JP2010010736A - 映像コンテンツ再生装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】ある映像コンテンツに対し、不特定多数のユーザーが投稿した付加コンテンツを映像コンテンツと同時に再生するCGMサービスにおいて、家電機器ではリモコン操作のみの簡単なUIで特定の付加コンテンツが付与されたシーンのみを選択的に再生することが困難である。
【解決手段】付加コンテンツの取得時に、所定の時間内に所定の数以上の付加コンテンツが集中している箇所等を解析し、条件に一致する付加コンテンツのみをのみを自動で再生する。
【選択図】図2

Description

本発明は、映像コンテンツの視聴再生に伴って実施されるサービス実現技術に関する。
近年のインターネット技術の普及により、専門の事業者が提供する従来型サービスだけでなく、エンドユーザー自身が直接情報を編集、投稿するようなユーザー参加型のサービスが普及している。このようなサービスを総称してCGM(Consumer Generated Media)と呼ぶ。CGMを利用したサービスの一例としてニコニコ動画がある。これは、あるユーザーが投稿した動画コンテンツに対し、複数のユーザーがその動画に対する字幕コメントを投稿し、元の動画コンテンツと投稿された字幕コメントを同時に再生するものである。
インターネット接続機能をもった家電機器の普及に伴い、家電機器からもこのようなCGMサービスに参加することが考えられる。
特許第3943635号公報
しかしながら、家電機器でCGMサービスを再生するに際には、操作性が課題となる。ある動画コンテンツにコメントが付与されたコンテンツを再生する例を考えてみても、動画の全てのシーンに対してコメントがついていることは希で、通常はコメントが集中するシーンと全くコメントが付かないシーンとに分かれることが多い。このような場合、利用者としてはコメントがたくさん付与されているシーンを視聴したいと考える。何故ならば、コメントがたくさん付与されているシーンが多くのユーザーが何らかの点で興味を示していることを意味するからである。PCで視聴する場合にはスクロールバーをマウスで操作する等の手段で比較的容易に自分が見たいシーンを選択することができるが、リモコンで全ての操作を実現する家電機器では簡単な操作でこれを実現できない。
特許文献1に記載されているコンピュータ制御型ディスプレイシステムは、コンピュータ制御型ディスプレイシステムの利用者が予め注目するポイントにインデックスをつけることで、後からインデックスが付けられた箇所を容易に再生することを可能にしている。しかし、CGMサービスにおいては、不特定多数のユーザーが随時コメント等の情報を付与するため、利用者がCGMコンテンツを再生する度に付与されているコメント等が異なることが考えられる。そのため、事前に利用者がインデックスを付与するという方法では、随時更新されるコンテンツに対して追随することができない。
本発明は、端末のユーザーが複雑な操作をすることなく、簡単に視聴したいシーンだけを選択的に再生することができる映像コンテンツ再生装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するため本発明は、映像コンテンツを再生する映像コンテンツ再生装置であって、前記映像コンテンツ再生装置は、一つまたは複数の付加コンテンツを含むCGM(Consumer Generated Media)情報を取得するCGM情報取得手段と、前記CGM情報取得手段が取得したCGM情報を解析し、前記取得したCGM情報から一つまたは複数の付加コンテンツを所定の方法で選択するCGM情報解析手段と、前記所定の方法で選択された付加コンテンツを再生するCGM情報再生手段と、本編の映像コンテンツを再生する映像コンテンツ再生手段を備え、前記CGM解析手段は、選択した付加コンテンツの再生に連動する本編コンテンツの再生を映像コンテンツ再生手段に指示するように構成したことを特徴とする。
以上のように、本発明によれば、映像コンテンツを再生する映像コンテンツ再生装置であって、前記映像コンテンツ再生装置は、一つまたは複数の付加コンテンツを含むCGM(Consumer Generated Media)情報を取得するCGM情報取得手段と、前記CGM情報取得手段が取得したCGM情報を解析し、前記取得したCGM情報から一つまたは複数の付加コンテンツを所定の方法で選択するCGM情報解析手段と、前記所定の方法で選択された付加コンテンツを再生するCGM情報再生手段と、本編の映像コンテンツを再生する映像コンテンツ再生手段を備え、前記CGM解析手段は、選択した付加コンテンツの再生に連動する本編コンテンツの再生を映像コンテンツ再生手段に指示するように構成したので、不特定多数のユーザーが付与した付加コンテンツのうち、視聴者が興味のある付加コンテンツおよび付加コンテンツに連動して再生される本編の映像コンテンツの部分のみを自動的に再生することができる。
また、前記CGM情報解析手段は、リモコンによるスキップ再生の指示を受けたとき、前記所定の方法により選択した付加コンテンツとは別の付加コンテンツを選択し、前記選択された付加コンテンツの再生を前記CGM情報再生手段に指示するとともに、新たに選択した付加コンテンツの再生に連動する本編の映像コンテンツの再生を映像コンテンツ再生手段に指示するように構成したので、不特定多数のユーザーが付与した付加コンテンツのうち、視聴者が興味のある付加コンテンツのみをリモコンの簡単な操作で選択的に再生することができる。
また、前記映像コンテンツ再生装置はさらに、前記CGM再生手段によって再生された付加コンテンツの統計情報を計算するCGM再生情報集計手段と、映像コンテンツ再生装置の利用者が属するグループ情報を得るグループ情報取得手段とを備え、前記CGM情報取得手段は前記グループ情報と前記CGM再生情報とを外部サーバへ送信することにより、映像コンテンツ再生装置の利用者が高い頻度で再生する付加コンテンツに関する情報をCGMサービスサーバと共有すうことで、CGMサーバからユーザーにとって最適と思われる付加コンテンツを取得することができる。
また、前記所定の方法とは、所定の時間間隔に再生開始時刻が含まれる付加コンテンツが所定数以上集中する場合に、前記付加コンテンツを選択するので、ユーザーは多くの付加コンテンツが集中しているシーンのみを簡単に視聴することができる。
また、前記所定の方法とは、付加コンテンツが所定の文字列情報を含む場合に、前記付加コンテンツを選択することを特徴とすることで、ユーザーは特定の文字列を含む字幕が付与されたシーンのみを簡単に視聴することができる。
また、前記所定の方法とは、付加コンテンツに含まれる投稿者情報が所定の投稿者と一致する場合に、前記付加コンテンツを選択することで、ユーザーは特定のユーザーによって投稿された付加コンテンツが付与されたシーンのみを簡単に視聴することができる。
また、前記所定の方法とは、付加コンテンツのメディアタイプが所定のメディアタイプと一致する場合に、前記付加コンテンツを選択することで、特定の種類の付加コンテンツが付与されたシーンのみを簡単に視聴することができる。
また、前記所定の方法とは、付加コンテンツを含んだ本編の映像コンテンツの合計再生時間が所定の時間内に収まるように選択することにより、ユーザーは、所定の時間に収まるように本編の映像コンテンツを簡単にダイジェストで視聴することができる。
以下本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。
(実施の形態1)
まず本発明に係る実施行為のうち、使用時の構成の例についての説明を行なう。
図1は、本発明に係る方式の使用行為についての構成の一例を示す図である。図1において、本発明に係る方式を採用するのはプレイヤー101である。このプレイヤー101は例えば、リモコン102、テレビ103により形成されるホームシアターシステムに、映画作品を供給するという用途に供される。ユーザーは、リモコン102、あるいはプレイヤー101を直接操作することによって、本発明のオペレーションを実施する。
図2は、本発明に示した方式を実現するための機能構成を示した図である。本発明を実施する場合の実現の例を説明する。
映像コンテンツ再生手段201は、映像コンテンツの再生を行なう。この時、再生の対象となる映像コンテンツは、複数の形態が考えられる。
第1に考えられる形態は、外部の映像コンテンツ記憶媒体202に記録された映像コンテンツのデータを映像コンテンツ再生手段201によって再生する場合である。例えば映像コンテンツ記憶媒体202がDVD、Blu−ray Disc等の光ディスクメディアであり、これらの媒体を再生プレイヤーによって再生する場合が本手段に相当する。図2では映像コンテンツ記憶媒体202はディスクの形状を示しているが、例えばSDカード、メモリースティックなど、不揮発性メモリを使用した挿入・抜き出し可能な他の記録媒体であってもよい。また、外付け方式のHDD、ネットワーク越しに接続された外部データを蓄積可能な機器・PC類など、接続・切断可能な他の記録媒体であってもよい。
第2に考えられる形態は、映像コンテンツ受信手段203によって受信された映像コンテンツのデータを映像コンテンツ再生手段201によって再生する場合である。映像コンテンツ受信手段203は、例えば地上波放送、衛星放送、ケーブルTVの有線等によって送信されてくる放送波、あるいは、インターネット等の外部ネットワークによって受信した映像コンテンツデータを、受信・デコードする仕組みが相当する。
第3に考えられる形態は、映像コンテンツ蓄積手段204に蓄積された映像コンテンツのデータを映像コンテンツ再生手段201によって再生する場合である。例えば映像コンテンツ記憶媒体202に記録されたデータを、映像コンテンツ蓄積手段204にコピーあるいは移動して保存したものを再生して視聴する場合、あるいは、映像コンテンツ受信手段203によって受信された映像コンテンツのデータを録画し、映像コンテンツ蓄積手段204に保存したものを再生して視聴する場合の仕組みが、本手段に相当する。映像コンテンツ蓄積手段204は、本発明の方式を採用した機器に組み込まれる、好適にはHDDなどの記憶媒体によって実現される。もちろんHDD以外にも、映像コンテンツを記録し蓄積可能な記憶媒体であれば何でも良い。
CGM情報取得手段205は、CGMサービスを提供するサービス事業者からCGM情報を受信するための手段である。ここでCGM情報とは、例えば字幕コメントの様に、もとのコンテンツ(以降、本編コンテンツと称する)に対してユーザーによって付与された追加のデータ(以降、付加コンテンツと称する)、及びその追加データをいつ、どのように再生するかを表す制御情報のことを指す。
CGM情報取得手段205は、例えばCGMサービスを提供するサーバからインターネットを介してCGM情報をダウンロードする仕組みが相当する。CGM情報取得手段205は、好適にはインターネット上の外部サーバからCGM情報を受信するが、これ以外にも、SDカードなどの着脱可能な不揮発性の記録媒体に記録されたCGM情報を読み出してよいし、Blu-rayディスク等に予め記録されたCGM情報を読み込んでも良い。
図3は、CGM情報取得手段205が受信するCGM情報300の一例を表す図である。本実施の形態では、本編の映像コンテンツ(以下本編コンテンツと称す)に対応づけられる付加コンテンツの集合と対応付けるべき本編コンテンツを特定するための情報を含んだ情報をCGM情報と呼ぶが、本編コンテンツ自身もCGM情報に含めるようにしても構わない。
図に示すCGM情報300には、CGM情報を本編コンテンツに対応づけるための本編コンテンツID300bと、付加コンテンツ300aが含まれる。本編コンテンツID300bは、例えば、映像コンテンツ再生手段201がBlu−ray Discに収録された映像コンテンツを再生するよう構成されている場合には、映像コンテンツ再生手段201が再生しようとしているディスクを識別できる情報が該当する。
尚、本編コンテンツIDは、映像コンテンツ再生手段201がインターネット上のサーバから本編コンテンツをストリーミング再生するよう構成されている場合で、本編コンテンツと同時にCGM情報をダウンロードするため、本編コンテンツとCGM情報との対応関係を明示する必要がない場合には本編コンテンツIDを省略してもよい。
尚、本実施の形態では本編コンテンツID300bのデータ構造として16進数の数字を用いているが、本編コンテンツID300bのデータ構造これに限る物ではない。CGMサービス提供者が、本編コンテンツを一意に特定できるものであれば任意のデータ構造で表現可能である。
付加コンテンツ300aのうち、列301は、付加コンテンツがどのような種類のデータかを示すメディアタイプ(映像、画像、文字列、サウンド等)である。列302は、付加コンテンツが保存されているファイル名を表す。列303,列304は、付加コンテンツを表示するタイミング本編コンテンツの再生時間で表している。例えば、行310の付加コンテンツの場合、本編コンテンツの再生時間が00:12:34〜00:23:45までの間この付加コンテンツを再生することを意味している。列305はこの付加コンテンツを投稿した利用者のIDを表す。
本実施の形態ではCGM情報300aをテーブルの形で表現しているが、もちろんこれはCGM情報の記述形式の一例であり、これがその他どのような記述形式であっても構わない。各実施の形態におけるCGM情報の記述例はその属性名など全て一例に過ぎず、何らこの形式に限定されるものではない。また、図3では、説明を簡単にするために、全てのメディアタイプに関して、再生開始時刻、再生終了時刻、表示位置の3つの属性しか定義をしていないが、これら以外の属性が指定されても構わない。また、あるメディアタイプにのみ有効な属性が指定されても構わない。例えば、画像データであれば、本編コンテンツに対し、どのように合成するかを指定できてもよい。ここで合成のルールとはPorter−Duff規則等の既存の技術が応用できる。また、文字列データであれば、文字を描画するためフォントやスタイルの指定、色の指定などが含まれていてもよい。また、サウンドデータであれば、再生時の音量やパニングなどの指定があってもよい。
CGM情報解析手段206は、CGM情報取得手段205が受信したCGM情報を解析し、映像コンテンツ再生手段201に対して、どのシーンの本編コンテンツを再生すべきかを指示するための手段である。
CGM情報再生手段207は、CGM情報取得手段205が受信したCGM情報に含まれる付加コンテンツを対応する本編コンテンツの再生(図2の例では映像コンテンツ再生手段201により行なわれる)に連動するように再生する手段である。例えばCGM情報再生手段207が再生する付加コンテンツと、映像コンテンツ再生手段201が再生する本編コンテンツは、上述の合成のルールに従って重ね合わせる合成手段(図示せず)により合成された後、TV103の表示画面に表示される。
次に本発明に係る実施行為のうち、CGM情報解析手段206によりCGM情報を解析し、ユーザーが視聴したいと考えるシーンをどのようにして選択的に再生するかに関し説明を行う。
選択方法は複数の形態が考えられる。以下それらについて説明を行う。
形態(1) CGM情報解析手段206は、単位時間あたりに多くのCGM情報が集中しているシーンのみを再生することができる。単位時間に多くのCGM情報が集中しているということは、それだけ多くのユーザーがそのシーンに着目していると考えられるため、このようなシーンを選択的に視聴できることは、視聴者にとって有益である。
図4に、所定の時間あたりに所定の個数以上の付加コンテンツが付与されているシーンを選択的に再生する際の、CGM情報解析手段206のフローチャートを示す。
まず、CGM情報300を検索し、未再生の付加コンテンツから付加コンテンツ輻輳状態を検索する(ステップS401)。ここで付加コンテンツ輻輳状態とは、所定の時間間隔内に所定の個数以上の付加コンテンツが再生される状態を表す。例えば、所定の時間間隔を1分、所定の個数を2つとすると、付加コンテンツ310と付加コンテンツ320はこの条件を満たすために付加コンテンツ輻輳状態であるが、付加コンテンツ320と付加コンテンツ330は条件を満たさないため付加コンテンツ輻輳状態ではない。ステップS401ではこのような付加コンテンツ輻輳状態のうち、最も再生開始時刻303が早いもの(この例では付加コンテンツ310)が変数Data1に、最も再生終了時刻304が遅いもの(この例では付加コンテンツ320)が変数Data2へ代入される。ステップS401の結果、該当する付加コンテンツ輻輳状態が存在しなかった場合(つまりData1およびData2がともに“null”)には(ステップS402)、CGM情報解析手段206は、映像コンテンツ再生手段201に再生の停止を要求する(ステップS406)。
ステップS402において、ステップS402で付加コンテンツ輻輳状態が存在した場合には、CGM情報解析手段206は、Data1の列303で指定される再生開始時刻から、本編コンテンツを再生するよう映像コンテンツ再生手段201へ指示する(ステップS403)。また、CGM情報解析手段206は、CGM情報再生手段へData1からData2の全ての付加コンテンツを再生するよう指示する(ステップS404)。そして、映像コンテンツ再生手段201が再生する時刻が、Data2の列304で指定される再生終了時刻に到達するまで待ち、ステップS401へ戻る(ステップS405)。
以上のように構成することにより、所定の時間内に、所定の回数以上の付加コンテンツが付与されたシーンを選択的に再生することができる。
尚、上記の例では所定の時間を1分、所定の個数を2つ以上としたが、これ以外の任意の数値であってももちろんよい。また、所定の時間、所定の回数はCGM情報解析手段206に予め組み込まれていてもよいし、ユーザーがセットアップメニュー等を通じて所定の単位、所定の回数を設定できるように構成してもよい。
形態(2) CGM情報解析手段206は、特定の情報が含まれるCGM情報が付与されているシーンのみを再生することができる。例えば、メディアタイプが文字列であるCGM情報のうち、特定のキーワードが含まれるシーンを選択的に再生することができるため、視聴者は自分にとって興味のあるシーンを選択的に視聴することができる。
図5に、メディアタイプが文字列のCGM情報のうち、所定のキーワードが含まれる付加コンテンツが付与されているシーンのみを再生する際の、CGM情報解析手段206のフローチャートを示す。
まず、CGM情報300から、まだ再生されていない付加コンテンツを検索する(ステップS501)。ステップS501の結果、全ての付加コンテンツが再生済みであった場合には(ステップS502)、CGM情報解析手段206は、映像コンテンツ再生手段201に再生の停止を要求する(ステップS508)。ステップS502で未再生の付加コンテンツが存在した場合には、その付加コンテンツの列301で指示されるデータタイプが文字列かどうかを検査する(ステップS503)。ステップS503で文字列であった場合には、その付加コンテンツの列302で指定されるファイルに、所定のキーワードが含まれることを検査する(ステップS504)。ここでキーワードとは任意のある文字列であってもよいし、複数のキーワードの組み合わせ(論理和、論理積)であってもよい。ステップS503でメディアタイプが文字列でなかった場合、及び、ステップS504で所定のキーワードが含まれなかった場合には、ステップS501へ戻る。このとき、当該の付加コンテンツは再生済みとして扱う。ステップ504で所定のキーワードが含まれていた場合には、CGM情報解析手段206は、その付加コンテンツの列303で指定される再生開始時刻から、本編コンテンツを再生するよう映像コンテンツ再生手段201へ指示する(ステップS505)。また、CGM情報解析手段206は、CGM情報再生手段へその付加コンテンツを再生するよう指示する(ステップS506)。そして、映像コンテンツ再生手段201が再生する時刻が、その付加コンテンツの列304で指定される再生終了時刻に到達するまで待ち、ステップS501へ戻る(ステップS507)。
以上のように構成することにより、メディアタイプが文字列の付加コンテンツのうち、所定のキーワードが含まれる付加コンテンツが付与されているシーンのみを再生することができる。
尚、上記の例ではメディアタイプが文字列の付加コンテンツから所定のキーワードを検索したが、文字列以外のメディアタイプであっても特定の条件に一致するものだけを検索するよう構成してもよい。例えば、メディアタイプが画像であるときに、人の顔が含まれる画像のみを検索することが考えられる。顔画像の認識は、デジタルカメラ等で採用されている技術を応用することで実現可能である。
尚、特に条件を指定せずに、あるメディアタイプの付加コンテンツのみを再生するように構成してもよい。
尚、複数の条件の論理和、論理積による組み合わせを用いて再生する付加コンテンツを選択するように構成してもよい。例えば、所定のキーワードを含むメディアタイプが文字列のCGM情報または、顔画像を含むメディアタイプが画像の付加コンテンツを再生するように構成してもよい。このような条件は、CGM情報解析手段206に予め組み込まれていてもよいし、ユーザーがセットアップメニューなどを通じて設定するよう構成してもよい。
形態(3) CGM情報解析手段206は、特定の人が投稿したCGM情報のみを再生することができる。CGMサービスは不特定多数のユーザーが自由に付加コンテンツを投稿するため、CGMサービスの利用者の中にはユーザーの嗜好と合う人も合わない人もいる。その中で特定の人が投稿した付加コンテンツのみを選択的に再生することは、ユーザーにとって有益である。
図6に、特定の人が投稿したCGM情報のみを再生する際の、CGM情報解析手段206のフローチャートを示す。
まず、CGM情報300から、まだ再生されていない付加コンテンツを検索する(ステップS601)。ステップS601の結果、全ての付加コンテンツが再生済みであった場合には(ステップS602)、CGM情報解析手段206は、映像コンテンツ再生手段201に再生の停止を要求する(ステップS607)。ステップS602で未再生の付加コンテンツが存在した場合には、その付加コンテンツの列305で指示される投稿者が所定のIDと一致するかどうかを検査する(ステップS603)。ここで所定のIDとは、セットアップ画面等を通じてユーザーが予め選択したIDである。所定のIDは単数でもよいし、複数のIDの論理和、論理積であってもよい。また、CGM情報300に含まれる投稿者の内、上位N名をCGM情報解析手段206が選択するように構成してもよい。ここでNは1以上の自然数である。ステップS603で付加コンテンツの投稿者が所定のIDと一致しないと判断した場合には、ステップS601へ戻る。このとき、当該の付加コンテンツは再生済みとして扱う。ステップS603で付加コンテンツの投稿者が所定のIDと一致すると判断した場合には、CGM情報解析手段206は、その、付加コンテンツの列303で指定される再生開始時刻から、本編コンテンツを再生するよう映像コンテンツ再生手段201へ指示する(ステップS604)。また、CGM情報解析手段206は、CGM情報再生手段へその付加コンテンツを再生するよう指示する(ステップS505)。そして、映像コンテンツ再生手段201が再生する時刻が、その付加コンテンツの列304で指定される再生終了時刻に到達するまで待ち、ステップS601へ戻る(ステップS606)。
以上のように構成することにより、特定の人が投稿したCGM情報のみを再生することができる。
上記のように構成することにより、ユーザーが視聴したいと考えられるシーンのみを選択的に再生することができる。
尚、本実施の形態ではCGM情報解析手段206が、どのシーンを再生するかを制御しているが、ユーザーがリモコン入力で直接意志表示をする方法も考えられる。この場合、ユーザーがリモコンのスキップ再生のボタンを押した場合には次のシーンへジャンプしてもよい。これは具体的には、図4のステップS405、図5のステップ507、図6のステップS606において、スキップ再生のボタンが押された場合に所定の時刻まで動作を待たずに速やかに次ぎのステップへ移ることで実現できる。また、ユーザーがリモコンの逆スキップ再生のボタンを押した場合には一つ前のシーンへジャンプしてもよい。これは具体的には、図4のステップS405、図5のステップ507、図6のステップS606において、逆スキップ再生のボタンが押された場合に、現在再生中の付加コンテンツを未再生の状態にした後、所定の時刻まで動作を待たずに次ぎのステップへ移ることで実現できる。
尚、上記の例では、視聴者が最初から最後まで通しで、特定の付加コンテンツが付与されたシーンを視聴することを想定しているが、同様の仕組みを応用することで、所定の時間内に収まるダイジェスト版を作成することができる。ダイジェスト版にどのシーンを含めるかについては、上記の形態(1)から形態(3)の例を用いて計算することができる。例えば、形態(1)の場合、付加コンテンツ輻輳状態にある付加コンテンツのうち、単位時間あたりの付加コンテンツ数が大きな順に、再生時間が所定の時間内に収まる様に選択することで実現できる。形態(2)、形態(3)の場合も同様のアルゴリズムで実現できる。
(実施の形態2)
前述の実施の形態とは異なる構成を持つ、実現可能な別の実施の形態について説明する。但し、本構成の一部は、先の実施の形態で説明したものと同じであるため、その部分は省略して説明を進める。
まず本発明に係る実施行為のうち、使用時の構成の例についての説明を行なう。図7は、本発明に示した方式を実現するための機能構成を示した図である。映像コンテンツ再生手段701からCGM情報再生手段707は、実施の形態1における映像コンテンツ再生手段201からCGM情報再生手段207と同様であるため、ここではその詳細な説明を省略する。
グループ情報取得手段708は端末101を操作するユーザーが属するグループ(グループ情報)を取得する手段である。ここで、グループとはユーザーがどのような属性を持っているかを表すもので、同じグループに属するユーザーは、コンテンツの視聴に関して同じような嗜好をもっていると考えられる。グループ情報取得手段708は、例えば住んでいる地域や、年齢、性別等の情報をユーザーに入力させ、これらを組み合わせることでグループ情報を得る。
CGM再生情報集計手段709は、CGM情報707がどのCGM情報を何回再生したか(CGM再生情報)を集計し記憶する手段である。
次に本実施の形態に係る実施行為のうち、CGM取得手段705がインターネット上のCGMサーバからCGM情報を取得する例についての説明を行なう。
CGM取得手段705は、CGMサーバへCGM情報の取得を要求する際に、CGM再生情報集計手段709によって集計されたCGM再生情報と、グループ情報取得手段708が取得したグループ情報とを関連づけてCGMサーバへ送信する。
CGMサーバは、各端末から送信されてくるメタ情報を統計的に処理することで、どのようなグループにおいてどのような付加コンテンツの再生頻度が高いかを計算することができる。CGMサーバはこの計算結果に基づき、CGM情報取得手段705からCGM情報の取得要求を受けた際に、端末101のユーザーが属するグループにおいて再生頻度の高い順に所定の数のCGM情報を送信することができる。また、CGMサーバは端末101のユーザーが属するグループにおいて、所定の回数以上再生されている付加コンテンツに関するCGM情報を全て送信してもよい。このように構成することにより、端末101で再生される可能性の低いCGM情報を送信しないことにより、CGMサーバと端末101間の通信量を削減することができる。
尚、本実施の形態では、グループ情報は、住んでいる地域や、年齢、性別を組み合わせたものであるとしたが、グループ情報の構成はこれに限るものではない。これら3つの情報が含まれていなくてもよいし、これら3つ以外の任意の情報が含まれていてもよい。
尚、本実施の形態では、CGM再生情報集計手段709が集計したCGM再生情報はCGM情報取得手段705がCGM情報の取得要求をCGMサーバへ送信する際に同時に送信するとしたが、CGM再生情報送信のタイミングは任意のタイミングでもよい。
本発明を構成する映像コンテンツ再生装置は、他人が投稿した情報をエンドユーザー自身が直接編集し、編集された投稿を再生するユーザー参加型のサービスに利用できる。特に、ユーザーが投稿した映像コンテンツに文字情報、画像、音声といった情報を投稿された映像コンテンツに付加する編集を行い、編集されたコンテンツを他のユーザーが閲覧、再編集できるような装置への利用が可能である。
本発明の使用行為についての構成の一例を示す図 本発明を実現するための機能構成の一例を示す図 本発明で処理されるCGM情報の一例を示す図 CGM情報解析手段206の処理フローの一例を示す図 CGM情報解析手段206の処理フローの一例を示す図 CGM情報解析手段206の処理フローの一例を示す図 本発明を実現するための機能構成の一例を示す図
符号の説明
101 テレビ
102 プレイヤー
103 リモコン
201 映像コンテンツ再生手段
202 映像コンテンツ記憶媒体
203 映像コンテンツ受信手段
204 映像コンテンツ蓄積手段
205 CGM情報取得手段
206 CGM情報解析手段
207 CGM情報再生手段

Claims (8)

  1. 映像コンテンツを再生する映像コンテンツ再生装置であって、
    前記映像コンテンツ再生装置は、一つまたは複数の付加コンテンツを含むCGM(Consumer Generated Media)情報を取得するCGM情報取得手段と、
    前記CGM情報取得手段が取得したCGM情報を解析し、前記取得したCGM情報から一つまたは複数の付加コンテンツを所定の方法で選択するCGM情報解析手段と、
    前記所定の方法で選択された付加コンテンツを再生するCGM情報再生手段と、
    本編の映像コンテンツを再生する映像コンテンツ再生手段を備え、
    前記CGM解析手段は、選択した付加コンテンツの再生に連動する本編コンテンツの再生を映像コンテンツ再生手段に指示するように構成したコンテンツ再生装置。
  2. 前記CGM情報解析手段は、リモコンによるスキップ再生の指示を受けたとき、
    前記所定の方法により選択した付加コンテンツとは別の付加コンテンツを選択し、前記選択された付加コンテンツの再生を前記CGM情報再生手段に指示するとともに、新たに選択した付加コンテンツの再生に連動する本編の映像コンテンツの再生を映像コンテンツ再生手段に指示するように構成したことを特徴とする映像コンテンツ再生装置。
  3. 前記映像コンテンツ再生装置はさらに
    前記CGM再生手段によって再生された付加コンテンツの統計情報を計算するCGM再生情報集計手段と、映像コンテンツ再生装置の利用者が属するグループ情報を得るグループ情報取得手段とを備え、
    前記CGM情報取得手段は前記グループ情報と前記CGM再生情報とを外部サーバへ送信する
    ことを特徴とした請求項1乃至請求項3に記載の映像コンテンツ再生装置。
  4. 前記所定の方法とは、所定の時間間隔に再生開始時刻が含まれる付加コンテンツが所定数以上集中する場合に、前記付加コンテンツを選択することを特徴とする請求項1乃至請求項3に記載の映像コンテンツ再生装置。
  5. 前記所定の方法とは、付加コンテンツが所定の文字列情報を含む場合に、前記付加コンテンツを選択することを特徴とする請求項1乃至請求項3に記載の映像コンテンツ再生装置。
  6. 前記所定の方法とは、付加コンテンツに含まれる投稿者情報が所定の投稿者と一致する場合に、前記付加コンテンツを選択することを特徴とする請求項1乃至請求項3に記載の映像コンテンツ再生装置。
  7. 前記所定の方法とは、付加コンテンツのメディアタイプが所定のメディアタイプと一致する場合に、前記付加コンテンツを選択することを特徴とする請求項1乃至請求項3に記載の映像コンテンツ再生装置。
  8. 前記所定の方法とは、付加コンテンツを含んだ本編の映像コンテンツの合計再生時間が所定の時間内に収まるように選択することを特徴とする
    請求項1乃至請求項7に記載の映像コンテンツ再生装置。
JP2008164078A 2008-06-24 2008-06-24 映像コンテンツ再生装置 Pending JP2010010736A (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012009957A (ja) * 2010-06-22 2012-01-12 Sharp Corp 評価情報通知装置、コンテンツ提示装置、コンテンツ評価システム、評価情報通知装置の制御方法、評価情報通知装置の制御プログラムおよびコンピュータ読み取り可能な記録媒体
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WO2012173021A1 (ja) * 2011-06-13 2012-12-20 ソニー株式会社 情報処理装置、情報処理方法、および、プログラム
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JP2020129377A (ja) * 2019-02-11 2020-08-27 ベイジン バイドゥ ネットコム サイエンス アンド テクノロジー カンパニー リミテッド コンテンツ検索方法、装置、機器、および記憶媒体

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