、ネットワークI/F122はこのURLに基づいてインタネットにアクセスして(208)、指定されたファイルをFTPプロトコルを使用してダウンロードして(209)、制御部112を介して履歴情報格納メモリ121や表示データメモリ114に格納する。
ダウンロードされたパネルデータには、パネルデータ特定情報が格納されたGUIデータが本来含む実データ部分に相当するデータが含まれる。即ち、パネル要素の背景やボタン要素の表示イメージとなるビットマップデータや、ラベルの内容を含むテキストデータである。また、本実施の形態では指定された履歴ファイルは第1の実施の形態で用いたような被制御装置が操作履歴を解析するために必要となる調査項目を記載したファイルであるとする。
外部のインタネットサイトに表示データや履歴ファイルを置くことで、被制御装置のバージョンに依らず、常にベンダーが用意する最新の表示データや履歴ファイルを獲得することができ、更にそれらの容量は、デバイスのメモリ容量の制限を受けることはない。履歴ファイルも被制御装置内の限られたメモリ上に用意しているものよりも、ユーザの詳細な操作嗜好を把握できるように記載項目の多いファイルを使用することができる。
もし、URLで指定されたインタネットサイトに指定された表示データが無い場合、あるいは、通信上の障害を含め指定されたデータが獲得できなかった場合には、パネル要素にパネルデータ特定情報が無かった場合の操作に戻り、被制御装置であるDVCから実データを含めたGUIデータの転送を要求する。
また、履歴ファイルが獲得できなかった場合は再びPush_GUI_Dataでelement_type=0x0100、element_ID=0xFFFFを設定し、送信することで被制御装置が保持する(この場合簡易的な)履歴ファイルを要求する。
次に、制御部112はPush_gui_dataを発行して、DVCの実データを除くGUIデータを転送する様指示する(231)。即ち、Push_gui_dataコマンドの要素IDに既に取得したパネル要素の要素ID(=0)を、levelに10(all level)を、with_dataに0を指定して発行する。DVCからはAsynchronous serial bus connectionを通じて実データ以外のGUIデータがデジタルテレビ110へ転送され(232)、表示データメモリ114に格納される。
ネットワークI/Fを通じてダウンロードされた各実データの要素IDは、本来被制御装置であるDVCが格納するGUIデータに含まれる実データの要素IDに一致したものである。そのため、DVCから送信された実データ以外のGUIデータと組み合わせる事により、本来のGUIデータを置き換えることのできる新たなGUIデータセットが完成する。
制御部112は合成されたGUIデータを表示データメモリ114から取り出して、描画制御部115へ送り、表示デバイス118に表示してユーザインタラクションを行う。このユーザインタラクションが行われるごとに獲得した履歴ファイルに履歴を書き込んでいく点は第1の実施の形態で示した手順と同様である。
リモート制御装置であるデジタルテレビは、定期的にこの履歴ファイルを獲得したインタネットサーバに送信し(233)、履歴ファイル内操作履歴情報をクリアする(234)。定期的にとは例えば、発行されたUser_Actionのカウントが一定値を超えた場合等が考えられる。
インタネットサーバはこの履歴ファイルを受信後、履歴ファイル解析プログラムを実行し、解析を行う。そして、解析結果に従い操作していたユーザにとって最適であると考えられるリモート制御用操作パネルを選択し、これをリモート制御装置に送信する。
サーバが保持しているリモート制御用操作パネルは豊富な記憶装置容量を活かし、あらゆるユーザの嗜好を想定したさまざまなパネルを用意する。また、ベンダー側はこのデータを更新することによって、機能の拡張などにも対応したパネルをタイムリーにユーザに提供することができるようになる。このようにすることで、ユーザの操作経験、利用目的及び操作嗜好等に合わせた最適なリモート制御用操作パネルを提供することができる。
本実施の形態における被制御装置は、ネットワークI/Fを備えていないリモート制御装置に接続された場合にも、被制御装置が保持している実データを用いて履歴ファイルやGUIデータを受信することが可能である。また、インタネットサイトからの実データのダウンロードをリモート制御装置の機能拡張と捉えるとき、被制御装置はリモート制御装置側のこの機能拡張の有無に関わらず接続することができ、本来のリモート制御が可能であり、いずれの場合にも完全な互換性が維持される。
本実施の形態においては、代替すべきデータをインタネットから獲得する手段を説明しているが、必ずしも毎回インタネットへ直接アクセスすることが必要な訳ではなく、一旦獲得したデータをリモート制御装置内の記憶装置に格納し、次回以降はここからデータを獲得するよう構成することも可能である。
また、この記憶装置へのデータ供給をインタネット以外の手段、例えば、CD-ROMに記録されたデータをCD-ROMドライブ装置等を使用して読み出し、記憶装置へ格納するなどの手段をとることも可能である。さらに、こうした記憶手段はリモート制御装置の内部にあることが必須ではなく、1394ネットワーク上や異なるインタフェースを介したものであってもよく、リモート制御装置の制御部112からアクセス可能な範囲であればよい。
また、本実施の形態においては、履歴ファイル、GUIデータの一部をともにインタネットサイト等の外部記憶装置から獲得するとしたがどちらか一方が被制御装置から供給されるという構成をとることも可能である。
また、本実施の形態においては、履歴ファイルは調査項目を記載したファイルでこのファイルをインタネットサーバにアップし解析を行うとしたが、履歴ファイルがスクリプト言語等で記述されたファイルでリモート制御装置内にて解析を行うといった構成にすることも可能である。
なお、本発明は複数の機器(例えば、ホストコンピュータ,インタフェース機器,リーダ,プリンタなど)から構成されるシステムに適用しても、一つの機器からなる装置(例えば、複写機,ファクシミリ装置など)に適用してもよい。
また、本発明の目的は前述した実施形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記録した記憶媒体を、システム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(CPU若しくはMPU)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読出し実行することによっても、達成されることは言うまでもない。
この場合、記憶媒体から読出されたプログラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現することになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。
プログラムコードを供給するための記憶媒体としては、例えばフレキシブルディスク,ハードディスク,光ディスク,光磁気ディスク,CD−ROM,CD−R,磁気テープ,不揮発性のメモリカード,ROMなどを用いることができる。
また、コンピュータが読出したプログラムコードを実行することにより、前述した実施形態の機能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼働しているOS(オペレーティングシステム)などが実際の処理の一部又は全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
更に、記憶媒体から読出されたプログラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書き込まれた後、そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPUなどが実際の処理の一部又は全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
本発明の第1の実施の形態による表示装置の全体を表すブロック図である。 リモート制御の手順を説明する図である。 Gui_updateコマンドのコマンドフレームを示す図である。 サブファンクション値を示す図である。 Push_gui_dataコマンドのコマンドフレームを示す図である。 Push_gui_dataコマンドにおけるインジケータのデータ構造を示す図である。 レベル値を示す図である。 User_actionコマンドのコマンドフレームを示す図である。 操作環境の要素とその必須データ及び選択データを説明する図である。 操作環境の要素が取り得るユーザアクションを説明する図である。 要素データのデータ構造を示す図である。 実データのデータ構造を示す図である。 テキスト実データへのリンクデータ構造を示す図である。 ビットマップ実データへのリンクデータ構造を示す図である。 要素へのリンクデータ構造を示す図である。 カラーデータのデータ構造を示す図である。 要素表示位置のデータ構造を示す図である。 要素表示サイズのデータ構造を示す図である。 テキストフォントサイズのデータ構造を示す図である。 選択データ構造を示す図である。 オーディオビデオデータ構造を示す図である。 要素タイプを示す図である。 データタイプを示す図である。 選択データタイプを示す図である。 フォントコードを示す図である。 表示データの木構造の例を説明する図である。 表示データのうちパネル要素の実際のデータ例を示す図である。 リモート制御のための表示データの表示例を示す図である。 リモート制御装置の履歴情報格納メモリが保持している履歴情報を示す図である。 履歴ファイルの一例を示す図である。 操作に慣れていないユーザに提供する基本操作パネル例を示す図である。 ある程度操作に習熟したユーザに提供する標準操作パネル例を示す図である。 標準操作パネルよりリンクされている各種設定を行うパネル例を示す図である。 ユーザの操作嗜好に応じて新たに提供される操作パネル例を示す図である。 本発明の第3の実施の形態による表示装置の全体を表すブロック図である。 表示データのデータ構造を示す図である。 本発明の第3の実施の形態によるリモート制御の手順を説明する図である。 従来のシステム構成を説明する図である。
符号の説明
1 1394ネットワーク
100 デジタルビデオカメラレコーダ
101 1394I/F部
102 制御部
103 表示データ発生器
104 DVC本体部
110 デジタルテレビ
111 1394I/F部
112 制御部
113 デコーダ
114 表示データメモリ
115 描画制御部
116 リモコン制御部
117 画像合成部
118 表示デバイス
119 音声出力部
120 リモコン

Claims (13)

  1. ネットワークを介してリモート制御装置に接続された被制御装置であって、
    前記ネットワークを介して、表示画像情報を含む操作情報を前記リモート制御装置に送信する操作情報送信処理を行う手段と、
    前記操作情報送信処理を行う手段によって送信された操作情報に基づいてユーザに提供した操作環境を通じて前記ユーザから入力されるユーザの制御情報を前記リモート制御装置から受信する制御情報受信処理を行う手段と、
    前記制御情報受信処理を行う手段により受信したユーザの制御情報に応じたサービスを提供するサービス提供処理を行う手段と、
    前記操作情報とともにユーザの接続、操作履歴を調べるための項目を記した履歴データを送信する履歴データ送信処理を行う手段と、
    前記履歴データ送信処理を行う手段により送信された履歴データに基づいて、前記リモート制御装置において記録された前記ユーザの履歴を記録した結果を前記リモート制御装置から受信する履歴記録結果受信処理を行う手段と、
    前記履歴記録結果受信処理を行う手段により受信した履歴記録結果に基づいて操作環境を変更し、前記変更した操作環境を前記ユーザに提供する操作環境変更処理を行う手段とを有することを特徴とする被制御装置。
  2. 前記履歴データは、前記被制御装置の特徴に基づいて作成されたもので、ユーザ履歴に合わせた表示画像情報を提供できるようにするために、少なくとも接続回数の項目が記載されていることを特徴とする請求項1に記載の被制御装置。
  3. 前記履歴データは、前記被制御装置の特徴に基づいて作成されたもので、ユーザ履歴に合わせた表示画像情報を提供できるようにするために、少なくとも表示画像情報の表示回数の項目が記載されていることを特徴とする請求項1に記載の被制御装置。
  4. 前記履歴データは、前記被制御装置の特徴に基づいて作成されたもので、ユーザ履歴に合わせた表示画像情報を提供できるようにするために、少なくとも操作の要素単位で記述される操作回数の項目が記載されていることを特徴とする請求項1に記載の被制御装置。
  5. 前記履歴データは、前記被制御装置の特徴に基づいて作成されたもので、ユーザ履歴に合わせた表示画像情報を提供できるようにするために、少なくとも一連の操作履歴の項目が記載されていることを特徴とする請求項1に記載の被制御装置。
  6. 前記受信した履歴結果に従い、前記リモート制御装置に送信して前記ユーザに提供する前記表示画像情報の内容を動的に変更させることを特徴とする請求項1に被制御装置。
  7. 前記履歴データを外部の記憶装置に保持している場合、その所在を示すデータを前記リモート制御装置に送信することを特徴とする請求項1に記載の被制御装置。
  8. ネットワークを介して被制御装置に接続されたリモート制御装置であって、
    前記被制御装置から表示画像情報を含む操作情報を受信する操作情報受信処理を行う手段と、
    前記操作情報受信処理を行う手段により受信した操作情報に基づいて前記表示画像情報を表示器に表示することを含む操作環境をユーザに提供する操作環境提供処理を行う手段と、
    前記操作環境提供処理を行う手段により提供した操作環境を通じて入力されるユーザの制御情報を前記被制御装置に送信する制御情報送信処理を行う手段とを有し、
    前記制御情報送信処理を行う手段により送信された制御情報を受信した前記被制御装置において、前記制御情報に応じたサービスを提供させるようにするリモート制御装置であって、
    前記操作情報とともにユーザの接続、操作履歴を調べるための項目を記した履歴データを前記被制御装置から受信する履歴データ受信処理を行う手段と、
    前記履歴データ受信処理を行う手段により受信した履歴データに基づいてユーザの履歴を記録し、記録結果を前記被制御装置に送信する履歴記録結果送信処理を行う手段とを有することを特徴とするリモート制御装置。
  9. 前記履歴データ受信処理を行う手段により受信した履歴データを前記被制御装置を識別する記号とともに記憶装置に格納し、前記ユーザが前記被制御装置の挿抜や操作する度に前記履歴データに記載された項目に対するこれらの履歴を記録していくことを特徴とする請求項8に記載のリモート制御装置。
  10. 前記履歴データ受信処理を行う手段により受信した履歴データに従いユーザからの接続履歴や操作履歴を記録した履歴記録を、少なくとも新規表示画像データ要求の際に送信することを特徴とする請求項8に記載のリモート制御装置。
  11. 前記履歴データ受信処理を行う手段により受信した履歴データに従いユーザからの接続履歴や操作履歴を記録した履歴記録を、少なくともユーザの制御情報送信の際に送信することを特徴とする請求項8に記載のリモート制御装置。
  12. 前記履歴データの所在を示すデータを前記被制御装置から受け取った場合には、指定された場所より前記履歴データを獲得する履歴データ獲得処理を行う手段を有することを特徴とする請求項8に記載のリモート制御装置。
  13. 前記請求項1〜7の何れか1項に記載の被制御装置と、前記請求項8〜12の何れか1項に記載のリモート制御装置とを有することを特徴とするリモート制御システム。
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