JP5486230B2 - シート剥離装置及び剥離方法 - Google Patents

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本発明は、半導体ウエハなどの被着体の表面に貼付された接着シートを剥離するためのシート剥離装置及び剥離方法に関する。
例えば、半導体製造工程において、半導体チップを小型化するために半導体ウエハ(以下、「ウエハ」という)の裏面を研削して薄くする工程(バックグラインド工程)があり、この工程では、ウエハ表面(回路が形成された面)に接着シート(保護シート)を貼付して、その表面を保護している。研削後、この接着シートはウエハから剥離される。
従来、接着シートを剥離するシート剥離装置として、表面保護用の接着シート付ウエハが載置されるテーブルと、ウエハに対して帯状の剥離用テープを供給するテープ供給部と、テープ供給部からの剥離用テープをウエハ表面の接着シートに押圧接触させながら貼り付けるエッジ部材(貼付け部材)と、剥離用テープを接着シートと一緒に巻き取るテープ回収部とを備え、エッジ部材にて剥離用テープを接着シートに貼り付けつつ、接着シートをウエハから剥離するシート剥離装置が特許文献1で知られている。
また、特許文献1においては、剥離用テープとして、感熱接着性の接着テープや感圧接着性の接着テープを用いることが例示されている。然し、それら剥離用テープは、一般に、フィルム等からなる帯状の基材の片面全体に所定の接着剤を塗布して製作されるため、そのコスト的に安価なものではなく、しかも、剥離用テープの全ての接着剤が利用されるものではない。その結果、接着シートを剥離するためのランニングコストが増大するという不具合がある。
また、円滑に接着シートを剥離するには、剥離すべき接着シートとの相性に応じて剥離用テープの種類、即ち、接着剤の種類を変更することが必要になり、このような場合に、装置内に掛け回された剥離用テープを取り換える作業は著しく面倒である。
特開2007−43047号公報
本発明は、以上の点に鑑み、接着シートの種類に応じて円滑、且つ、低コストで接着シートを剥離できるシート剥離装置及び剥離方法を提供することをその課題とする。
上記課題を解決するために、本発明は、表面に接着シートが貼付された被着体から当該接着シートを剥離するシート剥離装置であって、剥離用シートを繰り出す繰出手段と、前記剥離用シートまたは接着シートのうち少なくとも一方に接着剤を塗布する塗布手段と、前記接着剤を介して剥離用シートを接着シートに相互に貼り付ける貼付手段と、前記剥離用シートの繰り出しを抑制するロック手段と、前記被着体と剥離用シートとを相対移動させる移動手段とを備えるものにおいて、前記塗布手段は、接着剤を塗布する塗布ヘッドと、当該塗布ヘッドを二次元的に移動可能とすると共に、接着剤の塗布形状を所定形状に形成する直交二軸ロボットとを備え、前記貼付手段は、前記接着シートの一部の外縁形状と一致する外縁部分を備え、前記剥離用シートまたは前記接着シートのいずれか一方の部分をいずれか他方に向けて押圧する押圧面を有する貼付ヘッドを含み、当該貼付ヘッドの前記外縁部分を前記接着シートの一部の外縁と一致させて前記剥離用シートと接着シートとを貼付可能に設けられ、前記塗布手段が剥離用シートまたは接着シートのうち少なくとも一方に接着剤を塗布する形状は、当該剥離用シートの一部領域に対応し、且つ、前記貼付ヘッドの押圧面と同形状であることを特徴とする。
本発明においては、前記ロック手段は、繰り出されたシートの一部を把持する把持手段である構成を採用できる。
また、本発明においては、前記塗布手段は、前記接着剤の塗布形状を所定形状に形成する形成手段を備える構成を採用してもよい。
さらに、前記貼付手段は、前記接着シートの一部の外縁形状と一致する外縁を含む押圧面を有する貼付ヘッドを備える構成を採用してもよい。
また、上記課題を解決するために、本発明は、表面に接着シートが貼付された被着体から当該接着シートを剥離するシート剥離方法であって、前記被着体に対して剥離用シートを繰り出す工程と、前記剥離用シートまたは接着シートのうち少なくとも一方に接着剤を塗布する工程と、前記接着剤を介して剥離用シートを接着シートに相互に貼り付ける工程と、前記剥離用シートの繰り出しを抑制する工程と、前記被着体に対して前記剥離用シートを相対移動させることで前記接着シートを剥離する工程とを有し、前記剥離用シートを接着シートに相互に貼り付ける工程は、前記接着シートの一部の外縁形状と一致する外縁部分を備え、前記剥離用シートまたは前記接着シートのいずれか一方の部分をいずれか他方に向けて押圧する押圧面を有する貼付ヘッドを用い、当該貼付ヘッドの前記外縁部分を前記接着シートの一部の外縁と一致させて前記剥離用シートと接着シートとを貼付する工程を含み、前記接着剤を塗布する工程は、前記塗布手段が剥離用シートまたは接着シートのうち少なくとも一方に接着剤を塗布する形状を当該剥離用シートの一部領域に対応し、且つ、前記貼付ヘッドの押圧面と同形状とする工程を含んでいることを特徴とする。
本発明によれば、接着剤を塗布する塗布手段を備えたため、接着シートと剥離用シートとを接着する直前に、剥離用シートまたは接着シートの少なくとも一方に、両者を接着して剥離するのに最低限必要な量の接着剤が塗布され、両者を接着して円滑に接着シートを剥離できる。このため、剥離用シートとしては、従来からこの種のシート剥離装置に用いられているフィルムだけでなく、紙、布、薄膜金属等を用いることも可能となる。その結果、帯状の基材の片面全体に所定の接着剤を塗布されたものを用いる従来のシート剥離装置と比較して、ランニングコストを低くできる。また、剥離すべき接着シートとの相性に応じて、塗布手段での接着剤の種類を変更すれば、円滑な剥離が可能になり、その上、接着剤の変更作業も著しく簡単である。
また、接着剤の塗布形状を変更できる構成を採用すれば、剥離すべき接着シートの形状に応じて接着剤の塗布形状を変更できるので、接着剤が接着シート以外の部分、例えば、被着体を保持するテーブル等に付着して、装置を汚したり、剥離不良を発生させたりすることを確実に防止することができる。
シート剥離装置の構成を示す正面図。 図1の部分平面図。 剥離用シートを接着シートに貼付した状態の正面図。 接着シートの剥離動作を説明する正面図。 (a)乃至(d)は、接着剤の塗布形状の説明図。 変形例に係るシート剥離装置にて剥離用シートを接着シートに貼付した状態の正面図。 変形例に係るシート剥離装置での接着シートの剥離動作を説明する正面図。
以下、図面を参照して表面に接着シートSが貼付されたウエハWを被着体とし、当該ウエハWから接着シートSを剥離するための本実施の形態のシート剥離装置Mを説明する。図1に示すように、シート剥離装置Mは、ウエハWを保持する保持手段1と、帯状の基材たる剥離用シートPSを繰り出す繰出手段2と、繰り出された剥離用シートPSの所定の領域に所定量の接着剤SAを塗布する塗布手段3と、接着剤SAを介して接着シートSに剥離用シートPSを貼り付ける貼付手段4と、繰り出された剥離用シートPSの一部を把持して剥離用シートPSの繰り出しを抑制するロック手段5と、保持手段1で保持されたウエハWに対してロック手段5で繰り出しが抑制された剥離用シートPSを相対移動させる移動手段6とを備える。
ここで、剥離用シートPSとしては、特に制限はなく、例えば樹脂製のフィルム、紙、布、薄膜金属等を用いることができる。また、接着剤SAとしては、剥離用シートPSの種類等の相性に応じて、公知のものから適宜選択でき、例えば、有機溶剤にアクリル系材料を混ぜてなる溶剤型の感熱接着性や感圧接着性の接着剤を用いることができる。また、本実施の形態では、図1中右側を上流側、その左側を下流側とする。
前記保持手段1は、ウエハWを載置可能に設けられた平面視矩形のテーブル11により構成され、その上面には図示しない吸引口が設けられ、図示しないバキュームポンプ等の吸引手段にホース等を介して接続されている。これにより、テーブル11上に載置されたウエハWを吸着保持可能になっている。
前記繰出手段2は、移動するテーブル11上方に配置され、剥離用シートPSを巻回して保持する保持リール21と、当該保持リール21から繰り出された剥離用シートPSを巻き取る巻取軸22と、剥離用シートPSに繰り出し力を付与する上流側及び下流側の各駆動手段23u、23dとを備える。各駆動手段23u、23dは同一の構成を有し、プラテンローラ24u、24d及び駆動ローラ25u、25dを備え、駆動ローラ25u、25dは正逆転自在なモータM1、M2の出力軸に連結されている。なお、保持リール21から剥離用シートPSが繰り出される場合のモータM1、M2の回転方向を正転とし、その反対の回転方向を逆転とする。
前記塗布手段3は、貼付手段4の後述する貼付ヘッド42の押圧面に対向する領域に接着剤SAを塗布し得るように配置されている。塗布手段3は、剥離用シートPSの下面に接着剤SAを噴射して塗布する塗布ヘッド31と、塗布ヘッド31を二次元的に移動可能とする形成手段としての直交二軸ロボット32とを備える。直交二軸ロボット32は、図2に示すように、剥離用シートPSの幅方向一側から所定の間隔を存して配置され、アーム33を介して塗布ヘッド31を支持している。また、塗布ヘッド31は、図示省略の配管を介して接着剤用のタンクに接続され、塗布ヘッド31に設けられた弁を適宜制御することで、所定量の接着剤SAを噴射可能とされ、直交二軸ロボット32の作動によって、剥離用シートPSに所定形状の接着剤SAを塗布する。なお、本実施の形態の場合、接着剤SAの塗布形状は、図2の斜線領域で示されるように、接着シートSの一部の外縁形状と一致する外縁を有するように設定されている。
前記貼付手段4は、把持手段5の上流側で剥離用シートPSの上方に配置されている。貼付手段4は、直動モータ41とその出力軸に取り付けられた貼付ヘッド42とを備える。貼付ヘッド42は、図2の斜線領域で示されるように、接着シートSの一部の外縁形状と一致する外縁を有する押圧面42Aを有する。つまり、接着剤SAの塗布形状と同形状に設定されている。これにより、貼付ヘッド42が剥離用シートPSを接着シートSに押圧して貼付したときに、接着剤SAがテーブル11やウエハWといった接着シートS以外の部分に付着することを防止することができる。なお、剥離用シートPSとして、感熱接着剤が塗布されたものを用いる場合には、貼付ヘッド42には加熱手段が組み付けられる。
前記ロック手段5は、剥離用シートPSの移送経路中で貼付手段4の下流側に配置されている。ロック手段5は、図示省略の駆動手段によって離間近接可能な上チャック51と下チャック52とを有するチャック部材53と、当該チャック部材53を上下方向に往復動する図示省略の駆動手段とを備える把持手段から構成される。上、下チャック51、52が離間した状態で、それらの間を剥離用シートPSが挿通可能となっており、上、下チャック51、52が近接した状態で、繰り出された剥離用シートPSの一部を把持可能となっている。
前記移動手段6は、テーブル11の下方に設けられた単軸ロボット61とそのスライダ62とから構成され、テーブル11を図1中左右方向に移動可能とする。これにより、保持手段1で保持されたウエハWに対してロック手段5で繰り出しが抑制された剥離用シートPSを相対移動可能とし、接着シートSを剥離する場合は、単軸ロボット61がテーブル11を図1中右側から左側に向かって移動させる。なお、この相対移動は、ウエハWと剥離用シートPSとの少なくとも一方の移動でよい。
次に、上記シート剥離装置Mによる接着シートSの剥離動作について説明する
先ず、保持リール21から剥離用シートPSを引き出し、図1のように通紙してその先端を巻取軸22に固定することで、剥離用シートPSの繰り出し準備が完了する。
次いで、接着シートSが貼付されたウエハWが、図示しない搬送手段によってテーブル11上に搬送され、位置決めされて吸着保持させる。その後、単軸ロボット61によってテーブル11が下流側に向かって移動され、平面視でウエハWの下流側端縁が押圧面42Aの下流側端縁と一致した位置に達したことを図示しないセンサで検知して、当該テーブル11は停止する。
そして、直交二軸ロボット32を介して塗布ヘッド31を剥離用シートPSの下方に移動させ、当該直交二軸ロボット32を適宜移動させながら、貼付ヘッド42の真下の位置で剥離用シートPSの下面に押圧面42Aと同形状となるように接着剤SAを塗布する(図2参照)。接着剤SAの塗布後、塗布ヘッド31は剥離用シートPSの下方位置から退避する。
次いで、上、下チャック51、52を近接させて剥離用シートPSの一部を把持する。この場合、ロック手段5による剥離用シートPSの把持部分には接着剤SAが塗布されていないので、ロック手段5に接着剤SAが付着して作動不良を発生することはない。
次いで、図3に示すように、直動モータ41を介して貼付ヘッド42を下降させると共に、その下降に同期してチャック部材53も下降させる。このとき、上流側のモータM1が正転されて保持リール21から剥離用シートPSを繰り出すと共に、下流側のモータM2が逆転されて巻取軸22から剥離用シートPSを引き出す。これにより、剥離用シートPSに塗布された接着剤SAの塗布領域を押圧面42Aと一致させると共に、接着シートSの外縁に接着剤SAの外縁を一致させて確実に貼付することができ、接着剤SAがウエハWやテーブル11に付着することを確実に防止することができるうえ、接着シートSの縁部から円滑に剥離することができるようになる。
次いで、図4に示すように、直動モータ41を介して貼付ヘッド42を上昇させた後、チャック部材53をウエハWに接触しないように上昇させて剥離用シートPSの繰り出しを抑制しつつ、テーブル11を下流側へ移動させる。これにより、接着シートSが剥離用シートPSと一緒にウエハWから剥離されていく。
ウエハWから接着シートSが剥離されると、上、下チャック51、52が離間して剥離用シートPSの把持を開放し、上流側及び下流側の駆動ローラ25u、25dがそれぞれ同期して正転され、これにより、接着シートSが剥離用シートPSと共に巻取軸22に巻き取られて、回収される。
このように本実施の形態では、接着剤SAを塗布する塗布手段3を備えたため、接着シートSと剥離用シートPSとを接着する直前に、繰り出された剥離用シートPSに両者を接着して剥離するのに最低限必要な量の接着剤SAが塗布でき、両者を接着した後、ウエハWと剥離用シートPSとの相対移動により円滑にウエハWから接着シートSを剥離できる。このため、従来技術のように帯状の基材の片面全体に所定の接着剤を塗布して製作したものを用いる場合と比較して、ランニングコストを低くできる。また、剥離すべき接着シートSとの相性に応じて、塗布手段3での接着剤SAの種類を変更すれば、円滑な剥離が可能になり、また、接着剤SAの種類の変更の際、例えば、接着剤SAを収容するタンクを変えればよいので、その作業も著しく簡単である。
なお、上記実施の形態においては、塗布手段3により剥離用シートPSの下面に接着剤SAを塗布するものを例に説明したが、これに限定されるものではなく、接着シートSの上面に塗布手段3により接着剤を塗布したり、または、剥離用シートPS及び接着シートSの両方に接着剤を塗布するように構成してもよい。
さらに、接着剤SAの塗布形状は、例えば図5(a)〜(d)に示されるような様々な形状の塗布が可能とされる。上記実施の形態では、帯状の剥離用シートPSを例示したが、枚葉の剥離用シートを繰出手段から繰り出す構成としてもよい。
また、塗布手段としては、例えば、高圧ガスを用いて剥離用シートPSに接着剤SAを噴射するものや、チャンバにピエゾ素子を備えた公知の塗布ヘッドを用いたもの、また、スクリーン印刷やインクジェットタイプのものを使用してもよく、その構成に何ら限定されることはない。
さらに、上記実施の形態では、ウエハWの外形に合わせて略円形の外縁を有するように接着剤SAを塗布するものを例に説明したが、これに限定されるものではない。例えば、剥離すべき接着シートSの形状に合わせてその形状は適宜変更することができる。
また、接着シートSの接着剤の種類によって、温風または冷風を吹付けると接着力が低下するものがあるため、その種類に応じて接着シートSを剥離する前に接着シートSに温風や冷風を吹き付ける構成を採用してもよく、また、紫外線や電子線などのエネルギー線によって硬化するシートを用いるときも、接着シートSを剥離する前に接着シートSにエネルギー線を照射する構成としてもよい。
さらに、上記実施の形態では、ロック手段5を剥離用シートの一部を把持する把持手段から構成したものを例に説明したが、これに限定されるものではない。例えば、図6及び図7に示すように、繰出手段2の上流側及び下流側の各駆動手段23u、23dのうち少なくとも一方をロック手段として兼用することもできる。このとき、モータM1、M2のうち少なくとも一方を回転ロック可能なモータとすればよい。
即ち、図6に示すように、接着剤SAの塗布後、把持手段にて繰り出された剥離用シートPSの一部を把持することなく、直動モータ41を介して貼付ヘッド42を下降させ、その下降に同期して上流側のモータM1が正転されて保持リール21から剥離用シートPSを繰り出すと共に、下流側のモータM2が逆転されて巻取軸22から剥離用シートPSを引き出しながら、接着剤SAを介して接着シートSに剥離用シートPSを貼付する。その後、各駆動手段23u、23dの駆動ローラ25u、25dのうち少なくとも一方をロックすることで剥離用シートPSの繰り出しを抑制する。そして、図7に示すように、テーブル11を下流側へ移動させる。これにより、接着シートSが剥離用シートPSと一緒にウエハWから剥離されていく。このような構成を採用すれば、シート剥離装置Mの部品点数が減少して装置の簡素化が図れ、有利である。
M シート剥離装置
1 保持手段
2 繰出手段
3 塗布手段
32 直交二軸ロボット(形成手段)
4 貼付手段
42 貼付ヘッド
42A 押圧面
5 ロック手段
6 移動手段
PS 剥離用シート
S 接着シート
SA 接着剤
W 半導体ウエハ(被着体)

Claims (2)

  1. 表面に接着シートが貼付された被着体から当該接着シートを剥離するシート剥離装置であって、
    剥離用シートを繰り出す繰出手段と、前記剥離用シートまたは接着シートのうち少なくとも一方に接着剤を塗布する塗布手段と、前記接着剤を介して剥離用シートを接着シートに相互に貼り付ける貼付手段と、前記剥離用シートの繰り出しを抑制するロック手段と、前記被着体と剥離用シートとを相対移動させる移動手段とを備えるものにおいて
    前記塗布手段は、接着剤を塗布する塗布ヘッドと、当該塗布ヘッドを二次元的に移動可能とすると共に、接着剤の塗布形状を所定形状に形成する直交二軸ロボットとを備え、
    前記貼付手段は、前記接着シートの一部の外縁形状と一致する外縁部分を備え、前記剥離用シートまたは前記接着シートのいずれか一方の部分をいずれか他方に向けて押圧する押圧面を有する貼付ヘッドを含み、当該貼付ヘッドの前記外縁部分を前記接着シートの一部の外縁と一致させて前記剥離用シートと接着シートとを貼付可能に設けられ、
    前記塗布手段が剥離用シートまたは接着シートのうち少なくとも一方に接着剤を塗布する形状は、当該剥離用シートの一部領域に対応し、且つ、前記貼付ヘッドの押圧面と同形状であることを特徴とするシート剥離装置。
  2. 表面に接着シートが貼付された被着体から当該接着シートを剥離するシート剥離方法であって、
    前記被着体に対して剥離用シートを繰り出す工程と、
    前記剥離用シートまたは接着シートのうち少なくとも一方に接着剤を塗布する工程と、
    前記接着剤を介して剥離用シートを接着シートに相互に貼り付ける工程と、
    前記剥離用シートの繰り出しを抑制する工程と、前記被着体に対して前記剥離用シートを相対移動させることで前記接着シートを剥離する工程とを有し、
    前記剥離用シートを接着シートに相互に貼り付ける工程は、前記接着シートの一部の外縁形状と一致する外縁部分を備え、前記剥離用シートまたは前記接着シートのいずれか一方の部分をいずれか他方に向けて押圧する押圧面を有する貼付ヘッドを用い、当該貼付ヘッドの前記外縁部分を前記接着シートの一部の外縁と一致させて前記剥離用シートと接着シートとを貼付する工程を含み、
    前記接着剤を塗布する工程は、前記塗布手段が剥離用シートまたは接着シートのうち少なくとも一方に接着剤を塗布する形状を当該剥離用シートの一部領域に対応し、且つ、前記貼付ヘッドの押圧面と同形状とする工程を含んでいることを特徴とするシート剥離方法。
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