JP2014136316A - 更生管の製管装置及びその製管方法 - Google Patents

更生管の製管装置及びその製管方法 Download PDF

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Abstract

【課題】既設管の湾曲部等に対応して既設管の軸心に一致するように傾きを調整して更生管を製管する。
【解決手段】製管される更生管の周長に対応する周長を有する成形フレーム3と、成形フレーム3にそれぞれ回転自在に支持された複数個の案内ローラ4と、成形フレーム3に設けられ、ピンチローラを有して隣接する帯状部材の接合部同士を互いに接合する接合機構5と、成形フレーム3の内方に配置され、既設管の断面形状に対応するガイド溝を有して成形フレーム3の周回移動を規制する規制フレーム6とからなる製管機2において、製管機2を支持する支持部材15及び製管機2の傾きを調整する調整機構16を備えて既設管内を移動可能な台車10を設ける。そして、台車10に支持部材15を介して支持された製管機2の傾きを調整機構16を介して調整する。
【選択図】図1

Description

この発明は、老朽化した下水道管、上水道管、農業用水管、ガス管等の既設管を更生する更生管の製管装置及びその製管方法に関するものである。
従来より、老朽化した既設管を更生するため、両側縁部に接合部が形成された帯状部材を既設管内に引込み、螺旋状に巻き回して隣接する帯状部材の接合部同士を互いに接合して更生管を製管するとともに、回転することなく製管された更生管に新たに帯状部材を供給して更生管を既設管の軸心方向に付加形成することが実施されている。例えば、特許文献1に記載されるように、帯状部材を中空円筒状に巻き重ねた輸送ドラムを地上に設置するとともに、既設管内に製管機を配置し、輸送ドラムから螺旋状に引き出された帯状部材を既設管内の製管機に導入し、製管機を既設管の軸心回りに回転させて隣接する帯状部材の接合部同士を接合して更生管を製管し、製管された更生管に新たに帯状部材を供給して更生管を既設管の軸心方向に付加形成することが行われている。
なお、図13に示すように、帯状部材100は、可撓性を有する合成樹脂、例えば、硬質塩化ビニルを押出成形して形成され、帯板状の基板101の裏面に複数本(実施例においては3本)の断面T字状の補強リブ102が先端を基板101と平行に位置して設けられている。そして、基板101の一方の側縁部の裏面に接合凸部103が立設され、その他方の側縁部が接合凸部103が設けられた基板101の側縁部が配置されるように、基板101の厚みだけ裏面側に段落ちした段落ち部104に形成され、該段落ち部104に接合凸部103が嵌入し得る接合凹部105が設けられている。また、接合凹部105に基板101から離れるにつれて接合凹部105の突出側に位置するように傾斜された傾斜リブ106が形成されており、傾斜リブ106の先端が帯状部材100の他方の側縁部を形成している。
このような帯状部材100は、中空円筒状に巻き重ねられて現場に輸送された輸送ドラムの中心部側から引き出され、基板101の裏面側、すなわち、補強リブ102等が立設された側が外周側になるように既設管内に配置された製管機に供給され、その接合過程において、図13(a),(b)に示すように、互いに隣接する2つの帯状部材100,100のうち、一方の帯状部材100の接合凸部103を他方の帯状部材100の接合凹部105に内側(先行する帯状部材100の内周側)から嵌め込むことにより、隣接する帯状部材100,100を相互に接合して所定の管径の更生管を製管することができる。
この際、後続する帯状部材100の接合凸部103を設けた基板101の側縁部が先行する帯状部材100の段落ち部104に配置されるとともに、後続する帯状部材100の接合凸部103を設けた側の補強リブ102に先行する帯状部材100の傾斜リブ106が係止される。
また、特許文献2に記載されるように、既設管を更生管によって更生する場合において、製管機に自走台車を付設し、自走台車を介して製管機を移動させながら更生管を製管することも提案されている。
特開平9−32968号公報 特許第3119843号公報
ところで、前述した自走台車を備えた製管機においては、先行する自走台車に対して後続する製管機が回転駆動軸を介して一体に設けられている。したがって、既設管に湾曲部や凹凸部が存在する場合、先行する自走台車が既設管の湾曲部等に達した際、後続する製管機は湾曲部に達していないにも関わらず、湾曲部等に対応するように既設管の軸心に対してその軸心が傾いた状態で更生管を製管する。この結果、既設管の軸心に対して軸心が傾いた製管機によって製管された更生管が既設管の内周面と接触し、製管された更生管の帯状部材における接合部同士の接合を引き離して製管不良を発生させるとともに、製管機が既設管と接触して損傷させるおそれがある。
特に、口径が大きくなると、製管機自体も大きく、かつ、重くなることから、製管機や帯状部材が損傷し易くなる。
本発明は、このような問題点に鑑みてなされたもので、既設管の湾曲部等に対応して既設管の軸心に軸心が一致するように製管機の傾きを調整して更生管を製管することのできる更生管の製管装置及びその製管方法を提供するものである。
本発明の更生管の製管装置は、両側縁部に接合部が形成された帯状部材を既設管内に引き込み、螺旋状に巻き回して隣接する帯状部材の接合部同士を互いに接合して更生管を製管し、製管された更生管を残置するとともに、製管された更生管の前方に新たに帯状部材を供給して更生管を既設管の軸心方向に付加形成する更生管の製管機において、前記製管機が、製管される更生管の周長に対応する周長を有する成形フレームと、成形フレームにそれぞれ回転自在に支持された複数個の案内ローラと、成形フレームに設けられ、隣接する帯状部材の接合部同士を互いに接合する1個又は複数個の接合機構と、成形フレームの内方に配置され、既設管の断面形状に対応するガイド溝を有して成形フレームの周回移動を規制する規制フレームとからなり、また、前記製管機を支持する支持部材及び製管機の傾きを調整する調整機構を備えて既設管内を移動可能な台車を設け、台車に支持部材を介して支持された製管機の傾きを調整機構を介して調整することを特徴とするものである。
本発明によれば、両側縁部に接合部が形成された帯状部材を既設管内に引き込み、螺旋状に巻き回して隣接する帯状部材の接合部同士を互いに接合して更生管を製管するとともに、製管された更生管に新たに帯状部材を供給して更生管を既設管の軸心方向に付加形成する更生管の製管機を、既設管内を移動可能な台車に設けた支持部材を介して既設管の軸心高さに製管機の軸心高さが一致するように支持するとともに、調整機構を介して既設管の軸心に対する製管機の軸心の傾きを調整することができる。したがって、製管機を既設管の内周面に対して一定間隙をおいて支持することができ、既設管に凹凸や補強鉄筋等の障害物があったとしても、干渉することなく更生管を製管することができる。また、既設管に湾曲部等が存在する場合において、調整機構を介して既設管の軸心に製管機の軸心が一致するように、製管機の傾きを調整することができる。
この結果、既設管の軸心に製管機の軸心を一致させて更生管を製管することができ、更生管が既設管の内周面や障害物等に接触することによる製管不良の発生を確実に防止することができるとともに、帯状部材や製管機の損傷を可及的に抑制することができる。
本発明において、前記支持部材は上端部に球面軸受を備え、該球面軸受が規制フレームの頂部に連結され、また、調整機構は、台車の左右にそれぞれ設けられたナット部材及び各ナット部材にそれぞれ進退自在にねじ結合された連結ロッドからなり、各連結ロッドの先端部にそれぞれ球面軸受が設けられ、各球面軸受が規制フレームの左右各側部にそれぞれ連結されることが好ましい。これにより、台車に対して規制フレーム、すなわち、製管機を球面軸受を介して直交する3軸の各軸回りに回動自在に支持することができる。そして、左右のナット部材に対する各連結ロッドの選択的な進退によって、既設管の軸心に対する製管機の軸心の傾きを、左右方向に延びる水平軸回りの回動又は垂直軸回りの回動で、あるいは、両方の回動を組み合わせて簡単に調整することができる。
本発明において、前記支持部材の球面軸受及び調整機構の球面軸受がボールジョイントであることが好ましい。これにより、直交する3軸の各軸回りに回動自在な球面軸受を安価に得ることができる。
本発明において、前記台車に製管機の重量に対応するカウンタウエイトを搭載することが好ましい。これにより、台車を1軸の車輪で移動する場合においても、製管機による回転モーメントとカウンタウエイトによる回転モーメントを均衡させて既設管の軸心に対して製管機の軸心が一致するように、すなわち、既設管の内周面から一定の間隙を有する状態に継続して支持することができる。この場合、製管装置の重心上に車輪の回転軸が位置するように設定する。
本発明の更生管の製管方法は、両側縁部に接合部が形成された帯状部材を既設管内に引き込み、螺旋状に巻き回して隣接する帯状部材の接合部同士を互いに接合して更生管を製管し、製管された更生管を残置するとともに、製管された更生管も前方に新たに帯状部材を供給して更生管を既設管の軸心方向に付加形成する更生管の製管方法において、更生管を製管する製管機をその軸心高さが既設管の軸心高さと一致するように支持するとともに、既設管の湾曲部等に対応して既設管の軸心と製管機の軸心が一致するように傾きを調整して更生管を製管することを特徴とするものである。
本発明によれば、更生管の製管機をその軸心高さが既設管の軸心高さと一致するように支持するとともに、既設管の湾曲部等に対応して既設管の軸心と製管機の軸心が一致するように傾きを調整して更生管を製管することができる。
この結果、既設管の軸心に製管機の軸心を一致させて更生管を製管することができ、更生管が既設管の内周面や障害物等に接触することによる製管不良の発生を確実に防止することができるとともに、帯状部材や製管機の損傷を可及的に抑制することができる。
本発明によれば、既設管の湾曲部等に対応して既設管の軸心に軸心が一致するように製管機の傾きを調整して更生管を製管することができる。
本発明の更生管の製管装置の一実施形態を示す正面図である。 図1の製管装置を一部省略して示す側面図である。 図1の製管装置を一部省略して示す平面図である。 図1の製管装置を構成する製管機の成形フレームのリンク体を説明する正面図及び平面図である。 製管機の接合機構が取り付けられた成形フレームのリンク体を一部省略して示す平面図である。 製管機の接合機構を一部破断して示す側面図である。 製管機の規制フレームを案内部材とともに示す断面図である。 製管装置を構成する台車と製管機の規制フレームとの支持部材の連結状態を分解して示す斜視図である。 製管装置を構成する台車と製管機の規制フレームとの調整機構の連結状態を示す斜視図である。 図1の製管装置による更生管の製管要領を示す地中管路断面図である。 図1の製管装置による更生管の他の製管要領を示す地中管路断面図である。 既設管に対して調整機構を介して製管装置の傾きを調整する状態を説明する平面図である。 更生管を形成する帯状部材の一例の接合工程を説明する断面図である。 帯状部材の変形例を示す断面図である。 帯状部材の他の変形例を示す断面図である。 帯状部材のもう一つの他の変形例を示す断面図及び接合状態を一部省略して示す分解斜視図である。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1乃至図3には、本発明の更生管の製管装置1の一実施形態が示されている。
この製管装置1は、前述した帯状部材100を螺旋状に巻き回して更生管Sを製管する製管機2と、製管機2を支持して既設管K内を移動可能な台車10とから構成される。
製管機2は、帯状部材100を螺旋状に案内する成形フレーム3と、成形フレーム3に回転自在に設けられた複数個の案内ローラ4と、成形フレーム3に取り付けられ、隣接する螺旋状の帯状部材100,100を互いに接合する接合機構5と、成形フレーム3の内方に設定間隔をおいて配置された、既設管Kの断面形状に対応する形状(実施例においては矩形状)の規制フレーム6と、成形フレーム3及び規制フレーム6とに配設された案内部材7とを主要部として備えている。
成形フレーム3は、図4に示すように、内方リンクフレーム32及び外方リンクフレーム33を連結軸34を介して回動自在に連結してリンク体31を形成し、複数個のリンク体31を順に連結して環状に形成したものである。
ここで、各リンク体31を構成する内方リンクフレーム32及び外方リンクフレーム33は、前後に対向する一対のリンクプレート321,331と、これらの対向する一対のリンクプレート321,331の一端部間に架設された連結プレート322,332とからコ字状に形成されている。そして、内方リンクフレーム32における一対のリンクプレート321,321の各他端部に、外方リンクフレーム33における一対のリンクプレート331,331の各他端部をそれぞれ重ね合わせ、それらを連結軸34を介して回転自在に連結することにより、リンク体31が形成される。
また、隣接するリンク体31,31は、内方リンクフレーム32,32の連結プレート322,322及び外方リンクフレーム33,33の連結プレート332,332を適宜突き合わせ、ボルトナットを介して着脱自在に連結される。
ただし、成形フレーム3を直線状に形成できるように、特定の隣接する一対のリンク体31,31間が着脱できるならば、残りの連結プレート322,332については、溶接等によって着脱不能に固定しても構わない。
また、内方リンクフレーム32の一対のリンクプレート321,321の各他端部には、回動規制片36が設けられ、また、外方リンクフレーム33の一対のリンクプレート331,331の各他端部には、前述した回動規制片36に対応する切欠部37が連結軸34の回転中心を中心とする設定半径上の一定範囲にわたって形成されている。これにより、内方リンクフレーム32に対する外方リンクフレーム33の回動が、内方リンクフレーム32の回動規制片36と外方リンクフレーム33の切欠部37とが当接するまでの設定角度範囲に規制される。すなわち、リンク体31の内方リンクフレーム32及び外方リンクフレーム33が内方あるいは外方に必要以上に屈曲することを防止できる。
案内ローラ4は、各リンク体31の連結軸34にそれぞれ回転自在に設けられている。ここで、案内ローラ4は、合成樹脂又は金属よりなり、軸受35を介して連結軸34回りに回転自在に支持され、帯状部材100の平坦な表面、すなわち、更生管Sの内周面に接触して回転する。
なお、製管機2の回転方向に対して接合機構5の前方に位置する案内ローラ4については、帯状部材100の供給に際して干渉しないように、帯状部材100の幅だけ短小な長さに形成されて更生管Sの付加形成方向とは反対方向に偏位されている(図5参照)。また、接合機構5が取り付けられるリンク体31には、案内ローラ4に代えて後述する内面ローラ52が設けられている。
接合機構5は、図6に示すように、内面ローラ52及び外面ローラ53が組になったピンチローラ51と、成形フレーム3におけるリンク体31の外方リンクフレーム33に固定された歯車箱54と、歯車箱54の歯車541,542,543を介してピンチローラ51を回転させる油圧モータ55と、外面ローラ53の外径よりも若干大きな外径を有し、外面ローラ53の回転軸に回転自在に支持された送りローラ56とからなり、内面ローラ52の回転軸及び外面ローラ53の回転軸は、油圧モータ55の出力軸とともにそれぞれ歯車箱54に回転自在に支持されている。そして、油圧モータ55を回転駆動することにより、その出力軸、内面ローラ52の回転軸及び外面ローラ53の回転軸にそれぞれ固定されて互いに噛み合う歯車541,542,543を介して内面ローラ52及び外面ローラ53を互いに逆方向に回転させる。この際、内面ローラ52及び外面ローラ53の間に帯状部材100を挟み込んで送り出すように、油圧モータ55の回転方向が設定されている。また、送りローラ56及び内面ローラ52の回転軸には、チェーンスプロケットが巻回されており、油圧モータ55の回転駆動によって送りローラ56は、その外周面が既設管Kの内周面に接触して内面ローラ52の回転方向と同方向に回転し、その反作用によって既設管のKの内周面を転動する。
ここで、内面ローラ52は、帯状部材100の幅寸法のほぼ2倍程度の長さを有して鋼等によって円筒状に形成され、先行する螺旋状の帯状部材100(更生管Sの最下流側の帯状部材100)と、後続する螺旋状の帯状部材100とが接合されて互いに隣接する帯状部材100,100による更生管Sの平滑な内周面に外周面が接触して回転するように外径が設定されている。
また、外面ローラ53は、先行する螺旋状の帯状部材100と、後続する螺旋状の帯状部材100とが接合されて互いに隣接する帯状部材100,100による更生管Sにおいて、帯状部材100の各補強リブ102の先端を支持する複数個の小径ローラ531を有するとともに、各帯状部材100の補強リブ102,102間に配置されるように、帯状部材100の隣接する補強リブ102,102間に挿入可能な幅の複数個の大径ローラ532を有し、小径ローラ531の外周面には、ローレット加工が施されている。これにより、外面ローラ53の小径ローラ531は、接合された隣接する帯状部材100,100の各補強リブ102に対して滑ることなく回転する。すなわち、外面ローラ53は、互いに接合された隣接する帯状部材100,100による更生管Sの外周面となる側の帯状部材100の裏面に接して回転する。
さらに、油圧モータ55は、発電機、電動モータ及び油圧ポンプからなる油圧パワーユニットPから圧油ホースを介して供給される圧油によって駆動される(図10参照)。この場合、油圧パワーユニットPから延びる圧油ホースは、回転継手を介して油圧モータ55に接続されており、製管機2の周回移動(公転)に影響なく圧油を供給することができる。
規制フレーム6は、断面略H字状の鋼材によって既設管Kの断面形状に対応する矩形形状に形成され、その外周側空間がガイド溝61に形成されている。一方、規制フレーム6のガイド溝61には、案内部材7のローラ73が転動可能に収容されている。すなわち、案内部材7は、一端に軸72を連結したステー71及び軸72の左右各端部に回転自在に支持されたローラ73からなり(図7参照)、ステー71の他端が、成形フレーム3の内方リンクフレーム32の連結プレート322及び外方リンクフレーム33の連結プレート332に連結されている。これにより、成形フレーム3は、規制フレーム6に沿って略矩形に規制されるとともに、接合機構5が駆動すると、規制フレーム6に沿って周回移動する。この際、案内部材7のローラ73がガイド溝61内を転動する。
なお、規制フレーム6の外周縁には、内方に向かう規制片611が設けられており、案内部材7のローラ73がガイド溝61から脱落するのを防止している。また、規制フレーム6は分割構造であり、適宜分割されて既設管K内に搬入され、組み立てられる。
台車10は、一端部にカウンタウエイトW(図10参照)のトレイ12を設けたメインビーム11に調整材13を介してクロスビーム14が連結され、クロスビーム14に車輪15を回転自在に支持して構成され、既設管K内を車輪15が転動することで移動することができる。そして、台車10には、製管機2を支持する支持部材16が設けられるとともに、支持部材16を介して支持された製管機2の傾きを調整する調整機構17が設けられている。
支持部材16は、メインビーム11の他端部に立設され、その上端部に球面軸受18、具体的には、ボールジョイントが連結されて構成されている。この支持部材16の球面軸受18が規制フレーム6の頂部から垂設された連結部62に前後方向に延びるボルト及びナットを介して連結されている(図8参照)。これにより、規制フレーム6、すなわち、製管機2は、支持部材16の球面軸受18によって直交する3軸回りにそれぞれ回動自在に支持される。
この場合、支持部材16は、予め既設管Kの軸心高さに製管機2の軸心高さが一致するように高さが設定されている。
調整機構17は、クロスビーム14に固定されたナット部材171及びナット部材171にねじ結合された連結ロッド172からなり、連結ロッド172の先端部に球面軸受18、具体的には、ボールジョイントが連結されている。この連結ロッド172の球面軸受18が、規制フレーム6の左右各側部に設けた取付プレート63の連結片631に左右方向に延びるボルト及びナットを介して連結されている(図9参照)。これにより、ナット部材171に対して連結ロッド172を回転させて進退させることにより、台車10に対して規制フレーム6、すなわち、製管機2を支持部材16の球面軸受18を介して左右方向に延びる水平軸回り及び垂直軸回りに回動させ、傾斜させることができる。
例えば、左右の連結ロッド172をナット部材171に対して同量だけ進出させると、規制フレーム6をその連結部62に連結された球面軸受18を介して左右方向に延びる水平軸回りに回動させ、側方より見て規制フレーム6を頂部よりも底部が突出する状態に傾斜させることができ、また、左右の連結ロッド172をナット部材171に対して同量だけ後退させると、規制フレーム6をその連結部62に連結された球面軸受18を介して左右方向に延びる水平軸回りに回動させ、側方より見て規制フレーム6を底部よりも頂部が突出する状態に傾斜させることができる。この際、連結ロッド172の進退に伴う取付プレート63の連結片631との角度変化は、球面軸受18によって吸収される。
また、左右一方、例えば、製管方向に向かって右方の連結ロッド172をナット部材171に対して設定長さ進出させるとともに、左方の連結ロッド172をナット部材171に対して同量だけ後退させると、規制フレーム6をその連結部62に連結された球面軸受18を介して垂直軸に関して時計回り方向に回動させ、上方より見て規制フレーム6を右方よりも左方が製管方向に突出するように傾斜させることができる。逆に、左方の連結ロッド172をナット部材171に対して設定長さ進出させるとともに、右方の連結ロッド172をナット部材171に対して同量だけ後退させると、規制フレーム6をその連結部62に連結された球面軸受18を介して垂直軸に関して反時計回り方向に回動させ、上方より見て規制フレーム6を左方よりも右方が製管方向に突出するように傾斜させることができる。この際、連結ロッド172の進退に伴う取付プレート63の連結片631との角度変化は、球面軸受18によって吸収される。
なお、メインビーム11のトレイ12には、車輪15を中心として、メインビーム11に作用する製管機2による回転モーメントを打ち消すような回転モーメントを発生させる重量のカウンタウエイトWが搭載される。この場合、製管装置1の重心上に車輪15の回転軸が位置するように設定される。
また、詳細には図示しないが、移動時の安定性を確保するため、トレイ12に車輪を回転自在に設け、前後の車輪によって支持することもできる。
さらに、メインビーム11及びクロスビーム14は、I形鋼から形成され、メインビーム11には、その長さ方向に設定間隔をおいて、フランジ及びウエブによって形成される左右の空間に上下のフランジにわたって複数枚の補強材11aが連結されている。
次に、このように構成された製管装置1を用いて既設管Kを更生する更生管Sの製管施工手順について説明する。
まず、既設管Kには所定スパンごとにマンホールM、Mが設けられており、この例では、施工対象領域(更生領域)の上流側のマンホールを発進側マンホールM1、下流側のマンホールを到達側マンホールM2とし、これらのマンホールM1,M2を利用して既設管K内に更生管Sを製管する。更生管Sの製管は既設管Kの発進側マンホールM1から到達側マンホールM2に向けて行う。
施工前の準備として、更生管Sの製管には、帯状部材100を巻き重ねたドラムD(回転台付き)、製管装置1、油圧パワーユニットPを用意し、図10に示すように、ドラムDを発進側マンホールM1側の地上に設置する一方、油圧パワーユニットPを到達側マンホールM2側の地上に設置する。また、製管装置1の製管機2は、案内ローラ4及び案内部材7を設けた成形フレーム3、接合機構5、規制フレーム6に分解し、進側マンホールM1を通して更生対象となる既設管K内の上流側端部に搬入しておく。同様に、台車10も、メインビーム11、クロスビーム14、車輪15に分解して搬入する。
なお、成形フレーム3については、隣接する一対のリンク体31,31の連結部の連結を外し、複数個のリンク体31を1本の列にして搬入した後、既設管Kの内周面の周長よりも若干短小な更生管Sの周長に対応して、成形フレーム3の周長(リンク体31の数)を調整する。また、規制フレーム6についても、分解して搬入する。
このような準備作業が完了すれば、地上に配置したドラムDの内周側から帯状部材100を順に引き出して発進側マンホールM1を通して既設管K内に引き込み、詳細には図示しないが、成形フレーム3に対応する大きさのダミーの回りに帯状部材を複数回巻き回し、開始用更生管Saを製管する。すなわち、図示しないダミーの回りに帯状部材100を巻き回し、先行する螺旋状の帯状部材100の接合凹部105に、後続する螺旋状の帯状部材100の接合凸部103を内周側から嵌入するとともに、先行する螺旋状の帯状部材100の段落ち部104に、後続する螺旋状の帯状部材100の接合凸部103が設けられた基板101の側縁部を配置し、さらに、先行する螺旋状の帯状部材100の傾斜リブ106に、後続する螺旋状の帯状部材100の接合凸部103が設けられた側の補強リブ102を係止させて、隣接する螺旋状の帯状部材100,100を互いに接合し、開始用更生管Saを製管する。
次いで、製管された開始用更生管Saの最下流側の帯状部材100を接合機構5の内面ローラ52及び外面ローラ53で挟み込んだ後、開始用更生管Saの内方に成形フレーム3を配置し、隣接する一対のリンク体31,31の連結部を連結して環状に形成するとともに、成形フレーム3に接合機構5を連結する。さらに、環状の成形フレーム3の内方において、規制フレーム6を矩形に組み立てる。この際、成形フレーム3に連結された案内部材7のローラ73を、規制フレーム6のガイド溝61に収容する。
一方、クロスビーム14に車輪15を取り付けるとともに、クロスビーム14にメインビーム11を連結して台車10を組み立てた後、予め既設管Kの軸心高さに製管機2の軸心高さが一致するように高さが設定された支持部材16の球面軸受18を規制フレーム6の連結部62にボルトナットを介して連結する。また、台車10のトレイ12に製管機2の重量に対応して必要な重量のカウンタウエイトWを搭載する。さらに、台車10のクロスビーム14に設けたナット部材171に連結ロッド172をねじ結合した後、既設管Kの軸心と製管機2の軸心が一致するように、連結ロッド172の球面軸受18を規制フレーム6に固定した取付プレート63の連結片631にボルトナットを介して連結する。これにより、製管機2の軸心が既設管Kの軸心に一致するように支持するとともに、その状態に保持することができる。すなわち、既設管Kの内周面に対して製管機2は、その外周面(案内ローラ4の最外周を結ぶ曲面)がほぼ一定の間隙をおいた状態に保持される。
開始用更生管Saに製管機2を配設したならば、油圧パワーユニットPからの圧油ホースを回転継手を介して接合機構5の油圧モータ55に接続した後、接合機構5の油圧モータ55を回転駆動させ、ピンチローラ51を回転させる。これにより、内面ローラ52及び外面ローラ53が帯状部材100を挟み込んで回転し、その反作用によって開始用更生管Saに沿って周回移動する。この際、送りローラ56は、その外周面が既設管Kの内周面に接触して内面ローラ52の回転方向と同方向に回転し、その反作用によって既設管Kの内周面を転動する。すなわち、接合機構5が駆動するとき、接合機構5を備えた成形フレーム3は、案内部材7を介して規制フレーム6のガイド溝61に沿って既設管Kの軸心を中心として周回移動(公転)する。
この際、ピンチローラ51の回転によって開始用更生管Saに隣接するように送り込まれた帯状部材100は、その接合凸部103を開始用更生管Saの帯状部材100の接合凹部105に内周側から嵌入させるとともに、開始用更生管Saの帯状部材100の段落ち部104に後続の帯状部材100の後端側側縁部を配置し、さらに、開始用更生管Saの帯状部材100の傾斜リブ106に後続の帯状部材100の後端側の補強リブ102を係止させて隣接する螺旋状の帯状部材100,100を互いに接合し、開始用更生管Saに連続して更生管Sを製管する(図10参照)。
このように、接合機構5のピンチローラ51は、先行する螺旋状の帯状部材100(更生管S)に後続する螺旋状の帯状部材100を接合して更生管Sを製管しつつ既設管Kの内周面に沿って周回移動するとともに、送りローラ56が既設管Kの内周面を転動して周回移動することから、結局、製管装置1は、帯状部材100を更生管Sに製管するとともに、到達側マンホールM2に向けて既設管K内を移動する。
すなわち、接合機構5のピンチローラ51によって隣接する帯状部材100,100が互いに接合されて更生管Sに製管されるとともに、製管された更生管Sは回転することなく既設管Kに配置され、その更生管Sの到達側マンホールM2側に新たに螺旋状の帯状部材100が供給されて更生管Sが到達側マンホールM2に向けて付加形成され、それに伴って台車10を介して製管機2が到達側マンホールM2に向かって移動する。
この際、既設管Kに凹凸や補強鉄筋等の障害物があったとしても、製管機2は、既設管Kの内周面に対して一定間隙をおいて支持されていることから、障害物に干渉することはなく、更生管Sを円滑に製管することができる。
なお、更生管Sの製管に際しては、製管装置1の向きを図10とは逆に、台車10を更生管S内に収容した状態で製管することもできる(図11参照)。
ところで、製管装置1が既設管K内において更生管Sを製管しつつ移動する際、既設管Kが移動方向に向かって左右方向や上下方向に湾曲している場合、先行する台車10が湾曲部に達すると、台車10に対して調整機構17を介して既設管Kの軸心及び製管機2の軸心(更生管Sの軸心)が一致するように保持された製管機2は、湾曲部に達した台車10に合わせて湾曲部に対応する更生管Sを製管しようとする。すなわち、湾曲部に到達していない製管機2は、その軸心が既設管Kの軸心に対して傾斜することになる。
このため、調整機構17を介して、湾曲部に到達していない製管機2をその軸心が既設管の軸心に一致するように、傾きを調整する必要がある。例えば、更生管Sの製管方向に向かって既設管Kが右方に湾曲している場合、台車10に支持された製管機2は既設管Kの軸心に対して左方が右方よりも先行するように傾斜することから(図12実線状態参照)、更生管Sの製管方向に向かって左方の連結ロッド172をナット部材171に対して設定長さ進出させるともに、右方の連結ロッド172を同量だけ後退させ、上方より見て規制フレーム6をその連結部62に連結された球面軸受18を介して垂直軸に関して反時計回り方向に回動させ、規制フレーム6の軸心が既設管Kの軸心に一致するように製管機2の傾きを調整する(図12鎖線状態参照)。これにより、既設管Kの軸心に軸心を一致させて更生管Sを製管することができる。
同様に、更生管Sの製管方向に向かって既設管Kが左右方向や上下方向に湾曲している場合は、湾曲部に合わせて、一方の連結ロッド172を進出させるとともに、他方の連結ロッド172を後退させ、あるいは、両方の連結ロッド172を進出させるか、後退させることにより、既設管Kの軸心に製管機2の軸心を一致させることができる。
この結果、更生管Sの製管に際して、製管機2は台車10に支持されて移動することにより、製管機2や製管機2に巻き回される帯状部材100が既設管Kの内周面に衝突して損傷する等の事態を確実に防止することができる。特に、口径の大きな既設管Kに対応する更生管Sを製管するときに有用である。また、既設管Kに湾曲部が存在する場合においても、調整機構17を介して製管機2をその軸心が既設管Kの軸心に一致するように、垂直軸回りに回動させ、あるいは、左右方向に延びる水平軸回りに回動させて傾きを調整するすることができ、湾曲部における既設管Kの内周面と更生管S(帯状部材100)及び製管機2との衝突を回避しつつ更生管Sを製管することができる。
ただし、既設管Kの湾曲部に更生管Sを製管する場合は、図14に示す帯状部材100Aを採用する。すなわち、この帯状部材100Aは、その幅方向に伸張及び収縮し得るように、帯板状の基板101に山形に屈曲させた1個又は複数個の伸縮部107を形成したものであって、既設管Kの湾曲部に追従して伸縮部107を伸張、あるいは、収縮させることができる。これにより、既設管Kの湾曲部に合わせて帯状部材100Aを変形させて更生管Sを製管することができる。
なお、帯状部材100Aの伸縮部107を除く構成は、図13に示した帯状部材100と同一であり、同一の符号を付して詳細な説明を省略する。
既設管Kの施工対象領域の全長にわたって更生管Sの製管が終了すれば、更生管Sの管端部の帯状部材100を切断し、次いで、製管装置1を分解し、製管装置1及び油圧パワーユニットP等を撤去すればよい。
なお、前述した実施形態においては、矩形断面の既設管Kに対応して矩形状の規制フレーム6を備えた製管装置1を例示したが、馬蹄形断面の既設管に断面馬蹄形の更生管を製管する場合は、馬蹄形状の規制フレームを、円形断面の既設管に断面円形の更生管を製管する場合は、円形状の規制フレームをそれぞれ用いるなど、既設管の断面形状に対応する形状の規制フレームを採用すればよい。
また、前述した実施形態においては、成形フレーム3に1個の接合機構5を設けた場合を例示したが、口径が大きくなって必要とする動力が不足するときには、必要に応じて複数個の接合機構5を設ければよい。
さらに、接合機構5として、内面ローラ52及び外面ローラ53が組になったピンチローラ51を設け、隣接する螺旋状の帯状部材100,100を互いに接合して更生管Sを製管する場合を説明したが、ピンチローラ51に限定されない。例えば、帯状部材を駆動ユニットを介して強制的に送り出し、その反力によって送り出し方向とは逆方向に周回移動する製管機の最初の案内ローラと既設管の内周面との間において製管された更生管(帯状部材)と互いに接合させるようにしてもよい。
さらに、更生管Sを製管する帯状部材100としては、補強リブ102,102間にわたって鋼板等の金属製補強材を装着した補強材付き帯状部材100B(図15参照)であってもよく、また、このような帯状部材100に限定されるものではない。例えば、図16に示すように、帯状体110と、隣接する帯状体110,110を接合するコネクタ120とからなる帯状部材100Cであってもよい。
すなわち、帯状体110は、可撓性を有する合成樹脂を押出成形して形成され、帯板状の基板111の裏面に複数本の断面T字状の補強リブ112が先端を基板111と平行に位置して設けられている。そして、基板111の両側縁部には、それぞれ接合凹溝113が長手方向に沿って連続的に形成されている。
一方、コネクタ120は、隣接する帯状体110,110が突き合わされた両側縁部の接合凹部113,113に接合可能な一対の接合凸部121が長手方向に沿って連続的に形成されている。
これにより、互いに隣接する帯状体110,110の前端縁部と後端縁部が突き合わされた状態で、先行する帯状体110の後縁側接合凹部113及び後続する帯状体110の前縁側接合凹部113に跨がってコネクタ120を帯状体110の内周側から嵌め込んで接合することにより、互いに隣接する帯状体110,110をコネクタ120を介して接続することができる。
1 製管装置
2 製管機
3 成形フレーム
4 案内ローラ
5 接合機構
51 ピンチローラ
6 規制フレーム
61 ガイド溝
7 案内部材
10 台車
16 支持部材
17 調整機構
171 ナット部材
172 連結ロッド
18 球面軸受(ボールジョイント)
100,100A,100B,100C 帯状部材
S 更生管
K 既設管

Claims (5)

  1. 両側縁部に接合部が形成された帯状部材を既設管内に引き込み、螺旋状に巻き回して隣接する帯状部材の接合部同士を互いに接合して更生管を製管し、製管された更生管を残置するとともに、製管された更生管の前方に新たに帯状部材を供給して更生管を既設管の軸心方向に付加形成する更生管の製管機において、前記製管機が、製管される更生管の周長に対応する周長を有する成形フレームと、成形フレームにそれぞれ回転自在に支持された複数個の案内ローラと、成形フレームに設けられ、隣接する帯状部材の接合部同士を互いに接合する1個又は複数個の接合機構と、成形フレームの内方に配置され、既設管の断面形状に対応するガイド溝を有して成形フレームの周回移動を規制する規制フレームとからなり、また、前記製管機を支持する支持部材及び製管機の傾きを調整する調整機構を備えて既設管内を移動可能な台車を設け、台車に支持部材を介して支持された製管機の傾きを調整機構を介して調整することを特徴とする更生管の製管装置。
  2. 請求項1に記載の更生管の製管装置において、前記支持部材は上端部に球面軸受を備え、該球面軸受が規制フレームの頂部に連結され、また、調整機構は、台車の左右にそれぞれ設けられたナット部材及び各ナット部材にそれぞれ進退自在にねじ結合された連結ロッドからなり、各連結ロッドの先端部にそれぞれ球面軸受が設けられ、各球面軸受が規制フレームの左右各側部にそれぞれ連結されることを特徴とする更生管の製管装置。
  3. 請求項2に記載の更生管の製管装置において、前記支持部材の球面軸受及び調整機構の球面軸受がボールジョイントであることを特徴とする更生管の製管装置。
  4. 請求項1乃至3の何れか一つに記載の更生管の製管装置において、前記台車に製管機の重量に対応するカウンタウエイトを搭載することを特徴とする更生管の製管装置。
  5. 両側縁部に接合部が形成された帯状部材を既設管内に引き込み、螺旋状に巻き回して隣接する帯状部材の接合部同士を互いに接合して更生管を製管し、製管された更生管を残置するとともに、製管された更生管も前方に新たに帯状部材を供給して更生管を既設管の軸心方向に付加形成する更生管の製管方法において、更生管を製管する製管機をその軸心高さが既設管の軸心高さと一致するように支持するとともに、既設管の湾曲部等に対応して既設管の軸心と製管機の軸心が一致するように傾きを調整して更生管を製管することを特徴とする更生管の製管方法。
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CN106247010A (zh) * 2016-09-26 2016-12-21 天津倚通科技发展有限公司 一种非开挖可过弯管道更新方法
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