JP6133457B1 - 塑性加工機構を備えたライニング用製管装置及び該製管装置によるライニング施工方法 - Google Patents

塑性加工機構を備えたライニング用製管装置及び該製管装置によるライニング施工方法 Download PDF

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Abstract

【課題】長尺の帯状部材を螺旋状に捲回してライニング管を形成する管渠内ライニング施工において、ライニング管の外側に充填されるセメントミルク(固結材)との付着強度を高めること。【解決手段】ライニング用製管機S,S1の接合機構部19は帯状部材100を挟着接合する内面ローラ15と外面ローラ16とからなり、帯状部材100の外側に組み込まれた金属製の塑性変形材120を、該外面ローラ部16の突起体71をもって凹凸加工する。塑性変形材120に形成された凹部によりセメントミルクMとの付着がなされ、更生管Pの強度が増大する。【選択図】 図11

Description

この発明は、長尺の板状の帯状部材を螺旋状に捲回して管状体を形成し、自己推進(自走式)移動をもってライニング管を製管するライニング用製管装置及び該製管装置によるライニング施工方法に関し、更に詳しくは、塑性変形性が付与された帯状部材を使用し、剛性を有する規制フレームに沿って案内子を介して移動するとともに、内面ローラと外面ローラとからなる接合機構部を有する屈撓自在の成形フレームを備え、該帯状部材を螺旋状に捲回して自由な断面形状のライニング管を製管するライニング用製管装置及び該製管装置によるライニング施工方法に関する。更にまた、塑性変形性が付与された帯状部材を使用し、剛性の環状をなす成形フレームにより真円状のライニング管を製管する態様を含む。
本出願人は先に、特開平8−261363号公報、特開2001−138398号公報により、剛性形状を保持する規制フレームと、その外周に案内ローラを配し、案内子を介して該規制フレーム回りに配される移動自在の成形フレームとからなるライニング製管装置を使用してなされる自走式螺旋捲きライニング施工工法(以下、先行技術という。)を提案した。この自走式螺旋捲きライニング施工工法によれば、ライニングの対象とするどのような管渠においても、自由な断面形状のライニングを施せるものであって、画期的である。
しかして、この先行技術に使用される帯状部材は塑性変形機能を有し、その塑性変形機能は帯状部材に組み込まれる塑性変形材によって担われるが、該塑性変形材は金属平板(通常には薄鋼板)を折り曲げて加工されてなる。
そして、先行技術における塑性変形材の表面は平滑状をなし、ライニング管の成形後に打設される固結性の裏込め材との付着が格別には期待されない。
特開平8−261363号公報 特開2001−138398号公報
本発明は先行技術を更に発展させたものであり、この種の塑性変形材を組み込んだ帯状部材を使用する自走式螺旋捲き製管装置において、成形されるライニング管と該ライニング管の成形後に打設される固結性の裏込め材との付着をなすことができるライニング用製管装置を得ることを目的とする。
本発明はまた、このライニング用製管装置を使用してなされる管渠内でのライニング施工方法を得ることも他の目的とする。
本発明はこのため、製管装置自体に塑性変形材に裏込め材との付着をなす機構を組み込むことによりこの目的を達成し得るとの知見に基づいてなされたものである。
本発明の塑性加工機構を備えたライニング用製管装置及び該製管装置によるライニング施工方法は具体的には以下の構成を採る。
(第1発明)
本発明の第1はライニング用製管装置に係り、請求項1に記載のとおり、
両側縁部に継手が形成され連続的に供給されるとともに、板状体の折曲げよりなり外方側に少なくとも1つの凸部を有する塑性変形材がその横断方向の所定位置に組み込まれて塑性変形性が付与された長尺の帯状部材を、螺旋状に捲回し、
相接する前記継手相互を接合させて形成された管状のライニング管を残置させ、前記既に形成されたライニング管の前方に新たに供給される帯状部材をもって付加ライニング管を付加形成し、
前記既に形成されたライニング管の前端部に、剛性を有し所定形状をなす規制フレームに沿って案内子を介して規制を受けて移動するとともに内面ローラと外面ローラとからなる接合機構部を有する屈撓自在の成形フレームを配し、前記内面ローラと前記外面ローラとの挟着接合機能によって前記付加ライニング管を形成する製管装置において、
前記接合機構部の外面ローラにおいて、前記塑性変形材の凸部の対応箇所の外周面に該凸部に内方への凹み変形を与える1又は複数の突条体が突設されてなる、
ことを特徴とする。
本第1発明は、以下の実施形態でより一層具体的に示され、かつはその実施形態から抽出される発明概念である。
上記において、
イ)塑性変形材の凸部は、以下の実施形態で具体的に示される中央部における頂部を含めた部位を指す。
ロ)規制フレームの採る「所定形状」は、四角形(正方形、長方形、更には不等辺形を含む)を代表とし、三角形、多角形(五角形、六角形)等を含み、馬蹄形状を含む。更には円形を除外しない。
ハ)位置関係を示す「管軸方向」「外方」は成形されるライニング管に対してのもの、また「前部」「後部」は当該装置の進行方向に対してのものである。
また、上記構成において、
1)突条体は外面ローラのシャフトの外側に嵌合される環状の金属輪の外周に形成されること。
2)上記1)の態様において、外面ローラのシャフトの径は当該金属輪の装着部位より後端に向けて段階的に低減され、当該金属輪は後端より嵌挿され、該本体部に固着されること。
3)上記1)の態様において、外面ローラのシャフトの径は当該金属輪の装着部位を含めて一定径をなすとともに該本体部の外面に溝が縦設され、当該金属輪の内面に前記溝に係合する係合突起を有し、当該金属輪は本体部の後端より密接して嵌装される。
4)外面ローラの突条体は、捲回される帯状部材の1巻目に対応して配されること。
5)外面ローラの突条体は、捲回される帯状部材の1巻目及び2巻目に対応して配されること。
6)接合機構部は成形フレームに1基配されること。
7)接合機構部は成形フレームに所定間隔を置いて2基配されること。
の1)〜7)の態様は適宜採択される設計的事項である。
(作用)
本ライニング用製管装置を既設管渠内に設置し、塑性変形材の組み込まれた帯状部材を外部より供給するとともに本ライニング用製管装置に導入する。
本ライニング用製管装置の駆動により、接合機構部における内面ローラと外面ローラとの帯状部材への挟着接合作用により所定形状のライニング管が本ライニング用製管装置の進行とともに形成されてゆく。この形成過程において、外面ローラに形成された突条体により帯状部材に組み込まれた塑性変形材は凹み変形がなされる。
しかして、当該管渠内において、ライニング管の成形が完了すると当該管渠とライニング管との間に固結性の裏込め材を充填する。
(第2発明)
本発明の第2は、管渠内のライニング施工方法に係り、請求項3に記載のとおり、
前記第1発明のライニング用製管装置を使用してなされる既設管渠内のライニング施工方法であって、
該既設管渠内において、当該ライニング用製管装置により当該帯状部材に組み込まれた塑性変形材に凹み変形を与えるとともに所定形状のライニング管を形成し、
当該管渠とライニング管との間に固結性の裏込め材を充填する、
ことを特徴とする。
本第2発明は、以下の第1実施形態でより一層具体的に示され、かつはその実施形態より抽出される発明概念である。
(作用)
裏込め材の固結に伴い、裏込め材は塑性変形材の凹みに対し食込み状となり、裏込め材と塑性変形材との両者は大きな付着力を発揮し、塑性変形材を介して裏込め材とライニング管との一体化がなされる。
(第3発明)
本発明の第3は、同じくライニング用製管装置に係り、請求項4に記載のとおり、
両側縁部に継手が形成され連続的に供給されるとともに、板状体の折曲げよりなり外方側に少なくとも1つの凸部を有する塑性変形材が組み込まれて塑性変形性が付与された長尺の帯状部材を、螺旋状に捲回し、
相接する前記継手相互を接合させて形成された管状のライニング管を残置させ、前記既に形成されたライニング管の前方に新たに供給される帯状部材をもって付加ライニング管を付加形成し、
前記既に形成されたライニング管の前端部に、内面ローラと外面ローラとからなる接合機構部を備えてなる剛性の円環状をなす成形フレームを配し、前記内面ローラと前記外面ローラとの挟着接合機能によって前記付加ライニング管を形成する製管装置において、
前記接合機構部の外面ローラにおいて、前記塑性変形材の凸部の対応箇所の外周面に該凸部に内方への凹み変形を与える1又は複数の突条体が突設されてなる、
ことを特徴とする。
本第3発明は、以下の第2実施形態でより一層具体的に示され、かつはその実施形態から抽出される発明概念である。
上記において、
イ)塑性変形材の凸部は、以下の実施形態で具体的に示される中央部における頂部を含めた部位を指す。
ロ)位置関係を示す「管軸方向」「外方」は成形されるライニング管に対してのもの、また「前部」「後部」は当該装置の進行方向に対してのものである。
また、上記構成において、
1)突条体は外面ローラのシャフトの外側に嵌合される環状の金属輪の外周に形成されること。
2)上記1)の態様において、外面ローラのシャフトの径は当該金属輪の装着部位より後端に向けて段階的に低減され、当該金属輪は後端より嵌挿され、該本体部に固着されること。
3)上記1)の態様において、外面ローラのシャフトの径は当該金属輪の装着部位を含めて一定径をなすとともに該本体部の外面に溝が縦設され、当該金属輪の内面に前記溝に係合する係合突起を有し、当該金属輪は本体部の後端より密接して嵌装される。
4)外面ローラの突条体は、捲回される帯状部材の1巻目に対応して配されること。
5)外面ローラの突条体は、捲回される帯状部材の1巻目及び2巻目に対応して配されること。
の1)〜5)の態様は適宜採択される設計的事項である。
(作用)
本ライニング用製管装置を既設管渠内に設置し、塑性変形材の組み込まれた帯状部材を外部より供給するとともに本ライニング用製管装置に導入する。
本ライニング用製管装置の駆動により、接合機構部における内面ローラと外面ローラとの帯状部材への挟着接合作用により円環形状のライニング管が本ライニング用製管装置の進行とともに形成されてゆく。この形成過程において、外面ローラに形成された突条体により帯状部材に組み込まれた塑性変形材は凹み変形がなされる。
しかして、当該管渠内において、円環状のライニング管の成形が完了すると当該管渠とライニング管との間に固結性の裏込め材を充填する。
(第4発明)
本発明の第4は、管渠内のライニング施工方法に係り、請求項6に記載のとおり、
請求項4に記載のライニング用製管装置を使用してなされる既設管渠内のライニング施工方法であって、
該既設管渠内において、当該ライニング用製管装置により当該帯状部材に組み込まれた塑性変形材に凹み変形を与えるとともに円環状のライニング管を形成し、
当該管渠とライニング管との間に固結性の裏込め材を充填する、
ことを特徴とする。
(作用)
裏込め材の固結に伴い、裏込め材は塑性変形材の凹みに対し食込み状となり、裏込め材と塑性変形材との両者は大きな付着力を発揮し、塑性変形材を介して裏込め材とライニング管との一体化がなされる。
本第1、第3発明のライニング用製管装置によれば、管渠内においてライニング管が成形された後、該ライニング管の外周に打設される固結性の裏込め材との付着がなされる塑性変形材の凹みが現場において連続的に加工成形される。
また、本第2、第4発明の本ライニング用製管装置を使用してなされる管渠内のライニング施工方法によれば、ライニング管と裏込め材との付着による一体化による既設管渠の強度の増大がなされる。
本発明の塑性加工機構を備えた螺旋捲回式ライニング用製管装置の一実施形態(第1実施形態)の全体を示す正面図。 本ライニング用製管装置の背面図。 本ライニング用製管装置の側断面図(図1の3−3線断面図)。 本ライニング用製管装置の上面図。 本ライニング用製管装置における規制フレームと成形フレームとの対応図。 図5の6−6線断面図。 成形フレームの詳細構成図(図8の7方向矢視図)。 成形フレームの側面構成図(図7の8方向矢視図)。 接合機構部の成形フレームの取付け図。 接合機構部の正面図。 接合機構部の構成を示す断面図(図10の11−11線断面図)。 成形フレームと規制フレームの側面図。 案内子の部分図。 本塑性加工機構Yを備えた外面ローラの側面図。 本塑性加工機構Yにおける金属輪(塑性加工輪)の詳細図。(a) 図は金属輪の正面図(図14の15a方向矢視図)。(b) 図は(a) 図の15b−15b線縦断面図。 本塑性加工機構Yの作用説明図。 管渠P内におけるライニング管の裏込め材充填施工の要領を示す管渠断面図。 塑性加工機構Yの他の態様を示す一部省略断面図。 図18の19−19線断面図。 (a) 図は本発明に使用される帯状部材の一態様を示す断面図、(b) 図はこの帯状部材の接合関係を示す断面図。 (a) 図は帯状部材に組み込まれる塑性変形材の一態様を示す断面図、(b) 図は塑性変形材の他の態様を示す断面図。 本発明の他の実施形態(第2実施形態)のライニング用製管装置の全体を示す一部断面側面図。 第2実施形態の成形フレームの正面図。
本発明の塑性加工機構を備えた螺旋捲回式製管装置及び該製管装置によるライニング施工方法の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1〜図21は本発明の一実施形態(第1実施形態)を示し、当該塑性加工機構を備えた螺旋巻き自由断面製管式のライニング用製管装置と該ライニング用製管装置を使用してなされる矩形断面管渠内におけるライニング施工方法を示す。
すなわち、図1〜図4は本ライニング用製管装置(以下「製管装置」と略記する)Sの全体の概略構成を示し、図5〜図13は本製管装置Sの更に詳細な部分構成を示し、図14、図15は本発明の特徴的構成部分たる外面ローラにおける塑性加工機構Yを示し、図16は本塑性加工機構Yの作用説明図である。図17は施工要領図、図18、図19は塑性加工機構Yの他の態様を示す。
また、図20は本発明に使用される帯状部材の一態様を示し、図21は塑性変形材の態様を示す。
これらの図において、Pは矩形断面をなす管渠、Rは本製管装置Sによって製管されたライニング管を示す。なお、本製管装置Sによって製管されるライニング管Rの進行方向(矢印ロ)をもって、前部、後部とする。
帯状部材100(図20、図21参照)
本製管装置Sの構成の説明に先立って、本製管装置Sに適用される帯状部材について説明する。
図20は本実施形態のライニング用製管装置Sに適用される帯状部材の一例を示す。
帯状部材100は本体が一定厚さの平板状をなし、その外面の長手方向に適宜数(図例では5、通常は3)の突条102が連続的に縦設される。突条102に先端部にはフランジ102aが形成される。突条102の相互間は溝104もしくは溝空間を形成する。内面106は実質的に平滑に形成される。
帯状部材100の両側には互いに内外に重合して係合する接合部100A,100Bが形成される。すなわち、前縁側接合部100Aはその前端部の突条102Aの基部が膨径され、その内面側より凹溝110が縦設され、更にこの突条102Aより張出し部112が連設される。後縁側接合部100Bは後端部の突条102Bより張出し部114が張設され、該張出し部114の端部寄りに前記前縁側接合部100Aの凹溝110に係合する凸条116が縦設される。
この帯状部材100において、中間の突条102間に金属製(通常は鋼製)の塑性変形機能材としての塑性変形材120が装着される。該塑性変形材120は長尺の金属平板を、その長手方向に連続して折り曲げて加工される。該塑性変形材120は図例の位置に限定されず、その他の位置あるいは複数箇所であってもよい。
(塑性変形材120の詳細)
図21に塑性変形材120の幾つかの態様を示す。(a)図はいわゆるW字型の塑性変形材120を示し、(b)図はいわゆるΩ字型の塑性変形材120を示す。
これらの塑性変形材120は両側部120Aと中央部120Bとからなり、両側部120Aは帯状部材100の突条102に当接される。中央部120Bは本発明における凸部として機能し、W字型においては尖った頂部120aを採り、Ω字型においては円弧状の頂部120aを採る。図例の塑性変形材120はいづれも中央に1つの山(凸部)を有するが、中央に2つの山(凸部)を有する態様を除外しない。
接合時において、相隣れる帯状部材100の前縁部と後縁部とが重なり合い、前縁側接合部100Aに後縁側接合部100Bが後記する接合ローラ部の外面ローラと内面ローラとの挟着作用を受けて、凹溝110内に凸条116が、また、突条102Bのフランジ102a内に張出し部112の端部がそれぞれ嵌り込み、接合される。この場合、主たる係合は凹溝110と凸条116とによりなされ、張出し部112と突条102Bとは従たる係合をなすものであり、従って、場合によっては従たる係合は省略されうる。
更に、本実施形態では張出し部112,114の当接部分にはシール材118が介装され、接合性を高める。なお、接合部100A,100Bにおける嵌合係合で十分であれば、当該シール材118を省略することができる。帯状部材は合成樹脂の素材をもって作成され、特に成形性の観点から押出し形成により連続的に成形できる塩化ビニール(PVC)樹脂が好適である。
ライニング用製管装置S(図1〜図15参照)
図1〜図4に示されるように、この製管装置Sは、矩形形状をなす剛性の規制フレーム10と、外周に案内ローラ11を配し、案内子12を介して前記規制フレーム10の外周回りに移動自在に配される屈撓自在の成形フレーム13とを主体とする。該成形フレーム13の屈撓性は180°をもって外折れは自由であって、内折れは中折れ防止機構により制限される。また、該成形フレーム13には所定間隔を保って取り付けられる内面ローラ15と外面ローラ16とを主体とし、該ローラ15,16を駆動する駆動部17及び該駆動部17に連動する送りローラ機構部18を含む接合機構部19が固定装着され、該成形フレーム13は該接合機構部19で駆動部17からの駆動力を受けて、前記した帯状部材100を挟み付けて自転推進する。更に、本製管装置Sにおいて位置決め機構Tが付加される。
以下、図5〜図11により当該製管装置Sの細部の構成を説明する。
成形フレーム13(図5〜図9参照)
成形フレーム13は、所要の幅をもって環状体をなし、全体がリンク体21(枠部21a、軸部21b)の連なりよりなるリンク機構をもって外径方向へは屈撓自在となっており、かつ横剛性を有する。
案内ローラ11は、この成形フレーム13のリンク機構の各軸部21bに回転自在に配される。接合機構部19の駆動部17は、成形フレーム13のリンク体21の一つの取付け部21Aに装着される。
(中折れ防止機構)
リンク体21の相互は180°を基準に、外折れが可能とされるが、中折れは防止される。このため、中折れ防止機構がリンク体21の枠部21aの側面に設けられる。図8にその一例を示す。図において、22はストッパーである。
案内ローラ11(図5〜図9参照)
案内ローラ11は、成形フレーム13のリンク体21の各軸部21bに回転自在に装着される。ローラ本体は硬質の合成樹脂体あるいは金属体よりなり、帯状部材100の内面に当接する。標準の案内ローラ11(11a)はリンク体21の内幅一杯の長さを有するが、接合機構部19の前方部の所要数(通常は1乃至2)の案内ローラ11(11b)は通常では帯状部材100の幅だけ後方へずらされるか、特別には短くされる(図9参照)。
接合機構部19(図10〜図11参照)
接合機構部19は接合ローラ部(内面ローラ15、外面ローラ16を含む)、駆動部17及び送りローラ機構部18を備え、成形フレーム13の取付け部21Aに装着される。該接合機構部19は、内面ローラ15と外面ローラ16とが組となった接合ローラ部を主体とし、かつ、これらのローラ15,16の同期回転を図る歯車機構24を収めた箱体25、及び該箱体25に取り付けられローラ15,16の回転駆動源としての油圧モータ26を含み、接合機構部19は螺旋状に捲回される帯状部材100の接合部、すなわち当該帯状部材100が最初に閉合する位置に対応して配される。歯車機構24・箱体25及び油圧ローラ26は駆動部17を構成し、送りローラ機構部18は駆動部17に連動する。なお、内面ローラ15は案内ローラ11と同様に成形フレーム13のリンク体21の軸部21bに装着される。
(箱体25)
箱体25は、図10に示されるように、上部分と下部分とに分かれ、上部分はピン軸回りに開放可能とされ、閉合装置27をもって上部分を下部分へ閉合する。箱体25は上下部分にわたってその前後面により歯車機構24の軸部の保持をなす。また、箱体25の下部分において、前面部は油圧モータ26の取付け部となり、後面部は成形フレーム13の取付け部21Aのリンク体21の軸部21bに取り付けられる。
(歯車機構24)
歯車機構24は、図11に示されるように、箱体25の前後壁にわたって下方より順次、回転自在に架け渡された3つの軸部29,30,31を有し、各軸部29,30,31に歯車32,33,34が固設される。そして、第2の軸部30には接合ローラ部の内面ローラ15が連結され、第3の軸部31には外面ローラ16が連結される。図示されるように、第1の軸部29の回転に対して第2軸部30は逆方向に、第3軸部31は順方向に回転し、ひいては内面ローラ15と外面ローラ16とは互いに逆回転となる。更に、第3の軸部31に間隔保持用のスペーサローラ35が回転自在に取り付けられる。
(送りローラ機構18)
送りローラ機構18は、箱体25の外部において第2の軸部30に固設される駆動スプロケット37、第3の軸部31に回転自在に装着されるスプロケット付き送りローラ38及びチェーン39からなる。チェーン39は、駆動スプロケット37とスプロケット付き送りローラ38のスプロケット部とに巻き掛けられ、駆動スプロケット37の駆動力をスプロケット付き送りローラ38に伝達する。しかして、送りローラ機構18の回転はスプロケット付き送りローラ38をもって管渠Pの管壁に当接し、その回転をもって本装置Sの周方向の移動を補助する。
(油圧モータ26)
油圧モータ26は、その駆動軸を第1の軸部29に連結して箱体25の前面に取り付けられる。該油圧モータ26には、該油圧モータ26に油を送るイン側配管41aと、該油圧モータ26から油を排出するアウト側配管41bとが接続される。更に、これらの配管41は、箱体25あるいは成形フレーム13の適宜位置に取り付けられる回転継手42(図3参照)に接続され、該回転継手42には外部の圧力源に連なる配管43が接続される。この回転継手42を介することにより、回転動作を伴う油圧モータ26側の配管41bと、回転動作のない外部側配管43との間の作動流体の授受をなす。この歯車機構24・油圧モータ26により、油圧モータ26の駆動力は第1の軸部29に伝達され、かつ、歯車機構24を介して第2・第3の軸部30,31に伝達される。
この接合機構部19のライニング管Rへの取付けは、既に形成されたライニング管Rの前端において、箱体25の上部分を開放し、外面ローラ16の輪状鍔部のピッチを帯状部材100の突条102のピッチに合致させ、しかる後、上部分を下部分に閉合し、閉合装置27を閉鎖し、そのナットを締め込んでなす。
規制フレーム10及び案内子12(図5、図6参照)
(規制フレーム10)
規制フレーム10は、鋼製よりなり、大きな剛性を有し、全体形状が矩形をなす。本実施形態では中空の溝45を有する型鋼が使用され、該溝45は外方に向けて開口する。なお、該規制フレーム10は分割体をもって組み立てられる。
(案内子12)
案内子12は成形フレーム13と規制フレーム10とに介装され、成形フレーム13の移動を規制フレーム10の軌道に従って案内する。もっと詳しくは、該案内子12は2叉状をなす本体の両端において成形フレーム13の軸部21bに枢着される軸受け体46を有し、本体の中央部よりローラ保持体47が内方へ向けて延設され、該ローラ保持体47には両側にローラ48を取り付けた回転軸49を回転自在に保持する。そして、このローラ48は規制フレーム10の溝45内に装入され、その内壁に沿って移動する。
図12、図13に示す案内子12Aは、先の図例とは異なる構成及び配設を採る。
先ず、成形フレーム13のリンク体21には、リンク軸部21bを挟んで相対向するリンク枠部21aの壁体にリブ51を介して軸受体が固設され、該軸受体に軸体52が挿通保持される。軸体52は比較的短尺をなし、軸受体とは軸方向移動を許し、またその両端部には抜出し阻止用のストッパー52aが装着される。
案内子本体54は2つの翼部54A,54Bよりなる蝶番型を採り、各翼部54A,54Bは端部に前記した軸体52を受け入れる端部軸受部54aを有する。また、各翼部54A,54Bの枢軸部には相互に嵌まり合う中央軸受部54b,54b’が形成され、ローラ軸55が挿通保持される。
ローラ軸55は十分に長く、中央軸受部54b,54b’とは軸方向移動を許し、またその両端部にはローラ56が回転自在に装着される。
規制フレーム10はローラ56を拘束保持する溝45を有する点は先の図例と実質的に変わりがないが、その開口は広く採られており、該開口の余裕幅をもって案内子12Aの軸移動を許す。
この案内子12Aによれば、三角形枠を構成し、先の図例の案内子12(46, 47, 48, 49)に比べ、安定的な移動作用を得ることができる。
補助ローラ機構T(図2、図3参照)
更に、本製管装置Sは、規制フレーム10を介して補助ローラ機構Tが付加されている。
すなわち、本補助ローラ機構Tは角形状をなす規制フレーム10の隅角部の4か所に、かつ管軸方向後方にフレーム部57を介して延設されるとともに、該フレーム部57の後端に回動自在に取り付けられたローラ58を捲回直後のライニング管Rの内面を外方に押し当てられる。
本施工装置Sは以上の構成により、従来どおりのライニング管が施工される。
すなわち、案内ローラ11及び接合機構部19を組み付けた成形フレーム13は、駆動部17の駆動により、管断面に対し同一位相を保つ規制フレーム10の形状に沿って周方向に進行する。このとき、接合機構部19で塑性変形性の帯状部材100は螺旋状に捲回され、矩形形状のライニング管Rを製管し、また、送りローラ機構部18は管渠Pの管壁に当接し、その回転をもって本施工装置Sを円滑に推進させる。更に、成形フレーム13の前進進行に伴い、規制フレーム10は案内子12を介して成形フレーム13からの押出し力を得て、成形フレーム13とともに前進進行をなす。
補助ローラ機構Tは、当接ローラ58がライニング管Rの内面に強く押し付けられ、成形フレーム13の後方の近傍位置では初期ライニング管の形状を保持する。これにより、規制フレーム10は自立保持し、成形フレーム13との供回りを引き起こすことがなく、円滑に前進する。
塑性加工機構Y(図14〜図16参照)
本発明では、以上の構成よりなる製管装置Sにおいて、接合機構部19における外面ローラ16に塑性加工機構Yが付加されてなることを特徴とする。
すなわち、本塑性加工機構Yは、当該接合機構部19の外面ローラ16において、前記した帯状部材100に組み込まれた塑性変形材120の凸部を外方よりライニング管Rの管中心軸の内方へ食い込む1又は複数の突起体が突設されてなる。
以下に、図14に基づいて、外面ローラ16と該外面ローラ16に組み込まれる塑性加工機構Yとの対応関係について述べる。
図示されるとおり、外面ローラ16は鋼製のシャフト60を主体とし、該シャフト60は前部において駆動軸31に連なり、後部においてその外径を漸次段部をもって低減し、複数の鍔環61(61a,61b,61c,61d,61e)、摩擦輪62(62a,62b,62c,62d,62e)、金属輪63(63a,63b,63c)が順次組み込まれてなる。64はシャフト60端部のねじ止め体である。
シャフト60は、図14に示されるように、a部において最大径を採り、前部のo部は駆動軸31となり、後部においてb部では段部を介して縮径され、c部では更に縮径される。d部ではb部とc部との中間径を採り、e部ではc部より縮径され、f部ではd部とe部との中間径を採る。g部はf部と同径を採り、h部ではe部と同径を採る。シャフト60の後端のi部はh部と段部を介して最小径を採る。
鍔環61は、5つの鍔環61a,61b,61c,61d,61eよりなり、内径がシャフト60の各径部b,f,g,iに嵌挿され、回転自在になっている。該鍔環61は図示されるように、鍔環61a,61b,61cは同一構成を採り、鍔環61dは金属輪63と同一シャフト60の径に嵌挿される。鍔環61eはシャフト60の後端の最小径部iに嵌挿され、ねじ止め体64のねじ部64aを最小径部iの中心軸上に螺設したねじ孔60aに螺合して該鍔環61eの固定をなす。
摩擦輪62は、2つの半円環体(すなわち二つ割)をもって構成され、内周面をシャフト60に密接嵌合してボルト・ナット(図示せず)をもって一体化され、かつシャフト60にキー結合により係合される。更に、該摩擦輪62の外周面は粗面(通常ローレット加工による)をなし、帯状部材100の突条102のフランジ102a面に当接して摩擦によりシャフト60の回転駆動力を帯状部材100に伝える。
金属輪63は、3つの金属輪63a,63b,63cよりなり、各金属輪63は内径がシャフト60の径に嵌挿可能に一致し、外径は帯状部材100に当接しないものとされ、所定の厚さを保持する。該金属輪63は鍔環61及び摩擦輪62の間に当接介装され、軸方向の移動が拘束される。
しかして、金属輪63a,63cはライニング管Rにおける帯状部材100に組み込まれた塑性変形材120に対応する箇所に配される。
(装着手順)
これらの構成部材(61,62,63)は、組立てにおいて、鍔環61aがシャフト60の後端より挿入され、次いで摩擦輪62aが装着・組付けがなされ、更に鍔環61bが同じくシャフト60の後端より挿入され、摩擦輪62bが装着・組付けがなされ、金属輪63a,63bがシャフト60の後端より挿入される。以下、構成部材の62c,61c,62d,63c,61d,62eの挿入・組付けが順次になされ、最後に鍔環61eがシャフト60の後端に嵌挿され、ねじ止め体64により該鍔環61eの固定をなす。
(塑性加工機構Yの詳細)(図14〜図16参照)
前記金属輪63における前部の金属輪63aは、捲回形成されるライニング管Rの前端の帯状部材100に組み込まれた塑性変形材120に対応する部位に配され、塑性加工機構Yを担う。
詳しくは、当該金属輪63a(以下「塑性加工輪」という。)においては、その本体部66の環状体の内径がシャフト60の径に嵌挿可能であるとともに、固定ボルト67をもってシャフト60との固定がなされる。すなわち、該塑性加工輪63aに固定ボルト67用のボルト挿通孔68が開設され、該ボルト挿通孔68に対応してシャフト60にねじ孔69が螺設され、固定ボルト67の該ねじ孔69への螺合・締込みによりシャフト60との固定がなされる。固定ボルト67による固定は本実施形態では直径上に2箇所においてなされるが、更にそれ以上の箇所に設けることを除外するものではない。
また、当該塑性加工輪63aの本体部66の外面には、周方向に等間隔をもって軸方向に延びる複数(本実施形態では8)の突条体71が突設される。該突条体71は断面が3角形をなす。該塑性加工輪63aには更に、その前端にフランジ72が張設されてなるが、該フランジ72は省略できる。すなわち、フランジ72は塑性加工輪の本質的事項ではない。
(突条体71)
突条体71は捲回形成されるライニング管Rの前端の帯状部材100に組み込まれた塑性変形材120に変形を与えることを本質的機能とする。
突条体71は塑性加工輪63aの本体部66の外周面より突設され、断面が3角形をなすが、その頂部71aは平坦面もしくは外に凸の緩い曲面をなす。好ましくは、該突条体71に焼入れ処理が施され、大きな硬度が発現される。また、塑性加工輪63aの本体部66の外面より該頂部71aまでの距離hは、シャフト60の回転動に伴い、塑性変形材120の凸部に食い込むのに十分な高さを採る(図15(b)、図16参照)。該突条体71は塑性加工輪63aの本体部66に一体加工されるが、溶接加工でも成形される。
留意すべきは、該突条体71の高さhは、該突条体71による塑性変形材120を介して加えられるライニング管Rの回転駆動力が、摩擦輪62によるライニング管Rへの回転駆動力を上回らないように設計的配慮がなされる。
(フランジ72)
フランジ72は、塑性加工輪63aの本体部66の前端に張設されてなり、その前端面は帯状部材100の突条102のフランジ102aの側面に当接し、突条体71の帯状部材100への食込みあるいは損壊等の干渉を回避する機能をなす。したがって、その干渉のおそれがない場合は該フランジ72は省略できる。すなわち、フランジ72は塑性加工輪63aの本質的事項ではない。
作用(図16参照)
本実施形態の塑性加工機構Yの作用を図16に基づいて説明する。
塑性加工輪63aはシャフト60に固定され、その剛性をもって帯状部材100の塑性変形材120に塑性変形を与える。
すなわち、外面ローラ16におけるシャフト60の回動(ハ方向)に伴い、塑性加工輪63aの突条体71以外の外周面では帯状部材100の塑性変形材120の頂部120aに当接することはない。突条体71が塑性変形材120に当接するとその回動とともに塑性変形材120に変形を与え、凹み120cを形成する。当該凹み120cは塑性加工輪63aにおける突条体71の間隔をもって連続的に形成される。
ライニング施工
本塑性加工機構Yを備えたライニング用製管装置Sを使用してなされる管渠内での製管式のライニング施工工事について説明する。
図1〜図4、図17に基づいて下水道管渠における施工工事の概要を示す。この施工工事では矩形断面をなす下水道管渠Pへの適用例を示す。図において、Q1は上流側人孔、O1はその開口、Q2は下流側人孔、O2はその開口であり、Eは管渠Pの埋設される地盤である。本施工工事においては、上流人孔Q1側から下流人孔Q2側に向けて施工される。
地上部において、上流側には帯状部材100の繰出し装置(図示せず)が設置され、帯状部材100はこの繰出し装置により人孔の開口O1より人孔Q1内に設置された本製管装置Sに連続的に供給される。また、下流側には油圧源(図示せず)が配される。
ライニング施工は以下の手順に基づいてなされる。
(1) 準備並びに初動工程
(1a)準備工程
本製管装置Sは分解された状態で更生の対象となる矩形断面管渠Pの上流側人孔Q1の開口O1を介して人孔内に搬入され、人孔内において本製管装置Sを組み立てる。本製管装置Sの成形フレーム13は分解・組立て可能となっており、規制フレーム10も分割体よりなり、人孔内への搬入は容易である。更に、接合機構部19はこの成形フレーム13に取付け可能となっており、現場での取付けも容易である。成形フレーム13は案内子12、12Aを介して規制フレーム10の拘束を受け、規制フレーム10回りに矩形状をもって配される。接合機構部19には下流側から配される油圧配管系が接続される。
(1b)補助ローラ機構Tの取付け
更にまた、本製管装置Sの規制フレーム10に補助ローラ機構Tを取り付けるとともに、規制フレーム10の各角部において、本補助ローラ機構Tの当接ローラ58を内方へ引き込んでおく。
(1c)初動工程
塑性変形材120が組み込まれた帯状部材100を人孔内に引き込み、本ライニング施工装置Sの接合機構部19に導入し、該接合機構部19の駆動により、帯状部材100を矩形をなす成形フレーム13に巻き込んでゆく。規制フレーム10の各角部したがって成形フレーム13の各角部では帯状部材100は塑性変形材120の塑性機能により直角状に折り曲げられる。帯状部材100の2回目の捲回で相接する帯状部材100はそれらの継手により接合される。帯状部材100を成形フレーム13回りに数回捲回し、ライニング管(初期ライニング管)Roを作製する。
(1d)補助ローラ機構Tの押込み
初期ライニング管Roの後端が本補助ローラ機構Tの当接ローラ58を通過した後、該補助ローラ機構Tの当接ローラ58を初期ライニング管Roの内面に強く押し当てて固定し、該初期ライニング管Roの断面形状を成形フレーム13での初期状態に保持する。
(2) 定常工程
接合機構部19の内外面ローラ15,16の回転駆動により、内面ローラ15と外面ローラ16との挟着作用をもって、帯状部材100の閉合部において、
その継手構造により開始用ライニング管Roに連なって新たに供給される帯状部材100は接合される。
更にまた、本製管装置Sの接合機構部19の駆動により、案内ローラ11及び接合機構部19を組み付けた成形フレーム13は、案内子12、12Aを介して規制フレーム10の形状に沿って進行する。規制フレーム10の角部において、接合機構部19の接合ローラ部15,16は帯状部材100を内方へ折り込む。帯状部材100は塑性変形性を有し、そのまま折り曲げ状態を保持する。また、送りローラ機構部18の送りローラ38は管渠Pの管壁に当接し、その回転により管壁からの反作用を受けて本装置Sを回転させる。
そして、本製管装置Sの全体は管周方向(イ方向)に回転移動し、かつ管軸方向(ロ方向)に前進する。これにより帯状部材100は螺旋状に捲回され、矩形形状のライニング管Rが製管される。
(3) 前記(2) の工程において、規制フレーム10と成形フレーム13とは、規制フレーム10に取り付けられた補助ローラ機構Tにより互いに独立して位置関係(位相)を保ち、両フレーム10,13の相互干渉すなわち供回りがなく、成形フレーム13に連動する案内子12,12Aの移動が円滑に行われる。すなわち、規制フレーム10の溝45内での案内子12,12Aの本体部及びローラ56の周方向移動につき擦れ、片当りがなく、該周方向移動は円滑になされる。
(4) 前記(3) の工程とともに、接合機構部19における塑性加工機構Yにおいて、外面ローラ16におけるシャフト60の回動(ハ方向、図16参照)に伴い、塑性加工輪63aの突条体71が帯状部材100の塑性変形材120の頂部120aに当接し、その回動とともに塑性変形材120に凹み120cを形成する。当該凹み120cは塑性加工輪63aにおける突条体71の間隔をもって連続的に形成される。
(5) ライニング管Rが下流側の人孔に到達すれば、本製管装置Sの駆動を停止し、本製管装置Sを下流側人孔Q2を介して解体・撤去するとともに、上流側、下流側の各人孔内に突出したライニング管Rを切除する。
(6) ライニング管R内に、図17に示すように、該ライニング管Rに剛性を付与する支保工Hを設置し、更にはライニング管Rを次工程で実施する固結性の裏込め材Mの注入による浮力に抗して下方に押し下げる反力部材Iを設置する。
なお、支保工Hは枠体をなすとともにそれ自体で剛性を有し、ライニング管Rの内面に密接して設置され、可撓性を示すライニング管Rの変形を阻止する。また、反力部材Iは伸縮性の棒状体をなし、下端はライニング管Rの下底に当接し、上端部はライニング管Rの天井部を貫通し、上端面はライニング管Rの天井面に当接し、当該棒状体を伸長させ、その押下げ力をもってライニング管Rを下方に押し下げる。
(7) 各人孔Q1,Q2において、更に図17に示すように、管渠Pとライニング管Rとの間を密封Vし、管渠Pの全長において管渠Pとライニング管Rとの間隙部に固結性の裏込め材(いわゆるセメントミルク)Mを注入し、その固結を待って支保工H、反力部材I等を撤去し、ライニング施工工事は完了する。
(8) 裏込め材Mの固結に伴い、裏込め材Mは塑性変形材120の凹み120cに対し食込み状となり、裏込め材Mと鋼製の塑性変形材120との両者は大きな付着力を発揮する。これにより、塑性変形材120を介して裏込め材Mとライニング管Rとの一体化がなされる。
(実施形態の効果)
この実施の形態の接合機構部19の外面ローラ16に配した塑性加工機構Yを備えたライニング用製管装置Sによれば、帯状部材100に組み込まれている塑性変形材120に対し、当該装置により現場において該塑性変形材120に連続的に凹み120cが加工され、これにより、該凹み120cを介して裏込め材Mとの強固な付着がなされる。
更に、この塑性加工機構Yを備えたライニング用製管装置Sによる管渠内におけるライニング管Rの施工方法によれば、塑性変形材120を組み込んだ帯状部材100を捲回してライニング管Rを成形する過程において、該塑性変形材120の表面に自動的に凹み加工が施され、当該塑性変形材120を介してその後のライニング管Rの外周への固結性裏込め材の充填によるライニング管Rと裏込め材との強固な付着がなされるので、強度の大きな更生管を得ることができる。
(変形例)(図18、図19参照)
先の実施形態では外面ローラ16のシャフト60を後端に至るにつれ縮径する態様を採ったが、別の態様として、大径部aより後部のシャフト60の径を一定径b(摩擦輪62部を除く。)とする直円柱状を採ることができる。なお、二つ割りをもって装着される摩擦輪62の部位はbより小径の径cを採る。
図18、図19はこの態様を示す。図例では一部省略されているが、鍔環61、摩擦輪62、金属輪63の配列は先の実施形態に準じる。
すなわち、本態様においては、塑性加工輪63aが装着される部位より後部のシャフト60に溝74が後端に至るまで縦設され、塑性加工輪63aの内面にはこの溝74に係合する係合突起75が突設される。塑性加工輪63aは溝74と係合突起75との係合により周方向の回動が阻止され、塑性加工輪63aはシャフト60と一体に回転する。金属輪63b以後の部品(63b,61c,63c,61d)については係合突起75は不要である。シャフト60の後端の鍔環61eの嵌挿される部位は最小径iを採り、先の実施形態と同様のねじ止め体64が装着される。
第2実施形態
図22、図23は本発明の他の実施形態(第2実施形態)を示す。図において、先の実施形態と同一の部材については同一の符号が付されている。また、以下の説明においても、先の実施形態と同等の部材については同一の符号を使用する。本実施形態における管渠Pは主として円形断面を対象とするが、その他の形状(例えば方形、馬蹄形)を除外しない。
本第2実施形態のライニング用製管装置S1においては、成形フレーム80が剛性の円環状をなすことを特徴とする。すなわち、本成形フレーム80は、前後に相並ぶ環状の前端板80aと後端板80bとの間に案内ローラ11が軸支されるとともに、該成形フレーム80は複数の分割体81をもって分割され、それらの端板81a相互を当接、固定によって組み立てられる。接合機構部19は、先の実施形態と同様に内面ローラ15と外面ローラ16とからなり、成形フレーム80の前端板80aの取付け部80cに駆動部17の箱体25を固設し、成形フレーム80に一体に配される。
この第2実施形態においても、外面ローラ16の構成、帯状部材100の構成は先の実施形態における塑性加工機構Yに準じるものである。
ライニング施工
本製管装置S1を既設管渠P内に設置し、塑性変形材120の組み込まれた帯状部材100を外部より供給するとともに本製管装置S1に導入する。
本製管装置S1の駆動により、接合機構部19における内面ローラ15と外面ローラ16との帯状部材100への挟着接合作用により円環形状のライニング管Rが本製管装置S1の進行(ロ方向)とともに形成されてゆく。この形成過程において、外面ローラ16に形成された突条体71により帯状部材100に組み込まれた塑性変形材120は凹み変形がなされる。
しかして、当該管渠P内において、円環状のライニング管Rの成形が完了すると当該管渠Pとライニング管Rとの間に固結性の裏込め材Mを充填する。
この第2実施形態においては、真円状のライニング管Rの外周に露出する塑性変形材120に凹み加工が施され、後で打設される固結性の裏込め材Mとの付着がなされ、先の実施形態におけると同様、裏込め材Mとライニング管Rとの一体化が図られる効果を奏するものである。
本発明は叙上の実施の形態にのみ限定されるものではなく、本発明の基本的技術思想の範囲内で種々設計変更が可能である。すなわち、以下の態様は本発明の技術的範囲内に包含される。
1)駆動源につき、本実施形態では油圧式を採ったが、空気圧あるいは電力をもって駆動されてもよい。
2)第1実施形態のライニング用製管装置Sでは補助ローラ機構Tが付加されてなるが、省略されてもよく、本発明においては当該補助ローラ機構Tは本質的事項ではない。
S,S1…ライニング用製管装置、P…管渠、R…管状体(ライニング管)、M…固結性裏込め材
Y…塑性加工機構、63a…塑性加工輪(金属輪)、66…本体部、71…突条体
10…規制フレーム、11…案内ローラ、12,12A…案内子、13,80…成形フレーム、15…内面ローラ、16…外面ローラ、19…接合機構部、100…帯状部材、100A, 100B…接合部(継手)、120…塑性変形材、120A…両側部、120B…中央部、120a…頂部

Claims (6)

  1. 両側縁部に継手が形成され連続的に供給されるとともに、板状体の折曲げよりなり外方側に少なくとも1つの凸部を有する塑性変形材がその横断方向の所定位置に組み込まれて塑性変形性が付与された長尺の帯状部材を、螺旋状に捲回し、
    相接する前記継手相互を接合させて形成された管状のライニング管を残置させ、前記既に形成されたライニング管の前方に新たに供給される帯状部材をもって付加ライニング管を付加形成し、
    前記既に形成されたライニング管の前端部に、剛性を有し所定形状をなす規制フレームに沿って案内子を介して規制を受けて移動するとともに内面ローラと外面ローラとからなる接合機構部を有する屈撓自在の成形フレームを配し、前記内面ローラと前記外面ローラとの挟着接合機能によって前記付加ライニング管を形成する製管装置において、
    前記接合機構部の外面ローラにおいて、前記塑性変形材の凸部の対応箇所の外周面に該凸部に内方への凹み変形を与える1又は複数の突条体が突設されてなる、
    ことを特徴とするライニング用製管装置。
  2. 両側縁部に継手が形成され連続的に供給されるとともに、板状体の折曲げよりなり外方側に少なくとも1つの凸部を有する塑性変形材がその横断方向の所定位置に組み込まれて塑性変形性が付与された長尺の帯状部材を、螺旋状に捲回し、
    相接する前記継手相互を接合させて形成された管状のライニング管を残置させ、前記既に形成されたライニング管の前方に新たに供給される帯状部材をもって付加ライニング管を付加形成し、
    前記既に形成されたライニング管の前端部に、剛性を有し所定形状をなす規制フレームに沿って案内子を介して規制を受けて移動するとともに内面ローラと外面ローラとからなる接合機構部を有する屈撓自在の成形フレームを配し、前記内面ローラと前記外面ローラとの挟着接合機能によって前記付加ライニング管を形成する製管装置において、
    前記接合機構部の外面ローラのシャフトの外側に環状の金属輪が嵌合され、該金属輪において、前記塑性変形材の凸部の対応箇所の外周面に該凸部に内方への凹み変形を与える1又は複数の突条体が突設されてなる、
    ことを特徴とするライニング用製管装置。
  3. 請求項1又は2に記載のライニング用製管装置を使用してなされる既設管渠内のライニング施工方法であって、
    該既設管渠内において、当該ライニング用製管装置により当該帯状部材に組み込まれた塑性変形材に凹み変形を与えるとともに所定形状のライニング管を形成し、
    当該管渠とライニング管との間に固結性の裏込め材を充填する、
    ことを特徴とする管渠内のライニング施工方法。
  4. 両側縁部に継手が形成され連続的に供給されるとともに、板状体の折曲げよりなり外方側に少なくとも1つの凸部を有する塑性変形材が組み込まれて塑性変形性が付与された長尺の帯状部材を、螺旋状に捲回し、
    相接する前記継手相互を接合させて形成された管状のライニング管を残置させ、前記既に形成されたライニング管の前方に新たに供給される帯状部材をもって付加ライニング管を付加形成し、
    前記既に形成されたライニング管の前端部に、内面ローラと外面ローラとからなる接合機構部を備えてなる剛性の円環状をなす成形フレームを配し、前記内面ローラと前記外面ローラとの挟着接合機能によって前記付加ライニング管を形成する製管装置において、
    前記接合機構部の外面ローラにおいて、前記塑性変形材の凸部の対応箇所の外周面に該凸部に内方への凹み変形を与える1又は複数の突条体が突設されてなる、
    ことを特徴とするライニング用製管装置。
  5. 両側縁部に継手が形成され連続的に供給されるとともに、板状体の折曲げよりなり外方側に少なくとも1つの凸部を有する塑性変形材が組み込まれて塑性変形性が付与された長尺の帯状部材を、螺旋状に捲回し、
    相接する前記継手相互を接合させて形成された管状のライニング管を残置させ、前記既に形成されたライニング管の前方に新たに供給される帯状部材をもって付加ライニング管を付加形成し、
    前記既に形成されたライニング管の前端部に、内面ローラと外面ローラとからなる接合機構部を備えてなる剛性の円環状をなす成形フレームを配し、前記内面ローラと前記外面ローラとの挟着接合機能によって前記付加ライニング管を形成する製管装置において、
    前記接合機構部の外面ローラのシャフトの外側に環状の金属輪が嵌合され、該金属輪において、前記塑性変形材の凸部の対応箇所の外周面に該凸部に内方への凹み変形を与える1又は複数の突条体が突設されてなる、
    ことを特徴とするライニング用製管装置。
  6. 請求項4又は5に記載のライニング用製管装置を使用してなされる既設管渠内のライニング施工方法であって、
    該既設管渠内において、当該ライニング用製管装置により当該帯状部材に組み込まれた塑性変形材に凹み変形を与えるとともに円環状のライニング管を形成し、
    当該管渠とライニング管との間に固結性の裏込め材を充填する、
    ことを特徴とする管渠内のライニング施工方法。
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