JP5485786B2 - 製管装置用帯状部材の供給装置およびその供給方法 - Google Patents

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Description

この発明は、老朽化した下水道管、上水道管、農業用水管、ガス管などの既設管を更生する更生管を製管装置によって製管する際、帯状部材を製管装置に供給する供給装置および供給方法に関するものである。
従来より、老朽化した既設管を更生するため、両側縁部に接合部が形成された螺旋状の帯状部材を既設管内に引込み、隣接する帯状部材の接合部同士を互いに接合して更生管を製管するとともに、回転することなく製管された更生管に新たに帯状部材を供給して更生管を既設管の軸心方向に付加形成することが実施されている。例えば、特許文献1,2に記載されるように、帯状部材を中空円筒状に巻き重ねた輸送ドラムを地上に設置するとともに、既設管内に製管装置を配置し、輸送ドラムから螺旋状に引き出された帯状部材を既設管内の製管装置に導入し、製管装置を既設管の軸心回りに回転させて隣接する帯状部材の接合部同士を接合して更生管を製管し、回転することなく製管された更生管に新たに帯状部材を供給して更生管を既設管の軸心方向に付加形成することが行われている。
例えば、製管装置1は、図12に示すように、一対のリンク部材が連結軸を介して回転自在に連結されたリンク体21を複数個順に連結して略環状に形成された成形フレーム2と、成形フレーム2の各リンク体21の連結軸にそれぞれ回転自在に支持された複数個の案内ローラ3と、成形フレーム2に設けられ、内面ローラ(図示せず)および外面ローラ43を有して隣接する帯状部材100の接合部同士を接合する接合機構4とから構成されている。そして、接合機構4は、油圧モータ45の駆動によって内面ローラおよび外面ローラ43が帯状部材100を挟み込んで回転し、その際の反作用で更生管Sに沿って周回移動することにより、製管装置1が更生管Sの軸心を中心として公転するものである。
特開平9−32968号公報 特開平10−146893号公報
ところで、前述した製管装置においては、輸送ドラムから引き出された螺旋状の帯状部材を螺旋の径およびピッチを一定に維持して供給する必要がある。すなわち、輸送ドラムから引き出された螺旋状の帯状部材が製管装置によって更生管を製管することで消費され、その分製管装置への帯状部材の供給が不足すると、螺旋状の帯状部材の径が徐々に小さくなるとともに、ピッチが大きくなり、ついには、帯状部材が伸びきって折損する事態を招来する。また、製管装置への螺旋状の帯状部材の供給が製管装置によって更生管の製管に費やされた量よりも過剰になると、螺旋状の帯状部材の径が徐々に大きくなり、ついには、帯状部材が裏返る事態を招来する。このような事態が発生すると、帯状部材を元の状態に復旧させなければならず、作業効率が著しく低下するものとなる。
このため、マンホールを臨む地上に作業者を配置し、作業者が輸送ドラムから引き出された螺旋状の帯状部材の流れを観察し、帯状部材の螺旋径および螺旋ピッチを略一定に維持するように調整しながら帯状部材をマンホールに供給するようにしている。同様に、マンホール底部に作業者を配置し、マンホール底部から既設管の軸心方向に螺旋状の帯状部材を供給する際、作業者が螺旋状の帯状部材の流れを観察し、帯状部材の螺旋径および螺旋ピッチを略一定に維持するように調整しながら帯状部材を製管装置に供給するようにしている。また、更生管が製管されると、更生管内に設定スパンをおいて作業者を配置し、各作業者が前段の作業者によって供給された螺旋状の帯状部材の流れを把握し、帯状部材の螺旋径および螺旋ピッチを維持するように調整しつつ順次帯状部材を製管装置に向けて供給するようにしている。
この結果、更生管の製管作業に際して多数の作業者が必要となり、コストを増加させる他、既設管の径が一定以下の場合、作業者が内部で作業することができず、更生管を製管することができないという欠点があった。
また、作業者に代えて帯状部材を供給することを想定すると、製管装置によって製管した更生管内に随時設置することができるとともに、輸送用ドラムから引き出されてマンホールを経て製管装置に連続的に供給されている螺旋状の帯状部材を新たにつかんで製管装置に向けて送り出す必要がある。
本発明は、このような問題点に鑑みてなされたもので、製管された更生管内に随時設置されて、連続する帯状部材を切断することなく作業者に代わって製管装置へ自動的に供給することのできる製管装置用帯状部材の供給装置およびその供給方法を提供するものである。
本発明の製管装置用帯状部材の供給装置は、両側縁部に接合部が形成された螺旋状の帯状部材を既設管内に引込み、隣接する帯状部材の接合部同士を互いに接合して更生管を製管するとともに、回転することなく製管された更生管に新たに帯状部材を供給して更生管を既設管の軸心方向に付加形成する更生管の製管装置に螺旋状の帯状部材を供給する供給装置であって、該供給装置は、架台に設けられた支持フレームと、支持フレームの内周側に回転自在に支持された環状の回転フレームと、回転フレームに回転自在に支持された送りローラと、支持フレームに設けられて回転フレームを回転させる回転用モータと、支持フレームに設けられて送りローラを回転させる送り用モータとから構成され、回転フレームが複数個に分割可能に連結されるとともに、送りローラが回転フレームに対して着脱自在に連結されることを特徴とするものである。
本発明によれば、回転用モータを駆動すれば、回転フレームが回転し、また、送り用モータを駆動すれば、回転フレームの送りローラが回転する。ここで、帯状部材は、送りローラに挿通されて挟み込まれていることから、回転用モータを介して回転フレームが回転し、また、送り用モータを介して送りローラが回転すると、周回移動しつつ回転する送りローラによって帯状部材を挟み込んで送り出すことができ、帯状部材を製管装置に向けて螺旋状に供給することができる。すなわち、これまで作業者が担ってきた螺旋状の帯状部材の製管装置への供給を供給装置によって代行することができる。
ここで、回転フレームが複数個に分割可能に連結されるとともに、送りローラが回転フレームに対して着脱自在に連結されることから、螺旋状の帯状部材が既設管内に引き込まれて製管装置に連続的に供給されて更生管を製管する際、製管された更生管内に供給装置を搬入し、回転フレームを分割するとともに、送りローラを離脱させることにより、帯状部材を送りローラ上に配置することができる。そして、送りローラを装着して帯状部材を挟み込んだ後、回転フレームを連結すれば、供給装置を組み立てることができ、供給装置によって帯状部材を製管装置に向けて供給することができる。すなわち、製管された更生管内に新たに供給装置を随時設置し、連続する帯状部材を切断することなく供給装置によって製管装置に供給することができるものとなる。
本発明において、前記架台に複数個の回転自在な走行車輪を設けることが好ましい。これにより、走行車輪を利用して更生管内を移動することができ、更生管内に供給装置を設置することが容易となる。
本発明の製管装置用帯状部材の供給方法は、製管装置によって更生管を製管する際、分割された回転フレームの内側に帯状部材がくるように連結して更生管内に請求項1または2に記載の製管装置用帯状部材の供給装置を設定間隔をおいて順に設置し、各供給装置から螺旋状の帯状部材を前方の供給装置または製管装置に向けてそれぞれ送り出すことを特徴とするものである。
本発明によれば、製管装置によって更生管が製管され、更生管の長さが設定長さに達した場合、あるいは、先に設置した供給装置からさらに設定長さの更生管が製管された場合、設定長さ隔てた更生管内に請求項1または2に記載の製管装置用帯状部材の供給装置を設置する。そして、分割された回転フレームの内側に帯状部材がくるように連結した後、各供給装置を作動させて、螺旋状の帯状部材を前方の供給装置または製管装置に向けてそれぞれ送り出す。
この結果、更生対象の既設管の長さが長くなっても、各供給装置によって帯状部材を製管装置に順次供給することができる。
本発明によれば、製管された更生管内に随時設置されて、連続する帯状部材を切断することなく作業者に代わって製管装置へ自動的に供給することができる。
本発明の製管装置用帯状部材供給装置の一実施形態を一部省略して示す正面図である。 図1のX−X線断面図である。 図1のY−Y線断面図である。 図1の供給装置を構成する支持フレームおよび回転フレームを一部省略して示す分解斜視図である。 図1の供給装置の動力伝動機構を一部省略して示す拡大斜視図である。 図1の供給装置を製管装置とともに示す更生管製管時の地中管路断面図である。 図6の製管装置を示す正面図である。 図7の製管装置を構成する接合機構を拡大して示す正面図である。 図8の接合機構の側面図である。 図1の供給装置を複数個設置して製管装置とともに示す更生管製管時の地中管路断面図である。 更生管を製管する帯状部材の接合工程を説明する断面図である。 従来の更生管の製管装置を示す斜視図である。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1乃至図5には、本発明の製管装置用帯状部材供給装置10の一実施形態が示されている。
この供給装置10は、後述する製管装置1に向けて帯状部材100を供給するものであって、回転自在な走行車輪11wを設けた架台11と、架台11に固定された環状の支持フレーム12と、支持フレーム12の内周側に回転自在に支持された環状の回転フレーム13と、回転フレーム13に取付ブラケット14を介して回転自在に支持された送りローラ15および帯状部材100を案内するガイドトラフ151と、取付ブラケット14に着脱自在に設けられる案内部材16と、支持フレーム12に設けられて回転フレーム13を回転させる回転用モータM1と、支持フレーム12に設けられて送りローラ15を回転させる送り用モータM2とから構成されている。
支持フレーム12は、内周面側を開口した断面溝形状に形成され、その内方下部に駆動ローラ121および駆動スプロケット123が回転自在に支持されるとともに、複数個の支持ローラ122が周方向に間隔をおいて回転自在に支持されており、回転する回転フレーム13の外周面を支持するように配置されている。そして、駆動ローラ121および各支持ローラ122は、回転フレーム13の幅に対応するフランジを前後各端部に有し、回転フレーム13が駆動ローラ121および各支持ローラ122に支持されて回転するとき、脱落を防止する。また、支持フレーム12には、その前面側に回転用モータM1および送り用モータM2を固定したブラケット124が連結されており、回転用モータM1の出力軸が駆動ローラ121の回転軸に連結され、送り用モータM2の出力軸が駆動スプロケット123の回転軸に連結されている。これにより、回転用モータM1が駆動するとき、駆動ローラ121が回転し、また、送り用モータM2が駆動するとき、駆動スプロケット123が回転する。ここで、駆動スプロケット123は、回転フレーム13が支持フレーム12の駆動ローラ121および各支持ローラ122に支持された際、その歯が後述する回転フレーム13の外周面に張設したベルトチェーン132の噛み合い穴132aに噛み合うように設定されている。
なお、支持フレーム12の頂部には、支持プレート125がねじを利用して昇降自在に設けられており、ハンドルを回転操作して支持プレート125を上昇させることにより、更生管Sの管頂部に突き当てることができ、走行車輪11wの図示しないブレーキ操作と併用して、更生管Sに対して供給装置10が移動しないように停止することができる。また、支持プレート125を下降させて更生管Sの管頂部から離脱させることにより、走行車輪11wを利用して更生管S内を移動させることができる。
また、支持フレーム12は、図4に示すように、架台11に固定された下半部12Aと、該下半部12Aに連結可能な上半部12Bとから二つ割り可能に形成されており、フック金具などの連結金具18を取り外すことにより、上半部12Bを下半部12Aから離脱させ、あるいは、下半部12Aに上半部12Bを突き合わせて連結金具18で連結し、環状に形成することができる。
回転フレーム13は、内周面側を開口した断面溝形状に形成され、内部には周方向に間隔をおいて複数枚の補強板131が配設されている。また、回転フレーム13には、設定間隔をおいて噛み合い穴132aを形成したベルトチェーン132が周方向に移動自在に張設されるとともに、従動スプロケット133および傘歯車134が同一軸心上に回転自在に支持されており、従動スプロケット133の歯がベルトチェーン132の噛み合い穴132aと噛み合うように設定されている。また、回転フレーム13には、送りローラ15を回転自在に支持する取付ブラケット14が固定されるとともに、傘歯車134と噛み合う従動傘歯車135の回転軸を回転自在に支持する軸受136が固定されている。そして、送りローラ15の回転軸および従動傘歯車135の回転軸は、ユニバーサルジョイント137によって連結されている(図5参照)。
したがって、前述した送り用モータM2が駆動して駆動スプロケット123が回転するとき、駆動スプロケット123を介してベルトチェーン132を駆動スプロケット123の回転方向と同じ方向に回転フレーム13の外周面に沿って周回移動させる。そして、ベルトチェーン132の周回移動は、ベルトチェーン132の噛み合い穴132aと噛み合う従動スプロケット133を回転させるとともに、傘歯車134を回転させ、さらに、傘歯車134と噛み合う従動傘歯車135を回転させ、ユニバーサルジョイント137を介して送りローラ15を回転させることができる。これらの駆動スプロケット123、ベルトチェーン132、従動スプロケット133、傘歯車134、従動傘歯車135およびユニバーサルジョイント137は、送り用モータM2の動力を送りローラ15に伝動する動力伝動機構17を構成している。
なお、回転フレーム13は、図4に示すように、動力伝動機構17が設けられた半周状の一半部13Aおよび該一半部13Aの一端部に対して一端部が連結軸13aを介して回動自在に連結された半周状の他半部13Bから形成されており、連結軸13aと180度隔てて対向する一半部13Aの他端部および他半部13Bの他端部がフック金具などの連結金具18を介して連結されている。このため、連結金具18を外すことにより、一半部13Aに対して他半部13Bを連結軸13a回りに回動して一半部13Aに並設することができ(図4鎖線状態参照)、また、一半部13Aに対して他半部13Bを連結軸13a回りに回動し、他端部同士を突き合わせ、連結金具18で連結することにより、環状に形成することができる。
一方、取付ブラケット14には、送りローラ161の回転軸および送りローラ161(図1参照)を挟んで前後一対のガイドローラ162の回転軸をそれぞれ回転自在に支持する案内部材16が着脱自在に設けられている。具体的には、取付ブラケット14に立設された連結ボルト141に対応して案内部材16には挿通穴16aが形成されており、案内部材16を挿通穴16aを通して取付ブラケット14の連結ボルト141に挿入し、蝶ナット(図示せず)を連結ボルト141にねじ込んで締め付けることにより、あるいは、蝶ナットを弛めて連結ボルト141から離脱させることにより、案内部材16を取付ブラケット14から抜き出すことができる。
ここで、取付ブラケット14に案内部材16を連結することにより、送りローラ15の上方に帯状部材100の厚みに相当する間隔をおいて送りローラ161が対向する。したがって、前述したように、送り用モータM2の動力が動力伝動機構17を介して送りローラ15に伝動されるとき、送りローラ15が設定方向に回転し、送りローラ161との間で帯状部材100を挟み込んで送り出し、あるいは、逆方向に引き込むことができる。この際、ガイドトラフ151の上方にガイドローラ162が対向し、帯状部材100をガイドトラフ151を経て送りローラ15に向けて送り出すことができるとともに、送りローラ15,161の間から帯状部材100をガイドトラフ151およびガイドローラ162を経て送り出すことができる。
なお、送りローラ15は、帯状部材100の隣接するリブ102,102間に挿入可能な幅を有して補強リブ102,102間に配置され、ローレット加工された外周面を有する複数の大径部を軸部に設けて形成され、ローレット加工された大径部の外周面が更生管Sの外周面となる側の帯状部材100の裏面に接することにより、帯状部材100を円滑に送り出し、あるいは、引き込むことができる。
また、取付ブラケット14は、水平面において、回転フレーム13の軸心に対して設定角度首を振るように傾斜角度を変更可能に固定されている(図1においては、送りローラ15の軸心が上方から見て回転フレーム13の軸心と直交する位置におかれている状態を示している。)。これにより、供給装置10から送り出される帯状部材100の螺旋のリード角などを調整することができる。
ところで、前述した実施形態においては、架台11に支持フレーム12の下半部12Aを一体に固定した場合を例示したが、マンホールの底部に供給装置10を設置するとき、地上からマンホール内に引き込まれた帯状部材100を製管装置に向けて既設管の軸心方向に導く必要がある。このため、マンホールに設置する供給装置10は、帯状部材100を垂直方向から水平方向に円滑に送り出すことができるように、支持フレーム12を架台11に対して水平軸回りに回動できるように連結することが好ましい。
具体的には、図6に示すように、架台11に支持フレーム12を水平軸11aを介して回動自在に連結する一方、架台11に支持フレーム12を挟み込むポスト111を立設するとともに、ポスト111に水平軸11aを中心とする円弧状の案内溝112aを形成したガイド板112を固定する。これにより、ガイド板112の案内溝112aを通して固定ボルト(図示せず)を支持フレーム12にねじ込んで突き当てることにより、支持フレーム12を水平軸11a回りに回動させて、任意の回動角度位置に固定することができる。したがって、マンホールMHに引き込まれた帯状部材100を緩やかな角度で既設管K内に導くことが可能となる。
また、前述した実施形態においては、支持フレーム12に駆動ローラ121を回転自在に設け、回転用モータM1によって回転する駆動ローラ121を介して回転フレーム13を回転させる場合を説明したが、ローラ伝動に限定するものではない。例えば、詳細には図示しないが、回転フレーム13の側面にリング状の歯車を設ける一方、回転用モータM1の出力軸に連結された回転軸に回転フレーム13に設けた歯車と噛み合う歯車を設け、歯車伝動によって回転フレーム13を回転させることもできる。
さらに、環状の支持フレーム12を例示したが、回転フレーム13を回転自在に支持すればよく、例えば、下半部12Aのみの略C字状に形成してもよい。
このように構成された供給装置10は、製管装置1の製管作業に同期して駆動される。すなわち、製管装置1によって更生管Sが製管されると、更生管Sの製管に消費された帯状部材100に相当する長さの帯状部材100が供給装置10から製管装置1に向けて供給される。例えば、製管装置1の既設管Kの軸心回りの公転によって更生管Sが製管されると、更生管Sを製管することに消費された長さ分製管装置1は製管方向に移動し、更生管Sに設置された供給装置10との間隔が拡大する。したがって、供給装置10による帯状部材100の単位時間当たりの送り量としては、製管装置1の周方向の移動速度に、製管装置1が既設管Kの軸心方向へ移動することによる供給装置10からの距離の増加分に相当する周方向の帯状部材100の長さを補充する移動速度を加えたものとなる。
また、製管装置1が更生管Sを製管することによって供給装置10との間隔が拡大すると、供給装置10から製管装置1にかけて螺旋状に供給される帯状部材100は、製管装置1が移動した分螺旋状の帯状部材100の螺旋ピッチが大きくなる。したがって、供給装置10による帯状部材100の単位時間当たりの回転角としては、製管装置1の角速度に、製管装置1が既設管Kの軸心方向へ移動することによる供給装置10からの距離の増加分に対応する周回移動角度分を補充する角速度を加えたものとなる。
このような条件を満足するように回転用モータM1および送り用モータM2をそれぞれ駆動させることにより、駆動ローラ121を介して回転フレーム13を設定された角速度で回転させるとともに、動力伝動機構17を介して送りローラ15を設定された回転数で回転させ、製管装置1の製管作業に同期して帯状部材100を製管装置1に送り出すことができる。これにより、供給装置10および製管装置1間の螺旋状の帯状部材100は、製管装置1が周回移動によって更生管Sを製管するとき、ほぼ同じ螺旋径の維持しつつ、製管装置1が移動した長さに相当する螺旋ピッチ数をほぼ同じ螺旋ピッチで増加させ、あたかも静止しているかのように送り出される。
この結果、これまで作業者がマンホールMH内や更生管S内で担ってきた帯状部材100の供給作業を供給装置10を利用して代行することができ、コストを削減することができるとともに、作業者が入り込んで供給することができないような小径の既設管Kであっても更生管Sを製管することが可能となる。
しかも、回転することのない支持フレーム12に送り用モータM2を設け、回転する回転フレーム13内で送りローラ15を回転させ、帯状部材100を螺旋状に送り出すことができることから、送り用モータM2に動力を供給する動力ライン、例えば、油圧モータの場合は圧油ホース、電動モータの場合は電力ケーブルなどを簡単に接続し、離脱させることができ、作業を極めて容易に行うことができる。すなわち、回転フレーム13内に送りローラ15のモータを設けると、構造がシンプルになり、この点では好ましいが、螺旋状の帯状部材100に干渉することなくモータに動力ラインを接続するためには、動力ラインを地上から輸送ドラムD(図6参照)の中心を経て螺旋状の帯状部材100の内方に挿通させる必要があり、作業が極めて煩雑になるとともに、万が一螺旋状の帯状部材100に動力ラインが絡みつくなどのトラブルが発生した場合、原状回復に多くの時間が必要となるのに対し、本発明の供給装置10は、このような事態を発生させることがない。
ところで、このような供給装置10は、図6に示したように、更生管Sを製管する製管装置1に帯状部材100を供給するものであり、製管装置1と併用される。
以下、製管装置1について、図7乃至図9に基づいて説明する。
この製管装置1は、帯状部材100を螺旋状に案内する成形フレーム2と、成形フレーム2に回転自在に設けられた複数個の案内ローラ3と、成形フレーム2に取り付けられ、隣接する螺旋状の帯状部材100,100を互いに接合する接合機構4とから構成されている。
なお、使用される帯状部材100は、可撓性を有する合成樹脂、例えば、硬質塩化ビニル、ポリエチレン、ポリプロピレンなどを押出成形して形成され、ドラムDに中空円筒状に巻き重ねられて現場に輸送される。この帯状部材100は、例えば、図11に示すように、帯板状の基板101の裏面に複数本(実施例においては3本)の断面T字状の補強リブ102が先端を基板101と平行に位置して設けられている。そして、基板101の一方の側縁部の裏面には接合凸部103が立設されている。また、基板101の他方の側縁部は、接合凸部103が設けられた基板101の側縁部が配置されるように、基板101の厚みだけ裏面側に段落ちした段落ち部104に形成されており、その段落ち部104に接合凸部103が嵌入し得る接合凹部105が設けられている。この接合凹部105には、基板101から離れるにつれて接合凹部105の突出側に位置するように傾斜された傾斜リブ106が形成されており、傾斜リブ106の先端が帯状部材100の一方の側縁部を形成している。
このような帯状部材100は、基板101の裏面側、すなわち、補強リブ102などが立設された側が外周側になるように製管装置1に供給される。そして、製管装置1の接合機構4によって、図11(a),(b)に示すように、互いに隣接する2つの帯状部材100,100のうち、一方の帯状部材100の接合凸部103を他方の帯状部材100の接合凹部105に内側(先行する帯状部材100の内周側)から嵌め込み、互いに隣接する帯状部材100,100を相互に接合することにより、所定の管径の更生管S(図6参照)を製管することができる。
この際、後続する帯状部材100の接合凸部103を設けた基板101の側縁部が先行する帯状部材100の段落ち部104に配置されるとともに、後続する帯状部材100の接合凸部103を設けた側の補強リブ102に先行する帯状部材100の傾斜リブ106が係止される。
成形フレーム2は、図7、図8に示すように、内方リンクフレーム22および外方リンクフレーム23を連結軸24を介して回動自在に連結してリンク体21を形成し、複数個のリンク体21を順に連結するとともに、その間のリンク体21に屈曲状態の屈折リンク5を回動可能に連結して略環状に形成したものである。
接合機構4は、剛性を有する箱体40に連結フレーム28がそれぞれ回動自在に連結されて成形フレーム2に取り付けられている。そして、箱体40には、連結フレーム28と箱体40とのなす角度を調整する角度調整部材47が付設されており、角度調整部材47を利用して既設管Kの管径に対応して、箱体40に対する連結アーム28のなす角度を調整することができる。
なお、連結フレーム28には、更生管Sの内周面に接触して回転し、更生管Sに対する周回移動を円滑にするためのローラ281が設けられている。
また、接合機構4は、図8、図9に詳細に示すように、箱体40に、内面ローラ42および外面ローラ43が組になったピンチローラ41と、該ピンチローラ41を減速回転させる歯車列44および油圧モータ45を設けて構成され、油圧モータ45を駆動させることにより、その出力軸、内面ローラ42の回転軸および外面ローラ43の回転軸にそれぞれ固定されて互いに噛み合う歯車列44を介して内面ローラ42および外面ローラ43を互いに逆方向に回転させ、内面ローラ42および外面ローラ43の間に帯状部材100を挟み込んで送り出すように回転方向が設定されている。
ここで、内面ローラ42は、帯状部材100の幅寸法のほぼ2倍程度の長さを有して鋼などによって円筒状に形成され、先行する螺旋状の帯状部材100と、後続する螺旋状の帯状部材100とが接合されて互いに隣接する帯状部材100,100による更生管Sの平滑な内周面に外周面が接触して回転するように外径が設定されている。
また、外面ローラ43は、先行する螺旋状の帯状部材100と、後続する螺旋状の帯状部材100とが接合されて互いに隣接する帯状部材100,100に接するように配置され、既設管Kの内周面から設定距離だけ隔てた内側軌道を周回移動する。この外面ローラ43は、帯状部材100の隣接するリブ102,102間に挿入可能な幅を有して補強リブ102,102間に配置される複数の円盤状ローラ431を軸部432に設けて形成され、円盤状ローラ431の外周面と内面ローラ42の外周面との間に帯状部材100の基板101の厚みに相当する間隔を形成するように外形寸法が設定されている。したがって、外面ローラ43の外周面は、各帯状部材100の隣接する補強リブ102,102間において、互いに接合された隣接する帯状部材100,100による更生管Sの外周面となる側の帯状部材100の裏面に接して回転する。
この実施形態においては、帯状部材100に補強材110が装着されている。具体的には、補強材110は、鋼板を断面略W字状に折曲形成したものであり、帯状部材100の隣接する補強リブ102,102間に装着され、製管された更生管Sの強度を高めることができる。このため、外面ローラ43の円盤状ローラ431のうち、補強材110が装着された補強リブ102,102間に対応する円盤状ローラ431aは、その外周面が補強材110の折曲部に対応するように断面凹状に形成されている。さらに、外面ローラ43の軸部432の外周面には、ローレット加工が施されており、接合された隣接する帯状部材100,100に対して滑ることなく回転する。
さらに、接合機構4の箱体40には、内面ローラ42が延設される側と反対側の側面にブラケット61を介して取付高さを調整可能な支持車輪6が設けられている。この支持車輪6は、ブラケット61の下部に連結されたアーム62に回転自在に支持されている。また、支持車輪6は、外面ローラ43よりも大径であり、回転軸を外面ローラ43の回転軸と異なる位置に設けている。具体的には、支持車輪6は、その回転軸が外面ローラ43の回転軸よりも既設管Kの内周面側に位置するように設けられるとともに、接合機構4の周回移動方向に先行するように設けられ、さらに、接合機構4の重心位置に接近するように、箱体40の、内面ローラ42が延設される側と反対側の側面に設けられている。
次に、このように構成された製管装置1を用いて既設管Kを更生する施工手順について説明する。
まず、既設管Kには所定スパンごとにマンホールが設けられており、これらのマンホールを利用して既設管K内に更生管Sを製管する。例えば、施工対象領域(更生領域)の上流側のマンホールを発進側マンホール、下流側のマンホールを到達側マンホールとし、発進側マンホールから到達側マンホールに向けて行更生管Sの製管を行う(図6には、発進側マンホールMHのみが示されている。)
施工前の準備として、更生管Sの製管には、帯状部材100を巻き重ねたドラムD(回転台付き)、製管装置1、油圧ユニット、発電機などを用意し、ドラムDを発進側マンホールMH側の地上に設置する一方、発電機を到達側マンホール側の地上に設置する。また、製管装置1および油圧ユニットは、発進側マンホールMHを通して更生対象となる既設管K内の上流側端部に搬入して設置する。その際、製管装置1は、案内ローラ3を設けた成形フレーム2、接合機構4に分解して搬入され、その後組み立てられる。次いで、油圧ユニットからの圧油ホースを回転継手を介して製管装置1における接合機構4の油圧モータ45に接続する。
なお、成形フレーム2については、隣接する一対のリンク体21,21の連結部の連結を外し、複数個のリンク体21を1本の列にして搬入し、再び隣接する一対のリンク体21,21の連結部を連結して略環状に形成する。
また、製管装置1については、製管する更生管Sの管径に対応して、成形フレーム2の周長を屈折リンク5を介して調整するとともに、更生する既設管Kの内径および使用する帯状部材100の幅に対応する螺旋ピッチとなるように調整しておく。さらに、角度調整部材47を操作し、既設管Kの管径に対応して箱体40に対する連結アーム28のなす角度を調整して固定する。
また、発進側マンホールMHには、供給装置10を設置し、架台11に対して支持フレーム12を水平軸11a回りに回動させ、支持フレーム12のなす角度を調整した後、ガイド板112の案内溝112aを通して支持フレーム12に固定ボルトを突き当てて支持フレーム12を傾斜状態に固定する。
このような準備作業が完了すれば、地上に配置したドラムDの内周側から帯状部材100を順に引き出して発進側マンホールMHに引き込み、供給装置10のガイドトラフ151を経て送りローラ15,161間に挿通して既設管K内に引き込み、さらに、製管装置1における接合機構4のピンチローラ41に挿通し、成形フレーム2に設けた案内ローラ3の外側に送り出す。
一方、油圧モータ45を駆動すると、ピンチローラ41の回転により、先に作業者によって製管された開始用更生管に隣接するように相対的に送り込まれた帯状部材100は、その接合凸部103を開始用更生管の帯状部材100の接合凹部105に内周側から嵌入させるとともに、開始用更生管の帯状部材100の段落ち部104に後続の帯状部材100の後端側側縁部を配置し、さらに、開始用更生管の帯状部材100の傾斜リブ106に後続の帯状部材100の後端側の補強リブ102を係止させて隣接する螺旋状の帯状部材100,100を互いに接合し、開始用更生管に連続して更生管Sを製管する。
このとき、ピンチローラ41の外面ローラ43は、既設管Kの内周面から一定距離隔てた位置に支持されて周回移動する。すなわち、既設管Kの内周面に接触するように箱体40に対するブラケット61の固定位置を調整された支持車輪6は、既設管Kの内周面を転動する際、接合機構4の外面ローラ43を既設管Kの内周面から設定距離浮上した状態に支持する。また、接合機構4は、角度調整部材47によって角度調整され、支持ローラ3aおよび更生管Sを経て既設管Kに支持された連結フレーム28によって成形フレーム2と一体化されて、既設管Kの内周面から一定距離離隔した状態に支持され、外面ローラ43が既設管Kの内周面に接触することを防止する。
製管装置1が既設管Kの軸心回りに公転し、更生管Kの製管作業が遂行されると、製管装置1は、到達側マンホール方向、すなわち、マンホールMHに設置した供給装置10との間隔を拡大するように移動する。このため、製管装置1による製管作業に同期して供給装置10を駆動させる。すなわち、回転用モータM1を駆動させることによって駆動ローラ121を回転させ、支持フレーム12に対して回転フレーム13を設定された角速度で回転させるとともに、送り用モータM2を駆動させることによって動力伝動機構17を介して送りローラ15を設定された回転数で回転させ、送りローラ161との間で帯状部材100を挟み込んで送り出す。
これにより、製管装置1が既設管Kの軸心回りに公転し、それに伴って到達側マンホールに向かって供給装置10との間隔を拡大するように移動しても、螺旋状の帯状部材100を設定された螺旋径および螺旋ピッチに維持するとともに、その設定された螺旋径および螺旋ピッチの帯状部材100を製管装置1の移動分を埋めるために必要な螺旋ピッチ数だけ追加しながら製管装置1に供給することができる。すなわち、螺旋状の帯状部材100を、帯状部材100の折損や裏返りを発生させることなく製管装置1へ安定的に供給することができる。
この場合、更生対象の既設管Kの長さが短い場合は、マンホールMHにのみ供給装置10を設置することで対応することができるが、更生対象の既設管Kの長さが長くなると、製管装置1との間に滞留する帯状部材100の長さも長くなって重量が大きくなるとともに、更生管Sの内周面との摩擦力も大きくなり、円滑に帯状部材100を送ることが困難になることが予想される。このため、更生対象の既設管Kの長さが長い場合には、設定間隔をおいて供給装置10を随時追加して設置し、各供給装置10を同期して作動させることが好ましい。
このように、供給装置10を追加して既設管K内に設置するには、供給装置10をマンホールMHを経て既設管K内に引き込み、走行車輪11wを利用して設定位置まで移動させた後、連結部材18を外して支持フレーム12の上半部12Bを下半部12Aから離脱させるとともに、回転フレーム13の連結金具18を外して他半部13Bを連結軸13a回りに回動させる。そして、蝶ナットを弛めて案内部材16を取付ブラケット14から離脱させれば、先にマンホールMHに設置された供給装置10から連続して製管装置1に供給されている螺旋状の帯状部材100を切断することなくガイドトラフ151に導入することができる。この後、取付ブラケット14に案内部材16を連結し、送りローラ161によって送りローラ15との間に帯状部材100を挟み込む。次いで、回転フレーム13の他半部13Bを連結軸13a回りに回動させて他端部同士を突き合わせた後、連結金具18を介して連結し、支持フレーム12の上半部12Bを下半部12Aに重ねた後、連結金具18を介して上半部12Bを連結する。さらに、支持プレート125を上昇させて更生管Sの管頂部に突き当てれば、追加した供給装置10を更生管Sに固定することができる(図10参照)。
以下、同様に作業して、設定スパンをおいて順次供給装置10を追加して設置するとともに、新たに追加した供給装置10についても、前述したように、製管装置1の製管作業に同期して駆動すればよい。
なお、更生管Sの製管に伴って製管装置1との間隔が拡がる度に、先に設置した供給装置10の前方に新たな供給装置10を順次追加して設置する場合を説明したが、供給装置10に走行車輪11wの走行用モータを設け、製管装置1の製管速度(既設管Kの軸心方向への移動速度)に同期して、つまり、製管装置1との間隔を一定に保つように供給装置10を既設管Kの軸心方向に移動させ、先に配置した供給装置10の後方に供給装置10を順次追加して配置し、同様に、先の供給装置10との間隔を一定に保つように追加した供給装置10を既設管Kの軸心方向に移動させるようにしてもよい。
この場合、製管装置1と供給装置10との間隔および隣接する供給装置10,10間の間隔が一定となることから、製管装置1の角速度と同じ角速度で各供給装置10の回転フレーム13を回転させるとともに、製管装置1の周速と同じ速度で送りローラ15から帯状部材100を送り出せばよい。
既設管Kの施工対象領域の全長にわたって更生管Sの製管が終了すれば、更生管Sの管端部の帯状部材100を切断し、次いで、製管装置1および供給装置10を分解し、製管装置1、供給装置10および油圧ユニットなどをマンホールを通して撤去すればよい。
なお、更生管Sの製管作業において、製管装置1にCCDカメラなどの撮像装置を配設して製管装置1に供給される螺旋状の帯状部材100を撮影し、撮影された帯状部材100の螺旋径や螺旋ピッチ、螺旋ピッチ数などに基づいて、適正な螺旋状の帯状部材100を供給するように供給装置10の回転フレーム13の回転や送りローラ15の回転を制御することもできる。同様に、供給装置10に撮像装置を設け、供給装置10から送り出される螺旋状の帯状部材100を観察し、適正な螺旋状の帯状部材100を供給するように供給装置10の回転フレーム13の回転や送りローラ15の回転を制御してもよい。
1 製管装置
2 成形フレーム
3 案内ローラ
4 接合機構
6 支持車輪
10 供給装置
11 架台
11w 走行車輪
12 支持フレーム
13 回転フレーム
14 取付ブラケット
15 送りローラ
151 ガイドトラフ
16 案内部材
161 送りローラ
162 ガイドローラ
17 動力伝動機構
100 帯状部材
M1 回転用モータ
M2 送り用モータ

Claims (3)

  1. 両側縁部に接合部が形成された螺旋状の帯状部材を既設管内に引込み、隣接する帯状部材の接合部同士を互いに接合して更生管を製管するとともに、回転することなく製管された更生管に新たに帯状部材を供給して更生管を既設管の軸心方向に付加形成する更生管の製管装置に螺旋状の帯状部材を供給する供給装置であって、該供給装置は、架台に設けられた支持フレームと、支持フレームの内周側に回転自在に支持された環状の回転フレームと、回転フレームに回転自在に支持された送りローラと、支持フレームに設けられて回転フレームを回転させる回転用モータと、支持フレームに設けられて送りローラを回転させる送り用モータとから構成され、回転フレームが複数個に分割可能に連結されるとともに、送りローラが回転フレームに対して着脱自在に連結されることを特徴とする製管装置用帯状部材の供給装置。
  2. 請求項1に記載の製管装置用帯状部材の供給装置において、前記架台に複数個の回転自在な走行車輪を設けることを特徴とする製管装置用帯状部材の供給装置。
  3. 製管装置によって更生管を製管する際、分割された回転フレームの内側に帯状部材がくるように連結して更生管内に請求項1または2に記載の製管装置用帯状部材の供給装置を設定間隔をおいて順に設置し、各供給装置から螺旋状の帯状部材を前方の供給装置または製管装置に向けてそれぞれ送り出すことを特徴とする製管装置用帯状部材の供給方法。
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