JP6220654B2 - 既設管の更生方法 - Google Patents

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Description

本発明は、老朽化した下水道管、上水道管、農業用水管、ガス管等の既設管の更生方法に関する。
従来より、両側縁部に接合部が形成されるとともに、長手方向に連続する金属製の補強材を有する帯状部材をマンホール内に引き込み、この帯状部材を、マンホールに設置され、互いに隣接する帯状部材の接合部同士を接合する接合機構を備えた製管機に供給し、供給された帯状部材をマンホール内において既設管の軸心回りに公転する製管機によって螺旋状に巻き回し、互いに隣接する接合部同士を接合して更生管を製管するとともに、製管された更生管を既設管内に牽引し、既設管を更生管によって更生することが提案されている(例えば、特許文献1参照。)。
なお、帯状部材100は、図8に示すように、帯状体110と、該帯状体110に装着された補強材120とから構成されている。
帯状体110は、可撓性を有する合成樹脂、例えば、硬質塩化ビニル、ポリエチレン、ポリプロピレン等を押出成形して形成され、帯板状の基板111の裏面に複数本(実施例においては2本)の断面T字状の補強リブ112が先端を基板111と平行に位置して設けられている。そして、基板111の一方の側縁部の裏面には接合部としての接合凸部113が立設されている。また、基板111の他方の側縁部は、接合凸部113が設けられた基板111の側縁部が配置されるように、基板111の厚みだけ裏面側に段落ちした段落ち部114に形成されており、その段落ち部114に接合凸部113が嵌入し得る接合部としての接合凹部115が設けられている。接合凹部115には、基板111から離れるにつれて接合凹部115の突出側に位置するように傾斜された傾斜リブ116が形成されており、傾斜リブ116の先端が帯状体110の一方の側縁部を形成している。
補強材120は、長手方向に連続した帯板状の鋼板を断面略W字状に成形加工したものであり、帯状体110の複数本の補強リブ112にわたって装着されている。
このような帯状部材100は、ドラムD(図1参照)に中空円筒状に巻き重ねられ、施工現場に輸送され、施工現場において、ドラムDの内周側から引き出され、基板111の裏面側、すなわち、補強リブ112等が立設された側が外周側になるように製管機に供給される。そして、帯状部材100は、製管機によって螺旋状に巻き回され、互いに隣接する帯状部材100,100の接合部が接合されて所定の管径の更生管に製管される。具体的には、製管機において、図8(a),(b)に示すように、互いに隣接する帯状部材100,100のうち、後続する帯状部材100の接合凸部113を、先行する帯状部材100の接合凹部115に内側(先行する帯状部材100の内周側)から嵌め込むことにより、互いに隣接する帯状部材100,100を相互に接合して更生管を製管する。
この際、後続する帯状部材100の接合凸部113が設けられた基板111の側縁部が先行する帯状部材100の段落ち部114に配置されるとともに、先行する帯状部材100の傾斜リブ116が後続する帯状部材100の接合凸部113が設けられた側の補強リブ112に係止される。
特開2009−149049号公報
ところで、前述した従来技術においては、ドラムに中空円筒状に巻き重ねられて施工現場に輸送された帯状部材は、マンホールの入口径(600mm)に対応して、地上において曲率半径変換装置によって小口径の更生管の管径と略同等の曲率半径に塑性変形させ、マンホールを経て製管機に供給するようにしている。
しかしながら、既設管の管径が中口径以上の場合、例えば、1000mm以上の場合、マンホールを通過するように小径の曲率半径に塑性変形させた帯状部材を製管機によって強制的に巻き回してより大きな曲率半径の更生管を製管させることになる。このため、製管機の接合機構に大きな反力が作用し、製管作業を円滑に遂行することが困難となる。また、製管された更生管の帯状部材は、先に塑性変形された小さな曲率半径に復元するように復元力を内包している。すなわち、製管機の接合機構によって接合された互いに隣接する帯状部材の接合部を離脱させるように復元力が作用する。この際、接合された接合部が離脱すると、剛性の大きな帯状部材を作業者によって接合することは困難であり、更生管の製管作業を連続的に遂行することができないものとなる。このような傾向は、更生管の管径が大きくなるにしたがって顕著となる。
本発明は、このような点に鑑みてなされたもので、樹脂製の帯状体及び金属製の補強材からなる帯状部材を用いて、マンホールの入口径よりも大径で剛性の大きな更生管を円滑に製管して既設管を効率よく更生することのできる既設管の更生方法を提供するものである。
本発明は、両側縁部に接合部が形成された樹脂製の帯状体に長手方向に連続する金属製の補強材が装着された、又は、埋設された帯状部材を地上側からマンホール内に引き込み、互いに隣接する帯状部材の接合部同士を接合する接合機構を有する製管機に供給し、帯状部材を螺旋状に巻き回して隣接する接合部同士を接合して更生管を製管し、更生管を既設管に配置して既設管を更生する方法であって、帯状部材を地上においてマンホールの入口径と略同等の曲率半径、又は、同等以下の曲率半径に連続的に塑性変形させてマンホール内に引き入れた後、マンホール内において帯状部材をマンホールの入口径よりも大径の更生管の曲率半径と略同等の曲率半径、又は、同等以下の曲率半径に連続的に塑性変形させて製管機に供給し、マンホール内において製管機を既設管の軸心回りに公転させて更生管を製管するとともに、製管機を押圧し、又は、更生管を牽引して更生管を巻き回さないで既設管内に挿入することを特徴とするものである。
本発明によれば、両側縁部に接合部が形成された樹脂製の帯状体に長手方向に連続する金属製の補強材が装着された、又は、埋設された帯状部材を地上においてマンホールの入口径と略同等の曲率半径、又は、同等以下の曲率半径に連続的に塑性変形させてマンホール内に引き入れた後、マンホール内において帯状部材をマンホールの入口径よりも大径の更生管の曲率半径と略同等の曲率半径、又は、同等以下の曲率半径に連続的に塑性変形させて製管機に供給する。そして、マンホール内において製管機を既設管の軸心回りに公転させて更生管を製管するとともに、製管機を押圧し、又は、更生管を牽引して更生管を巻き回さないで既設管内に挿入する。
この結果、金属製の補強材を有する帯状部材を入口径の小さなマンホール内に容易に引き入れることができるとともに、マンホールの入口径よりも管径が大きく、剛性の大きな更生管を円滑に製管することができ、既設管を効率よく更生することができる。
本発明において、製管された更生管の先頭部に索条体を連結して既設管内に更生管を牽引することが好ましい。これにより、既設管に屈曲等が存在しても、更生管を製管しつつ既設管内に確実に挿入することができる。
本発明は、両側縁部に接合部が形成された樹脂製の帯状体に長手方向に連続する金属製の補強材が装着された、又は、埋設された帯状部材を地上側からマンホール内に引き込み、互いに隣接する帯状部材の接合部同士を接合する接合機構を有する製管機に供給し、帯状部材を螺旋状に巻き回して隣接する接合部同士を接合して更生管を製管し、更生管を既設管に配置して既設管を更生する方法であって、帯状部材を地上においてマンホールの入口径と略同等の曲率半径、又は、同等以下の曲率半径に連続的に塑性変形させてマンホール内に引き入れた後、マンホール内において、又は、既設管内において、帯状部材をマンホールの入口径よりも大径の更生管の曲率半径と略同等の曲率半径、又は、同等以下の曲率半径に連続的に塑性変形させて製管機に供給し、既設管内において製管機を既設管の軸心回りに公転させて更生管を製管し、製管された更生管を既設管に残置させるとともに、製管された更生管の前方に新たに帯状部材を供給して更生管を付加しながら製管することを特徴とするものである。
本発明によれば、両側縁部に接合部が形成された樹脂製の帯状体に長手方向に連続する金属製の補強材が装着された、又は、埋設された帯状部材を地上においてマンホールの入口径と略同等の曲率半径、又は、同等以下の曲率半径に連続的に塑性変形させてマンホール内に引き入れた後、マンホール内において、又は、既設管内において、帯状部材をマンホールの入口径よりも大径の更生管の曲率半径と略同等の曲率半径、又は、同等以下の曲率半径に連続的に塑性変形させて製管機に供給する。そして、既設管内において製管機を既設管の軸心回りに公転させて更生管を製管し、製管された更生管を既設管に残置させるとともに、製管された更生管の前方に新たに帯状部材を供給して更生管を付加しながら製管する
この結果、金属製の補強材を有する帯状部材を入口径の小さなマンホール内に容易に引き入れることができるとともに、マンホールの入口径よりも管径が大きく、剛性の大きな更生管を円滑に製管することができ、既設管を効率よく更生することができる。
本発明によれば、樹脂製の帯状体及び金属製の補強材からなる帯状部材を用いて、マンホールの入口径よりも大径で剛性の大きな更生管を円滑に製管して既設管を効率よく更生することができる。
本発明の既設管の更生方法の一実施形態を示し、製管機をマンホール内に設置して製管する工程を説明する概略図である。 図1の既設管の更生方法に用いる製管装置を構成する製管機を示す正面図である。 図1の既設管の更生方法に用いる製管装置を構成する第1曲率半径変換装置を示す正面図である。 図3の第1曲率半径変換装置の側面図である。 図1の既設管の更生方法に用いる製管装置を構成する第2曲率半径変換装置を示す正面図である。 図5の第2曲率半径変換装置による帯状部材の曲率半径変換工程を説明する概略図である。 本発明の既設管の更生方法の他の実施形態を示し、製管機を既設管内に設置して製管する工程を説明する概略図である。 本発明の既設管の更生方法に用いられる帯状部材の一例を接合過程で示す断面図である。 帯状部材の他の例を示す断面図及び要部斜視図である。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
まず、本発明の既設管の更生方法を説明するのに先立って、帯状部材100から更生管を製管する製管装置について説明する。
製管装置1は、更生対象の既設管Kに連通する一方のマンホールM1に配置された製管機2と、一方のマンホールM1側の地上においてドラムDの近傍に設置された第1曲率半径変換装置3と、マンホールM1において製管機2の前段に設置された第2曲率半径変換装置4とから主要部が構成されている。
製管機2は、図2に示すように、所要の幅を有して略円環状をなすとともに、剛性を保持する取付フレーム21と、取付フレーム21の外周に、かつ、円周方向に向けて所定ピッチをもって回転自在に軸支され、更生管Sの内面に接触する複数個の案内ローラ22と、取付フレーム21を介して設けられ、製管された更生管Sの接合部と新たに供給される帯状部材100の接合部との接合箇所に回転自在に軸支されるとともに、帯状部材100を挟着する外面ローラ24及び内面ローラ25を有する接合機構23とを備える。
ここで、外面ローラ24は、その外周面が帯状部材100の隣接する補強リブ112,112間において、その裏面、すなわち、更生管Sの外周面となる側の面に接して回転する。この際、外面ローラ24の外周面にはローレット加工が施されており、帯状部材100を滑ることなく送り出すことができる。また、内面ローラ25は、例えば、鉄やプラスチック等の比較的硬い素材によって円筒状に形成され、その外周面が帯状部材100の平坦な内面、すなわち、更生管Sの内周面となる側の面に接触して回転する。
この製管機2は、マンホールM1内において既設管Kの軸心回りに公転することで、供給された帯状部材100を螺旋状に巻き回し、互いに隣接する帯状部材100,100の対向する接合部113,115を接合して更生管Sを製管し、更生管SをマンホールM1内に残置するものである。
なお、接合機構23は、図2の実施例に限定されず、外面ローラ24を備えずに、内面ローラ25と、取付フレーム21に取り付けられて帯状部材100を送る押し込みローラ(図示せず)とを備えるものであってもよい。
第1曲率半径変換装置3は、図3及び図4に示すように、設定された曲率半径の螺旋状に成形された鋼板製のガイド31と、ガイド31の上流側に配置された第1送りローラ32と、ガイド31の下流側に配置された第2送りローラ33とからなり、支持フレーム34に回転自在に設けられている。具体的には、支持フレーム34に複数個の支持ローラ35を介してリング状の回転フレーム36が回転自在に支持されており、この回転フレーム36に取付ブラケット37を介して第1送りローラ32及び第2送りローラ33が設けられるとともに、これらの第1送りローラ32及び第2送りローラ33にわたってガイド31が配設されており、支持フレーム34に設けられた駆動ローラ38及び駆動モータ39を介して回転フレーム36を回転駆動させることができる。
ガイド31は、マンホールMの入口径と略同等の曲率半径を有して断面略半円状に成形された螺旋板であって、連続的に供給された帯状部材100を略半周にわたって螺旋板の内周面に沿わせることにより、帯状部材100をガイド31の曲率半径に相当する曲率半径の螺旋状に塑性変形させるものである。すなわち、帯状部材100の補強材120が、ガイド31の曲率半径に相当する曲率半径に塑性変形される。
この場合、ガイド31の曲率半径としては、マンホールMの入口径と同等以下の曲率半径であってもかまわない。
第1送りローラ32は、第1内面ローラ322及び第1外面ローラ323が組になった第1ピンチローラ321と、取付ブラケット37に固定された歯車箱324の歯車及び第1ピンチローラ321を回転させる第1油圧モータ325とからなり、第1内面ローラ322の回転軸及び第1外面ローラ323の回転軸は、帯状部材100を螺旋状に供給するように、帯状部材100を供給しようとするリード角に対して軸線方向が直交するように配置されて、第1油圧モータ325の出力軸とともにそれぞれ歯車箱324に回転自在に軸支されている。そして、第1油圧モータ325を回転駆動することにより、その出力軸、第1内面ローラ322の回転軸及び第1外面ローラ323の回転軸にそれぞれ固定されて互いに噛み合う歯車を介して第1内面ローラ322及び第1外面ローラ323を互いに逆方向に回転させ、第1内面ローラ322及び第1外面ローラ323の間に帯状部材100を挟み込んでガイド31に向かって押し込むように送り出す。
ここで、第1内面ローラ322は、帯状部材100の幅に略相当する幅を有して鉄やプラスチック等の比較的硬い素材によって円筒状に形成され、その外周面が帯状部材100の平坦な内面、すなわち、更生管Sの内周面となる側の面に接触して回転するように位置決めされている。
また、第1外面ローラ323は、その外周面が帯状部材100の隣接する補強リブ112,112間において、その裏面、すなわち、更生管Sの外周面となる側の面に接して回転するように位置決めされている。
なお、第1外面ローラ323の外周面にはローレット加工が施されており、帯状部材100を滑ることなく送り出す。
第2送りローラ33は、第1送りローラ32と同一の構造を有してガイド31の下流側に配置されており、第2内面ローラ332及び第2外面ローラ333が組になった第2ピンチローラ331と、取付ブラケット37に固定された歯車箱の歯車334及び第2ピンチローラ331を回転させる第2油圧モータ335とからなり、第2内面ローラ332の回転軸及び第2外面ローラ333の回転軸は帯状部材100を螺旋状に巻き回して供給するように、供給しようとするリード角に対して軸線方向が直交するように配置されて、第2油圧モータ335の出力軸とともにそれぞれ歯車箱334に回転自在に軸支されている。そして、第2油圧モータ335を回転駆動することにより、その出力軸、第2内面ローラ332の回転軸及び第2外面ローラ333の回転軸にそれぞれ固定されて互いに噛み合う歯車を介して第2内面ローラ332及び第2外面ローラ333を互いに逆方向に回転させ、第2内面ローラ332及び第2外面ローラ333の間に帯状部材100を挟み込んでガイド31から引き取るように送り出す。
ここで、第2内面ローラ332は第1内面ローラ322と、また、第2外面ローラ333は第1外面ローラ323とそれぞれ同じ構成であり、第2内面ローラ332の外周面は更生管Sの内周面となる側の面に接触して回転し、第2外面ローラ333の外周面は、更生管Sの外周面となる側の面に接触して回転する。
したがって、帯状部材100を第1送りローラ32を介してガイド31に押し込んで、又は、帯状部材100を第2送りローラ33を介してガイド31から引き取って、ガイド31に沿って移動する帯状部材100を、ガイド31の曲率半径、すなわち、マンホールMの入口径と略同等の曲率半径の円弧状の螺旋状に塑性変形させることができる。
また、第1曲率半径変換装置3は、駆動モータ39が回転駆動すると、駆動ローラ38が回転駆動し、回転フレーム36は、支持ローラ35に支持されて駆動ローラ38の回転方向とは逆方向に回転する。これにより、回転フレーム36に取付ブラケット37を介して設けられたガイド31、第1送りローラ32及び第2送りローラ33も同方向に回転する。この場合、回転フレーム36を帯状部材100の供給方向とは反対方向に、かつ、その供給速度と同速度で回転させることにより、公転する製管機2によって巻き回されることなく残置されて製管される更生管Sに対する螺旋状の帯状部材100の送り出しに相対的な過不足がなくなり、帯状部材100にねじれが発生することを防止できる。
すなわち、製管機2によって更生管Sを製管する際、回転フレーム36が回転しないことによって、又は、回転が遅すぎることによって、巻き回されることなく残置されて製管される更生管Sに対して螺旋状の帯状部材100が過剰に送り出され、帯状部材100にねじれが発生して裏返ったり、逆に回転フレーム36の回転が早すぎることによって、巻き回されることなく残置されて製管される更生管Sに対して螺旋状の帯状部材100の送り出しが少なくなり、螺旋状の帯状部材100の曲率半径が次第に小さくなって変形することを防止できる。
ここで、ドラムDの内周側から帯状部材100を引き出す際、ドラムDの配置に伴う回転方向によって帯状部材100の供給方向(螺旋方向)が異なるため、ドラムDから引き出される帯状部材100は、一方の送りローラに導かれる。したがって、帯状部材100が導かれた入口側となる送りローラが第1送りローラとなる。すなわち、実施例においては、図3の右側の送りローラに帯状部材100が導かれることにより、入口側の送りローラ、すなわち、第1送りローラ32となっている。
なお、このような第1曲率半径変換装置3において、一方を送りローラ、すなわち、ピンチローラ及びピンチローラを駆動させる油圧モータで構成すれば、他方はピンチローラで対応できる。すなわち、第1ピンチローラ321を油圧モータ325及び歯車を介して回転駆動させる場合は、第1ピンチローラ321に帯状部材100を挟み込んでガイド31に押し込み、また、第2ピンチローラ331を油圧モータ335及び歯車を介して回転駆動させる場合は、第2ピンチローラ331に帯状部材100を挟み込んでガイド31から引き取るものである。これにより、第1ピンチローラ321及び油圧モータ325によってガイド31に押し込まれた後、第2ピンチローラ331から引き出された帯状部材100、あるいは、第1ピンチローラ321及びガイド31を経て第2ピンチローラ331及び油圧モータ335によって引き取られた帯状部材100は、ガイド31の曲率半径、すなわち、マンホールMの入口径と略同等の曲率半径の螺旋状に連続的に塑性変形される。
また、第1曲率半径変換装置3の油圧モータ325,335への油圧配管は、ドラムDの中空円筒部を経てスイベルジョイントを介して接続される。これにより、回転フレーム36の回転による油圧配管の絡みつきを防止することができる。また、油圧モータに代えて電動モータを利用することもできるが、この場合も、給電ケーブルの絡みつきを防止するため、ドラムDを中空円筒部を経た後、スイベルジョイントを介して接続される。一方、バッテリ内蔵のモータやパワーユニット付き油圧モータを採用すれば、配線や配管の絡みつきを防止することができる。
このような第1曲率半径変換装置3によって予め設定された曲率半径に帯状部材100を塑性変形させることにより、マンホールMに容易に引き入れることができる。
一方、第2曲率半径変換装置4は、図5に示すように、送りローラ41と、送りローラ41の下流側に配置された第1、第2形成ローラ42,43とを主要部とし、支持フレーム44に回転自在に設けられている。具体的には、支持フレーム44に複数個の支持ローラ45を介してリング状の回転フレーム46が回転自在に支持されており、この回転フレーム46に取付ブラケット47を介して送りローラ41が設けられるとともに、形成ローラ42,43がそれぞれ回転位置を調整自在に設けられており、支持フレーム44に設けられた駆動ローラ48及び駆動モータ49を介して回転フレーム46を回転駆動させることができる。
送りローラ41は、内面ローラ412及び外面ローラ413が組になったピンチローラ411と、取付ブラケット47に固定された歯車箱及びピンチローラ411を回転させる油圧モータ(図示せず)とからなり、内面ローラ412の回転軸及び外面ローラ413の回転軸は、帯状部材100を螺旋状に供給するように、帯状部材100を供給しようとするリード角に対して軸線方向が直交するように配置されて、油圧モータの出力軸とともにそれぞれ歯車箱に回転自在に軸支されている。そして、油圧モータを回転駆動することにより、その出力軸、内面ローラ412の回転軸及び外面ローラ413の回転軸にそれぞれ固定されて互いに噛み合う歯車を介して内面ローラ412及び外面ローラ413を互いに逆方向に回転させ、内面ローラ412及び外面ローラ413の間に帯状部材100を挟み込んで形成ローラ42,43に向かって送り出す。
第2曲率半径変換装置4の第1形成ローラ42は、回転フレーム46に固定されたガイド部材461及び該ガイド部材461に移動自在に設けられた移動フレーム462に回転自在に支持されており、移動フレーム462は、ガイド部材461に対して任意の移動位置において固定ボルト(図示せず)を介して固定することができる。また、第2形成ローラ43は、取付ブラケット47に移動自在に設けられた第1ガイド部材471、該第1ガイド部材471に直交して設けられた第2ガイド部材472及び該第2ガイド部材472に移動自在に設けられた移動フレーム473に回転自在に支持されており、移動フレーム473は、第21ガイド部材472に対して、また、第1ガイド部材471は、取付ブラケット47に対してそれぞれ任意の移動位置において固定ボルト(図示せず)を介して固定することができる。
ここで、第1形成ローラ42の回転軸及び第2形成ローラ43の回転軸は、帯状部材100を螺旋状に供給するように、帯状部材100を供給しようとするリード角に対して軸線方向が直交するように配置されてそれぞれ回転自在に支持されている。
したがって、回転フレーム46に固定された送りローラ41に対する形成ローラ42,43の回転位置を調整することができ、送りローラ41を介して送り出された帯状部材100の曲率半径を形成ローラ42,43によって任意の曲率半径に変換することができる。具体的には、図5、図6において、回転フレーム46の回転中心を原点とする直交座標軸X,Yを想定するとき、送りローラ41における外面ローラ413及び内面ローラ412の接点は設定座標位置に固定されるのに対し、第1形成ローラ42の回転中心のx座標、第2形成ローラ43の回転中心のx座標、y座標は可変となる。したがって、回転フレーム46が回転するとき、第1形成ローラ42の回転半径及び第2形成ローラ43の回転半径を調整することができる。
この結果、送りローラ41から引き出されて第2形成ローラ43に巻き回された帯状部材100の曲率半径が調整されるとともに、第1形成ローラ42によって調整される。すなわち、帯状部材100に対する第1形成ローラ42及び第2形成ローラ43の接触位置を予め設定された位置に固定することにより、帯状部材100は、マンホールMの入口径と略同等、又は、同等以下の曲率半径に塑性変形されて送りローラ41に供給され、図示しない油圧モータを介して引き出された後、その内面が第2形成ローラ43の外周面に接触して巻き回される一方、その裏面を第1形成ローラ42が押圧し、帯状部材100の曲率半径をマンホールの入口径に対応する小径の曲率半径よりも大径の、製管しようとする更生管Sの外径と略同等の曲率半径の螺旋状に塑性変形させることができる。
この場合、第2曲率半径変換装置4は、製管機2による更生管Sの製管速度に過不足を発生しないように、帯状部材100の供給速度が制御されている。すなわち、第1曲率半径変換装置3及び第2曲率半径変換装置4は、更生管Sの製管速度に対応して帯状部材100の供給速度が同調制御されている。
また、第2曲率半径変換装置4の送り装置41の油圧モータへの油圧配管は、第1曲率半径変換装置3から送り出される螺旋状の帯状部材100の内方を通過させ、スイベルジョイントを介して接続される。これにより、回転フレーム46の回転による油圧配管の絡みつきを防止することができる。
次に、このように構成された製管装置1を用いて既設管Kを更生する施工手順について説明する。
施工対象の既設管Kには、所定スパン毎にマンホールが設けられており、施工対象領域の一端に連通する一方のマンホール(以下、発進側マンホールM1という。)から他端に連通する他方のマンホール(以下、到達側マンホールM2という。)にかけて既設管Kに更生管Sを製管して敷設し、更生するものとする。
更生作業の前作業として、先ず既設管K内に付着した塊物や取付管の突出部等を除去し、浸入水の仮止水を行う。また、製管機2を公転させるに際して、接合機構23が接触しないように、発進側マンホールM1内をはつる作業も行っておく。
発進側マンホールM1側の地上には、帯状部材100が中空円筒状に巻き重ねられたドラムD(回転台付き)が配置されるとともに、ドラムDの近傍に第1曲率半径変換装置3が設置され、さらに、図示しない発電機及び油圧ユニットからなる動力ユニットが設置される。また、第2曲率半径変換装置4を分解して発進側マンホールM1内に搬入し、組み立てて設置する一方、製管機2を発進側マンホールM1内にクレーン等を利用して搬入した後、動力ユニットからの油圧配管を第1曲率半径変換装置3の各油圧モータ325,335,39及び製管機2における接合機構23を駆動する油圧モータにそれぞれ接続する。
一方、到達側マンホールM2側の地上には、後述するように、更生管Sを既設管K内に牽引するためのウインチ5が設置されており、ウインチドラムに巻き取られたワイヤーやロープ等の索条体51が、発進側マンホールM1から到達側マンホールM2にかけて挿通された通線材を利用して発進側マンホールM1側に引き込まれている。
準備作業が終了すれば、ドラムDを軸心回りに回転させながら、帯状部材100をその内周側から引き出し、第1曲率半径変換装置3の第1送りローラ32、ガイド31、第2送りローラ33を通して設定された曲率半径に塑性変形した後、塑性変形された帯状部材100を発進側マンホールM1内に引き入れる。次いで、発進側マンホールM1において、帯状部材100の先端を第2曲率半径変換装置4の送りローラ41、予め設定位置に固定された形成ローラ42,43を経て設定された曲率半径、すなわち、製管する更生管Sの外径と略同等の曲率半径に塑性変形した後、塑性変形された帯状部材100を製管機2の接合機構23に導入する。次いで、動力ユニットからの油圧配管を第1曲率半径変換装置3から供給される螺旋状の帯状部材100の内方を通過させ、第2曲率半径変換装置4の油圧モータに接続する。
そして、発進側マンホールM1内において、製管機2をクレーン等を利用して吊り上げた状態で、帯状部材100を接合機構23を正回転させて送り出し、数周巻き回した後、製管された更生管Sの管径を調整するため、帯状部材100を絞り込んで案内ローラ22に抱きつかせことにより、製管機2の取付フレーム21の外周に対応する内径、すなわち、既設管Kの内径よりも若干小径に形成する。次いで、帯状部材100をさらに数周製管機2の取付フレーム21の回りに巻き回し、既設管Kの内径よりも僅かに小径の短い更生管Sを製管する。
また、発進側マンホールM1に引き込まれた索条体51の先端を更生管Sの先頭部あるいは先頭部の内周面に固定する。この際、更生管Sの先端に、先端側の外面が球面、円錐面あるいは円錐台面等の曲面に形成された先端キャップ(図示せず)を設けることが好ましい。このような先端キャップを設けることにより、ウインチ5による更生管Sの牽引時において、既設管Kに段差等があっても、先端キャップの先端側外面が既設管Kの段差等を乗り越えることができ、更生管Sを円滑に牽引することができる。
次いで、短い更生管Sの先端部を発進側マンホールM1内の既設管口に吊り下ろした後、発進側マンホールM1内で製管機2の接合機構23を正回転させるとともに、第1、第2曲率半径変換装置3,4を駆動させる。これにより、製管機2の接合機構23は、既設管Kに支持された短い更生管Sに対して帯状部材100の相対的な送り出し方向となる逆方向に既設管Kの軸心(更生管Sの軸心)回りに回転(公転)し、更生管Sを製管する。この場合、製管機2が更生管Sを製管する(進行しようとする)方向は、更生対象の既設管Kとは反対方向となる。
この製管作業と同時進行にてウインチ5を駆動させ、更生管Sの製管速度とほぼ同じ速さで索条体51により更生管Sを既設管K内に牽引する。これにより、製管機2が更生管Sを取り外さない状態で、かつ、発進側マンホールM1内の定位置から移動しないまま、製管された更生管Sが巻き回されることなく既設管K内に挿入される(図1参照)。
しかも、第1曲率半径変換装置3によって帯状部材100の補強材120をマンホールMの入口径と略同等、又は、同等以下の曲率半径に塑性変形させながらマンホールM1内に引き入れるため、マンホールM1に容易に引き入れることができる。また、第2曲率半径変換装置4によって公転する製管機2の接合機構23の軌道に対応する曲率半径に塑性変形させて製管機2に供給するため、製管機2によって剛性の大きな更生管Sを円滑に製管することができるとともに、接合された帯状部材100の接合部を離脱させようとする復元力が発生することはなく、製管作業を連続的に行うことができる。
なお、製管機2が更生管Sを製管する場所である「発進側マンホールM1内」とは、製管機2の全体がマンホールM1内に配置される場合の他、製管機2が既設管K内とマンホールM1内の両方にわたって配置される場合も含むものとする。
そして、図1の状態からさらに更生管Sを製管して既設管K内に挿入し、到達側マンホールM2内に達したならば、帯状部材100を製管機2の前段側で切断し、その端部処理を行って製管機2を更生管Sから取り外すとともに、索条体51を更生管Sから取り外した後、詳細には図示しないが、既設管Kと更生管Sの両端部との隙間にシール部材を配設して隙間に下水等が浸入しないように密封し、シール部材を通して裏込め材を既設管Kと更生管Sの隙間に注入する。次いで、裏込め材が固化したならば、更生管Sのうち,マンホールM1,M2内への突出部分を切除して作業完了となる。
前述した実施形態においては、ウインチ5を利用して更生管Sを索条体51で牽引し、既設管K内に挿入する場合を例示したが、例えば、発進側マンホールM1内に、製管中の製管機2を更生対象の既設管Kの方向へ押圧する装置を設置してもよい。これにより、製管機2が公転しながら更生管Sを形成する間中、製管機2を既設管K内へと押圧することで、製管機2はマンホールM1内の定位置を動かずに、形成された更生管Sのみを既設管K内に挿入できる。
ところで、前述した実施形態においては、製管機2をマンホールM内において既設管Kの軸心回りに公転させて更生管Sを製管し、製管された更生管Sをウインチ5を介して牽引し、既設管K内に挿入する既設管の更生方法を例示したが、外面ローラ24と内面ローラ25とを有する接合機構23を取付フレーム21に設けた製管機2を用い、図7に示すように、製管機2が既設管K内においてその軸心回りに公転しつつ軸心方向に移動することにより、接合機構23が帯状部材100を接合して更生管Sを形成し、製管された更生管Sを既設管K内に残置させる既設管の更生方法に適用することもできる。この場合、第2曲率半径変換装置4は、発進側マンホールM1内に設置する他、既設管K内、あるいは、既設管Kに製管された更生管S内に設置してもよい。
一方、帯状部材100の帯状体としては、図8に示したものに限定されない。例えば、図9に示すように、帯状部材100Aは、金属製の補強材120が装着された樹脂製の帯状体130と嵌合材140との組み合わせよりなり、隣接する帯状体130,130が嵌合材140を介して接合されるものであってもかまわない。
帯状体130は、帯板状の基板131の裏面に複数本の断面T字状の補強リブ132を有し、その両端部には接合凹部133,133がそれぞれ形成されている。また、嵌合材140は、帯状体130の接合凹部133,133に嵌まり込む接合凸部141,141を有している。そして、製管時において、互いに隣接する、補強材120が装着された帯状体130,130を螺旋状に巻き回し、それらの前端縁部及び後端縁部を突き合わせた状態で、先行する帯状体130の後端縁側接合凹部133及び後続する帯状体130の前端縁側接合凹部133に跨って嵌合材140を帯状体130の内周側から嵌め込んで接合することにより、互いに隣接する、補強材120が装着された帯状体130,130を接続して更生管を製管することができる。
また、前述した実施形態においては、両側縁部に接合部が形成された樹脂製の帯状体110,130に金属製の補強材120が装着された帯状部材100,100Aを例示したが、両側縁部に接合部が形成された樹脂製の帯状体に金属製の補強材を埋設した帯状部材であってもかまわない。
さらに、帯状部材の接合に際しては、接合凹部及び接合凸部の嵌合による接合の他、帯状体の樹脂によっては、溶融樹脂を介して融着する接合であってもよい。
1 製管装置
2 製管機
23 接合機構
3,4 曲率半径変換装置
5 ウインチ
100,100A 帯状部材
110,130 帯状体
120 補強材
K 既設管
M1,M2 マンホール
S 更生管

Claims (3)

  1. 両側縁部に接合部が形成された樹脂製の帯状体に長手方向に連続する金属製の補強材が装着された、又は、埋設された帯状部材を地上側からマンホール内に引き込み、互いに隣接する帯状部材の接合部同士を接合する接合機構を有する製管機に供給し、帯状部材を螺旋状に巻き回して隣接する接合部同士を接合して更生管を製管し、更生管を既設管に配置して既設管を更生する方法であって、帯状部材を地上においてマンホールの入口径と略同等の曲率半径、又は、同等以下の曲率半径に連続的に塑性変形させてマンホール内に引き入れた後、マンホール内において帯状部材をマンホールの入口径よりも大径の更生管の曲率半径と略同等の曲率半径、又は、同等以下の曲率半径に連続的に塑性変形させて製管機に供給し、マンホール内において製管機を既設管の軸心回りに公転させて更生管を製管するとともに、製管機を押圧し、又は、更生管を牽引して更生管を巻き回さないで既設管内に挿入することを特徴とする既設管の更生方法。
  2. 請求項1に記載の既設管の更生方法において、製管された更生管の先頭部に索条体を連結して既設管内に更生管を牽引することを特徴とする既設管の更生方法。
  3. 両側縁部に接合部が形成された樹脂製の帯状体に長手方向に連続する金属製の補強材が装着された、又は、埋設された帯状部材を地上側からマンホール内に引き込み、互いに隣接する帯状部材の接合部同士を接合する接合機構を有する製管機に供給し、帯状部材を螺旋状に巻き回して隣接する接合部同士を接合して更生管を製管し、更生管を既設管に配置して既設管を更生する方法であって、帯状部材を地上においてマンホールの入口径と略同等の曲率半径、又は、同等以下の曲率半径に連続的に塑性変形させてマンホール内に引き入れた後、マンホール内において、又は、既設管内において、帯状部材をマンホールの入口径よりも大径の更生管の曲率半径と略同等の曲率半径、又は、同等以下の曲率半径に連続的に塑性変形させて製管機に供給し、既設管内において製管機を既設管の軸心回りに公転させて更生管を製管し、製管された更生管を既設管に残置させるとともに、製管された更生管の前方に新たに帯状部材を供給して更生管を付加しながら製管することを特徴とする既設管の更生方法。
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