JP5486592B2 - ろう付けされた熱交換器用チューブのアルミニウム合金製帯材 - Google Patents

ろう付けされた熱交換器用チューブのアルミニウム合金製帯材 Download PDF

Info

Publication number
JP5486592B2
JP5486592B2 JP2011512166A JP2011512166A JP5486592B2 JP 5486592 B2 JP5486592 B2 JP 5486592B2 JP 2011512166 A JP2011512166 A JP 2011512166A JP 2011512166 A JP2011512166 A JP 2011512166A JP 5486592 B2 JP5486592 B2 JP 5486592B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
brazing
less
alloy
brazing sheet
sheet according
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2011512166A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2011524254A (ja
Inventor
アンリ,シルヴァン
ペラン,エロディ
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Constellium Issoire SAS
Original Assignee
Constellium France SAS
Constellium Issoire SAS
Pechiney Rhenalu SAS
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Constellium France SAS, Constellium Issoire SAS, Pechiney Rhenalu SAS filed Critical Constellium France SAS
Publication of JP2011524254A publication Critical patent/JP2011524254A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5486592B2 publication Critical patent/JP5486592B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23KSOLDERING OR UNSOLDERING; WELDING; CLADDING OR PLATING BY SOLDERING OR WELDING; CUTTING BY APPLYING HEAT LOCALLY, e.g. FLAME CUTTING; WORKING BY LASER BEAM
    • B23K35/00Rods, electrodes, materials, or media, for use in soldering, welding, or cutting
    • B23K35/02Rods, electrodes, materials, or media, for use in soldering, welding, or cutting characterised by mechanical features, e.g. shape
    • B23K35/0222Rods, electrodes, materials, or media, for use in soldering, welding, or cutting characterised by mechanical features, e.g. shape for use in soldering, brazing
    • B23K35/0233Sheets, foils
    • B23K35/0238Sheets, foils layered
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23KSOLDERING OR UNSOLDERING; WELDING; CLADDING OR PLATING BY SOLDERING OR WELDING; CUTTING BY APPLYING HEAT LOCALLY, e.g. FLAME CUTTING; WORKING BY LASER BEAM
    • B23K35/00Rods, electrodes, materials, or media, for use in soldering, welding, or cutting
    • B23K35/22Rods, electrodes, materials, or media, for use in soldering, welding, or cutting characterised by the composition or nature of the material
    • B23K35/24Selection of soldering or welding materials proper
    • B23K35/28Selection of soldering or welding materials proper with the principal constituent melting at less than 950 degrees C
    • B23K35/286Al as the principal constituent
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C22METALLURGY; FERROUS OR NON-FERROUS ALLOYS; TREATMENT OF ALLOYS OR NON-FERROUS METALS
    • C22CALLOYS
    • C22C21/00Alloys based on aluminium
    • C22C21/02Alloys based on aluminium with silicon as the next major constituent
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F28HEAT EXCHANGE IN GENERAL
    • F28FDETAILS OF HEAT-EXCHANGE AND HEAT-TRANSFER APPARATUS, OF GENERAL APPLICATION
    • F28F21/00Constructions of heat-exchange apparatus characterised by the selection of particular materials
    • F28F21/08Constructions of heat-exchange apparatus characterised by the selection of particular materials of metal
    • F28F21/089Coatings, claddings or bonding layers made from metals or metal alloys
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10TTECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
    • Y10T428/00Stock material or miscellaneous articles
    • Y10T428/12All metal or with adjacent metals
    • Y10T428/12222Shaped configuration for melting [e.g., package, etc.]
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10TTECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
    • Y10T428/00Stock material or miscellaneous articles
    • Y10T428/12All metal or with adjacent metals
    • Y10T428/12493Composite; i.e., plural, adjacent, spatially distinct metal components [e.g., layers, joint, etc.]
    • Y10T428/12736Al-base component
    • Y10T428/12764Next to Al-base component
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10TTECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
    • Y10T428/00Stock material or miscellaneous articles
    • Y10T428/13Hollow or container type article [e.g., tube, vase, etc.]

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Materials Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Thermal Sciences (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Metallurgy (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Prevention Of Electric Corrosion (AREA)
  • Laminated Bodies (AREA)
  • Electroplating Methods And Accessories (AREA)
  • Nonmetallic Welding Materials (AREA)

Description

本発明は、熱交換器の製造を目的とするアルミニウム合金製帯材の分野に関するものであり、その熱交換器は、特に自動車両内でのエンジンの冷却、車内の暖房または空調、さらには他のあらゆる熱交換機能のために利用されるものである。
これらの合金帯材、特にエンジンの冷却用ラジエータまたは暖房用ラジエータのチューブのために利用される合金帯材は、一般に、外部面がろう付け用合金で、そして内部面が冷却液による侵食または腐食からの保護を目的とする合金で被覆されている。
本発明は、より詳細には、熱交換器用チューブのために利用され冷却用の流体と接触状態におかれる、ろう付け用薄板であるブレージングシートと呼ばれるものの一部を成す、被覆済みのこれらの帯材に関するものである。
アルミニウム合金は、優れた熱伝導性、使用し易さおよび優れた耐腐食性を確保する一方で、密度が低いために特に銅合金と比べて重量軽減を可能にすることから、今後も、自動車両のための熱交換器の製造において主として利用される。
以下で取り上げるアルミニウム合金は全て、別段の記載のないかぎり、「アルミニウム協会」が定期的に刊行する「登録簿系列(Registration Record Series)」中で同協会により定義されている名称にしたがって呼称される。
熱交換器は、加熱用または冷却用の内部流体の循環用のチューブと、内部流体と外部流体の間の熱伝達を増大させるためのフィンまたはインサートとを有し、その製造は、機械的組立てまたはろう付けによって行なわれる。
ろう付けによる組立ての最も一般的なケースにおいて、チューブを構成する芯材用薄板は一般的にAA3xxx系列のアルミニウム合金製であり、フィンと接触状態にある外部面が、一般にAA4xxx系列のろう付け用合金と呼ばれる合金で被覆されている。この構成は、図1、部分拡大図1aによって示されており、芯材用薄板には符号2が、ろう付け用合金には符号1が付されている。
このろう付け用合金は、芯材の溶融温度未満の温度で溶融し、ろう付け熱サイクルの適用により、フィンとチューブの外部面との、ろう付けすべきそれら二つの材料の間の結合を作り出すことができるという利点を有する。
芯材用薄板は、また、その内部面が、冷却用の流体、すなわち、伝熱用の流体による侵食および腐食に対する保護層3で被覆されていてもよい。この構成は、図1、部分拡大図1bにより示されている。
この保護層は、大抵の場合同時圧延薄板の形を呈するものでもあり、当該技術分野において、「インナーライナー」の名で公知である。この保護層は、一般にAA7xxx系列の合金で構成されている。
これまでに最も多く利用されている内部クラッド合金は、AA7072タイプのものである。
実際、この合金は亜鉛含有率が重量百分率で平均1.05%と比較的大きいため、その腐食電位は、典型的にはAl−Mn−Cuタイプの合金製である芯材の腐食電位よりも低く、そのため犠牲陽極としての役目を果たすことができる。
芯材用Al−Mn−Cu合金の一例としては、本件出願人の欧州特許第1075935号明細書および欧州特許出願公開第1413427号明細書中にそれぞれ記載されている合金3916、および合金3915を挙げることができ、それらの組成は、各不純物元素を、個別には0.05%、合計で0.15%に制限してそれらを除いた重量百分率単位で以下に明記されている。
Figure 0005486592
しかしながら、一般に使用されている芯材用合金の固相線温度とほぼ同じ、すなわち約640℃であるその固相線温度のため、合金AA7072は、ろう付けに参与しない。
また、熱交換効率を理由として、ロールされ溶接された単純なチューブに代わって、図2に示されているとおりのB字形と呼ばれる断面を有するチューブの使用が増加している。
これらのチューブは、特に先に定義したとおりの、すなわち、その外部面上にろう付け用クラッドおよびその内部面上に犠牲クラッドを伴う、ブレージングシートまたは帯材から曲げ加工によって得られる。
しかしながら、このタイプのチューブのろう付けは、特に、図2の左側の図で円の内側に示されているとおりの基部6の外側の部位において困難である。
実際、このゾーン内で適正なろう付け接合部5を得るには、クラッド1に由来するろう付け用合金4を大量に供給する必要があるが、一方、このろう付け用合金の利用可能な外部体積には限りがあり、図2の左側の図では円の中央に、そして部分拡大図1a、1b上に示されているとおり、基部の中心の部位にしかない。
この問題に対する公知の解決法の一つは、外部クラッド1の厚みを増大させ、その結果ゾーン6内へのより大量のろう付け用合金の供給を達成することから成る。
典型的には、この問題と無関係なロール溶接チューブの場合、一般に200〜300μmの全厚みに対して、内部クラッドがブレージングシートの全厚みの10%であるのに対し、外部クラッドは10%であるという点を喚起しておきたい。
B字形断面をもつ曲げ加工ろう付けチューブの場合、ろう付け用合金の外部クラッド1の厚みを増大させるためには、前述の各割合を保ちながらブレージングシートの全厚みを増大させるか、またはブレージングシートの厚みを一定に保ちながら外部クラッドの割合を増大させることが必要である。
これらの二つの解決法が、満足のいくものではないことは明らかである。
第一の解決法は、自動車両の分野そしてより詳細には熱交換器の分野における、構成要素の厚みを最大限削減すべきであるという全般的な傾向に真っ向から逆行するものである。
第二の解決法は、まさに材料の機械的強度ならびに耐腐食性を主に確保するものである芯材の厚みの削減を意味している。
公知の別の解決法は、内部クラッドつまり「インナーライナー」にAA4045またはAA4343タイプのろう付け用合金を利用することからなる。しかしながら、このような代替案は不可避的に、特に当業者にとって公知であり以下で記述する「OY」試験と呼ばれる試験によって測定されるような耐腐食性の許容不可能な低下をもたらす。
最後のものとして、東洋ラジエータ株式会社の特開第2005−037062号公報および住友軽金属工業株式会社の特開第2004−217982号公報および特開第2004−217983号公報は、実質的には、基部の中央ゾーン内でブレージングシートを折り返し、外部クラッドの二つの部分を接触させてろう付けを確保することからなる代替的解決法について記述している。
これらの各解決法は、第一の解決法と全く同様に、特に、使用材料の追加と、流体の循環用内部断面を一定にした場合の全体的外形寸法の増大とを引き起こすという欠点を有する。
本発明は、内部層がAA7xxx系列の合金で構成されている先行技術のブレージングシートの場合に得られる内部耐腐食性以上の内部耐腐食性を確保しながら、使用材料の追加も外形寸法または重量の追加も無く、これらのろう付けの問題を解決することを目的としている。
本発明の対象は、少なくとも一つの面が犠牲陽極を形成するクラッド層で被覆されているアルミニウム合金製の芯材用薄板で構成されたブレージングシートにおいて、前記クラッド層が、重量百分率で表わした場合に、Siが2.0〜7.0、Feが0.5未満、Cuが1.0未満、Mnが1.0〜2.0、Mgが0.5未満、Znが1.0〜3.0、Crが0.25未満、Niが1.5未満、Tiが0.25未満、Coが1.5未満、V、In、Sn、Zr、Scが各々0.25未満であり、その他の各元素がそれぞれ0.05未満、合計で0.15未満、という化学的組成のアルミニウム合金で構成されていることを特徴とする、ブレージングシートにある。
有利な一実施形態によると、芯材用薄板は、AA3xxx系列のアルミニウム合金および好ましくは合金3915または3916製である。
同様にして、ブレージングシートは、一般に外部面つまり犠牲陽極を形成するクラッド層とは反対側の面がAA4xxx系列のろう付け用アルミニウム合金層で被覆されている。
好ましい一実施形態によると、クラッド用、ろう付け用および芯材用薄板の一つまたは複数の層は、同時圧延によって接合されている。
最後に、本発明は、また、犠牲陽極を形成するクラッド層が、チューブの内部被覆つまり「インナーライナー」を構成している、上述のとおりのブレージングシートから曲げ加工とろう付けによって製造される熱交換器用チューブをもその対象としている。
部分拡大図1aに示すものは、二層からなるブレージングシートであって芯材用薄板には2という符号が付され、ろう付け用合金(本発明に係るクラッド層にもなる)には1という符号が付されているものであり、部分拡大図1bに示すものは、三層からなるブレージングシートあって、芯材用薄板には2という符号、ろう付け用合金には1という符号そして犠牲陽極を形成するクラッド層には3という符号が付されているものである。 先行技術として、左図には、外部と呼ばれる面がろう付け用合金1で被覆され、かつ芯材を腐食から保護することを唯一の役割とし、ろう付けには参与しないクラッド合金2で内部面が被覆されている芯材用薄板で構成されたブレージングシートの曲げ加工によって得られた、B字形のチューブの概略を示す。部分拡大図1aは、符号4としてろう付け用合金でとり囲まれたろう付け作業の前の基部中央ゾーンの拡大を示す。部分拡大図1bは、ろう付け後の同じゾーンを示し、符号5として太い黒線でろう付け接合部を示し、符号6としてろう付けが困難なゾーンを示す。これに対して、右図には、本発明に係るB字形チューブの同じ概略を示し、ここで内部面は、犠牲陽極の効果により腐食から芯材を保護するものの、ろう付けに参与するクラッド合金層3で被覆されている。部分拡大図2aでは、ろう付けの前で、符号4として、先行技術のものと同様外部クラッドのろう付け用合金があるが、それだけではなく、内部クラッドのろう付け用合金も示されており、部分拡大図2bでは、ろう付けの後のろう付け接合部5が示されており、これは、先行技術ではろう付けが困難であったゾーンも網羅するものである。 ろう付け適性を評価するために用いられる「V字材」試験と呼ばれる試験を示し、3aには上面図そして3bには側面図を示す。プレート2は、被験材料で構成されている。「V字材」1は、例えばAA3003などのAA3xxxタイプの合金でできた裸の帯材で構成されている。 「V字材」の分岐の平面に対するおよびプレートの平面に対する垂直方向の切断および金属組織観察後の、V字材試験の際に実施されたろう付け接合部の質のAからDまでの分類様式を図式化している。
本発明は、ブレージングシートの犠牲陽極を形成するクラッド層用に使用する合金であって、
−「実施例」の章で記述されている当業者にとって公知の「OY」試験と呼ばれる試験によって特に評価された場合の、AA7072タイプの合金がこの層に使用されている同じ薄板の腐食挙動性能と少なくとも同じ腐食挙動性能;
−容易なろう付けを可能にする前記層の溶融温度;
を達成するために組成が最適化された合金を使用することに関する。
より厳密に言うと、本発明の検討のクラッド層材料群は、重量百分率で表された場合にSiが2.0〜7.0、Feが0.5未満、Cuが1.0未満、Mnが1.0〜2.0、Mgが0.5未満、Znが1.0〜3.0、Crが0.25未満、Niが1.5未満、Tiが0.25未満、Coが1.5未満、V、In、Sn、Zr、Scが各々0.25未満であり、その他の各元素がそれぞれ0.05未満、合計で0.15未満という化学的組成を特徴とする。

各合金の構成元素に課せられる濃度範囲は、以下の理由により説明される。すなわち、Siは、ろう付け適性に影響を及ぼす主要な元素である。その含有率は、厳密に2%を超えなくてはならないが、これは、この値に至るまではろう付け適性が不十分だからである。これに対し、7%を超えると、犠牲陽極の効果による腐食に対する保護が充分でなくなる。好ましくは、その含有率は3〜5%の間、さらに好ましくは3〜4%の間に含まれる。
Feは、一般にアルミニウムにとっての不純物を構成する。鉄相は、孔食の開始を促進する部位を構成する。このため、その含有率は0.5%未満、より好ましくは0.3%未満でなくてはならない。
Cuは、機械的強度に有利な効果をもたらす一方で、腐食電位も増大させ、こうして犠牲陽極の効果を削減する。合金内部での分布が均一でないため、Cuは、電解腐食の危険性も増大させる可能性がある。そのため、その含有率は1%そしてより好ましくは、0.8%に制限されなくてはならない。一部のケースにおいては、銅の含有率を不純物の含有率つまり0.05%に制限することで、表面における銅の溶解とそれに続く再析出の現象を回避することが望ましいことさえあり得る。
Mnは、硬化用元素である。これは、固溶体でのおよび細かい析出物の形での硬化により、ろう付け後の強度にプラスの効果を有するものだからである。1%を下回ると硬化が不充分である。これに対して、2%を超えると、Mnは合金の流動性にとって極めて不利な粗な金属間相を形成させる。
Mgは、機械的強度に対してプラスの影響を有するが、クラッドの表面を移動するという点で、ろう付け性にとっては有害であり、特にNocolok(登録商標)タイプのろう付けの場合、Mgはろう材の特性を不利な方向に修正する酸化物層を形成することになる。このような理由で、Mgの含有率は0.5%に制限されなくてはならず、フラックスろう付けの場合はさらに0.3%までに制限すべきである。一部の困難な利用分野のためには、その含有率を不純物の含有率つまり0.05%まで、そしてさらには本件出願人の欧州特許第1075935号明細書によると0.01%まで削減することが必要となる可能性がある。
Znは、クラッド層の犠牲効果に大きく寄与する。1%を下回ると、この効果は不充分であり、3%を超えると、この効果が顕著になりすぎて充分に持続性ある保護を確保することができない。好ましい範囲は1.5〜2.5%である。
NiおよびCoは、合金の機械的特性ならびに特に塩基性環境(pH9超)内でのその耐腐食性を改善するため1.5%の含有率に至るまで添加することができる。
Tiは、合金の腐食挙動を改善するために0.25%の含有率まで添加されてよい。チタンは、圧延方向に平行な層上で濃縮し、このことは貫通性孔食による腐食よりも横方向の腐食に有利に作用する。
Cr、V、ZrおよびScは、特にろう付け後の機械的強度を改善するものの耐腐食性に対しても有利な形で作用する再結晶防止元素である。これらの元素は各々0.25%の含有率まで添加可能である。
最後に、InおよびSnはZnと類似の犠牲効果を有し、各々0.25%の含有率まで添加可能である。
本発明は、その詳細について、以下の実施例を介してより良く理解されるが、これらの実施例は、限定的性格を有するものではない。
芯材用合金3916(前出の欧州特許第1075935号明細書による)とろう付け用合金AA4045のプレートを複数枚と、犠牲陽極のためのクラッド合金のプレートを七枚と、基準として用いられる合金AA7072のプレートを一枚鋳造した。
本発明に係る六つのクラッド合金1〜6ならびに本発明以外のSi含有率2.0%の合金7の組成が、下表1に記されている。
Figure 0005486592
これらのプレートから接合体を製作し、合金3916製の芯材薄板の一方の面上のろう付け用合金および他方の面上のクラッド合金のそれぞれの厚みが全厚みの10%を占めるようにした。
同様に各面にろう付け用合金AA4045を備えた状態で、同じ要領で接合体を製作した。
これらの接合体を熱間圧延し、次に冷間圧延し、厚み0.25mmのクラッドされた帯材を製造した。これらの帯材を次に、45℃/分の速度で温度を上昇させた後、280℃で2時間回復処理に付した。
図3に記載された試験片を用いて、これらの材料のろう付け適性を評価した。
「V字材」は、厚み0.3mmでH24状態の合金3003製の裸の帯材で構成されている。ろう付けすべき金属に対し、250℃で15分間、脱脂処理を施す。その後、ろう付けすべき金属の薄板2上にNocolok(登録商標)フラックスを被着させる。ろう付けは、二重壁を有するガラス製の炉内で行なわれ、この炉により処理中の液化したろう材の動きおよび接合部の形成を視覚化することができる。熱サイクルは、約20℃/分の速度での600℃までの温度上昇段階、600℃で2分間の維持段階、そして約30℃/分での下降段階で構成されている。全ては、8L/分の流量の窒素の連続的掃気下で行なわれる。
結果は、まず最初に、以下の評価基準に準じて、目視による検査にしたがって割当てられるA〜Eの評点により評価される。
Figure 0005486592
得られた結果は表2に記されており、試験は各クラッド合金について四回ずつ反復して行われた。
Figure 0005486592
V字材試験の際に実施されたろう付け接合部の金属組織検査を、「V字材」の分岐の平面に対しておよびプレートの平面に対して垂直に切断した後にも実施し、図4に示されたような評価基準によって接合部の質を分類した。
得られた結果は、下表3に記されている。
Figure 0005486592
これらの試験から、Si含有率3.5%の合金3および合金5が最も厚いろう付け接合部を有し、その後に、含有率3%および2.5%の合金2および合金4、そして最後に含有率2.5%の合金1および合金6が続くことがわかる。
これら全てのケースについて、ろう付け適性は、基準合金AA7072のものよりも優れていると思われる。Si含有率2.0%の合金7は、基準ケースに比べ充分に有意な改善をもたらさない。
当然のことながら両面に合金4045でクラッドを行った場合、ろう付け適性は優秀である。
内部の、つまり犠牲陽極を形成するクラッド層側の耐腐食性も同様に、「OY」と呼ばれる溶液での腐食試験を用いて評価した。
実施した試験は、典型的には60×100mmの寸法のブレージングシートの試料を、検査対象でない面を保護しながら、数多くのイオン種(硫酸塩、塩化物、第二鉄、第二銅種)を含む溶液中に88℃で3日間維持することから成る。
この溶液のイオン濃度は、下表4に明記されている。
Figure 0005486592
耐腐食性は、光学顕微鏡での差動焦点調整技術による孔食の深度測定によって定量化され、断面の金属組織観察によって定性化される。
下表5に示された結果は、最も深い7つの点食の平均に対応する。
Figure 0005486592
本発明に係る六つの合金ならびに合金7について読取られた孔食の深度は、基準合金AA7072の場合において測定された深度と同程度のものである。
「OY」試験の後、これらの試料について作製された金属組織断面図は、本発明に係るブレージングシートの腐食様式が、合金AA7072でクラッドされた基準のブレージングシートのものと同じであること、すなわち横方向化されていること、そして孔食の最大深度が同程度のものであることを示している。
両面を合金4045でクラッドする場合、孔食の平均深度は、122μm、つまり基準の合金7072および本発明に係る合金の場合よりも50%大きいものである。
したがって、本発明に係るブレージングシートの腐食挙動は、最も一般的に使用されている内部クラッド合金であるAA7072系列の合金で構成されている内部層を有する先行技術のブレージングシートの腐食挙動と少なくとも同等である。
しかしながら、求められている目的に合致して、これらのブレージングシートは、本発明に係る犠牲陽極を形成するクラッド層上での、ろう付けにも完全に適している。
欧州特許第1075935号明細書 欧州特許出願公開第1413427号明細書 特開第2005−037062号公報 特開第2004−217982号公報 特開第2004−217983号公報

Claims (16)

  1. 一つの面がろう付け用アルミニウム合金層で被覆され、他の面がブレージングシートの犠牲陽極を形成するクラッド層で被覆されているアルミニウム合金製の芯材用薄板で構成されたブレージングシートにおいて、前記クラッド層が、重量百分率で表わした場合に、Siが2.0〜7.0、Feが0.5未満、Cuが1.0未満、Mnが1.0〜2.0、Mgが0.5未満、Znが1.0〜3.0、Crが0.25未満、Niが1.5未満、Tiが0.25未満、Coが1.5未満、V、In、Sn、Zr、Scが各々0.25未満であり、その他の各元素がそれぞれ0.05未満、合計で0.15未満、という化学的組成のアルミニウム合金で構成されていることを特徴とする、ブレージングシート。
  2. 前記クラッド層のSi含有率が、3.0〜5.0%の間に含まれていることを特徴とする、請求項1に記載ブレージングシート。
  3. 前記クラッド層のSi含有率が、3.0〜4.0%の間に含まれていることを特徴とする、請求項2に記載のブレージングシート。
  4. 前記クラッド層のFe含有率が、0.3%未満であることを特徴とする、請求項1〜3のいずれか一つに記載のブレージングシート。
  5. 前記クラッド層のCu含有率が、0.8%未満であることを特徴とする、請求項1〜4のいずれか一つに記載のブレージングシート。
  6. 前記クラッド層のCu含有率が、0.05%未満であることを特徴とする、請求項1〜5のいずれか一つに記載のブレージングシート。
  7. 前記クラッド層のMg含有率が、0.3%未満であることを特徴とする、請求項1〜6のいずれか一つに記載のブレージングシート。
  8. 前記クラッド層のMg含有率が、0.05%未満であることを特徴とする、請求項1〜7のいずれか一つに記載のブレージングシート。
  9. 前記クラッド層のMg含有率が、0.01%未満であることを特徴とする、請求項1〜8のいずれか一つに記載のブレージングシート。
  10. 前記クラッド層のZn含有率が1.5〜2.5%の間に含まれることを特徴とする、請求項1〜9のいずれか一つに記載のブレージングシート。
  11. 前記クラッド層が、AA3xxx系列のアルミニウム合金製の芯材用薄板の一方の面に接合されることを特徴とする、請求項1〜10のいずれか一つに記載のブレージングシート。
  12. 前記クラッド層が、合金3915製芯材用薄板の一方の面に接合されることを特徴とする、請求項11に記載のブレージングシート。
  13. 前記クラッド層が、合金3916製芯材用薄板の一方の面に接合されることを特徴とする、請求項11に記載のブレージングシート。
  14. 前記芯材用薄板の他方の面が、AA4xxx系列のろう付け用アルミニウム合金層で被覆されることを特徴とする、請求項11〜13のいずれか一つに記載のブレージングシート。
  15. クラッド用、ろう付け用、芯材用薄板の一つまたは複数の層が同時圧延によって接合されていることを特徴とする、請求項1〜14のいずれか一つに記載のブレージングシート。
  16. 前記犠牲陽極を形成するクラッド層が、チューブの内部被覆つまり「インナーライナー」を構成することを特徴とする、請求項1〜15のいずれか一つに記載のブレージングシートから曲げ加工とろう付けによって製造される熱交換器用チューブ。
JP2011512166A 2008-06-02 2009-05-28 ろう付けされた熱交換器用チューブのアルミニウム合金製帯材 Expired - Fee Related JP5486592B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
FR0803018 2008-06-02
FR0803018A FR2931713B1 (fr) 2008-06-02 2008-06-02 Bandes en alliage d'aluminium pour tubes d'echangeurs thermiques brases
PCT/FR2009/000619 WO2009156607A1 (fr) 2008-06-02 2009-05-28 Bandes en alliage d'aluminium pour tubes d'échangeurs thermiques brasés

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2011524254A JP2011524254A (ja) 2011-09-01
JP5486592B2 true JP5486592B2 (ja) 2014-05-07

Family

ID=40076874

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2011512166A Expired - Fee Related JP5486592B2 (ja) 2008-06-02 2009-05-28 ろう付けされた熱交換器用チューブのアルミニウム合金製帯材

Country Status (11)

Country Link
US (1) US8663817B2 (ja)
EP (1) EP2296844B1 (ja)
JP (1) JP5486592B2 (ja)
KR (1) KR101642925B1 (ja)
CN (1) CN102112269B (ja)
CA (1) CA2726650C (ja)
ES (1) ES2392769T3 (ja)
FR (1) FR2931713B1 (ja)
PL (1) PL2296844T3 (ja)
PT (1) PT2296844E (ja)
WO (1) WO2009156607A1 (ja)

Families Citing this family (35)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102753298A (zh) * 2010-02-10 2012-10-24 霍伯特兄弟公司 铝合金焊丝
US9770788B2 (en) * 2010-02-10 2017-09-26 Hobart Brothers Company Aluminum alloy welding wire
US10654135B2 (en) 2010-02-10 2020-05-19 Illinois Tool Works Inc. Aluminum alloy welding wire
JP5632175B2 (ja) * 2010-03-19 2014-11-26 株式会社デンソー ろう付け性に優れた高強度熱交換器用アルミニウム合金クラッド材および熱交換器
JP2012061483A (ja) * 2010-09-14 2012-03-29 Mitsubishi Alum Co Ltd アルミニウム材のフラックスレスろう付方法
FR2975402B1 (fr) * 2011-05-20 2013-05-10 Constellium France Alliages pour tube d'echangeur thermique a placage interne protecteur et a perturbateur brase
CN102506602A (zh) * 2011-09-26 2012-06-20 江苏格林威尔金属材料科技有限公司 热交换器用铝合金内槽圆管及其制造方法
JP5891026B2 (ja) * 2011-12-14 2016-03-22 株式会社ケーヒン・サーマル・テクノロジー クラッド材
CN103170758A (zh) * 2011-12-26 2013-06-26 北京有色金属研究总院 一种含Sc和Sr的铝基钎料及其制备方法
JP5873343B2 (ja) 2012-01-29 2016-03-01 株式会社デンソー 高耐食性アルミニウム合金ブレージングシート、ならびに、これを用いた自動車用熱交換器の流路形成部品
CN102773626B (zh) * 2012-07-11 2014-12-03 东莞市闻誉实业有限公司 耐腐蚀铝合金钎焊材料
CN102776424B (zh) * 2012-07-11 2014-11-12 东莞市闻誉实业有限公司 硬钎焊铝合金
CN103112211B (zh) * 2013-01-30 2015-04-15 东南大学 一种高抗下垂性复合钎焊铝箔及其制备方法
HUE042051T2 (hu) * 2013-07-05 2019-06-28 Hydro Aluminium Rolled Prod Alumínium összetett anyag, mely belefektetett szilárd réteget tartalmaz
JP6452626B2 (ja) * 2014-01-07 2019-01-16 株式会社Uacj アルミニウム合金クラッド材及びその製造方法、ならびに、当該アルミニウム合金クラッド材を用いた熱交換器及びその製造方法
US9976200B2 (en) * 2014-01-10 2018-05-22 Uacj Corporation Cladded aluminum-alloy material and production method therefor, and heat exchanger using said cladded aluminum-alloy material and production method therefor
FR3018213B1 (fr) * 2014-03-06 2016-10-21 Constellium France Tole de brasage a placages multiples
WO2016015917A1 (en) 2014-07-30 2016-02-04 Aleris Rolled Products Germany Gmbh Multi-layered alumium brazing sheet material
DE102014112418A1 (de) 2014-08-29 2016-03-03 Volkswagen Aktiengesellschaft Mehrschichtblech, Wärmetauscher und Brennkraftmaschine
JP6557476B2 (ja) * 2015-02-10 2019-08-07 三菱アルミニウム株式会社 アルミニウム合金フィン材
US11370068B2 (en) 2015-02-25 2022-06-28 Hobart Brothers Llc Systems and methods for additive manufacturing using aluminum metal-cored wire
US10421159B2 (en) 2015-02-25 2019-09-24 Hobart Brothers Llc Systems and methods for additive manufacturing using aluminum metal-cored wire
PL3374122T3 (pl) * 2015-11-13 2020-04-30 Gränges Ab Blacha lutownicza i sposób jej wytwarzania
CN105624479B (zh) * 2015-11-26 2017-10-03 新疆众和股份有限公司 一种焊接用铝硅系合金杆及其生产方法
DE102016008490A1 (de) * 2016-07-14 2018-01-18 Modine Manufacturing Company Flussmittelarmes CAB-Löten bei Wärmeübertragern
KR101889441B1 (ko) * 2017-04-17 2018-08-20 주식회사 코렌스 내식성이 향상된 이지알 쿨러의 가스튜브용 알루미늄 합금 소재
KR102371237B1 (ko) * 2017-05-11 2022-03-04 현대자동차 주식회사 수냉식 이지알 쿨러, 및 이의 제조방법
CN107130152B (zh) * 2017-06-06 2019-07-19 合肥饰界金属制品有限公司 高韧性铝合金材料及其制备方法
CN107130153A (zh) * 2017-06-06 2017-09-05 合肥饰界金属制品有限公司 高耐磨性铝合金材料及其制备方法
CA3101328A1 (en) 2018-06-21 2019-12-26 Arconic Technologies Llc Corrosion resistant high strength brazing sheet
CN109266888A (zh) * 2018-12-03 2019-01-25 东北轻合金有限责任公司 一种308合金铸锭的及其制备方法和应用
CN110408821B (zh) * 2019-08-26 2020-11-27 合肥工业大学 一种Al-Si-Zn-Mg-Ti合金及其制造方法
EP3834981A1 (en) * 2019-12-13 2021-06-16 Aleris Rolled Products Germany GmbH Multi-layered aluminium brazing sheet material
CN112195375B (zh) * 2020-10-16 2022-04-12 江苏常铝铝业集团股份有限公司 一种自钎焊铝合金箔材及其制造方法
CN114589430B (zh) * 2022-04-21 2022-11-15 中南大学 一种Al-Mg合金焊丝及其制备方法

Family Cites Families (19)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4196262A (en) * 1979-03-15 1980-04-01 Swiss Aluminium Ltd. Al-Si-In/Ga alloy clad composite
DE69428242T2 (de) * 1993-08-03 2002-06-13 Furukawa Electric Co Ltd Aluminiumlegierung zum Hartlöten; Folie zum Hartlöten von Wärmetauschern und Verfahren zur Herstellung von Wärmetauschern
AU738447B2 (en) * 1998-04-29 2001-09-20 Corus Aluminium Walzprodukte Gmbh Aluminium alloy for use in a brazed assembly
JPH11315337A (ja) * 1998-05-01 1999-11-16 Mitsubishi Alum Co Ltd ろう付け管形成用アルミニウム合金ブレージングシートおよびろう付け管
JP3197251B2 (ja) * 1998-09-22 2001-08-13 カルソニックカンセイ株式会社 熱交換器用犠牲防食アルミニウム合金、および熱交換器用高耐食性アルミニウム合金複合材
FR2797454B1 (fr) 1999-08-12 2001-08-31 Pechiney Rhenalu Bande ou tube en alliage d'aluminium pour la fabrication d'echangeurs de chaleur brases
AU2001231737B2 (en) * 2000-03-10 2004-06-24 Corus Aluminium Walzprodukte Gmbh Brazing sheet product and method of manufacturing an assembly using the brazing sheet product
FR2816046B1 (fr) 2000-10-27 2003-01-24 Air Liquide Procede de fabrication d'un echangeur de chaleur a plaques brasees, et echangeur ainsi produit
JP3968024B2 (ja) * 2003-01-14 2007-08-29 住友軽金属工業株式会社 熱交換器用アルミニウム合金クラッド材
JP3968023B2 (ja) * 2003-01-14 2007-08-29 住友軽金属工業株式会社 熱交換器用アルミニウム合金クラッド材
FR2855774B1 (fr) 2003-06-05 2005-07-08 Pechiney Rhenalu Procede de separation des couches de chutes de bandes plaquees par colaminage
JP2005037062A (ja) * 2003-07-15 2005-02-10 Toyo Radiator Co Ltd アルミニューム製熱交換器
JP4236183B2 (ja) * 2004-04-20 2009-03-11 住友軽金属工業株式会社 自動車熱交換器用アルミニウム合金クラッド材
JP4236185B2 (ja) * 2004-04-27 2009-03-11 住友軽金属工業株式会社 自動車熱交換器用アルミニウム合金クラッド材
DE602005021902D1 (de) * 2004-10-19 2010-07-29 Aleris Aluminum Koblenz Gmbh Verfahren zur herstellung eines hartlötblechs aus einer aluminiumlegierung und leichte hartgelötete wärmetauscheranordnungen
US20060102328A1 (en) * 2004-11-16 2006-05-18 Denso Corporation Aluminum heat exchanger and manufacturing method thereof
JP2007127306A (ja) * 2005-11-01 2007-05-24 Denso Corp 伝熱プレート部材とこれを用いた熱交換器及びその製造方法
JP4825507B2 (ja) * 2005-12-08 2011-11-30 古河スカイ株式会社 アルミニウム合金ブレージングシート
CN101161838A (zh) * 2007-11-20 2008-04-16 林小港 一种钎焊芯层铝合金热交换翅片的制备方法

Also Published As

Publication number Publication date
EP2296844A1 (fr) 2011-03-23
ES2392769T3 (es) 2012-12-13
EP2296844B1 (fr) 2012-08-15
US20110100615A1 (en) 2011-05-05
FR2931713A1 (fr) 2009-12-04
US8663817B2 (en) 2014-03-04
KR101642925B1 (ko) 2016-07-27
CN102112269A (zh) 2011-06-29
PL2296844T3 (pl) 2013-02-28
CA2726650C (fr) 2016-05-10
CA2726650A1 (fr) 2009-12-30
WO2009156607A1 (fr) 2009-12-30
FR2931713B1 (fr) 2010-05-14
PT2296844E (pt) 2012-10-03
CN102112269B (zh) 2013-10-16
KR20110036549A (ko) 2011-04-07
JP2011524254A (ja) 2011-09-01

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5486592B2 (ja) ろう付けされた熱交換器用チューブのアルミニウム合金製帯材
JP6452626B2 (ja) アルミニウム合金クラッド材及びその製造方法、ならびに、当該アルミニウム合金クラッド材を用いた熱交換器及びその製造方法
KR102317581B1 (ko) 다겹 클래드 브레이징 금속 시트
JP4993440B2 (ja) ろう付け性に優れた熱交換器用高強度アルミニウム合金クラッド材
JPWO2015015767A1 (ja) アルミニウム合金クラッド材及びその製造方法、ならびに、当該アルミニウム合金クラッド材を用いた熱交換器
US20010007720A1 (en) Aluminum alloy brazing sheet
JPWO2015104761A1 (ja) アルミニウム合金クラッド材及びその製造方法、ならびに、当該アルミニウム合金クラッド材を用いた熱交換器及びその製造方法
JP6418714B2 (ja) アルミニウム合金クラッド材及びその製造方法、ならびに、当該アルミニウム合金クラッド材を用いた熱交換器及びその製造方法
JP4023760B2 (ja) ろう付け性および耐食性に優れた熱交換器用アルミニウム合金クラッド材
JP2017145463A (ja) アルミニウム合金ブレージングシート及びその製造方法、ならびに、当該ブレージングシートを用いた自動車用熱交換器
JP5836695B2 (ja) ろう付け後の強度及び耐食性に優れた熱交換器用アルミニウム合金フィン材
JP5498213B2 (ja) ろう付け性に優れた高強度熱交換器用アルミニウム合金クラッド材
JP5302114B2 (ja) 真空ろう付け用アルミニウム合金ブレージングシート
JP4874074B2 (ja) 熱交換器用アルミニウム合金クラッド材
JP2011195892A (ja) ろう付け性に優れた高強度熱交換器用アルミニウム合金クラッド材および熱交換器
JP4263160B2 (ja) アルミニウム合金クラッド材並びにそれを用いた熱交換器用チューブ及び熱交換器
JPH11315337A (ja) ろう付け管形成用アルミニウム合金ブレージングシートおよびろう付け管
JPH1088265A (ja) ろう付け後の強度および犠牲陽極効果に優れた熱交換器用アルミニウム合金フィン材
JPH11264042A (ja) 流体通路構成用アルミニウム合金ブレージングシート
JPH09302433A (ja) ろう付け性に優れたアルミニウム合金クラッド材およびその製造方法
JP2017172025A (ja) 熱交換器用アルミニウム合金クラッド材
JP2000135588A (ja) 耐食性に優れた熱交換器用高強度アルミニウム合金クラッド材
JP2000135590A (ja) 熱交換器用高強度アルミニウム合金クラッド材
JP2014015665A (ja) アルミニウム合金複合材および熱交換器
JP2000135591A (ja) 耐食性に優れた熱交換器用アルミニウム合金クラッド材

Legal Events

Date Code Title Description
A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711

Effective date: 20110623

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20110623

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20111225

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20130716

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20131004

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20131203

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20140110

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20140218

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20140221

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5486592

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees